ウィーンによく見られるこの時期の花 325(マツユキソウ)

今年の冬は暖かい日が多く、日中マイナスになったのは9日しかなかったと思いますが、今日の朝は4:00の時点でマイナス5.5℃とかなり冷え込んでいます。

うちは庭のテラスや2階のバルコニーなど数か所に温度計を置いていますが、記録しているのは直射日光があまり当たらない1階北側の日陰にある温度計の数値です。

 

さて、今年最初の花としてプリムラターキッシュヘーゼルをすでに取り上げましたが、今日のこの花は春を訪れを感じさせてくれる地元でポピュラーな花です。

 

こちらはドイツ語でSchneeglöckchen

(シュネーグレックヒェン)、

学名でGalanthus nivalis,

日本語でマツユキソウ(待雪草)です。

 

ヒガンバナ科でガランサス属(マツユキソウ属)で、スノードロップのひとつです。

Schneeglöckchenは20種類ほど存在します。

 

マツユキソウは春を告げる花のひとつとして知られる多年草で高さ5cm~20cm,葉は細く10cmぐらいで青っぽい緑です。

 

開花時期は2月~3月で白い花を下向きにぶら下がったようにつけます。

花弁は6枚で、3枚が外側、3枚が内側で、内側の方が短くなっています。

遠くから見るとピーナッツのような形をしています。

 

 

 

 

Glöckchenは小さな鐘という直訳です。

原産は南ヨーロッパということですが、中央ヨーロッパでも多く見られ、ここウィーンではとてもポピュラーなこの時期の花で、公園や庭、茂みなどによく見られます。

今年はこのSchneeglöckchenもかなり早く咲き始めました。

 

今日掲載した写真Marchfeldkanal(マルヒフェルト運河)で見たもので、2021年2月27日15:10頃の撮影です。

この周辺にはここだけしか咲いていませんでした。

 


 

こちらはうちの庭に咲いているもので、2021年3月6日12:20頃・・・昨日ですね・・・の撮影です。

残念ながらもうすぐ咲き終わりの時期となってしましました。

 

 

 

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