Baden バーデン

市庁舎

ウィーンから南へ26km離れたウィーンの森に位置する街で、ローマ時代からの温泉地として知られています。

 

この街は南のウィーンの森ではウィーンからでも行き易く、オーストリア郊外に多くある典型的な美しく可愛らしい街です。

よくBaden bei Wien(ウィーン近郊のバーデン)と表現されます。

 

 

 

 

 

 

 

街の紋章

ローマ時代からローマ人によって温泉が発見され、現在でも温泉療養として使われています。

 

15世紀後半の1480年、ハプスブルグ家のフリードリッヒ3世によって街の権利が与えられました。

その時の紋章がそのまま現在でも使われています。

 

18世紀終わりから19世紀前半までフランツII/I世皇帝が夏、毎年のようにこの街に滞在しました。

 

 

 

 

温泉公園(Kurpark)

1812年に大きな火災があり、そこからフランツ皇帝の助けで街が再建されました。

 

その時の街並みが現在の街並みで、その時代様式

「ビーダーマイヤーの街」ということで広く知られています。

 

ヨーロッパアルプスの一番東に位置するウィーンの森がウィーン方面ではないちょうど終わりかけの所から広がっている街で、標高230m、人口約25.000でウィーンの森では一番人口が多く、のんびり長居したくなる温泉街です。

 

 

 

 

ベートーヴェン第九の家

この街はベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、ヨハンシュトラウス、など多くの作曲家も滞在しています。

特にベートーヴェンはここに10回以上滞在し耳が聞こえない状態で、「第九交響曲」の大半を作曲しています。

 

モーツァルトの奥さんコンスタンツェもここで療養し、モーツァルトは「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を作曲し、この街の教会で初演されています。

この街は作曲家の跡が多く残されています。

 

 

 

 

その他見どころとして、2万本以上のバラが植えられている「Rosarium」というバラ園、「Römer Therme」というローマ人の温泉は年中無休で入れる温泉、

「Strand Bad」という砂浜がある屋外温泉、Kurparkという花がとても綺麗な温泉公園、ヨーロッパ最大級のカジノなどがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃墟の城 ラウエンシュタイン

何と言ってもここはウィーンの森ですから、ハイキングの起点や中継点としても地元では有名です。

例えば温泉公園から通じているベートーヴェンの散歩道はウィーンの散歩道とは違い、数十キロも続いています。

 

ウィーンの森はそれぞれの街がハイキングコースでも結ばれていますのでハイキング天国です。

 

 

 

 

 

 

 

ベートーヴェンの銘板

このバーデンは、ウィーンの国立オペラ座から、バーデン線というローカル路面電車で行けることも有名です。

 

 国立オペラ座から1時間強で、バーデンの中心すぐそばのヨーゼフ広場に着きます。

情緒もあり人気の路線です。

 

 

 

以下バーデン線の情報です。

https://www.wlb.at/eportal3/ep/channelView.do/pageTypeId/71526/channelId/-49911

 

 

 

 

 

 

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