公園・庭園

この時期開放的な王宮庭園

今日から7月ですね。

早いもので2023年の後半が始まります。

昨日が学校の最後の日、成績表をもらい今日から夏休み・・・休暇シーズン突入です。

もう早速昨日から休暇に出かける人も多いです。

 

さて、ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパの街の中では緑の比率が街の広さに対し最も多い街ということになっています。

ウィーンの街を歩けば緑が豊かだな~・・・と誰もが実感するでしょう。

リンク道路沿いの公園や並木、中心部だけではなく外側にもたくさんの緑が見られます。

でももっと大きな緑はウィーンの森ですね。

天気がいい時には、公園の芝生に横になっている人、くつろいでいる人をいつも見かけます。

今日は中心部にある地元で人気ある王宮庭園のこの時期の様子をお届けします。

 

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市立公園で朝の散歩

自分にとって仕事が始まるまでの1人の時間は大事です。

仕事が始まる前の気持ちの切り替えやリラックスができます。

観光が始まるホテルによってはその周辺をよく散歩するんですね。

いつも同じホテルや同じ場所から始まるわけではないので、その時々で散歩する場所も異なります。

普段歩かない所を歩くと何気ない発見があり、新鮮です。

ある日の天気のいい朝、リンク道路沿いのホテルからスタートしたので市立公園を散歩しました。

 

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この時期バラが綺麗な国民庭園(Volksgarten)

ウィーンは今日から30℃を超えるようです。

今年になって30℃に達するのは初めてです。

木曜日には35℃の予報が出ていますね。

実は5月に30℃を超えることはよくあり、今年の5月は不安定な天候で、雨が多く降ったこともあり、その分30℃を超えるのが遅くなったかもしれません。

30℃を超えても梅雨がないカラッとした気候ですが、日差しが日本よりも強いですから太陽の下にいると刺すような暑さです。

でも日本のような湿気を感じる不快な暑さではありません。

 

今日はこの時期バラが綺麗な国民庭園(Volksgarten)をお届けします。

 

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イースターのヒルシュシュテッテン花壇庭園(2023年)

今年の復活祭は4月9日でしたが、その日まで天気も良くありませんでしたが、翌日の月曜日は青空も広がったので、久しぶりにヒルシュシュテッテン花壇庭園に行ってきました。

意識しなかったのですが、ここもイースターマーケットが出るんです。

ウィーンでのイースターマーケットとしてはシェーンブルン宮殿Freyungなど知られていますね。

 

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自然公園Hagenbachklammを歩く

日本は桜も終わり、日中の気温も20℃を超えて半袖でも気持ちのいい陽気でしたが、土曜日ぐらいから20℃を下回っていますね。

それに比べるとウィーンは今週は少し暖かくなるようですが、毎日雨マークが見られ、不安定な天気のようです。

日本の緑と比べるとウィーンはまだまだですが、日本に一時帰国をする直前、うちのお気に入りの散策スポットのひとつであるHagenbachklammに散歩に出かけました。

 

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シェーンブルン宮殿の秋

秋がどんどん深くなっていきますね。

ハロウィンAllerheiligenが過ぎると今度はクリスマスです。

早い所では明日からクリスマス市が始まります。

11月に入ると冬が近づくことにより少し天気が不安定になり、霧もさらに多くなってきます。

でもまだまだ秋を楽しめます。

 

さて、今日は再びシェーンブルン宮殿の秋です。
 
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市立公園の秋

秋がどんどん深くなっていきますね。

この時期一昨日はハロウィン、昨日はAllerheiligenと毎年訪れる習慣でした。

今日はAllerseelen・・・万霊節(死者の日)と呼ばれています。

今日が過ぎるといよいよクリスマスの空気です。

でもまだまだ秋の色が見られるウィーンです。

今日は市立公園の秋を少しお届けします。

 

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秋の青空とシェーンブルン宮殿の並木

今日の朝の気温は7:00の時点で2.5℃と冬並みの寒さです。

今年一番の朝の冷え込みだと思います。
しかし、空は秋の青空が広がっています。
青空が広がると街もより美しく見えます。
街中の公園や街路樹の葉の色が変わり、係が落ち葉を集める光景がよく見られ、秋であることを実感します。
さて、今日はシェーンブルン宮殿のこの時期を少しお届けします。
 
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この時期シェーンブルン宮殿の庭園はこんな感じ

最近シェーンブルン宮殿に行く機会がまた増えてきました。

シェーンブルン宮殿はどのくらいのグループや個人ツーリストが訪れているかで、旅行業界のバロメーター的存在です。

特に団体ツアーの場合は大型バスを利用することが多いので、駐車場にどのぐらいバスが見られるかということも判断の基準になりますね。

ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。

シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。

 

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Astro-Garten (アストロガーデン)

すっかり秋らしくなったウィーンです。

朝も10℃を下回ることも多く、冷え込むことが多くなりましたが、日中は17℃前後で秋の青空が広がるいい天気です・・・って書いて今天気予報を見たら、今日から3日間雨マークが見られますね。

火曜日は天気が悪そうです。

 

さて、今日は一風変わったガーデンをお届けします。

 

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ラインツ動物公園を散歩

ウィーンは"森の都"と言われているぐらい緑が多い街で、街の至る所に緑が見られます。

中心のリンク道路の並木やたくさんの公園を始め、外側にもシェーンブルン宮殿やプラター公園などの大きな緑・・・そしてその豊かな緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。多くの観光客が訪れるウィーンの森は北と南ということになりますが、西には地元で親しまれているラインツ動物公園があります。

ここは公共交通機関こそ通ってはいてもウィーンの西の外れにあるためかなり行きづらい所にあります。

うちは年間を通して数回ぐらいここに散歩しに来るでしょうか。

 

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巨大な石がある自然公園「BLOCKHEIDE」

9月に入って朝夕はかなり涼しくなり、秋の訪れを感じるウィーンです。

夏休みも残す所あと2日となり、来週月曜日から学校も始まり新年度です。

 

今年はコロナ禍3回目の夏休みで、過去2年と比べると多くの人が色々な所に出かけています。

うちも今年の夏は結構色々な所に行きました。

うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide" (ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが最近今年になって初めて行ってきました。

 

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こんな所に小さな日本庭園

ウィーンにはいくつかの日本庭園があることを御存じですか?

おそらく一番知られているのはシェーンブルン宮殿の庭園内にある日本庭園とウィーン19区の一角の世田谷公園ではないかと思います。

他にはまず知られてない所でウィーン10区の一角にもあったり、21区にある寅さん公園など意外と日本庭園は存在しています。

ウィーンに居ながらも一瞬でも日本文化に触れられるのは面白いです。

さて、探せばまだある日本庭園ですが、ここはどうでしょう?

 

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STARKLのガーデンに行った(2022年)

最近ドナウ河沿いの歴史ある街Tullnに行く機会が何かと多いです。

ここはエゴン・シーレが生まれた街としても知られていますが、ドナウ河沿いということもあり、ウィーンと同様に歴史ある街なんです。

ここには大きなガーデンショップがあるのでよく行くのですが、Die Garten Tullnといった有名な庭園もあり街が花に力を入れてることがわかります。

 

今日はこのTullunにお気に入りであるちょっとした公園を紹介します。

いやこれは庭園と言った方がいいでしょうか。

 

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Die Garten Tulln (トゥルン庭園)に行ってきた

ウィーンは連日30℃を超える暑い日が続いていましたが、昨日は湿気が強く雨が多く降り、少し涼しくなりました。

昨日は午前中から雨が降ったり止んだりしていたのですが、自分のライブオンラインツアーの時はむしろ太陽まで出始めていい天気になっていました。

その後、家に帰る途中で暗い雲が押し寄せて、再度の大雨・・・いや、ラッキーでした。

今日と明日はそこまで暑くならないようですが、雨マークが見られますね。

 

さて、うちが毎年行くお気に入りのトゥルン庭園に最近また行って来ました。

 

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シェーンブルン宮殿に行ったら見ておきたい日本庭園

オーストリアで最も多くの方が訪れる世界遺産シェーンブルン宮殿は、やはり宮殿内部見学は絶対にして頂きたいですね。

それ以外にこのシェーンブルン宮殿は庭園もとても充実していて、ここでまる一日過ごすこともできます。

シェーンブルン宮殿のシンボル的な存在であるグロリエッテからの目の覚めるような風景、地元の人達で賑わう世界最古の動物園、のんびりした美しい庭園内の散策コース、シェーンブルンの言われとなった美しい泉など、見どころが多く、地元ではこの庭園内でのんびりする方が多いですし、ジョギングやノルディックウォーキングをする方も大変多いです。

以前ウィーンの別の場所の知られていないミニ日本庭園を紹介しましたが、

今日はそのシェーンブルン宮殿の庭園内にある日本庭園をお届けします。

 

 

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ウィーンの街中でウィーンの森を感じる植物庭園

夏至から10日ちょっと経ちましたが、何となく暗くなるのが早くなっている気がしますね。

これからまた日が短くなっていくことを思うと少し寂しくなりますが、ウィーンの街は休暇シーズです。

7月、8月は子供達はSommerferien...夏休みで、大人たちはUrlaub...休暇です。

緑も一番多くなる時期で、ウィーン中心部もさることながら、郊外どこに行っても気持ちいい時期です。

ウィーンは森の都とも形容され、街中には豊な緑が多くありますが、その中でもBotanischer Garten(ボターニッシャー・ガルテン)は私のお気に入りの場所ののひとつです。

 

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シェーンブルン宮殿 グロリエッテとそこからの眺め(2022年5月)

ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。

シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。

一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。

ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。

一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。

庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。

 

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ウィーン 世田谷公園の春(2022年)

ウィーンは"森の都"とよく形容され、ヨーロッパの街では、街の面積に対して緑の比率が最も高い街です。

中心にリンク道路沿いにも多く公園があり、並木も素敵です。

これから緑がどんどん豊かになっていきます。

外側にもシェーンブルン宮殿の庭園やプラター公園など大きな緑がありますが、ウィーンの街を外側から囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。

ウィーン市のMA42では、ウィーン全体でほぼ1.000ヵ所の公園を始め、ちょっとした花が植えられている花壇や街路樹などが植えられている領域などを管理しています。

中でも寅さん公園は日本に関係ある面白い公園です。

日本に関係があると言えばウィーンでは世田谷公園をすぐに思い浮かべます。

2019年はオーストリアと日本の国交150周年記念だったので、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでは世田谷公園が映像で登場しています。

前回と前々回のライブオンラインツアーのテーマはウィーンの春でしたが、前回はこの春の時期の世田谷公園をお届けし、多くの方から御好評を頂きました。

 

 

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自然公園Hagenbachklammを散歩

昨日はウィーン中心部にある市立公園などをちょっと歩いてみましたが、気温は10℃ちょっとでありながらも春の空気が漂い、多くの人がくつろいでいました。

昨日からずっと晴れマークが続く予報で、今週は雲一つない青空の日が続きそうです。

気温も18℃ぐらいの予報で暖かくなりそうです。

 

先週の土曜日も天気が良かったので、うちのお気に入りの散策スポットのひとつであるHagenbachklammに散歩に出かけました。

 

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秋の市立公園

今日の朝7:00の気温は2℃、冷たい風が吹いています。

晩秋でも冬のようです。

 

さてウィーンは森の都・・・ヨーロッパの街の中では街の広さに対して緑の比率がもっと高い街で、リンク道路沿いだけでも5つも大きな公園があり、本当に和ませてくれます。

歴史的建造物や重要な観光スポットも外せませんが、時間があったら公園をちょっとでも散策してみて下さい。

とても荘厳な建造物に囲まれた街中にいるとは思えません。

緑が多いということは、秋の黄葉も多く見られるわけですね。

公園だけでなくリンク道路沿いの並木も季節を感じさせてくれます。

日中の気温が5℃前後と冬のように寒くなって来ましたが、クリスマスの空気を感じます。

しかし・・・

月曜からのロックダウンで街中はかなり静かになっています。

でも健康のためには散歩を許されているので公園に行くと結構くつろいでいる人がいます。

 今日は秋の市立公園を少しお届けします。

 

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シェーンブルン宮殿 グロリエッテ

先日久しぶりにシェーンブルン宮殿に仕事で行きました。

まだまだコロナ禍ということで空いていましたね。

昨日シェーンブルン宮殿からメールが来て、今年のクリスマス市は3G規則の下、開かれることになりました。

まだひと月ほど先ですがどうなるでしょうか。

 

さて、ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。

シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。

一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。

ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。

一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。

庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。

 

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お気に入りの自然公園 Hagenbachklamm

今年は6月16日に日中の気温が初めて30℃を越え、7月8日が一番暑く36℃、今日までに日中30℃を越えた日は26日ありました。

休暇シーズンもまもなく終わりになるこの時期は、朝が13℃前後とかなり涼しく、秋の訪れを感じます。

今年は多くの人がオーストリア国内を始め、周辺国に休暇に出かけてますね。

うちもまだまだ人が集まる所はもちろん避けて、自然が楽しめる所によく出かけています。

そのひとつであるうちのお気に入りの散策スポットのひとつであるHagenbachklammに最近また行って来ました。

 

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巨大な石で有名な自然公園「BLOCKHEIDE」に行って来た

ウィーンは森の都・・・ヨーロッパの街の中では街の広さに対し緑の比率が最も高いです。

ウィーンの街を歩けばここは緑が多いな・・・ということを実感できます。

この時期のウィーンは緑が溢れていますね

でもいくら森の都ウィーンでも"豊かな自然を感じられる"と言えば公園以外では中心部ではほとんど見ることができませんね。

公園だって前からあった木などは残したかもしれませんが人工的に作ったわけですから、そういう意味では本当に自然とは言えないのかもしれません。

本当に自然を感じようと思えばやはり郊外に行くことになります。

観光レベルで手っ取り早いのはウィーンの森でしょう。

しかし観光で行くウィーンの森は言われある有名な決められた場所のみで、実際に地元の方々は有名所はさることながら様々な場所で自然を楽しんでいます。

 

オーストリアはウィーンを離れると長閑な美しい風景が広がっている国で、ウィーンの郊外を始め、国内には豊かな自然が広がっています。

そんな自然の中に小さな美しい街が点在しているのがオーストリアのまた魅力のひとつです。

私も時間がある時には家族と色々な所に出かけています。

うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide"(ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが、先日おにぎりを持って出かけてきました。

 

 

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復活祭時期にHirschstettenの花壇庭園に行った

今年は4月4日が復活祭でした。

早いものでもう1週間経ちました。

その週はOsterferien・・・復活祭休みでしたが、4月1日からの4度目のロックダウンに入ったウィーンでは新型コロナウィルスの影響で去年同様静かに過ごす人が多かったはずです。

24時間の外出規制がありますが、散歩などは禁止になっていないので、外に出てる人は結構多いです。

 

さて、今日は復活祭時期にうちのお気に入りのスポットのひとつであるウィーンの花壇庭園に散歩に出かけたので、その様子をお届けします。

 

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Botanischer Gartenに行った

私はオーストリア国家公認ガイドとして毎日様々なお客様にウィーンを、オーストリアを御案内しています。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街ですから観光箇所がいつも同じわけではなく、多くの組み合わせがあってバリエーションが豊富です。

ウィーンだけではく、ウィーンの森、ザルツブルクやヴァッハウ渓谷、グラーツ、チロル地方など色々な所にも出かけます。

様々な御案内をする仕事ですから、常に人と接しているわけですね。

時として1人になることも必要で、次の仕事までの空き時間などに街並みを見ながらぶらぶら歩いたり、カフェに入ってくつろいだり、近くの公園などに行ったりしますが、それ以外でよく訪れる場所がBotanischer Gartenです。

コロナ禍であるため、以前のように頻繁に訪れることは現時点ではありませんが、昨日家族と散歩に行って来ました。

 

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冬の時期・・コロナ禍の市立公園

ウィーンの冬は何十年も前のように日中マイナスになることはほとんどありません。

例えば一昨年から去年2020年の冬は日中マイナスになったのはたった3日だけ、それもマイナス1℃ぐらいでした。

朝方は-1℃~-5℃ぐらいになる時はありますが、日中はプラスです。

温暖化のせいで、冬はそこまで寒くなく、プラス10℃ぐらいという日が多いでしょう。

しかし・・・

今日から寒くなり、朝4:00の時点でウィーンはマイナス6.4℃、日中の最高気温もマイナス4℃という予報で、数日間マイナスが続くようです。

 

冬でも青空が広がる日が多く、青空が広がれば街もより美しく見えますね。

今日はこの冬の時期・・・コロナ禍の市立公園をお届けします。

 

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街中の秋

今週のウィーンは明日まで日中の気温が10℃に達しない寒い日が続きます。

天気も曇りでどんよりしていて、朝は毎日のように霧が発生しています。

もっともウィーンの街は415km²とかなり広い街です。

同じウィーン市内でもかなり気温差が出ることもあり、天気も違っていることもよくあります。

日照時間も短くなっていて、16:30を過ぎるとかなり暗くなっています。

 

さて、今日は街中の秋をお届けします。

 

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STARKLのガーデン(2020年)

朝はかなり冷え込んできました。

一昨日まで日中の気温は25℃弱と夏の雰囲気こそ感じましたが、もう20℃を越える日はなさそうです。

空気はやはり秋ですね。

 

今日はうちのお気に入りであるちょっとした公園を紹介します。

いやこれは庭園と言った方がいいでしょうか。

 

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Wildpark Ernstbrunn (野生公園 エルンストブルン)

9月も半ばに入りましたがウィーンは日中の気温が25℃前後で過ごし易い陽気です。

明らかに秋がそこまで来てるのを感じるのですが、夏がまだここに居たいようです。

 

ウィーンの中心部は荘厳な歴史的建造物が多く建ち並び、かつての帝国の都を思わせる上品な街なので、街中を歩くだけでも十分楽しいですが、豊かな自然を感じようと思えば郊外へ行くことになります。

郊外と言ってもウィーン市内にもウィーンの森の一部がありますから手軽に自然を満喫することができます。

ウィーンは"森の都"とも言われ、ヨーロッパの街では街の広さに対して緑の比率が最も高い街と言われていますので、ウィーンの街に来れば緑豊かであることがすぐにわかります。

 

オーストリア自体がヨーロッパアルプスを横たえて持っているという地形の特徴があり、ガイドブックだけでは想像できない長閑で美しい自然が国内に広がっています。

多くは観光的にはあまり知られていない、でも地元では非常に有名な場所が本当にたくさんあります。

 

私はオーストリアが大好きですから、時間を見つけては家族と色々場場所に出かけています。

今日は比較的ウィーンから近い、地元で有名なスポットをひとつお届けします。

 

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Hirschstettenの花壇庭園

休暇と言えば地元ではオーストリア周辺のイタリア、クロアチア、地中海の島々など海に出かける人が多いわけですが、今年は新型コロナウィルス拡大の影響でオーストリア国内で休暇を過ごす人が非常に多いです。

オーストリアは海こそは現在ではありませんが、ヨーロッパアルプスが横たわり、氷河から形成されたたくさんの湖が存在し、長閑な美しい風景が国内に広がっています。

ウィーンはかつての帝国の都・・・荘厳な建造物が建ち並ぶ優雅な洗練された街というイメージですが、その反面 "森の都"と形容される遠り、ヨーロッパの街の中で、街の広さに対し緑の比率が最も高い街と言われています。

ウィーンの森という響きはあまりにも有名です。

 

さて、今日はうちのお気に入りのスポットのひとつであるウィーンの花壇庭園を紹介します。

 

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うちのお気に入り Hagenbachklamm

今年は6月13日に日中の気温が初めて30℃を越えましたが、今日までを振り返ると過ごし易い夏と言えるでしょうか。

日中30℃を越えた日は今日までで7日だけ、大気の流れが不安定な日が多く雨マークがよく見られます。

オーストリアは休暇シーズン真っ最中ですが、今年は地元オーストリアで休暇を過ごす方が多くなっています。

うちも人が集まる所はもちろん避けて、自然が楽しめる所によく出かけています。

そのひとつであるうちのお気に入りの散策スポットのひつであるHagenbachklammに最近また行って来ました。

 

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巨大な石があることで有名な自然公園「BLOCKHEIDE」に行って来た

ウィーンは森の都・・・ヨーロッパの街の中では街の広さに対し緑の比率が最も高いです。

ウィーンの街を歩けばここは緑が多いな・・・ということを実感できます。

この時期のウィーンは緑が溢れていますね

でもいくら森の都ウィーンでも"豊かな自然を感じられる"と言えば公園以外では中心部ではほとんど見ることができませんね。

公園だって前からあった木などは残したかもしれませんが人工的に作ったわけですから、そういう意味では本当に自然とは言えないのかもしれません。

本当に自然を感じようと思えばやはり郊外に行くことになります。

観光レベルで手っ取り早いのはウィーンの森でしょう。

しかし観光で行くウィーンの森は言われある有名な決められた場所のみで、実際に地元の方々は有名所はさることながら様々な場所で自然を楽しんでいます。

 

オーストリアはウィーンを離れると長閑な美しい風景が広がっている国で、ウィーンの郊外を始め、国内には豊かな自然が広がっています。

そんな自然の中に小さな美しい街が点在しているのがオーストリアのまた魅力のひとつです。

私も時間がある時には家族と色々な所に出かけています。

うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide"(ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが、今年は新型コロナウィルスの影響でいつもよりも遅い6月におにぎりを持って出かけてきました。

 

 

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ベートーヴェンとシューベルトが最初に埋葬された現在のシューベルト公園

ウィーンは"音楽の都"とよく形容されています。

これだけの音楽家が足跡を残した街は他にはないでしょう。

ウィーンは音楽だけをテーマにしても見切れません。

このコーナーでもすでに数え切れない程音楽家について話題にしましたが、今日は今年生誕250周年であるベートーヴェンの命日ということもあり地元ではよく知られた、しかし観光では皆さんとはまず訪れることがないベートーヴェンゆかりある公園をお届けします。

 

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Kittenberger Erlebinisgärten(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)のアドヴェントイルミネーション (2019年)

何回も書いていますが生活の中で一番重要なイベントはクリスマスですね。

ひと月以上もクリスマスの空気を楽しむことからもわかります。

冬至に近づき、日が短くなっていくこの時期・・・それを吹き飛ばすクリスマスの習慣、この時期ウィーンの街中を歩くだけで何かうきうきした気持ちになりますね。

クリスマス市、プンシュスタンド、イルミネーション・・・どれをとってもこの時期だけです。

これらはウィーンに限らずもちろんオーストリアの至る所でクリスマス市が開かれ、アドヴェントの習慣を見ることができます。

 

今日は地元で知られたそんなある場所を話題にしたいと思います。

 

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秋深いこの時期のベルヴェデーレ宮殿

日中の気温が13℃前後の日が続いています。

朝方はまだそこまでは冷え込みませんが、徐々に冬が近づいていることを感じます。

午前中は曇りであることが多く、昼ぐらいから青空が広がります。

昨日も午前中は少し雨が降りましたが、予報通り後に止み、昼ぐらいから青空が見られました。

 

今日は青空が広がったこの時期ののベルヴェデーレ宮殿をお届けします。

 

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世田谷公園にちょっと寄ってみた

ウィーンは"森の都"とよく形容され、ヨーロッパの街中で、街の面積に対して緑の比率が最も高い街です。

中心にリンク道路沿いにも多く公園があり、並木も素敵です。

外側にもシェーンブルン宮殿の庭園やプラター公園など大きな緑がありますが、ウィーンの街を外側から囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。

ウィーン市のMA42では、ウィーン全体でほぼ1.000ヵ所の公園やちょっとした花が植えられている花壇や街路樹などが植えられている領域管理しています。

中でも寅さん公園は日本に関係ある面白い公園です。

実は日本に関係がある公園がまだあり、それは世田谷公園という名前です。

 

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Nationalrpark(国立公園) Donau-Auen schloss ORTHに行って来た

オーストリアは84.000km²と北海道よりちょっと広いぐらいの小さな国ですが、この国がヨーロッパに与えた、残した歴史的、文化的影響というのは計り知れないものがあります。

ウィーンを含めた9つの州、それぞれ個性があり、そしてアルプスが大きく国内に横たわっているという豊かな地形の特徴があります。

氷河から形成された美しい湖やアルプスを流れる非常に水質のいい川、無数の谷が存在し、そこに美しい街が点在しています。

 

ウィーンを流れる川と言えば真っ先にドナウ河を思い浮かべます。

うちは時間がある時には郊外の色々な所に出かけてますが、お気に入りのスポットにひとつであるドナウ川沿いの国立公園Donau-Auen schloss ORTHにまた行って来ました。

 

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うちのお気に入りのスポット ヒルシュシュテッテンの花壇庭園

私は時間があると家族とよく自然を楽しみに郊外に出かけますが、ちょっと軽く散策したいな・・・でも遠くに行く時間や気力も無いし・・・なんて時によく出かけるスポットがあります。

そのひとつであるヒルシュシュテッテンの花壇庭園を紹介します。

 

 

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お気に入りの散策コースHagenbachklamm(2019年7月)

早いもので7月も最後の日となりました。

休暇シーズンのが半分終わりですね。

今年のウィーンは6月4日に初めて日中の気温が30℃を超え、7月1日には38℃を超え、今日までに日中30℃を超えた日が21日もあります。

日本と違って湿気が少ないので、日陰に行けばかなり気温の差を感じますが日差しは日本よりも強いですから不快な暑さではありませんが本当に暑いです。

 

さて、暑い時にはドナウ河で泳いだりプールに行ったりするのもいいですが、自然の森も結構涼しいです。

森と言えばウィーンの森でしょうか。

ウィーンの街を3方向から囲む広大なウィーンの森は東京23区の倍以上の広さがあり、ヨーロッパアルプスの一番東側になります。

その一角にはうちがよく行くお気に入りのHagenbachklamm(ハーゲンバッハクラム)があります。

 

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Wertheimsteinpark(ヴェルトハイムシュタイン公園)

ウィーンは"森の都"とも形容され、ヨーロッパの街の中で街の広さに対し緑の比率が最も高い街と言われています。

ウィーンの街を歩けば緑が豊かだな~ということを誰もが実感するでしょう。

その街中の豊かな緑をもっと豊かな緑で外側から囲んでいるのがウィーンの森です。

 

ウィーンの街には至る所に公園や庭園があり、ウィーン市や国がしっかり管理しています。

基本的に公園はStadtgärtenでウィーン市の管理、庭園はBundesgärtenで国が管理します。

今日は観光ではまず知られていない、しかし地元で知られている大きな公園を紹介します。

 

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Die Garten Tullnに行って来た(2019年)

ウィーン中心部はかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が建ち並んでいます。

公共的建物以外は宮殿や集合住宅が主流ですので、一戸建ては見られません。

でもちょっと外側に足を延ばすとウィーンでも庭付きの家が多く立っている地域がたくさんあります。

区で言えば12区、15区、20区を除いた2桁台の区ですね。

一戸建ての庭はたいてい手入れが行き届いていて、ガーデニング文化の重要性を感じます。

街中をあるいていてもレストラン、カフェのテラスが至る所に見られますね。

 

さて"庭"と言えばうちがよく行くお気に入りのスポットのひとつにトゥルン庭園があります。

 

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開放的な国民庭園(Volksgarten)

ウィーンは6月4日に今年になって初めて日中30℃を超え、6月10日からは毎日30℃以上、6月15日は35℃となりました。

本当に暑いが続きましたが、その後少し落ち着き、昨日の夜はかなりの雨が降り、今日は天気がよくありませんが、現時点で20℃涼しいです。

しかし・・・

明後日からはまた日中30℃を超える暑さが続くようです。

梅雨がないからっとした気候でも日差しが日本よりも強いですから、日本のような不快な暑さではありません。

無理しないゆとりある観光を楽しんで下さい。

 

さて、先日開放的な王宮庭園を話題にした所、多くの方からアクセスを頂きましたので、今日は開放的な国民庭園(Volksgarten)をお届けします。

 

 

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開放的な王宮庭園

ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパの街の中では緑の比率が街の広さに対し最も多い街ということになっています。

ウィーンの街を歩けば緑が豊かだな~・・・と誰もが実感するでしょう。

リンク道路沿いの公園や並木、中心部だけではなく外側にもたくさんの緑が見られます。

でももっと大きな緑はウィーンの森ですね。

天気がいい時には、公園の芝生に横になっている人、くつろいでいる人をいつも見かけます。

今日は中心部にある地元で人気ある王宮庭園の模様をお届けします。

 

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HAYDNPARK(ハイドン公園)

ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパでは街の広さに対し、緑の比率が最も多い街で、至る所に緑が見られます。

ウィーンのリンク道路沿いだけでも5つも公園があり、それ以外にも色々な場所に公園や街路樹地帯が多くあります。

その豊かな緑をもっと外側から囲んでいるウィーンの森があります。

このコーナーでも色々な公園を話題にしましたが、今日はまた別の公園について少しまとめます。

 

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自然公園 moor Heidenreichstein(モーア ハイデンライヒシュタイン)

ウィーンはかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が建ち並ぶ優雅で上品さを感じる街ですが、"森の都"とも形容され、緑豊かな街でもあります。

ウィーンの中心部から郊外に行くと、ウィーンの森などの美しい自然に出会えますが、オーストリア自体がヨーロッパアルプスを持っているという地形の特徴があるため、観光では知られていない・・・しかし地元では良く知られているスポットが数えきれない程点在しています。

その中でNaturpark・・・自然公園は手軽に自然が楽しめます。

オーストリアには48の自然公園がありますが、この前紹介したBlockheideもそのひとつです。

今日はNaturpark moor Heidenreichsteinを話題にしましょう。

 

 

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うちのお気に入り! 巨大な石で有名な自然公園「BLOCKHEIDE」

ウィーンは森の都・・・ヨーロッパの街の中では街の広さに対し緑の比率が最も高いです。

ウィーンの街を歩けばここは緑が多いな・・・ということを実感できます。

この時期のウィーンは緑が溢れていますね

でもいくら森の都ウィーンでも"自然を感じられる"と言えば公園以外では中心部ではほとんど見ることができませんね。

公園だって前からあった木などは残したかもしれませんが人工的に作ったわけですから、そういう意味では本当に自然とは言えないのかもしれません。

本当に自然を感じようと思えばやはり郊外に行くことになります。

観光レベルで手っ取り早いのはウィーンの森でしょう。

しかし観光で行くウィーンの森は言われある有名な決められた場所のみで、実際に地元の方々は有名所はさることながら様々な場所で自然を楽しんでいます。

 

オーストリアはウィーンを離れるとのどかな美しい風景が広がっている国で、ウィーンの郊外を始め、国内には豊かな自然が広がっています。

私も時間がある時には家族と色々な所に出かけています。

うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide"(ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが、先月の4月におにぎりを持って出かけてきました。

 

 

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世田谷公園の春

ウィーンは"森の都"とよく形容され、ヨーロッパの街中で、街の面積に対して緑の比率が最も高い街です。

中心にリンク道路沿いにも多く公園があり、並木も素敵です。

外側にもシェーンブルン宮殿の庭園やプラター公園など大きな緑がありますが、ウィーンの街を外側から囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。

ウィーン市のMA42では、ウィーン全体でほぼ1.000ヵ所の公園やちょっとした花が植えられている花壇や街路樹などが植えられている領域管理しています。

中でも寅さん公園は日本に関係ある面白い公園です。

日本に関係があると言えばウィーンでは世田谷公園をすぐに思い浮かべます。

今年はオーストリアと日本の国交150周年記念ですので、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでは世田谷公園が映像で登場しました。

その時に花がとても印象的だったので、春の時期にここを訪れてみたくなりました。

 

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ヒルシュシュテッテンの花壇庭園を散歩

3月31日の夜中の2時に時計が1時間進み3時となって夏時間が始まりました。

1時間損したことになりますが、日がさらに長く感じるようになったわけです。

EUで2021年に夏時間廃止が決定しましたので、これからは各国が夏時間か冬時間を選ぶことになります。

4月に入りますます春を感じるウィーンです。

この時期の散歩は気持ちいいです。

私は仕事では観光案内をしているわけですが、仕事を離れた家族との時間も大事です。

時間を見つけては色々な所に出かけています。

うちのお気に入りのスポットで気軽に行けるヒルシュシュテッテンの花壇庭園はウィーン郊外にある大きな植物庭園で、この時期にちょっと出かけてきました。

 

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Volksgarten(国民庭園)

ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパの街の中で、街の面積に対して緑の比率が最も高い街と言われています。

ウィーンの街を歩けば、ここは緑が多いな~ということは誰もが気付くはずです。

リンク道路沿いだけでも6つの公園があり、外側に行っても多くの緑があります。

でももっと大きな緑はウィーンの森で、ウィーンを外から大きく囲んでいます。

観光中にもリンク道路沿いの公園や庭園を歩くこともしばしばあります。

 

今日はバラがとっても綺麗なVolksgarten(国民庭園)について少しまとめます。

 

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シェーンブルン宮殿も秋

11月に入り秋が深まるにつれて、朝方に霧が出ることが多くなりました。

この時期の気候ですね。
その霧も気温が高くなるにつれ、午前中には晴れて午後には青空が広がる日が多いです。
青空が広がると街もより美しく見えます。
街中の公園や街路樹の葉の色が変わり、係が落ち葉を集める光景がよく見られ、秋であることを実感します。
さて、今日はシェーンブルン宮殿の秋を少しお届けします。
シェーンブルン宮殿と言っても、宮殿自体では季節感がないので庭園の並木道です。
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植物庭園で秋を感じる

早いものでもう10月も明日で終わりです。

一昨日の日曜日に夏時間から冬時間になり、日本との時差は8時間となりました。

EUでは夏時間を廃止しようという動きがあり、もしかしたら時計の針を動かすのが今回が最後かもしれません。

さて、秋のウィーンも素敵です。

ウィーンは森の都と形容される通り、ヨーロッパの街ではまちの広さに対して緑の比率が最も高い街です。

ウィーンの街を歩けば緑が豊かだなとすぐに感じます。

秋はそんな木々の葉が紅葉するわけですが、こちらは紅葉よりも黄葉が多く、黄色、オレンジ色、茶色などが多く見られます。

今日は私が大好きなBotanischer Garten(ボターニッシャー・ガルテン)の秋の雰囲気を少しお届けします。

 

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シェーンブルン宮殿 グロリエッテとそこからの眺め(2018年6月)

ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。

シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。

一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。

ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。

一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。

庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。

 

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朝早くにシェーンブルン宮殿を散歩

オーストリア国家公認ガイドとして年間を通して仕事をしていると、色々な所に出かけます。

オーストリア全土を案内できる資格があるのでウィーンだけではないわけです。

でも、ウィーンを案内することが圧倒的に多いですね。

一般団体ツアー、専門ツアー、大学研修ツアー、企業視察、通訳、個人のお客様等々・・・本当にあらゆる分野の方と出会えて楽しいですね。

団体ツアーの場合はシリーズが多いですから、同じ内容で何回も催行されるわけです。

専門ツアーや企業ツアーの場合は、それ1回だけということが多いので、一般観光場所もあれば、一般ではあまり訪れない所に行くことも多いです。

個人のお客様の場合は、お客様の御希望をベースにして御案内しますので、シェーンブルン宮殿や美術史博物館だけで3時間使う場合、旧市街徒歩観光だけで3時間、教会主体の観光や、建築様式など一般団体ツアーとは全く内容が違います。

それでも年間を通して一番多く御案内するのはやっぱりシェーンブルン宮殿でしょうか。

ここには1日に午前、午後と2回来ることもしょっちゅうですし、閉館後の特別ツアーがある時には3回来ることもあるわけです。

観光案内ですから、当然シェーンブルン宮殿がオープンしている時間に来ることがほとんどですが、稀に閉館以降の貸し切りツアーもあります。

 

先日はいつもよりかなり早く、ここを訪れました。

シェーンブルン宮殿の近くのホテルから朝7:30に始まるツアーがあったので、その前に少しシェーンブルン宮殿の庭園を散策しました。

 

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Augarten(アウガルテン)

ウィーンは森の都とも言われ、ヨーロッパの街の中で街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。

ウィーンを歩かれたらここは緑が多い街だな・・・ということがおわかりになると思います。

中心のリンク道路沿いだけでも5つも公園があり、それ以外にも多くの公園や庭園、街路樹地帯など、そしてその豊かな緑をもっと外側から囲んでいるウィーンの森があります。

ウィーンの街中の緑の多くはウィーン市の管轄ですが、それだけではなく国が管理している公園も多くあります。

国が管理している場合はBundesugarten(ブンデスガルテン)と言われ、公園ではなく"庭園"と言った方がいいでしょう。

皆さんが観光で行かれる多くの公園が実はBundesgartenだったのです。

 

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国立公園 Donau-Auen schloss ORTH

オーストリアは84.000km²と北海道よりちょっと広いぐらいの小さな国ですが、この国がヨーロッパに与えた、残した歴史的、文化的影響というのは計り知れないものがあります。

ウィーンを含めた9つの州、それぞれ個性があり、そしてアルプスが大きく国内に横たわっているという豊かな地形の特徴があります。

氷河から形成された美しい湖やアルプスを流れる非常に水質のいい川、無数の谷が存在し、そこに美しい街が点在しています。

 

ウィーンを流れる川と言えば真っ先にドナウ河を思い浮かべます。

今日はドナウ川沿いの国立公園Donau-Auen schloss ORTHをちょっと紹介します。

 

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お気に入りのSTARKLのガーデンへ行った(2018年)

8月ももうすぐ終わりです。

今年は雨が非常に少なく、30℃を超える暑い日が多く続きました。

観光中にも「ウィーンはこんなに暑いんですか?」と多くの方々から聞かれました。

日差しは日本よりも強いですから、気温がそこそこでも太陽の下に居るとかなり暑く感じます。

反面、湿気が少ないので風が通る日陰に行くと気持ちいいです。

炎天下での徒歩観光が多くありますが、なるべく日陰を通るようにしています。

ウィーンのリンク道路沿いだけでも6つも公園があり、天気がいい時には多くの人がくつろぎ、木陰で寝転がって爽やかに吹き抜ける風を楽しんでいます。

 

今日はうちのお気に入りであるちょっとした公園を紹介します。

いやこれは庭園と言った方がいいでしょうか。

 

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Die Garten Tulln (トゥルン庭園)2018年

ウィーンは連日30℃を超える暑い日が続いています。

午前中はまだ凌げますが、午後になると日差しが強くなり、観光も体力を消耗しますね。

一番日差しが強いのは午後15:00~17:00ぐらいでしょうか。

先日話題にしたSchwarzenbergplatzの噴水にずっといたくなります。

 

さて、この休暇シーズン仕事の合間にも私も色々な所に家族と出かけていますが、うちが毎年行くお気に入りのトゥルン庭園に最近また行って来ました。

 

 

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お気に入りのHagenbachklamm(2018年7月)

15日間連続で日中の気温が30℃を超えたウィーンで本当に暑かったのですが、昨日の夜から気温が下がり、今日は朝16℃と久しぶりに涼しくなりました。

まだまだ休暇シーズン、ウィーンの街中は開放的な空気が漂い、多くの観光客が歩いています。

 

さて、暑い時にはドナウ河で泳いだりプールに行ったりするのもいいですが、自然の森も結構涼しいです。

森と言えばウィーンの森でしょうか。

ウィーンの街を3方向から囲む広大なウィーンの森は東京23区の倍以上の広さがあり、ヨーロッパアルプスの一番東側になります。

その一角にはうちがよく行くお気に入りのHagenbachklamm(ハーゲンバッハクラム)があります。

 

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お気に入りのBotanischer Gartenでリフレッシュ

早いもので休暇も半分が過ぎ、今日から8月ですね。

日本のように40℃に達することはなくても、毎日暑い日が続くウィーンです。

今年は4月下旬からずっと夏で、春がほとんどなかったような気がします。

湿気が少ないですから、日本のようにジト~っという不快感はあまりありませんが、日差しが強いので刺すよう暑さを感じます。

日陰に行けば気温がぐっと下がり、風が吹けば心地よささえ感じます。

年間を通して、多くの皆様に色々な御案内をしているので、私にとって時として1人になる時間はとても重要です。

そんな時によく行くのがBotanischer Gartenです。

 

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Donaupark(ドナウ公園)

いゃ~、昨日の日本対ベルギー戦・・・本当に残念でした。

最初2-0で日本が有利で、これはいけるんじゃないか・・・という希望がありました。

その後、ベルギーのラッキーなヘディングシュートから始まって、その後1点を取られ同点に追いつかれ、そしてロストタイムのまさかのダメ押しの1点・・・3-2・・・全てが終わった瞬間でした。

昨日うちは夕食を食べながらLIVE中継にかじりついていました。

個人的には最初から本田選手に出場して欲しかったですね。

彼が後半で入って来て、その後のフリーキックは得点につながりませんでしたが、彼の長所が出る素晴らしいキックでした。

個人的に、本田選手のフリーキックの正確さはヨーロッパでも引けを取らないと思います。

 

 

さて、ウィーンの街を歩くと緑がとても多いことに気づきます。

中心のリンク道路沿いだけでも6つも公園があり、リンク道路にも多くの並木が見られます。

ウィーンの街は"森の都"とも形容され、ヨーロッパの街の中で、街の広さに対して緑の比率が最も高いと言われています。

その緑豊かなウィーンの街を取り囲むかのようにもっと大きな緑であるウィーンの森が広がっているわけです。

ちなみにウィーンの森はヨーロッパアルプスの東側の一番端になります。

 

さて、今日はウィーンの街にあり観光ではあまり有名ではありませんが、地元ではよく知られている大きな公園について書きたいと思います。

 

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巨大な石がそこらじゅうにあるBlockheide(ブロックハイデ)

今年の春は日中25℃~30℃と暑い日が多く、雨も少なめでかなり乾燥しています。

春と書きましたが、実際は夏の陽気です。

強い日差しの中で毎日のように観光していると、すぐに日に焼けてしまい、私ももう4月後半には結構黒くなってしまいました。

観光では色々な所に行きますが、プライベートでも時間があればうちは色々な所に出かけます。

オーストリアはウィーンを始め、豊かな自然が広がっているので、手軽にアウトドアを楽しめます。

こちらは冬でも天気が良ければなるべく外に出よう・・・という意識がありますね。

 

さて、先日5月10日のキリスト昇天の祝日にうちのお気に入りのスポットであるBlockheide(ブロックハイデ)におにぎりを持って行って来ました。

 

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春先にHagenbachklammを歩く(2018年4月)

今年は4月1日が復活祭でした。

復活祭は春の訪れを祝う空気を強く感じるため、カレンダー的には区切りがよかった気がします。

それ以降は日中の気温も上がり始め、4月8日は今年初めて日中の気温が20℃を超えました。

一挙に春らしくなり、太陽の下にいると半袖でもちょうどいいぐらいの暖かさです。

実際に街中では半袖で歩いている人を多く見ます。

新緑が出始めた頃のウィーンの街はまた素敵です。

外をただ歩くだけで楽しいですね。

 

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ヒルシュシュテッテン花壇庭園の復活祭市(2018年)

先週はOSTERFERIEN(オスターフェーリエン)というイースター休暇で、地元の人達は家族連れで色々な所に出かけたと思います。

今年の復活祭は4月1日と去年よりも2週間ちょっと早く訪れました。

復活祭・・・OSTERSONNTAGの翌日のOSTERMONTAG・・・昨日の4月2日もお休みで、今日から仕事に行く人が多いと思いますが、学校は今日まで休みで、明日の水曜日から始まります。

 

昨日は天気も良かったので、散歩をかねてヒルシュシュテッテンの花壇庭園に行って来ました。

ここはうちのお気に入りのスポットで、年間を通してよく行きますが、毎年復活祭の時には市が出て、特別な賑わいになります。

 

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Wiener Eistraum (2018年) 市庁舎前でスケートを楽しむ

毎年の恒例となった市庁舎前でのスケートリンク・・・Wiener Eistraum(ヴィーナー・アイストラウム)は今年で23回目となりました。

一昨年2016年より、クリスマス市と同時にこのスケートリンク(4.500m²)も一部オープンし、大変好評だったので、去年(2017年)も同様にクリスマス市と同時に一部オープンしました。

クリスマス市、新年のカウントダウンが終わってから、さらに拡張され3月初旬まで毎日夜22:00まで楽しむことができます。

私もシーズン中は何回かここで楽しみますが、先日も子供と滑りに行ったので、その時の模様を今日は紹介します。

 

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Kittenberger Erlebinisgärten(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)のアドヴェントイルミネーション

カレンダーではクリスマスが終わりましたが、クリスマスツリーは年が明けた1月6日までは飾っておく習慣があります。

1月6日は聖三王(Heilige Drei Könige)で、イエスを拝みに東から3人の王様(賢者とも博士とも)がやって来る祝日があり、それまではイエスが生まれてからのクリスマスストーリーが続いているからです。

街中の至る所にはクリスマスツリーがまだまだ見られるわけです。

 

今年もウィーンの主要なクリスマス市を話題にしましたが、ウィーンに限らずオーストリアの至る所でクリスマス市が開かれ、アドヴェントの習慣を見ることができます。

今年はSteyr(シュタイアー)のクリスマス市も話題にしました。

クリスマス市はなくても、アドヴェント時期に特別の演出をしている所も多くあります。

今日は地元で知られたそんなある場所を話題にしたいと思います。

 

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Kittenberger Erlebnisgärten(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)

ウィーンはかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が立ち並ぶ上品で優雅な歴史ある街ですが、ウィーンをちょっとでも離れると長閑な美しい風景が広がっていて、街中とは違い、オーストリアの本来の姿である豊かで美しい自然を手軽に楽しむことができます。

私も時間があると家族と色々な所に出かけていますが、今日はやはりうちのお気に入りである郊外のスポットをひとつ話題にします。

 

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Kurpark Oberlaa(クアパルク オーバーラー)

ウィーンは"森の都"ともよく形容され、ヨーロッパでは街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。

中心のリンク道路沿いだけでも5つも大きな公園があり、中心から外側に離れても多くの場所に公園やちょっとした街路樹地帯・・・さらにシェーンブルン宮殿やプラター公園といった大きな緑があります。その緑豊かなウィーンの街をもっと大きく外側から囲んでいる"ウィーンの森"があり、郊外には中心にいる限りは想像できない広大な緑が広がっています。

これはオーストリアの地形にも関係があり、オーストリアはヨーロッパアルプスを大きく持っている国ですから、そのアルプスの標高が低くなった裾野がウィーンの森だったわけです。

 

今日はそのウィーンの大きな緑でも、観光客で溢れる中心の公園ではなく、ちょっと外側にある地元で有名なKurpark Oberlaaを紹介しましょう。

 

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秋の青空とベルヴェデーレ宮殿(2017年)

朝は気温が下がっていますが、日中は秋晴れの青空が広がるいい天気が続いています。

ウィーンの街は秋の色がどんどん濃くなってきますね。

街中の公園などに足を運んでみて下さい。

秋の日中の穏やかな陽気を楽しんでいる地元の人がたくさん見られます。

観光をしていてもとても気持ちいいです。

やっぱり青空だと街はより美しく見えますね。

ウィーンの街がどのように見えるかは高い所に上れば少しわかります。

しかし、通常の一般的な市内観光では時間が限られているためウィーンを高い所から見ることはほとんどありません。

でも重要な観光スポットにひとつであるベルヴェデーレ宮殿に行けば、そこからちょっと印象的なウィーンの中心部へ向かっての眺めが楽しめます。

 

 

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秋を感じるBotanischer Garten

月日の流れるのは早いもので今日から10月です。

9月は猛烈に忙しかったのであっという間に過ぎてしまった感があります。

ここ数日いい天気が続いていて、秋晴れの青空が広がるウィーンの街です。

観光していてもとても気持ちいいですし、青空の下、荘厳で優雅な建造物と共に街がより美しく見えます。

昨日も団体ツアーの皆さんと全日観光だったのですが、昼過ぎにグラーベンを歩いた時にまたシルヒャー・シュトゥルムを話題にしました。

木、金、土しか店が出ないこと、旬のものであってウィーンではあまり飲むことができない話題性があるシルヒャー・シュトゥルムですからね。

多くの皆さんがその場で味見をしました。

おっと、今日はシルヒャー・シュトゥルムについて書くつもりは全くありませんでした。

この秋の空気を感じられることを話題にします。

 

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街中にいるとは思えないBotanischer Gartenでリフレッシュ

私はオーストリア国家公認ガイドとして毎日様々なお客様にウィーンを、オーストリアを御案内しています。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街ですから観光箇所がいつも同じわけではなく、多くの組み合わせがあってバリエーションが豊富です。

ウィーンだけではく、ウィーンの森、ザルツブルクやヴァッハウ渓谷、グラーツ、チロル地方など色々な所にも出かけます。

様々な御案内をする仕事ですから、常に人と接しているわけですね。

時として1人になることも必要で、次の仕事までの空き時間などに街並みを見ながらぶらぶら歩いたり、カフェに入ってくつろいだり、近くの公園などに行ったりしますが、それ以外でよく訪れる場所がBotanischer Gartenです。

 

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お勧め! 水の世界のハイキングコース "MYRAFÄLLE"(ミラフェレ)

今年の夏は30℃を超える日が多いです。

8月3日が今年では一番気温が上がり38℃をちょっと超えました。

街中ではなるべく日陰を選んで歩く人が多く、テラスでは多くの人が冷たい飲み物を飲んでいました。

35℃を超えた時の街中の徒歩観光は本当にきついですね。

 

さて、オーストリアはアルプスを持っている国のひとつで、そのおかげで郊外には豊かな美しい自然が広がっていて、気軽に出かけられる所が星の数ほどあります。

暑い時にちょっと涼しくなれる所のひとつとしてうちのお気に入りの場所である水の世界のハイキングコース"MYRAFÄLLE"(ミラフェレ)を話題にします。

 

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Naturpark Buchenberg(自然公園 ブッヒェンベルク)

ウィーンは"森の都"とも形容され緑豊かな街であるとともに、かつての帝国の都ですから荘厳な建造物に囲まれていて、優雅さと上品さが感じられる美しい街です。

ウィーンにだってウィーンの森があるので豊かな自然に触れることが簡単にできますが、ウィーンの外に行くともっと豊かで長閑なオーストリアの美しい風景に出会えます。

ガイドブックには決して紹介されないような、しかし地元での有名なスポットがたくさんあります。

私も時間がある時には家族と色々な所に出かけていますが、うちがよく行くお気に入りの場所のひとつを紹介します。

 

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Wasserpark(ヴァッサーパルク)

ウィーンは"森の都"と形容される通り、ヨーロッパの中で街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。

中心のリンク道路沿いにも市立公園王宮庭園などを始め5つもの大きな公園があり、リンク道路の街路樹の緑もとても素敵です。

中心から離れてもシェーンブルン宮殿やプラター公園などの有名な公園や庭園、それ以外だって至る所に公園や街路樹地帯があり数えきれません。

ウィーンの街を歩く時に"緑"を意識して下さい。本当にこの街は緑が多いことがわかりますよ。

ウィーンの街中に大きな緑よりもっと大きな緑がウィーンの森です。

 

さて、今日は観光ではまず行かない地元で有名な公園をひとつ話題にしましょう。

 

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Nationalpark Thayatal(国立公園 Thayapark)3 - Thayabrückeを渡って徒歩で国境を超える

Nationalpark Thayatalではインフォセンター界隈を、Nationalpark Thayatal 2ではEinsiedlerwegと言われるハイキングコースと2回にわたってこの地域を紹介しましたが、最終回の今日はこのThaya川に掛けられている橋について紹介します。

 

インフォセンターからちょっと下るとHardeggというオーストリアで一番人口が少ない街に出会えます。この街はチェコとの国境に位置していて、ここにThayabrückeという橋が掛けられています。

この橋は現在もちろん普通に歩いて渡ることができます。

 

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Nationalpark Thayatal(国立公園 Thayatal)2

昨日はこのNationalpark Thayatalのインフォセンター界隈を話題にしました。

この界隈も景色がいいのでここでのんびりしてもいいですが、このインフォセンターを起点にして話題性があるハイキングコースが6つあります。

特にお勧めはハイキングコース2のEinsiedlerwegです。

このコースは森の中、古いお城が見られること、小さな街、Thaya川の横を通りながらの2時間半ぐらいのハイキングコースです。

 

インフォセンターを出るとすぐに森の中に入って行きます。

道は少し下り坂です。

この日はとても暑い日でしたが、森の中は気温は低くそれなりに快適に歩けます。

このインフォセンターから2km程離れた所にHardeggというオーストリアで最も人口が少ない街に出会えます。

この街はThaya川に面していて有名なHardegg城があります。

 

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Nationalpark Thayatal(国立公園 Thayatal)

ウィーンは荘厳な建造物が立ち並ぶかつての帝国の都であり、上品で優雅な街並みですが、中心からちょっと外側に足を延ばせばウィーンの森が広がっています。

オーストリアはアルプス山脈を抱えている地形の特徴があるので、郊外には美しい長閑な風景が広がっています。

私は普段お客様に色々な角度から観光案内をしていますので、プライベートでは全く観光では知られていない、しかし地元ではとても有名な場所に家族と出かけるのが大好きです。

特にNaturpark(自然公園)やNationalpark(国立公園)などは手軽に楽しめます。

 

今日はそんな場所をひとつテーマにしてみたいと思います。

 

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Blockheide(ブロックハイデ)に行って来た

オーストリアはアルプス山脈を大きく持っている国で、郊外には美しい自然が広がっています。

ガイドブックには載っていない、でも地元でよく知られた所がたくさんあります。

例えばNaturpark(自然公園)などもその中に入ります。

 

オーストリアには自然が形成した歴史ある場所が"Naturpark" (自然公園)として管理されていて、国内に48箇所のNaturparkがあり、VNÖ (Verband der Naturparke Österreichs) ---オーストリア自然公園連盟が中心になって管理しています。

うちも時間があればしょっちゅう郊外に出かけていますが、今年4月のイースター休暇の時や今月7月もにうちのお気に入りのスポットのBlockheide(ブロックハイデ)におにぎりを持って行って来ました。

Blockheideも自然公園のひとつです。

 

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ヒルシュシュテッテンの花壇庭園に散歩に出かけた

7月~8月は休暇シーズンで地元の人が多くウィーンを離れています。

この時期のウィーン中心部の雰囲気は世界から多くの観光客が来てくれるので、いつもと比べると逆に地元のカラーが少なくなっているように感じます。

私も日本からのお客様を御案内していますから観光しているわけですが。

夏の時期のウィーンも開放的でいいですね。

 

私は仕事では観光案内をしているわけですが、仕事を離れた家族との時間も大事です。

時間を見つけては色々な所に出かけています。

うちのお気に入りのスポットで気軽に行けるヒルシュシュテッテンの花壇庭園はウィーン郊外にある大きな植物庭園で、このコーナーでもよく話題にしています。

先日またちょっと出かけてきました。

 

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ベルヴェデーレ宮殿からの美しい眺め

2017年も早いもので半分が過ぎ、今日から7月です。

ウィーンの学校は昨日が終了式であり、9月初めまでの長い夏休みに入ります。

夏休みというのは子供達に対しての表現で、こちらではFerien(フェーリエン)と呼ばれています。

一般的にはUrlaub(ウアラウプ)・・・休暇です。

こちらは9月から新年度が始まりますから、今は年度末であり、多くの地元の人が休暇に出かけます。

先週ぐらいから「休暇までもう少し・・・暑いけど頑張ろう・・・」という雰囲気が街中に漂っていて休暇前のちょっと師走的な空気を感じました。

 

ウィーンは6月19日から10日間連日で30℃~35℃の暑さとなり、一昨日の木曜日から30℃を下回り、

雨も少し降り、朝は涼しくなりました。

私もこの暑さの中で毎日仕事をしていましたから、ちょっと疲れが溜まってきました。

 

一昨日の29日やっと気温が下がったウィーンは心地いい風が通り抜け、30℃を超えていた青空の色とは違うウィーンらしい空でした。

今週はベルヴェデーレ宮殿によく行きましたが、ここからの眺めは印象的で6月29日は特に綺麗な景色を見ることができました。

 

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Hagenbachklammを散策

オーストリアはアルプスが広範囲にわたって横たわっているという地形の特徴があります。

ウィーンの森から始まって西の方に向かうにつれて山がどんどん高くなっていきます。

ウィーンの街中でもウィーン市が定めているStadtwanderwegというハイキングコースがあり、豊かな緑と自然に手軽に触れることができます。

地元では自然の中を歩くWandern・・・ちょっとしたハイキングを楽しむ方がとても多いです。

ウィーンの中でも緑が満喫できる所は多くありますが、郊外に行けばバリエーションがもっと広がり、より楽しいです。

うちもよく郊外に出かけていますが、うちがよく出かける場所のひとつであるHagenbachklammに最近また行って来ました。

 

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Wildpark Ernstbrunn (エルンストブルン 野生公園)

陽気が暖かくなって緑が多くなると外を歩くだけで楽しくなります。

ウィーンの中心部は荘厳な歴史的建造物が多く建ち並び、かつての帝国の都を思わせる上品な街なので、街中を歩くだけでも十分楽しいですが、自然を感じようと思えば郊外へ行くことになります。

郊外と言ってもウィーン市内にもウィーンの森の一部がありますから手軽に自然を満喫することができます。

ウィーンは"森の都"とも言われ、ヨーロッパの街では街の広さに対して緑の比率が最も高い街と言われていますので、ウィーンの街に来れば緑豊かであることがすぐにわかります。

 

ウィーンの森も有名ですが、オーストリア自体がヨーロッパアルプスを横たえて持っているという地形の特徴があり、ガイドブックだけでは想像できない豊かな自然が国内に広がっています。

多くは観光的にはあまり知られていない、でも地元では非常に有名な場所がたくさんあります。

 

私はオーストリアが大好きですから、時間を見つけては家族と色々場場所に出かけています。

今日は比較的ウィーンから近い、やはり地元で有名なスポットをひとつ話題にしましょう。

 

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DIE GARTEN TULLN(トゥルン庭園)の展望台

今年は5月30日に初めて日中30℃を超え、一昨日の6月12日は2回目の30℃を超えた日で、日中32℃となりました。

日中25℃~30℃ぐらいの日がずっと続き、雨も少なくかなり乾燥しています。

日差しは日本よりも強いですから気温が20℃そこそこでも太陽の下ではかなり暑く感じます。

でも湿気が少ないですから日本と比べたら快適な日が多いはずです。

夏休みが近づいていてラストスパートといった地元の空気を感じます。

7月、8月は休暇シーズンで、学校も長い夏休みです。こちらは9月から新年度が始まりますので年度末の長い休みです。

 

さて、以前ここでも話題にしたDIE GARTEN TULLNはうちのお気に入りのスポットのひとつで、7ヘクタールの広さに64の様々な異なったスタイルの庭園が見られます。

ここには"Baumwipfelweg"という展望台があります。

 

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シェーンブルン宮殿グロリエッテからの眺め(2017年5月)

ウィーンを初めて訪れた方でシェーンブルン宮殿に行かないという人はほとんどいないでしょう。

シェーンブルン宮殿はハプスブルグ家の夏の離宮で、中心から5km西に離れています。

ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

団体ツアーでは絶対と言っていい程訪れますので、午前中、午後と別のグループを御案内する時には年間を通して1日2回シェーンブルン宮殿に行くことも頻繁にあります。

シェーンブルン宮殿で十分1日を過ごすことができます。

ここは庭園が素晴らしくて、地元の方の憩いの場所のひとつとなっています。

そのため、宮殿内は観光客で溢れていますが庭園では逆に地元の空気に触れることができます。

うちはこのシェーンブルン宮殿の動物園によく行きます。

 

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青空に映えるシェーンブルン宮殿

5月も残す所あと1週間となりました。

この時期は色々な花が街中で見られ、歩いていても気持ちいいです。

ヨーロッパの街は石造りですから晴れて青空の下であれば街がより美しく見えますが、逆に曇りや雨だったりすると建物の色が同化してしまって街が暗く見えてしまうというわけです。

ウィーンの街はこの天気の良し悪しで全く違って見えます。

仕事でしょっちゅう行くシェーンブルン宮殿はマリア・テレジアイエローと言われている通り黄色がベースになっているバロック様式の美しい宮殿です。

このシェーンブルン宮殿が青空の下で見る時はとても美しく見えます。

 

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Naturpark "Sparbach"(自然公園 Sparbach)

ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が多く建ち並ぶ上品な街ですが、ちょっと郊外に出ればのどかな美しい風景が広がっています。ウィーン自体が"森の都"とも形容されているように、ヨーロッパの街の中では街の広さに対して緑の比率が最も高い街で、しかしその緑を囲むのがもっと大きな緑である"ウィーンの森"です。

このウィーンの森はヨーロッパアルプスの一番東側になります。

ウィーンにいるとあまり意識しませんが、オーストリアの地形の特徴はヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っていることです。またドナウ河を始め多くの川がアルプスの中を流れていますので地形も複雑になっています。

豊かで美しい自然に囲まれたオーストリアでは自然を楽しむ方が非常に多く、WANDERN・・・ハイキングは大人気です。

うちも時間がある時には頻繁に郊外に出かけています。

今日はイースター休暇の時に久しぶりに行って来たウィーンの森にある地元で有名な自然公園 "Sparbach" (シュパールバッハ)を紹介します。

 

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ヒルシュシュテッテン花壇庭園の復活祭市(2017年)

昨日の4月16日はOSTERN・・・復活祭で、今日はOstermontag(オスターモンタック)で復活祭の月曜日・・・イースターマンデーでお休みです。

先週から学校はOsterferienに入っていて、地元の人達は色々な所に出かけます。

うちも色々な所に出かけました。

しかし、復活祭当日の昨日と今日は天気があまりパッとしません。4月によくある不安定な天候で、青空もありましたが、ウィーンも場所によっては雨が降ったり、気温も10℃そこそこという寒い陽気です。

昨日の復活祭日曜日は特に遠出をする予定は立ててなかったこと、うちの方は雨もなく、比較的青空が見られたのでヒルシュシュテッテンの花壇庭園にちょっと行って来ました。

 

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春を実感! ピクニック状態の市立公園

今年はもう何度も書いていますがとても寒い冬でした。

特に1月は全日マイナスで例年よりはるかに寒く、ウィーン川も一部凍りました。

そのため2月や3月に本来咲き始める花が今年はひと月ぐらいは遅く、街中の木々も緑をつけるのがいつもより遅くなりました。3月終わりの週は日中の気温が20℃を超え、一気に春が訪れたウィーンで、本来この時期に咲く花も多くが咲き始め、緑が日に日に多くなっていきます。

やっぱり緑が多いウィーンの街は素敵です。

日差しもかなり強くなり、寒かった冬を忘れるかのような開放感が街中の至る所に漂っています。

多くの緑が見られる場所・・・公園などにはたくさんの人が春の空気を楽しんでいる姿が見られます。

 

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この時期にシェーンブルンの動物園に行った

今年の冬はとても寒かったです。特に1月は1月4日を除いて全日マイナスあったため春の訪れが例年より遅れています。先日今年初めての半としてキバナセツブンソウを話題にいましたが例年よりも1ヶ月は花が咲くのが遅いと思います。ウィーンの街中の木々を見ていても、少しずつつぼみは見られるもののまだ緑が少なく、冬の空気が漂っています。それでも街中に徐々に花が植えられ始め、カフェやレストランのテラスも登場しています。

先日3月4日の土曜日は久しぶりに日中の気温が20℃近くまで上がり、今年になって一番暖かい日となりました。

私も久しぶりに休みだったので子供の友達家族とシェーンブルンの動物園に出かけてきました。

 

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シェーンブルン宮殿のライトアップ

日が暮れて暗くなってもウィーンの街並みは素敵です。多くの歴史的建造物がライトアップされ、昼間とはまた違った姿を見せてくれます。こちらのライトアップは決してカラフルな色を使うことはまずなく、下から照らし出すようなシンプルなシンプルなライトアップが多いですが、この方が歴史的建造物が暗闇から浮かび上がるようにそしてより荘厳に見えます。

さて、ウィーンに来られたらシェーンブルン宮殿は外せない所ですが、たいていの人は昼間に行きますね。

だって宮殿内部はクローズしていますし、庭園だって入れませんからね。

でもこのシェーンブルン宮殿のライトアップは素敵です。

 

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ウィーンの世田谷公園

ウィーンの街は森の都とよく形容されています。

ヨーロッパの街の中で街の広さに対し緑の比率が最も高い街で、リンク道路沿いだけでも5つも公園があり、外側にもたくさんの公園やシェーンブルン宮殿の広大な庭園、そしてそれを外から囲むもっと大きな緑が有名なウィーンの森です。

ウィーンに来られたら、この街はなんて緑が多い街なんだろう・・・ということがわかります。

 

様々な公園がある中で観光的にはシェーンブルン宮殿の庭園やヨハン・シュトラウス像がある市立公園モーツァルト像で有名な王宮庭園などが真っ先に挙げられるでしょうか。

 

今日テーマにする公園は名前からしてウィーンに相応しくない世田谷公園について少し触れます。

 

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雪が多く降った時のシェーンブルン宮殿

もう何回も書いていますが今年の1月は1月4日を除いて朝は全日マイナスでした。

今年は例年の冬よりもかなり寒い冬で、風も冷たい日が多く、実際の気温よりも寒く感じる日が多いです。

2月に入って日中はプラスの日がほとんどで2月5日は+10℃ぐらいありましたが、平均的には3℃~4℃と本来の冬の気温という感じです。

1月は寒い中での徒歩観光が非常に多く、かなり忙しかったのでその疲れがまだ2月まで残っているようです。

先日雪が多く降ったウィーンを話題にしましたが、その時のシェーンブルン宮殿は今年の冬一番多くの雪が積もっていました。

 

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青空と雪化粧のベルヴェデーレ宮殿

もう何回も書いていますが今年の冬は例年と比べるとかなり寒いです。1月の朝は1月4日を除いて全日マイナスでした。

風も冷たい日が多いので体感的にはかなり寒く感じます。雪も去年より多く降っていますね。マイナスの日が多いので日の当たらない所は解けずにずっと残っています。しかし天気がいい日が多いので青空がよく見られます。

青空が広がると街がより美しく見えますね。

さて、先日青空と雪化粧のシェーンブルン宮殿を話題にしましたが、今日は青空と雪化粧のベルヴェデーレ宮殿をお届けしましょう。

 

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青空と雪化粧のシェーンブルン宮殿

今年の冬はここ数年と比べるとかなり寒いです。冷たい風も強く吹くので、体感的にはもっと寒く感じます。

実際に1月に入ってからは朝の気温はほとんどマイナスで、1月11日の朝が一番冷え込みマイナス15℃でした。

寒い日が多くても、青空が広がる天気のいい日が多いのが救いです。

青空が広がれば心が軽くなりますし、街並みもより美しく見えますね。

さて、年末に今年の冬初めて雪で白くなったシェーンブルン宮殿元旦のシェーンブルン宮殿を話題にしましたが曇りであったり、芝生なども凍っていたので、青空と雪化粧のシェーンブルン宮殿の模様をお届けします。

 

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今年の冬初めて雪で白くなったシェーンブルン宮殿

クリスマスが終わると街の空気は大晦日から年始へと変わって行きます。街中にはカウントダウンのステージが毎年定番な場所にいくつも設置され、爆竹などの音が時折聞こえてきます。カレンダーではクリスマスが過ぎても街中はクリスマスツリーを始め、クリスマスのデコレーションはそのまま残されていますし、家庭でもクリスマスツリーは年明けの1月6日までは飾っておく習慣です。そのためそういう意味ではクリスマスという雰囲気は感じられますが、実際はクリスマスが過ぎていますから気持ちが違いますね。気持ちはもう新らしい年を意識しています。

シェーンブルン宮殿、ミヒャエル広場、マリア・テレジア広場などではSilvestermarkt(大晦日市)や新年市が開かれます。これらはクリスマス市の屋台をそのまま引き継いでいくわけで、内容的にはクリスマス市とほぼ同じですが、クリスマス市とのけじめがしっかりつけられています。

 

さて、今年のウィーンは去年と比べると寒い日が多く、朝方はよくマイナスになります。雪はあまり降っていませんが、12月18日の夜はウィーンでは(ウィーンの全ての地域ではありませんが)雪が多く降りました。

次の日19日は午前、午後と別のお客様を御案内しましたが、午前中は市内のホテルから観光が始まり、最初にシェーンブルン宮殿に来ました。この時にはまだ雪がぱらついていて、宮殿と庭園は前日からの雪で今年の冬初めての雪化粧となりました。

 

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ヒルシュシュテッテン花壇庭園のクリスマス市

街中ではクリスマスツリーが売られ始め、アドヴェントも徐々に終わりに近づいて来ました。アドヴェントが終わりに近づくということはクリスマスがまもなくやって来るということですね。

今年は例年より早い11月11日に市庁舎シュテファン大聖堂などのクリスマス市が始まったウィーンの街ですが、その時の雰囲気とはまた違っています。もうクリスマス市も終わりに近い・・・今年もクリスマスがやって来るということが街の雰囲気と合わさってもっと現実的になっていきます。

毎日ウィーンの華やかな街並みをクリスマスの雰囲気と共に御案内していると本当に時が経つのが早いですね。

私はこの時期ウィーンに来られたお客様には必ずこちらのクリスマスの習慣や歴史的背景を説明しています。

プライベートでも家族とクリスマス市にも出かけてますが、当たり前ですが仕事で御案内するのとは違います。

先日紹介したSchloss Hofは地元の人で賑わう有名なクリスマス市ですが、もうひとつ地元で賑わうクリスマス市を紹介します。

 

 

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秋の植物庭園(2016年)

11月に入り、日がますます短くなってきました。それを忘れさせてくれるかのように街中はクリスマスの雰囲気が漂っています。ウィーンの中心にある市立公園や国民庭園などにこの時期訪れてみて下さい。木々の葉の色が薄い赤や黄色に変わっていて秋らしさを感じます。森の都と言われているウィーンの街は緑がとても多くあります。

それらの多くがこの秋の時期に色を変えてくれますから秋であることを強く感じることができます。

私もこの時期仕事の合間の空き時間などは街中の公園を散歩したりちょっとベンチに座って行きかう人々を眺めたりしています。最近ここの秋を感じたかったので個人的にお気に入りの植物庭園にも足を踏み入れました。

 

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お気に入り "STARKL"のガーデン

今日から冬時間となり、日本との時差は8時間になりますので1時間得したことになります。

でも日が暮れるのが早くなりますね・・・。

 

さて、うちは自然が好きなのでちょっとした余暇の時には家族でよく近場に出かけます。午前中だけで仕事が終わる時などは天気がいい時は出かけることが多いです。ウィーンやその近郊には手軽に自然が楽しめる所がたくさんあり、ウィーンの森も近くに広がっています。その郊外としてよく行くのはTullnというドナウ河沿いの歴史ある街ですが、街中を楽しむことはあまりなく、その近くにあるDie Garten Tullnとか、花のねこで有名なPRASKACによく行きます。家内はガーデニングが好きなのでその関係でPRASKACはよく訪れます。

またTullnにはSTARKLというやはり地元で知られた大きなフラワー、ガーデンショップがあってそこにも最近はよく行っています。このSTARKLにある庭はとても素敵で今日はそれを少し紹介します。

 

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ウィーンにある寅さん公園

ウィーンで撮影された映画はいくつもある中で今でも世界的に根強いファンがたくさんいる「第三の男」が一番知られているでしょうか。この映画は今見ても十分おもしろい昭和24年(1949年)の白黒映画で、カンヌ映画祭でグランプリを受賞しています。第2次大戦後の占領時代のウィーンの街が万華鏡のように登場し、大観覧車ラストシーンに使われた並木道に訪れる方も多く、私も頻繁に御案内していますし、通常の観光でも第三の男の話はよくします。

それはいいとしてウィーンで撮影された日本の映画があることを御存知でしたか?これは日本の特定の方に知られている寅さん映画です。寅さん映画は全48作あり、その中の41作目の男はつらいよ「寅次郎心の旅路」は1989年のウィーン市との協力のもと、ウィーンの街で撮影されていて、しかも寅さんが出演しているシリーズの唯一の海外ロケです。この映画でもウィーンの街が万華鏡のように登場し、しかも前述した「第三の男」の影響も映画の中に少し見られます。

ストーリーを書くと長くなるので、手短にまとめますが、寅さんがエリートサラリーマンの坂口兵馬(柄本明)を助けて、彼の行きたい場所がこのウィーン・・・しかし、九州の湯布院と勘違いしてしまう寅さん、その後二人でKLMオランダ航空でアムステルダム経由でウィーンに到着。坂口はウィーンの街に感動し、逆に全くウィーンの街に興味を示さない寅さん・・・そんな時に私のような現地ガイド役で竹下景子さんが日本のグループを連れて登場し、その可愛らしい彼女に惹かれて一緒にバスに乗り込んで市内観光を・・・。自分の止まっているホテルさえ思い出せない寅さんと竹下景子さんが繰り広げる人情あるシーンは印象的で、ウィーンの街やヴァッハウ渓谷などの名所が多く登場します。しかも、この映画の中には当時のウィーン市長であったHelmut Zilk(ヘルムート・ツィルク)さんも出演しているんですよ。地元ウィーンでは全くと言っていい程知られていない映画であり、尚且つ自分の街の市長さんが日本の映画に出てることなんて地元での関係者以外は誰も知らないでしょうね。そんなことからウィーンの一角には寅さん公園(Tora-San- Park) があります。

この話題は何年も前から話題にしたかったのですが、今頃になってしまいました。

 

 

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ヒルシュシュテッテン花壇庭園にあるイギリス式庭園

このコーナーでよく話題にするBlumengärten Hirschstetten der Stadt Wien (MA42)(ブルーメンゲルテン・ヒルシュシュテッテン・デア・シュタットヴィーン)・・・ヒルシュシュテッテン花壇庭園は60.000m²もある広大な植物庭園で、24の文化小屋、温室、大きなグラスハウス3つを始め至る所にありとあらゆる植物が植えられていて、うちのお気に入りのスポットのひとつで、6月の24日にもまたヒルシュシュテッテンの花壇庭園に行ったことについて書きました。

この花壇庭園には去年の5月1日にオープンした8つの異なる庭も人気のあるスポットとして定着してきましたが、ここには地元の人もかなり見逃しているイギリス式庭園があります。

 

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