Die Garten Tullnに行って来た(2019年)

ウィーン中心部はかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が建ち並んでいます。

公共的建物以外は宮殿や集合住宅が主流ですので、一戸建ては見られません。

でもちょっと外側に足を延ばすとウィーンでも庭付きの家が多く立っている地域がたくさんあります。

区で言えば12区、15区、20区を除いた2桁台の区ですね。

一戸建ての庭はたいてい手入れが行き届いていて、ガーデニング文化の重要性を感じます。

街中をあるいていてもレストラン、カフェのテラスが至る所に見られますね。

 

さて"庭"と言えばうちがよく行くお気に入りのスポットのひとつにトゥルン庭園があります。

 


 

ウィーンから西側に車で40km程走ったドナウ河沿いにTulln (トゥルン)という街があり、ここはエゴン・シーレが生まれた街で花が多いことで地元でも知られています。

 

うちもよく行く大きなガーデンショップのPRASKACもここにあり、有名な花のねこがあります。

またSTARKLの庭園もここにあります。

このTullnの街には"DIE GARTEN TULLN"という地元で知られた植物庭園があります。

左上はその入り口ですが、今年より駐車場に近い所に入口が新しく移されました。

 

 


 

Die GARTEN TULLNはNiederösterreichが2年の歳月をかけて2008年4月にオープンさせた大きな庭園で大きく2つの部分に分かれています。

ひとつは7ヘクタールの広さに68の様々な異なったスタイルの庭園が造られた部分で、もうひとつは45ヘクタールもある森の部分です。

この森の部分は庭園からそのままアクセスできるようになっていて、庭園内とは思えない自然に触れられます。

インフォセンターを抜けて庭園に入るとすぐに池があり、その後ろにカフェテリアがあります。

左上の写真は噴水がある池ととカフェテリアです。

 


 

68の個々の庭園はそれぞれテーマが決まっていて、どれも個性あるものばかりでセンス抜群です。

あらゆるスタイルの"庭"を見ることができ、個性あるそれぞれの庭が独自の世界を演出していて、お互いに干渉し合うことは全くなく、飽きることがありません。

ひとつ残念なのは、ここにあった日本庭園が今年より無くなってしまいました。

 

ここには展望台も作られていて30mの高さまで階段とエレベーターで上ることができます。

左上の写真はその展望台から見られる眺めのひとつで、360°のパノラマが広がります。

子供が楽しめる遊び場も一角に作られていて、家族連れからのんびりひとりで散策している年配の方まで様々な人が訪れていて、十分一日を過ごすことができる楽しい庭園です。

 

 

 

 

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