オーストリアの名所

 

こちらは最新から遡り100の「オーストリアの名所」が掲載されています。

 

過去の記事はこちらからどうぞ

 

カーレンベルクからとコベンツルからとの眺めの比較

ウィーンの街を高い所から見ようと思うと色々な可能性があります。

街中で一番手っ取り早いのはシュテファン大聖堂の塔に上ることでしょう。

ここは螺旋階段で上る南塔エレベーターで上る北塔から見る街の眺めもとても素晴らしいです。

プラター公園の大観覧車からの眺めも人気があります。

シェーンブルン宮殿のグロリエッテからも時間があればいいでしょう。

個人的には水族館(Haus des Meeres)からの眺めも大好きです。

時間があればウィーンの北の森に位置するカーレンベルクからの眺めも外せません。

このコーナーではカーレンベルクに関しては何回か話題にしていますが、ウィーンの森では観光の皆様が一番行き易い所で、公共交通機関でアクセスできます。

 

カーレンベルクに中心から公共交通機関で行くには、地下鉄4号線の終点ハイリゲンシュタットまで行き、そこから38Aのバスに乗って行くのが一番早いでしょうか。

路面電車のD,37,38でも行けますがホイリゲで有名なGrinzingからカーレンベルクまでは38Aしか通っていないので、カーレンベルクに行くには結果的に38Aに乗ることになります。

地元では車で行く人も多く、そこからハイキング、散策などして自然を楽しみます。

仕事以外では私も車で行くことが多いです。

うちの場合はベートーヴェンの散歩道界隈に車を置いて、バスでカーレンベルクまで上り、そこから歩いて降りて来るというパターンが多いです。

このカーレンベルクの38Aのバスで上る場合、必ずCobenzl (コベンツル)に寄ってそこからちょっと引き返してカーレンベルクに向かいます。

地元ウィーンではカーレンベルクよりもCobenzlの方がいい・・・という人がとても多いです。

眺めもカーレンベルクとはちょっと違っていて、ぶどう畑からのウィーンの眺めが印象的です。

今日は両方からの眺めをちょっと比較してみましょう。

 

 

こちらはお馴染みカーレンベルクからの眺めです。

標高484mあるこの場所からはウィーンの街だけでなく、ウィーンの森がどのようにウィーンの街を囲んでいるかわかります。

ここからだと街を貫いて流れているドナウ河もハッキリわかります。

 

 

こちらはCobenzlからの眺めです。

高さはカーレンベルクよりも低いですが、ぶどう畑からウィーンの街が大きく見えるのが特徴です。

地元ではAm Cobenzl(アム・コベンツル)と呼ばれることが多いこの場所ですが、正式にはReisenberg(ライぜンベルク)という名前があります。

標高382mのこのReisenbergは標高492mのLatisbergの前の部分にあたります。

 

地元ではカーレンベルクよりもこちらの眺めの方がいいという人が多いですね。

時間があれば両方共訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

市庁舎のフィルムフェスティバル(2018年)

休暇シーズンのウィーンはいつもとちょっと空気が違います。

多くの地元の人は色々な所にバカンスに出かけますので、この時期のウィーンは地元の人が一番少なくなる時でしょう。

しかし、ヨーロッパや世界、もちろん日本からも多くの観光客の皆さんがウィーンを訪れています。

街中を観光していると、色々な国の人が見られますね。

国立オペラ座や楽友協会の演奏会は休暇シーズンですからお休みになり、また9月から新年度が始まります。

 

さて、いわゆる音楽の都ウィーンも休暇シーズンとなるわけですが、そんな時期でも歴代の名演奏を無料で楽しめる市庁舎のフィルムフェスティバルもお勧めです。

 

この市庁舎のフィルムフェスティバルは、1991年から始まって、今年で28回目を迎え、この時期にはなくてはならない存在となっています。

市庁舎広場には26の屋台が並んでいて、このフィルムフェスティバル期間の11:00~24:00まで営業しています。

上演中はもちろんのこと、昼食でも、夕食でも、また仕事終わりに軽く一杯・・・なんて感じで気軽に立ち寄れる空間です。

実際に私は、昨日、この市庁舎のRathaukellerで午前中の仕事が終わって、次の仕事まで30分の時間しかありませんでした。

昼食抜きでの午後の仕事はとてもきついので、この市庁舎前の広場にある屋台で急いで昼食を食べました。

何を食べたと思いますか?・・・・インドカレーを食べました。

 

ゴシック様式が美しい市庁舎の前には300m²の大スクリーンが設置され、6月30日~9月2日まで、日没から色々な名演奏を楽しむことができます。

毎日違ったプログラムでしかも無料ですから信じられません。

初日6月30日は2017年のウィーンフィルニューイヤーコンサートの指揮をしたGustavo Dudamel(グスターヴォ・ドゥダメル)さんのラ・ボエーム、翌日7月1日はバーンスタインのベートーヴェン第9交響曲、7月6日はモダンダンスPLAY、

7月22日は今年のニューイヤーコンサート、分野もクラッシックだけでなくオペラ、ポップ、ジャズと幅広く、と魅力的な内容が目白押しです。

 


 

大スクリーンの前にはアリーナも設置されていて、客席総数は5.200です。

オープンエアですから、コンサートホールの収容人数の倍以上です。

後ろに向かって一列ずつ高くなる段構造となっているので、どこからでも快適に見ることができます。

右上の写真は市庁舎を背にしての光景で、多くの屋台が並び、中央部分にはたくさんの席が設けられています。

奥に見えるのはブルク劇場です。

ウィーンらしくて、開放的でいいですね~。

リンク道路に面した広場の入口には毎日の内容が詳細に架かれた小冊子が無料で置かれていますので、忘れずにお取り下さい。

 

この時期ウィーンに滞在されている方は覗いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

5D映画が体験できるウィーンのマジックヒストリーツアー "TiME TRAVEL"

ウィーンはかつての帝国の都・・・ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家の居城があり、そのハプスブルグ家の下に歴代神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号があったので、皇帝の居城として栄えてきました。

他のヨーロッパの街とは根本的に歴史的立場が違っているウィーンの街です。

宮廷のおおもとがこのウィーンにあったことから、ここには様々なものが集まり、色々な分野がそれぞれ洗練され、リンクしていくことになります。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮した街です。

 

ウィーンにはそういう意味では色々な分野で、様々な博物館が存在します。

シェーンブルン宮殿や王宮といった宮殿見学、美術史博物館ベルヴェデーレ宮殿オーストリアギャラリー、シュテファン大聖堂やリンク道路沿いの荘厳な建造物、モーツァルトやベートーヴェンなどの音楽関係などは外せませんね。

 

そのような一般的な博物館とはちょっと違う、ある意味ではウィーンらしくない、しかしとても面白いお勧めしたい"TiME TRAVEL" を今日は紹介します。

 

"TiME TRAVEL"は、ウィーンの中心部のHabusburgergasse 10A 番地にあり、2012年夏にオープンしました。

ここはグラーベンからちょっと入った目立つことのない通りで、王宮へと続いています。

この通りはグラーベンを横切っていて、市バス、緊急自動車、タクシーが走ります。

以前ここの通りのクリスマスイルミネーションも話題にしたことがありました。

ただでさえ目立たないこの通りに、右の写真に見られるようなこのTiME TRAVELの目立たない入口があります。

 

TiME TRAVEL...時間旅行・・・はタイムマシンに乗って、ウィーンの様々な時代を訪れる博物館で、Magic Vienna History Tourというサブタイトルがついています。

体験的博物館は何と言っても5D映画を楽しめます。

マリア・テレジア女帝、フランツ・ヨーゼフ1世、エリザベート皇后といったハプスブルグ家のメンバーが語り、モーツァルトやヨハン・シュトラウスが話をしたり、第2次大戦時の状況、現在に戻って来るという50分のアトラクションツアーです。

 

入口は狭いですが、このアトラクションは地下に作られていて、1.300m²もあります。

入場チケットを買うと、そのまま階段で地下に降りて行きます。

左の写真のようにウィーンの歴史的資料がそこらじゅうに展示されています。

この空間をさらに奥に進むと、このTiME TRAVELの本当の入口に着きます。

ここは20分ごとに出るガイドツアーに参加することになりますが、案内はドイツ語ですが、ドイツ語がわからなくても心配はいりません。

ここでは10ヶ国語のヘッドフォン付きオーディオガイドが提供されていますので、日本語を借りて下さい。

オーディオガイドは博物館によくある、その場所に来て自分で番号を押して案内を聞くタイプのものとは違い、ドイツ語のガイドの説明と完全にシンクロして自動的に日本語が流れます。

音量調節以外は何もすることがありません。

案内はドイツ語で行われますが、様々な国の方が同時にそれぞれの言葉で楽しめるようになっているわけです。

 

ガイドツアーが始まるまでは、この場所で待機して下さい。

ロッカーもあり、トイレもあり、飲み物も買えます。

いよいよTiME TRAVELに出発です。

チケットをスキャンして、中に入ります。

残念ながらここからは写真禁止となっているので、文章で御紹介します。

 

雰囲気がある薄暗い空間でガイドさんが皆さんに挨拶をして、さらに地下に降りて行きます。

東京ディズニーランドのホーンテッドマンションみたいな感じです。

ここの地下はミヒャエル教会グラーベンの間にある、煉瓦造りの歴史ある17世紀来からの空間で、ここで絵の中にいるマリア・テレジアやシシィ、修道士、フロイトが話をしてくれます。

 

その後に話題性がある5Dシネマ空間に入ります。

ここでは一挙に地球が始まり恐竜時代に遡り、ローマ時代、シュテファン大聖堂の建築風景、オスマントルコのウィーン包囲、ペスト蔓延などウィーンの歴史の有名な部分が5Dで楽しめます。

タイムマシンで空を飛んでいるように演出されています。

いや~、これは迫力があって、個人的に本当に面白いです。

5Dとは3D映像に風+振動を加えたもので(たぶん)、リアル感が倍増します。

 

その後はハプスブルグ家の空間で、マリア・テレジア女帝やフランツ・ヨーゼフ1世、エリザベート皇后、マキシミリアン1世が面白く話をしてくれます。

全部日本語でシンクロされますから言葉は心配いりません。

私はドイツ語の案内を聞いて、別の時にはオーディオガイドの内容も聞いてみましたが、ニュアンスが伝わるようにうまく訳されています。

 

その後はペストの空間で、伝染病のペストが蔓延したこと、遺体の演出があり、愛しのアウグスティンが登場します。

この辺もウィーンらしいですね。

 

その後ヨハン・シュトラウス2世とモーツァルトが面白おかしく会話をしてくれます。

 

次の大きな空間では遊園地のコーヒーカップのようにゆっくり回転する席に座って、美しき青きドナウが音と映像で楽しめます。

 

その後は第2次世界大戦のウィーンの占領時代がテーマとなり、防空壕が演出されていて、その中で当時のオーストリアのKurt Schuschnigg首相のドイツとの併合による悲痛な演説、ヒトラーの演説、地上で爆弾が降り注ぐ感じが演出され、オーストリアがベルヴェデーレ宮殿で国家条約を結んだ時のLeopold Figl外相の映像が見られます。

 

最後はFiaker(フィアカー・・・馬車)に乗って、ウィーンの街を空から眺めます。

ここでは馬車に乗っている家族3人がウィーンのどこを見ましょうか・・・と両親が話している時に、子供が持っているスノードームから私達が抜け出して、馬車で駆け巡る演出となっています。

 


TiME TRAVELのガイドツアーは50分です。

毎日10:00~20:00で、毎時00,20,40の20分ごと、最終ツアーは19:00です。

入場料は大人19.50ユーロ、子供(5歳~14歳)15.50ユーロ、学生、シニア(55歳以上)17.50ユーロとちょっと高いですが、個人的には訪れる価値大で、大人から子供まで楽しめます。

 

TiME TRAVELのホームページ(日本語あり)

https://www.timetravel-vienna.at/

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Donaupark(ドナウ公園)

いゃ~、昨日の日本対ベルギー戦・・・本当に残念でした。

最初2-0で日本が有利で、これはいけるんじゃないか・・・という希望がありました。

その後、ベルギーのラッキーなヘディングシュートから始まって、その後1点を取られ同点に追いつかれ、そしてロストタイムのまさかのダメ押しの1点・・・3-2・・・全てが終わった瞬間でした。

昨日うちは夕食を食べながらLIVE中継にかじりついていました。

個人的には最初から本田選手に出場して欲しかったですね。

彼が後半で入って来て、その後のフリーキックは得点につながりませんでしたが、彼の長所が出る素晴らしいキックでした。

個人的に、本田選手のフリーキックの正確さはヨーロッパでも引けを取らないと思います。

 

 

さて、ウィーンの街を歩くと緑がとても多いことに気づきます。

中心のリンク道路沿いだけでも6つも公園があり、リンク道路にも多くの並木が見られます。

ウィーンの街は"森の都"とも形容され、ヨーロッパの街の中で、街の広さに対して緑の比率が最も高いと言われています。

その緑豊かなウィーンの街を取り囲むかのようにもっと大きな緑であるウィーンの森が広がっているわけです。

ちなみにウィーンの森はヨーロッパアルプスの東側の一番端になります。

 

さて、今日はウィーンの街にあり観光ではあまり有名ではありませんが、地元ではよく知られている大きな公園について書きたいと思います。

 


 

ウィーンを知っている方であればすぐにここがどこだかわかると思います。

左上の写真にはDonauturm(ドナウタワー)が見えていますね。

ここはDonaupark(ドナウ公園)です。

このDonauparkは1964年4月16日にウィーンで開催された国際園芸博覧会の折に252mのDonauturmと共にオープンしています。

ここはウィーン22区の一角で、右の写真に見られるように国連都市のすぐそばです。

公共交通機関ではAlte Donauという地下鉄1号線(U1)から歩くのが一般的です。

広さは604.000 m²もあります。

 

もともとこの場所は1871年~1945年までは軍関係のKagran射撃練習場でした。

この豊かな緑からは想像できませんが、ナチス時代には多くの処刑が行われた場所でもあります。

その後1960年まではゴミ収集場所として使用されますが、中心から直線距離で4kmしか離れてなく、この近くの交通量が多くなることによってこの場所をNaherholungsgebiet(ナーエアホールングスゲビート)にしようとウィーン市が決めました。

Naherholungsgebietとは建物がほとんど、もしくは全く建てられていない、中心からちょっと離れた市民の憩いの場という意味です。

 

 


 

このDonauparkを実際に歩いてみると、見通しがいい並木道が多く、視界が開けている所もたくさんあり、子供達が喜ぶ大きな遊び場も作られていて、テニスコート、卓球台などもあります。

ここでは地元の多くの人がくつろいでいます。

また、右の写真に見られるようにLiliputbahn(リリプットバーン)という地元で有名なミニトレインが走っています。

このLiliputbahnはこのドナウ公園内を大きく循環していて、1周3.4km、線路幅381mm、3つの停留所があり、子供達にとても人気があります。

 

観光として知られているのはDonauparkよりもここに立つDonauturm(ドナウタワー)でしょうか。

ここは展望回転レストランと展望台があり、ウィーンの街を遠くまで眺めることができます。

日本の団体ツアーでもここで食事をしたり夜景を見たりというツアーがよくありますので、ドナウ公園は思いっきり地元の空気ですが、Donauturmは観光バスが多く入って来ます。

 

時間があれば是非このDonauparkに足を延ばしてみませんか?

中心界隈にある公園とは全く雰囲気が違います。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シェーンブルン宮殿 グロリエッテのテラスに上ろう

ウィーンに来てシェーンブルン宮殿を見ない人は何回も来ている人以外ではまずいないでしょう。

一般団体ツアーでは必ずと言っていいほどシェーンブルン宮殿の観光が入っています。

シェーンブルン宮殿は全ての部屋を見るグランドツアー、前半を見るインペリアルツアー、そして後半の部屋を見るハイライトツアーがあります。

ハイライトツアーは一般販売されていませんので、私のような国家ガイドと見学するか、地元のシェーンブルン宮殿と契約している旅行会社経由のツアーで見学することになります。

年間を通して仕事をしていると、圧倒的にハイライトツアーの方が多いですね。

シェーンブルン宮殿は宮殿内部はもちろんですが、庭園だって素敵です。

地元の人の多くは庭園を訪れます。

シェーンブルン宮殿の庭園は広大で、美しい泉ローマの廃墟日本庭園世界最古の動物園など多くの見所があり、散策、ジョギング、ノルディックウォーキングなどをしている地元の人に出会います。

さて、シェーンブルン宮殿の庭園言えばグロリエッテがシンボル的存在です。

グロリエッテは宮殿からも見える丘の上の建てられた堂々とした建造物です。

下から見るとあそこへ行ってみたいな~・・・と誰もが思うでしょう。

 

 

グロリエッテは、庭園内最後のものとして、ホーエンベルクによって当初は栄誉神殿と素晴らしい眺めを念頭にプランしたようで、完成は1775年です。

 

いくつかの不条理な戦争に勝利したことにも捧げられています。

グロリエッテの中央上の部分には、単頭の鷲が置かれています。

ラテン語で、「皇帝ヨーゼフ2世とマリアテレジアの治世の下で」という意味が記されています。

 

全体の長さ135.3m、高さ25.95m,幅14.6mです。

下から見てる以上に大きいものです。

このグロリエッテ自体にも有料ですが上ることができます。

 


 

グロリエッテに上るにはグロリエッテを正面から見て左側から入ると、右側に小さなショップになっている窓口があり、そこに係がいます。

窓口と反対側には入口があり、チケットをスキャンさせて中に入ります。

全部で96段の階段を上ると素晴らしい眺めに出会えます。

上の2枚の写真はグロリエッテからの眺めです。

グロリエッテの前にある池がずいぶん下の方に見えて、周りの木もちょっと低く見えますね。

 

グロリエッテのテラスは右の写真に見られるようになっていて、テラス全体を行き来でき、ベンチなども置かれています。

真ん中の部分がもちろん高くなっているわけでそこからの眺めが一番印象的です。

右の写真のアングルは高い所から西側を見ています。

宮殿に向かっての眺めは視界が開けているので、ここに上らなくても見られますが、左右の眺めは下からは絶対に見ることができません。

ここではしばらくのんびりしたくなりますね。

 

 

グロリエッテのテラスの一番高い所から宮殿を眺めるとずいぶん遠くに宮殿があるように見えます。

この高さからだと池の後ろからでも宮殿の庭園がしっかり見られます。

グロリエッテのテラスは2018年は11月4日までで、冬期は上ることができません。

大人3.80ユーロですが、ここには是非上りたいです。

 

御興味がある方は以下を参照して下さい。

https://www.schoenbrunn.at/unsere-tickets-touren/alle-tickets-touren/#gloriette

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シュテファン大聖堂の北塔エレベーターに乗ろう

昨日からかなり涼しくなり、街中では上着を着ている人が多いです。

10℃~15℃ぐらい気温が下がりました。

 

さて、ウィーンの街を高い所から見るにはプラター公園大観覧車カーレンベルクなのがすぐに思い浮かびます。個人的にはHaus des Meeresからの眺めは素晴らしいと思います。

一番手っ取り早いのはシュテファン大聖堂の塔に上ることだと思います。

シュテファン大聖堂はウィーンの中心にありますので、移動にも時間がかかりません。

シュテファン大聖堂には大聖堂のシンボル的な南の塔とその反対側にある北の塔と両方上ることができます。

約137mある南の塔は螺旋階段で、未完成の北の塔はエレベーターで上ることができます。

どちらも眺めは素晴らしく、両方お勧めです。

巨大な屋根がせり立っているので、同じ眺めでは南塔と北塔では違っています。

体力を使わないことを考えればエレベーターの方が楽でしょうか。

団体ツアーではエレベーターで上ることがほとんどです。

 

北塔に上るエレベーターはシュテファン大聖堂の中に入り、一番左の側廊を奥に進んでいくと、左側に小さな空間があり、そこに係がいます。

このエレベーターは2016年に新しくなりました。

 

 


 

このエレベーターを降りると、目の前に巨大なモザイク的な屋根がせり立っています。

下から見るとのは全く違い、物凄い急角度であることがわかります。

この場所は北塔の周りをほぼ1周できるようになっていて、迫力ある屋根だけではなく、ウィーンの街並みを楽しむことができます。

60mの高さなのですが、ここに来るとそれ以上に感じます。

また、オーストリア最大の鐘"プンメリン"が見られるのもここです。

 


 

シュテファン大聖堂界隈の建物の中庭も上から見ることがき、普通に歩いていたら見当もつかない構造が見られます。

巨大な屋根に使われている屋根瓦は1枚がかなり細長く、1枚1枚丹念に取り付けられています。

1枚が2.5kgもあり、大聖堂の南側、北側と全部で23万枚も使われています。

しかもこの屋根の角度は80度です。

 

ウィーンの街並み、大聖堂の巨大な屋根、プンメリンと見所が多いこの場所は昼のミサの最中でも上ることができます。

ミサ中の大聖堂の内部見学はできませんが、エレベーターは動いています。

 

是非上って下さい!

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

世界一美しい図書館"PRUNKSAAL"に展示してある日本の書物とデジタル化

ウィーンの旧市街はローマ時代からの歴史があり、歩いているだけで楽しいです。

旧市街は迷うぐらいに歩くことをお勧めします。

ウィーンらしい石畳の路地などがひょっこり現れてきます。

旧市街の一角には巨大な王宮があり、歴代ハプスブルグ家の居城、そのハプスブルグ家の下に神聖ローマ帝国の皇帝や王様の称号があったので、皇帝の居城として様々な時代の増改築がされてきました。

その王宮のシシィ博物館や皇帝の部屋を見学する人は多いと思いますが、是非世界で最も美しい図書館と言われるPRUNKSAAL(プルンクザール)にも行って頂きたいと思います。

 

PRUNKSAAL(プルンクザール)は、ハプスブルグ家の様々な時代からの書物やグラフィックなどを一箇所にまとめておこうという発想から作られたもので、有名な建築家フィッシャー・フォン・エアラッハのプランにより、その息子のヨーゼフ・エマヌエルによって1723~1726年に作られ、皇帝図書館の素晴らしいバロック空間です。

基本は長方形で、その真ん中にバロック特有の楕円ドームが置かれ、素晴らしいフレスコ画が施されています。

ここに入った瞬間に息が止まります。

個人的にここは大好きな空間で、仕事でもよく行きます。

 

ここには国立図書館が所蔵している様々な書物やグラフィックなどが展示されています。

今年2018年はオーストリア国立図書館の650周年記念の年です。

 

さて、ここに日本の書物が一部展示されていることに気が付きましたか?

図書館に入ってすぐ右側の展示ケースに見られます。

 

 

 

これは1760年、日本で最初に刊行されたくじらの専門書で、梶取屋治右衛門(かじとりや じえもん)によるものです。

こちらでは大変に珍しいとされていて、数ページに渡ってくじらの絵が全部で14描いてあります。

この本はクジラについて通論した後に図説しています。

これは"鯨志" (げいし)です。

 

 

オーストリアの国立図書館は今年が650年周年記念、つまり1368年からということになります。

その3年前にはハプスブルグ家のルドルフ4世によってウィーン大学が設立されました。

そこから現在に至るまで、世界の色々な地域から様々な分野の書物が集められています。

国立図書館はその膨大な書物をデジタル化していて、無料で国立図書館のホームページ上で閲覧することができます。

以前ここの本棚から本を取り出している光景を紹介しました。

 

興味がある方は以下Österreichische Nationalbibliothek(オーストリア国立図書館)のサイトにあるABO (Austrian Books Online)を訪れてみて下さい。

https://www.onb.ac.at/digitale-bibliothek-kataloge/austrian-books-online-abo/

 

ここで検索に例えば"Japan"と入れてみて下さい。

膨大な量の書物を閲覧できます。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シェーンブルン宮殿の「ネプチューンの泉」(Neptunbrunnen)

ウィーンは"バロックの都"ともよく形容され、ヨーロッパで重要なバロック建築が多くあります。

特にシェーンブルン宮殿とベルヴェデーレ宮殿はウィーンの2大バロックの宮殿として重要な観光スポットとなっています。

バロック宮殿には庭園がつきもので、庭園にはBrunnen(ブルンネン)と呼ばれる泉が多く作られています。

シェーンブルン宮殿の美しい泉ベルヴェデーレ宮殿のKaskadenbrunnenなどは以前もこのコーナーで話題にしています。

シェーンブルン宮殿の美しい泉に行く方はあまりいらっしゃらないと思いますが、逆にシェーンブルン宮殿のネプチューンの泉は誰もが目にするものではないでしょうか。

 


 

シェーンブルン宮殿のネプチューンの泉は宮殿裏側の庭園にあり、宮殿からだと正面奥に見える泉です。

左上の写真は庭園からネプチューンの泉を見ています。

右上の写真は逆にネプチューンの泉から宮殿を見ています。

 

このネプチューンの泉はマリア・テレジアのもと庭園を改造する際、1780年に作られました。

その4年前に先立って、宮廷建築家Johann Ferdinand Hetzendorf von Hohenbergのもとで水盤が発掘されたことから始まっています。

この泉はマリア・テレジアが亡くなる前に完成しています。

設計はほぼ前述したHohenbergであろうということになっていて、彫刻群はWilhelm Beyerによるものです。

 


 

池のような大きな泉の中央にネプチューン群像が配置されていて、大きく3段構造になっています。

中央に立ちはだかっているのが海の神ネプチューンで、彼はフォークのようなものを持っています。

そこから滝のような勢いで水が流れ出し、下に注がれていきます。

 

ネプチューンの左側にはニンフが、右側には海の女神テティスがいます。

ニンフは海の豊かさの象徴で、テティスはネプチューンに自分の息子アキレウスがトロイアに向かう海の道のりを容易にするように頼んでいます。

周りにはネプチューンを引っ張る4体のトリトンが馬と共に表されていて、海を渡って行きます。

彫刻群は南チロルSterzing産の白大理石です。

 

 

 

長さ101.6m、幅44.8m、高さ7.4mです。ネプチューンは16世紀~18世紀には非常に好まれたテーマとしてよく登場します。

是非近くに行って見て下さい。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

巨大な石がそこらじゅうにあるBlockheide(ブロックハイデ)

今年の春は日中25℃~30℃と暑い日が多く、雨も少なめでかなり乾燥しています。

春と書きましたが、実際は夏の陽気です。

強い日差しの中で毎日のように観光していると、すぐに日に焼けてしまい、私ももう4月後半には結構黒くなってしまいました。

観光では色々な所に行きますが、プライベートでも時間があればうちは色々な所に出かけます。

オーストリアはウィーンを始め、豊かな自然が広がっているので、手軽にアウトドアを楽しめます。

こちらは冬でも天気が良ければなるべく外に出よう・・・という意識がありますね。

 

さて、先日5月10日のキリスト昇天の祝日にうちのお気に入りのスポットであるBlockheide(ブロックハイデ)におにぎりを持って行って来ました。

 

BlockheideはNiederösterreichのWaldviertel(ヴァルトフィアテル)の一角にあるオーストリアの自然公園のひとつで、チェコとの国境に隣接するオーストリアのGmünd(グミュント)の目と鼻の先にあります。

ウィーンからは車で約140kmと結構離れていますが歴史的にも重要な場所で、新石器時代からの跡が確認されていて地元でも有名です。

ここは自然から形成された巨大な石がそこらじゅうに見られるという、他ではあまり見ることができない自然公園です。

 

 

上の写真はこのBlockheideの見取り図で、以下に示すように色分けされた4つの散策コースがあり、分かり易く記されていて、多くの案内板がコース上に設けられています。

 

GRANIT-TOUR (2,9 km)

MYTHOlogieTOUR (3,5 km)

LANDSCHAFTSkulTOUR (2,8 km)
MARIENKÄFERWEG (5,6 km)

 


 

この日は太陽の下にいれば半袖でちょうどいい陽気で、青空も広がるいい天気でしたが、散策を始めて比較的早く、雷雨があり、せっかくここまで来たのに・・・と思いながら持って来たおにぎりを雨宿りをしながら食べていたら、すぐに雨足は遠ざかり、再び青空が広がるいい天気に回復しました。

余談ですが、私は強烈な晴れ男で、ヴァッハウ渓谷でも降られたこともまずなく、グロースグロックナーも見えなかったことは一度もありません。

ガイドとして晴れ男であるのはいいですね.。(笑)

 


 

ここには2つの入口がありますが、どちらの入口からも巨大な石はすぐには見られません。

ルートでは草原地帯、池、森、そしてここが一番重要な自然から形成された巨大な石の塊をいくつも見ることができます。

一番短いコースでも3kmぐらいはあるので、それなりに歩きます。

 

自然公園の中には売店も兼ねたインフォセンターがあり、そこには2003年にトウヒとカラマツの木で作られた展望台があります。

 

この展望台は、高さ25.8m,140の階段があり、上からの眺めがまた印象的です。

この売店では飲み物などは買うことができますがしっかり食べられる物は売っていないのでお弁当を持って行くことをお勧めします。

うちはいつもここではおにぎりを食べる習慣なのですが、いちおうこの売店の反対側にはレストランがありますので、限られたメニューではありますが食事はできます。

 

 

 


 

このような巨大な石が自然に横たわっています。

左上の写真の石はTeifelsbettと呼ばれています。悪魔のベット!?ですね。

右上はChristophorussteinで、ここでは最も有名な場所のひとつです。

このように巨大な石が積み重なることが自然に形成されたのがおもしろいです。

 


 

左上はWackelsteinで、本当に揺れて落ちそうですね。

この石の下には太めの木が置かれていて、てこの原理を利用して、この石を落とすことを試みられるようになっていますが、不可能です。

右上はPilzsteinで、名前の通りキノコの石ですね。

 

このような巨大な石がまるで意図的に重ねたかのように残されています。

石は花崗岩が主流です。

 


 

このような草原にも出会えます。

ここは長く歩いていても全く退屈しません。

自然で生育している多くの植物にも出会えます。

 

 


この辺りは"Bömische Masse"(ベーミッシェ・マッセ)と呼ばれ、現在ではオーストリアの国境界隈からチェコを含む地域です。

古生代(約5億4200万 - 約2億5100万年)に形成された山脈の残りとなっています。

つまり、この巨大な石はそれだけの年月が経っているということになります。

うちは年に数回はここに来ますが、それだけここは訪れる価値があっておもしろいです。

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

UNO CITY (国際連合)を見学しよう

オーストリアは永世中立国であり、民主主義の共和国です。

第2次世界大戦後、アメリカ、イギリス、フランス、旧ソ連の4ヵ国の共同統治を受け、その時に旧ソ連勢力が優勢だったので旧東ヨーロッパ同様、共産圏の中に入る可能性が大でしたが、有能な政治家がいたおかげで、共産党を極力排除し、民主主義の内閣を構築し、1955年5月15日 ベルヴェデーレ宮殿で国家条約を結ぶことができ、西側に留まることができたという大変に大きなドラマがありました。

このような背景から、オーストリアは1955年の暮れ(12月14日)には国連に加盟し、1957年には国際原子力機関をウィーンに呼んでいて、1967年には国際連合工業開発機構(UNIDO)がウィーンに本部が置かれました。

オーストリアは永世中立国でもスイス型とは違い、EUにも加盟していますし、通貨もユーロが当初から導入され、8か国に囲まれていての永世中立国ですので柔軟性を持っています。

そんな永世中立国オーストリアの首都ウィーンに国連を置こう・・・というのはごく自然な考え方だったと言えます。

オーストリア政府は1979年に国連都市を建設しました。

ウィーンはニューヨーク、ジュネーブに次いで3番目の国連都市となったわけです。

国連都市はドイツ語でInternationales Zentrum Wien、Vereinte Nationen、

英語でVienna International Centre、 英語の旧称United Nations Organization、

国際連合ウィーン事務局としてUnited Nations Office at Vienna・・・そこから"UNO CITY"と言われることが多いです。

ウィーンではドナウ河を渡った22区の一角にUNO CITYがあります。

 


 

UNO CITYは個人的に見学することはできませんので、定期的に提供されているガイドツアー、もしくはグループ単位の場合事前予約をする必要があります。

個人的に行かれる場合はほぼ毎日行われているガイドツアーが手軽でいいと思います。

 

地下鉄1号線Vienna International Centre(UNO CITY)で降りれば目の前に国連が立っています。

ここに入るには身分証明が必要ですが、入口は職員用とガイドツアー用に分かれていますので、右側のガイドツアー用の入口から入ると、すぐに空港でお馴染みのセキュリティーチェックがあります。

それを抜けると係がいる待合空間があり、ガイドツアー窓口で料金を払い、IDカードを受け取ってそのままパスポート審査に似たような窓口で、身分証明を出し、登録してもらいます。

このIDカードは見学中、常に掲げていなければいけません。

その後、IDカードをスキャンさせて国連都市領域に入ります。

上の写真は外側からは見えない、中庭部分で、アルファベット順に加盟国の国旗が立てられています。

現在は193ヵ国が加盟しています。

この印象的な建物はオーストリアの建築家Johann Staberによって1973–1979に建てられました。

高さ127m、28階立て、230.000m²、建物は6基あり、それぞれ2基ずつ結ばれていて、3つの部分が三角形状に真ん中で結ばれていて、約5.000人が働いています。

文字通り国連都市で、この領域はオーストリアの法律ではなく、国際法が適用されていて、言ってみればここはオーストリアではないわけです。

国連はここを99年間オーストリア政府から借りていて、年間家賃として7セント払っています。

これは形式的です。(笑)

ちなみにこの国連都市の所有はオーストリア政府65%、ウィーン市35%となっています。

 


 

国際連合は第2次世界大戦を防ぐことができなかった国際連盟の反省をベースとして、アメリカ、旧ソ連、イギリス、中国などの連合国が中心となって1945年10月24日に発足しました。

国際平和と安全の維持、経済・社会・文化・技術などの国際協力、人権などを目的としていて、ウィーンの国連都市は特に技術的な面を担っています。

 

ガイドツアーでは職員が働いている部屋に入ることはできませんが、6基ある建物の中を周回するように歩いて行きます。

国連都市ですから様々な方が歩いています。

よく知られているIAEA(国際原子力機関)の本部もここですから、ガイドツアーでは必ずIAEAに立ち寄り、原子力を平和の目的だけに使用することを強調します。

 

左上の写真はここに多くある会議室のひとつで、このガイドツアーではおもしろい部分です。

国連都市での公用語は英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語、スペイン語となっていて、会議の時などその6ヶ国語は国連が通訳を用意してくれますが、それ以外は自分の好きな言語で、自分が用意した通訳を雇うことができます。

 

右はRotunde(ロタンダ)と呼ばれる3つの建物が結ばれている円形スペースです。

ここには加盟国からの様々な物が展示されています。

日本の絵もありますよ。

また、多くの人が働いているので、銀行、郵便局、本屋、パン屋といった商業施設や幼稚園までも設置されています。

 


 

左上は地球儀のようですが、これは地球で核実験がいつ、そして現在まで何回行われたかを見せてくれます。

想像を超えた回数が行われています。

右は月の石が展示されていて、39億年前と推定されています。

ウィーンの国連都市には宇宙平和の部門もあります。

 

国際意識を高めることができるので、UNO CITYの見学はお勧めです。

 

UNO CITYのガイドツアーは月~金 11:00、14:00が基本です。

以下参考にして下さい。

http://www.unis.unvienna.org/unis/en/visitors_service/index.html

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

美術史博物館のクリムト 2(2018年)

昨日は美術史博物館の大階段ホールに見られるクリムトの壁画を話題にしましたが、今日はその続編です。

 

 

こちらは "エジプトI,II"です。

 

生きてる間に死後の人生を考える文化というのはこのエジプト文化をおいて他にないのではないでしょうか。

実際にクリムトは"生と死"というテーマでも描いています。

ここでは左の裸体の女性が産婦を表現してたエジプトIです。

クリムトらしい女性の裸体像です。彼女の右手にはAnch (Ankhともアンク)と呼ばれるエジプト十字を見ることができます。

柱の間には死を表現したエジプトIIである女性像を見ることができます。

静かに立っていることがわかりますね。

 

一番右にいる男性は"Altitalienische Kunst"(古いイタリア芸術)です。

 

 

 

こちらは"Altitalienische Kunst"(古いイタリア芸術)の続きで14世紀から15世紀初頭を表しています。

フィレンツェ、ピサ、シエナといったイタリアの街でジョットやドナテッロなどが活躍します。

フィレンツェは有名な詩人ダンテを生み、彼は神曲を書いています。

 

ここでは1枚目の写真に見られる一番右側の男性がダンテ、上の写真に見られる女性が神曲に登場するベアトリーチェかもしれません。

 


今回2回に分けて書いた美術史博物館のクリムトは、1891年の彼が29歳の時に手掛け、彼のカンパニー時代に描かれたものです。

カンパニーは弟のエルンスト・クリムト、学友のフランツ・マッチュの3人で運営され、劇場の天井などの仕事を請け負いました。

そのため、この大階段ホールの残り3面の同じアーチの上には、エルンスト・クリムト、フランツ・マッチュ、3人の共同作品をさらに見ることができます。

この時代はクリムトのスタイルは初期であり、リンク道路時代に見られる保守的で、過去の様々な様式が重んじられた時代でした。

 

そのため彼の初期の作品と同様、とっても写実的ですが、十分クリムトの特徴を見ることができます。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

美術史博物館のクリムト 1(2018年)

2012年がクリムト生誕150周年記念の年で、クリムトに関係する場所では多くの特別展示がありました。

日本でも年々クリムトファン、もしくはクリムトはどんな絵を描いたのか興味を持つ方が増えていることを実感します。

クリムトと言えば真っ先にベルヴェデーレ宮殿の上宮でしょう。

ここにはクリムトの代表作である接吻を始め、肖像画、風景画が多く見られます。

ベルヴェデーレ宮殿と言えば、観光では写真ストップが当たり前で、入場することはそう多くはありませんでしたが、2012年以降からは頻繁に入場観光するようになって、きつい観光時間でも"接吻"だけは見るということが多くなっています。

 

そんなクリムトの今年2018年は没後100年であり、それに合わせた特別企画として美術史博物館のクリムトを2回にわたって話題にしたいと思います。

 

 

美術史博物館はヨーロッパ3大美術館にも数えられ、絵画史上とても重要な作品が多く見られます。

ハプスブルグ家が所有していたそれぞれの地域での円熟した作品だけを収集したので、いい意味で他の美術館とは全く違ったカラーとなっています。

ここは絵画に興味がない方でも行く価値大です。

素晴らしい絵画を展示するためには、それなりの空間が必要というコンセプトから当時考えられる最高の素材や建築家、芸術家を迎えて建築され、1891年には一般公開されています。

この美術館は14世紀~18世紀、つまりゴシック~ルネッサンス~バロックの絵画を発展しててきた流れの重要所が集まっているわけです。

クリムトはもっと新しい時代ですから彼の作品がここにあるわけではありません。

彼は工房でこの美術史博物館の内装に携さわり、中央大階段ホールのアーチの壁画を手掛けています。

美術史博物館ではこの壁画を近くで見てもらおうと、特設の足場を設けて、クリムトの壁画を目の前で見られるようになっています。

実はこの企画は2012年に最初に行われ、大好評で連日多くの人が訪れましたが、あれから6年経った今年も登場しました。

美術史博物館に大階段ホールを上ると、素晴らしい天井画が目に飛び込んできます。

この正方形空間の後ろ側に足場が組まれていることがすぐわかります。

実際は足場の下を通って階段を上ることになります。

 

 

こんな感じで足場が組まれていて、クリムトが描いた壁画をかなり近くから鑑賞できるようになっています。

写真では見られませんが、足場中央奥に特設階段があり、そこからこのスペースに来られます。

この場所は自由に動き回れますが、ここに上がる特設階段は一方通行となっていますので、

写真では向かって左側から上って、右側へ降りて行くという感じです。

 

 

こちらは"ローマとヴェネツィアのクワトロチェント"です。

この壁面を正面から見て、一番左側です。

描かれている女性がエクレシアです。

Ecclesia(エクレシア)は、古代ギリシャでは人々の集まりという意味で使われ、そこから転じて信者の集まりを意味し、中世の頃には教会やキリスト教を象徴します。彼女は十字架を持っています。

 

 

の人物はLeonardo Loredan(レオナルド・ロレダン 1436~1521)で、ヴェネツィアの総督です。

前述したエクレシアの反対側に描かれていて、この人物像は、ヴェネツィア派の創始者とも言われるジョバンニ・ベリーニが1501年に描いた彼の肖像画を思い起こさせます。

 

 

 

ローマはローマ教皇がいるローマカトリックの総本山、そのローマに対して色彩が豊かな芸術風景のヴェネツィアがここではテーマになっています。

 

2人の女性は"古代ギリシャ"です。

古代ギリシャのクラッシック時代は紀元前5世紀が全盛期です。

ここで描写されているのは古代ギリシャアテナイのアクロポリスの上に建設された、アテナイの守護神でギリシャ神話の女神アテナを祭るパルテノン神殿に置かれたアテナ像です。

アテナは智恵と戦争芸術を司る女神です。

左の女性がAthena Promachos(アテナ・プロマコス)、右の立像女性がAthena Parthenos(アテナ・パルテノス)です。

これは両方共Phidas (ペイディアス・・紀元前5世紀終わり)というパルテノン神殿建設の総監督を務めたとされる人物が製作したもので、現在では大理石のコピーしか残されていません。

 

クリムトは自らの作品にもこの古代ギリシャスタイルをよく用いています。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

春先にHagenbachklammを歩く(2018年4月)

今年は4月1日が復活祭でした。

復活祭は春の訪れを祝う空気を強く感じるため、カレンダー的には区切りがよかった気がします。

それ以降は日中の気温も上がり始め、4月8日は今年初めて日中の気温が20℃を超えました。

一挙に春らしくなり、太陽の下にいると半袖でもちょうどいいぐらいの暖かさです。

実際に街中では半袖で歩いている人を多く見ます。

新緑が出始めた頃のウィーンの街はまた素敵です。

外をただ歩くだけで楽しいですね。

 

オーストリアはアルプスが広範囲にわたって横たわっているという地形の特徴があります。

ウィーンの森から始まって西の方に向かうにつれて山がどんどん高くなっていきます。

ウィーンの街中でもウィーン市が定めているStadtwanderwegというハイキングコースがあり、豊かな緑と自然に手軽に触れることができます。

ウィーンでも長閑な風景を見ることはできますが、ウィーンを離れた郊外にはウィーンとはまた違うもっと豊かな自然がたくさん広がっています。

うちは天気がいい時には色々な所に出かけ、散歩らしき散策、ハイキングをよくしていますが、先日今年になって初めて自然公園Hagenbachklammに行きました。

 


 

Hagenbachklammは年間を通してよく行く、うちのお気に入りのスポットのひとつです。

先日のこの時もおにぎりを持って出かけました。

 

Hagenbachklamm (ハーゲンバッハクラム)はウィーンから車で約30km離れた所に位置し、KlosterneuburgとSt. Andrä-Wördernの間に広がるウィーンの森の中にある"Naturpark Eichenhain"という自然公園です。

Naturpark Eichenhainは広さ約3850haもあり、Hganebachkalmmはその一角にあり、名前にもなっているHagenbachという川に沿った片道3km程のハイキングコースです。

 

Klammとはドイツ語で渓谷ですのでHagenbach渓谷です。

 


 

ウィーンの森と言っても、観光で行くウィーンの南の森やカーレンベルクとは違い、地元の人しか来ない穴場的な場所です。

森の中を流れる川のせせらぎがとても気持ちよくハイキングをさせてくれます。

コースには11個の木の橋が掛けられていて雰囲気を盛り上げています。

オーストリアのハイキングコースを示す国旗が多く見られます。

 

写真に見られる緑はラムソンで、この界隈には毎年大量に生育します。

右上の写真に見られるように情緒ある木の橋を多く渡ります。

川のせせらぎ、多くの野鳥の鳴き声・・・生き返った気持ちにさせてくれる場所です。

うちはたいていこのコースの中程に川の真横にあるベンチでおにぎりを食べる習慣があります。

 

 


 

ここは1周するハイキングコースではなく、片道3kmと前述したように通り抜けるスタイルですので、入口が2ヵ所あるわけです。

どちらからでもハイキングコースに入れるようになっていますが、車で行った場合、どちらかの駐車場に止めて歩きますので反対側に着いたらまた同じルートで戻って来る必要があります。

それでも飽きることは全くありません。

途中で別のハイキングコースに入ることもできます。

 

左上は国道側の入口で、こちらの方が反対側よりも入口らしくて、ここから入る地元の人が多いです。

右上は途中の橋で、この辺りは川の真横がルートとなっています。この橋を通るたびにここで4年前にサラマンダーを見たことを思い出します。

 

うちがよくやるのは、おにぎりを食べる川の横にベンチが置かれている所まで歩いて、また戻ったり、

家族をどちらかで降ろして私が車で反対方向へ行き、そこから歩いて家族と落ち合いそのまま車で帰るというパターンが一般的です。

今年最初のこの時は往復しました。

ここには遊び場、サッカーグラウンドもあり、散策以外でも楽しむことができるお勧めスポットです。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

雪化粧のマイヤーリンク

先日雪化粧のハイリゲンクロイツ修道院を話題にしましたが、今年の冬で一番寒かった時でした。

寒かったと言っても、日中の気温が連続でマイナスとなったのは6日間だけでした。

しかし日中-5℃前後でしたので、それまで暖かっただけに余計に寒く感じました。

この寒い6日間で2回ウィーンの森に行きましたが、雪のウィーンの森も悪くないです。

旅の日程が決まっているお客様からすれば、青空で緑豊かな方がウィーンの森らしいとは思いますが、雪化粧の森の中をバスで走って行くのも情緒があります。

 

さて、ウィーンの森観光では、見所が点在している南方面に行くことが圧倒的に多いですが、こちらに来たらマイヤーリンクは外せません。

悲劇のマイヤーリンクと言われた歴史上有名な事件が起きた場所だからです。

今日はここの雪化粧を少し紹介します。

 

マイヤーリンクに個人的に来るにはとても不便で、バーデンからPOSTBUS(バス)を使うのが一般的でしょうか。

そのPOSTBUSが1日に平日で10本ぐらい、土、日、祝日は3~4本しかありません。

しかし、歴史的に重要な場所なので、ウィーンの森南の観光では訪れないことはまずありません。

右は入口のInfoセンターからかつての狩猟の館と礼拝堂を眺めています。

この礼拝堂から中に入って、この事件に関する多くの資料を見ることができます。

左にはルドルフ皇太子のあずまやが見えますね。

ここは2014年10月9日からリニューアルされて充実した内容となっています。

 

ルドルフ皇太子が1989年1月28日にここに来た時には、お腹の辺りまで雪が積もっていたようです。

皇太子は途中で馬車を降りて、雪をかきわけるように近道をしてこの狩猟の館に到着しています。

このマイヤーリンクは雪景色の方がリアルなのかもしれません・・・。

 

 

左の写真は礼拝堂の前から奥の景色を眺めています。

左側に見える平らな建物がInfoセンターで、ここで入場料を払うことになります。

ここを通らなければ先には行けないようになっています。

 

この辺りは牧草地が広がっていて、標高は高くありませんが、チロル地方を思わせるような景色が広がっています。

とてもそんな悲劇が起きたとは思えません。

 

 

現在ここはカルメル会修道会となっていて、8人のシスターが世俗と切り離して生活をしています。

一番若い方は24歳です。

今でもかつての狩猟の館は当時の面影を残しながらひっそりとたたずんでいます。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Evangelischer Friedhof Matzleinsdorf(Matzleinsdorfのプロテスタント墓地)

ウィーンの墓地と言えば真っ先に中央墓地が挙げられます。

ここは多くの有名な音楽家が眠っていることや映画「第三の男」のラストシーンの並木道があることで知られ、重要な観光スポットとなっています。

私も年間を通してここにはよく来ます。

中央墓地があまりにも有名なので、観光レベルで見ればウィーンにはこれしか墓地がないような印象を受けますがウィーンも外側に行けばそれぞれの地域に多くの墓地が存在しています。

今日はそんな墓地をひとつ話題にしてみます。

 


 

こちらはウィーン10区の一角にあるEvangelischer Friedhof Matzleindorfです。

この墓地はTriester Straßeという大きな通り沿いにあり、入口に近い教会が印象的です。

オーストリアは国内全体的に80%以上はカトリックの国ですが、この墓地はプロテスタントです。

 


 

Evangelische Kirche A.B. in ÖsterreichEvangelische Kirche H. B. in Österreichは共にオーストリアのプロテスタントです。

"A.B"はAugsburgische Bekenntnisで、1530年に設立されたルター派で、オーストリアでは30万人弱です。

"H.B"はHelvetische Bekenntnisで、1562年からの改革派で、オーストリアでは14.000人ぐらいです。

この2つのプロテスタントの死者は1865年までカトリック墓地に埋葬されていたので、独自の墓地を作ろうということになりました。

そこで当時まだLinienwall(リーニエンヴァル)という外側の城壁があったそのすぐそばに土地を入手し、1858年4月7日にオープンしました。

この年はリンク道路の建設が始まった時で、ウィーンの街が大きく変わって行く時でした。

人口の増加に伴ってプロテスタントの墓地ももっと必要となったため、中央墓地にもプロテスタントの墓地ができましたが、このEvangelischer Friedhof Matzleindorfは今日まで残されて使われています。

 

 


 

この墓地にある印象的な教会はTheophil Hansen(テオフィル・ハンセン)によるもので、1860年9月27日に奉納されています。

ハンセンは国会議事堂、ウィーンフィルのニューイヤーでお馴染みな楽友協会ホールギリシャ正教会も手掛けている重要な建築家です。

この教会もギリシャ正教会的要素を見ることができます。

正式な名称は"Christuskirche" で、ここには1924年以来この地域のルター派の所在地となっています。

 

大通りに面している墓地の割には、中に入ると静かな雰囲気が漂います。

この墓地のすぐそばに団体ツアーで利用するホテルがあることから、個人的に朝早くここを散策する機会が多くあります。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

国立オペラ座の "ティーサロン"

ウィーンの国立オペラ座はウィーンの観光の基本となる場所のひとつで、フリータイム後の集合場所にも多く利用されます。

特に団体ツアーでフリータイムがある場合は必ず国立オペラ座の場所を覚えて頂きます。

この国立オペラ座ではガイドツアーが多く提供され、日本語のガイドツアーに入る方も多いです。

国立オペラ座はガイドツアーのみで見学することができますので、個人で勝手に入ることはできませんが、私のような国家公認ガイドとであればガイドツアーとは別に内部見学ができます。

年間を通して私はお客様に国立オペラ座内部をよく御案内しています。

国立オペラ座にはガイドツアーの時だけしか見ることができない場所があります。

 

 

こちらは古典的な美しい内装が特徴である"ティーサロン"と呼ばれている空間です。

この場所は国立オペラ座の中央階段を上って、さらに左に行く階段を上った上の階にすぐ右側に位置しています。

この空間はもともと"宮廷祝祭ボックス席サロン"と呼ばれていて、特別な機会に皇帝のサロンとして利用されていました。国立オペラ座が完成したのは1868年ですから、その時の皇帝はフランツ・ヨーゼフ1世ですね。

 

上の写真の左側に立派な木の扉が見えますね。ここを出ると通路があって、このティーサロンの真向いにMittelloge(いわゆる中央ボックス席)があります。

ここは国立オペラ座の座席では一番高い場所のひとつです。

フランツ・ヨーゼフ1世はオペラにはあまり興味がなかったとも言われ、便宜上この中央ボックス席で皆さんに笑顔で挨拶をして、オペラが始まったらやれやれ・・・と席を立ち、このティーサロンに入ってお茶を飲んだと言われています。

 

ここは帝国時代の内装を見ることができる貴重な空間です。

Mittellogeに行く扉とは反対側にある右側の扉の外は中央階段ホールです。

このサロンは国立オペラ座の建築家の従弟であるJoseph Stork(1830年~1902年)によるものです。

画面奥には立派な鏡がありますね。

 

 

壁や絨毯に双頭の鷲のシンボルやフランツ・ヨーゼフ1世のモノグラムを見ることができます。

壁は黄金色のシルクが張られていて、ここにはたくさんのモノグラムが施されています。

それを囲むような帯のようなラインにエナメルで施された双頭の鷲が見られます。

壁に取り付けられた照明も素敵です。

 

このティーサロンはオペラ座上演中には閉められているので見ることができませんが、ガイドツアーの時にはこのように扉が開かれています。

ここは一般に貸し出しされていて、20分500ユーロということです。

でもこれにはお茶代は含まれていません。

 

国立オペラ座で話題性がある時に、この空間で批評家などが話す時にテレビ中継されることがあります。

 

 

 

この国立オペラ座については何回か話題にしているので興味ある方は以下も御参照下さい。

 

国立オペラ座は当時評判が悪かった

ウィーン主要劇場での客席の埋まる割合

ウィーン主要劇場での年間の公演数

国立オペラ座にある3つの広間

 

国立オペラ座の舞台事情1国立オペラ座の舞台裏事情2国立オペラ座の舞台裏事情3

国立オペラ座の舞台裏事情4

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今度は美しい眺め

先月1月14日は今年になって初めて雪景色となったウィーンの街です。

この日はベルヴェデーレ宮殿から始まりましたので、雪化粧のベルベデーレ宮殿を掲載しました。

その時にここからの有名な美しい眺めも掲載しましたが、視界が悪く、美しい眺めどころか下宮も満足に見えない状況だったので、今日は視界がいい時の美しい眺めを掲載します。

 

 

こちらは1月20日の15:20ぐらいに撮影したものです。

高さからお分かりだと思いますが、上宮の上の階から見ています。

この日は朝からいい天気で日中は7℃ぐらいでした。

今年の1月は去年と比べるととても暖かく、日中は一度もマイナスになりませんでした。

1月29日は15℃ぐらいまで上がりました。

去年2017年の1月は最高気温が0℃でそれもたった1日、後は全日マイナスで、-15℃を超えた日もありました。

今年は日本がかなりの寒波で、こちらの方が遥かに暖かいわけですね。

 

ここは元々ちょっと高台になっているため、ウィーン中心部に向かっての眺めが印象的となります。

その奥にウィーンの森が見えるのもいいですね。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

「白馬亭」に泊まってWolfgangsee(ヴォルフガング湖)で泳ぐ

オーストリアは北海道よりもちょっと大きいぐらいの小さな国にもかかわらず、国内には絵に描いたような美しい風景が広がっています。

ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が立ち並ぶ上品さと優雅さを感じる街ですが、ちょっと外に出るとオーストリアの長閑な美しい自然に出会えます。

「オーストリアのどこが一番好きですか?」と聞かれたら正直答えるのには困ってしまいます。

 

さて、私が個人的に大好きなザルツカンマーグートはアルプス山脈の北斜面にあたり、大小70以上の氷河から形成された美しい湖が点在し、美しい街が多くあります。

ここは年間を通してよく行きますが、プライベートで長く滞在したい所です。

中でもWolfgangsee(ヴォルフガング湖)にあるSt.Wolfgangは大好きで、ここには有名なホテル「白馬亭」ミヒャエル・パッヒャーの傑作祭壇、シャフベルク鉄道などがあります。

この白馬亭も個人的にはお気に入りで、仕事でもプライベートでも泊まることがよくあります。

白馬亭に泊まると必ず行くのがSPA im Seeで湖のプールや室内プール、サウナなどリラックスできる空間があります。

ここにはWolfgang湖にプールが作られていて、この美しい景色を楽しみながら泳いだり、またジャグジーに入ったり、そして実際にWolfgang湖で泳ぐこともできます。

 


 

ホテル「白馬亭」SPA im SeeはダイレクトにWolfgang湖に面しています。

左上の写真のようにホテル領域から飛び出してプールやジャグジー、リラックスできるデッキチェアがたくさん置かれています。

建物の中には室内プールや湖が眺められるサウナがあります。

流石にサウナで写真は撮れないのでここに掲載しませんが、このサウナも個人的にお気に入りです。

右の写真は湖の上に(中に)作られた温水プールで深さは1.4mです。

正式には"Seebad"(ゼーバード)と呼ばれ、30℃の水温です。

 


 

ここで泳ぐのも景色と合わせて最高です。

左上の写真はこのSeebadで実際に泳いでいる時に撮影しました。

正面、両側にはWolfgangseeが広がっています。

この時は雲がちょうど出始めましたが、右側の写真で見られる通り青空がまだ見られました。

 

 

Seebadから見たホテル白馬亭です。

ここに来たらやっぱり湖側のバルコニーがある部屋に泊まりたいですね。

 


 

左上の写真はSeebadからジャグジーへ行く通路です。

ここは湖をすぐ目の前に見ながらデッキチェアでリラックスすることができます。

ここに横になっているだけで最高です。

 


 

左上の写真はジャグジーが奥に見えていますね。

デッキチェアが湖とのすれすれの場所に置かれています。

手前にWolfgang湖へ入るための階段がありますね。

ここから湖に入ることができ、プールとは違い、本当に自然の中で泳ぐことができます。

氷河から形成された湖ですから水温は低いですが、すぐに体は慣れます。

とにかく気持ちいいの一言です。

私は以前2月にここに泊まった時もWolfgang湖で泳いだこともあります。

 

右上の写真は室内プールです。

ちょっとロマンチックですね。

手前の水深は0.95mですが、奥に行くに従って深くなっていきます。

ここにも多くのデッキチェアが置かれています。

 

 

こちらはWolfgang湖で泳いでいる時に撮影しましたので、私は湖の中にいます。

水質は非常にいいです。

 

この白馬亭にはやっぱり休暇で長く滞在したいです。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今年初めての雪景色(2018年1月)

今年の1月は去年と比べるとかなり暖かいです。

去年のは1月4日が0℃で1月では一番気温が高く、後は全日マイナスで、早朝マイナス15℃の時もありました。

クリスマス時期も+10℃前後でしたし、1月に入ってもそこまで寒くなる日はまだありません。

風が強く吹くことが多いので、街中を観光していると体感的には気温よりも寒く感じることがありますが・・・。

 

さて、去年と比べると暖かい1月ですが、先日今年初めて雪景色となりました。

その時の様子を少しお届けします。

 


 

こちらはどこだかわかりますか?

ベルヴェデーレ宮殿です。

この日は1月14日で前日と同じツアーの皆様との観光で、9:00にこのベルヴェデーレ宮殿での待ち合わせでした。

シェーンブルン宮殿は前日見学しているので、この時はベルヴェデーレ宮殿でのクリムト鑑賞から始まって、その後は旧市街のちょっとした徒歩観光でした。

時間に余裕があったので皆様が来る前にこの界隈を散策しました。

上2枚の写真はGürtel方面から上宮に向かって行く所です。

雪はもう止んでいましたが、残念ながら青空ではありません。

 


 

左上はベルヴェデーレ宮殿の定番な姿である上宮です。

空の色を除けば、バロック宮殿の雪化粧も悪くないです。

この時間はほとんど人がいませんでした。

 

館内でクリムトやシーレを中心に御案内した後、30分のフリータイムを取りましたが、その時に宮殿の2階(日本で言えば3階)に行って中心方面への眺めを見ましたが、予想通りここに来た時とあまり変わらずの視界の悪さです。

中心部どころか、下宮もほとんど見えません。

でもこれはこれでいいでしょう。

いつかまた天気がいい時の"美しい眺め"も取り上げます。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

年末に訪れた映画「第三の男」ラストシーンの並木道

年間を通してウィーンの中央墓地はよく訪れます。

ここは有名な音楽家が多く眠っていることから、音楽がテーマになるのが一般的です。

音楽が好きな方、専門的に学んでいる方と来ることが必然的に多くなります。

しかし、ここは音楽とは関係ないことで来ることもよくあります。

それは映画「第三の男」のラストシーンの並木道を見たい方が多くいらっしゃいます。

今日は年末にこの並木道を訪れた時の冬の様子をちょっとお届けします。

 

 

映画「第三の男」は、1949年にウィーンで撮影され、キャロル・リード監督、オーソン・ウェルズとジョゼフ・コットンが主役として登場します

 

オーソン・ウェルズが映画ではハリー・ライムという悪役で登場し、彼はペニシリンを水増しさせ、闇で儲けていて指名手配中になっていました。

そこへ長年の親友である、ジョゼフ・コットン(映画ではホリー・マーチンス)が親友に会うためにウィーンへやって来て、ハリーに会う・・・という話です。

ウィーンに来てみると、親友のハリー・ライムが亡くなっていると聞かされショックに陥るマーチンス・・・でも話を聞いていくうちにおかしい・・・誰か別の人間がいるな・・・そこで映画のタイトルは「第三の男」です。

ちなみに2人が再会するのはプラター公園大観覧車です。

 

今見ても十分面白い映画「第三の男」に影響を受けた方はたくさんいらっしゃいます。

そのため年間を通してこの映画のロケ場所についての質問も多くありますが、特にラストシーンの並木道について聞かれる方は多いですね。

実際この映画ではラストシーンだけではなく、最初の方でもこの中央墓地が登場しています。

 

 

 

 

こちらは2017年の年末に訪れた時に撮影したラストシーンの並木道です。

映画も落ち葉が散っていて、コートを着る季節でしたので、緑の葉がない冬のこの時期の方が映画らしいかもしれません。

この左手前でマーチンスがアンナを待っているわけですね。

向こう側からこちらへ向かって彼女が歩いて来るわけですが、彼女はマーチンスには見向きもしないで通り過ぎて行きます。

 

映画を知っていると何回この場所に来てもおもしろいです。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Kittenberger Erlebinisgärten(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)のアドヴェントイルミネーション

カレンダーではクリスマスが終わりましたが、クリスマスツリーは年が明けた1月6日までは飾っておく習慣があります。

1月6日は聖三王(Heilige Drei Könige)で、イエスを拝みに東から3人の王様(賢者とも博士とも)がやって来る祝日があり、それまではイエスが生まれてからのクリスマスストーリーが続いているからです。

街中の至る所にはクリスマスツリーがまだまだ見られるわけです。

 

今年もウィーンの主要なクリスマス市を話題にしましたが、ウィーンに限らずオーストリアの至る所でクリスマス市が開かれ、アドヴェントの習慣を見ることができます。

今年はSteyr(シュタイアー)のクリスマス市も話題にしました。

クリスマス市はなくても、アドヴェント時期に特別の演出をしている所も多くあります。

今日は地元で知られたそんなある場所を話題にしたいと思います。

 


 

こちらは "Kittenberger Erlebnisgärten"(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)です。

ここはウィーン中心部からヴァッハウ渓谷方面へ85km弱車で走った所にある地元で知られた様々なスタイルの庭が集まった大きなテーマパークです。

広さ50.000m²以上もあるこの庭園にはクリスマス時期恒例のイルミネーションが施され、地元では多くの人が訪れます。

 


 

昼ごはんを食べてからここに向かい、知り合いの家族と現地で待ち合わせをしてここの雰囲気を楽しみました。

まだ明るいうちはいつもの庭園でしたが、薄暗くなり始めてからはイルミネーションが灯され始め、独特の雰囲気に変わって行きました。

ここには多くスタイルの庭園があるわけですが、それぞれイルミネーションが灯されて、昼間見る時と違い、時として幻想的な空間を演出しています。

左は小さな滝が池に流れ落ち、水面にイルミネーションが映っています。

右は噴水ですが、この日は寒かったためかなり凍っているのがわかります。

京都のお寺などでも紅葉の時期に夜のライトアップの演出をしている所が多くありますが、感覚的にはまさにそんな感じです。

 


 

ここには世界最大のハーブが植えられている渦巻き花壇がありますが、そこには左に見られるような七色のイルミネーションが演出されていて、時間と共にそれぞれが色が変化していきます。

庭園の多くの場所に松明が設置されていて、雰囲気満点です。

特定の場所には温まることができるようにキャンプファイヤーのように演出されている所もあります。

 


 

入口にはちょっとしたレストランがあり、また外のテラスにはプンシュスタンドも出されていて多くの人がプンシュを飲んでいました。

ステージにはクリスマスの特別なイベントが開かれていて皆さん盛り上がって大盛況でした。

 

ウィーンの街中で見られるクリスマス市も無くてはならないもので街中のイルミネーションもいいですが、このようなスタイルも素敵です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Christkindl(クリストキンドル)と郵便局 2

こちらでは年間を通してクリスマスが一番重要な行事となります。

12月24日のクリスマス・イヴには多くの人が家族と過ごし、食事、プレゼント交換などをします。

12月25日はクリスマスで、今日12月26日も第2クリスマスの日ということでお休みです。

12月26日は特に"Stephanitag"(シュテファニーターク)とも呼ばれ、ウィーンのシュテファン大聖堂でお馴染みの聖人シュテファヌスの日です。

 

昨日はSteyr(シュタイアー)のそばにあるChristkindl(クリストキンドル)を話題にしました。

ここには知られた巡礼教会が立っていて、この時期多くの人が訪れるわけですが、ここは巡礼する人だけではなく、別のあることで多くの人を集めています。

 


 

教会を右に見ながらその横を通って行くと、すぐ裏側にはGasthaus(レストランとして食事、宿泊がいっしょにできる施設)があります。

ここの名前は"Christkindlwirt" で、この建物の中には毎年クリスマス時期に限ってオーストリアの郵便局が出張してきます。

左の写真はこの建物の中に見られる郵便局の案内板で、POSTAMT CHRISTKINDLと書かれています。

この手前の所にちょとしたコーナーがあって、そこで色々なクリスマスカードが売られています。

ここには郵便局の係が待機していて、クリスマスカード(絵葉書)を持ってない人はここで買えます。

奥へ入ると右上の写真のような空間にいくつかのショーケースが置かれていて、記念切手などが紹介されています。

ずっと奥に係が座っている窓口が設けられているので、そこで準備したクリスマスカード(絵葉書)を出します。

先日うちは何枚かここで出しましたが、最初に枚数分の切手を購入して、この空間でクリスマスカードを書いて、係に渡しました。

 

 

なぜ郵便局がここに?

こちらではクリスマス時期にはクリスマスカードを贈る習慣があります。

"クリスマスおめでとう・・・そしてまた来年いい年でありますように・・・"

というような内容で、親しい人達に贈ります。

クリスマスカードに来年のことも書くので、年賀状という習慣はありません。

そもそも新年は年の初めという感覚だけで全くと言っていい程重要性はありません。

 

オーストリアではプレゼントを持って来るのはサンタクロースではありませんね。

Christkind・・・子供のキリストがやって来るわけで、この街の名前は巡礼教会と同じ

"Christkindl"ですね。

ここからクリスマスカードを出せば、この街の

消印である"CHRISTKINDL"が押されます。

これを受け取った人々に、Christkindからのクリスマスカードが届いたんだな・・・と夢を与えることができるわけです。

右の写真はここで買った切手です。

オーストリア国内に出したので、68セントとなっていて、東方三博士(三賢者)がイエスを拝んでいます。

 

 

 

 

 

Christkindlで先日出したクリスマスカードがうちにも無事に届きました。

ちゃんと"CHRISTKINDL"の消印が押されています!

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Christkindl(クリストキンドル)と郵便局

年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。

宗教的には復活祭ですが、クリスマス習慣を楽しむ期間はクリスマス市が出る時から数えればひと月以上もあるわけです。

市庁舎シェーンブルン宮殿のクリスマス市は12月26日まではやっていますが、場所的に観光産業もひとつの理由になっています。

しかし、本来の習慣からすれば12月23日までがクリスマスの空気を楽しみ、24日からは今までの盛り上がりが嘘のような静かな街の空気に変わります。

多くは家族とクリスマスを過ごしますので、クリスマスツリーの装飾やプレゼントの演出、食事などの準備に追われます。

 

うちは昨日忙しくて、昼食後、午後少し遅くにクリスマスツリーを部屋に入れて家内と子供が装飾を担当し、私はロウソクやイルミネーションを施しました。

今年は特に形のいいツリーを探すことができ、部屋に飾ったら予想以上に綺麗です。

 

もう何度も書いていますが、クリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなく、子供のキリスト・・・"Christkind"(クリストキント)が持って来ます。

オーストリアではサンタクロースは絶対に登場しません。

クリスマス市も"Christkindlmarkt"と一般的に言われます。

うちにも夕食後、しばらくしてChristkindが多くのプレゼントをクリスマスツリーの下に置いて行きました。

 

さて、オーストリアには"Christkindl"という名の街があることを御存知でしょうか?

地元ではもちろん知られた街で、観光的にもかなり知れ渡ってきています。

そのChristkindlについて2回に渡り少しまとめてみましょう。

 

"Christkindl"という街はこの前ここで紹介した美しい街Steyr(シュタイアー)のStadtplatzからさらに4km程離れた所にあり、徒歩だと50分ぐらいかかります。

ここはÖberösterreichの一角で、Steyrの行政区に入る人口2.000人弱の小さな町ですが、ここには有名な巡礼教会とレストランぐらいしかありません。

 

 

この教会ができるにあたって有名な伝説があります。

 

 

<Christkindlの伝説>

 

Steyrに住んでいたFerdinand Sertlはこの地域の楽団長であり、火元見回り人をしていました。

彼は癲癇(てんかん)に悩まされていたこともあり、孤独を好んでいたということです。

1695年か1696年に彼はSteyrの修道女から12cmの大きさのワックスで作られた茨の冠をかぶった子供のイエス・キリストの磔刑像(CHRISTKIND)を買いました。

それをトウヒの木の幹に彫られた空間に捧げ、毎日このイエス像の前でお祈りをしたそうです。

するとまもなく彼の病気が治ったということです。

この話がまたたく間に広がって、奇跡を求める多くの人が訪れる巡礼場所となりました。

1699年にはこのトウヒの木の周りに木製の礼拝堂が作られました。

1702年にはこの地域GarstenのAnselm修道院長が石の教会にするきっかけを作り、建築家Giovanni Battista Carloneに依頼しますが、パッサウ司教の許可が下りず、次の年には中断してしまいます。

結果的に1708年に許可が下りますが、その時にはCarloneがこの世を去っていたので、メルク修道院をバロック化したことで知られるJakob Prandtauerが引き継いで、1725年7月26日に奉納されました。

現在でもここは重要な巡礼教会として知られています。

 

 


 

左上の写真はこの巡礼教会で、右上はこの教会内部の主祭壇です。

教会の正面は2本の塔が印象的なバロック様式です。

真ん中にも塔があるように見えますが、これはドームになっています。

この教会を作らせた修道院長Anselmのコンセプトではローマにある有名なパンテオンをベースにしています。

 

この主祭壇はオーストリアでは非常に珍しいスタイルで、初期ロココ様式となっています。

それは祭壇の枠というものが全くなく、そのまま空間に置かれていて、Tabernakel(タベルナーケル)という聖櫃が黄金の球体となっています。

このタイプのものはオーストリアにはここを含めて3つしか例がありません。

この球体の上に伝説の12cmのキリスト像が奉られています。

 


 

左上の写真が伝説のChristkind像です。

これがこの巡礼教会と街の名前になっています。

右上の写真は入口部分とパイプオルガンです。

 

この教会の内部はひとつのホール的空間しかなく、脇にはいくつかの祭壇があります。

右の写真は天井フレスコ画で、マリア被昇天を表していて、1710年、Carl von Reslfeldによるものです。

 

この天井ドームの形からわかるように、教会内部空間はこの円形の一空間しかありません。

逆に言えば天からの光がこのドームを通して内部に入り込んでくるという支配性を感じます。

 

 

 


 

左の写真はこのChristkindl教会を後ろから見ています。

正面とは全く違い、ドーム部分が強調されているのがわかります。

このすぐ左に見えている建物がレストラン"Christkindlwirt"(クリストキンドルヴィルト)でここが特別に重要な意味を持つ場所となります。

 

右の写真はこの教会の正面左側に掲げられている記念プレートです。

 

さて、ここは宗教的に巡礼としてこの教会に訪れる方が非常に多いわけですが、それとは別にこのAdvent時期には数え切れない程多くの人が訪れます。

 

その続きは明日にしましょう。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

"きよしこの夜"はオーストリアが発祥

今日がクリスマス・イヴであり、アドヴェントの第4日曜日となり、Adventkranzに4本目のロウソクが灯されます。

クリスマスが年間を通して最も重要なイベントです。

こちらでは今日の午前中にクリスマスツリーを装飾する人が多いと思います。

うちも先日買ったクリスマスツリーを今日まで庭のテラスに立てかけておきましたが、これから部屋に入れてネットを外して飾ります。

ウィーンの街は午後から晩にかけてとても静かになり、多くの人が家で家族とクリスマスを過ごします。

遠くに住んでいる人も実家に戻って来て、家族皆で食事をし、クリスマスを祝う人が多いと思います。

こちらではクリスマスには魚を食べる習慣があります。

魚はイエス・キリストのシンボルのひとつです。

家庭によってそれぞれの習慣があるとは思いますが、食事の前や後にBescherung(ベシェールング)と言われるプレゼント交換をするわけですが、この時に"きよしこの夜"が歌われます。

クリスマスソングとしてクリスマス時期にしょっちゅう流れているイメージがありますが、オーストリアではこのプレゼント交換のこの時、1回だけ、しかも敬虔な気持ちで歌われます。

このきよしこの夜はこの国オーストリアから生まれました。

 

今年も私のこのサイトの伝統としてこの歌をクリスマス・イヴに取り上げます。

 

ザルツブルク中心から車で約20kmぐらい走った所にOberndorf(オーベルンドルフ)という人口5600人程の小さい街があります。

その街の一角に、この写真に見られるStille Nacht Kapelle(シュティレ・ナハト・カペレ・・・きよしこの夜礼拝堂)が立っています。

ここにはもともと聖ニコラウス教会が建っていました。

当時そのニコラウス教会で、1818年、ここの教会のオルガンの状態がとても悪く、弾ける状態ではなかったようです。

その年のクリスマスの12月24日にはそのオルガンをミサで使うことができませんでした。

そこでこの教会のヨーゼフ・モール神父が詩を書き、フランツ・グルーバー先生がその詩に曲をつけ、ここの壊れたオルガンの代わりにギターで伴奏されてその時歌われた曲・・・それが「きよしこの夜」(Stille Nacht) だったのです。

 

モール神父とグルーバー先生によって"きよしこの夜"が作られて歌われた当時のニコラウス教会は、19世紀終わりのザルツァッハ川の何回かの水害によって傷んでしまったため、最終的に1913年に取り壊されることになります。

 

その取り壊しから20年以上経った後の1937年8月15日、当時のニコラウス教会と同じこの場所にこの写真に見られるように現在の礼拝堂が奉納されました。

 

ちなみに現在でもこのOberndorfにはこのきよしこの夜記念礼拝堂から1km離れた所に新しいニコラウス教会が立っていて活躍しています。

この新しいニコラウス教会は1906年に建築が始まり、1910年に完成しています。

 


 

礼拝堂の中はシンプルな構造となっています。

上の2枚の写真は礼拝堂内部に見られるステンドグラスです。

左側がヨーゼフ・モール神父で、神父の下には当時のニコラウス教会も描かれています。

モール神父は詩人ではありませんでしたが、きよしこの夜の詩は、1816年にすでに書かれていたということです。

 

右側はグルーバー先生でギターを持って演奏していて、その下にはやはりニコラウス教会が描かれています。

彼ももちろん知られた作曲家ではありませんでした。

 

こちらは礼拝堂の主祭壇です。

 

この中はシンプルな小さな礼拝堂で、記念館的な雰囲気が感じられますが、現在でも宗教的に使われています。

 

 

 

"きよしこの夜"は、1818年・・・今から200年近く前にここで歌われ、その後「Stille Nacht! Heilige Nacht!」と呼ばれ、チロルの有名なツィラータールを経由し、ヨーロッパ全土に、そしてアメリカに・・・やがて日本にまでと、世界中に知られるようになったのです。

 

この曲なしのクリスマスは考えられませんね。

 

 

 

こちらではプレゼント交換をする前に必ずと言っていいほどこの曲が歌われます。

「きよしこの夜」は全世界330の言語で現在でも歌われ、親しまれています。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Kittenberger Erlebnisgärten(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)

ウィーンはかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が立ち並ぶ上品で優雅な歴史ある街ですが、ウィーンをちょっとでも離れると長閑な美しい風景が広がっていて、街中とは違い、オーストリアの本来の姿である豊かで美しい自然を手軽に楽しむことができます。

私も時間があると家族と色々な所に出かけていますが、今日はやはりうちのお気に入りである郊外のスポットをひとつ話題にします。

 

 

ウィーン国立オペラ座からヴァッハウ渓谷方面へ85km弱車で走った所に地元で知られた様々なスタイルの庭が集まった大きなテーマパーク "Kittenberger Erlebnisgärten"があります。

Erlebnisgärten(エアレープニスゲルテン)は体験ガーデンというような日本語訳です。

この場所はLangenloisの行政区に入るSchilternにあり、自然の中に50近くの様々なスタイルの庭が迷路のように並んでいて本当におもしろいです。

 


 

左上の写真はこのテーマパークの入口で、ここから入ると綺麗に美しく整えられたガーデニングショップがあり、そのショップ通りながらさらに奥の入口へと進みます。

中にはカフェなどがあり、それを抜けると窓口があります。

入場料が大人9.90ユーロかかりますが十分払う価値があります。

 

園内に入ると様々なスタイルの庭が迷路のように並んでいるのですが、しかしそれぞれが干渉することなく、独自の空間を演出していて歩いているだけで楽しいです。

 



 

トスカーナスタイル、自然岩庭園、ステップ庭園、バイオ池庭園、アジア庭園、野菜庭園、蓮の花庭園、バラ庭園、家族庭園、夏庭園、虹の庭園、農家風庭園、ポルトガルファイアー庭園、ハーブ庭園、冒険の庭園、フィットネス庭園・・・とにかく色々なスタイルの庭があります。

自然の中に作られているので、右上のような長閑な風景も楽しめます。

 



 

TullnにあるDIE GARTEN TULLNもおもしろいですが、こちらKittenbergの方が自然的で、それぞれの庭園がお互いにあまり見えないような構成になっていて、その場所に行くとその庭園のテーマと空気をより強く感じられると思います。

 


 

この庭園の広さは50.000m²以上もあります。

上の写真に見られるように子供達にも絶大な人気がある滑り台やいかだ、遊び場や迷路などもあり1日楽しめます。

この滑り台はマットを使って滑ります。

実際は子供達だけでなく大人も楽しむことができ、競争して滑る人がたくさんいます。

私も子供と何回も楽しみました。

 

オーストリアは観光で知られていなくても、地元で有名なスポットがたくさんあります。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今年もSchneeberg(シュネーベルク)に行った(2017年)

10月終わりは不安定な陽気で、雨や曇り、強風警報までも出ました。

それ以前は秋晴れの素晴らしい青空が毎日見られましたが、11月に入り、冬の訪れを感じます。

 

さて、その素晴らしくいい天気だった10月15日にSchneeberg(シュネーベルク)に行って来ました。

去年は8月6日にこのSchneebergに行きましたが、その時よりも今年の方がかなり暖かったです。

 

 

Schneeberg (シュネーベルク)はオーストリアアルプスの一角で標高2076m、Niederösterreichの最高峰です。

Schneebergは日本語では"雪山"なんて直訳になり、ウィーン中心部から直線距離で60km弱南に位置しています。

地元ではこの辺を南アルプスとかWiener Alpenなどと呼ばれています。

ここはウィーンの森南方面に行くと5月始め頃まで雪が残っていて白くなっている姿が遠くに見られますし、ウィーンの街からでも場所によってはSchneebergが眺められます。ここは地元で有名なハイキングコースでもあり、アプト式の登山鉄道が通っていて楽しく快適に上まで上って行くことができます。

 


 

今回は子供同士が仲がいい家族ぐるみで付き合いのあるそのお父さんの誕生日のイヴェントということで、彼の知り合いを周辺を含めた20人以上の団体でSchneebergに上りました。

Schneebergの麓の駅であるPuchberg am Schneebergで待ち合わせをしました。

この日は朝から最高の天気で、このSchneeberg界隈も雲一つない青空でした。

左上の写真でずっと奥に見えているのがSchneebergです。

右上の写真は途中駅からのSchneebergを眺めています。

 

左上はお馴染みSchneebergに登るSalamanderbahn(サラマンダーバーン)です。実際にこの地域に生息しているサラマンダーに由来しています。

このSchneebergbahnはこのSalamanderbahnと時間によってはレトロな蒸気機関車が走ります。この登山鉄道は以前オーストリア国鉄の運営でしたが現在ではNÖVOG (Niederösterreichische Verkehrsorganisationsgesellschaft m.b.H.)が運営しています。

アプト式ですから線路の間には歯車が食い込む別のレールがあります。

 

 

 

<Schneebergbahn>

 

19世紀後半になると山岳地域に行くことがひとつの流行りとなりました。このSchneebergの一番最初の山小屋は年間で1万人を超える訪問者数となり、ここに鉄道を建設しようという考えは現実的になって行きました。この鉄道の最初のプランは1872年で、1885年には技術者TauberがWr.NeustadtからPuchberg am Schneebergまでのライセンスを取得しています。1895年12月にはPuchberg駅の工事が始まり、1897年6月1日にはBaumgartnerまで開通し、同じ年の9月25日にはHochschneebergまで開通しています。1902年6月18日には皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がここを訪れています。1937年には前述したようにオーストリア国鉄 (ÖBB)の管轄となりますが、1997年からÖBBとNÖVOG (Niederösterreichische Verkehrsorganisationsgesellschaft m.b.H.)のパートナー運営となりましたが、2012年からは100%NÖVOGに所属することとなりました。

Wr.Neustadt~Puchberg am Schneebergは28,205km、1435mmの線路幅、

Puchberg am Schneeberg~Hochschneebergまでは9,805km、1000mmの線路幅です。

Pcuberg駅 の標高は577m、頂上駅Hochschneebergの標高は1.796mですから結構な高低差がありますね。

 

 

 


 

山頂駅Hoch Schneebergに着くと、風がほとんどない半袖でも気持ちのいい空気で、前回の8月初旬よりも遥かに暖かく感じられました。

ここからずっと奥まで手軽にハイキングを楽しむことができます。

山頂周辺はかなり広い草原地帯ですから、のんびり歩く人や寝転がっている人など様々で、とにかく気持ちいいの一言です。

左上の写真の奥に見えているのはこのHoch Scheebergのシンボル的なエリザベート教会です。

下からも雪が少し積もっているのが確認できましたが、私達がここに来る2週間前は天気が悪く、視界はゼロ、雪も降ったことをその時にここに登った知り合いから話を聞いていました。

 


 

左上の写真は印象的は十字架が見られますが、Waxriegelです。

山頂駅から徒歩20分ぐらいで行けるちょっとした山の頂上で、標高1.888mのSchneebergに属します。

ここに映っているのはこの時のメンバーで、十字架の右に座っているオレンジのシャツを着ている人がこの日の主役です。

風もなく、ここからの眺めは最高でした。

この後、近くの山小屋レストランで乾杯をして誕生日セレモニーがありました。

 


 

所々には雪が残っていたので、数人で雪合戦をして盛り上がりました。

今年の夏以降で初めて触った雪でした。

この日は絶好のSchneeberg日和となりました。

 

さて・・・

Schneebergbahnは帰りの電車を決めて予約することが重要です。

混んでいない時は飛び込みでも問題ないですが、シーズン中の天気がいい時はかなり混雑します。

登山電車は立ち席が禁止なので座席数が限られているわけです。

そのため、頂上駅に着いたら散策を楽しむ前に帰りの電車の予約をしましょう。

上りの時も座席がいっぱいになったら乗車できませんから、時間的余裕をもってここに来ることをお勧めします。

ウィーン滞在に余裕があって、天気がいい時には1日使って来る価値は十分にありますよ。

 

最後にこの日のHoch Schneebergからの眺めです。

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

秋深くなった中央墓地(2017年)

11月1日はAllerheiligen(万聖節)というキリスト教の祝日でした。

日本で言えば御盆にあたるわけですね。

多くの人が墓地に行き、花輪を飾ったり、ロウソクを灯したりと年間を通じて墓地が一番華やかになる時です。

ウィーンで墓地と言えば真っ先に中央墓地が出てきます。

ここは多くの音楽家が眠っていることと、映画「第三の男」に登場するラストシーンの並木道があることで有名です。

年間を通してこの中央墓地にはよく行きます。

特に音楽をテーマにしたツアーの時には必ずと言っていい程ここが入っています。

ここは墓地ですが公園みたいで、のんびり散歩したくなるような所です。

 

今年の4月に春の中央墓地を話題にしましたが、今日は秋の中央墓地を少し紹介します。

 


 

11月12日の午前中に中央墓地に行きました。

10年以上やらせて頂いている高校の研修ツアーの皆様と3日間一緒で、初日の朝一番で中央墓地に行きました。

週末の日曜日の朝ということもあり、墓地にはほとんど人がいませんでした。

この日は雨模様の雲が多い天気で、この時はまだ雨は降っていませんでした。

左上は中央墓地の一番知られた場所ですね。

右上はそこからちょっと奥に行った所です。

芝生の上には黄葉した落ち葉が多く見られ秋を感じます。

 


 

墓地の至る所に見られる並木道も秋を感じさせてくれます。

こちらは北海道よりも緯度が高いので、日本の紅葉の美しさとは違い、黄色やオレンジ色が多く見られます。

この時期は街中の公園を歩くよりも中央墓地に方が素敵だと思います。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Kurpark Oberlaa(クアパルク オーバーラー)

ウィーンは"森の都"ともよく形容され、ヨーロッパでは街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。

中心のリンク道路沿いだけでも5つも大きな公園があり、中心から外側に離れても多くの場所に公園やちょっとした街路樹地帯・・・さらにシェーンブルン宮殿やプラター公園といった大きな緑があります。その緑豊かなウィーンの街をもっと大きく外側から囲んでいる"ウィーンの森"があり、郊外には中心にいる限りは想像できない広大な緑が広がっています。

これはオーストリアの地形にも関係があり、オーストリアはヨーロッパアルプスを大きく持っている国ですから、そのアルプスの標高が低くなった裾野がウィーンの森だったわけです。

 

今日はそのウィーンの大きな緑でも、観光客で溢れる中心の公園ではなく、ちょっと外側にある地元で有名なKurpark Oberlaaを紹介しましょう。

 

Kurpark Oberlaa(クアパルク オーバーラー)はウィーン10区のLaaer Bergの南東の裾野に位置しています。

そもそもOberlaaというのは地名で、ケーキがおいしいことで有名なOberlaaはこの地域から来ています。

Oberlaaと言うとウィーンではケーキだけではなく、温泉があることでも知られていて、1969年より温泉療養も行われています。

Laaer BergはBergでもウィーンの街中にあり、丘のようになっていて、一番高い部分で標高251mです。

右の写真は定番なこの公園の入口です。

 

 

 

このKurpark Oberlaaは広さ860.000 m²もあり、10の入り口があり、ウィーン市の管理となっています。

上の写真はこのKurpark Oberlaaの見取り図で、道もそれなりに複雑で、池も多くあります。

 

1964年にウィーン22区にあるドナウ公園で開かれた国際ガーデンショーが大成功したことを受けて、ウィーン市は新しい国際ガーデンショーをプランしました。

この地域は煉瓦を焼く土を採取した地域であり、近くのぶどう畑も買い足して1974年には260万人もの入場がありドナウ公園同様の大きな成功でした。

1974年の終わりには一般が入れる公園に変わりました。

 


 

上の2枚の写真を見て下さい。

ウィーンの街中とはとても思えませんね。

もちろんこの公園の一角ですがウィーンのはこのような所がたくさんあります。

この公園は多くのテーマに分かれていています。

例えばアレルギー庭園、バロックの泉庭園、花の迷路、愛の庭園など多くの個性ある庭園となっていて、いつかここで紹介しますが日本庭園もあります。

もちろん大きな子供達の遊び場もあって十分楽しめます。

 


 

公園内には山羊、羊、孔雀、あひる、鶏などの動物達もいて、触れられるようになっています。

何となくヒルシュシュテッテンの花壇庭園を思い起こさせますが、全く違います。

公園内にはちょっとしたフード系の店もあるので、飲食には困りません。

 

ここはウィーン10区にあるわけですが、10区と言うと地元では"労働者の区"というイメージが強く、人口も多い地域ですので天気がいいと結構混んでいます。

 

とても地元の空気が感じられる公園です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

秋のドナウ河(2017年)

気温は下がり、徐々に寒くなっていきますが、秋が深まって行くウィーンもいいですね。

ウィーンの街の至る所で秋を感じることができます。

4年前に秋のドナウ河をテーマにしたことがありましたが、ここも景色が違います。

今日はこの時期のドナウ河をお伝えしますが、4年前に取り上げたドナウ河とは違う場所です。

 


 

ドナウ河は全長約2.860kmあり、ドイツを水源として、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナと10ヵ国を通り、最後は黒海まで流れています。

その中でオーストリアのドナウは約350kmです。

 

ウィーンのドナウ河は河川工事のおかげでかなりスケールが大きく街を流れています。

ウィーンのドナウ河は大きく分けて4つあり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。

 

上の2枚の写真はウィーンの北の森界隈のNussdorf(Nußsdorf)からドナウ河沿いを上流方面に歩いた所で、ここは本流からドナウ運河枝分かれする場所よりも上流側です。

このドナウ河沿いのプロムナードは多くの人が散策したり、自転車に乗って走ったりしています。

両技師に見える木々色も素敵ですね。

 

 

 

こちらは本流からドナウ運河が枝分かれして街の中心方面へと流れて行く分岐地点です。

ここにはNussdorfer Wehr und Schleuseanlageというオットー・ヴァーグナーによって手掛けられた防御と閘門施設があります。

向かって左側がドナウの本流で、右側が運河ということになります。

左奥には国連都市やドナウタワーが見えていますね。

 

今日掲載した写真は11月3日8:30頃に撮影したもので、朝日も印象的ですね。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

秋の青空とベルヴェデーレ宮殿(2017年)

朝は気温が下がっていますが、日中は秋晴れの青空が広がるいい天気が続いています。

ウィーンの街は秋の色がどんどん濃くなってきますね。

街中の公園などに足を運んでみて下さい。

秋の日中の穏やかな陽気を楽しんでいる地元の人がたくさん見られます。

観光をしていてもとても気持ちいいです。

やっぱり青空だと街はより美しく見えますね。

ウィーンの街がどのように見えるかは高い所に上れば少しわかります。

しかし、通常の一般的な市内観光では時間が限られているためウィーンを高い所から見ることはほとんどありません。

でも重要な観光スポットにひとつであるベルヴェデーレ宮殿に行けば、そこからちょっと印象的なウィーンの中心部へ向かっての眺めが楽しめます。

 

 

ベルヴェデーレ宮殿は、歴史に名高いオスマントルコのウィーン包囲の1683年、プリンツ・オイゲンが大活躍をし、ウィーンを危機から救いました。

彼は、約150年トルコに支配されたブダペストや、ベオグラードも解放し、ハプスブルグ家3代の皇帝に仕え、(レオポルド1世、ヨーゼフ1世、カール6世)大出世し、地位と名声を手に入れ、この夏の離宮的なベルヴェデーレ宮殿を建築させました。

シェーンブルン宮殿の建築家フィッシャー・フォン・エアラッハに対し、もう一人のバロック巨匠建築家ルーカス・フォン・ヒルデブラントにより手がけられました。

完成はシェーンブルン宮殿より約25年遅い、1723年に完成しています。

"バロック建築"ということであればシェーンブルン宮殿以上にこちらの方が高く評価されています。

現在は"オーストリアギャラリー"という美術館になっていますが、ここは2012年のクリムト生誕150周年特別展示会があった時から頻繁に入場見学するようになりました。

限られた観光時間の中でシェーンブルン宮殿以外にここにも入場観光する一般ツアーが本当に多くなりました。

 

秋の青空とこのバロック建築が素敵ですね。

 

こちらはベルヴェデーレ宮殿から見られるウィーン中心部に向かっての眺めです。

この眺めがとても印象的なのでそのまま宮殿の名称になっています。
ベルヴェデーレ宮殿の下宮、シュテファン大聖堂やカールス教会、主要な建造物やpくじはウィーンの森ませ見渡せます。
写真の眺めは庭園から見てるわけではなく、宮殿の一番上の階から見ています。
同じ携帯のカメラで撮っていても時間がずれていることや雲の動き方が複雑なこともあって空の色がが違います。
この 眺めは庭園からよりも絶対に宮殿の上階から見た方がいいですね。

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

お気に入りの散歩コースのひとつマルヒフェルト運河の秋

秋が深まるに連れて朝方は霧が立ち込めることが多くなったウィーンです。

毎年そうですがこの時期は霧がよく発生します。

昨日のウィーンは強風警報が出ていて、午前中は強い雨も降り、観光も大変でした。

シェーンブルン宮殿の庭園を始め、Bundesgärtenはクローズされました。

後には青空も見え始めましたが大気が不安定で、夜中にも雨が降りました。

10月半ばにずっと続いた秋晴れが懐かしく思えました。


さて、ウィーンの街中を歩けばこの時期色々な木々の葉が黄色やオレンジに変わり、落ち葉がたくさん見られます。

秋のウィーンもいいですね。

ウィーンは街中を歩くだけでも楽しいですが、外側にも魅力的な所が多くあります。

最近ウィーンにいるとは思えないハイキングコースで秋を感じることについても書いていますが、文字通りウィーンにいるとは思えない牧歌的な自然が外側に広がっています。

今日はうちがよく散歩するウィーン21区のMarchfeldkanal(マルヒフェルト運河)のこの時期です。

 


 

ウィーンの有名なホイリゲ街であるStammersdorfの界隈はStadtwanderwegと呼ばれるウィーン市が定めているハイキングコースの5号線があったり、またEuro Vero(ユーロヴェロ)というヨーロッパのサイクリングコースもあるので私は時間ある時に散歩をしたりサイクリングなどを楽しんでいます。

そこに非常に近い所にMarchfeldkanal(マルヒフェルト運河)があります。

 

ここでも上の写真に見られるようにウィーンとは思えない長閑な風景に出会えます。

ここの散策路も秋を感じる色に変わっています。

"Kanal"は運河です。

ウィーンの中心部にもDonaukanalがありますね。

 


 

マルヒフェルト運河は、Niederösterreichから、ウィーンの北側を通り、再びNiederösterreichのRußbachに流れ込んでいる全長約18kmの川のような水路です。

ちなみにRußbachは、Niederösterreich のWeinviertelを流れ、Hainburgでドナウ河に流れ込む約71kmの川です。

マルヒフェルト運河はマルヒフェルト運河システムの一部です。

マルヒフェルト運河システムはドナウ河の水をマルヒフェルト地域に流し、自然地下水の維持と農工業の水使用の持続確保、水害防止、自然の中でのくつろぎを主な目的とした、国とNiederösterreichのプロジェクトです。

 

運河と言っても実際にここを歩くとわかりますが自然の川のようです。

この川の両側に散策コースが整備されていて、のんびり散歩している人や自転車で走っている人が多くいます。

ここには様々な鳥や魚なの生き物も生息していて、ホタルやビーバーも見られます。

 


 

マルヒフェルト運河には全部で45の橋が掛けられていて、その橋を渡ってそれぞれの反対側に行くことができるようになっています。

 

散歩している人や自転車で走る人、ノルディックウォーキングやジョギングなどここを歩くと地元の様々な人に出会います。

ウィーンのこのような所も素敵です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

映画「サウンド・オブ・ミュージック」でマリアが子供達に"ドレミの歌"を教える草原

ウィーンで撮影された映画と言えば真っ先に「第三の男」が思い浮かびます。

ウィーンに来て映画で登場したロケ地を訪れる方が多くいらっしゃいます。

この映画のラストシーンの並木道はとても印象的ですね。

日本の映画だってウィーンで撮影されているものがあります。

それは寅さんの41作目で、シリーズ48作あり私達が見られる次元で唯一の寅さん海外ロケです。

この寅さん映画のファンの方も実は多くいらっしゃり、ロケ地巡りを御案内したこともあります。

いつか時間を見つけて第三の男や寅さん映画の多くのロケ地もこのコーナーで取り上げたいと思っています。(ウィーンにある寅さん公園

ちなみに第三の男や寅さん41作目はウィーンのどこで撮影されているかピンポイントでほぼ100%特定できますから、ロケ地巡りに興味ある方は喜んで御一緒させて頂きますので声をかけて下さい。

 

実際私は映画が好き・・・というよりもウィーンの街が好きなので、そこから街のどこが撮影場所になっているんだろう・・・という興味があったので、時間を見つけては色々歩き回って個人的に調べていました。

さて、ウィーンだけではなくオーストリアと言うとやっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」は外せませんね。

オーストリアの雄大な美しい自然を舞台にマリアとトラップ大佐の家族愛をテーマにした心温まる映画ですね。

今でも多くのファンがいらっしゃり、ザルツブルクザルツカンマーグートを訪れます。

映画で登場したシーンとまさに同じ場所に立つと、とても感動しますよね。

 

今日はその「サウンド・オブ・ミュージック」でマリアがギターを抱えて子供達に初めて「ドレミの歌」を教えるあの印象的な場所を御紹介します。

 

映画「サウンド・オブ・ミュージック」はロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演で1965年にオーストリアのザルツブルクとザルツカンマーグートで撮影され、アカデミー5部門を受賞した名映画です。

映画で登場する「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などはどなたでも知っている曲ですね。

修道院から出てきたマリアがトラップ大佐の家に住み込みの家庭教師として働くことになりました。当初は大佐の軍隊仕込みの厳しさに唖然としましたが、大佐の方針に反抗して7人の子供達の心を徐々につかんでいきます。

外で遊ぶことがなかった子供達に古くなったカーテンで遊びの服を仕立て、大佐の館から外へ繰り出しピクニックに行きます。

ザルツァッハ川に架かる橋を渡り、ザルツブルク大聖堂前を通り、馬の噴水を通り、そして市場で果物を買って、川沿いをスキップし、登山電車のシーンが終わるとこの草原に座っているシーンが出てきます。

きっと皆さんも覚えていることと思います。

そのシーンはこの写真の場所で撮影されています。

ここは以前は何もなかったのですが、最近何と木の囲いができていて、ちょっとした記念の場所になりました。

まるで放牧されている動物達が外に出られないようになっている柵のようです。

正直な所、この囲いは興ざめです。ここは何もなかった時の方がずっと感動がありました。

おそらくロケの場所を探す多くの人が来るため、他の場所には行かせないようにここに囲いを作ったものと思われます。

右側に見られる木の扉からこの囲いの中に入れるようになっています。

この囲いを忘れれば映画の世界にタイムスリップして感動します。

 

 


 

この日は天気は悪くなかったのですが、最初ここに来た時にかなり雲が覆っていました。

しばらくここにいたら雲が徐々に動き、奥の山の世界が映画のように現れてきました。

木の扉から入るとここにはちょっとした説明や覗ける窓などが設定されています。

 


 

寝られるベンチも設置されていて、映画を回想しながらくつろぐことができます。

丸い窓にはガラスがはめ込まれていて、そのガラスには右上の写真のようにトラップ大佐の子供達を意識した地元の子供達が描かれていました。

トラップ大佐の子供達は7人ですが、ここには8人います。

マリアを入れて8人ということでしょうか。

ここから覗けばより映画のシーンを感じることができます。

 

 

まさにここでギターを抱えたマリアと子供達がドレミの歌を覚えます。

奥に雲がかかっているのが残念です。

 

 

上の写真の13分後にはもう雲がかなり動いて、後ろの山がはっきり見えるようになり、青空さへ見られるようになりました。

この時はかなり雲の動きが激しかったです。

 

 

こちらはマリアと子供達が歌っている場所とは反対側になりますが、こちらも美しい風景が見られます。

 

この場所はザルツブルク中心部から45km弱南に走った所にあり、ここに来るには車が必要です。

下からも徒歩で上がってくることはできますが、かなりの時間がかかります。

 

御興味があればサウンド・オブ・ミュージックのあずまやとトラップ邸もどうぞ。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ウィーンにいるとは思えないハイキングコースで秋を感じる

ウィーンの朝は日によっては5℃前後と冷え込む日が多くなってきました。

自然を見れば葉の色が変わり、マロニエの実がたくさん落ちていて秋の街並みとなっています。

シルヒャー・シュトゥルム栗のケーキなどがさらにこの季節を思わせてくれます。

ウィーンの森を始め、豊かな自然が広がっているウィーンの郊外もこの秋の時期はいいですね。

うちは天気がいいとよく外に出かけて自然を楽しみますが、今日はそのひとつの場所を話題にします。

 


 

ウィーンは415km²とかなり広い街ですが、中心からちょっと離れるだけで豊かな自然が広がっていてウィーンとは思えない牧歌的な所が多くあります。

ウィーンの森がウィーンの街を囲んでいるという地形の特徴がその理由のひとつです。

 

ウィーンにはウィーン市が定めているStadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)が全部で9コース(11コース)あります。

うちがよく行くコースはStadtwanderweg 5(Bisamberg)で、この行程はウィーン21区のホイリゲ街で有名なStammersdorfが起点となる全長10.3kmのコースで、全行程歩くと3~4時間かかります。

Stammersdorfは地元で有名なホイリゲ街でGrinzing(グリンツィング)のような観光化されたホイリゲとは違い、昔ならではの本来のホイリゲがたくさんあります。

 

上の2枚の写真はそのコースの途中で出会える風景です。

ぶどう畑のそばを通る情緒あるコースで長閑な風景が広がっています。

とてもウィーンの街にいるとは思えません。




Stadtwanderwegには左上の写真に見られる道しるべが立てられています。

多くの歴史的言われある場所やパノラマ風景などに出会え、荘厳な建造物が立ち並ぶ街中の空気とは全く対照的です。
コースには気軽に休憩できるベンチなども多く置かれています。
右上の写真はウィーンの中心に向かってのパノラマです。
しばらくこの場所にたたずんでいたくなります。
ウィーンに少し長く滞在出来る方はちょっと郊外に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Leopold Museum(レオポルド美術館)

ウィーンの街には7つもの代表的な美術館があります。

その中でヨーロッパ3大美術館のひとつにも数えられている美術史博物館に行く人は多いでしょう。

ここは他の美術館とは全く違う内容で、ハプスブルグ家が所有していた地域の円熟した作品だけが集められていて、15世紀~18世紀の絵画・・・ゴシック~ルネッサンス~バロックの素晴らしい絵画が楽しめます。

その他にはベルヴェデーレ宮殿のオーストリアギャラリーの特に上宮に行く人も多いでしょう。

ここはクリムトやシーレ、印象派などで有名です。

私も絵画は好きなので、仕事でも個人的にも頻繁に訪れます。

これらの作品を見ているとウィーンの街の歴史的な立場というのがよく理解できます。

 

さて、今日はその7つの美術館のひとつであるレオポルド美術館について少しまとめます。

 

Leopold Museumは美術史博物館や自然史博物館があるマリア・テレジア広場の奥にあるMuseumsQuartier(MQ)という博物館地区があります。

MQは1725年馬小屋として建てられたバロック建築ですが、ここは2001年にこの建物を残し、その中庭空間を大きく改築し、モダンなスポットに生まれ変わりました。

その中庭空間には白のMuschelkalkで建てられた建物があり、これがLeopoldmuseumです。

Muschelkalkとは貝類化石を伴う石灰岩で、この空間に洗練された雰囲気を与えています。

この美術館の名前になっているRudolf Leopoldと彼の妻であるElisabethのプライベートコレクションがベースになっていて,現在では年間350.000人が訪れています。

この建物はオーストリアの建築家Ortner&Ortner(Laurids und Manfred Ortner)のプランによるもので40m x 46m、高さが24mです。

 

入口は小さくてチケット売り場やクロークのスペースも細長く決して広くはありませんが、奥に入ると左の写真に見られるように非常に明るい洗練されたくつろげる空間になっています。

ここは1階、3階、4階、地下1階、地下2階が展示フロアとなっていて、2階にミュージアムショップがあります。

ここがオープンした2001年からは日本からもこのレオポルド美術館を訪れる多くのツアーがあり、最初の数年間はかなり頻繁にここを御案内しましたが、やはり美術史博物館やオーストリアギャラリーに行くことが圧倒的に多いので、最近残念ながら日本からのツアーでは行くことがとても少なくなりました。

でも私は個人的にこのレオポルド美術館は好きです。

ここはたいてい空いていて、とても静かで自分のペースでのんびりと絵画を鑑賞することができ、展示内容もとても面白いです。

 


 

4階にはクリムト、オスカー・ココシュカ、コロマン・モーザ、ウィーン工房などの展示が充実しています。特にベルヴェデーレ宮殿とは違った左上に見られる死と生やウィーン大学からの医学の下絵などとても興味深いものがあります。

 

3階はエゴン・シーレです。

このレオポルド美術館はエゴン・シーレ世界最大のコレクションを所有していて、シーレの油彩、デッサンなどがとても充実しています。

シーレファンの方はここは必見でしょう。

Rudolf Leopoldさんはとにかくシーレを多く収集しました。

彼の職業は医者ですが、1950年代からは絵画を積極的にコレクションしてきました。

この3階シーレのフロアは彼の生い立ちから28歳で亡くなるまでの系統立てた展示内容となっていて、多くの写真や資料なども見られます。

(シーレは以前地下1階に多く展示されていましたが、現在は3階に移っています)

地下1階、2階は特別展示コーナーとなっていて、定期的に斬新なモダン芸術などが展示されています。

 

このレオポルド美術館は有難いことにフラッシュなしでの写真撮影がOKです!

ここは火曜日が休館ですが、6月~8月は火曜日もオープンしています。

10:00~18:00が通常のオープン時間、木曜日は10:00~21:00です。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

秋を感じるBotanischer Garten

月日の流れるのは早いもので今日から10月です。

9月は猛烈に忙しかったのであっという間に過ぎてしまった感があります。

ここ数日いい天気が続いていて、秋晴れの青空が広がるウィーンの街です。

観光していてもとても気持ちいいですし、青空の下、荘厳で優雅な建造物と共に街がより美しく見えます。

昨日も団体ツアーの皆さんと全日観光だったのですが、昼過ぎにグラーベンを歩いた時にまたシルヒャー・シュトゥルムを話題にしました。

木、金、土しか店が出ないこと、旬のものであってウィーンではあまり飲むことができない話題性があるシルヒャー・シュトゥルムですからね。

多くの皆さんがその場で味見をしました。

おっと、今日はシルヒャー・シュトゥルムについて書くつもりは全くありませんでした。

この秋の空気を感じられることを話題にします。

 


 

ウィーンの街には多くの公園があり、この時期公園を歩くだけでもマロニエの葉の色や、多くの実が落ちていたりと秋を感じることができます。

街中の公園もいいですが、個人的にBotanischer Gartenは大好きです。

先日、街中にいるとは思えないBotanischer Gartenでリフレッシュというタイトルでここがまだ夏の時期の写真を掲載しましたが、ここの秋も素敵です。

 

緑もまだ多く見られますが、葉の色が変わり、ススキなども見られ夏とはやはり違う空気です。

ここは観光では外せないバロックのベルヴェデーレ宮殿の真横にあるというのもおもしろいです。

ベルヴェデーレ宮殿はいつも観光客で賑わっていますが、このBotanischer Gartenは地元の人が圧倒的に多く訪れています。

 

左上の写真はSpindelstrauch (セイヨウマユミ)です。

右上の写真はベルヴェデーレ宮殿が見えていますね。

 


 

多くの落ち葉が見られ、季節の移り変わりを感じられます。

このBotaischer Gartenはウィーン大学の管轄で、1754年マリア・テレジアの時代から存在していて、80.000m²という市立公園よりも広い敷地には約9500種類もの様々な植物が植えられています。

 

朝は10℃前後と冷え込む日が多くなりましたが、日中はとても過ごし易い陽気です。

太陽の木漏れ日の中にちょっと腰を落ち着けるだけでもここに来る価値があります。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

街中にいるとは思えないBotanischer Gartenでリフレッシュ

私はオーストリア国家公認ガイドとして毎日様々なお客様にウィーンを、オーストリアを御案内しています。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街ですから観光箇所がいつも同じわけではなく、多くの組み合わせがあってバリエーションが豊富です。

ウィーンだけではく、ウィーンの森、ザルツブルクやヴァッハウ渓谷、グラーツ、チロル地方など色々な所にも出かけます。

様々な御案内をする仕事ですから、常に人と接しているわけですね。

時として1人になることも必要で、次の仕事までの空き時間などに街並みを見ながらぶらぶら歩いたり、カフェに入ってくつろいだり、近くの公園などに行ったりしますが、それ以外でよく訪れる場所がBotanischer Gartenです。

 


 

Botanischer Garten (ボターニッシャー・ガルテン)は植物庭園です。

 

Botanischer Garten は結構中心から近い所、でも観光の皆さんにはあまり気づかれない、しかもウィーンの観光ポイントとしては絶対に外せない有名なベルヴェデーレ宮殿の真横に位置しています。

 

このBotaischer Gartenはウィーン大学の管轄で、1754年マリア・テレジアの時代から存在していて、80.000m²という市立公園よりも広い敷地には約9500種類もの様々な植物が植えられています。

 

 


 

ここにはベンチも置かれていて、くつろぐことができます。

ウィーンの街中にいるとはとても思えません。

ウィーンの森や郊外にいるような気持ちにさせてくれます。

隣には観光で重要なベルヴェデーレ宮殿があり、たくさんのツーリストがいて賑やかですが、ここは逆にとても静かで観光で来る人はほとんどなく、地元の人が多く散策しています。

 

時間がある時にこのBotanischer Gartenの一角に座って、青空と緑を見つめながら気持ちをリフレッシュすることがよくあります。

ちょっとの時間のことなのですが、私にとってこのようなひと時はとても重要です。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

お勧め! 水の世界のハイキングコース "MYRAFÄLLE"(ミラフェレ)

今年の夏は30℃を超える日が多いです。

8月3日が今年では一番気温が上がり38℃をちょっと超えました。

街中ではなるべく日陰を選んで歩く人が多く、テラスでは多くの人が冷たい飲み物を飲んでいました。

35℃を超えた時の街中の徒歩観光は本当にきついですね。

 

さて、オーストリアはアルプスを持っている国のひとつで、そのおかげで郊外には豊かな美しい自然が広がっていて、気軽に出かけられる所が星の数ほどあります。

暑い時にちょっと涼しくなれる所のひとつとしてうちのお気に入りの場所である水の世界のハイキングコース"MYRAFÄLLE"(ミラフェレ)を話題にします。

 


 

MYRAFÄLLE(ミラフェレ)はウィーンの中心部から車で70km弱南へ1時間ぐらい走った所のNiederösterreich一角にあるMuggendorfにあります。

左上の写真はここの入口にあるInfoセンターとレストランで、右上の写真は入口そばにある可愛らしい水車です。

 

 



 

Myrabachという川沿いにある滝を上がって行くハイキングコースです。

MyrabachはMyraluckeという洞窟が水源で、MyraluckeはNiederösterreichの標高1342mのUnterbergにあり、Gutensteinerアルペンと呼ばれてる地域にあります。

 

水源から8kmしか離れていない所に貯水池があり、そこから勢いよく水が落ちて行きます。

 

自然が形成した岩肌に水がぶつかり、豊かな水の音がこだまする14の滝があります。

 

Myrabachの高低差は520mです。

この滝に情緒ある木の橋が多く掛けられていてそこを歩いて行きます。橋の数は26個あります。

滝全体の長さは600m程で、高低差は70mです。

 


 

左上の写真は滝を上がって少し歩くとみられるOberer Stauseeという貯水池です。

ここは視界が開けていて、貯水池の横がコースになっています。

ここの水はとても澄んでいて魚も泳いでいます。

この奥の所にはちょっとしたレストランがありますので、この自然の中にあるテラスに座って喉の渇きを潤すのもいいと思います。

ここからルートはMyrabachを離れていき、右上の写真に見られるように森の中に入って行きます。

 


 

森の中は徐々に傾斜がきつくなっていきますが、それを抜けると右上の写真に見られる長閑な風景に出会えます。うちはいつもここで休憩をする習慣があります。

Myrabachから離れてこの地域の最高地点であるHausstein(ハウスシュイン)を回り込むようにハイキングコースができています。

左上の写真に見られる突き出している岩肌がHaussteinで、標高664mです。

ハイキングコースはここから滝に戻れるように奥へ続いて行きますが、ここからHaussteinまで行くことをお勧めします。

うちがここに来る時には必ずHaussteinまで行きます。

ここからの眺めはとても素晴らしいものがあります。

 

 

Haussteinからはこの周辺のアルプスを眺めることができます。

この下にはMuggendorfの小さな街が見られます。

このような谷の風景はオーストリアでは至る所に見られます。

 

 

このHaussteinから見られるもうひとつの話題性がある景色はSchneeberg(シュネーベルク)が見られることです。

奥の方に高い山が見えますが、これがNiederösterreichで一番高いSchneebergです。

 

このMyrafälleは自然保護地域に指定されているため入場料がかかりますが、大人はたった3.50ユーロです。

5月~10月の金、土、日、祝日は朝7:00~23:00までと長くオープンしています。

 

しかも夜はライトアップされますから、また幻想的ですね。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Naturpark Buchenberg(自然公園 ブッヒェンベルク)

ウィーンは"森の都"とも形容され緑豊かな街であるとともに、かつての帝国の都ですから荘厳な建造物に囲まれていて、優雅さと上品さが感じられる美しい街です。

ウィーンにだってウィーンの森があるので豊かな自然に触れることが簡単にできますが、ウィーンの外に行くともっと豊かで長閑なオーストリアの美しい風景に出会えます。

ガイドブックには決して紹介されないような、しかし地元での有名なスポットがたくさんあります。

私も時間がある時には家族と色々な所に出かけていますが、うちがよく行くお気に入りの場所のひとつを紹介します。

 


 

こちらはNaturpark Buchenberg(自然公園 ブッヒェンベルク)です。

オーストリアには48の自然公園があり、どれも個性があってオーストリアの美しい自然に触れられる地元では人気あるスポットになっています。

巨大な石があるBLOCKHEIDE(ブロックハイデ)Hochmoor Schrems(ホッホモーア シュレムス)Hagenbachklamm(ハーゲンバッハクラム)Sparbach(シュパールバッハ)などはうちがよく出かける自然公園です。

 

このNaturpark BuchenbergはNiederösterreichのMostviertelのWaidhofen a.d.Ybbsにあります。

Waidhofen a.d.Ybbsは12世紀以降この近くで鉄鉱石が採掘されて、その商業通りが交差した街なので、鍛冶屋業が発達しました。

ここまではウィーンの国立オペラ座からだと車で150kmぐらい西に走ります。

 

最近入り口まで車が入れなくなりましたので、(身障者とベビーカーを持った人は除く)下の国道121号線界隈に車を停めて、5~6分歩いて上ります。

まもなく上の写真に見られるように視界が開けてきて、右上の写真はここの入り口です。

このWaidhofen a.d.YbbsはYbbstaler AlpenというNiederösterreich,Oberösterreich,Steiermarkにまたがるオーストリアアルプス一角のAlpenvorlandという裾野的な所に位置しています。

 

 

 

この自然公園BuchenbergはTierpark(動物公園)、Kletterwald(クライミングの森)、Bogensport(弓スポーツ)の3つの部分に分かれていてそれぞれ別料金です。

BuchenbergとはこのWaidhofen a.d. Ybbsの文字通りの山で標高790mです。

うちはここではいつも動物公園に入って散策します。

 

 



 

Buchenbergの傾斜を利用して、多くの動物達が放し飼いされています。

写真に見られるようにコウノトリやフクロウもいます。

特にフクロウは森の中に仕切られた領域がいくつもあり、それぞれ種類の違うフクロウが飼育されています。

写真では左がBartkauz、右はSchnee-Euleです。

狸や狼、ヤマネコもいます。

 


 

自然公園内ではこのような美しい自然の風景が随所に見られます。

子供達の遊び場や自力で動かすゴーカート、トランポリンなどもあってかなり楽しめます。

ゴーカートのコース上にも動物が歩いています。

Buchenbergの斜面に広がっている自然公園なので視界が開けて居る所もあれば森の中も歩きます。

 


 

ずっと奥まで歩いて行くと、上の写真のように迷路とアスレチック的な公園もあります。

うちがここに来た時には毎回迷路を楽しんで、ここで休憩します。

自然の中でこのようなアトラクションがあるのもうれしいです。

 

 

手前に見える街がWaidhofen a.d.Ybbsで、人口11.400です。

ずっと奥の山の上に見えているのはBasilika Sonntagbergという知られた教会です。

 

ウィーンからはちょっと遠いですがオーストリアの長閑な自然に出会えます。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Wasserpark(ヴァッサーパルク)

ウィーンは"森の都"と形容される通り、ヨーロッパの中で街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。

中心のリンク道路沿いにも市立公園王宮庭園などを始め5つもの大きな公園があり、リンク道路の街路樹の緑もとても素敵です。

中心から離れてもシェーンブルン宮殿やプラター公園などの有名な公園や庭園、それ以外だって至る所に公園や街路樹地帯があり数えきれません。

ウィーンの街を歩く時に"緑"を意識して下さい。本当にこの街は緑が多いことがわかりますよ。

ウィーンの街中に大きな緑よりもっと大きな緑がウィーンの森です。

 

さて、今日は観光ではまず行かない地元で有名な公園をひとつ話題にしましょう。

 


 

こちらはウィーン21区(フローリッズドルフ)の一角にあるWassepark(ヴァッサーパルク)です。Wasserは水という意味ですから"水の公園"と日本語に訳していいでしょうか。

WasserparkはAlte Donauの一番上流側の一角です。

Alte Donauはドナウ河のかつての支流の一部で、現在では新ドナウを下流方面に見て左側を大きくカーブを描いて長さ5.2km、幅300mで横たわっています。

ちなみにAlte Donauは地下水が流れ込み、地下水として流れ出ているため、ドナウ本流や新ドナウとの繋がりはありません。

 


 

Wasserparkは1929年に完成していて、143.000m² (14.3 ha) の広さで、その内の1/3が水面部分です。

ここは街中の公園とは雰囲気がやはり違っています。

池のようなAlte Donauの周りを散策することができ、緑の芝生が植えられ、子供達が色々な遊びをしていたり、ピクニック的に横になってくつろいでいる人も多くいます。

 


 

ウィーン市の管理で花なども植えられていて綺麗に手入れされています。

また遊び場も作られていていつも賑わっています。

この場所は地下鉄6号線の終点Floridsdorf駅から歩い7~8分で来ることができます。

このすぐそばには寅さん公園もありますから一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今度は仕事でヴァッハウ渓谷に行った(2017年7月)

観光でウィーンに来たら普通は最初に市内観光をするでしょう。

シュテファン大聖堂を中心としたウィーンの旧市街の街並みの美しさ、リンク道路沿いの荘厳な建造物、豊かな緑が多くある公園の中の記念像、中心からちょっと離れたシェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿など尽きません。

街の様子が少しわかってくると有名なカフェなどでちょっと腰を下ろすのもいいでしょう。

慣れて来ると公共交通機関を使って行き易きウィーンの北の森方面もいいでしょう。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮した奥が深い街ですが、外側にも見所が多くあります。

ウィーンに数泊できて時間がある方はウィーンを離れて遠出をする人も多いでしょう。

その時はザルツブルクヴァッハウ渓谷ウィーンの森へ行かれる方も多く、行き方などの御質問をよく受けます。

オーストリアは国内に美しい自然が広がっていますので、ウィーンの街とは全く違う姿が見られます。

その中でヴァッハウ渓谷は私も大好きなドナウ河の最も美しい部分で、シーズン中には仕事でも個人的にもよく行きます。

6月初めに家族でヴァッハウ渓谷に出かけたことを少し書きましたが、その時は船下りの関係上デュルンシュタイン~シュピッツ~デュルンシュタインというルートだったのでメルクには行きませんでした。

今回は仕事でウィーンから定番な日帰り観光でヴァッハウ渓谷に行きました。

 


 

7月終わりの週末、この日は気温が30を超えた暑い日となりましたが、朝から素晴らしい青空が広がっていて、荘厳なバロック建築であるメルクの修道院とのコントラストが印象的でした。

やっぱりここは青空がいいですね。

お客様とここに来る時には高速道路から降りて直接メルク修道院の駐車場に入ります。

左上の写真は駐車場から見た風景です。

個人でここに来る方はたいてい鉄道を使うと思いますので、この場所に来ることはほとんど無いと思います。

修道院は事前に予約してありますから待ち時間無しで見学しました。

もちろん私が御案内しました。

ここは2016年9月から"写真禁止"になってしまったのが本当に残念で仕方ありません。

ヴァッハウ渓谷に来たら修道院は絶対に見学するべきです。

 

 

私のサイトを訪れて頂いている皆様にはもうお馴染みとなったメルク修道院のバルコニーから見たメルクの街並みです。

この風景は何度見ても飽きることがありません。

この後には素晴らしい図書館と教会が待っています。

 


 

修道院見学後にメルクの街まで降りて来ました。

ここに来ればメルクの街とまるで街を支配しているかのような断崖に立つ修道院の印象的な姿を見ることができます。

修道院見学後、修道院横のレストランで昼食ですが、ここは下に降りていくことをお勧めします。

その分、船の出発時間を考えると少し昼食が忙しくなりますが、ここのレストランやカフェでは乗船時間に合わせて昼食をとる人が多いことから、頼めばかなり早く出してくれます。

雲一つない素晴らしい青空です。

 


 

13:45発のBrandnerのMs.Austriaに乗船です。

メルク~デュルンシュタインまでのクルーズを楽しみました。

かなり暑かったこともあり、多くの人は船内にいたため、デッキ席には余裕で座ることができました。

途中の風光明媚な景色を楽しみながらのあっという間の1時間20分でした。

 

その後デュルンシュタインを散策してウィーンに戻りました。

ヴァッハウ渓谷は個人で来るにはちょっと行きづらく、時間もかかりますが、訪れる価値は十分にあります。

 

最後は定番なデュルンシュタインの船からの眺めです。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Nationalpark Thayatal(国立公園 Thayapark)3 - Thayabrückeを渡って徒歩で国境を超える

Nationalpark Thayatalではインフォセンター界隈を、Nationalpark Thayatal 2ではEinsiedlerwegと言われるハイキングコースと2回にわたってこの地域を紹介しましたが、最終回の今日はこのThaya川に掛けられている橋について紹介します。

 

インフォセンターからちょっと下るとHardeggというオーストリアで一番人口が少ない街に出会えます。この街はチェコとの国境に位置していて、ここにThayabrückeという橋が掛けられています。

この橋は現在もちろん普通に歩いて渡ることができます。

 


 

左上の写真はオーストリア側からこの橋を見ています。

奥の方に建物が見えていますが、あそこはもうチェコです。

この橋は徒歩、自転車だけで渡ることができます。

右上の写真はチェコ側からオーストリアを見ています。

 


 

この橋を渡るとここからチェコですというEUマークが入った立て札があります。

そこから先に行くとこのNationalpark Thayatalのチェコ語である"Narodní Park Podyjí"と書かれた立て札があります。

まだチェコが東ヨーロッパと呼ばれていた共産圏時代には徒歩で自由にここを渡ることは考えられませんでした。

この美しい自然の風景でも西側オーストリアと東側チェコとの運命が二分されたことを思えば考えさせられるものがあります。

 


 

このThayabrücke(ターヤブリュッケ)はオーストリアのHardeggとチェコのČížovを結んでいて、オーストリア側に国道ができたことをきっかけにして1874年に作られました。

作った会社はウィーンのIgnaz Grindlです。

それまでは当時の人々はかなりの回り道をしてこのThaya川を渡っていました。

第1次世界大戦後、帝国が崩壊しオーストリアがとても小さくなってチェコやハンガリーも独立をして、それぞれの国になってから橋の両側に国境管理の建物(出入国審査、税関)が建てられました。

右上の写真に見られるのはチェコ側のかつての当局の建物です。

 

この橋は第2次世界大戦の終わりまでは特に制限が厳しくなく、頻繁に利用されていましたが、1945年からは鉄のカーテン時代となりました。

プラハの春の時にはここが開けられる可能性がありましたが実現しませんでした。

その間は止むを得ない必要性がある時だけこの橋が使われました。

かつてのソ連の共産主義体制が崩壊した後、この橋はオーストリアが安全性を確かめ、しっかり整備して、1990年4月12日の緑の木曜日に再び開通しました。

 

 

 

 

こちらはオーストリア側に見られるこの橋が再度開通したことを示す記念プレートです。

オーストリアのBundeswappen(Bundesadler)が見られ、その両側には左にNiederösterreich、右にはHardeggの紋章が見られます。

ここではThayabrückeではなく、 Grenzbrücke(国境の橋)という名所になっています。

 

 

橋の長さは73m、幅は4.20mです。

今はオーストリア側から、そしてチェコ側からと自由に行き来でき、かつての重々しい国境だったとはとても思えない程このThayabrückeは美しい自然に調和しています。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Nationalpark Thayatal(国立公園 Thayatal)2

昨日はこのNationalpark Thayatalのインフォセンター界隈を話題にしました。

この界隈も景色がいいのでここでのんびりしてもいいですが、このインフォセンターを起点にして話題性があるハイキングコースが6つあります。

特にお勧めはハイキングコース2のEinsiedlerwegです。

このコースは森の中、古いお城が見られること、小さな街、Thaya川の横を通りながらの2時間半ぐらいのハイキングコースです。

 

インフォセンターを出るとすぐに森の中に入って行きます。

道は少し下り坂です。

この日はとても暑い日でしたが、森の中は気温は低くそれなりに快適に歩けます。

このインフォセンターから2km程離れた所にHardeggというオーストリアで最も人口が少ない街に出会えます。

この街はThaya川に面していて有名なHardegg城があります。

 

 

上のお城がBURG HARDEGG (ハルデック城)です。

画像は何も加工していないので、逆光ぎみでちょっと暗く映っています。

この小さな街を今で守り続けているような印象を与えています。

このHardegg城が最初に記録に登場するのは1145年です。

北からこの地へ来る侵入者を防ぐための要塞だったようです。

最初の所有者はGrafen von Plainで、彼らは800年頃にはこの地に来たとされています。

その後よくあるパターンで所有者が多く変わります。

ハプスブルグ家がこの城を所有していたこともあります。

 

このHardegg城は見学することができます。

いつか時間がある時にこの城内を話題にします。

 

このハイキングコースではこのお城を見ながらこのHardeggの街に降りていくことができます。

このHardeggは2015年人口がたった80人で、"die kleinste Stadt in Österreich"(オーストリアで一番小さな街)と言われるようになりました。

 

お城は上の方に建てられていますが、Hardeggの街はThaya川に面しています。

HardeggはNiederösterreich のWaldviertelの一角です。

 


 

"Thaya"は川は昨日も書きましたが、チェコのモラヴァ川(ドイツ語ではMarch川)に流れ込んで、そのままドナウ河に入る全長235kmです。

上の写真はThaya川で、水質もいいです。

川幅は60mちょっとはあるでしょうか。

右上の写真にはHardegg城が奥に見えていますね。

天気が非常によかったのですが、明るすぎて青空が映りませんでした。(写真ではあまりわかりませんが)

私が眺めているのはこのThaya川に掛けられた地元で有名な橋からの風景です。

 

Einsiedlerwegはこの橋を渡らず、Thaya川沿いにずっと続いて行きます。

 

 


 

Thaya川の水の音を聞きながら川沿いからやがてコースは再び森の中へと入って行きます。

途中は視界が開けている所も数か所あり、ベンチなども置かれているので適度に休むことができます。

 


 

森を抜けると再び視界が開けてきます。

出発点であったインフォセンターの反対側へと戻ります。

右の写真はインフォセンター近くに戻ってきた時です。

この時は19:00を過ぎていました。

 

オーストリアにはこのように手軽に楽しめ、話題性があるハイキングコースが星の数ほどあります。

それぞれには個性がありますが、オーストリアの美しい自然の風景に出会えることではどれも共通しています。

 

さて、Thaya川を渡す前述した橋はチェコに行く国境の橋です。

明日はこの橋について少し書きたいと思います。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Nationalpark Thayatal(国立公園 Thayatal)

ウィーンは荘厳な建造物が立ち並ぶかつての帝国の都であり、上品で優雅な街並みですが、中心からちょっと外側に足を延ばせばウィーンの森が広がっています。

オーストリアはアルプス山脈を抱えている地形の特徴があるので、郊外には美しい長閑な風景が広がっています。

私は普段お客様に色々な角度から観光案内をしていますので、プライベートでは全く観光では知られていない、しかし地元ではとても有名な場所に家族と出かけるのが大好きです。

特にNaturpark(自然公園)やNationalpark(国立公園)などは手軽に楽しめます。

 

今日はそんな場所をひとつテーマにしてみたいと思います。

 

 

上の案内図で見られる緑に囲まれた地域がNationalpark Thayatalです。Nationalpark Thayatalはオーストリアとチェコの国境にまたがる13.3km²で、オーストリアのNiederösterreich側とチェコ側に広がっています。チェコ側ではNarodní Park Podyjíと呼ばれています。

 

"Thaya"は川の名前で、チェコのモラヴァ川(ドイツ語ではMarch川)に流れ込んで、そのままドナウ河に入る全長235kmです。

このThaya川は水源が2ヵ所あります。オーストリアのSchweiggers界隈とチェコ側の Stajiště界隈で、オーストリア側はDeustche Thaya、チェコ側はMährische Thayaとそれぞれ別名で呼ばれていて、この2本の川はオーストリアのRaabs an der Thayaという街で合流し、"Thaya"として1本になります。川がどこをどのように流れているのかを知るのも楽しいですね。

このNationalpark ThayatalはこのThaya川を挟んで広がる国立公園です。

"Tal"は谷と言う意味です。

 

Nationalparkは自然保護が最優先となり、人の手がほとんど入っていないことが重要で、同時に後世にも残していくことを目的としていて、少なくとも全体の75%は何かしら経済的利用が介入していないことも条件となっています。

ちなみにオーストリアには国立公園がここを含めて全部で6つ(現時点)あります。

 


 

左上の写真はNationalpark Thayatal (ターヤタール国立公園)のインフォセンターです。

中はともて清潔感があります。

チェコの国境も近いことからチェコからも多くの人が訪れているようで、チェコ語を話す係もいます。

インフォセンターではこのNationalpark Thayatalに関しての様々なことを知ることができるようになっています。ここの入場は無料ですが、ちょとした有料の博物館が併設されていて、タブレットを借りてこの地域のことをもっと詳しく知ることができ、映画も上映されます。

 


 

インフォセンターを抜けると左上の写真のような風景が広がっています。

ここでのんびりしている人もいます。

ここではWildkatze(ヨーロッパヤマネコ)も2匹飼育されていて、餌付けを見せてくれます。

2匹の名前はCarloとFriedadです。

 

 


 

この場所にいるだけでもここに来る価値はあると思いますが、インフォセンターを起点としてここには全部で6つのハイキングコースがあり、オーストリアらしい豊かな自然にもっと近づけます。

この時にはここのハイキングコース2のEinsiedlerwegを歩きました。

このルートはHardeggというとても小さな風情ある街とThaya川が見られるお勧めルートです。

インフォセンターを後にして歩いて行くと、すぐに右上の写真のように森の中に入ります。

 

この続きはまた明日にしたいと思います。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Schneebergが眺められるレストラン

オーストリアはちょっと郊外に出るとのどかな美しい風景が広がっています。ウィーンは帝国の都が今でも感じられる荘厳な建造物が立ち並ぶ上品な街ですが、ちょっと外に出るとオーストリアらしい風景に出会えます。郊外にだって出かけたついでに気軽に寄れるホイリゲや地元で知られたレストランなど多くあります。

今日は個人的に大好きなそんなレストランをひとつ紹介しましょう。

 


 

こちらはForellenhof(フォレレンホーフ)というレストランでNiederösterreichの最高峰Schneeberg(シュネーベルク)が見えることで知られています。Forelleは鱒を意味するドイツ語で、ここはレストランの名前の通り鱒料理が知られています。春、夏、秋はハイキング、冬はスキーができるSchneebergですから、このForellenhhofはレストランだけでなく宿泊することもできます。値段もそんなに高くありません。

 


 

レストランの前には上の写真に見られるような美しい風景が広がっています。草原地帯で、奥にはSchneebergを眺めることができます。Schneebergに上らなくてもこの界隈の散策も楽しいですし、また自然の中で弓術(実際には弓矢を放って人工的に作られた動物の標的に当てる)も楽しめます。またちょっとした遊び場も作られています。この風景を眺めているだけでリラックスできます。

 


 

左の写真は西日が当たるSchneebergで、右の写真はレストランの中から見た景色です。

この場所はSchneebergに上るサラマンダー鉄道の駅であるPuchberg am Schneebergから車で6kmほど奥に入ったLosenheimという標高800mの場所にあります。

ここではもちろんForelle(鱒)を食べました。とてもおいしかったです。

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

"アメジストの世界" はおもしろい(Amethyst Welt MAISSAU)2

昨日はこのAmethyst Welt Maissauには世界最大のアメジストが埋まった岩の壁が見られことについて書きました。それが見られるAmethyst-Schaustollenを出て来ると前方には"Edelsteinhaus"が立っています。

"Edelstein"(エーデルシュタイン)は宝石という意味ですから宝石の家というような意味になります。

 

 

このEdelsteinhausもガイドツアーのみで見学することができます。

つまりここには2つの大きなガイドツアーがあるわけです。

このどちらかのツアーに参加するこのAmethyst Welt Maissauの料金は一般の大人11ユーロ、両方見られるコンビチケットだと18ユーロとなっています。

どちらのチケットでも施設内は歩き回ることができます。

 


 

このEdelsteinhausには様々な宝石や鉱物が展示されています。

世界の色々な地域からのアメジストやオーストリアで採掘されたものなど分けて展示されています。

隕石までも展示されていてそこには手が入れられるようになっていて触ることができます。隕石の展示と言うとウィーンにある自然史博物館を思い出しますが、このAmethyst Weltはその自然史博物館とも提携しています。

今年のここの特別展示はダイヤモンドがテーマなっていました。

特別展示コーナーは撮影が禁止だったのでここに掲載できませんが、ダイヤモンドについて色々知ることができます。

 


Edelsein(宝石)は希少性が高くて外観が美しい固形で一般的にアクセサリーなどに多く利用されている鉱物のことを指します。鉱物とはドイツ語では"Mineral"と呼ばれます。

宝石は天然鉱物として無機物結晶で、外観が美しいこと、希少価値があること、硬度が高いことが条件となり、よく知られているのは20種類程度ぐらいしかありません。


Amethyst-SchaustollenとEdelhausではガイドツアーが毎時行われています。

この2つを楽しんだ後、うちが必ず行くのが"Schatzgräberfeld" (シャッツグレーバーフェルト)です。Schatzは埋もれている宝や財宝という意味がありますので、宝を発掘する野原みたいな意味があります。

ここでは決められた敷地の中で地中に眠っているアメジストを掘り出すことができるようになっています。

ドイツ語ではschürfen (シュルフェン)という言葉がよく使われていて、試掘するとか探鉱するという意味です。

schürfen (シュルフェン)は全く別料金でその場で支払います。

1時間という時間内であればルールを守って敷地内のどこを掘ってもよく、掘り出したアメジストは片手に収まる大きさであれば(いくつでも)持ち帰ることができます。

 


 

上の2枚の写真はSchatzgräberfeldと呼ばれている領域で、掘り出す時のシャベルやバケツを貸してくれます。

私も子供と1時間とにかく掘りまくりました。

経験上かなり深く掘らなければある程度の大きさのアメジストは見つけられません。

アメジストが入った小さな岩の破片のようなものは1時間でも真剣に掘れば多く見つけられます。

1時間真剣に掘るとかなりフラフラになります。

腰は痛くなって、手に力が入らなくなります(笑)

かなりの運動です。

この場所は地元の子供達にもとても人気がありますが、大人も結構楽しめます。

ここには掲載しませんがこの日はそれなりに大きなアメジストを見つけることができました。

 

ここでは掘り出したアメジストを磨いたり、ペンダントにすることもできます。

 


このAmethyst Welt MAISSAUがオープンしたのは2005年の2月です。

でもここは1845年に当時石の採掘作業をしている時に偶然にも大きなアメジストのライン(Amethyst-Ader)が発見されました。しかしすぐには何も行われませんでした。

100年以上経過した1986年~1994年の本格的に調査や発掘が行われ、たくさんのアメジストが見つかりました。

1999年には"Maissauer Amethyst GmbH"という街と提携した会社組織になり、それからというものは断続的に調査が行われています。

 

オーストリアには観光ガイドブックなどでは紹介されいないこのようなおもしろい所がたくさんあります。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

"アメジストの世界" はおもしろい(Amethyst Welt Maissau)

地元の方がそれぞれ休暇を楽しんでいる7月~8月です。

こちらは9月から新年度が始まり、学校もFerien(フェーリエン)という日本で言うおおきな夏休みです。ウィーンの街は地元人が少なくなるのとは逆に多くの観光客が訪れていて、この休暇シーズンの空気が感じられます。

私も日本からのお客様と毎日のようにウィーンの街を歩いていますが、仕事だけではなく家族との時間も大切に考えています。

うちは時間があれば色々な所に出かけていて、その時の多くは普段観光では行かない、逆に地元ではよく知られている名所を訪れます。

今日は去年も話題にした、うちが気に入っているスポットのひとつであるアメジストの世界に最近また行って来たので少し紹介します。

 

アメジストの世界・・・

Amethyst Welt Maissauはウィーン中心部から車で70㎞程北西に走った"Maissau"にあり、世界最大のアメジストが埋まった岩の壁が見られます。MaissauはNiederöstereichのWeinviertelとWaldviertelの中間に位置した人口2.000人弱の小さな街で、Amethyst Weltはそこから2km程離れた所にあります。

この街に車で近づいていくと、アメジストの色である紫を基調とした道標があります。

 

 

 

上の写真はここの案内図で、下に見えるドームのような所が入口です。

その中にはインフォメーション、ショップやカフェなどがあります。

自然の中にテーマを持ったいくつものスポットがありますが、ここの最も重要な場所はインフォメーションのすぐ上にある円形の建物で"Amethyst-Schaustollen"と呼ばれ、この中に世界最大のアメジストが埋まった岩壁があります。

 


 

このAmethyst WeltのAmethyst-Schaustollenはガイドツアーのみでの見学が可能です。普段は皆様に御案内している立場の私ですが、ここに来ると必ずガイドツアーに参加します。この日も家族連れの方々が多く来ていました。

Amethyst-Shaustollenに入ると広い円形スペースの中央に左上の写真で見られる3角形状の大きなスクリーンが設置されていて、アメジストについての説明を見ることができます。Amethyst-Schaustollenはアメジスト見学坑道なんて意味になるでしょうか。

 

さらに奥に入って行くと右上の写真のようにとても広い空間に導かれます。

ここが世界最大のアメジストが埋まった岩壁です。

自然のままに残されていて、そこを利用してこの施設を作ったわけです。

また、この空間には多くのアメジストが展示品として置かれていて大変興味深いです。

 

Maissauの街からちょっと離れたこの場所には確実に400mの長さでアメジストの岩壁はあり、おそらく1km以上はあるだろうと推定されています。この場所は地下12mの深さで、ここに見られるアメジストの岩壁は40m以上の長さがあります。すごいの一言です。

 


 

上の2枚の写真はその岩壁の一部です。

紫色したアメジストが至る所に見えますね。

 


アメジストは紫水晶とも呼ばれていて紫の色が有名ですね。アメジストという名はギリシャ神話に登場する少女の名前から来ています。アメジストは意外と古い歴史を持っていて今から約4.000年前のエジプト王、王妃のお墓の中からも発見されています。

アメジストは水晶ですから天然水晶と同じマグマ性結晶で火成岩に分類されます。

美しい紫色は水晶を形成する珪素の一部が鉄に入れ代わり、鉄を取り囲む酸素のひとつの電子が天然放射線によって失われて形成されると言われています。


上の案内図に見られる通り、自然の中にこの施設が作られているのでアメジストの世界だけでなく、ここは散策してもおもしろいです。

駐車場の所には子供が喜ぶ遊び場も作られています。

 

さて、ここではAmethyst-Shaustollenを見るのが一番のハイライトですが、ここにはもうひとつの博物館があり、さらにアメジストを掘り出すことができます。

その続きは明日にしましょう。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Blockheide(ブロックハイデ)に行って来た

オーストリアはアルプス山脈を大きく持っている国で、郊外には美しい自然が広がっています。

ガイドブックには載っていない、でも地元でよく知られた所がたくさんあります。

例えばNaturpark(自然公園)などもその中に入ります。

 

オーストリアには自然が形成した歴史ある場所が"Naturpark" (自然公園)として管理されていて、国内に48箇所のNaturparkがあり、VNÖ (Verband der Naturparke Österreichs) ---オーストリア自然公園連盟が中心になって管理しています。

うちも時間があればしょっちゅう郊外に出かけていますが、今年4月のイースター休暇の時や今月7月もにうちのお気に入りのスポットのBlockheide(ブロックハイデ)におにぎりを持って行って来ました。

Blockheideも自然公園のひとつです。

 

 

BlockheideはNiederösterreichのWaldviertel(ヴァルトフィアテル)の一角で、チェコとの国境に隣接するオーストリアのGmünd(グミュント)の目と鼻の先にあります。

ウィーンからは車で約140kmと決して近くはありませんが、訪れる価値は大です。

 

 

ここは自然公園ですから、ハイキング感覚で気軽に楽しめ、以下の4つのテーマに分かれた散策コースがあり、草原地帯、池、森、そしてここが一番重要なのは自然から形成された巨大な石の塊をいくつも見ることができます。

 

GRANIT-TOUR (2,9 km)

MYTHOlogieTOUR (3,5 km)

LANDSCHAFTSkulTOUR (2,8 km)
MARIENKÄFERWEG (5,6 km)

 

 


 

今回は4月に来た時の様子で、この日は子供同士が親しくしている知り合いの家族といっしょにここに来ました。

巨大な石の大きさをわかってもらうために、彼にちょっと写真に入ってもらいました。

右上の写真の石はTeifelsbettと呼ばれています。悪魔のベット!?ですね。

 


 

左上はChristophorussteinで、ここでは最も有名な場所のひとつです。右上はPilzsteinで、名前の通りキノコの石ですね。印象的な形です。

 

このような巨大な石がまるで意図的に重ねたかのように残されています。花崗岩が主流です。

 


この辺りは"Bömische Masse"(ベーミッシェ・マッセ)と呼ばれ、現在ではオーストリアの国境界隈からチェコを含む地域です。

古生代(約5億4200万 - 約2億5100万年)に形成された山脈の残りとなっています。

つまり、この巨大な石はそれだけの年月が経っているということになります。



 

御覧のようにルートを示すプレートが立っています。

一番短いルートでも3km弱ありますから1日余裕で過ごすことができます。

池もあって、魚も泳いでいます。

 


 

このような平原地帯にも出会えます。

4月の中旬の行きましたが、かなりの苔がありました。

 

ここはハイキング気分も十分味わえ、他では見ることができない自然から形成された巨大な石がそこらじゅうに見られるおもしろさがあります。

 

自然公園の中には売店も兼ねたインフォセンターがあり、そこには2003年に作られた展望台があり、

有料ですが上からの眺めがまた印象的です。

この展望台はトウヒとカラマツの木で作られ、高さ25.8m,140の階段があります。

 

インフォセンターではちょっとしたお土産や飲み物などを買うことができますが、しっかり食べられる物は売っていないのでお弁当を持って行くことをお勧めします。

 

ここは自然と歴史、特に地質学的にも非常に面白い所です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ヒルシュシュテッテンの花壇庭園に散歩に出かけた

7月~8月は休暇シーズンで地元の人が多くウィーンを離れています。

この時期のウィーン中心部の雰囲気は世界から多くの観光客が来てくれるので、いつもと比べると逆に地元のカラーが少なくなっているように感じます。

私も日本からのお客様を御案内していますから観光しているわけですが。

夏の時期のウィーンも開放的でいいですね。

 

私は仕事では観光案内をしているわけですが、仕事を離れた家族との時間も大事です。

時間を見つけては色々な所に出かけています。

うちのお気に入りのスポットで気軽に行けるヒルシュシュテッテンの花壇庭園はウィーン郊外にある大きな植物庭園で、このコーナーでもよく話題にしています。

先日またちょっと出かけてきました。

 

ヒルシュシュテッテン花壇庭園(Blumengärten Hirschstetten der Stadt Wien)は ウィーン市MA42が管理している、ウィーン22区のHirschstettenにある大きな植物庭園です。

ウィーンの街中に植えられている花などはここでも栽培されていて、色々な種類の植物や木々が植えられています。

ここはウィーンの街中に見られる公園とは全く違います。

ここは地元では有名な場所なので、訪れている人は地元人以外はまず見たことがありません。

 

 


 

広さは60.000m²もあり、24の文化小屋、温室、大きなグラスハウス3つを始め至る所にありとあらゆる植物が植えられています。

 

花壇庭園と言っても、実際には植物だけではありません。

 

子供達のための遊び場や迷路、動物達も飼育されていて実際は植物園、動物園、公園がいっしょになっているような花壇庭園なので、街中にある自然公園的な感じです。

 


 

テーマ別に分かれた庭園や池もあってここを歩いているだけで十分楽しめます。

うちがここに来ると必ず迷路に入ります。

もう数えきれないぐらいここの迷路に入っているので、コースは覚えてしまいましたが、出られない人は20~30分はかかります。

この日は30℃以上が10日間続いた後のちょっとだけ涼しくなった6月30日です。

ウィーン市が管理していますから、植物などにもしっかり水をあげることができますが、それでもかなり乾いていました。

 

ここは中心からは行きづらいのが唯一の欠点ですが、行く価値は十分あります。

うちはいつも車で出かけていますが、公共交通機関を使ってもアクセスできます。

地下鉄U1で、Kagranerplatz まで、そこから22Aのバスです。

 

営業時間

3月21日~10月15日まで

火~日 10:00~18:00  

(6月~8月の金、土は20:00まで)

月曜日 休園

  

10月17日~12月22日、1月7日~3月18日は、Palmenhaus(温室)のみオープン

火~金 10:00~15:00  日 10:00~18:00 まで

※花の販売はなし

入場無料

http://www.wien.gv.at/umwelt/parks/blumengaerten-hirschstetten/

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

晴れと雨模様が同時に来た時のカーレンベルクからの眺め

今年の6月19日からは10日間連続で30℃を超えたウィーンでしたが、それ以降も暑い日が多くあります。

オーストリアはアルプス山脈が大きく横たわっているという地形の特徴がありますので、雲の動きが複雑で実際に天気を予想するのは非常に難しいと言われています。

ウィーンの街も415km²とかなり広い街ですから同じウィーンにいても晴れてる場所もあれば同時に雨が降っている場所もあるというようなことがよくあります。

数日前は豪雨が数回ありました。

 

所で団体ツアーの皆さんと観光中にカーレンベルクに行くことがよくあります。

ここに来るとウィーンの街を見渡せるので雲がどのように漂っているかよくわかります。

 

 


 

上の2枚の写真はカーレンベルクの展望台からのウィーンの街に向かっての定番な眺めです。時間は15:30頃で、雲が多く漂っているのがわかります。こちら側の方は晴れていて写真のずっと奥の方は南の方角で、雨雲らしき色になっていることがわかります。実際この後、アム・シュタインホーフ教会に行ったのですが、カーレンベルクとは違ってかなり暗い雲が漂っていて、雨がぱらついていた状況でした。

 

 

こちら側はいい天気で晴れていることがよくわかりますね。奥の方は暗い雲が漂っています。

カーレンベルクからの街の眺めは午前中よりも午後の方がいいです。午前中は天気が良くても結構霞がかったように見えることが多いです。雲が多くてもこの時間の方が街並みがハッキリわかります。

 

 

こちらは通常の展望台よりももっと奥に行った小さな展望台で、ここからの眺めも印象的です。多くの人はここには気付かないのですが、地元の人は知っています。こちら側からだウィーンのドナウ河の様子がよくわかります。

 

麓が霧に覆われていたら景色を楽しみにカーレンベルクに行く意味があまりないと思いますが、多少の雨模様でもウィーンの街の眺めはそれなりに楽しめますよ。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

アンカー時計が正午を告げる時

ウィーンの一番古い広場はローマ時代から存在しているHoher Marktで、シュテファン大聖堂からさらにドナウ運河方面に300m程行った所にあります。ここは歴史ある広場にもかかわらず、団体ツアーではあまり訪れることがないのが残念です。この広場のちょっと端の所にアンカー時計という有名なからくり時計があります。今はシュテファン大聖堂にバスが入れなくなったので団体ツアーの皆様とはSchwedenplatzからシュテファン大聖堂へ歩くことが多くありますが、その時にHoher Marktは奥に見えても、アンカー時計は全く見えません。

でもこのアンカー時計は特定の時間になると物凄い混雑となっています。

 

アンカー時計は建物と建物の間の高い所にまるで橋のように見える印象的な時計で、クリムトとカンパニーも組んでいたFranz Matsch (1861~1942・・・フランツ・マッチュ)のプランによって1914年に作られました。

 

幅10m,高さ7.5m、時計自体の直径4mで、ユーゲントシュティール様式の特徴的なからくり時計で、ウィーンに関係する歴史上の有名人12人が登場しています。

 

 

それぞれの12人の像は銅で作られています。

12人が誰かはこちらを参照して下さい。

正午12時になると音楽と共に12人全てが左から右へ動いていきます。それを一目見ようとこの時間を逃さずに来る人が毎日後を絶ちません。

 


 

アンカー時計が見える所に正午前からたくさんの人が集まって時計が12時になるのを待っています。

一方通行の道がすぐ横にあり、そこから車が頻繁に出て来るので車を運転する方々も少し迷惑そうです。

ここは毎日こんな状態です。

私がお客様と意図的にこの時間に合わせてここに来た時はアンカー時計が12:10分から動き出しました・・・というか時計自体は12:00を指していたのですが、実際の時間より10分遅れていたということです。

 

 

12人全てが登場するまでに15分ぐらいかかりますが、たいていの人はここで見物しています。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ベルヴェデーレ宮殿からの美しい眺め

2017年も早いもので半分が過ぎ、今日から7月です。

ウィーンの学校は昨日が終了式であり、9月初めまでの長い夏休みに入ります。

夏休みというのは子供達に対しての表現で、こちらではFerien(フェーリエン)と呼ばれています。

一般的にはUrlaub(ウアラウプ)・・・休暇です。

こちらは9月から新年度が始まりますから、今は年度末であり、多くの地元の人が休暇に出かけます。

先週ぐらいから「休暇までもう少し・・・暑いけど頑張ろう・・・」という雰囲気が街中に漂っていて休暇前のちょっと師走的な空気を感じました。

 

ウィーンは6月19日から10日間連日で30℃~35℃の暑さとなり、一昨日の木曜日から30℃を下回り、

雨も少し降り、朝は涼しくなりました。

私もこの暑さの中で毎日仕事をしていましたから、ちょっと疲れが溜まってきました。

 

一昨日の29日やっと気温が下がったウィーンは心地いい風が通り抜け、30℃を超えていた青空の色とは違うウィーンらしい空でした。

今週はベルヴェデーレ宮殿によく行きましたが、ここからの眺めは印象的で6月29日は特に綺麗な景色を見ることができました。

 

一昨日の29日は朝7:30ホテルからスタートというよくあるシリーズのツアーでした。

このシリーズでは最初にシェーンブルン宮殿に行き、全ての部屋を見るグランドツアーを御案内した後、ベルヴェデーレ宮殿のオーストリアギャラリーを訪れ、リンク道路をバスで走ってレストラン終了という5時間観光です。

シェーンブルン宮殿での朝の青空も暑い時の青空とは違っていましたが、ベルヴェデーレ宮殿も同様に青空が印象的でした。

この2つはヨーロッパで重要なバロック建築でもあり、青空によく映えます。

 

もう何度も書いていますが"バロック様式"という観点から見ると、シェーンブルン宮殿よりもこのベルヴェデーレ宮殿の方が高く評価されています。

この宮殿から見えるウィーンの中心に向かっての眺めがとても印象的です。

宮殿に入らなくてもこの場所はちょっと高くなっているので美しい眺めを楽しむことはもちろんできますが、宮殿の上階からこの眺めを見た方がずっと印象的です。

 

ではその眺めを御覧下さい。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Hagenbachklammを散策

オーストリアはアルプスが広範囲にわたって横たわっているという地形の特徴があります。

ウィーンの森から始まって西の方に向かうにつれて山がどんどん高くなっていきます。

ウィーンの街中でもウィーン市が定めているStadtwanderwegというハイキングコースがあり、豊かな緑と自然に手軽に触れることができます。

地元では自然の中を歩くWandern・・・ちょっとしたハイキングを楽しむ方がとても多いです。

ウィーンの中でも緑が満喫できる所は多くありますが、郊外に行けばバリエーションがもっと広がり、より楽しいです。

うちもよく郊外に出かけていますが、うちがよく出かける場所のひとつであるHagenbachklammに最近また行って来ました。

 


 

Hagenbachklamm (ハーゲンバッハクラム)はウィーンから車で約30km離れた所に位置し、KlosterneuburgとSt. Andrä-Wördernの間に広がるウィーンの森の中にある"Naturpark Eichenhain"という自然公園です。Naturpark Eichenhainは広さ約3850haもあり、Hganebachkalmmはその一角にあり、名前にもなっているHagenbachという川に沿った片道3km程のハイキングコースです。

Klammとはドイツ語で渓谷ですのでHagenbach渓谷です。

 

ちなみにオーストリアは国内に48箇所のNaturpark (自然公園)があり、VNÖ (Verband der Naturparke Österreichs) ---オーストリア自然公園連盟が中心になって管理しています。

5月に話題にしたSparbachもウィーンの森の一角にある自然公園です。

 


 

この場所はウィーンの森と言っても、観光ではまず来ることがなく、しかし地元ではとても有名な場所です。

ここに来ればいつも地元の人が散策をしています。

遊び場、サッカーグラウンドもあり、散策以外でも楽しむことができます。

コースは多くは森の中を歩きますが、途中Hagenbach川に沿って歩くルートもあり,11個の木の橋が掛けられていてハイキング気分を盛り上げてくれます。

また休憩できるベンチも置かれています。

 


 

このコースは1周するというルートではなく、通り抜けできるようになっているため1本道です。そのためどちらからでもハイキングコースに入れるようになっていますが、車で行った場合、どちらかの駐車場に止めて歩きますので反対側に着いたらまた同じルートで戻って来る必要があります。

でもここは往復しても飽きることは全くありません。

このコースから逸れて途中から別のハイキングコースに入ることもできます。

 

 

うちがここに来ると、単純に往復する、または川の横にベンチが置かれている所まで歩いて、また戻ったり、家族をどちらかで降ろして私が車で反対方向へ行き、そこから歩いて家族と途中で落ち合いそのまま車で帰るというパターン・・・などその時の気分と時間で決めて楽しんでいます。

片道3km程ですから往復したら6kmぐらいになりますね。

 

このように手軽に自然を楽しめる所が郊外には数えきれない程あるオーストリアです。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Wildpark Ernstbrunn (エルンストブルン 野生公園)

陽気が暖かくなって緑が多くなると外を歩くだけで楽しくなります。

ウィーンの中心部は荘厳な歴史的建造物が多く建ち並び、かつての帝国の都を思わせる上品な街なので、街中を歩くだけでも十分楽しいですが、自然を感じようと思えば郊外へ行くことになります。

郊外と言ってもウィーン市内にもウィーンの森の一部がありますから手軽に自然を満喫することができます。

ウィーンは"森の都"とも言われ、ヨーロッパの街では街の広さに対して緑の比率が最も高い街と言われていますので、ウィーンの街に来れば緑豊かであることがすぐにわかります。

 

ウィーンの森も有名ですが、オーストリア自体がヨーロッパアルプスを横たえて持っているという地形の特徴があり、ガイドブックだけでは想像できない豊かな自然が国内に広がっています。

多くは観光的にはあまり知られていない、でも地元では非常に有名な場所がたくさんあります。

 

私はオーストリアが大好きですから、時間を見つけては家族と色々場場所に出かけています。

今日は比較的ウィーンから近い、やはり地元で有名なスポットをひとつ話題にしましょう。

 


 

こちらは"Wildpark Ernstbrunn"(エルンストブルン 野生公園)です。

4月にイースター休暇の時に出かけてきました。

 

ここはNiederöeterreichのWeinviertelに位置していて、ウィーン中心部から北へ50km程走った所にあり、Ernstbrunnの行政地区になりますが、Dörflesにあります。

公園と言っても、日本語からイメージする公園とは全く違い、豊かな自然の中に作られています。

 

Wildpark Ernstbrunnは1975年、重要文化財に登録されているErnstbrunn城の庭園の北側にオープンしました。

広さ40haもあり、園内は赤コースと青コースの2種類のルートがあり、オーストリア地元の動物達が多く放し飼いされています。

 

左上の農家風の建物がここの入口です。 

入口から少し歩くとアルプスの一角にいるような風景になります。

 

 


 

子供達のためのちょっとした遊び場もあります。

左上の写真は中世風のお城で、中で子供達が入って上れるようになっています。

右上の写真はこの園内で見られる重要文化財になっているErnstbrunn城です。

このお城は12世紀終わりに古文書で確認でき、現在ではプライベート所有となっています。

 


 

ここにはひつじ、やぎ、ロバ、ポニー、シャモア、アイベックス、赤しか、ダマジカ、うさぎ、イノシシ、ムフロン(野生の羊)、二ホンジカ、オオカミなどが放し飼いされていて、触ったりエサをやることもできます。

自然の中にある動物園みたいな感覚です。

 


 

このような豊かな自然の中にいると気持ちがリフレッシュでき、生きていることが実感できます。

オーストリアにはこのような所が数え切れない程あります。

 

ここは復活祭1週間前の日曜日~11月1日の万聖節までの火~日曜日 9:00~17:00、

冬場は日、祝日 10:00~16:00の開園時間です。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

DIE GARTEN TULLN(トゥルン庭園)の展望台

今年は5月30日に初めて日中30℃を超え、一昨日の6月12日は2回目の30℃を超えた日で、日中32℃となりました。

日中25℃~30℃ぐらいの日がずっと続き、雨も少なくかなり乾燥しています。

日差しは日本よりも強いですから気温が20℃そこそこでも太陽の下ではかなり暑く感じます。

でも湿気が少ないですから日本と比べたら快適な日が多いはずです。

夏休みが近づいていてラストスパートといった地元の空気を感じます。

7月、8月は休暇シーズンで、学校も長い夏休みです。こちらは9月から新年度が始まりますので年度末の長い休みです。

 

さて、以前ここでも話題にしたDIE GARTEN TULLNはうちのお気に入りのスポットのひとつで、7ヘクタールの広さに64の様々な異なったスタイルの庭園が見られます。

ここには"Baumwipfelweg"という展望台があります。

 


 

このBaumwipfelweg (バウムヴィプフェルヴェーグ)はこの庭園の端の方にあり、最初は見えないのですがある程度庭園内を歩くと奥の方に見えてきます。これは単なる展望台ではなく、このNiederösterreichのErich Steiningerによる芸術性も高く評価されています。エレベーターでも階段でも上ることができるこの展望台は鉄、ガラス、鋼鉄、木が使用されていて塔のような展望台の周りを歩ける構造になっていて一番上だけでなく途中にもいくつかのテラスがあります。真ん中にエレベーターがあり、それを取り囲む複雑な構造になっています。

高さ34.95m、重さ380トン、階段数上り下りそれぞれ201段、歩ける部分全体の長さ700mとなっています。

 


 

一番上に行くと左の写真のようにTULLN庭園が広がっていて、遠くの方まで見渡すことができます。工場が見られますがこれはAgranaというオーストリアの会社の有名なWIENER ZUCKERで砂糖工場です。

この展望テラスの周りは一周することができますが、ここには右に見られるような物が設置されています。

これはVIEWERで、オーストリアの眺めがいい所に設置されていて最近色々な所でよく見かけます。

これは絶好の景色とそれを内部に反射させるようになっていてちょっと特殊な写真を撮ることができます。

 

 

これはそのVIEWERから覗いた時の状態ですが、正面は実物の風景、中にはその風景が上下左右と4面に反射して映るようになっていますのでこのような特殊な写真になります。

オーストリアは自然公園やこのような庭園などによく展望台が作られています。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ステンドグラスの美しい反射

私はオーストリア国家公認ガイドとして年間を通してお客様に様々な場所を御案内しています。もちろんウィーンが圧倒的に多いですが、オーストリア国家公認ガイドのライセンスはオーストリア全土を案内できますから、ザルツブルクインスブルックグラーツヴァッハウ渓谷ウィーンの森アイゼンシュタットなど色々な所に出かけます。

ウィーンだって御案内するグループや個人旅行のお客様によって観光場所は様々ですから、毎日同じ場所に行って同じことを話しているわけではありません。何日も御一緒させて頂くお客様から半日でお別れするお客様まで様々で、日本だってそれなりに広い国ですし、様々な分野のお客様と出会うわけですね。その時のお客様が何に興味があるか、どのくらいヨーロッパ文化を知っていらっしゃるか、今までどこに行って来たかなどを考慮して、つまりその時のお客様の空気を感じ取って案内しています。

そういう意味ではバラエティーに富んだ非常に奥が深い仕事だと思っています。

さて、今日書きたかったテーマとはちょっとずれた内容から始まってしまいましたが、よく行く観光場所にウィーンの森があるわけです。先日ウィーンの森の観光をした時に修道院のステンドグラスの反射がちょっと印象的だったのでここに書き留めておきます。

 


 

ここはウィーンの南の森にある有名なハイリゲンクロイツ修道院です。この修道院はシトー修道会で、ドイツ語ではZisterzienserと呼ばれ、ベネディクト会から枝分かれし、フランスのシトー(Saint-Nicolas-lès-Cîteaux・・・ブルゴーニュ地域の街) に1098年に設立された、ベネディクト会の改革宗派です。

この修道院は個人で見学することはできず、公認ガイドと見学するか、ここのガイドツアーに参加する必要があります。Kreuzgang(回廊)の建築様式が印象的で、中庭を囲んだ美しいスタイルです。

この回廊からそのままKapitelsaal(カピテルザール)という集会室に入ります。そこは左上の写真に見られる空間でバーべンベルク家のフリードリヒ2世のお墓が中央にあります。その奥には美しいステンドグラスがはめ込まれている丸い窓と細長い窓が2つあり、外が明るい時には美しく見えます。

右の写真はそのステンドグラスを通った外からの光が木の床に反射しています。

この日は午前中10:30頃で、青空が広がるとてもいい天気でした。この時間帯だけ太陽からの光がこのように差し込んで来るので、普段よりも美しく見えます。

 


 

ステンドグラスと言うとゴシック様式の教会をすぐ思い起こさせますが、ここのステンドグラスは19世紀に制作されたものですが、芸術性が高いことで評価されています。

上の2枚の写真は太陽の光がステンドグラスを通して、手前の石の壁に美しい色を反射していますね。

 

ステンドグラスは外が明るければ教会内ではそれなりの効果で見られますが、このように壁にまでステンドグラスの綺麗な色が反射するためには太陽の光が強く直接の角度で当たる必要があります・・・ということは時間が限られているわけですから当たり前のように頻繁には見られません。

 

シュテファン大聖堂の中世のステンドグラスもどうぞ。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ヴァッハウ渓谷に行って来た(2017年5月)

全長2.800km以上もあるドナウ河はヨーロッパでは2番目に長い川で、ヨーロッパを西から東に流れる唯一の川です。このドナウ河の最も美しい所がヴァッハウ渓谷で、ウィーンから車で75km程走ったクレムスからメルクまでの区間で,世界遺産にも登録されています。

クレムス~メルクまではドナウ河沿いを車で走ると37km程あります。

ヴァッハウ渓谷は私も大好きな所で、仕事でもプライベートでもよく行きます。

仕事の場合はウィーンからのメルク修道院の観光と船下りを楽しむ1日観光のパターンか、私がメルクで皆様とお会して、そのままウィーンまでというケースが多いです。

 

数日前にも仕事でヴァッハウ渓谷に行きましたが、今日は先月5月終わりの週末にヴァッハウ渓谷に家族と出かけて来た時のヴァッハウ渓谷です。

 

うちがヴァッハウ渓谷に行く場合は車で出かけますので、船下りを通常のルートで楽しむと、誰かが車を取りに行かなければいけないので、デュルンシュタインに車を置いて、そこから船でSpitzまでドナウを上って行き、ここの街並みとヒンターハウスの廃墟のお城を楽しんで、またSpitzから船でデュルンシュタインまで下り、デュルンシュタインを楽しんでまた車で帰るというパターンが多いです。

船下りをしない場合は、ヴァッハウの個性ある街を車で周遊して、色々な場所を訪れることもしますが、今回は船に乗ろう・・・・ということだったのでうちの伝統的なルートとなりました。

 


 

この日は5月28日の日曜日で、その週の木曜日がキリスト昇天祭の祝日でしたので、長い週末を楽しむ人が多かったため、予想はしていましたがかなりの混雑でした。

上の2枚の写真は船内の様子です。

天気も最高で、デッキはいっぱいでした。

左上の写真の背景に見えているのはデュルンシュタインの廃墟のお城です。

この日は音楽隊も乗船していて、いつもとは違うムードの船内でした。

 


 

デュルンシュタインから1時間ほどのクルーズを楽しんだ後、Spitzの街を散策しますが、たいていは街の外れにあるヒンターハウスの廃墟のお城に行きます。

船着き場からはちょっと歩きますが、情緒ある街並みとヴァッハウ渓谷の空気を楽しみながらなので何度来ても飽きることはありません。

上の2枚の写真は廃墟のお城からで、ここからの眺めは本当に素晴らしいです。

今回はこの廃墟のお城の日陰でおにぎりを食べました。

ワイナリ-やレストランもそれなりにありますが、今回はお弁当にしました。

 

ここを楽しんだ後、今度は船で再びデュルンシュタインまで下って行きました。

最後の船に乗れば、ここでの滞在時間がもっと長くなるのですが、うちはデュルンシュタインも楽しむので、観光業界でのゴールデンタイムであるメルク発13:45の船に乗船しました。

これだとSpitzは14:35です。上りよりも船はもっと混んでいました。

下りはドナウ河の流れが速いですから、30分弱でデュルンシュタインに到着します。

 


 

デュルンシュタインのこの教会と廃墟の奥に見える廃墟のお城のこの定番風景は私も何回ここに掲載しているでしょうか。(笑)

同じ風景でも行った日が違いますからね。

ここでは廃墟のお城クエンリンガー城にいつも上ります。

ヒンターハウスの古城よりもこちらの方が道が急で、時間がかかりますが、上からの眺めはその苦労を全て忘れさせてくれる素晴らしいものです。

 

今回は子供の友達家族と一緒だったので、この後この街にぶどう畑が見られるセンスのいいホイリゲで食事をしてウィーンに戻った楽しい1日でした。

 

ヴァッハウ渓谷は何回来ても飽きることはありません。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

仕事でもよく乗る大観覧車

ウィーンの街を象徴する物として有名な物がいくつもありますが、シュテファン大聖堂やシェーンブルン宮殿などは定番でしょうか。王宮のミヒャエル宮王宮庭園のモーツァルト像などもよく出てきます。

また名物の大観覧車も非常に有名です。大観覧車は仕事でも頻繁に御案内することがあり、以前はナイトツアーなどで毎晩訪れました。大観覧車からの街の夜景を楽しんで、その後ホイリゲに行くという内容です。

昼間の観光でも大観覧車が組み込まれていることもよくあります。

最近、企業の皆様と大観覧車を訪れました。

 

この大観覧車はプラター公園にあり、1897年イギリスの技師 Walter Basset によって作られました。最高点が約65m、ゴンドラの数は15台、一周約15分、材質は鉄、木、ガラスです。

 

当初作られた時には30台のゴンドラで始まりましたが第2次大戦で被害を受けた大観覧車は修復されますがそれからは安全性を考えて半分の15台となりました。

 

このゴンドラは一台20~25人まで乗ることができるとても大きなゴンドラです。

 

私は今まで、計24人で一台のゴンドラに乗ったことがありますが、現在では安全性のことも考えられ、一台12~15人までとなっています。

こちらでの名称はRIESENRAD (リーゼンラート)と呼ばれています。今年没後100年記念であるフランツ・ヨーゼフ1世即位50周年記念を念頭に作られ、当時世界最大規模の観覧車のひとつでした。

この大観覧車に乗る前に2002年から設置されているジオラマコーナーを通ります。そこではウィーンの歴史に沿っての展示が見られるようになっています。

 

この大観覧車は往年の映画「第三の男」にも非常に印象的に登場していて、今でも映画ファンの方にとっても是非乗りたい観覧車となっています。

映画「第三の男」は、1949年にウィーンで撮影され、キャロル・リード監督、オーソン・ウェルズとジョゼフ・コットンが主役として登場します。

オーソン・ウェルズが映画ではハリー・ライムという悪役で登場し、彼はペニシリンを水増しさせ、闇で儲けていて指名手配中になっていました。

 

そこへ長年の親友である、ジョゼフ・コットン(映画ではホリー・マーチンス)が親友に会うためにウィーンへやって来て、ハリーに会う・・・という話です。

この2人がウィーンで初めて再開するのがこの大観覧車でした。

この映画のラストシーンの並木道も印象的で映画ファンにとっては大変重要なスポットとなっています。

 


 

ゴンドラ内はこんな感じで、今年からゴンドラが徐々に新しくなっていきます。もちろん、オリジナルに忠実に行われています。上の写真は新しくなったゴンドラです。右の写真はその時御案内した一部の皆様です。

 


 

大観覧車に乗ると、ゆっくり回って行くのがよくわかります。また、他のお客さんが乗車する時には停止するので空中からの眺めをゆっくり楽しめます。左写真はこの観覧車の構造で、鉄の棒が複雑に絡み合っていますね。

大観覧車の直径は60.96m、鉄の総重量は430,05トンも使用されています。

右の写真はちょうど最高点に達した時に撮影したものです。

 

シュテファン大聖堂の塔に上って見られるウィーンの街並みも素敵ですが、この大観覧車からの街並みはパノラマに見られて素晴らしい眺めです。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ベルヴェデーレ宮殿 写真解禁と開館時間の変更

帝国、貴族制度は当然現在は存在していないオーストリアは民主主義の共和国ですが、ウィーンには今でも数えきれない程の宮殿があります。

それらの宮殿は観光、政治関係、企業など多目的に利用されています。

リンク道路沿いの公共的建造物以外はほとんどが~宮殿という名称になっています。

宮殿と言えば真っ先にでてくるのがシェーンブルン宮殿です。

ウィーンに始めて観光で来て、ここに行かな人はまずいいないでしょう。

そのシェーンブルン宮殿の並んでポピュラーなのがベルヴェデーレ宮殿です。

"バロック様式"という観点から見れば、シェーンブルン宮殿よりもベルヴェデーレ宮殿の方がオーストリアバロックの全盛期を見ることができます。

今日はそのベルヴェデーレ宮殿に関しての朗報をお知らせ致します。

 

ベルヴェデーレ宮殿は上宮、下宮があり、オーストリアギャラリーという美術館として人気あるスポットです。

何と言ってもクリムトの接吻を始め、エゴン・シーレ、モネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、ムンク、ダヴィッドのナポレオンなどが見られます。

また、ここの庭園とウィーンの中心部に向かっての眺めも素晴らしいです。

 

さて、このベルヴェデーレ宮殿ではエントランス、大理石の間、階段ホール以外は館内の写真撮影が(絵画コーナー)禁止というのはよく知られています。

オーストリア連邦産業院に属するオーストリア国家公認ガイドグループとベルヴェデーレ宮殿との話し合いのおかげで、2017年6月1日(昨日)から写真撮影が解禁となりました。

フラッシュ、三脚、自撮り棒は禁止となっています。

 

全ての絵画が撮影できるわけではありませんので御注意下さい。

 

 

去年8月にベルヴェデーレ宮殿で絵画を撮影しまくりというタイトルで、ちょっとイレギュラーな状況を紹介したことがありましたが、今回は違います。

これはとてもうれしいことですね。

 

また、ベルヴェデーレ宮殿の開館時間も少し変更となりました。

2017年7月1日より毎日9:00~18:00、金曜日は21:00までオープンです。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シェーンブルン宮殿グロリエッテからの眺め(2017年5月)

ウィーンを初めて訪れた方でシェーンブルン宮殿に行かないという人はほとんどいないでしょう。

シェーンブルン宮殿はハプスブルグ家の夏の離宮で、中心から5km西に離れています。

ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

団体ツアーでは絶対と言っていい程訪れますので、午前中、午後と別のグループを御案内する時には年間を通して1日2回シェーンブルン宮殿に行くことも頻繁にあります。

シェーンブルン宮殿で十分1日を過ごすことができます。

ここは庭園が素晴らしくて、地元の方の憩いの場所のひとつとなっています。

そのため、宮殿内は観光客で溢れていますが庭園では逆に地元の空気に触れることができます。

うちはこのシェーンブルン宮殿の動物園によく行きます。

 

一般的に宮殿内部を御案内した後は30分ぐらいのフリータイムを取ります。

その間にショップを見たり、トイレや庭園の方に皆さんが行かれるわけです。

ガイドの立場からすればもっと時間をとりたいのですが、他にも観光する場所がたくさん決められているのでそれ以上は無理というのが現状です。

宮殿の後ろには素晴らしい庭園が広がっていて、丘の上にグロリエッテが堂々と立っています。

それを見ると誰もがあそこまで行ってみたいな~・・・と思いますが、時間の関係上そこまで行くのはよっぽど速く走って往復しない限りは無理ですね。

個人で旅行される方は時間の融通が利くでしょうから是非、グロリエッテに行って下さい。

ここからの眺めは下からは想像できない景色に出会えます。

 

 

グロリエッテは、庭園内最後のものとして、ホーエンベルクによって当初は栄誉神殿と素晴らしい眺めを念頭にプランしたようで、完成は1775年です。

 

いくつかの不条理な戦争に勝利したことにも捧げられています。

グロリエッテの中央上の部分には、単頭の鷲が置かれています。

ラテン語で、「皇帝ヨーゼフ2世とマリアテレジアの治世の下で」という意味が記されています。

 

全体の長さ135.3m、高さ25.95m,幅14.6mです。

下から見てる以上に大きいものです。

このグロリエッテ自体にも有料ですが上ることができます。

 

 

ここからの眺めがとても素晴らしいです。

奥の方にシェーンブルン宮殿が見えていて、その手前には幾何学模様の庭園があり、宮殿の後ろ側にウィーンの街並みが広がっていて、もっと奥にはウィーンの森だって見渡せます。

上の写真はちょうど真ん中の部分から撮影したもので、宮殿が正面に見えています。

ウィーンの中心方面はここには写っていませんが、左の方にもっと移動するとシュテファン大聖堂の塔などは見ることができます。

この芝生の部分は傾斜していて、寝転がってくつろいでいる人がたくさんいますね。

 

写真は2017年5月6日16:45頃に撮影したもので、とてもいい天気でした。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

オーストリア科学アカデミーのフレスコ画

今日はキリスト昇天祭の祝日で、明日の金曜日も休みを取って長い週末を楽しむ方が多いです。

 

さて、ヨーロッパでフレスコ画と言うと教会の天井画をイメージすることが多いですが、教会だけでなく宮殿とか建物の重要な場所にもよく描かれています。

ウィーンではシェーンブルン宮殿の大広間のフレスコ画は有名で、ここには大広間に3ヵ所と隣接している小広間に見られます。

(シェーンブルン宮殿は宮殿内部での撮影が禁止されているのでここには取り上げません)

その他にもベルヴェデーレ宮殿の上宮大理石の間やカールス教会も見る価値があります。

 

ベルヴェデーレ宮殿のフレスコ画ベルヴェデーレ宮殿下宮のフレスコ画王宮のプルンクザールカールス教会のフレスコ画ペーター教会のフレスコ画アンナ教会メルク修道院なども御覧下さい。

 

今日は観光的にはあまり知られていない歴史的に重要なフレスコ画を話題にします。

 

この建物はÖsterreichische Akademie der Wissenschaften (オーストリア科学アカデミー)で、マリア・テレジアの時代1755年Jean Nicolas Jadot de Ville-Issey というフランスの建築家によるもので、ウィーン旧市街のDr-Ignaz-Saipel-Platzにあります。

この建物はかつてのウィーン大学の"Aula"(講堂)で、この場所は Universitätsplatz (大学広場)と呼ばれていました。

ここがウィーン大学の時代にはいわゆる法学部が入っていました。

ウィーン大学は1365年創立で、一昨年2015年が650周年記念でした。

この建物は建築様式的も重要なロココ様式となっていて、ここは1848年までウィーン大学として機能していました。

現在のウィーン大学はリンク道路沿いにメインキャンパスがあります。

 

 

この建物の上階にはFestsaal (フェストザール)という祝祭の間がありまが、ここの天井フレスコ画が素晴らしいです。

Festsaalは写真に見られるようにロココ様式の美しい空間で、それに見事にマッチしたこの天井のフレスコ画はGregorio Guglielmi(グレゴリオ・ジュリエルミ)という1714年イタリアのローマ出身のフレスコ画家による壮大なものです。彼は前述したシェーンブルン宮殿の大広間の天井フレスコ画も手掛けています。この天井フレスコ画は医学、哲学、神学、法学の4つの重要な学部を表しています。

 

 

 

中央部分にはマリア・テレジアと夫であるフランツ・シュテファンが描かれていて、天使が2人に月桂樹を捧げようとしています。

シェーンブルン宮殿のフレスコ画と比べるとかなり暗いような印象を受けますが、ここは実際に窓が少ないことや、フレスコ画の色がかなり重厚であるからではないでしょうか。

 

この空間で1808年3月27日 ハイドンの天地創造が演奏されたことは有名で、そのシーンは同じく知られた絵になってハイドン博物館で見られます。

この時はハイドンが聴衆の前に現れた最後となりました。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Neusiedler See(ノイジードラー湖)

オーストリアはウィーンを含めて9つの州がありますが、そのひとつのBurgenland(ブルゲンラント)州は晴天の日がオーストリアでは年間を通して一番多い州であり、土地も安いことからここに家を持っている人が多いです。

先日Burgenland Kul(t)inariumを話題にしましたね。

 

この州の州都はEisenstadt(アイゼンシュタット)でここにはハイドンが長く仕えたエスターハーズィ宮殿がありこの街のシンボル的な存在になっています。余談ですがここのハイドンザールは音響がいいことで有名です。

年間を通してこのアイゼンシュタットを御案内することもよくありますが、その時にもっと奥にあるルストやメルビッシュに行くことが多いです。いつか時間がある時にまた話題にしますが個人的にルストの街は情緒があって好きです。特にルストはコウノトリが来る街として知られ、ワインでも有名です。ワインと言えばこのブルゲンラント地方はヴァッハウ産に勝るとも劣らない生産地で、特に甘口や赤の質が高いワインが多く作られています。ルストやメルビッシュと言うと地元ではこの州に大きく横たわっているNeusiedler See (ノイジードラー湖)がすぐに浮かび、この2つの街は共にノイジードラー湖に面しています。

今日は今までなぜか話題にしなかったこのNeusiedler Seeについて少し書きます。

 


 

Neusiedler See (ノイジードラー湖)は320km²もある中央ヨーロッパで最大のステップ湖です。地図を見ると縦に細長い形をしていて長さ36km、幅14kmですが、もちろん綺麗な長方形をしているわけではありません。

この湖はオーストリアだけではなくハンガリー領にも渡っていますが、230km²がオーストリア領です。

 

ステップ湖とはとても浅く平らで水位の変動が著しく,雨や雪などの天候に水量が左右される内陸の湖で,流入する河川はあっても流れ出る所がない湖です。

実際このNeusiedler SeeはWulka川だけからの水が流れ込んできますが、流れ込んで来る水量よりも多くの水が蒸発しています。

過去には100回ぐらいここの水が干上がった記録があり、19世紀後半にもここの水がなくなり土地の権利争いがあったことも知られていますが、決着がつかないうちにまた水に満たされ、一時の喜びでした。

アシ(ヨシ)がたくさん生育していて、様々な野鳥や魚が生息しています。彼らにとってもここは天国です。

ウォータースポーツも盛んに行われ、ここで泳ぐ人もたくさいます。私も何回もここで泳いだことがありますが、水位は深い所でも2mないぐらいで、一般的に皆さんが楽しむ場所は普通の大人の腰ぐらいの高さの水位がずっと続いていて、小さな子供達も安全に水遊びができるわけです。

Neusiedler Seeはここの景観と合わせて世界遺産にも登録されています。

 

左上の写真はNeusiedler Seeが一瞬どこにあるかわかりませんが、ずっと奥に平らに広がっていますね。

この湖の全体像が見られる所はほとんどなくて、ある意味では一箇所だけ、それはルストに向かう途中のSt.Margarethenをちょっと過ぎた小高い所から見るのが定番です。この写真はそこからの眺めですが、ここは駐車場がないので大型バスで移動している時には不便ですが、ちょっと寄り道する価値が十分あります。余談ですがこのSt.Margarethen はRömersteinbruchというローマ時代からの石切り場で、2.000年前から現在までもここから石が切り出されています。石の種類は石灰砂岩です。この場所もNeusiedler Seeの景観として世界遺産に含まれています。

右の写真はルストの街から見たNeusiedler Seeです。奥にはたくさんのアシが見えます。

 

 

こちらはNeusieder See を目の前で見ています。湖の底の地質上から水が濁っているように見えますが、ドナウ河同様に水質は悪くありません。

オーストリアは豊かな自然がある美しい国ですが、海がないことが非常に残念です。そのためこのNeusiedler Seeはザルツカンマーグートに見られるような氷河から形成された湖と同様に地元では人気のある場所となっています。