Ringturm(リンクタワー)

ウィーンの有名なリンク道路は19世紀後半に作られ、それと同時に色々な建築様式で

様々な建造物が建てられたいるという建築の見本市です。

一般観光でもたいていバスでリンク道路を走ります。

 

国立オペラ座からヴォティーフ教会まではリンク道路の最も充実した区間だと思いますが、

それ以外でも豊かな緑がある市立公園やドナウ運河ドナウ運河沿いなどもウィーンらしい

部分です。

ちなみにドナウ運河沿いの部分に関しては行政的にはリンク道路には入らず、

"Franz-Josefs-Kai"と呼ばれ、~ring とは呼ばれていません。

車や路面電車はここを経由して1周できるわけですが・・・。

 

そのリンク道路のショッテンリンクの終わりにちょっと重要なタワーがあります。

 

 

そのタワーは"Ringturm"(リンクトゥルム)です。リンク道路をショッテントーアから運河に向かって走って行くと前述した

ドナウ運河沿いのFranz-Josefs-Kaiに右折して合流するのですが、その合流手前の

ショッテンリンクの一番端っこ(進行方向右側)に建っています。

 

ショッテントーアから来るとビルなんですがなんとなく他のリンク道路沿いの建物に溶け込んでいるためあまり目立ちません。

 

これは1953~55年にウィーン生まれの建築家Erich Boltenstern(1896年~1991年)によって建てられました。年代からわかりますが、この時オーストリアはまだ4か国の占領時代だったんですね。

旧市街地は連合軍4ヶ国(アメリカ、イギリス、フランス、旧ソ連)の共同統治でしたが、

その他23区は連合軍それぞれの国が受け持ちました。

現在のウィーンは当時の占領時代より少し外側に広くなっていますが、根本的に

23区が4勢力に分けられたわけです。

ドナウ運河の向こう側は旧ソ連の管轄だったので、西側3か国の経済力を誇示する目的も

あって、旧ソ連にまるで中指を立てるような形でこのタワーが建てられました。

高さ73m、塔の上までは93mです。

この建物のてっぺんにある塔のようなものはWetterleuchtturm

   (ヴェターロイヒトトゥルム)で

いわゆる天気予報になっています。

写真では白い色が灯されています。


このRingturmは2006年から"芸術の塔"と言われ、毎年、建物全体で絵画のように

モダン芸術が大きく展示されます。

その大きさは4.000m²にも及びます。


この写真は御覧の通り、この冬の時期の

クリスマスツリーのイルミネーションが

表現されています。


昼間の時とは全く違うRingturmですね。



このリンクタワーは"VIENNA INSURANCE GROUP AG"が入っています。



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