シェーンブルン宮殿 グロリエッテとそこからの眺め(2018年6月)

ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。

シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。

一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。

ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。

一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。

庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。

 

宮殿の後ろに回り込むと右の写真に見られる美しい庭園が広がっています。

奥の方に堂々と立っているのがグロリエッテです。

もともとこの丘の上に宮殿の本館が建てられるはずでしたが、残念ながらそれは実現しませんでした。

ここに宮殿の本館ができていたら物凄い規模になっていたでしょう。

ここから見てもグロリエッテは決して近くなく、坂になっていますからかなり遠いことがわかります。

ここからの眺めだって絵になりますが、やっぱり近くに行って見たいですね。

 

 

グロリエッテは、庭園内最後のものとして、ホーエンベルクによって当初は栄誉神殿と素晴らしい眺めを念頭にプランしたようで、完成は1775年です。

 

いくつかの不条理な戦争に勝利したことにも捧げられています。

グロリエッテの中央上の部分には、単頭の鷲が置かれています。

ラテン語で、「皇帝ヨーゼフ2世とマリアテレジアの治世の下で」という意味が記されています。

 

全体の長さ135.3m、高さ25.95m,幅14.6mです。

下から見てる以上に大きいものです。

このグロリエッテ自体にも有料ですが上ることができます。

 

 

グロリエッテまでは行きたいですが、宮殿と庭園の眺めが美しいのは、グロリエッテの手前、芝生の終わりから眺める方がいいです。

写真ではわかりませんが、この芝生とグロリエッテの間には池があります。

グロリエッテから眺めると池が邪魔して、宮殿の庭園部分は隠れてしまいます。

池を後ろに見て、宮殿側を眺めて下さい。

ウィーン中心部は宮殿正面に向かってずっと右側になります。

是非、グロリエッテまで行きましょう!

 

写真は2018年6月8日11:30頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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