ウィーンのリンク道路沿いには様々な建築様式の荘厳な建物が多く並んでいますが、中でも市庁舎はこの時期ウィーンに来られた方は必ず訪れるでしょう。
建物が素晴らしいだけでなく、ヨーロッパでもっとも華やかとされるクリスマス市が開かれているからです。
フランドル風ゴシック建築の市庁舎は地元の人にとってはお役所でありながらも、生活の中での憩いの場でもあるんですね。
市庁舎の公園では常にくつろいでいる人を見かけますし、また年間を通してここではクリスマス市を始め様々なイヴェントが開かれます。
今日はおそらく地元の人でもあまり入る機会がない、しかし地元で有名なこの市庁舎の中にある"Festsaal"(フェストザール) をお見せします。
いや~、ウィーンは毎日30℃を超えていて本当に暑いです。
午後15:00~17:00が一番暑いですね。
日中の気温が30℃を超えた日は、すでに32日になりました。
昨日は35℃まで行きました。
毎日全日で仕事をしてるのでもうかなるきついです。
今日はシュテファン大聖堂の南塔を改めて見てみましょう。
荘厳な建造物が様々な様式で立ち並ぶウィーンのリンク道路沿いに国会議事堂があります。
国会議事堂は1883年にテオフィル・フォン・ハンセンによって建築され、オーストリアの民主主義の象徴であるギリシャ神殿スタイル(ネオ新古典主義/歴史主義)です。
この国会議事堂が2014年に増改築することが決まり、2017年7月13日最後のNationalrat(国民議会)会議に使われてから5年近くの大工事を経て、去年2023年1月12日にリニューアルオープンしました。
去年から国会議事堂を話題にしよう、しようと思いながら1年経ってしまいました。
皆さんはこの国会議事堂を訪れたことがありますか?
ウィーンの国会議事堂は一般に広く開かれていて、日曜日を除き毎日ガイドツアーが無料で提供されています。
政治関係なのであまり縁がないように思えるかもしれませんが、ここは訪れる価値大です。
最近はオーストリア国立図書館のPrunksaal(プルンクザール)をよく訪れます。
一般ツアーで定番な観光場所以外に色々開拓しようという試みを感じます。
国立図書館と言っても本を貸し出ししているわけではなく、ハプスブルク家の膨大な書物を一カ所にまとめておこうという発想で作られたもので王宮の一角にあります。
このオーストリア国立図書館に属する「Prunksaal」(プルンクザール)は世界でも最も美しい図書館のひとつということで近年訪れる方が急増しています。
Prunkは、豪華、華麗という意味のドイツ語です。
ウィーンの王宮は、それぞれの時代に様々な増改築が繰り返されてとても複雑な建築様式から成り立っているわけですが、その王宮の一角にオーストリア国立図書館に属する「Prunksaal」(プルンクザール)という、世界でも最も美しい図書館のひとつがあることで有名です。
Prunkは、豪華、華麗という意味のドイツ語です。
去年の秋から改修工事をしていてクローズになっていて、ちょうどその時期にウィーンに来られた方で、ここを訪れたい方は結構いらっしゃいました。
今年の1月1日より再びオープンしています。
オーストリアはハプスブルク家がカトリックを守ってきたこともあり、国内ではローマカトリックの比率が最も高くなっています。
それでも最近は教会税を支払う割には、その見返りを感じないことから脱会する人も少なくありません。
ウィーンだとカトリックの比率は65%に達してないと思われます。
自分は宗教としては興味がありませんが、キリスト教から生まれてきたヨーロッパ文化・・・絵画、建築、音楽などは非常に興味深いものがあります。
観光的にも重要な教会が目白押しであるウィーンの街ですが、観光で知られていなくても同じように重要な教会がたくさんあります。
先日掲載したWähringer教会などもそのような教会に入りますね。
今日は中心に近い所にあるこんな教会を話題にします。
ウィーンは様々な形容をされる中でよく"バロックの都"と言われます。
もちろんウィーンはバロック様式だけではなく全ての建築様式を見ることができますが、この街の歴史的背景から重要なバロック建築が数多く存在します。
今日は一般観光客が残念ながらあまり訪れることがない、しかし重要なバロック建築の教会を話題にします。
ウィーンの街を高い所から見るにはプラター公園の大観覧車やカーレンベルクなのがすぐに思い浮かびます。
個人的にはHaus des Meeresからの眺めは素晴らしいと思います。
一番手っ取り早いのはシュテファン大聖堂の塔に上ることだと思います。
シュテファン大聖堂はウィーンの中心にありますので、移動にも時間がかかりません。
シュテファン大聖堂では大聖堂のシンボル的な南の塔とその反対側にある北の塔と両方上ることができます。
約137mある南の塔は螺旋階段で、未完成の北の塔はエレベーターで上ることができます。
どちらも眺めは素晴らしく、両方お勧めです。
巨大な屋根がせり立っているので、同じ眺めでは南塔と北塔では違っています。
体力を使わないことを考えればエレベーターの方が楽でしょうか。
団体ツアーではエレベーターで上ることがほとんどです。
北塔に上るエレベーターはシュテファン大聖堂の中に入り、一番左の側廊を奥に進んでいくと、左側に小さな空間があり、そこに係がいます。
このエレベーターは2016年に新しくなりました。
ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。
シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。
一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。
ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。
一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。
庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。
今年の冬は寒くならないわりには風が強い日が多いですね。
ちょっとの風ならまだしも、不快を感じる強風です
ここまで風が強く吹く日が多いのは珍しいと思います。
さて、先日2月10日にレオポルド美術館においてオーストリア国家公認ガイドのAkkurediteirungがありました。
これは公認ガイドとして美術館を単独に案内できる登録をするもので、いわゆる研修のようなものですね。
コロナになる前にレオポルド美術館は大きく展示スタイルが変わったので、新しく登録し直すこととなりました。
数回コロナのお陰で中止になりましたが、この前無事に終わりました。
知り合いの同僚と色々な話ができて楽しかったですね。
その時にそうだ、ここもまとめておこうと以前から思っていて忘れていたことを思い出したので、今日はそれをテーマにします。
先日久しぶりにシェーンブルン宮殿に仕事で行きました。
まだまだコロナ禍ということで空いていましたね。
昨日シェーンブルン宮殿からメールが来て、今年のクリスマス市は3G規則の下、開かれることになりました。
まだひと月ほど先ですがどうなるでしょうか。
さて、ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。
シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。
一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。
ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。
一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。
庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。
昨日は夏至でした。
これからまた日が徐々に短くなることを考えるとちょっと寂しい気がします。
毎日日中の気温が30℃以上の暑い日が続いているウィーンです。
ここ数日はウィーンにしてはかなり湿気を感じます。
天気予報を見ると毎日30℃以上・・・いつまで続くのでしょうか?
オーストリアにはウィーンを含めて9つの州がありますが、それぞれの州に個性があって変化に富んだ地形と美しい風景が広がっています。
ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が多く建ち並び、宮廷文化を今でも感じることができる優雅な街並みです。
そのウィーンをちょっとでも離れると、美しい自然に出会えるのがオーストリアです。
ヨーロッパアルプスが広範囲に渡って横たわっていて、ウィーンの森から山の高さがどんどん高くなっていき、アルプスの中を流れる多くの川が谷を形成し、そこには美しい街が多く点在しています。
スイスの高い山ももちろん素敵ですが、街はオーストリアの方が美しいでです。
オーストリアは時間をかけて周遊して下さい。
今日は朝4:30の時点で2.7℃だったウィーンです。
今週は先週よりもかなり暖かくなりそうです。
もっともウィーンは広い街ですから、場所によって気温の違いが生じます。
ウィーンの森に近い緑が多い地域だと気温は中心部より低いことが多いです。
今日は街中の一角にあるちょっとした場所を紹介します。
ウィーン9区の一角に地元でよく知られたStrudlhofstiege(シュトゥルードゥルホーフシュティーゲ)という、Pateurugasse と階段の名前と同じStrudlhofgasseの高低差を結ぶ絵になる美しい階段があります。
早いもので今日から8月です。
休暇シーズンも半分が過ぎました。
ウィーンはかつての帝国の都、荘厳な建造物が多く建ち並ぶ上品で優雅な街です。
街をただ単に歩いているだけで歴史を感じて楽しいです。
建物も個性があり、様々な建築様式が見られるわけですが、外側だけでなく、建物の中にも機会があったら入ってみましょう。
ヨーロッパの建築様式が見られる印象的な構造がたくさん見られます。
この"美しい階段ホール"というテーマではそんな建物の美しい中の姿をちょっと紹介しています。
前回の美しい階段ホール6からまただいぶ時間が経ってしまいました。
ウィーンは森の都とも言われ、ヨーロッパでは街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。
中心部を歩いても緑が多いことがすぐわかり、外側にも多くの公園や庭園、そしてその豊かな緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
ウィーンの森は比率的には南の森に行くことが圧倒的に多いですが、非常に不便な所にありながらも重要な見所が点在しているからです。
個人で旅行されている方は公共交通機関を利用して比較的簡単に行ける北の森に行かれることが多いでしょうか。
こちらはウィーン市の中にあります。
さて、多くの観光客が訪れるウィーンの森は北と南ということになりますが、西にもラインツ動物公園といった地元で有名な場所があります。
さて、今日はこのラインツ動物公園の中にあるエリザベート皇后ファンの方にとっては必見のヘルメスヴィラについて少しまとめておきます。
ウィーンの街は旧市街を含め、かなりの広さが世界遺産となっていて、荘厳な建造物が多く建ち並ぶ上品さと優雅さを備えたかつての帝国の都を今でも感じることができます。
言ってみれば街全体が博物館みたいですね。
観光客の皆さんにとって重要なものはガイドブックなどにもある程度紹介されていますね。
今日は、地元では非常に有名ですが観光的にはまず知られていない中世のモニュメント的なものを紹介します。
ウィーンは100年以上も続いている伝統カフェハウスが多くあります。
そのようなカフェに入ると、時間の流れが違いますね。
どこか懐かしさを感じて、しかし現在のウィーンにいることが実感できます。
カフェは完全に生活に密着しています。
私のこのホームページでも多くのカフェを話題にしましたが、今日は一般的ではなく、その場所に行って、あ~、ここはカフェになっているんだ・・・というカフェを少し紹介しましょう。
ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家の居城であり、そのハプスブルグ家の下に歴代神聖ローマ帝国の皇帝や王様の称号が長くあったことから、神聖ローマ帝国の皇帝の居城であったわけですからかつての帝国の都でした。
現在でも荘厳な建造物が多く建ち並び、上品さと優雅さを備えた美しい街です。
ウィーンは街中を歩いているだけで楽しくなります。
街中にはありとあらゆるスタイルの建造物が見られ、飽きることはありません。
そんな建造物の中に入ると、また美しい階段ホール構造があり、知られざる美しい中庭風景のように、外からは想像できない空間に出会えます。
前回からだいぶ時間が経ってしまいましたが、今日は久しぶりに美しい階段ホール構造です。
ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。
シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。
一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。
ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。
一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。
庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。
ウィーンの街を歩く時に目安になる建造物として国立オペラ座があります。
ウィーンのい滞在すれば何度となく国立オペラ座を行き来することになると思います。
団体ツアーの場合も国立オペラ座の場所は最も重要な場所のひとつで、フリータイム後の集合場所などにもよく使われます。
通常の観光でもこの"国立オペラ座の写真を撮る"というのが観光内容に含まれていることが多くありますが、ここは是非内部見学をして頂きたいですね。
この国立オペラ座が建築的なことだけでなく、いかに物凄い運営状況であるかということに驚きます。
ここは個人で見学はできませんので、一般ガイドツアーに入る必要があります。
もしくは、私のような国家公認ガイドとであれば待ち時間もなく、お客様だけを御案内できます。
さて、この国立オペラ座の写真を撮る時に多くの方が正面がら撮られます。
正面と言えばリンク道路に面した所ですね。
オーストリアにはウィーンを含めて9つの州がありますが、それぞれの州に個性があって変化に富んだ地形と美しい風景が広がっています。
ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が多く建ち並び、宮廷文化を今でも感じることができる優雅な街並みです。
そのウィーンをちょっとでも離れると、美しい自然に出会えるのがオーストリアです。
ヨーロッパアルプスが広範囲に渡って横たわっていて、ウィーンの森から山の高さがどんどん高くなっていき、アルプスの中を流れる多くの川が谷を形成し、そこには美しい街が多く点在しています。
スイスの高い山ももちろん素敵ですが、街はオーストリアの方が美しいでです。
オーストリアは時間をかけて周遊して下さい。
オーストリア国家公認ガイドとして年間をと通して仕事をしていると、オーストリアの様々な場所に行きます。
でもウィーンを御案内することが圧倒的に多いです。
ウィーンと一言でいってもとても数日で見切れる街ではありません。
ここはかつての帝国の都であり、ヨーロッパ文化が凝縮した街と私はよく表現していますが、様々なものがリンクしています。
オーストリアのひとつの観光スポットとして、最も多くの方が訪れるのはシェーンブルン宮殿です。
ウィーンに始めてきてここに来ない方はほとんどいないでしょう。
団体ツアーのほとんどはシェーンブルン宮殿の観光が含まれていますし、個人のお客様と宮殿内部だけで2時間ぐらいかけてゆっくり観光することもあります。
私にとってシェーンブルン宮殿は言ってみれば自分の庭のようで、ここの係やお土産屋さんの店員、カフェで働く人、守衛さん、庭園で働く人の多くとは顔見知りです。
そのシェーンブルン宮殿は残念ながら宮殿内部は写真撮影が禁止されています。
私のこのホームページには、写真が撮れる所だけを掲載しています。
そのシェーンブルン宮殿の大広間で堂々と写真を撮れる時がありましたので、今日はシェーンブルン宮殿の大広間の雰囲気をお伝えします。
ウィーンに来てシェーンブルン宮殿を見ない人は何回も来ている人以外ではまずいないでしょう。
一般団体ツアーでは必ずと言っていいほどシェーンブルン宮殿の観光が入っています。
シェーンブルン宮殿は全ての部屋を見るグランドツアー、前半を見るインペリアルツアー、そして後半の部屋を見るハイライトツアーがあります。
ハイライトツアーは一般販売されていませんので、私のような国家ガイドと見学するか、地元のシェーンブルン宮殿と契約している旅行会社経由のツアーで見学することになります。
年間を通して仕事をしていると、圧倒的にハイライトツアーの方が多いですね。
シェーンブルン宮殿は宮殿内部はもちろんですが、庭園だって素敵です。
地元の人の多くは庭園を訪れます。
シェーンブルン宮殿の庭園は広大で、美しい泉、ローマの廃墟、日本庭園、世界最古の動物園など多くの見所があり、散策、ジョギング、ノルディックウォーキングなどをしている地元の人に出会います。
さて、シェーンブルン宮殿の庭園言えばグロリエッテがシンボル的存在です。
グロリエッテは宮殿からも見える丘の上の建てられた堂々とした建造物です。
下から見るとあそこへ行ってみたいな~・・・と誰もが思うでしょう。
昨日からかなり涼しくなり、街中では上着を着ている人が多いです。
10℃~15℃ぐらい気温が下がりました。
さて、ウィーンの街を高い所から見るにはプラター公園の大観覧車やカーレンベルクなのがすぐに思い浮かびます。個人的にはHaus des Meeresからの眺めは素晴らしいと思います。
一番手っ取り早いのはシュテファン大聖堂の塔に上ることだと思います。
シュテファン大聖堂はウィーンの中心にありますので、移動にも時間がかかりません。
シュテファン大聖堂には大聖堂のシンボル的な南の塔とその反対側にある北の塔と両方上ることができます。
約137mある南の塔は螺旋階段で、未完成の北の塔はエレベーターで上ることができます。
どちらも眺めは素晴らしく、両方お勧めです。
巨大な屋根がせり立っているので、同じ眺めでは南塔と北塔では違っています。
体力を使わないことを考えればエレベーターの方が楽でしょうか。
団体ツアーではエレベーターで上ることがほとんどです。
北塔に上るエレベーターはシュテファン大聖堂の中に入り、一番左の側廊を奥に進んでいくと、左側に小さな空間があり、そこに係がいます。
このエレベーターは2016年に新しくなりました。
オーストリアで最も観光で賑わっているのはシェーンブルン宮殿です。
ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ウィーンを訪れる一般団体ツアーでシェーンブルン宮殿を訪れないことはほとんどありません。
一般公開されているのは40室で、その全てを見学するグランドツアー、前半を見学するインペリアルツアーが一般に提供されていますが、オーストリア国家公認ガイドとであれば後半のハイライトツアーも選ぶことができます。
時間があればオーディオガイドではなく、ガイドの説明で全室見学したいですね。
特にハイライトツアーの方は部屋に個性があって、歴史的ベースがなくても楽しめます。
さて、私にとっての仕事場のひとつであるシェーンブルン宮殿は薄暗くなるとライトアップされます。
一般観光ではここに来るのは昼間ですから、暗くなってから出直さなければシェーンブルン宮殿のライトアップは見られません。
もしくは、12月冬至界隈で、宮殿が閉館近くの一般見学時間帯に限られます。
今日は先月撮影したシェーンブルン宮殿のライトアップをお届けします。
ウィーンの街はユーゲント・シュティール様式の建物や工芸品などがたくさんあります。このユーゲント・シュティールという時代は19世紀終わりぐらいから第1次世界大戦が終わるまでのかなり短い時間ですが、ウィーンのリンク道路のようにヨーロッパの色々な様式が登場した保守的な伝統を重んじる考え方から離れ、その時代に相応しい新しい芸術・様式を生み出そうとする芸術家や建築家が多くいました。
ウィーンだとやはりオットー・ヴァーグナーが真っ先に登場します。
ウィーンの街中にクリスマス市がオープンし始めました
これからクリスマスまでは、文字通りクリスマス一色といった街の空気になります。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要です。(宗教的には復活祭ですが)
よりクリスマスの雰囲気を長く楽しめる・・・クリスマスのデコレーション、イルミネーション、グッズ、プンシュの香りなどなど観光をしていてもこの時期はまた別の空気ですね。
今年最初のクリスマス市として登場するのはウィーンではなく、Shcloss Hofです。
Schloss Hofのクリスマス市は地元ではとても有名です。
冬時間になると日が暮れるのが早いですね。
暗くなり始めたなと思ったら、すぐに暗くなります。
これから冬至に向かって日がまだまだ短くなります。
街中の建造物も早い時間からライトアップされることになります。
日が一番長い夏至の頃は夜22:00ぐらいまで薄っすらと明るいので、やっとその頃から街中のライトアップを見られるわけですから、11月のこの時期は夏至の時と比べると5時間も早いわけです。
さて、今日はこの時期のシェーンブルン宮殿のライトアップを御紹介しましょう。
朝は気温が下がっていますが、日中は秋晴れの青空が広がるいい天気が続いています。
ウィーンの街は秋の色がどんどん濃くなってきますね。
街中の公園などに足を運んでみて下さい。
秋の日中の穏やかな陽気を楽しんでいる地元の人がたくさん見られます。
観光をしていてもとても気持ちいいです。
やっぱり青空だと街はより美しく見えますね。
ウィーンの街がどのように見えるかは高い所に上れば少しわかります。
しかし、通常の一般的な市内観光では時間が限られているためウィーンを高い所から見ることはほとんどありません。
でも重要な観光スポットにひとつであるベルヴェデーレ宮殿に行けば、そこからちょっと印象的なウィーンの中心部へ向かっての眺めが楽しめます。
ウィーンの公共交通機関は世界でも5本指に入る営業距離数で、広いウィーンの街を縦横しています。
ウィーン公共交通機関を実際に使用して個人で観光された方は、この街の路面電車や地下鉄、路線バスがいかに多く走っていて、とても便利かということがわかると思います。
2015年はリンク道路開通150周年記念であると同時に、路面電車開通150周年でもあったわけです。
つまり1865年から路面電車はウィーンの市民の足として今日まで活躍しています。
19世紀後半のウィーンは今以上に人口が増加し、昔の城壁が壊されてリンク道路も建設され、その周りには色々な建造物が立ち並ぶ都市改革が行われました。
ウィーンの街が時代に対応するために色々なことが行われた近代の最後である19世紀の終わりにはウィーン市内にも路面電車よりも速くてウィーンを縦断する長い距離を走る鉄道をという考えがありました。
そこでStadtbahn(シュタットバーン)という市営鉄道が有名な建築家オットー・ヴァーグナーのプランによって実現します。
このStadtbahnは5路線、接続部分を含めると以下6路線がウィーンの街に登場することになります。
ウィーンで観光中に地下鉄4号線や地下鉄6号線で移動したことがある方はこの路線はちょっと特徴的な様式で作られた駅舎が多くあることに気づくかもしれません。
それらは今でも十分ウィーンの街に溶け込んでいて市民の生活に欠かせないものとなり、尚且つ懐かしさを感じさせてくれます。
これらは19世紀終わりに建設されたStadtbahn(シュタットバーン)が始まりでした。
ウィーン生まれ有名な建築家であるオットー・ヴァーグナーによる歴史主義からスーゲントシュティールの重要な建造物です。
このStadtbahnの始まりは蒸気機関車でした。
今日は久しぶりに美しい階段ホールシリーズです。
前回の美しい階段ホール 4ではルネッサンス様式のウィーン大学のメインキャンパスを取り上げました。
知られざる中庭風景と同様に建物の中には外からは全く見ることができない絵になる美しい階段ホールがたくさんあります。
それらがヨーロッパの建築様式で作られた建物の外観と同様に美しい階段ホール空間を演出しています。
昨日はこのNationalpark Thayatalのインフォセンター界隈を話題にしました。
この界隈も景色がいいのでここでのんびりしてもいいですが、このインフォセンターを起点にして話題性があるハイキングコースが6つあります。
特にお勧めはハイキングコース2のEinsiedlerwegです。
このコースは森の中、古いお城が見られること、小さな街、Thaya川の横を通りながらの2時間半ぐらいのハイキングコースです。
インフォセンターを出るとすぐに森の中に入って行きます。
道は少し下り坂です。
この日はとても暑い日でしたが、森の中は気温は低くそれなりに快適に歩けます。
このインフォセンターから2km程離れた所にHardeggというオーストリアで最も人口が少ない街に出会えます。
この街はThaya川に面していて有名なHardegg城があります。
ウィーンはかつての帝国の都が今でも感じられ、上品で荘厳な建造物がたくさん見られる街です。その建造物も様々な建築様式から成り立っていて、時代と歴史を感じます。今日は以前からここで話題にしたかったウィーンにある重要な建築のひとつとしてオットー・ヴァーグナーの郵便貯金局を取り上げます。
帝国、貴族制度は当然現在は存在していないオーストリアは民主主義の共和国ですが、ウィーンには今でも数えきれない程の宮殿があります。
それらの宮殿は観光、政治関係、企業など多目的に利用されています。
リンク道路沿いの公共的建造物以外はほとんどが~宮殿という名称になっています。
宮殿と言えば真っ先にでてくるのがシェーンブルン宮殿です。
ウィーンに始めて観光で来て、ここに行かな人はまずいいないでしょう。
そのシェーンブルン宮殿の並んでポピュラーなのがベルヴェデーレ宮殿です。
"バロック様式"という観点から見れば、シェーンブルン宮殿よりもベルヴェデーレ宮殿の方がオーストリアバロックの全盛期を見ることができます。
今日はそのベルヴェデーレ宮殿に関しての朗報をお知らせ致します。
ヨーロッパ文化を知る上でキリスト教なくしては語れません。
キリスト教があったからこそ音楽、建築、絵画など素晴らしいものが生まれることになるわけです。
特にカトリックの教会に入ると手っ取り早くヨーロッパを感じることができます。
オーストリアは歴史ある国で、ウィーンを始め国内には歴史的重要な教会や修道院がたくさんあります。
このコーナーでも時間を見つけて色々な教会について書いていますが、今日はヴァッハウ渓谷で一番古い教会について少しまとめてみたいと思います。
日が暮れて暗くなってもウィーンの街並みは素敵です。多くの歴史的建造物がライトアップされ、昼間とはまた違った姿を見せてくれます。こちらのライトアップは決してカラフルな色を使うことはまずなく、下から照らし出すようなシンプルなシンプルなライトアップが多いですが、この方が歴史的建造物が暗闇から浮かび上がるようにそしてより荘厳に見えます。
さて、ウィーンに来られたらシェーンブルン宮殿は外せない所ですが、たいていの人は昼間に行きますね。
だって宮殿内部はクローズしていますし、庭園だって入れませんからね。
でもこのシェーンブルン宮殿のライトアップは素敵です。
以前このコーナーで"ピアリステンケラー"という地元でも有名なレストランについて書きましたが、そのレストランがある所には美しくかつ重要な教会が立っています。
その教会は"Piaristenkirche Maria Treu"という名前で、今日の話題はこの教会です。
ウィーンは"バロックの都"と形容されている通り、ヨーロッパでも重要なバロック建築が多く存在します。中でも最もポピュラーなのはシェーンブルン宮殿でしょうか。世界遺産にも登録されていてひとつの観光スポットとしてオーストリアでは最も多くの人が訪れます。ウィーンに始めて来てこのシェーンブルン宮殿に行かない人はまずいないのではないでしょうか。しかし、"バロック建築"という観点から見た場合はこのシェーンブルン宮殿以上に
ベルヴェデーレ宮殿の方がオーストリアバロックの全盛期に建築されているため、装飾が豊かでより美しいことで評価されています。その他にウィーンの街中を歩けばたくさんバロック建築に出会えます。実際にはウィーンはかつての帝国の都だったのでバロックだけではなく全ての建築様式を見ることができます。
さて、そのバロック建築の重要な建築のひとつとしてカールス教会があります。カールス教会は国立オペラ座からとても近い位置にあるにもかかわらず、日本の団体ツアーではなぜか訪れる機会がとても少ないのが残念です。
ウィーンには建物の中に入ると外からは想像できない美しい階段ホール空間がある建造物がたくさんあります。
たいていはヨーロッパの色々な建築様式を見ることができるわけで、その空間を最初に見た時には一瞬時が瞬止まったような印象を受けます。
今日は美しい階段ホールシリーズの4回目はウィーンの旧市街地です。
私の大好きな空間のひとつして国立図書館のプルンクザールがあります。
最近ここは日本でもかなり知られてきていて、観光中に質問もよく受けるようになり、
実際にここを御案内することも多くなりました。
"Prunksaal"(プルンクザール)は王宮の一角に位置し、
世界で最も美しい図書館のひとつと言われています。
実際にこの中に入ると息が止まります。
77.7mのバロック様式の大空間と天井ドームのフレスコ画が素晴らしい内部空間です。
外から見ただけではこの中にこんな美しい空間があるとは全くわかりません。このプルンクザールは国立オペラ座を背にして王宮のアウグスティーナー教会沿いに歩いていくとヨーゼフ広場というコの字型の広場に出ますが、その広場にここの入り口があります。
今年になって珍しいことにまだ30℃を超えていませんが、今週はついに日中30℃を超える予報になっています。
日中は暑く、日差しが強い日が多くなってきました。
昨日が夏至でしたが、これから日が短くなっていくことを考えるとちょっと寂しいです。
ヨーロッパの街並みはいい天気の時、特に空が青空の時にはより美しく見えます。
逆に曇りや雨だったりすると石造りの建物が暗い空と同化して街も暗く見えてしまうことも欠点です。
ウィーンに来る団体ツアーではシェーンブルン宮殿が観光場所に含まれていないことは年間を通してほとんどありません。
そのため頻繁にシェーンブルン宮殿を御案内するわけですが、先日このシェーンブルン宮殿の色と青空がとても印象的だったので今日はそれを紹介します。
ウィーンで観光案内をしていると、日本のお客様からよくウィーンのドナウ河はどこにありますか、とかドナウ河を見に行きたいんですが・・・という質問をよく受けます。
ドナウの本流は街の中心を流れていないので、通常のツアーでは市内観光でウィーンのドナウ河本流を見ることはあまりありません。
逆に街の中心に流れるドナウ運河はよくリンク道路の一環で通ります。
そのドナウ運河はどこから始まっているのでしょうか?
ウィーンのドナウ河は河川工事のおかげでかなりスケールが大きく街を流れています。
ウィーンのドナウ河は大きく分けて4つあり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
秋のドナウ河、春のドナウ河、ウィーンのドナウ河にある閘門 1,
ウィーンのドナウ河にある閘門 2、ウィーンのドナウ河にある閘門 3、
ヨハン・シュトラウスの"美しき青きドナウ" なども参照して下さい。
ウィーンの街は絵になるスポットが星の数ほどあります。
ウィーンの街はぶらぶら歩くだけで十分楽しく、また深い歴史を感じることができます。
普通に歩いていれば外から見える部分しかわかりませんが、ちょっと建物の中に足を踏み入れてみると"知られざる美しい中庭"と同様に美しい階段ホール構造をたくさん見ることができます。
美しい階段ホール 1、美しい階段ホール構 2とすでに書きましたが、このテーマも不定期なシリーズにしようと思います。
ウィーンのリンク道路沿いは様々な建築様式の荘厳な建物が多く並んでいますが、
その中で市庁舎のフランドル風ゴシック建築は見応えがあります。
日本の皆様とバスでリンク道路を観光する時、市庁舎の前を通ると素晴らしいという意味の
驚きの声がよくあがります。
ここは地元の人にとってはお役所でありながらも、生活の中での憩いの場でもあります。
市庁舎の公園では常にくつろいでいる人を見かけますし、また年間を通してここでは様々な
イヴェントが行われています。
先日雪が降った時のシェーンブルン宮殿をお届けしましたが、その時の雪は今年の冬2回目の雪でした。
その12日後の1月17日にまた雪が降りましたが、この時はウィーン全体に雪が降ったわけではありませんでした。
この日は日曜日で午前中の観光は例によってシェーンブルン宮殿からスタートしました。
朝家を出る時にうちの界隈は全く雪がなかったのですが、地下鉄シェーンブルン宮殿駅に着くと、この地域は雪が積もっていました。
ウィーンは415km²とかなり広い街ですから同じウィーンでも場所によって気温も違えば天気も違うことがよくあります。
今年の冬のクリスマスは+10℃ぐらいと暖かいクリスマスでしたが、年始にかけて気温が下がり日中マイナスの日が続きました。
その時に今年の冬になって2回目の雪が降り、ウィーンの街は白くなりました。
ちなみに今年の冬1回目の雪は去年11月26日でした。
ウィーンに今年の冬2回目の雪が降った日は全日で団体ツアーの皆様との観光があり、
午前中はシェーンブルン宮殿から始まりました。
その時の雪化粧のシェーンブルン宮殿をお届けします。
ウィーンは荘厳で華やかな歴史的建造物がたくさん建っています。
そのため街中をただ単に歩いているだけでも十分楽しめますし、また歩いてみよう・・・と
思える街です。
どの建物の中にも中庭があり、お馴染み知られざる美しい中庭風景というタイトルでいくつも紹介しています。
そんな美しい中庭風景と同じように、建物の中にある階段ホール構造も絵になる美しい空間がたくさんあります。
前回の美しい階段ホール 1に続いてシリーズ第2弾です。
ウィーンの街は様々な建築様式の建物が並び、歩きたくなるような街並みですが、夜の街並みもライトアップされた建物が多く、昼間とは違った雰囲気になります。
この美しいライトアップというタイトルで何気なく書き始めましたが、第5弾の今回は
シュテファン大聖堂です。
美しいライトアップ 、美しいライトアップ 2 、美しいライトアップ 3
美しいライトアップ4 もどうぞ。
最近またウィーンの森に行くことが多くなりました。
日本からの皆様とウィーンの森へ行く場合、多くは南の森に出かけます。
そちらは個人的には行きづらいこと、また多くの歴史的重要な場所が点在しています。
日本からのツアーの場合、午前中ウィーン市内観光をし、午後オプショナルツアーとしてウィーンの森が設定されていたり、組み込みでウィーンの森が入っていることが多いわけですが、上述した南の森に行くことが圧倒的に多く、その中でも特にゼーグロッテ、
ハイリゲンクロイツ修道院、マイヤーリンクが主流ですがm場合によってはバーデンが入ることもあります。
半日ウィーンの森観光で3か所の入場観光は詰め込み過ぎなので、入場は2箇所で、
途中、軽く写真ストップをする場合がほとんどです。
そんな時によく行くのがリヒテンシュタイン城です。
以前雪化粧のリヒテンシュタイン城を話題にしましたが、今回は夏の時期のお城です。
朝夕と日中の気温の差が大きくなってきて秋を感じるウィーンです。
ここ数日の天気は小雨や曇りで灰色的です。
そこで青空が見たいので、曇りになる前のいい天気の時の画像を紹介します。
やっぱりヨーロッパの街は天気が良くて、青空が見えればより街も美しく見えます。
ウィーンの街には荘厳な建造物が多く建ち並んでいますが、青空のもとで見ればとても映えて見えます。
日本からの団体ツアーでシェーンブルン宮殿と同様に多く訪れるベルヴェデーレ宮殿は重要なバロック建築で、"バロック様式"をテーマにすればシェーンブルン宮殿よりも高く評価されています。
ここ毎日ベルヴェデーレ宮殿を御案内していますが、青空で見るベルヴェデーレ宮殿は改めて素敵な建造物です。
荘厳な建造物が建ち並ぶ夜のウィーンの街は、昼間とはやっぱり雰囲気が違います。
かなりの数の建物がライトアップされています。
日本での大きな街は・・・新宿や渋谷のように様々な店の看板などがライトで灯され、ゴチャゴチャして無秩序に見えるのが当たり前です。
ウィーンの夜は逆にある意味ではシンプルで、静かな雰囲気です。しかし様々な建築様式からなる建物がちょっと下から照らし出すようなライトアップの演出によって浮かび上がってくるように見え、とても効果的です。
今日はその美しいライトアップ第4弾です。
美しいライトアップ 、美しいライトアップ 2 、美しいライトアップ 3 もどうぞ。
ウィーンは荘厳な建造物がたくさん見られ、かつての帝国の都が今でも十分感じられる美しい街ですが、夜も重要な建造物がライトアップされていますので昼間とは違った雰囲気を
感じることができます。
その中で意外とシェーンブルン宮殿のライトアップは見ない方が多いです。
シェーンブルン宮殿はオーストリアではひとつの観光ポイントとしては年間を通して最も
多くの方が訪れる場所ですが、たいていの観光の皆さんはシェーンブルン宮殿見学ができる昼間に訪れますね。
そのため、夜ここに改めて来る・・・という考えにはならないようです。
オーストリアには歴史ある修道院や教会やお城などがたくさんあります。
修道院や教会などはヨーロッパ文化の宝庫です。
ウィーンにもたくさん修道院があり、街中にもいくつもあります。
ウィーンに来る日本の皆さんと修道院として圧倒的に多く観光する所は、メルク修道院や
ウィーンの森のハイリゲンクロイツ修道院などは頻繁に行きます。
さて、今日は私が本当にお勧めしたい、そしてもちろん個人的に大好きな修道院アドモントについて少しまとめてみようと思います。
早いもので7月も今日が最後の日となりました。
今年の7月は猛暑日が多くて、とても暑かったです。
ウィーンの街は荘厳な建造物が多く建ち並び、かつての帝国の都を今でも感じることが
できます。
そのような建物も夜に見ると、昼間とは全く違った印象を与えてくれます。
今日は久しぶりに1年以上も離れてしまった美しいライトアップというテーマで少し書きたいと思います。
美しいライトアップ 、美しいライトアップ 2 では、国立オペラ座や楽友協会ホール、ウィーン大学やBank Austriaを紹介しているのでこちらも御覧下さい。
オーストリアは観光立国というイメージがあるかもしれませんが、この国は小さい国ながら
かなりの経済大国で、様々な産業があります。
その中で鉄鋼業はこの国を代表する産業のひとつで、早くから鉄の技術が生まれ、
LD法という世界特許を生み出し、現在でも鉄鉱石が露天掘りされています。
そんなことから鉄道も早くから発達したわけで、オーストリアの世界遺産の中で
"センメリング鉄道"という鉄道が世界遺産にも登録されていることからもわかります。
この鉄道はヨーロッパで一番最初にアルプスを越えた山岳鉄道として大変重要です。
この鉄道についてはこのブログコーナーを始めた時から、私は最初に話題にしたかったのですが、なぜか今頃になってしまいました。
ウィーンはかつての帝国の都ですから、様々な様式で建てられた華やかな建造物がたくさんあります。
外から見てるだけでも十分楽しませてくれますが、ちょっと正面入り口から中に入ると、
宮殿などの大きな建物では静かな雰囲気の美しい中庭や、通常の住居であれば人々の生活を感じる郵便受けやベビーカーなどが置かれているエントランス空間など、外から見るのとは
全く違う空間が広がっています。
たいていエントランス空間には階段があり、またエレベーターがあることが多いです。
その人が通る階段風景だけでもヨーロッパを感じる歴史的なスタイルで絵になることが多いです。
その一例を見てみましょう。
ウィーンの街には様々な教会があり、それぞれの教会は個性があります。
でも"キリスト教史" や"教会史" などに少しでも触れると、カトリック教会としての習慣や
共通性というのが見られます。
今日はウィーンの中心部ではなく、ちょっと外側にある重要な教会に触れてみます。
ウィーンには様々な教会が建っています。どれも個性がありながらも、キリスト教の伝統に
沿って共通性を見い出すことができます。このコーナーでも時間を見つけて色々な教会について書いていますが、今回は全くタイプが違う教会です。
ウィーンの街には様々な教会が建っています。
それぞれの教会は個性があり、様々な様式が見られますが、しかしキリスト教というひとつの培われてきた伝統の上に存続しているという共通性を持っています。
教会をぶらぶら見ているだけでも楽しい街歩きができます。
このコーナーでも思いつきで色々な教会話題にしていますが、この教会も素敵な空間を楽しめます。
ウィーンのリンク道路は世界的に知られた環状道路で、様々な様式が飛び交っています。
考え方は保守的で、過去の様式を重んじる時代だったので、そこから過去の様式ではなく、時代に相応しい芸術・・・という発想が生まれ、ユーゲントシュティールが登場します。
時代的に19世紀の終わりぐらいから第一次世界大戦が始まる1914年ぐらいまでにウィーンでは花が咲き、オットー・ヴァーグナーやクリムトなどの世紀末ヒーローが登場しました。
短い時間だったにもかかわらず、ウィーンではユーゲントシュティール様式の建物はたくさん見ることができとても重要です。
観光中バスで中心から離れて、シェーンブルン宮殿に向かう途中に、ナッシュマルクトの横を通って行きますが、その時に右側に見られる印象的な2つの重要な建築があります。
大型バスで通る時にはこの建物のすぐそばを走るので、左側に座ってる方が見難いことや、上を見上げて全体像が見難いことから、私はシェーンブルン宮殿から中心に入ってくる時にたいてい御案内しています。
前回では、フンデルトヴァッサーハウスが建てられる背景や彼のコンセプトなどについて
書きましたが、この続編ではフンデルトヴァッサーハウスにちょっと細かく触れたいと思います。
前回のフンデルトヴァッサーハウス1はこちらからどうぞ。
ヨーロッパの様々な建築様式が見られるウィーンの街ですが、その中で古典建築ではなく、
カラフルな色と曲線という独特の個性を持ったフンデルトヴァッサーはたいていのガイドブックでも紹介され、日本でもフンデルトヴァッサーを好きな人が多くいます。
フンデルトヴァッサーが手掛けたものは数多くありますが、中でも彼の一番の代表作である市営住宅のフンデルトヴァッサーハウスは有名ではありますが、一般的なツアーでは残念ながら訪れることがとても少ないのでここで話題にしたいと思います。
ウィーンの有名なリンク道路は19世紀後半に作られ、それと同時に色々な建築様式で
様々な建造物が建てられたいるという建築の見本市です。
一般観光でもたいていバスでリンク道路を走ります。
国立オペラ座からヴォティーフ教会まではリンク道路の最も充実した区間だと思いますが、
それ以外でも豊かな緑がある市立公園やドナウ運河ドナウ運河沿いなどもウィーンらしい
部分です。
ちなみにドナウ運河沿いの部分に関しては行政的にはリンク道路には入らず、
"Franz-Josefs-Kai"と呼ばれ、~ring とは呼ばれていません。
車や路面電車はここを経由して1周できるわけですが・・・。
そのリンク道路のショッテンリンクの終わりにちょっと重要なタワーがあります。
ザルツブルクはモーツァルトが生まれた街として世界的に知られていますが、この街は早くからヨーロッパの宗教的中心地となっていました。
そのためこの狭い旧市街にたくさんの教会があるわけですが、その中で今日は歴史あるペーター修道院の教会について少し書きたいと思います。
最近は雪が降っていませんが、去年の冬と比べるとウィーンの今年の冬はクリスマスの後からかなり多くの雪が降っています。
通常、東京に降る雪とは比べ物にならない、肉眼で雪の結晶が十分見られる質のいい雪が降ってきます。
雪が積もると、街中の雰囲気がガラッと変わりますね。
気温がマイナスだど雪も解けないので、やがて氷のようになって残ります。
そんな時に天気がよくなり青空が広がると、普段見慣れている建物も美しく見えますね。
今日は青空と雪化粧のシェーンブルン宮殿と庭園を紹介します。
ウィーン中心部から比較的近い、車で26km程離れたNiederösterreichの一角にLeobendorfという小さな街があります。
そこにある標高220mの小高い丘の上にが地元でよく知られ、特に子供達にも人気のある中世風のロマンチックなお城 Burg Kreuzenstein(クロイツェンシュタイン城)があります。
ウィーンの街はヨーロッパで2番目に長い河であるドナウ河が流れているわけですが、
前にもここで紹介したように、河川工事の結果、ウィーンのドナウ河は本流、新ドナウとほぼ平行して街を流れて行きます。
そのドナウ河を渡す、車が通れる橋の中で、一番有名な橋はReichsbrücke・・・いわゆる
帝国橋で、この橋はよく市内観光の中でもバスでドナウ河を見る時に通ることが多いです。
この橋を渡る時に、もしくはその橋の下にあるウィーンの一番大きなドナウ河の船着き場
から目立って、絶対に見逃すことがない赤いとんがり屋根が印象的な教会が建っています。
中央墓地はヨーロッパで2番目に大きな墓地で、ウィーンが管理している地元の墓地です。
でもここは世界的に有名な音楽家のお墓があるので、観光地としても重要で、たいていの方はをそれが目的で行かれると思います。
以下参考にどうぞ。
また中央墓地は映画「第三の男」で数回登場し、しかも映画のラストシーンがこの墓地の並木道であることは有名です。
この中央墓地に出かけたら、是非見たいのが今日のテーマである教会です。
ウィーンの街はヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城があり、
そのハプスブルグ家がほぼ神聖ローマ帝国の皇帝を務めたため、他のヨーロッパの街とは
歴史的立場も違います。
ウィーンを始めオーストリアには様々な建築様式の建物を見ることができます。
時間がある時にヨーロッパの建築様式について少しまとめようと思っています。
建物の全体像だけでなく、ちょっとした装飾も見逃さないで頂きたいです。
以前何気ない所に見られるバロック曲線でも紹介していますが、ちょっとした所にその様式を示す特徴が随所に見られます。
ここが話題になって早いもので、すでに10年以上が経ちました。
ウィーン国際空港へ車で向かう時などに、高速道路上からまず見落とすことがない、
煉瓦で作られた大きな4つの円柱が並んでいるのが見えます。
あれは何ですか・・・とよくお客様からも御質問があります。
それはGasometer (ガソメーター)です。
ウィーンの旧市街の一角のミヒャエル広場は、ローマ時代からの道が交差し、ローマ時代の遺跡、王宮、ミヒャエル教会を始め重要な建物が並んでいる重要な広場です。
ここに"眉毛のないビル"として有名なロースハウスがあります。
メルク修道院の続きです。
メルク修道院 1 , メルク修道院 2 , メルク修道院 3 も御覧下さい。
バルコニーを抜けると自動ドアがあって、そこの扉を開けると素晴らしい図書館に入ります。
ここは以前撮影が可能でしたが、現在では図書館に関しては撮影が禁止されています。
この素晴らしい図書館はバロック様式で、本棚がそれぞれローマ数字で書かれて16種類に分けられた2階建て構造です。
メルク修道院の蔵書は100.000冊以上あり、この空間には16.000冊ほどしかありません。
空間中央のガラスケースには、貴重な書物が展示されています。
蔵書の中には、手書き書も1.800冊ほどあり、古い物は9世紀初頭のものもあります。
また地球儀と天球儀も置かれ、入り口と出口には医学、哲学、法学、神学を表す2体ずつ計4体の像が立っています。
この時期にはウィーンからの1日観光でよくヴァッハウ渓谷に行きます。
ヴァッハウ渓谷は私も大好きな場所で、世界遺産にも登録されていて、個人的にもよく出かけます。
通常の1日観光では、午前中にメルクの修道院を見学します。
このメルクの修道院に関してすでにこのコーナーでも何回か話題にしていますが重要なバロック建築です。
メルク修道院単独では世界遺産ではありませんが、ヴァッハウ渓谷のメルク~クレムスまでということで世界遺産に入っています。
ウィーンの王宮は、それぞれの時代に様々な増改築が繰り返されてとても複雑な建築様式から成り立っているわけですが、その王宮の一角にオーストリア国立図書館に属する「Prunksaal」(プルンクザール)という、世界でも最も美しい図書館のひとつがあることで有名です。
Prunkは、豪華、華麗という意味のドイツ語です。
ウィーンのリンク道路沿いにマリア・テレジア広場という有名な広場あがります。
そこには、マリア・テレジア女帝が中央に、その両側には美術史博物館と自然史博物館という、双子のような荘厳な建造物が見られます。
美術史博物館についてはここではすでに数回登場していますが、今回は自然史博物館について少し書きたいと思います。
2013年10月23日にこのコーナーで、ウィーンの王宮1について少し触れ、王宮の一番古い部分のスイス宮とそこにある王宮礼拝堂、スイス宮の中庭に通じるスイス門を中心に紹介しました。
ウィーンの王宮はハプスブルグ家が始まる前の13世紀からハプスブルグ帝国が終わる1918年までに様々な増改築が行われ、非常に複雑であると同時に、その時代を反映するあらゆる建築様式を見ることができます。
ウィーン旧市街一角にFleischmarktというよく知られた通りがあります。
その界隈は当時Griechenviertel (グリーヒェンフィアテル)と言われ、いわゆる
「ギリシャ人街」的な意味でしょうか。
グリーヒェンフィアテルはこのFleischmarkt から西側はRotenturmstraßeを超えて
ユダヤ人街区までの界隈です。
この地域には17世紀中頃からオリエント貿易を営むギリシャ人の商人が多く住み始めた
ことからGriechenviertelと呼ばれました。
この地域に19世紀に、GeorgkircheとGriechenkirche zur Heiligen Dreifaltigkeit の2つのギリシャ正教会が建てられます。
今年のウィーンの冬は今の所かなり暖かいです。
日中の気温がマイナスになったのは、1月25日から1週間続いただけで、朝方はマイナスはありましたが、それ以外日中は今日までずっとプラスで10℃達しないぐらいです。
そのため雪もあまり降らず、本当に街が白くなったのは2回ぐらいしかないような気がします。
ウィーンは数多くのユーゲントシュティール様式を見ることができますが、その中でも特に重要な建築のひとつであるアム・シュタインホーフ教会があります。
この教会は、以前にもこのコーナーでも紹介したオットー・ヴァーグナーによるもので、ウィーン14区の「Sozialmedizinisches Zentrum Baumgartner HöheOtto-Wagner Spital und Pflegezentrum」という精神病院敷地内奥の小高い所に建っています。
この病院はもともと1904~1907年、低部オーストリア州立の神経・精神病患者のための治療と介護施設の「Am Steinhof」ということで建てられました。
ここは当時この分野ではヨーロッパ最大であり、最もモダンな施設でした。
オットー・ヴァーグナーは教会だけでなく、この施設のプランにも携わりました。
ウィーンの街は様々な建築様式があります。
リンク道路沿いの荘厳な建物、王宮、宮殿、教会といった歴史的建造物を始め、一般的な建物に及ぶまでありとあらゆる所に見ることができます。
この建築様式の流れが見えてくると、ヨーロッパの街はもっとおもしろく見えますね。
その様式の中で「ゴシック様式」というとウィーンでは真っ先きにシュテファン大聖堂が出て来るでしょうか。
このコーナーでもよく登場しているお馴染みの大聖堂です。
以前ここでも書いている「ヴォティーフ教会」はネオ・ゴシックですがとても美しい
教会です。
今日は観光では残念ながらあまり知られていない、しかし重要なゴシック様式の教会 Maria am Gestade(マリア・アム・ゲシュターデ)・・・岸辺のマリア教会について少し書きたいと思います。
このコーナーでは何回か中央墓地について紹介していますが、中央墓地には全部で6つの現在使用されている門(入口)があります。
一般的には「ウィーンの中央墓地 2」でも書いていますが、第2門で路面電車を降ります。
6つある中央墓地の門の中でこの第2門が一番印象的で、時代様式を見ることができます。
ウィーン9区の一角に地元でよく知られたStrudlhofstiege
(シュトゥルードゥルホーフシュティーゲ)という、Pateurugasse と階段の名前と同じStrudlhofgasseの高低差を結ぶ絵になる美しい階段があります。