2017年 6月

ÖBB ヴァッハウ渓谷へのコンビチケット

オーストリアは国は小さいですが、観光での魅力を全て持っている美しい国です。

9つの州、それぞれ個性があって色々な一面を見ることができます。

ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が達ならんぶ上品で優雅な街ですが、ちょっと郊外に行けばのどかな美しい風景に出会えます。

 

郊外にあるオーストリアの名所のひとつであるヴァッハウ渓谷は全長2.800km以上もあるドナウ河の最も美しい所で船下りの名所となっていて、世界遺産にも登録されています。

私もここは大好きで、仕事でもプライベートでもよく行きます。

ここは個人的に行く人も多いでしょうし、現地ツアーで行く人も多いでしょう。

今日はオーストリア国鉄が提供しているヴァッハウ渓谷のコンビチケットを紹介します。

 

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難民は去年と比べるとずっと少ない(2017年5月まで)

今年の5月29日付でヨーロッパ主要国での難民申請の数について書きました。

難民問題は一昨年の夏頃から始まりましたが、受入数の制限などもあり状況も変わり、今年の5月までの数を見てもかなり少なくなり、申請数は半分以下となっています。

難民申請をしたからといってオーストリアに残れるわけではありません。

申請後はその人物が本当に難民として正当なのか審査が行われ、難民として認められなければ強制送還となります。

オーストリア内務省によれば今年だけで4.794人の難民を強制退去させました。

その内に1.855人の難民自らがオーストリアを去って行きました。

この数は去年2016年と比べると77%も増えています。

 

今年1月から5月までの難民申請数を去年と比較してみましょう。

 

 

 

                    ※Bundesministerium für Inneresより

 

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去年と比べると平均+3.5℃は気温が高い

先週の月曜日から昨日まで日中の気温が毎日30℃を超えているウィーンです。

週末に少しだけ雨が降りましたが、次に帆の午前中がちょっと涼しくなった以外は暑さは変わりませんでした。

オーストリア全体的にこの時期の統計から見ると+2.5℃~+4.6℃と高くなっています。

梅雨がない気候なので日本と比べると不快な暑さは少ないと思いますが、日差しは日本よりも強いですから太陽の下にいるとかなり暑く感じます。

日陰との温度差がかなりあるので、風が通る日陰に行くと凌げます。

この暑さは今日で一旦終わるという予報が出ています。

 

実際の所、この暑さはどういう状況でしょうか?

 

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知られざる美しい中庭風景 45

昨日の午前中は一昨日の雨のおかげでちょっと涼しくなりましたが、予報通り昼が近づくにつれて気温が上がり、午後には30℃を超えて暑い1日となりました。

もう数日この暑さは続くようですが、木曜日からは30℃を下回る予報が出ています。

日本と比べると湿気が少なく梅雨がない気候ですから日陰に行けば暑さを凌げますが、日差しは日本よりも強いですから太陽の下にいるとかなり暑く感じます。

暑いと観光も大変ですが、毎年のことなので体が慣れてきますね。

 

さて、今日は知られざる美しい中庭風景を話題にしたいと思います。

前回の知られざる美しい中庭風景44ではMürzzuschlagのブラームス博物館が登場しましたが、今日はハイドンです。

 

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美術史博物館 MUSEUM FÜR ALLE(2017年)

ウィーンは5月30日に今年になって初めて日中30℃を超え、その後28℃前後がしばらく続き、6月12日が2回目の30℃を超えた日となりました。

そして6月19日からは連日30℃を超える暑い日が続いています。

途中で2回、雷を伴った強い雨が降りました。特に昨日は午後14:30頃から雨が降り始め、その後はどしゃ降りとなりました。

昨日は午前中グループ全員の皆様と市内観光で、午後は徒歩観光のオプショナルツアーでした。

午前中から昼にかけてはかなり蒸し暑く、午後には予報通り絶対に雨が降るだろう・・・と思いましたが、午後遅くからだろうと思っていたので傘は車の中に置いたままで朝シェーンブルン宮殿に向かいました。午後王宮を歩いている時に、ポツリと雨粒を感じました。シシィ博物館、皇帝の部屋の見学して出て来ると傘なしではきついかなりの雨となっていました。

しかし、雨が降ったおかげで気温が下がってその日の夜はちょっと涼しくなりましたが、今日月曜日はまた30℃を超えることになっています。

夏の開放的な空気もいいですが、暑すぎるのも困ったものです。

 

開放的と言えばさて、去年この夏の時期に行われた美術史博物館のオープンエアガイドツアーは大変好評で、今年もまた行われています。

 

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ベルヴェデーレ宮殿での写真解禁は制限があります

ウィーンは連日30℃を超える暑い日が続いています。

数日前の朝方の雷を伴った雨が降り、午前中はちょっと不安定な天気でしたが、その日の午後は30℃を超えました。

毎年このような暑さは経験していますが、30℃を超えた中での観光は体力をより使いますね。

 

さて、6月1日からベルヴェデーレ宮殿の上宮で写真解禁といううれしい話題をお届けしましたがその後写真解禁に少し変化があり、全ての絵画の写真が撮れる・・・というわけではありません。

 

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公認ガイドとして一言シリーズ 6 "ガイドは歴史的時代背景やキリスト教をベースに様々な分野を関連付けて案内します"

単純に"ガイド"というと、何がどこにあるかわからないからその場所がどこにあるか教えてもらったり、連れて行ってもらえたり・・・という意識が強いかもしれませんね。

もちろん、それだってガイドの仕事のひとつで、何がどこにあるかということを知っておくことは重要です。

それ以外、例えば言葉が全くだめなのでショッピングや食事などにアテンドして欲しいというお客様も多いわけで、それだってガイドの重要な仕事のひとつです。

でも、その場所にお連れしたり、ショッピングなどのお手伝いをするだけなら正直言ってウィーンに長く住んでいて街の様子を知っている人であれば、学生や主婦の片手間でもできるわけです。

 

ちなみに、オーストリアでガイド業務ができるのはオーストリア政府から公認されたオーストリア国家公認ガイドでなければいけないという法律がありますし、ショッピングや食事のアテンドの仕事をするにもオーストリア国家公認ガイドか正規に登録しているReisebetreuer(アシスタント)でなければいけません。

そのため、国家ガイドライセンスを所持していない学生や主婦が労働許可なしに観光案内をしたり、アシスタントの登録もなしに日本からのお客様をアテンドしてお金を頂く場合は違法行為となります。

この場合は"ノーライセンス"と"不法労働"の2つの罰金が課せられます。

そのような方がインターネット上でサービスを提供しているのがまだ見られますが、私達業界ではオーストリア連邦産業院と連携して対処を始めています。

 

ちょっと話が脱線してしまいましたが、それがどこにあるかだけではガイドとは言えません。

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 192(モクゲンジ)

今週は毎日30℃を超える暑い日が続いています。

昨日は35℃ぐらいでした。

しかし、予報通り今日の朝方に雷を伴った雨が降り、朝は18℃ぐらいですが日中はまた30℃を超える予報となっています。

このぐらい暑くなると木陰で涼みたいです。

ウィーンは森の都という形容をよくされる通り、緑豊かな街です。

中心のリンク道路の並木も印象的ですが、そのリンク道路沿いには5つもの大きな公園があります。

公園にちょっとでも足を踏み入れてみて下さい。

荘厳な建造物に囲まれた中に安らぎを感じます。

天気のいい時にはたくさんの人がくつろいでいます。

 

ウィーンは色々な花が咲きますが、もうこの時期になると咲いている花は限られています。

毎年同じ花を話題にすることも多いですが、季節を感じるものとして、また同じ花でも撮影している場所や時間が違いますからそれを後から比較してみるのもおもしろいです。

今日はこの時期に多く咲いている黄色い花です。

 

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Hagenbachklammを散策

オーストリアはアルプスが広範囲にわたって横たわっているという地形の特徴があります。

ウィーンの森から始まって西の方に向かうにつれて山がどんどん高くなっていきます。

ウィーンの街中でもウィーン市が定めているStadtwanderwegというハイキングコースがあり、豊かな緑と自然に手軽に触れることができます。

地元では自然の中を歩くWandern・・・ちょっとしたハイキングを楽しむ方がとても多いです。

ウィーンの中でも緑が満喫できる所は多くありますが、郊外に行けばバリエーションがもっと広がり、より楽しいです。

うちもよく郊外に出かけていますが、うちがよく出かける場所のひとつであるHagenbachklammに最近また行って来ました。

 

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ウィーンのちょっと珍しいアングル 45

このタイトルもすっかりお馴染みになり、基本的に月1回の割合で話題にしています。

普段街中を歩いている時に見える街並みとは違い、別の角度から見た時の新鮮な景色はとても興味深いものがあります。

前回のウィーンのちょっと珍しいアングル44ではベルヴェデーレ宮殿とハイドン博物館を話題にしましたが、今回はウィーンではなくザルツブルクです。

 

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カナッペで有名な店 "TRZEŚNIEWSKI"

ウィーンの街には星の数ほどレストランやカフェがあります。

現地の食文化に触れることも旅の楽しみのひとつですね。

レストランやカフェのようにしっかり座って食べるだけでなく、ソーセージスタンドやスーパーなどでパンを買って公園で食べるなんてこともありでしょう。

しっかり食べたい、ちょっと軽く食べたい・・・などお腹の空き具合などにもよりますが旧市街を歩けば様々な選択ができ、食べ物に困ることはありません。

 

今日は地元でよく知られている気軽に寄れるカナッペの店を話題にしたいと思います。

 

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ガソリンとディーゼルの値段比較(2017年6月)

ウィーンの街も素敵ですが、オーストリアはウィーン中心部の荘厳な建造物が立ち並ぶ街並みからは想像できない郊外には美しいのどかな風景が広がっています。

車があれば手軽に郊外に出かけることができますから、絶対に車があった方が生活の幅が広がります。

ウィーンは車の所持率がかなり高く、それは街中を見ていても感じます。

実際にウィーンで生活をしていると、公共交通機関が発達しているので、車に乗っていない人は「ウィーンは車が無くても全く問題ないです・・・」とよく聞きます。

実際その通りだと思いますが、しかし車があった方が絶対に便利だと思いますし、生活が楽しくなりますし、家族がいればなおさらです。

ウィーン市内を車で移動というよりも、オーストリア郊外を深く知ることができ堪能できます。

こちらは日本と違い、ディーゼル車の方が普及していますし、マニュアル仕様が圧倒的に多いです。

オーストリアは物価が高い割には、ディーゼルやガソリンはヨーロッパの他の国と比べるとありがたいことに安めです。

 

今日はヨーロッパ主要国のディーゼルとガソリンの値段を見てみましょう。

1L単位の値段です。

 

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Regenbogenparade(レインボーパレード 2017年)

昨日のウィーンの街は、外から見ているとウィーンらしくない・・・しかしウィーンの街を知っていると自然と理解できる毎年恒例!?のイヴェントとなっているRegenbogenparade (レインボーパレード) が行われました。

今年で22回目となったこのレインボーパレードは同性愛者が主役となるホモとレズのパレードです。

今日はその雰囲気をちょっとお伝えします。

 

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Wildpark Ernstbrunn (エルンストブルン 野生公園)

陽気が暖かくなって緑が多くなると外を歩くだけで楽しくなります。

ウィーンの中心部は荘厳な歴史的建造物が多く建ち並び、かつての帝国の都を思わせる上品な街なので、街中を歩くだけでも十分楽しいですが、自然を感じようと思えば郊外へ行くことになります。

郊外と言ってもウィーン市内にもウィーンの森の一部がありますから手軽に自然を満喫することができます。

ウィーンは"森の都"とも言われ、ヨーロッパの街では街の広さに対して緑の比率が最も高い街と言われていますので、ウィーンの街に来れば緑豊かであることがすぐにわかります。

 

ウィーンの森も有名ですが、オーストリア自体がヨーロッパアルプスを横たえて持っているという地形の特徴があり、ガイドブックだけでは想像できない豊かな自然が国内に広がっています。

多くは観光的にはあまり知られていない、でも地元では非常に有名な場所がたくさんあります。

 

私はオーストリアが大好きですから、時間を見つけては家族と色々場場所に出かけています。

今日は比較的ウィーンから近い、やはり地元で有名なスポットをひとつ話題にしましょう。

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 191(アメリカキササゲ)

ウィーンは暑い日が続いています。

今年は30℃を超えた日がまだ2日しかありませんが、日中28℃前後が何日も続く真夏のような陽気で、雨も少なくかなり乾燥しています。

日差しが強いですから太陽の下は暑くても、日陰に行くとかなり涼しく感じます。

湿気が少ないので日本と違ってジト~とした深いな暑さはありません。

街中はその時期の特徴的な花がほとんどの咲き終わった感じですが、今日のこの花は色々な所に見られます。

 

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Fronleichnam (聖体祭 2017年)

毎年3月~6月はキリスト教関係の祭日が多いです。

それは謝肉祭四旬節が過ぎると復活祭がやってきます。

その後は、キリスト昇天祭、聖霊降臨祭、そして今日の聖体祭と続きます。

キリスト教で一番大事な復活祭は今年4月16日でした。

復活祭は移動祝日ですので、それに伴ってその後の祝日も毎年日が違います。

ちなみに日本では"祭日"という言葉はすでに廃止されていて、"祝日"になっていますが、こちらでは宗教的な習慣ですから祭日と表現してもいいでしょう。

今日は休暇前ではキリスト教関係の最後の祭日であるFronleichnam(聖体祭)です。

 

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DIE GARTEN TULLN(トゥルン庭園)の展望台

今年は5月30日に初めて日中30℃を超え、一昨日の6月12日は2回目の30℃を超えた日で、日中32℃となりました。

日中25℃~30℃ぐらいの日がずっと続き、雨も少なくかなり乾燥しています。

日差しは日本よりも強いですから気温が20℃そこそこでも太陽の下ではかなり暑く感じます。

でも湿気が少ないですから日本と比べたら快適な日が多いはずです。

夏休みが近づいていてラストスパートといった地元の空気を感じます。

7月、8月は休暇シーズンで、学校も長い夏休みです。こちらは9月から新年度が始まりますので年度末の長い休みです。

 

さて、以前ここでも話題にしたDIE GARTEN TULLNはうちのお気に入りのスポットのひとつで、7ヘクタールの広さに64の様々な異なったスタイルの庭園が見られます。

ここには"Baumwipfelweg"という展望台があります。

 

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一部にしか知られていない市場 "Markterei"

ウィーンは東京と同じ23区で成り立っていて、415km²とかなり広い街です。

中心部だけにいるとその辺はわかりませんが、車などで走ると結構広い街だな・・・ということを実感します。

それぞれの区にはそれぞれのカラーがあって、ウィーンの街だけでも地域の違いを感じます。

ハプスブルグ帝国のおかげで昔からの混合民族の色合いが今でも濃く感じます。

観光レベルで見ただけではそこまではわかりませんが、生活をしているとその辺が非常にはっきり見えておもしろいです。

それぞれの地域の生活に個性があります。

生活というと買い物・・・スーパーや市場がつきものです。

市場と言えばNaschmarkt(ナッシュマルクト)が観光ではず抜きに出て有名ですが、市場は街の色々な所にあります。

今日は同じ市場でも限られた人しかまだ知られていない市場に少し触れてみます。

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 190(マルバウツギ)

6月のこの時期になると多くの花がすでに咲き終わりました。

その分、ウィーンの街はより緑が多くなっていることがわかります。

マロニエもすでに実がつき始めているものもあります。

年間を通して日が一番長い時期で、夏のような日が多くなっています。

さて、今日は地元でよく見られるこの時期の白い花を話題にしましょう。

 

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ステンドグラスの美しい反射

私はオーストリア国家公認ガイドとして年間を通してお客様に様々な場所を御案内しています。もちろんウィーンが圧倒的に多いですが、オーストリア国家公認ガイドのライセンスはオーストリア全土を案内できますから、ザルツブルクインスブルックグラーツヴァッハウ渓谷ウィーンの森アイゼンシュタットなど色々な所に出かけます。

ウィーンだって御案内するグループや個人旅行のお客様によって観光場所は様々ですから、毎日同じ場所に行って同じことを話しているわけではありません。何日も御一緒させて頂くお客様から半日でお別れするお客様まで様々で、日本だってそれなりに広い国ですし、様々な分野のお客様と出会うわけですね。その時のお客様が何に興味があるか、どのくらいヨーロッパ文化を知っていらっしゃるか、今までどこに行って来たかなどを考慮して、つまりその時のお客様の空気を感じ取って案内しています。

そういう意味ではバラエティーに富んだ非常に奥が深い仕事だと思っています。

さて、今日書きたかったテーマとはちょっとずれた内容から始まってしまいましたが、よく行く観光場所にウィーンの森があるわけです。先日ウィーンの森の観光をした時に修道院のステンドグラスの反射がちょっと印象的だったのでここに書き留めておきます。

 

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オールドタイマーのマンナー復活祭特別車両

ウィーンの地元で誰でも知っているウエハースの老舗Manner(マンナー)はここ数年日本でもかなり知られるようになりました。

観光中にお客様から「マンナーの店はどこにありますか?」という御質問を年間を通してよく受けます。

Manner(マンナー)は1890年Josef Mannerが当時"Shocoladenfabrik Josef Manner"という名でシュテファン大聖堂のそばにオープンさせました。Mannerのロゴを見ると、中央にウィーンのシュテファン大聖堂が登場していますね。

 

このMannerの広告を兼ねたレトロな路面電車が年間を通してよくウィーンの街中を走っています。

先月5月4日付けでもマンナーの広告を掲げたオールドタイマーの路面電車を話題にしました。

 

今年の復活祭の一週間前にもMannerの路面電車が走っていました。

その時は特別車両だったんですね。

 

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Gasthaus TIROLERGARTEN(ティローラーガルテン)

ウィーンの街には中心を始め、外側を含めて星の数ほどのレストランがあります。

仕事ではグループの皆さんや個人のお客様と色々なレストランに行きます。

一般団体ツアーの場合はバスが止められる場所を考慮したり、レストランが団体を受け入れてくれることなど条件もあって、ある程度限られたレストランになりますが、逆に頻繁に訪れます。

個人旅行の皆様とはその時の状況で何を召し上がりたいか、どこを観光しているかや疲労度、お腹の空き具合などで臨機応変に決めることが多いです。

知られたレストランはどうしても中心部に多くありますね。

このコーナーでもレストランはたまに話題にしていますが、今日のレストランは地元の人に知られていて、あまり観光の方が来ない、しかし有名な場所にあるレストランについて少し書きたいと思います。

 

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花粉症を始め、その他アレルギーに悩まされている人はこちらでも多いです

今年の1月は例年と比べるとかなり寒かったので、2月、3月の中旬ぐらいに咲く花もひと月ぐらいは遅れて咲きました。花と同じように新緑もいつもよりは少し遅かったような気がします。

4月の後半から5月にかけては陽気も暖かくなり、ウィーンの街も寒かった冬を忘れたかのように緑も多くなってきました。一昨日までは夏のように暑い日が続きましたが、その日の夕方から雨が降り、気温が下がり涼しい夜でしたが、明日からは日中25℃~30℃でいい天気という予報が出ています。

 

さて、4月19日付で花粉症を話題にしましたが、こちらでも花粉症に悩まされている人は多くいます。

 

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ヴァッハウ渓谷に行って来た(2017年5月)

全長2.800km以上もあるドナウ河はヨーロッパでは2番目に長い川で、ヨーロッパを西から東に流れる唯一の川です。このドナウ河の最も美しい所がヴァッハウ渓谷で、ウィーンから車で75km程走ったクレムスからメルクまでの区間で,世界遺産にも登録されています。

クレムス~メルクまではドナウ河沿いを車で走ると37km程あります。

ヴァッハウ渓谷は私も大好きな所で、仕事でもプライベートでもよく行きます。

仕事の場合はウィーンからのメルク修道院の観光と船下りを楽しむ1日観光のパターンか、私がメルクで皆様とお会して、そのままウィーンまでというケースが多いです。

 

数日前にも仕事でヴァッハウ渓谷に行きましたが、今日は先月5月終わりの週末にヴァッハウ渓谷に家族と出かけて来た時のヴァッハウ渓谷です。

 

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大観覧車からの眺め

昨日はウィーンの大観覧車について少し書きましたが、書いているうちにこの大観覧車からの眺めを掲載したくなりましたので今日はそれを少し御覧頂きたいと思います。

大観覧車は遠くから見てもかなり目立ち、近くに行くとやはり大きいことがわかります。一番高い地点が約65mですから、シュテファン大聖堂のプンメリンがある北塔より少し高い所まで行くことになります。

ゴンドラに乗り込んで動き始めてからすぐはたいした景色ではないという印象を受けます。やはり遊園地の中にある大観覧車ですから周りにはアトラクションが見えるからでしょうか。しかし、1/4を超えた頃から雰囲気が一挙に変わり、ウィーンの街並みが見え始めてきます。私はゴンドラに乗ったらすぐお客様に「向かって右側の方が景色がいいですよ(入口を背にして)」とよく御案内しています。それは単純に大観覧車の鉄の骨組みが邪魔にならないからです。

その後、最高地点を過ぎたら左側の眺めを楽しむように御案内しています。こちら側に来る時はやはり鉄の骨組みが邪魔になりません。

 

 

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アーチの奥に見える風景 18

ウィーンの街はかつての帝国の都でしたので荘厳で美しい建造物がたくさん立ち並んでいます。

そのような建物の多くにはヨーロッパの色々な建築様式を見ることができますから街も華やかに見えます。

外観にも内部にも美しいアーチ構造を持つ建物が多く、そのようなアーチ構造は独特の美しさがあります。

前回のアーチの奥に見える風景17ではベルヴェデーレ宮殿とウィーン旧市街地のJohannesgasse15番地を話題にしました。

今回は旧市街と郊外からひとつずつ取り上げます。

 

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Pfingsten(聖霊降臨祭)2017年

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教があったからこそ、絵画、音楽、建築など様々な分野が生まれてきました。

一言でキリスト教と言っても学問になってしまう複雑さがあります。

キリスト教には少なくとも2000年の歴史があるわけですから、ある意味では当たり前と言えるかもしれません。

クリスマス復活祭などは重要なキリスト教と結びついた習慣ですね。

今日はそのキリスト教関連のPfingsten(プフィングステン)という祝日です。

 

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仕事でもよく乗る大観覧車

ウィーンの街を象徴する物として有名な物がいくつもありますが、シュテファン大聖堂やシェーンブルン宮殿などは定番でしょうか。王宮のミヒャエル宮王宮庭園のモーツァルト像などもよく出てきます。

また名物の大観覧車も非常に有名です。大観覧車は仕事でも頻繁に御案内することがあり、以前はナイトツアーなどで毎晩訪れました。大観覧車からの街の夜景を楽しんで、その後ホイリゲに行くという内容です。

昼間の観光でも大観覧車が組み込まれていることもよくあります。

最近、企業の皆様と大観覧車を訪れました。

 

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ベルヴェデーレ宮殿 写真解禁と開館時間の変更

帝国、貴族制度は当然現在は存在していないオーストリアは民主主義の共和国ですが、ウィーンには今でも数えきれない程の宮殿があります。

それらの宮殿は観光、政治関係、企業など多目的に利用されています。

リンク道路沿いの公共的建造物以外はほとんどが~宮殿という名称になっています。

宮殿と言えば真っ先にでてくるのがシェーンブルン宮殿です。

ウィーンに始めて観光で来て、ここに行かな人はまずいいないでしょう。

そのシェーンブルン宮殿の並んでポピュラーなのがベルヴェデーレ宮殿です。

"バロック様式"という観点から見れば、シェーンブルン宮殿よりもベルヴェデーレ宮殿の方がオーストリアバロックの全盛期を見ることができます。

今日はそのベルヴェデーレ宮殿に関しての朗報をお知らせ致します。

 

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シェーンブルン宮殿グロリエッテからの眺め(2017年5月)

ウィーンを初めて訪れた方でシェーンブルン宮殿に行かないという人はほとんどいないでしょう。

シェーンブルン宮殿はハプスブルグ家の夏の離宮で、中心から5km西に離れています。

ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

団体ツアーでは絶対と言っていい程訪れますので、午前中、午後と別のグループを御案内する時には年間を通して1日2回シェーンブルン宮殿に行くことも頻繁にあります。

シェーンブルン宮殿で十分1日を過ごすことができます。

ここは庭園が素晴らしくて、地元の方の憩いの場所のひとつとなっています。

そのため、宮殿内は観光客で溢れていますが庭園では逆に地元の空気に触れることができます。

うちはこのシェーンブルン宮殿の動物園によく行きます。

 

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