ウィーンの花

 

過去の記事はこちらからどうぞ

 

 

ウィーンによく見られるこの時期の花 274(ネムノキ)

7月に入って休暇シーズンに突入しました。

ウィーンは学校が6月28日に終わったので、その日の午後から休暇に出かける人も多いです。

こちらは9月が新年度ですから、6月は年度末です。

地元ではこの時期の当たり前の光景となった工事が至る所に見られます。

皆さんがバカンスに出かけるので、交通量も少なくなる・・・待っていたかのように道路工事などが多くなります。

道路工事以外でも例えば地下鉄4号線(U4)のモダン化は地元だけでなく、観光客にも大きな影響が出ています。

 

さて、今日も花をテーマにします。

前回はノウゼンカズラを紹介しましたが、今日の花も多くの所で見ることができます。

 

こちらはドイツ語で

Seidenbaum(ザイデンバウム),

学名ではAlbizia julibrissin、

日本語ではネムノキです。

マメ科でネムノキ属の落葉高木です。

 

ヨーロッパには18世紀に、フィレンツェ出身のAlbizziによってもたらされましたので、彼の名が学名になっています。

日本では本州から沖縄にかけて見られるそうで、四国、九州などで自生しているのもあります。

 

またイランから東中国にかけても広く分布しています。

ネムノキ属は熱帯地域に150種類ほど分布しているそうですが、特にこのネムノキは耐寒性があり、温帯地域でも広く栽培され、-15℃ぐらいまで大丈夫だそうです。

 

高さは6m~10mぐらいになりま、芽吹くのは比較的遅いですが、他の木と比べると成長は速いです。

幹はほぼ真っすぐですが、そこから上はかなりランダムに枝分かれして個性あるシルエットになります。

そのため葉の部分は広がっているのもあれば狭いものもあります。

日当たりのいい所に多く植えられています。

 


 

開花時期は6月~8月で、薄い紅色の花が枝先に10数個集まって咲きます。長く伸びた糸状のものは雄しべです。

桃のような甘い香りがします。

 

葉は20cm~30cmとかなり長く、オジギソウの葉によく似ています。

オジギソウは触ると葉を閉じますが、ネムノキは夜になると自ら葉を閉じます。

そこからネムノキと言われています。

花が咲いた後には7cm~12cmぐらいの豆果をつけます。

 

こちらでは観賞用としてよく植えられています。

写真は2019年6月29日 16:15頃、ヒルシュシュテッテンの花壇庭園で撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 273(ノウゼンカズラ  Indian Summerとマダム・ガレン)

今年の6月は日中の気温が30℃を超える日が13日あり、翌日7月1日は38℃を超えました。

その日の夕方から雲行きが怪しくなり、Gewitter(雷を伴った激しい雨)がやって来て、一時的に20℃ぐらいも気温が下がりました。

翌日7月2日は22℃ぐらいと涼しくて気持ちいい朝となりました。

しかし、予報を見ると週末よりまた30℃を超えそうです。

 

さて、前回はあまり街中では見られないヒメイワギボウシを話題にしましたが、今回は非常にポピュラーな花をお届けします。

 

こちらはドイツ語でTrompetenblumen (トロンペーテンブルーメン)、またはKlettertrompeteとかTrompetenwindeなどと呼ばれています。

 

日本語ではノウゼンカズラです。

学名ではCampsis 、ノウゼンカズラ科のノウゼンカズラ属で、落葉性でつる性です。

 

ノウゼンカズラというと北アメリカ東部が原産で、日本には大正時代末期、ヨーロッパには観賞用として17世紀に入って来たアメリカノウゼンカズラCampsis radicans、

そして日本へは平安時代に入って来た中国原産のCampsis grandifloraがよく知られていると思います。

ノウゼンカズラ属のほとんどがノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラそしてそれらの交配種からなるようです。

 

ドイツ語のTrompetenはトランペットで、花の形がラッパに似ていることからそう呼ばれています。

 

こちらの写真のノウゼンカズラはCampsis × tagliabuana・・・"Indian Summer"と呼ばれているものです。

ノウゼンカズラアメリカノウゼンカズラの雑種のひとつです。

暑い日に日差しが強い方に向かって撮影したので、曇り空のように見えますが、ものすごくいい天気でした。

 


 

開花時期は7月~9月ですが、6月中旬に咲いているものもあります。

高さは2~5m、場合によってはそれ以上になるものもあり、5cm~8cmぐらいのラッパ状で、オレンジ色から赤までの色がありますが、種類によっては黄色もあり、花びらは5枚です。

こちらは近くで見ると薄い赤とオレンジ色が混ざっているようです。

 

ノウゼンカズラよりも花径は小さいそうですが、筒は長いです。

葉は20cmを超えるものもありかなり長めで,マイナス20℃ぐらいまでの耐寒性があります。

 

写真は全て2019年6月29日 16:15頃ヒルシュシュテッテン花壇庭園で撮影したものです。

 


 

こちらはうちの庭に咲いているGroße Klettertrompete・・・"Madame Galen"(マダム・ガレン)   (Campsis × tagliabuana) です。

 

こちらもノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの雑種で、原種よりも花が落ちにくく、強くて逞しく、どんどん生育し、花が特に大きいことから人気があります。

     

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 272(ヒメイワギボウシ)

早いもので1年の半分過ぎました。

今年は5月が過去28年間で最も寒くて雨も多く、日中の気温が10℃に達しない日もありましたが、6月から一挙に真夏になり、6月4日には今年初めて30℃を超え、結果的に6月は30℃を超えた日が13日、7月1日には暑さの記録を更新し、38℃を超えました。

その日の夕方18:30頃、雷を伴った激しい雨が降りました。

こちらでは"Gewitter"と呼ばれています。

 

さて、限られた花が咲くこの時期ですが、前回はポピュラーなフサフジウツギを話題にしましたが、今日は同じ紫の違う花です。

 

こちらはドイツ語ではFunkien,

学名ではHosta gracillima

日本語ではヒメイワギボウシです。

 

ユリ科のギボウシ属で多年草です。

ギボウシは"擬宝珠"と書かれ、Hosta...ギボウシ属の総称で、つぼみまたは苞葉に包まれた花序が擬宝珠に似ていることに由来するそうです。

山間の湿地などに自生し、花が綺麗で、日陰でもよく育つので好んで栽培されています。

 

 

開花時期は8月~9月と一般的に書かれていると思いますが、写真は2019年6月29日撮影したものです。

まだこれから咲き始める花がいくつも見られますね。

非常に綺麗な花です。

 

高さは10㎝~30㎝ぐらい、花の色は薄紫で茎の先に数個つき、形は鐘形です。

葉は3㎝~10㎝ぐらいでしょうか。

 

原産は日本、本州近畿地方、四国地方です。

 

写真は2枚共、2019年6月29日 11:00頃、

Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 271(フサフジウツギ)

6月4日にウィーンは今年になって初めて日中の気温が30℃を超え、いきなり真夏が到来したウィーンです。

こちらは9月から新年度が始まりますので、6月は年度末、そして7月、8月は休暇シーズンですね。

ウィーンは学校が6月28日が最後の日でした。

もうその日の午後から休暇に出かける地元の人も多いですね。

実際うちの子供の親友家族もすぐに休暇に出かけました。

休暇シーズンは地元の人がウィーンを離れても、逆にヨーロッパ、世界から多くの人がウィーンに来ますので、地元のカラーが少なくなっても混雑します。

 

さて、前回はユッカを話題にしましたが、今日の花もこの時期色々な場所で見られます。

 

こちらはドイツ語で

Sommerflieder (ゾンマーフリーダー) 、Schmetterlingsstrauch (シュメッターリングスシュトラウホ)などと呼ばれています。

学名ではBuddleja davidii 、日本語ではフサフジウツギです。

フジウツギ科でフジウツギ属です。

フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。

"ゾンマーフリーダー"を日本語にして

夏ライラックなんていう名になりそうです。

 

でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。

 


 

原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。

高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。

濃い紫、薄い紫色が非常にポピュラーですが、赤っぽいものやまれに白もあります。

 

ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。

色が綺麗なので遠くからでもすぐにわかります。

こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。

 

写真は2019年6月28日16:10頃、自宅のそばでの撮影です。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 270(ユッカ)

もう6月も今日が最後です。

今年のウィーンは6月から真夏になり、日中の気温が30℃に達した日は、おそらく今日は30℃を超えますから今日を入れて13日です。

6月26日は日中の気温は35℃を超えました。

それ以外は27℃~30℃ぐらいの暑い日が多かったです。

 

さて、この時期は咲いている花も少なくなり、緑が多くなっているウィーンですが、前回はアメリカキササゲを話題にしましたが、今日のこの花もウィーンの色々な場所で見られます。

 

こちらはドイツ語で

Palmlilien(パルムリーリエン)とか

Yucca (ユッカ)、

学名でもYucca,

日本ではユッカとかイトランと呼ばれています。

リュウゼツラン科、イトラン属で、常緑の植物で多年生です。

 

原産は北米といわれ、砂漠気候区分に属する乾燥した地域に多く見られます。

イトラン属は49種あるそうで、中米から北米にかけて多く自生しています。

17~18世紀に原産地から各地に移植され、開発されました。

 

髙さは1.5m~2mぐらいで、とてもたくさんの遠くから見ると釣鐘状のような花を咲かせます。

花の色はクリームのような白です。

葉は剣のように真っすぐ立ち上がっていて、厚みがあります。

イトランという名称は、葉から白い繊維が糸状に出てくる特徴があり、それが由来とされています。

耐暑性や耐寒性があり、水をあまり必要としませんが、でもしっかり水をあげれば高く豊かに成長します。

 

こちらでは観賞用として、庭、公園などに多く見られます。

 

写真は2019年6月27日11:30頃、市立公園で撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 269(アメリカキササゲ)

夏至が終わってこれから日が短くなるということを考えるとちょっと寂しいですね。

でもこれから休暇シーズンです。

こちらは9月から新年度が始まりますので、6月は年度末ということになります。

今日からまた日中の気温が30℃を超えるようで、5月が過去28年間で一番寒かったと言われていますが、6月はその反対で暑い日多いです。

 

さて、この時期咲く花もだいぶ限られてきましたが、今日は前回の黄色いモクゲンジでししたが、今日はこの時期によく見られる印象的な白い花です。

 

 

こちらはドイツ語で

Trompetenbaum

(トロンペーテンバウム),

学名ではCatalpa bignonioides,

日本ではアメリカキササゲ

(アメリカ木大角豆)です。

 

ノウゼンカズラ科のキササゲ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカの南東で、ヨーロッパには18世紀の前半1726年にイギリスの自然歴史家のMark Catesbyよってもたらされました。

日本には明治時代末期に入って来たそうです。

 

乳白色の白い特徴的な形の花をたくさん咲かせ、背丈もかなり高くなることから遠くからでもよく目立ちます。

ドイツ語の名前である"Trompeten"はトランペットという意味で、花がラッパの形のような釣鐘状になっています。

また実である細長い莢(さや)がぶら下がっているのも特徴です。

 

 


 

開花時期は6月~7月で、何となくマロニエを思わせるかのように、垂直上に3cm~5cmぐらいの釣鐘型の白い花をたくさん咲かせます。

でも近くで見るとわかりますが、色合いは白のマロニエのようですが、マロニエとは全く違う形をしています。全体の高さ20mぐらいまでになり、葉は10cm~20cmで幅が広いハート型です。

近縁種のキササゲよりこちらの方が花が大きく、美しいと思います。

花弁の内側には黄色のすじと紫色の斑点があります。

葉、樹皮、果実は薬用にも利用されます。

 

右上の写真は2018年6月17日7:45頃、Schillerparkで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 268(モクゲンジ)

日中の気温が30℃に達しない日が続いています。

今年は6月4日に今年初めて30℃を超え、6月10日~6月15日までは毎日30℃を超え、15日は35℃を超える今年一番の暑さとなりました。

次の日から気温が下がり、だいぶ涼しく感じましたが、また30℃近くになり暑い日が続いています。

真夏のウィーンですね。

夏至に向かってもうちょっとだけ日が長くなります。

今年の夏至は6月21日ですが、日本は6月22日ではないでしょうか。

 

さて、昨日はヤマボウシを紹介しましたが、今回はウィーンの至る所に見られる黄色い花です。

 

こちらはドイツ語では

Blasenesche(ブラーゼンエッシェ)とかBlasenbaum (ブラーゼンバウム)とも呼ばれ、

学名でKoelreuteria paniculata、

日本語ではモクゲンジです。

ムクロジ科のモクゲンジ属で、落葉高木です。

 

原産は南東アジアで、おそらく中国かもしれませんが、日本でも日本海側に見られるそうです。

背丈も高く、黄色い花をたくさん咲かせるので、遠くから見てもハッキリわかり、この咲いている花が限られている時期で、かなりの存在感を示しています。

こちらは2019年6月16日12:50頃、ウィーン2区、Untere Donaustraße41番地付近で撮影しました。

 

 

 


 

開花時期は6月中旬~7月で、花は1cmぐらいの幅で50cmぐらいの円錐状に黄色い花をたくさんつけます。

高さは15mぐらいまでで遠くからでも十分目立ち、ものによっては枝が横の方に伸びているのもあり、全体で見える形は不揃いであることが多いです。

葉は20~35cmぐらいでしょうか。


花が咲いた後には、袋のような実がたくさん見られます。

モクゲンジは中央ヨーロッパに1750年に原産地から入って来ました。

本来暖かい気候に適しているにも関わらず、こちらヨーロッパの冬にも十分耐えられます。

ムクロジ科は2000種類以上あるようですが、このモクゲンジだけが唯一中央ヨーロッパで観賞用として用いられています。

 

ウィーンの街中ではこのモクゲンジが観賞用として広場、公園、街路樹など多くの所で見ることができます。

 

写真は2枚とも2019年6月16日 7:25にKarlsplatzのマクドナルドのテラスで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 267(ヤマボウシ)

ウィーンは連日30℃を超える日が続いていましたが、日曜日からちょっと気温が下がりました。

6月ですが真夏です。

今年の5月が過去28年間では最も寒かったというのがまるで嘘のようです。

皆さん、詰め込み観光はせず、ゆとりを持って楽しんで下さい。

 

さて、前回はウィーンの3大街路樹のひとつであるセイヨウボダイジュを取り上げましたが、今日は日本の名前がついている花をお届けします。

 

こちらはJapanischer Blumen-Hartriegel、

学名ではCornus kousa,

日本語ではヤマボウシ(山法師)です。

 

ミズキ科、ミズキ属の落葉高木です。

数年前にBlumenhartriegel・・・アメリカヤマボウシ/ハナミズキを取り上げたことがありましたが、こちらもミズキ科、ミズキ属ですが原産は北アメリカです。

しかし今日の花には"Japanischer"・・・日本のという名前がドイツ語に見られますね。

実際花だけ見ているとこの2つはとてもよく似ています。

ミズキ属は日本では5種が自生しているそうですが、こちらは本州から九州に分布しているようです。

 

 


 

開花時期は6月~7月、高さは5m~10mぐらいで、枝先に花びらのように見える白ないし白緑色の苞(ほう)を4枚つけ、その中央にとても小さな緑色の花があります。

葉は楕円形、卵円形で、4cm~15㎝ぐらいでしょうか。

9月頃に果実が赤く熟して食べられます。

原産は名前の通り、日本(韓国)です。

 

まとまってたくさんの花を咲かせるので、遠くからでも存在感があり、堂々としています。

 

写真は2019年6月8日 11:15頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 266(セイヨウボダイジュ)

今年の5月は過去28年間で一番寒いということでしたが、6月4日に今年初めて30℃に達し、今週は毎日33℃までの日が続いています。

本当に暑いです。

私は夏が一番好きですが、暑さの中での徒歩観光は結構きついですね。

水分は多すぎるぐらい補給するのがちょうどいいです。

 

さて、今日はウィーンの3大街路樹のひとつであるセイヨウボダイジュをお届けします。

 

ドイツ語では、Linde (リンデ), 学名ではTilia です。

シナノキ科のシナノキ属で、落葉高木です。

 

ボダイジュは45種類ぐらいあるそうですが、

Sommer Linde (ナツボダイジュ)・・・

Tilia platyphyllos

Winter Linde (フユボダイジュ)・・・

Tilia cordata

Silber Linde  (ギンヨウボダイジュ)・・・Tilia tomentosa

などがよく見られます。

ナツボダイジュはセイヨウボダイジュとも言われています。

 

ボダイジュは中国が原産ですが、ナツボダイジュはヨーロッパ中央、南部が原産で、フユボダイジュも同じくヨーロッパ原産です。

 


 

開花時期は6月で、高さは15m~40mぐらいで花の色は黄色っぽい白でとてもいい香りです。

葉はハート型をしていて7cm~12cmぐらいでしょうか。

薄い緑の細長い葉が出てそこから実のようなつぼみが出てそれが開いて黄色っぽい細かい花がたくさん咲きます。

細長い葉と書きましたが、実際には細長い葉から実までの部分がボダイジュの「花」となっています。

遠くから見ると緑と黄色の2色が混ざったように見えます。

 

ナツボダイジュとフユボダイジュの違いのひとつは、花を咲かせる実の数が違っていて、夏ボダイジュは一枚から2~6個、冬ボダイジュは4~12個あります。

 

写真は2019年6月8日11:00頃、ベルヴェデーレ宮殿で撮影したものです。

実の数から言っておそらくフユボダイジュか、セイヨウシナノキでしょうか。

セイヨウシナノキはドイツ語ではHolländische Linde・・・学名でTilia × europaeaと呼ばれ、ナツボダイジュとフユボダイジュの自然交配種で、ヨーロッパでは古くから植えられていて、街路樹や公園などに多く見られます。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 265(マルバウツギ)

30℃を超える日が続いています。

ウィーンは夏です。

今年の夏はかなり暑くなると専門家は言っています。

実際に天気予報は連日30℃を超える予報です。

ハイナーのイチゴFrappeeが毎日飲みたくなりますね。

昨日も実はこれを飲みました。

 

さて、前回はこの時期ウィーンの色々な場所に見られるセイヨウバイカウツギについて書きましたが、今日の花も別のウツギでやはり色々な場所に見られます。

 

こちらはドイツ語では

Raue Deutzie、

学名ではDeutzia scabra、

日本語ではマルバウツギとかツクシウツギと呼ばれています。

アジサイ科、ウツギ属の落葉低木です。

原産は日本の本州の西側、九州、四国です。

こに見られるマルバウツギには学名を始めとしたInfoの札が付けられていて、そこには

"Japan Riukiu Inseln"と書かれています。

琉球諸島原産ということになります。

      


 

開花時期は5月~6月で、白くて細かい特徴的な形をした花が密集して咲きますので、遠くからでもよくわかります。

花の先は細かく立つように咲きます。

日本でのマルバウツギとは学名がいっしょでもちょっと違うように見えます。

 

花の咲く部分は6cm~12cmぐらいでしょうか。

花ひとつは1.5cm~2cmぐらいの幅です。

全体的な高さは2.5m~3mぐらいでしょうか。

学名の"scabra"はドイツ語では"rau"(=rauh)とか"krätzig"で、ザラザラした、ガリガリした・・・なんて意味があります。

こちらでは観賞用として庭や公園などによく植えられています。

 

写真は2019年5月26日11:10頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 264(セイヨウバイカウツギ)

6月から夏が来たようなウィーンです。

ウィーンは6月4日に今年初めて日中30℃に達しました。

日差しが強いですからかなり暑いです。

夏至までまだこれから少し日が長くなり、21:00ぐらいでも明るいですから、日が沈まないうちは暑く感じますね。

 

さて、前回はこの時期多く見られるセイヨウニワトコを紹介しましたが、今日のこの花もウィーンの至る所で見られます。

 


 

こちらはドイツ語で、Pfeifenstrauch(プファイフェンシュトラウホ)、学名でPhiladelphus coronarius,

日本ではおそらくバイカウツギとかサツマウツギと呼ばれています。

 

アジサイ科のバイカウツギ属で、落葉性低木です。

 

原産は南東ヨーロッパやイタリアで、日本でも本州~九州の山地で自生しているということです。

バイカウツギを漢字で書くと「梅花空木」で、花の形が梅に似ているということからだそうです。

 

日本に見られるのはおそらくPhiladelphus satsumi で、こちらで見られるのは"Europäischer Pfeifenstrauch"とか"Gewöhnlicher Pfeifenstrauch"と呼ばれていますので、セイヨウバイカウツギとなるでしょうか。

 

 

開花時期は5月~6月で、高さは1m~3mぐらいになります。

1枚目の写真も人間よりはかなり高いものです。

梅の花に似たようですが、花弁は4枚で、直径3cm~4cmぐらいの白い花を咲かせます。

葉は4cm~8cmぐらいで対称的です。

写真に見られるように多くの花を咲かせますので遠くからでもよく目立ちます。

 

観賞用として庭や公園にたくさん植えられています。

野生のものはまれです。

大量の白い花を咲かせるため、とにかく目立ちます。

何といっても夕方に強い香りを出すのが特徴で、そこからこちらでは「ニセジャスミン」Falscher Jasminとも言われています。

 

写真は2019年6月1日16:30頃Stadtpark(実際にはリンク道路の歩道上)で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 263(セイヨウニワトコ)

6月の夏至に向かって日がどんどん長くなっているウィーンです。

日中の気温が30℃近くなるので、もう夏と言ってもいいです。

しかしもう何回も書いていますが、今年の5月の天気は非常に不安定で、雨や曇りの日が多く、日中の気温が10℃を下回った日もありました。

午前中は青空が広がっていても、午後になってから雲が出始め、局地的な雨が降ることも多かったんですね。

 

さて、前回はヤブウツギを紹介しましたが、今日はウィーンの街至る所に見られる花です。

 

 

こちらはドイツ語で

Holunder (ホルンダ―)、

学名ではSambucus nirga,

日本語ではセイヨウニワトコとかエルダーとも言われています。

スイカズラ科のニワトコ属で落葉低木です。

 

こちらでは一般的にHolunderと呼ばれていますが、厳密には

Schwarzer Holunder

 (シュヴァルツァー ホルンダ―)と専門書などには紹介されています。

これは花が咲いた後になる実が黒いことから来ています。

 

Holunderは種類がいくつかあり、黒いSchwarzerに対して、赤い実がなるRoter Holunderも知られています。

 

 


 

開花時期は5月~6月で、全体的に薄い直径10cm~20cmぐらいの円状で、その中にたくさんの3mm~8mm程度の小さいクリーム色の白い花を咲かせます。

 

非常に甘い香りを放ち、ジュースやハーブティーなどに用いられ、スーパーにはHolunderのジュースが売られています。

高さは3m~7mぐらい、ものによっては9mぐらいにもなり、かなり高くなります。

幹がかなり太くなるものもあり、いわゆる"木"も多くあります。

 

ニワトコの実は新石器時代から人々に集められていましたし、薬用植物として呼吸器官系や解熱に効くとされています。

またゲルマン民族からの習慣で、いわゆる悪霊を遠ざける意味もあり、聖なる木としての意味もあります。

標高1200mぐらいまでに見られ、この時期自然の中、公園、庭などにとにかく多く見られます。

 

写真は2019年5月24日7:40頃、家の近くで撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 262(ヤブウツギ)

もう何回も書いていますが、今年の5月は本当に天気が不安定です。

雨が降る日が多く、午前中青空が広がる日でも、昼ぐらいから雲が多くなり、局地的な雨が降ります。

4月頃までは雨も非常に少なくて、大地もかなり乾いていたので、それを修正するかのような雨の多さです。

そのような自然状況でも植物は例年通り綺麗な花を咲かせてくれます。

昨日はオオベニウツギを紹介しましたが、今日はそれに似ているヤブウツギです。

 

こちらはドイツ語でおそらく

Reichblütige Weigelie

(ライヒブリューティゲ ヴァイゲリエ)、

学名ではWeigela floribunda、

日本語ではヤブウツギと呼ばれています。

スイカズラ科のタニウツギ属、落葉小高木です。

ただ、実際ここにはWeigela sp.と記されていました。

"sp."は種小名は不明ということですね。

Weigeliaという名はドイツ=スゥエーデンの植物学者であり医者でもあり、科学者でもあるChristian Ehrenfried Weigelに因んでいます。

原産は東アジアで12種類程あり、日本にも固有種があります。

日本では太平洋側と四国に分布しているようです。

たいていこの写真で見られるようにそれぞれの枝が真っすぐ上に伸びる形で咲いています。

 


 

開花時期は5月~6月で、5枚の花弁を持ち、花の長さは5cm弱ぐらいで赤に近い濃いピンク色をしています。場合によってはもっと赤っぽく見えるものもあります。

上の2枚の写真は同じものなのですが、太陽の加減によって全く色が違って見えます。

高さは1m~2mぐらいですがもっと高くなることもあります。

葉は長めで9cmぐらいでしょうか。

葉の先端は急に細長くなっていて、ふちには細かいギザギザが見られます。

 

こちらでは公園、住宅地の中庭や民家の庭などに多く見られ、純粋なWeigelienではなく、観賞用にアレンジされたWeigelienが多く普及しています。

 

写真は2019年5月26日11:10頃 Botanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 261(オオベニウツギ)

今年の5月は天気が本当に不安定です。

曇り、雨が多く、しかも過去28年間最も寒い5月と新聞にも掲載されていました。

地球温暖化で世界的に本来の気候が少しずづですが変わって来てますね。

皆様にも青空でのウィーンの街並みを見て頂きたいですね。

 

さて、前回のウィーンによく見られるこの時期の花ではニセアカシアを紹介しましたが、今日はピンクの印象的な花です。

 

こちらはドイツ語でLiebliche Weigelie、

学名ではWeigela florida,

日本名ではオオベニウツギ(大紅空木)です。

 

スイカズラ科、タニウツギ属の落葉低木です。

原産は中国、日本の九州、朝鮮半島ということになっています。

 

"Weigela"はドイツの植物学者

Christian Ehrenfried Weigel(1748-1831)に因んでいます。

花が枝に多く咲き、大変に存在感があります。

-25℃ぐらいまでの耐寒性があり、育ていやすいと言われています。

 

 

 

 

開花時期は5月~6月、花の色はピンク、濃紅色、ピンクから白っぽくなるものなどがあり、3cm~5cmぐらいの幅でしょうか。

高さは2m~3mぐらい、葉は5cm~10cmぐらいで先端部は尖っていて、葉の外側には薄い黄色の線が入っていることが多いです。

たくさんの美しい花を咲かせること、あまり高くならいことや育てやすいこともあり庭や公園などに好んで植えられています。

 

写真は全て2019年5月18日11:30頃 Botanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 260(ニセアカシア)

ウィーンは先週の木曜日の午後からまた青空が戻ってきました。

それまでは1週間以上曇りや雨で、日中の気温も10℃に達しない日もあり、過去28年間で最も寒いこの時期となりました。

青空が出てるとは言え、雲もそれなりに多くなることもあり、快晴とは言えません。

しかし、また天気が崩れて今は雨が降っています・・・。

ウィーンは日中の気温が25℃前後で青空が広がり、豊かな緑の街中を適度の風が吹き抜けるのがウィーンらしいです。

 

さて、前回はコルクウィッチアを話題ににしましたが、今日の花もウィーンの至る所に見られます。

 

これはドイツ語で

Gewöhnliche Robinie

(ゲヴェーンリヒェ・ロビーニエ)、

学名でRobinia pseudoacacia

日本語ではニセアカシアです。

ハリエンジュとも呼ばれているでしょうか。

 

マメ科のハリエンジュ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカ東部で、日本には明治5年に渡来しました。

ヨーロッパを始め、色々な所に移植されて野生化しているものも多く見られます。

 

右のニセアカシアは2019年5月14日14:20頃、Botanischer Gartenで撮影しました。

 


高さは25mぐらいになり、開花時期は5月~6月です。

白い花がとにかくたくさんぶら下がっていて、フジのように見えます。

最もフジは紫ですが、前々回に話題にしたキバナフジは黄色ですが、共にこのニセアカシアと同じマメ科ですね。

ウィーンの街中の公園に必ずと言っていい程植えられていますし、街路樹としても多くの場所で見られます。

 

右の写真は2019年5月18日 6:50頃、カールス教会界隈で撮影しました。

 

 

 

 

 

花全体の大きさは15cm~20cmぐらいでしょうか。

ひとつの花は2cmぐらいでいい香りを放ちます。

葉は3cmぐらいの大きさで、楕円形をしていて、鳥の羽のように左右にいくつも並んでいるので、花が咲いてなくてもそれとわかります。

花が咲いた後に、5つぶほどの豆が入った5cm~15cmぐらいの長さの鞘(さや)がぶらさがります。

 

ニセアカシアはウィーンを始め、オーストリアの色々な所で見ることができ、街路樹として植えられていたり、山地で野生化しているものもたくさんあります。

 

こちらも2019年5月18日6:50頃、カールス教会界隈での撮影です。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 259(コルクウィッチア/ショウキウツギ)

先日の新聞にも掲載されていましたが、ウィーンは今年の5月のこの時期、過去28年間ではもっとも寒いということです。

毎日曇りと雨・・・青空が全く見られませんでした。

先日私が御案内した8日間の中欧ツアーではウィーンを5月9日に御案内して、その後ウィーンを出て、プラハ、ブラチスラヴァ、ブダペストを回って5月14日に再び皆さんとウィーンで午後の観光をして空港まで行きました。

毎日雨模様の寒い日だったそうです。

 

しかし、昨日の午後からは天気も良くなり、青空が見られるようになりました。

週末からは晴れマークが登場し、気温も上がりそうですね。

 

前回は黄色のキバナフジを話題にしましたが、今日の花は小さいですが、色々な所に見られます。

 

こちらはドイツ語で

Kolkwitzie(コルクヴィッツィエ)、

学名でKolkwitzia amabilis,

日本語ではショウキウツギとかアケボノウツギ、そのまま学名でコルクウィッチア アマビリスとも呼ばれています。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属、落葉小高木です。

 

一属一種で原産は中国で、300m~1300mのかなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

 

 

 

 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいで、尖ったギザギザ部分が見られます。

高さは2~3mほどです。

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

見事な花を咲かせること、育てやすいこと、寒さや乾燥にも強いことなどもありこちらでは観賞用として公園や庭などに多く見られます。

 

写真は2019年5月6日17:00頃     ウィーン19区の Wertheimstein公園で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 258(キバナフジ)

5月の半ばと言っても天気が不安定なウィーンです。

去年から今年にかけての冬は日中の気温がマイナスになったのはたった3日しかなく、それもマイナス1℃ぐらいで暖冬であり、花の咲き始めも早かったにもかかわらずです。

天気予報を見ると、雨マークが続いていて、気温も10℃前後となるようで、今週は天気が悪いです。

 

さて、今日は色々な場所に見られる花をお届けします。

 

こちらはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

マメ科のキングサリ属です。

 

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので "黄金の雨"なんていう直訳です。

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

一般的なフジと色が違うだけでよく似ていますね。

 

 

 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

写真は2019年5月7日朝7:00頃、うちのそばの民家の庭に咲いているキバナフジを撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 257 (キリ)

昨日から青空がまた見られるウィーンの街ですが、雲も時間によっては多く現れ、ちょっと不安定です。

それまでは数日間10℃にも達しない気温で、雨も久しぶりに多く降りました。

5月は毎年必ず不安定な天気になります。

気温も15℃前後と空気の冷たさを感じます。

 

さて、前回はこの時期定番のマロニエを紹介しましたが、今日は紫が印象的な花をお届けします。

 

こちらはドイツ語でBlauglockenbaum (ブラウグロッケンバウム)、

学名ではPaulownia tomentosa,

日本語ではキリです。

ゴマノハグサ科、キリ属で落葉広葉樹です。

 

原産は中国の中央から西側です。

日本には古く中国から朝鮮を経由して入って来たようで、北海道の南西部以南で直裁され、もしくは野生化して山地に生育しているそうです。

背丈が20mぐらいまでとかなり高くなり、薄い紫の花を咲かせます。

高いので遠くからでもよくわかります。

ウィーンの街には背丈が高いキリが多く見られますが、右の写真は緑の一角にポツンと植えられているような細いキリです。

でも花は綺麗に咲いていますね。

 

 

開花時期は5月で、4cm~6cmぐらいの薄紫色で、下にぶら下がった鐘のような形で、それがいくつも集まって垂直上30cmぐらいまでの高さにたくさん咲いています。

ドイツ語名のGlockeは"鐘"という意味です。

前述したように遠くからでもハッキリわかります。

 

花は薄い紫の円錐形で、花弁は長さ4~6cmで大きめです。

葉は40cmぐらいと結構大きく、ハート型で表面には軟毛があります。

花が咲いた後には卵型をした実がたくさん見られ、そこから種子がたくさん飛び出します。

古くから良質の木材として使われ、湿気を通さず、軽く、柔らかく、木目も美しいです。

 

キリは背丈も高く、花の色も綺麗でたくさんの花を咲かせるため非常に印象的です。

 

こちらでは観賞用として人気があり、たいていの公園に植えられていて、ウィーンでもこの時期多く見ることができます。

 

写真は2枚共2019年5月6日の16:20頃、ウィーン19区のGymnasiumstraßeで撮影したものです。

余談ですが、私はこのGymnasiumstraßeに13年ぐらい住んでいましたので、自分にとっては懐かしい場所です。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 256(マロニエ)

数日間雨模様の天気が続き、青空が少なかったウィーンですが、今日から青空が多くなりそうで、今も青空が広がる気持ちのいい朝です。

この時期のウィーンの街は緑がより緑に見えますね。

"森の都"とも形容されるウィーンの街・・・

同時に多くの花が咲いています。

 

さて、今日はこの時期最もウィーンらしいマロニエを話題にしましょう。

マロニエは街の至る所に見ることができます。

 

マロニエはドイツ語で

Gewöhnliche Rosskastanie、

学名では

Aesculus hippocastanum、

日本語ではマロニエ、セイヨウトチノキとも言われている大型の落葉樹です。

トチノキ科、トチノキ属です。

 

ウィーンではオーソドックスな白のマロニエもあれば

赤のマロニエも多くあり、この白と赤のコントラストがとても素敵です。

 

こちらはシェーンブルン宮殿の正門近くに咲いている白と赤のマロニエです。

 

原産はバルカン半島と言われ、中央ヨーロッパに非常に多く分布しています。

ウィーンの街にも至る所に見られ、並木道などでも素敵な演出をしてくれます。

開花時期は4月中旬~5月、高さは30mを超えるものもあり、樹齢は300年を超えることもあるそうです。

7cm~20cmぐらい葉柄(ようへい)を持ち、二等辺三角形状に多くの花を咲かせます。

花が咲いている部分の長さは10cm~30cmぐらいでしょうか。

花の数は20~50ぐらいで、小花です。

 


 

上の2枚の写真は白と赤のマロニエです。

赤のマロニエは学名では、Aesculus x carnea で、北アメリカ原産のアカバナトチノキと通常の白のセイヨウトチノキをかけ合せたもので、ベニバナトチノキとも呼ばれています。

白と赤のマロニエを同時に見るとコントラストがとても綺麗で、街の雰囲気も春から初夏です。

 

マロニエの花が咲き始めると花弁には黄色の斑点が見られますが、受粉が終わるとその斑点は赤色に変わります。

 

セイヨウトチノキはウィーンの3大街路樹のひとつで、この時期至る所に見られます。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 255(アカバナサンザシ)

昨日は青空が広がるいい天気でしたが、今日は朝から強い雨が降っているウィーンです。

毎年この時期天気が崩れて気温が下がる日がありますね。

 

さて、昨日はシェーンブルン宮殿のフジのアーチを紹介しましたが、今日もシェーンブルン宮殿に咲くこの時期の印象的な花をお届けします。

 

ドイツ語では、Rotdorn(ロートドルン)、

学名でCrataegus laevigata ‚Paul’s Scarlet‘ + Punicea + Punicea Flore Pleno、

日本語ではセイヨウサンザシとかアカバナサンザシと呼んでいいと思います。

バラ科のサンザシ属です。

 

ヨーロッパから北アフリカにかけての標高1000mぐらいまでの所に見られ、ローム土壌(粘土質の高い土壌)を好みます。

 

セイヨウサンザシはかなり深く根づき、低木もあれば、10mぐらいまでの高い木もあります。

自然の中で多く見られるのはたいていWeißdorn (Crataegus laevigata) 、ドイツ語でヴァイスドルン・・・白い花のサンザシです。

 

 

開花時期は通常5~6月で、一重咲き、八重咲きで、濃いピンク色ですが、桃色、紅色もあります。

小さいピンク色の花がまとまっていくつも咲いていて、そのかたまりがたくさんあります。

拡大した写真を見るとそのかたまりはアジサイのような雰囲気ですが、アジサイよりも遥かに小さく、それぞれの花が細かいです。

アカバナサンザシの多くはこちらでは観賞用として人気があり、散歩をしていると庭や公園に多く植えられているのがわかります。

 

シェーンブルン宮殿の黄色、空の青、そしてこのアカバナサンザシの濃いピンクの3色はとてもよく調和していてこの時期にしか見ることができないものです。

 

写真は2枚共2019年5月2日09:15頃に撮影したものです・・・つまり昨日ですね。

 

 


 

こちらはうちの庭に咲いているアカバナサンザシです。

うちのアカバナサンザシは年々、花が多くなっていて、背丈もかなり高くなっていて、2階の窓の真ん中ぐらいまで生育しています。

こちらも昨日2019年5月3日15:45頃撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 254(シェーンブルン宮殿のフジのアーチ 2019年)

仕事で1週間ぐらいイタリアに行ってました。

シチリア島をカターニアからエトナ山を経由してパレルモ、モンレアーレを訪れ、フェリーでナポリまで、そこから、ポンペイ、アマルフィ海岸を一周し、ナポリから昨日ウィーンに戻って来ました。

久しぶりに食べたナポリのピザは本当に美味しかったですね。

 

さて、今日はシェーンブルン宮殿のフジのアーチをお届けします。

 

フジはドイツ語でBlauregen(ブラウレーゲン)とか、Glyzinie(グリツィーニエ)、

学名ではWisteria sinensisもしくはWisteria floribundaで、マメ科のフジ属、つる性の落葉樹です。

 

原産は東アジア(中国)ですが、 Wisteria floribundaは日本固有のものだそうです。

開花時期は4月終わり~5月で、ぶどうのようにぶら下がっていて、紫や明るい紫、ちょっと青っぽい紫色です。

長さは20cm~80cmぐらいで、高さは10mを超えるものもあります。

 

 

 

 

ここは早い時間に来ないと誰もいないこのフジのアーチの写真を撮るのは困難です。

この場所はシェーンブルン宮殿を正面から見て、右側に位置する所で、庭園に行く時の通り道になっています。

そのため庭園に向かう人、庭園から帰って来る人が途切れることなくここで写真を撮っています。

 

 

こちらは2019年4月22日 9:20頃に撮影しました。

フジ属はとても強く、木のようになっていきます。

また1年に2回咲きます。最初はこの時期、2回目は7~8月です。

 

観賞用としてこちらではとても人気があり、垣根や壁、このシェーンブルン宮殿のようにアーチ状などにしているのをよく見かけます。

 

おもしろいことに右巻きで伸びるものと左巻きで伸びるものとがあります。

Wisteria sinensisは左巻き、Wisteria floribundaは右巻きです。

右巻きのWisteris floribunda は Japanische Blauregenと呼ばれています。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 253(ライラック)

ウィーンは金曜日までは日中の気温が25℃を超え、初夏のような陽気で、太陽の下にいるとむしろ夏を感じましたが、週末より気温が10℃以上下がり、予報によると10日以上15℃に達しない不安定な天気になりそうです。

季節の変わり目の陽気は中途半端で、雲の動きが複雑になりにわか雨が多く来ます。

 

さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花ですが、今年は花の咲き始めが10日~2週間ぐらい早いので、場所によってはかなりの時差がありますね。

 

こちらはドイツ語では

Flieder (フリーダー)、

学名ではSyringa vulgaris、

日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

こちらは2019年4月25日15:15頃、Stammersdorfで撮影しました。

 


 

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

上の写真は薄い紫のライラックと白のライラックです。

 

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、白のライラックを好きな方も多いようです。

こちらは2019年4月13日 11:40頃 ベルヴェデーレ宮殿での撮影です。

でもここのライラックはもうすでに咲き終わっています。

 

 

上の写真はうちの庭に咲いているライラックです。

今年もとても大きく、美しい色で数多く咲きました。

 

2019年4月22日14:50頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 252(エゾノウワミズザクラ)

復活祭が終わって春の訪れを実感しますが、日中の気温が25℃を超える日が多くなり、太陽の下にいると夏を感じます。

こちらは春と夏の間が中途半端であることが多く、夏のような陽気になることもあれば、10℃近くまで下がることもあります。

今年も乾燥していて、現時点では雨が非常に少ないです。

毎年の暖冬も影響し、木々などが傷んで切り倒される状況が多く見られます。

4月23日にちょっと気温が下がり、久しぶりに雨が降りましたが、少ない雨量でしたね。

 

さて、いわゆるサクラはもう咲き終わっていますが、今日はこちらでよく見られるサクラ系の花をお届けします。

 

 

こちらはドイツ語で

Gewöhnliche Traubenkirsche

(ゲヴェーンリヒェ  トラウベンキルシェ)、

学名ではPrunus padus L.,

日本語ではエゾノウワミズザクラです。

漢字で書くと"蝦夷の上溝桜" です。

 

落葉性の低木でバラ科のサクラ属で、ヨーロッパ北部やアジア北部に自生するサクラの一種です。

日本では北海道や青森県に見られるようですが、青森県で見つかったのは最近だそうです。

 

この写真だと日差しが強いこともあって、ちょっと分かりにくいと思いますが、全体的に細長く白い花がたくさん咲いています。

 

サクラ属は必ず"Prunus"です。

遠くから見るとサクラのように見えるベニバスモモPrunus cerasiferaですね。

 

 

 

開花時期は4月~5月で、枝先にブラシのように20~40のたくさんの白い花をつけます。

花弁は5枚で、2cmぐらいの大きさでしょうか。

花の真ん中は緑色をしています。

高さは10m~15mぐらいです。

葉は卵のような形をしていて、互い違いに生えます。長さは5cm~9cmぐらいで、幅は3cm~7cmぐらいでしょうか。エゾノウワミズザクラは平地や山地に見られますが、こちらでは公園や街路樹などにも多く植えられていて、うちのすぐ目の前の通りにも数本植えられています。

 

 

 

 

写真は全て2019年4月20日10:00頃 Botanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 251 (セイヨウハナズオウ)

今年の春になるちょっと前は例年よりも10日~2週間ぐらい花の咲き始めが早かった印象です。

冬も寒くなく、雨が非常に少ないので、街路樹などにかなり被害が出ているようで、切られてしまった街路樹がよく見られます。

非常に残念なのは市立公園にある岐阜の桜が切られてしまいました。

理由は確認していませんが、とても残念なことです・・・。

前回はヤブイチゲの白い花を紹介しましたが、今日はピンクです。

 

 

こちらはドイツ語で

Gewöhnlicher Judasbaum、

学名でCercis siliquastrum,

日本語ではセイヨウハナズオウです。

マメ科、ハナズオウ属、多年草で、4~8mぐらいの低木もあれば、10mを超える高木まであり、幅も10mぐらいになるものもあります。

 

濃いピンク色の花がたくさん見られます。

遠くから見るとモモとか園芸品種のリンゴの花の色によく似ていますが、近くで見ると花の形が全く違います。

 

 

 

 

 

アドリア海より東側の地中海から西アジアに分布し、開花時期は3~4月です。

花は一箇所から3~8個に広がって咲き、濃いピンクで、太い幹や枝からそのまま咲きます。

花の後に5~9cmぐらいの細いさやに入った豆がたくさんぶら下がります。

 

ある程度乾いた石灰成分が含まれた標高400m以下の土壌が好まれます。

観賞用としてこちらでは公園、ブドウ畑、一般の庭などに多く植えられています。

 

2019年4月20日10:00頃 Botanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 250(ヤブイチゲ)

Osterferien・・・復活祭休暇は明日までですが、カレンダーでは復活祭が終わり、今日から仕事を始める人が多いでしょう。

昨日までは日中20℃を超えて半袖でちょういい陽気でしたが、今日は気温が下がっています。

春の訪れを祝う意味が強い復活祭が終わって気温が下がるというのも偶然にしてはタイミングが良すぎる気がします。

余談ですが私のホームページにリンクしている天気予報は結構当たりますので、個人的には信用しています。

 

さて、前回はムスカリを話題にしましたが、今日のこの花もこの時気こちらでは人気あるポピュラーな花です。

 

こちらはドイツ語ではBuschwindrößchen

(ブッシュヴィントレースヒェン)、学名ではAnemone nemorosa,

日本語ではヤブイチゲとか学名通りのアネモネ・ネモロサと呼ばれています。

キンポウゲ科のイチリン草属で多年草です。

ドイツ語の Windrößchenは"風の小さい(可愛らしい)バラ"という直訳ですが、和名ではヤブイチゲというあまり可愛らしくない名前がついています。

青空が広がるいい天気の時に撮影したので、ちょっと逆光ぎみで白い花が光って見えます。

 

開花時期は2月~4月、花の色は白、高さは5cm~20cmぐらいまで、花弁は6~8枚です。

葉は手の平の形のように広がり、ギザギザの特徴的な形をしています。

原産はヨーロッパ、アジア北東部です。

 

学名の"アネモネ"と言うと春に咲く球根や秋植えが知られているようですが、それとは別種です。

アネモネは150種類があり、例えばそのひとつにハナアネモネがあります。

 

草地や林や森の中に多く生育、自生していて密集して咲いていることが多いです。

 

 

写真は全て2019年4月17日 14:20頃Blockheideで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 249 (ムスカリ)

春のこの時期は、ウィーンの街も日に日に多くの花が咲いていきます。

意図的にウィーン市が公園や街路樹として植えたものや、自然に増えて咲いているものなど様々です。

 

今日の花は背丈が低いですが、中々見ごたえがある花をお届けします。

 

遠くから見るとスミレのように見えますが、これはドイツ語では

Traubenhyazinthen

 (トラウベンヒヤツィンテン)、

直訳するとブドウヒヤシンス、

学名ではMuscari、

日本語ではムスカリです。

 

ユリ科、もしくはヒヤシンス科の

ムスカリ属です。

 

ブドウのような花をつけることから

ドイツ語ではTraubenhyazinthenと呼ばれています。

 

 

 

原産は地中海沿岸-南西アジアで、高さ10cm~30cm,開花時期は3月~5月、

花の色は青紫が定番ですが、白もあります。

ヒヤシンスを小型にしたような、ブドウのような花です。

ムスカリは約60種類ぐらいあるようです。

多年草の球根植物です。

 

日本では30年以上前ぐらいから市場に出回っているそうです。

ムスカリの定番はMuscari armeniacumでしょうか。

 

ムスカリは単独でも特徴があってそれなりに可愛らしいのですが、

何と言っても群植すると見ごたえがあって素晴らしいです。

 

写真は1枚目が2019年4月4日16:50頃に家のそばで、2枚目が2019年4月6日16:00頃にヴァッハウ渓谷のWeißenkirchenでの撮影です。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 248(中国ナシ)

ウィーンの街中は春と同時に復活祭の空気が感じられます。

今年の復活祭は4月21日とかなり遅いです。

復活祭についてはまたこのコーナーでまとめようと思いますが、キリストが復活すること祝うよりも春の訪れを祝う空気を強く感じます。

 

さて、前回のウィーンによく見られるこの時期の花はラムソンで、花ではなく葉を紹介したので、今日はちゃんとした花をお届けします。

 

こちらはドイツ語でも名称がないのですが、あえて言えばBirne、

学名でPyrus ussuriensis Maxim、

日本語では中国ナシです。

バラ科のナシ属です。

"Pyrus"はナシ属ですね。

ナシは西洋ナシ、日本ナシ、中国ナシの3つの大きく分けられるようで、どの地域でも栽培は古くから行われていたようです。

ヨーロッパでは有史以前より、日本では弥生時代の遺跡より種子が発掘されているそうです。

原産は中国西部・南西部と考えれているようで、前述した西洋ナシや日本ナシを含めて約30種類が存在します。

 

高さは15m~20mぐらいですが、稀に3m~5mぐらいのものもあり、花が咲いた後、夏はほとんどが緑の葉をつけます。

 

 

 

遠くから見るとサクラの花のようにかなり密集して咲いていますが、近くで見ればかなり違います。

開花時期は3月~4月で花弁は5枚、色は白が圧倒的に多く、大きさは2cm~3cmぐらいでしょうか。

桜と違って花弁が上の方を向いたカップのような形をしています。

果実は食用となり、日本で見られるリンゴの形や、西洋ナシのように瓶の形もあります。

余談ですが、私の母方の祖父がナシを栽培していて、子供の頃は袋掛けを手伝ってましたね。

水分が多くとても美味しかったナシを今でも覚えています。

 

写真は2019年3月26日11:00頃にBotanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 247(ラムソン)

今年は復活祭が4月21日とかなり遅いですが、ウィーンはもう春の色です。

緑も日に日に多くなっていくことがわかり、色々な花が咲いています。

日中の気温は20℃には達しませんが、気持ちのいい気候です。

街中を歩けば多くの人がカフェのテラスでくつろいでいるのが見られます。

 

さて、前回はベニバスモモを話題にしましたが、今日は"花"ではありませんが、というか花も後に咲くのですが、花が咲く前の方が重要な花をお届けします。

(ややこしい表現になりました)

 

こちらは緑の葉っぱしか見られませんが、ドイツ語では

Bärlauch(ベアラウホ)、

学名ではAllium ursinumです。

日本語ではラムソンです。

クマニラとも呼ばれています。

ヒガンバナ科、ネギ属の多年草です。

 

大量に生育していて、周辺にはすぐそれとわかるニンニクのような強い香りを放ちます。

自然の中を歩いているとそばにいなくても匂いで周辺にあることがすぐにわかります。

写真で見ると厚い葉のように見えますが、とても薄いです。

 

一見ギョウジャニンニクに似ていますが別物でニラよりも葉の幅は広いです。

 

 

高さ20~50cm、開花時期は4~6月で、1~2cmぐらいの白い花を垂直に咲かせます。

葉はスズランに似ていて、濃い緑で、薄くまっすぐです。

葉をちぎってみるとニンニクの香りがすぐに漂います。

ラムソンは中石器時代からすでに葉の重要性を知って、人類が使っていたことがわかっていています。

ラムソンは花を咲かせてしまったら葉を食べるのにはもう遅いので、かなり早い時期から

葉を摘んでる地元の人を多く見かけます。Bärlauchcremesuppe(ラムソンのクリームスープ)はこの時期よく見られます。

 

うちはラムソンを多く使い、ベーコンを細かくしてカリカリにし、マッシュルームとその他野菜を一緒に炒めてごはんに盛る・・・うちではニラ丼と名付けていますが・・・これがとても美味しくてくせになります。

 

ラムソンはウィーンの森、川沿い、緑豊かな水郷、茂み、落葉樹林地帯などに多く見られます。

 

写真は2019年3月23日16:30頃、ヒルシュシュテッテンの花壇庭園で撮影しました。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 246(ベニバスモモ)

今年は全体的に花の咲き始めが早いかなと思います。

先々週の日曜日は日中の気温が20℃を超え、それ以前も暖かい日が多かったのですが、今週の月曜日からまた少し寒さを感じる陽気となっています。

しかし、ウィーンの街中は緑が徐々に多くなり、春を感じさせる花が多く咲いています。

さて、前回はポピュラーでも街中にはあまり見られないアンズを話題にしましたが、今日は街中にたくさん見られる花です。

 

こちらはドイツ語では一般的にBlutpflaume

(ブルートプフラウメ)、

学名でPrunus cerasifera、

日本語では紅葉スモモ(ベニバスモモ)です。

バラ科のサクラ属です。

 

BlutpflaumeはKirschpflaume (Prunus cerasifera)の葉が赤いものを指し、Kirschpflaumeとの交配から生まれたもので、Blutpflaumeと呼ばれているほとんどがPrunus cerasifera 'Nigra'に属するそうです。

Kirschpflaume はチェリー・プラムとかミロバランスモモとも呼ばれています。

Kirschpflaumeはケルト人達にすでに知られていました。

Kirschpflaume自体の原産はバルカンや中央アジアで、5~8mぐらいの高さです。

 

日本には古い時代に中国から来たそうですが、日本ではここまでピンク色になるものはおそらくないそうです。

(自分で調べたわけではないので自信がありませんが・・・)

 

 

開花時期は3月~4月初めでサクラよりも10日程早く開花し、サクラよりも小さめの花です。

花の大きさは1cm~2cmぐらいでしょうか。

高さは15mぐらいにまでになるものもあります。

花と一緒に濃い赤い葉が現れますが、最近のウィーンのBlutpflaumeは、緑が赤っぽく見える葉も多くあるような気がします。

ちなみにソメイヨシノは、花が散る頃に緑色の葉が出て来ます。

 

ベニバスモモは街路樹、公園、庭にとにかくよく見られ、こちらでは大変ポピュラーなこの時期の樹木です。

 

 

写真は全て2019年3月21日12:30頃、Burggarten(王宮庭園)で撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 245(アンズ)

日中の気温が20℃前後と春の訪れを感じる日が続きましたが、今週から気温が下がり、10℃前後という肌寒さを感じるウィーンです。

しかし街中を歩けば新緑が徐々に始まっていますね。

今年は全般的に花の咲き始めが早いですね。

今年の冬も日中マイナスだったのは3日しかありませんでした。

 

さて、今日お届けする花は地元でもちろん有名ですが街中ではあまり見ることができないものです。

 

こちらは杏子(アンズ)の花です。

アンズと言うとドイツ語ではAprikose(アプリコーゼ)・・・と普通言われていますが、(日本でもアプリコットとも呼ばれていますね)オーストリアではMarillen(マリーレン)と呼ばれ、Aprikoseと呼んでいる地元の人はいません。

そう、オーストリアではアンズは絶対にMarillenなんです。

学名ではPrunus armeniaca、バラ科のサクラ属の落葉小高木です。

アンズの花は一見すると梅の花のように見えますね。

梅はPrunus mumeで英語ではJapanese apricotです。同じ"purunus"でバラ科サクラ属ですから似ていて当然なんですね。

 

 

開花時期は4月初旬ぐらいが一般的ですが、今年は3月の後半にもう満開です。

前述したように花を咲かせている期間が10日前後で短いです。

高さは6mぐらい、稀に10mを超えることもあり、花は白っぽい薄い紅色的で花弁は5枚、花の大きさは2~3cmぐらいでしょうか。

原産は古代にはアルメニア界隈でも知られていたのでその辺りと思われている説や中国北部という説もあるようです。

花が散るとそこから6月頃にかけて実がなり始め、最初は薄い緑色、熟して来ると明るいオレンジ色になります。

実の大きさは3cm~4cmぐらいでしょうか。

 

このアンズの実からジャムやリキュールなどが作られるわけで、ドナウ河の最も美しいヴァッハウ渓谷はアンズの名産地です。

ウメの実は熟しても甘みが生じず、種と果肉はくっついていますが、アンズは甘みが生まれ、種と果肉が容易に離れます。

 

 

今日ここに紹介した写真は全てうちの庭に植えてある今年の10月で10年になるアンズです。

家の2階の窓から見ても、アンズの方が高くなりました。

2019年3月23日13:30頃の撮影です。

毎年この時期に綺麗な花を咲かせてくれます。

その後たくさんの実がなり、毎年大豊作です。

アンズのジャムにしたり直接食べたりと・・・自分で言うのもおかしいですが、本当、ヴァッハウ渓谷のアンズよりも美味しいです。

去年はうちのアンズの実を使って自家製梅酒を作ってみました。

まだ実が熟さない緑色の時に収穫して、半年以上も漬けて去年のクリスマス時期に飲み始めました。

非常にいい出来だったので今年も作ります。

 

アンズはウィーンの街中で見ることはないと思いますが、民家の庭などに非常に多く見られ、とてもポピュラーです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 244(ヒメリュウキンカ)

ウィーンは日に日に少しづつではありますが緑が多くなってきました。

朝は10℃を下回るので寒さを感じますが、日中は20℃達しないぐらいの暖かい日が多くなりました。

私はもう半袖で仕事をしています。

こちらは日差しが強いですから直射日光の下だと暑く感じますし、博物館の中でも汗ばむのが大嫌いなので半袖がちょうどいいですね。

 

今年は花の咲き始めが少し早く、この時期に特徴的な多くの花が見られます。

すでにキバナセツブンソウマチユキソウニオイガマズミプリムラユキワリソウニオイスミレなどこの初春を感じさせる花を話題にしましたが、今日のこの花も至る所に見られます。

 

これはドイツ語ではScharbockskraut

(シャルボックスクラウト)、

学名ではRanunculus ficaria,

日本語ではヒメリュウキンカ

(姫立金花)です。

 

キンポウゲ科でキンポウゲ属の多年草で、地面からちょっとの高さで、間隔を空けてとても多く咲いています。

遠くから見ているとキバナセツブンソウやタンポポのようにも見えるのですが近くで見れば違いますね。

 

 

 

 

 

開花時期は3月~5月、高さ5~15cm、光沢のある黄色い花を咲かせます。

花弁は8枚~12枚です。

葉は地面の低い所でかなり密集して見られ、ハート型でちょっとギザギザが入っています。

原産はヨーロッパで、日本では園芸用として入って来たものが野生化したそうです。

ウィーンの街中の公園などには必ずと言っていい程見られ、また標高1400mぐらいまでの山地の林の中や森などにも野生のヒメリュウキンカがたくさん咲いています。

民家の庭などにも非常に多く見られます。

 

写真は2019年3月17日 12:10頃 中央墓地で撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 243(ニオイスミレ)

朝はまだ冷え込むものの日中は20℃近くと春の訪れを感じるウィーンです。

新緑が見られるのはもうちょっと後ですが、ここ数日でまたかなりの花が咲き始めています。

キバナセツブンソウマチユキソウニオイガマズミプリムラユキワリソウなどこの初春を感じさせる花を話題にしましたが、今日のこの花を至る所に見られます。

 

 

ちょっとこの写真では見づらいかもしれませんが、紫の小さな花が多く見られます。

ドイツ語ではDuftveilchen

(ドゥフトファイルヒェン)とか

Märzveilchen(メルツファイルヒェン)と呼ばれています。

 

学名ではViola odorata、日本語ではニオイスミレで、多年草でスミレ科のスミレ属です。

スミレ科は約850種と数が多く、その中でスミレ属は400種類を占めるそうです。

ドイツ語の"Duft"は香り、匂いという意味で、甘い香りを放つことで知られています。

特に太陽が花に当たっている時に匂いが強くなります。

2019年3月15日12:45頃、地下鉄U1の終点Leopolau駅近くの集合住宅の中庭での撮影です。

 

 

原産は南ヨーロッパですが、中央ヨーロッパ全体に見られ、よくかたまりで咲いています。

開花時期は3月~4月で、花の色はたいてい濃い紫ですが、稀に白、ピンクなどもあります。

高さは10cmぐらいで、葉は丸くてハート型に近く、根際から生える特徴があります。

 

古代から存在し、中央ヨーロッパでは遅くても中世初期までには観賞用や薬効として、バラやラヴェンダーと共に香料の原料として利用されてきました。

 

公園や庭など、街中の至る所で見ることができます。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 242(ユキワリソウ/ミスミソウ)

今年の冬はあまり寒くなく、日中の気温がマイナスになったのは1月22日、23日、24日のたった3日だけでした。

東京の方が寒い日が多かったのではないでしょうか。

先週の日曜日はウィーン中心部は20℃を超え、半袖で歩く人も見られ、公園はピクニック状態で芝生の上に寝転がっている人がたくさんいました。

かなり春の訪れを感じることができるウィーンの街です。

 

さて、キバナセツブンソウマチユキソウニオイガマズミプリムラとこの初春の時期に見られる花を掲載しましたが、もっとポピュラーなこの時期の代表的な花です。

 


 

こちらはドイツ語でLeberblümchen(レバーブリュームヒェン)、学名ではHepatica nobilis,

日本語ではミスミソウとかユキワリソウとも呼ばれています。

キンポゲ科、ミスミソウ属の多年草です。

高さ10cm~15cmぐらいで、場所によっては多く咲いているので遠くから見ると、一瞬スミレのように見えるのですが、全然違います。

色も綺麗で可愛らしくて特徴がありますね。

 

 

ユキワリソウは石灰地質の森や山中の林の中や茂みに多く見られ、ヨーロッパ、東アジア、北アメリカなどの北半球の温帯地帯に広く分布しています。

日本にも4種が自生しているそうです。

開花時期は3月~4月で、花の直径は1.5cm~3cmぐらい、花弁は6枚~9枚で紫や青紫が圧倒的に多く、極稀に白もあるようです。

 

写真は2019年3月9日11:00頃にBotanischer Gartenで撮影しました。

もちろん野生です。

 

 

こちらはうちの庭に毎年咲くユキワリソウです。

左は上で紹介したこちらのユキワリソウですが、右のピンクは日本のユキワリソウで、おそらくHepatica nobilis var. japonica でしょうか。日本では本州の中部以西の山間地に多く生育しているそうです。

こちらではピンクのユキワリソウは野生でまず見ることはありません。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 241(プリムラ/サクラソウ)

今年の冬は今振り返ると去年よりも暖かいですね。

今年に入って今まで日中の気温がマイナスになったのはうちが記録している天気カレンダーでは8日間あり、1月22日、23日だけが日中マイナス3.6℃、その他の6日間は0℃を僅かに下回っただけです。

自然を観察すれば春がそこまで来ていることがわかりますが、風が強い日が多く、気温が10℃前後でも寒く感じます。

 

さて今年もこの時期の花としてキバナセツブンソウマツユキソウ、そして前回はニオイガマズミを紹介しましたが、今日の花もポピュラーです。

 


 

ドイツ語でPrimeln(プリーメルン)、学名ではPrimula vulgaris,日本語ではプリムラとかサクラソウと呼ばれています。

サクラソウ科でサクラソウ属で、ほとんどが多年草です。

プリムラは栽培種が非常に多く、500種類以上と言われています。

原産は西、南ヨーロッパです。

開花時期は3月~4月、花は黄色や薄い黄色で、花の直径は3.5cmぐらいまででしょうか。

全体の高さは10cmぐらいととても低いです。

 

右上の写真では薄紫も見られます。

このように紫やピンク色のプリムラは時と共に色が薄くなっていき、本来の黄色に近づいていく傾向があります。

 

 

後ろに咲いている白い花はマツユキソウです。

 

プリムラは花が美しいので栽培種も多いわけですが、こちらでは標高1500mぐらいまでの自然の中でもたくさん見られます。

また、植えたものが時と共に自然にどんどん増えていくことが多いので、この時期公園や庭の至る所に準野生化(こういう言葉を使っていいかどうかわかりませんが・・・)したプリムラをたくさん見ることができます。

 

うちの庭にもプリムラが咲いていますが、年々少しづつですが増えていますね。

写真のプリムラは植物庭園の一角に野生で咲いていたもので、2019年3月9日11:00頃の撮影です。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 240(ニオイガマズミ)

ここ数日は風がとても強く吹いています。

まだ春風ではないので、気温が10℃前後でも体感的には寒く感じるでしょうか。

街中のレストランやカフェにもテラスも出されて、シェーンブルン宮殿などの庭園にも花が植えられ始め、開放的な気分にさせてくれると同時に春の訪れを感じます。

前回はマツユキソウを話題にしましたが、今日もこの時期に多く見られる花をお届けします。

 

遠くから見ると桜のような色合いですが、こちらはドイツ語でDuftschneeball(ドゥフトシュネーバル)とかWinterschneeball(ヴィンターシュネーバル)と呼ばれています。

学名ではViburnum ×bodnantenseですが、この写真のものはViburnum farreri かもしれません。

Viburnum ×bodnantenseは、Viburnum farreriViburnum grandiflorumを掛け合わせた品種です。

 

日本ではニオイガマズミと呼ばれているでしょうか。

スイカズラ科ガマズミ属で、落葉低木です。

 

 

原産はヨーロッパで、高さ2.5~4mぐらいになり、幹から1mぐらいの長さでたくさんに枝分かれをしています。
開花時期は3月~4月で、ドイツ語の名前の通り雪のボールのようなかたまりにたくさんの花が咲いています。

つぼみは濃いピンクで、花が咲くにつれて白や種類によっては薄いピンクになり、とてもいい香りがします。

近くで匂いを嗅いでみて下さい。

 

Zierpflanze(観賞用植物)として、公園や特に庭に好んで植えられています。

 

写真は2019年3月5日 6:50頃に家の近所で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 239(マツユキソウ)

ウィーンの街中にもテラスが出始め開放的な空気が漂い始めました。

テラスが出始めると冬の終わりを感じますね。

実際にここ何日も日中は10℃~15℃ぐらいという日が続いていますが、風が冷たい日も多く、体感的には少し寒く感じますね。

 

さて、先日今年最初の花としてキバナセツブンソウを話題にしましたが、こちらもこの時期によく見られる地元でポピュラーな花です。

 

 

まだ冬を感じる地面にはつくしのように無数の白い花が咲いているのが見えます。

これはドイツ語でSchneeglöckchen

(シュネーグレックヒェン)、

学名でGalanthus nivalis,

日本語ではマツユキソウ(待雪草)です。

 

ヒガンバナ科でガランサス属(マツユキソウ属)で、スノードロップのひとつです。

Schneeglöckchenは20種類ほど存在します。

 

 

 

マツユキソウは春を告げる花のひとつとして知られる多年草で高さ5cm~20cm,葉は細く10cmぐらいで青っぽい緑です。

開花時期は2月~3月で白い花を下向きにぶら下がったようにつけますが、写真に見られるものは花がまだ開ききっていません。

花弁は6枚で、3枚が外側、3枚が内側で、内側の方が短くなっています。

 

遠くから見るとピーナッツのような形をしています。

Glöckchenは小さな鐘という直訳です。

原産は南ヨーロッパということですが、中央ヨーロッパでも多く見られ、ここウィーンではとてもポピュラーなこの時期の花で、公園や庭、茂みなどによく見られます。

 

写真は2019年3月2日11:00頃の撮影で、ベルヴェデーレ宮殿横の植物庭園で自然に咲いていたものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 238(キバナセツブンソウ)

今年の冬は去年と比べると暖かい気がしますが、風が強く中途半端に寒く感じる日が多い印象です。

ここ数日は昨日を除いて日中はずっと+10℃を超えています。

一昨年2017年の冬は寒かったですね。

1月は最高気温が0℃、後はずっとマイナスでしたし、マイナス15℃を下回った日もありました。

 

さて、ベルヴェデーレ宮殿王宮庭園などにも花がまた植えられ、春が日に日に近づいているようです。

今日は今年最初のウィーンの花です。

 

これはドイツ語でWinterling(ヴィンターリング)、

学名でEranthis hyemalis、

日本語ではキバナセツブンソウで

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

オオバナキバナセツブンソウと呼ばれるかもしれません。小さな花なのですが、黄色であちこに、そして場所によっては密集して咲いているので遠くからでもよく目立ちます。

キバナセツブンソウは冬の時期でも一番最初に咲く春を感じさせる花で、2015年の時にはすでに1月半ばには咲いていました。

もう3月に入り、今年はこのキバナセツブンソウはかなりが咲き終わっていますが、それでもまだまだ場所によっては咲いています。

 

 

キバナセツブンソウは多年草で、高さ5cm~15cmぐらい、開花時期は2月~3月です。

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で葉が出て来ます。

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前はコップのような形をしています。

原産は南東ヨーロッパで、茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半にはすでに薬草の本に登場しています。

 

2019年3月2日11:15頃,ベルヴェデーレ宮殿の隣にある植物庭園で撮影したものです。

つまり昨日ですね。

昨日は朝方から雨模様で、降ったり止んだり・・・昼近くから雨が多く降りました。

写真のキバナセツブンソウも濡れていますね。

この花は太陽が出ると、もっとたくさんの花を開かせますので、昨日のこの時にはかなり閉じていました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 237(イヌサフラン)

ウィーンは日中の気温が30℃には達しないものの、まだ半袖で十分な夏のような陽気です。

観光をしていても気持ちいいですね。

しかし、朝は15℃前後と涼しく、上着を来ている人がほとんどです。

同じ気温でも9月も半ばに近づくと、青空の雰囲気や自然を見れば明らかに秋の気配を感じます。

 

さて、今日はこの時期に多く見られる花を話題にしましょう。

 

ピンク色の小さな花がたくさん咲いています。

こちらはドイツ語で

Prächtige Herbstzeitlose

(プレヒティゲ・ヘルプストツァイトローゼ)、

学名でColchicum spesiosum、

日本語ではイヌサフランとか学名の通りコルチカムとも呼ばれています。

 

Herbstはドイツ語では"秋"という意味です。

ユリ科(イヌサフラン科)でイヌサフラン属の多年草です。

 

原産は中央ヨーロッパで、ヨーロッパ中南部や北アフリカにも分布しています。

コルチカムは全部で約60種類ぐらいある球根植物です。

 


 

開花時期は9月~10月で、花の色はピンクが一般的ですが、紫や青紫などもあります。

写真のものは薄い紫ですね。

花の長さは3cm~5cmぐらいで、高さは25cmぐらい、花弁は6枚で、花が咲くころには葉はなくなっています。

遠くから見るとクロッカスのような雰囲気です。

こちらでは湿った草原地帯に多く見ることができます。

 

イヌサフランは猛毒で、食べると呼吸困難となり死に至ることもあります。日本でも2014年、2015年に実際にこれを食べたことで死亡した例があります。

 

こちらでは自然の草原のような緑地帯によく見られ、たいていまとまって咲いています。

写真はベルヴェデーレ宮殿横にあるBotanischer Gartenに野生で咲いているもので、2018年9月9日10:45頃の撮影です。    

3枚とも同じ場所で撮影しましたが、太陽の光が強く、違った場所に感じますね。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 236(野生のシクラメン)

今年は春がとても短く、4月終わりぐらいから突然夏になりました。

27℃~30℃弱ぐらいの日がとても多く、6月5日に今年初めて日中の気温が30℃を超えました。

それから30℃を超えた日が一昨日まで25日あり、しかも一昨日8月10日までは15日間連続で30℃~35℃となりました。

いゃ~、本当に暑くて観光も大変でした。

毎日お客様から「いつもこんなに暑くなるんですか?」という質問がありました。

幸いにして、一昨日の午後15:30ぐらいから雲が多く、風が強くなってきました。

ザルツブルクは午前中かなりの雨で、涼しいということは天気予報で見ていたので、ウィーンも午後遅くからは涼しくなるかな・・・と思ってました。

午後も30℃を超えた中で皆さんに御案内し、仕事が終わって家に帰る途中、かなり空も暗くなり、風が強くなって雨が降り始め、気温がぐっと下がりました。

夜は久しぶりに20℃を下回り、昨日の朝は16℃でした。

ちょっとホッとしますね。

 

さて、8月も半ばになると自然は秋の気配を感じさせることがよくあります。

今日はそんな花を紹介します。

 


 

こちらは野生で咲いているシクラメンです。

ドイツ語でEuropäisches AlpenveilchenとかWildes Alpenveilchenとか、Zyklamen とも呼ばれ、

学名はCyclamen purpurascens,日本語ではシクラメン・プルプラセンスとかアキザキシクラメンとも呼ばれているでしょうか。

 

サクラソウ科のシクラメン属です。

 

シクラメンと言えば鉢に入った大きいCyclamen persicumが一般的かもしれません。赤、白、紫、ピンクなどの色があります。

これは高さ40cmぐらいで、この種類の原産は地中海沿岸のトルコ、イスラエル界隈(小アジア)とされていて、ヨーロッパには17世紀頃に入って来ました。それが品種改良されて日本には明治時代末期に入って来たようです。

 

しかしこの野生のシクラメンの原産はヨーロッパで、南アルプス、オーストリアを含む東アルプスからバルカンまでの石灰質の地質で陰になる所を好み、標高2000mぐらいまで見ることができます。

最もヨーロッパアルプスの大部分は石灰岩アルプスですね。

Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきているそうです。

 

高さは5cm~15cmぐらいとかなり小さく、ハート型の葉で、葉の中央は濃い緑、外側に白い斑点模様が見られ、花の色は薄紫からピンクで、開花時期は7月中旬~9月です。

 

左上は2018年7月25日12:20頃、Hagenbachklammで、

右上は2018年7月30日14:30頃、MYRAFÄLLEで撮影しました。

 

 


 

こちらは2018年7月25日12:30頃、Hagenbachklammで撮影したものです。

 


 

こちらは2018年7月30日17:30頃、MYRAFÄLLEで撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 235(カンパニュラ)

長い休暇シーズンも半分が過ぎて、8月に入りました。

まだまだ地元では休暇に出かけている方が多く、街中の交通量が平日でも通常より明らかに少ないことがそれを物語っています。

地元の人が少なくなっても逆にウィーンにはヨーロッパを始め、世界から多くの方が訪れています。

 

さて、8月にもなると街中はもうあまり特徴的な花が見られなくなり、より緑が多く見られるようになりますが、ちょっと郊外に行くと今日のこの花は非常に多く咲いています。

 

こちらはドイツ語ではGlockenblume,

学名ではCampanula,

日本語では総称してカンパニュラです。

キキョウ科のホタルブクロ属、カンパニュラは総称で、ほとんどが多年草です。

種類が非常に多く300~500種類程と言われています。

写真のものはおそらく

Acker-Glockenblume

(アッカ-グロッケンブルーメ)・・・

Campanula rapunculoides

(カンパニュラ・ラプンクロイデス)はないかと思います。(確かではありません)

そうだとすれば日本語ではハタザオキキョウということになりますが、モモノハギキョウとかモモバギキョウとも呼ばれている種類もあるので厳密にはわかりません。

 

開花時期は6月~8月で、花の色は紫が圧倒的に多いですが、白やピンクっぽいものもあります。

高さは30cm~80cmぐらい、花の大きさは2cm~5cmぐらいでしょうか。

カンパニュラ自体は北半球に広く分布していますが、原産はヨーロッパで、日本には大正時代に園芸用として入って来たようです。

 

このカンパニュラは本当にたくさんの種類があるので細かい所まではわかりませんが、花の形が特徴的ですからすぐにわかります。

 

草原、森、岩などがある地域など標高2000mぐらいまでに見られますが、観賞用としても人気がありますので、庭や公園などにもたくさん見られます。

 

写真は1枚目が2018年7月25日12:20頃、2枚目が同じく2018年7月25日14:00頃、Hagenbachklammで撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 234(エンジュ)

早いもので7月ももうすぐ終わりです。

日本では夏休みに入ったばかりだと思いますが、こちらの夏休みは7月~8月で、しかも年度末になります。

こちらは日本のように4月からではなく、9月から新年度が始まります。

この時期多くの地元の人は子供達の夏休みに合わせてバケーションに出かけます。

仕事上で多くの知り合いがいますが、あ、この人も今休暇を楽しんでいるんだなということがそこらじゅうで聞かれます。

休暇がなければ、仕事もやっていられない・・・と言ったら極端かもしれませんが、こちらでは法的にも堂々と休暇を取ることができますから日本の状況からすると羨ましい限りです。

 

さて、今日はこの時期の特徴的な花を紹介します。

 

こちらはドイツ語で

Japanischer Schnurbaum

(ヤパーニシャー・シュヌーアバウム)、

学名ではSophora japonica

(Styphnolobium japonicum)、

日本語ではエンジュです。

 

マメ科 マメ亜科 、エンジュ属(クララ属)で、落葉性高木です。

 

原産は中国ですが、日本や韓国に多く見られますが他の地域でも栽培されています。

日本へは仏教伝来と共にやって来たとされていますので歴史がありますね。

このエンジュはこの時期本当に多く見られ、どこにでもあると言っても過言ではありません。

とても高くなるので、民家の庭などではあまり見かけませんが、公園や街路樹に頻繁に見られます。

派手な花が咲くわけではないですが、白く細かい花が大量に咲きますから、遠くからでもすぐにわかります。

地面が黄緑っぽくなっていますが、これは花が散って溜まっています。

 


 

開花時期は7月~8月で、高さは25mぐらい、直径70cmぐらいの大木になります。

花の色はクリーム色的白で、遠くから見ると黄緑っぽく見えることも多いです。

蝶のような形の花が30cmぐらいの長さの円錐状にたくさん咲きます。

花の直径は1cm~1.5cmぐらいです。

10月ぐらいまでにはたくさんのエンドウ豆のような豆果を見ることができます。

大気汚染にも強いため、好んで街路樹や公園に多く植えられていますが、逆に民家の庭にはあまり見ることができません。

 

写真は2018年7月20日15:10頃、クレムスのドナウ河沿いで撮影しました。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 233(フジとアメリカノウゼンカズラのコラボ)

今年のウィーンの夏は日中の気温が30℃を超えた日はまだ7日しかありませんが、4月下旬ぐらいから突然夏が訪れたような気がします。

27℃~30℃弱ぐらいになる日が多く、春がすぐ終わってしまった感じです。

日本の猛暑とは違いますが、こちらは日差しが強いですから、20℃ぐらいの気温でも直射日光の下にいるとかなり暑く感じます。

湿気が少なく、梅雨がないのが有難いですね。

日陰に行くとかなり気温の差を感じます。

 

さて、前回アメリカノウゼンカズラを話題にしましたが、この時期この花は色々な所に見られますが、このアメリカノウゼンカズラとこの時期に咲いているの?・・・と思われる花のコラボレーションです。

 

 

こちらは建物の壁に緑が豊かに茂っているように見えます。

ここに2つの花が見られますがわかりますか?

手前の赤い花はアメリカノウゼンカズラでこちらは分かり易いですが、もう一つは右側の窓の下辺りに見られる薄紫のフジです。

この時期にフジが咲くの?と思われるかもしれませんが、フジは1年に2回咲きます。

最初は4月中旬~5月、2回目は7~8月です。

春に咲くフジは本来の開花時期で、多くの花が咲きますが、この時期に咲くフジはとても少なく、限られています。

 


 

ここで咲いている2つの花です。

フジはドイツ語で、Blauregen (ブラウレーゲン)とか、Glyzinie (グリツィーニエ)、

学名ではWisteria sinensisもしくはWisteria floribundaで、マメ科のフジ属、つる性の落葉樹です。

 

原産は東アジア(中国)ですが、 Wisteria floribundaは日本固有のものだそうです。

ぶどうのようにぶら下がっていて、紫や明るい紫、ちょっと青っぽい紫色です。

長さは20cm~80cmぐらいで、高さは10mを超えるものもあります。

 

 

 

こちらは全体の雰囲気です。

美しい中庭空間にある黄色の2階建ての建物の1階と2階の間に豊かに生育しています。

本来は別の時期にそれぞれが開花することを考えて植えられたと思いますが、フジの特性からこの時期に咲くものあります。

写真だと雰囲気が伝わりませんが、ここにはしばらくたたずんでいたくなります。

 

2018年7月17日12:20頃、ウィーン19区のBezirksmuseumで撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 232(アメリカノウゼンカズラ)

7月も早いもので中旬を過ぎました。

この時期は休暇シーズンで、多くの地元の方が休暇に出かけています。

ウィーンには地元の人が一番少ない時期になるでしょうか。

街中を歩けば、ヨーロッパを始め、世界の色々な国から観光でウィーンに来ている人をたくさん見かけます。

もちろん、日本からも多くの方がウィーンを訪れます。

休暇はドイツ語ではUralub(ウアラウプ)と言いますが、学校などのお休みの場合はFerien(フェーリエン)と呼ばれています。

 

今年は30℃を超えた日が7日ぐらいしかありませんが、4月下旬から一挙に夏が来た感じで、雨が少なく暑い日が多いです。

こちらは日差しは日本よりも強いですが、湿気が少ないので、クーラーがなければやっていられない日本の不快な暑さとは違い、日陰に行くと気温がぐっと下がり、風が通り抜けると心地いい気持ち良さです。

限られた花が咲くこの時期ですが、今日のこの花もとてもポピュラーです。

 

こちらはドイツ語でTrompetenblumen (トロンペーテンブルーメン)、またはKlettertrompeteとかTrompetenwindeなどと呼ばれています。

日本語ではノウゼンカズラです。

学名ではCampsis 、ノウゼンカズラ科のノウゼンカズラ属で、落葉性でつる性です。

 

ノウゼンカズラというと北アメリカ東部が原産で、日本には大正時代末期、ヨーロッパには観賞用として17世紀に入って来たアメリカノウゼンカズラCampsis radicans、そして日本へは平安時代に入って来た中国原産のCampsis grandifloraがよく知られていると思います。

ノウゼンカズラ属のほとんどがノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラそしてそれらの交配種からなるようです。

写真のものはCampsis radicansで、ドイツ語ではAmerikanische Trompetenwindeです。

ここのアメリカノウゼンカズラは本来、もっとたくさんの花を咲かせますが、今年は少ないようです。

 


 

開花時期は7月~9月ですが、6月中旬に咲いているものもあります。

高さは2~5m、場合によってはそれ以上になるものもあり、5cm~8cmぐらいのラッパ状で、オレンジ色から赤までの色がありますが、種類によっては黄色もあり、花びらは5枚です。

こちらは近くで見ると薄い赤とオレンジ色が混ざっているようです。

ノウゼンカズラよりも花径は小さいそうですが、筒は長いです。

葉は20cmを超えるものもありかなり長めで,マイナス20℃ぐらいまでの耐寒性があります。

 

こちらでは庭などに多く植えられていて、非常に人気があります。

写真は2018年7月4日12:30頃、Botanischergartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 231(フサフジウツギ)

今年は雨がとても少なく、かなり乾燥しています。

街中の公園や街路樹に見られる芝生や草は、茶色っぽい所が多くあります。

30℃を超えた日はまだ数えるぐらいしかありませんが、暑い日が多く、4月下旬ぐらいからずっと夏のような気がします。

 

さて、前回はルスティフィナというちょっと特徴的な花を話題にしましたが、今日のこの花もウィーンの街中では多く見られます。

 

こちらはドイツ語で

Sommerflieder (ゾンマーフリーダー) 、Schmetterlingsstrauch (シュメッターリングスシュトラウホ)などと呼ばれています。

学名ではBuddleja davidii 、日本語ではフサフジウツギです。

フジウツギ科でフジウツギ属です。

フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。

"ゾンマーフリーダー"を日本語にして

夏ライラックなんていう名になりそうです。

 

でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。

 


 

原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。

高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。

濃い紫、薄い紫色が非常にポピュラーですが、赤っぽいものやまれに白もあります。

 

ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。

色が綺麗なので遠くからでもすぐにわかります。

こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。

 

1枚目の写真と左上の写真は2018年7月3日18:45頃、MAISSAUでの撮影です。

 

右上の写真はうちの庭に咲いているSommerfliederで、2018年7月1日13:30の撮影です。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 230(ルスティフィナ)

ウィーンは休暇シーズンに突入しました。

こちらは9月から新年度が始まりますので、6月29日の金曜日が学校最後の日で、子供達は成績表をもらって、楽しみにしていたFerien(フェーリエン)という2ヵ月の休みです。

この時期は親御さんも休みをとってバカンスを楽しみます。

ウィーンは年間を通して、地元の人が一番少なくなる時期でしょうか。

逆にヨーロッパから、世界から多くの人がウィーンを訪れますし、もちろん日本からも多くの方がウィーンに来てくれます。

お陰様でいつも忙しいです!

シェーンブルン宮殿も行く度に感じますが、本当に混雑しています。

 

さて、この時期限られた花しか咲いていませんが、今日は特徴的でポピュラーな花を紹介します。

 

こちらの写真に咲いている花が見えますか?

よく見ると細長い赤い花がたくさん咲いています。

 

こちらはドイツ語でEssigbaum

 

 (エッスィヒバウム)

 

学名ではRhus typhina,

 

日本語ではラテン語そのままのルスティフィナで

いいと思います。

ウルシ科のウルシ属です。

 

 

 

原産は北アメリカ東部で、ヨーロッパではすでに17世紀から植えられていたことが確認されています。

 


 

高さは3m~5mぐらいで、開花時期は6月~7月です。

 

葉は30cm~60cm,11枚~31枚あり、花は20cmぐらいの細長い三角錐のような形で、そこには細かくたくさんのブラシのような花を咲かせますが、これは遠くからでは見ることができません。

 

秋になると葉はとても綺麗に紅葉します。

 

 

 

 

このルスティフィナは紅葉が美しいことからこちらでは観賞用として庭などに好まれて植えられています。

 

写真は2018年6月24日 14:15頃、WeinviertelのNexingで撮影しました。

野生で生育しているように見えますが、おそらく誰かがここに植えたと思われます。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 229(ネムノキ)

今年は日中の気温が30℃を超えた日はまだ4日しかありませんが、6月21日までは27℃~30℃ぐらいの暑い日が毎日続いていて、ずっと真夏のようでした。

その日の夜に雷を伴った強い雨が来て、次の日は10℃~15℃ぐらい気温が下がりました。

街中の人の多くは長袖や上着を着ています。

暑いか寒いかという感じで、快適な日が少ないのが残念です。

 

さて、今日はウィーンによく見られるこの時期の花シリーズです。

 

こちらはドイツ語で

Seidenbaum(ザイデンバウム),

学名ではAlbizia julibrissin、

日本語ではネムノキです。

マメ科でネムノキ属の落葉高木です。

ヨーロッパには18世紀に、フィレンツェ出身のAlbizziによってもたらされましたので、彼の名が学名になっています。日本では本州から沖縄にかけて見られるそうで、四国、九州などで自生しているのもあります。

またイランから東中国にかけても広く分布しています。

 

 
ネムノキ属は熱帯地域に150種類ほど分布しているそうですが、特にこのネムノキは耐寒性があり、温帯地域でも広く栽培され、-15℃ぐらいまで大丈夫だそうです。

 

高さは6m~10mぐらいになりま、芽吹くのは比較的遅いですが、他の木と比べると成長は速いです。

幹はほぼ真っすぐですが、そこから上はかなりランダムに枝分かれして個性あるシルエットになります。

そのため葉の部分は広がっているのもあれば狭いものもあります。

日当たりのいい所に多く植えられています。

 


 

開花時期は6月~8月で、薄い紅色の花が枝先に10数個集まって咲きます。長く伸びた糸状のものは雄しべです。

桃のような甘い香りがします。

 

葉は20cm~30cmとかなり長く、オジギソウの葉によく似ています。

オジギソウは触ると葉を閉じますが、ネムノキは夜になると自ら葉を閉じます。

そこからネムノキと言われています。

花が咲いた後には7cm~12cmぐらいの豆果をつけます。

 

こちらでは観賞用としてよく植えられています。

写真は2018年6月19日 8:15頃、家のそばで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 228(ユッカ)

今年のウィーンは日中の気温が30℃に達した日は少ないですが、27℃~30℃ぐらいの暑い日が続いています。

さらに湿気が多く、ウィーンの本来カラッとした気候が懐かしく感じます。

毎日のようにオーストリアのどこかでは、Gewitterと呼ばれる雷を伴った局地的に強い雨が観測されています。

ウィーンでも雨が降る所と、降らない所があります。

 

さて、この時期は咲いている花も少なくなり、緑が多くなっているウィーンですが、前回はモクゲンジを話題にしましたが、今日のこの花はモクゲンジのように高くはありませんがやはりよく見られる花です。

 

こちらはドイツ語で

Palmlilien(パルムリーリエン)とか

Yucca (ユッカ)、

学名でもYucca,

日本ではユッカとかイトランと呼ばれています。

リュウゼツラン科、イトラン属で、常緑の植物で多年生です。

 

原産は北米といわれ、砂漠気候区分に属する乾燥した地域に多く見られます。

イトラン属は49種あるそうで、中米から北米にかけて多く自生しています。

17~18世紀に原産地から各地に移植され、開発されました。

 

 

 


 

髙さは1.5m~2mぐらいで、とてもたくさんの遠くから見ると釣鐘状のような花を咲かせます。

花の色はクリームのような白です。

葉は剣のように真っすぐ立ち上がっていて、厚みがあります。

イトランという名称は、葉から白い繊維が糸状に出てくる特徴があり、それが由来とされています。

耐暑性や耐寒性があり、水をあまり必要としませんが、でもしっかり水をあげれば高く豊かに成長します。

 

こちらでは観賞用として、庭、公園などに多く見られます。

 

写真は2018年6月9日10:20頃、市立公園での撮影です。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 227(モクゲンジ)

今年はボダイジュアメリカキササゲといったこの時期に多く見られる花がかなり早く咲いています。

3月が10℃に達しない中途半端に寒い日が多かったことで、3月~4月中旬ぐらいによく見られる花の咲き始めはちょっと遅かったような気がします。

しかし、その後は逆に多くの花が例年よりも早く咲き始めました。

今年のウィーンは湿気が多く、太陽が高くなっていくとそれをもっと感じます。

 

さて、ウィーンの街は咲いている花がかなり少なくなってきましたが、今日のこの花はその中で特に目立ちます。

 

こちらはドイツ語では

Blasenesche(ブラーゼンエッシェ)とかBlasenbaum (ブラーゼンバウム)とも呼ばれ、

学名でKoelreuteria paniculata、

日本語ではモクゲンジです。

ムクロジ科のモクゲンジ属で、落葉高木です。

 

原産は南東アジアで、おそらく中国かもしれませんが、日本でも日本海側に見られるそうです。

背丈も高く、黄色い花をたくさん咲かせるので、遠くから見てもハッキリわかり、この咲いている花が限られている時期で、かなりの存在感を示しています。

こちらは2018年5月31日 8:10頃、ウィーン1区、Schmerlingplatzで撮影しました。

5月31日にモクゲンジがもう満開です。

 

 


 

開花時期は6月中旬~7月で、花は1cmぐらいの幅で50cmぐらいの円錐状に黄色い花をたくさんつけます。

高さは15mぐらいまでで遠くからでも十分目立ち、ものによっては枝が横の方に伸びているのもあり、全体で見える形は不揃いであることが多いです。

葉は20~35cmぐらいでしょうか。


花が咲いた後には、袋のような実がたくさん見られます。

モクゲンジは中央ヨーロッパに1750年に原産地から入って来ました。

本来暖かい気候に適しているにも関わらず、こちらヨーロッパの冬にも十分耐えられます。

ムクロジ科は2000種類以上あるようですが、このモクゲンジだけが唯一中央ヨーロッパで観賞用として用いられています。

 

ウィーンの街中ではこのモクゲンジが観賞用として広場、公園、街路樹など多くの所で見ることができます。

 

左上の写真は2018年5月31日 8:55にKarlsplatzのマクドナルドのテラスで、

右上は同じく2018年5月31日9:20頃Schweizergartenで撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 226(アメリカキササゲ)

毎日夏のように暑いウィーンです。

いや、実際は夏です。

でも昨日は久しぶりに朝から曇った感じで、湿気はかなり感じましたがちょっと涼しく感じました。

でもシェーンブルン宮殿の中はいつもよりもかんり湿気があったと思います。

今年は春があってなかったような印象です。

3月は10℃に達しない中途半端に寒く感じる日が多く、植物などを見るとその時期は若干遅めに咲いたような気がしますが、4月中旬ぐらいからは逆にいつもよりも早く花が咲き始めました。

毎日のようにウィーンの街中を歩いたり、バスで観光していると同じ場所を頻繁に通りますね。

え、これがもうここでは咲いているの?・・・去年と比べるとかなり早いな~なんていうことが見えてきます。

ウィーンも広い街ですから、中心では咲いていても、ちょっと離れるとまだつぼみが多いこともよくあります。

 

今日はこの時期によく見られる印象的な花です。

 

 

こちらはドイツ語で

Trompetenbaum

(トロンペーテンバウム),

学名ではCatalpa bignonioides,

日本ではアメリカキササゲ

(アメリカ木大角豆)です。

 

ノウゼンカズラ科のキササゲ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカの南東で、ヨーロッパには18世紀の前半1726年にイギリスの自然歴史家のMark Catesbyよってもたらされました。

日本には明治時代末期に入って来たそうです。

 

乳白色の白い特徴的な形の花をたくさん咲かせ、背丈もかなり高くなることから遠くからでもよく目立ちます。

ドイツ語の名前である"Trompeten"はトランペットという意味で、花がラッパの形のような釣鐘状になっています。

また実である細長い莢(さや)がぶら下がっているのも特徴です。

 

 


 

開花時期は6月~7月で、何となくマロニエを思わせるかのように、垂直上に3cm~5cmぐらいの釣鐘型の白い花をたくさん咲かせます。

でも近くで見るとわかりますが、色合いは白のマロニエのようですが、マロニエとは全く違う形をしています。全体の高さ20mぐらいまでになり、葉は10cm~20cmで幅が広いハート型です。

近縁種のキササゲよりこちらの方が花が大きく、美しいと思います。

花弁の内側には黄色のすじと紫色の斑点があります。

葉、樹皮、果実は薬用にも利用されます。

 

1枚目と左上の写真は2018年5月31日9:20頃、Schweizergartenでの撮影です。

右上の写真は2018年6月9日8:20頃、ウィーン西駅界隈のLangauergasseで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 225(ボダイジュ)

ウィーンは日に日に観光客の皆さんが増えています。

これは日本の皆さんだけでなく、国際色豊かであり、ケルントナー通りをちょっとでも歩けば多くの観光客の皆さんが地元人と並んで歩いています。

特にシェーンブルン宮殿は常に混雑していて、予約時間を変更するのが今年はかなり大変です。

個人のお客様であれば当日その場でも簡単に予約を取れるのですが、団体ツアーの場合は事前予約が入っているわけですが、理想的な時間が取れない場合が今年は多く見られます。

かなりの観光の皆さんが訪れていることが明らかです。

 

さて、6月に入っても相変わらず暑い日が多く、ずっと夏が続いているようです。

今年は4月~6月に咲く花の咲き始めが早いですね。

今日はウィーンの3大街路樹のひとつであるボダイジュをお届けします。

 

ドイツ語では、Linde (リンデ), 学名ではTilia です。

シナノキ科のシナノキ属で、落葉高木です。

 

ボダイジュは45種類ぐらいあるそうですが、

Sommer Linde (ナツボダイジュ)・・・Tilia platyphyllos

Winter Linde (フユボダイジュ)・・・Tilia cordata

Silber Linde  (ギンヨウボダイジュ)・・・Tilia tomentosa

などがよく見られます。

ナツボダイジュはセイヨウボダイジュとも言われています。

 

ボダイジュは中国が原産ですが、ナツボダイジュはヨーロッパ中央、南部が原産で、フユボダイジュも同じくヨーロッパ原産です。

 


 

開花時期は6月で、高さは15m~40mぐらいで花の色は黄色っぽい白でいい香りです。

葉はハート型をしていて7cm~12cmぐらいでしょうか。

薄い緑の細長い葉が出てそこから実のようなつぼみが出てそれが開いて黄色っぽい細かい花がたくさん咲きます。

細長い葉と書きましたが、実際には細長い葉から実までの部分がボダイジュの「花」となっています。

遠くから見ると緑と黄色の2色が混ざったように見えます。

 

ナツボダイジュとフユボダイジュの違いのひとつは、花を咲かせる実の数が違っていて、

夏ボダイジュは一枚から2~6個、冬ボダイジュは4~12個あります。

 

写真は2018年5月26日10:15頃、ベルヴェデーレ宮殿で撮影したものです。

実の数から言っておそらくフユボダイジュか、セイヨウシナノキでしょうか。

セイヨウシナノキはドイツ語ではHolländische Linde・・・学名でTilia × europaeaと呼ばれ、ナツボダイジュとフユボダイジュの自然交配種で、ヨーロッパでは古くから植えられていて、街路樹や公園などに多く見られます。

 

 

 

 

 

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Blumenkatze(花のねこ)2018年

ウィーンは毎日30℃近くの暑い日が続いています。

温暖化のせいもあり、ウィーンらしくない湿気を多く感じる日が増えていると思います。

日本のジト~っとする暑さを思い出しますね。

春が中途半端でいきなり夏になったような気候です。

仕事柄大型バスで観光することが多く、ガイド席に直射日光が当たると物凄く暑く感じます。

日差しが年々強くなっているように感じるのは気のせいでしょうか。

 

さて、今日はおよそ2年ぶりに花のねこを紹介します。

この時期の花のねこはどうなっていたでしょうか?

 

 

この花のねこはBlumenkatze(ブルーメンカッツェ)と呼ばれていますが、正式にはPRASKATZ (プラスカッツ)といいます。

この素敵な花のねこがある場所は、PRASKAC  Pflanzenland  Tulln(プラスカス プフランツェンラント)地元で有名なガーデンショップです。

場所はウィーンから約40km離れたTulln(トゥルン)にあります。

ちなみにこの街はエゴン・シーレが生まれた街です。

 

植物庭園的なこのショップはTullnの中心から離れた一角にあり、15.000m²の店の広さ、2500以上の様々な植物を栽培し、その場でもちろん購入できますし、カタログ購入も可能です。

植物だけでなく、ガーデニング関係の物や石、灯篭、庭に置く椅子やテーブルなども販売しています。

うちはここの常連で、よく出かけます。

 

 

PRASKAC はこの花のねこを最初から作る計画をしていました。

当初は紙でプランを考え、その後に合計12トンにもおよぶ鋼鉄をねこのフォームに組み立てました。

高さ約9mの骨組みに、12.000の花を飾り、猫の形を形成しています。

この猫のデザインに地元子供達の募集が行われ、100のアイデアを参考にして生まれたそうです。

たくさんの花が飾られているわけですが、もちろんその花が必要な水が与えられるように水まわりも中に設置されています。

2008年5月22日に低部オーストリア州の州知事立会いのもと序幕セレモニーが行われ、大変な賑わいでした。

 

この花のねこの骨組みは変わりませんが、ここに飾られる花や色が毎年違います。

こんなに大きな花のねこは他ではまず見ることができません。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 224(マルバウツギ)

ここ数日はかなり湿気がある暑い日がずっと続いています。

ウィーンは本来カラッとした湿気が少ない気候なので、それに慣れていますとこのような暑さは不快に感じます。

それでも日本からのお客様は、日本から比べれば快適ですよ・・・と多くの方が言われますが、日本のジト~っとした湿気がある暑さはこっちの気候に慣れていまうと耐え難いものがあります。

 

今年は4月の中旬ぐらいからは例年よりも花が少し早く咲き始めました。

逆に3月は10℃に達しない中途半端に寒い日が多かったので、花の咲き始めが若干遅いと思いました。

さて、前回はこの時期ウィーンの色々な場所に見られるセイヨウバイカウツギについて書きましたが、今日の花も別のウツギでやはり色々な場所に見られます。

 

こちらはドイツ語では

Raue Deutzie、

学名ではDeutzia scabra、

日本語ではマルバウツギとかツクシウツギと呼ばれています。

アジサイ科、ウツギ属の落葉低木です。

原産は日本の本州の西側、九州、四国です。

こに見られるマルバウツギには学名を始めとしたInfoの札が付けられていて、そこには"Japan Riukiu Inseln"と書かれています。

琉球諸島原産ということになります。

 


 

開花時期は5月~6月で、白くて細かい特徴的な形をした花が密集して咲きますので、遠くからでもよくわかります。

花の先は細かく立つように咲きます。

日本でのマルバウツギとは学名がいっしょでもちょっと違うように見えます。

 

花の咲く部分は6cm~12cmぐらいでしょうか。

花ひとつは1.5cm~2cmぐらいの幅です。

全体的な高さは2.5m~3mぐらいでしょうか。

学名の"scabra"はドイツ語では"rau"(=rauh)とか"krätzig"で、ザラザラした、ガリガリした・・・なんて意味があります。

こちらでは観賞用として庭や公園などによく植えられています。

 

写真は2018年5月26日10:20頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 223(セイヨウバイカウツギ)

日中の気温が30℃に達しないぐらいの暑い日が多いです。

日差しが強いですから、太陽の下にいると20℃ちょっとでもかなり暑く感じます。

朝、夕はとても気持ちよく爽やかです。

夕と言っても今は日が長く、21:00ぐらいでもまだ少し明るいですから、日が沈まないうちは暑く感じますね。

 

さて、色々な花が咲いていましたが、5月も終わりになると咲いている花もかなり限られて来ます。

その代わり、ウィーンの街はより緑が多くなります。

今日はこの時期に多くの場所で見られる花をお届けします。

 

こちらはドイツ語で、Pfeifenstrauch

(プファイフェンシュトラウホ)、

学名でPhiladelphus coronarius,

日本ではおそらくバイカウツギとか

サツマウツギと呼ばれています。

 

アジサイ科のバイカウツギ属で、落葉性低木です。

 

原産は南東ヨーロッパやイタリアで、日本でも本州~九州の山地で自生しているということです。

バイカウツギを漢字で書くと

「梅花空木」で、花の形が梅に似ているということからだそうです。

 

日本に見られるのはおそらくPhiladelphus satsumi で、こちらで見られるのは

"Europäischer Pfeifenstrauch"とか"Gewöhnlicher Pfeifenstrauch"と呼ばれていますので、セイヨウバイカウツギとなるでしょうか。

 


 

開花時期は5月~6月で、高さは1m~3mぐらいになります。

1枚目の写真も人間よりはかなり高いものです。

梅の花に似たようですが、花弁は4枚で、直径3cm~4cmぐらいの白い花を咲かせます。

葉は4cm~8cmぐらいで対称的です。

写真に見られるように多くの花を咲かせますので遠くからでもよく目立ちます。

 

観賞用として庭や公園にたくさん植えられています。

野生のものはまれです。

大量の白い花を咲かせるため、とにかく目立ちます。

何といっても夕方に強い香りを出すのが特徴で、そこからこちらでは「ニセジャスミン」

Falscher Jasminとも言われています。

 

写真は2018年5月18日9:45頃Schillerparkで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 222(ヒナゲシ)

今年のこの時期は雨が少なめで、風が強い日も多く、かなり乾燥しています

5月は3日だけ日中の気温が20℃を下回りましたが、後はずっと25℃前後のそれなりに暑い日が多いです。

去年から今年にかけての冬はかなり暖かった気がしますが、3月は10℃を超えない中途半端に寒い日が多かったので、花の咲き方が若干遅れたような印象でしたが、4月終わり頃からは逆に、それからの花はかなり例年よりも早めに咲き始めたようです。

 

さて、今日のこの花も至る所に無数に見られます。

 

こちらはドイツ語で

Klatschmohn(クラッチュモーン)、学名でPapaver rhoeas、

日本語ではヒナゲシとかグビジンソウとも呼ばれています。

 

ケシ科、ケシ属の一年草です。

原産はハッキリわかっていないという説もあるようですが、南、中央ヨーロッパというのが一般的です。

日本へは桃山時代に中国を経由して入って来たそうです。

 

ちなみに"ケシ"の実から採取される果汁を乾燥させるとアヘン・・・麻薬です。

これはOpium poppyで、こちらでいっぱい咲いているヒナゲシとは違います。Opium poppyはあへん法により栽培が原則的に禁止されています。

 


 

開花時期は5月~7月で、高さ30cm~80cmぐらいです。

花の色はオレンジの濃い色、朱色、赤で、生育している環境によって、色の度合いが違いますが、野生のKlatschmohnはこの色しかありません。

園芸品種では、白やピンクなどもあります。

花の直径は5cm~10㎝が一般的でしょうか。

和紙で作った造花のように見える特徴があります。

 

こちらでは郊外の自然の野原とか、草原、高速道路沿いなどに多く見られ、まとまって生えてる場合や、一本だけポツンと生えている場合と様々です。

 

写真は2018年5月16日17:15頃、Euro Vero9でサイクリングの途中で撮影しました。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 221(セイヨウニワトコ)

6月の夏至に向かって日がどんどん長くなっているウィーンです。

夜21:00ぐらいでも明るいですから、開放的なこの時期です。

観光していてもとても気持ちいいです。

 

さて、早いもので5月も後半になり、春に咲き始めた花の多くの咲がき終わり、マロニエなどは実がなり始めています。

それでもこの時期に見られる花はまだたくさんあります。

今日はウィーンの街中を始め、色々な所に見られる花です。

 

 

こちらはドイツ語で

Holunder (ホルンダ―)、

学名ではSambucus nirga,

日本語ではセイヨウニワトコとかエルダーとも言われています。

スイカズラ科のニワトコ属で落葉低木です。

 

こちらでは一般的にHolunderと呼ばれていますが、厳密には

Schwarzer Holunder

 (シュヴァルツァー ホルンダ―)と専門書などには紹介されています。

これは花が咲いた後になる実が黒いことから来ています。

 

Holunderは種類がいくつかあり、黒いSchwarzerに対して、赤い実がなるRoter Holunderも知られています。

 

 


 

開花時期は5月~6月で、全体的に薄い直径10cm~20cmぐらいの円状で、その中にたくさんの3mm~8mm程度の小さいクリーム色の白い花を咲かせます。

 

非常に甘い香りを放ち、ジュースやハーブティーなどに用いられ、スーパーにはHolunderのジュースが売られています。

高さは3m~7mぐらい、ものによっては9mぐらいにもなり、かなり高くなります。

幹がかなり太くなるものもあり、いわゆる"木"も多くあります。

 

ニワトコの実は新石器時代から人々に集められていましたし、薬用植物として呼吸器官系や解熱に効くとされています。

またゲルマン民族からの習慣で、いわゆる悪霊を遠ざける意味もあり、聖なる木としての意味もあります。

 

標高1200mぐらいまでに見られ、この時期自然の中、公園、庭などにとにかく多く見られます。

 

写真は2018年5月16日16:45頃、サイクリングコースEuro Vero9で撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 220(Maiglöckchen・・・ドイツスズラン)

今年の4月から5月の始めにかけてはかなり乾燥していました。

冬があまり寒くなかったということにも関係があるのでしょうか。

それでも局地的な雷を伴った強い雨が降ることがよくあります。

先日キリスト昇天祭の5月10日の休日にちょっと遠出をしてきましたが、ウィーンに帰る途中は雷を伴った激しい夕立に遭遇した所も通れば、雨も降っていない所もありと、かなり雲の動きが複雑でした。

 

さて、今日は地元ではこれを間違えて食べてしまって、死亡することがよく報告されているポピュラーな花を紹介します。

 

間違えて食べてしまって、死亡する・・・と言えば誰もが知っているこの花は

ドイツ語ではMaiglöckchen、

学名でConvallaria majalis、

日本語ではドイツスズランです。

ユリ科、スズラン属でで多年草です。

 

スズランと言えば、北海道を代表する花として知られていますが、園芸用としてはこのドイツスズランがよく庭などに植えられます。

スズランに比べてドイツスズランは葉が多く、葉の色も濃くて光沢があり、香気が強いのが特徴です。

 

 


 

原産地はヨーロッパで、開花時期は5月~6月です。

高さは10㎝~30㎝ぐらいでしょうか。

花の色は白で、4mm~2㎝ぐらいでしょうか。

葉の脇から上に向けてたくさんの釣鐘形の花が咲きます。

 

葉は2枚~3枚で、4㎝~30㎝ぐらい、地下茎から直接生えています。

この地下茎は長いもので50㎝ぐらいのものもあるようです。

 

この花は毒性が特に強いことで知られていて、前述したように間違えて食べてしまっての死亡例が毎年新聞などに掲載されています。

何と間違えるかいうとラムソンです。

遠くから見ると葉が非常によく似ています。

でも、時期が違うことと、近くで見れば違いがわかること、匂いが違うことなどすぐ見分けられます。

学名のmajalis は「5月に咲く」という意味だそうです。

 

 

写真は2018年5月10日13:45頃、Blockheideで撮影し、野生で咲いていたものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 219(コルクウィッチア)

去年から今年にかけての冬は2月25日から6日間だけ日中の気温がマイナスになっただけの振り返れば暖かい冬でした。

地球温暖化の影響が明らかに感じられ、ウィーンは以前のような厳しい冬の寒さはあまりないような気がします。

春になってからも春らしかったのはほんの少しの期間で、すぐに夏になってしまったようです。

4月終わりから日中の気温が25℃前後で、暑い日が続いています。

3月は10℃に達しない中途半端な寒さが多かったこともあり、花の咲き方が若干遅れた印象がありましたが、このような夏のような暑さが続き、逆にそれ以降に咲く花は咲き始めが早くなっている気がします。

 

さて、今日の花もウィーンの街中でよく見られます。

 

こちらはドイツ語でKolkwitzie

(コルクヴィッツィエ)、

学名ではKolkwitzia amabilis,

日本ではショウキウツギとか

アケボノウツギ、そのまま学名で

コルクウィッチアです。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属で、落葉小高木です。

一属一種で原産は中国で、かなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

コルクウィッチアはたいてい多くの花が密集して咲いているので、遠くからでもよく目立ちます。

 

 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで

葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいでしょうか。

高さは2~3mほどです。

 

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

 

写真は2018年5月5日10:45頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 218(キバナフジ)

一昨日の火曜日は久しぶりに雨が降りました。

と言っても、午前、午後はいい天気でしたが、16:00過ぎ頃から降り始めました。

天気予報の通り、暗い雲が押し寄せて来て、空気の匂いも雨がもうすぐ来るだろうな・・・ということを感じさせました。

5月2日も同じように一時的に強い雨が降りました。

 

この時期の観光は本当に気持ちいいです。

街中を歩いていても、通りの中を適度な風が吹き抜けて行き、緑が多くなったこの時期のウィーンの香りです。

 

さて、今日も色々な場所に見られる花をお届けします。

 

こちらはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

 

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

 

マメ科のキングサリ属です。

 

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので "黄金の雨"なんていう直訳です。

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

 

 


 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

この写真のキバナフジは2018年5月5日11:00頃Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 217(ニセアカシア)

ウィーンはずっと晴天が続いています。

日中の気温が25℃前後で、豊かな緑の街中を適度の風が吹き抜けて本当に気持ちいいです。

公園でのんびりくつろいでいる人の姿が多く見られます。

こちらは日本よりも日差しが強いですから、気温は20℃そこそこでも太陽の下にいればかなりう暑く感じます。

その反面、日陰に行くと快適です。

 

さて、今日はウィーンで至る所に見られる花をお届けします。

 

これはドイツ語で

Gewöhnliche Robinie

(ゲヴェーンリヒェ・ロビーニエ)、

学名でRobinia pseudoacacia

日本語ではニセアカシアです。

ハリエンジュとも呼ばれているでしょうか。

 

マメ科のハリエンジュ属で、落葉高木です。

 

原産は北アメリカ東部で、日本には明治5年に渡来しました。

 

ヨーロッパを始め、色々な所に移植されて野生化しているものも多く見られます。

 

高さは25mぐらいになり、開花時期は5月~6月です。

白い花がとにかくたくさんぶら下がっていて、フジのように見えます。

 

右のニセアカシアは2018年5月5日18:00頃、Stammersdorfer Kellergasseで撮影しました。

 

 

 


 

花全体の大きさは15cm~20cmぐらいでしょうか。

ひとつの花は2cmぐらいでいい香りを放ちます。

 

葉は3cmぐらいの大きさで、楕円形をしていて、鳥の羽のように左右にいくつも並んでいるので、花が咲いてなくてもそれとわかります。

花が咲いた後に、5つぶほどの豆が入った5cm~15cmぐらいの長さの鞘(さや)がぶらさがります。

 

ニセアカシアはウィーンを始め、オーストリアの色々な所で見ることができ、街路樹として

 

植えられていたり、山地で野生化しているものもたくさんあります。

 

上2枚の写真は2018年5月5日10:40分頃、Botanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 216(マロニエ)

ウィーンの街は豊かな緑に囲まれています。

"森の都"・・・とうい形容が相応しいです。

観光中によく「ウィーンの森はどこでしょうか?」という御質問がありますが、街中に豊かな緑があっても、ウィーンの森はウィーンを外側から囲んでいるので、どこからでも見えるわけではありません。

 

豊かな緑の中に、この時期はたくさんの花が咲いています。

花は季節を感じさせてくれますので、このコーナーではウィーンによく見られる様々な花を話題にしています。

今日は誰でも知っているウィーンのどこでも見られる花をお届けします。

 


 

こちらはドイツ語でGewöhnliche Rosskastanie、

学名ではAesculus hippocastanum、

日本語ではマロニエ、セイヨウトチノキとも言われている大型の落葉樹です。

トチノキ科、トチノキ属です。

 

ウィーンではオーソドックスな白のマロニエもあれば赤のマロニエも多くあり、この白と赤のコントラストがとても素敵です。

 


 

原産はバルカン半島と言われ、中央ヨーロッパに非常に多く分布しています。

ウィーンの街にも至る所に見られ、並木道などでも素敵な演出をしてくれます。

 

開花時期は4月中旬~5月、高さは30mを超えるものもあり、樹齢は300年を超えることもあるそうです。

7cm~20cmぐらい葉柄(ようへい)を持ち、二等辺三角形状に多くの花を咲かせます。

花が咲いている部分の長さは10cm~30cmぐらいでしょうか。

花の数は20~50ぐらいで、小花です。

 

赤のマロニエは学名では、Aesculus x carnea で、北アメリカ原産のアカバナトチノキと通常の白のセイヨウトチノキをかけ合せたもので、ベニバナトチノキとも呼ばれています。

 

マロニエの花が咲き始めると花弁には黄色の斑点が見られますが、受粉が終わるとその斑点は赤色に変わります。

 

写真は2018年5月3日 8:45頃、シェーンブルン宮殿で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 215(エドノウワミズザクラ)

昨日は夜、雷を伴った激しい雨が一時的に降りました。

久しぶりの雨でしたが、予報ではまだまだ日中夏のようないい天気が続きそうです。

5月に入り、ウィーンはすっかり緑に囲まれました。

"森の都"とも言われているウィーンの街を歩けば緑がが多いことがすぐにわかります。

リンク道路沿いには5つも大きな公園がありますので、歩き疲れたらちょっと公園で休んで下さい。

荘厳な建造物はウィーンの豊かな緑に見事に調和しています。

 

もう咲き終わった花も多くありますが、これから咲く花もたくさんあります。

今日はこちらでよく見られるサクラ系の花をちょっとお届けします。

 

こちらはドイツ語で

Gewöhnliche Traubenkirsche

(ゲヴェーンリヒェ 

     トラウベンキルシェ)、

学名ではPrunus padus L.,

日本語ではエゾノウワミズザクラです。

漢字で書くと"蝦夷の上溝桜" です。

 

落葉性の低木でバラ科のサクラ属で、ヨーロッパ北部やアジア北部に自生するサクラの一種です。

日本では北海道や青森県に見られるようですが、青森県で見つかったのは最近だそうです。

 

この写真だと日差しが強いこともあって、ちょっと分かりにくいと思いますが、全体的に細長く白い花がたくさん咲いています。

 

サクラ系は必ず"Prunus"です。遠くから見るとサクラのように見えるベニバスモモPrunus cerasiferaですね。

 

 

 


 

開花時期は4月~5月で、枝先にブラシのように20~40のたくさんの白い花をつけます。

花弁は5枚で、2cmぐらいの大きさでしょうか。

花の真ん中は緑色をしています。

 高さは10m~15mぐらいです。

葉は卵のような形をしていて、互い違いに生えます。長さは5cm~9cmぐらいで、幅は3cm~7cmぐらいでしょうか。

 

エゾノウワミズザクラは平地や山地に見られますが、こちらでは公園や街路樹などにも多く植えられていて、うちのすぐ目の前の通りにも数本植えられています。

 

写真は全て2018年4月19日17:15頃 マルヒフェルト運河で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 214(アカバナサンザシ)

早いもので今日から5月です。

春と言うよりも夏のような陽気になっているウィーンです。

観光していてもとても気持ちいいですが、直射日光の下だと日差しが強いですね。

梅雨もなく湿気が少ないですから、日陰に行くと気持ちいいです。

 

さて、今日は毎年この時期に見られ、必ず多くの皆様から御質問が出るシェーンブルン宮殿に見られる花です。

 

ドイツ語では、Rotdorn(ロートドルン)、

学名でCrataegus laevigata ‚Paul’s Scarlet‘ + Punicea + Punicea Flore Pleno、

日本語ではセイヨウサンザシとかアカバナサンザシと呼んでいいと思います。

バラ科のサンザシ属です。

 

ヨーロッパから北アフリカにかけての標高1000mぐらいまでの所に見られ、ローム土壌(粘土質の高い土壌)を好みます。

 

セイヨウサンザシはかなり深く根づき、低木もあれば、10mぐらいまでの高い木もあります。

自然の中で多く見られるのはたいていWeißdorn (Crataegus laevigata) 、ドイツ語でヴァイスドルン・・・白い花のサンザシです。

 

こちらは2018年4月25日10:40頃の撮影です。

 

 

 

開花時期は通常5~6月で、一重咲き、八重咲きで、濃いピンク色ですが、桃色、紅色もあります。

小さいピンク色の花がまとまっていくつも咲いていて、そのかたまりがたくさんあります。

拡大した写真を見るとそのかたまりはアジサイのような雰囲気ですが、アジサイよりも遥かに小さく、それぞれの花が細かいです。

アカバナサンザシの多くはこちらでは観賞用として人気があり、散歩をしていると庭や公園に多く植えられているのがわかります。

 

シェーンブルン宮殿の黄色、空の青、そしてこのアカバナサンザシの濃いピンクの3色はとてもよく調和していてこの時期にしか見ることができないものです。

 

こちらは2018年4月25日 09:15頃に撮影したものです。

 

 


 

こちらはうちの庭に咲いているアカバナサンザシです。

うちのアカバナサンザシは年々、花が多くなっていて、背丈もかなり高くなっています。

2018年4月30日 19:15頃撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 213(ライラック)

ウィーンはここ数日日中の気温は30℃近くまで上がり、真夏のような暑さです。

春が来たかと思えば、突然夏になったような感じで、ちょうどいい気候というのがどうも少ない気がします。

街中の空気は本当に夏のようで開放的ですが、自然を見たら春ですね。

緑が日に日に多くなり、色々な花が咲き始めています。

今年の冬は寒くなかったわりには、花の咲き始めが若干遅いような気がしました。

 

さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花です。

 

こちらはドイツ語ではFlieder (フリーダー)、

学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

 

こちらはシェーンブルン宮殿庭園に咲いているもので、2018年4月21日8:40頃の撮影です。

 


 

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

上の写真は紫のライラックと白のライラックです。

 

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、白のライラックを好きな方も多いです。

こちらは2018年4月19日 10:15頃 ベルヴェデーレ宮殿で撮影しました。

 

 

上の写真はうちの庭に咲いているライラックです。

今年はとても数多く咲きました。

 

2018年4月24日12:00頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 212(モクレン)

ウィーンの街は森の都と言われている通り、ヨーロッパの街では街の広さに対し、緑の比率が最も高い街です。

リンク道路、公園、街路樹・・・緑がどんどん増えて行きます。

日中は十分半袖で過ごせるぐらい陽気が暖かくなり、観光していても心が軽くなり、街中を歩くだけで楽しいですね。

カフェやレストランのテラスには多くの人が座ってくつろぎ、公園では芝生に寝転がっている人も多く、春の陽気を楽しんでいます。

新緑が見られるウィーンの街はまた素敵です。

 

今日もウィーンで多く見られるポピュラーな花をお届けします。

 

 

ドイツ語ではMagnolie(マグノーリエ)

学名ではMagnoliaです。

モクレン科のモクレン属です。

 

モクレンはたくさんの種類がありますが、これはおそらくドイツ語でTulpen-Magnolie,

学名でMagnolia x soulangiana、

日本語ではマグノリア・スーランジアナです。

(おそらくですが・・・)

 

マグノーリア・スーランジアナは、中国産のハクモクレン(Magnolia denudata)と東アジア産のモクレン(Magnolia liliiflora)交配種で、1820年に生まれました。

 

開花時期は4月~5月で、花の色は前述した両種の中間色のピンクが基本ですが、白が強かったり、逆に紫が強いものまであり様々です。

 

葉は12cm~20cmぐらいの長さで幅6cmぐらいと大きめです。

高さは6mを超えるものもあり、花が咲いた時には堂々とした存在感を与えます。

 

 

こちらはウィーン市立公園STADTGARTENDIREKTIONに植えられているもので、これだけ大きいものは花が咲くと行き交人々を立ち止まらせて圧倒します。

毎年このモクレンの写真を撮っている人を何人も見かけます。

 

1枚目と合わせて2018年4月13日10;20頃撮影しました。

 

 


 

こちらはカールス教会前のResselparkにで咲いているモクレンです。

2018年4月14日 8:00頃の撮影です。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 211(レンギョウ)

ウィーンの街も新緑が多く見られるようになりました。

もう何回も書いてますが、今年の冬はそんなに寒くなかったのですが、日中10℃に達しない中途半端に寒さを感じる日が多くありましたから、若干花の咲き始めが遅いような気がします。

もっともウィーンは広い街ですから、場所によってはもう満開の花あれば、これから咲き始める花もあります。

街中はもうこれがこんなに咲いているのに、うちの庭にあるものはまだだな・・・ということもしょっちゅうあります。

開花時期はある程度決まっていますが、生育している場所の環境の違いなども影響しますね。

 

さて、今日もウィーンの至る所に見られるポピュラーな花です。

 

こちらはドイツ語では

Forsythie (フォルスィティエ),

Goldglöckchen

 (ゴルトグレックヒェン)

と呼ばれています。

 

学名ではForsythia、特にこちらで頻繁に見られるのは

Forsythia × intermediaでしょうか。日本語ではレンギョウです。

モクセイ科レンギョウ属の樹木です。

この場合はアイノコレンギョウと言ってもいいかもしれません。

 

 

 

開花時期は3月~4月で、花は4cmぐらいまで、花びらが4枚ありかなり濃い黄色です。

原産は中国で、日本には300年ほど前に薬用として入って来たようです。

 

写真で見られるようにかなり密集して上に向かって伸びて行き、高さは2~5mぐらいになります。

レンギョウ属の原種はアジアに6種とヨーロッパに1種、また園芸用に交配された雑種もあるそうです。

 

この時期の春を告げる花として、街中の公園、道路沿い、庭など、多く植えられていて至る所に見ることができます。

 

写真は2枚共、2018年4月13日10:30頃 市立公園で撮影しました。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 210(ベニバスモモ)

今年は4月1日が復活祭でした。

イエス・キリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝っているという空気の方が強く感じます。

そういう意味ではカレンダー的にちょうどたいいタイミングでした。

その後気温も上がり始め、急に春になりました。

日中の気温が25℃ぐらいに達する日もあり、まるで初夏のような陽気で、半袖でちょうどいいぐらいです。

街中はどんどん緑が増えて行き、同時にたんさんの花が咲き始めています。

植物は本当に季節を感じさせてくれますね。

 

さて、今日もウィーンで色々な所に見られる花を話題にしましょう。

 

こちらはドイツ語では一般的にBlutpflaume

(ブルートプフラウメ)、

学名でPrunus cerasifera、

日本語では紅葉スモモ(ベニバスモモ)です。

バラ科のサクラ属です。

 

BlutpflaumeはKirschpflaume (Prunus cerasifera)の葉が赤いものを指し、Kirschpflaumeとの交配から生まれたもので、Blutpflaumeと呼ばれているほとんどがPrunus cerasifera 'Nigra'に属するそうです。

Kirschpflaume はチェリー・プラムとかミロバランスモモとも呼ばれています。

Kirschpflaumeはケルト人達にすでに知られていました。

Kirschpflaume自体の原産はバルカンや中央アジアで、5~8mぐらいの高さです。

 

日本には古い時代に中国から来たそうですが、日本ではここまでピンク色になるものはおそらくないそうです。

(自分で調べたわけではないので自信がありませんが・・・)

 

開花時期は3月~4月初めでサクラよりも10日程早く開花し、サクラよりも小さめの花です。

 

花の大きさは1cm~2cmぐらいでしょうか。

高さは15mぐらいにまでになるものもあります。

花と一緒に濃い赤い葉が現れますが、最近のウィーンのBlutpflaumeは、緑が赤っぽく見える葉も多くあるような気がします。

 

ちなみにソメイヨシノは、花が散る頃に緑色の葉が出て来ます。

 

街路樹、公園、庭にとにかくよく見られ,こちらでは大変ポピュラーなこの時期の樹木です。

 

 

 

写真は全て2018年4月7日12:45頃、Rathauspark(市庁舎公園)で撮影しました。

 

中心部に見られるベニバスモモはもう昨日の段階ではかなり咲き終わっていました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 209(ニオイスミレ)

ウィーンの春も素敵です。

この街は森の都とも形容されている通り、ヨーロッパの街の中で街の広さに対して緑の比率が最も高い街で、しかし、その豊かな緑を囲んでいるもっと大きな緑がウィーンの森です。

ウィーンの街を歩けばこの街は緑が多いことが実感できます。

その豊かな緑を背景に荘厳な建造物が建ち並ぶウィーンはかつての"帝国の都"を今でも十分に偲ばせてくれます。

自然を観察してみて下さい。

色々な花や木々が見られます。

 

ドイツ語ではDuftveilchen

(ドゥフトファイルヒェン)とか

Märzveilchen(メルツファイルヒェン)と呼ばれています。

 

学名ではViola odorata、日本語ではニオイスミレで、多年草で

スミレ科のスミレ属です。

 

スミレ科は約850種と数が多く、

その中でスミレ属は400種類を

占めるそうです。

 

ドイツ語の"Duft"は香り、匂いという意味で、甘い香りを放つことで知られています。

特に太陽が花に当たっている時に匂いが強くなります。

 

原産は南ヨーロッパですが、中央ヨーロッパ全体に見られ、よくかたまりで咲いています。

 

開花時期は3月~4月で、花の色はたいてい濃い紫ですが、稀に白、ピンクなどもあります。

 

高さは10cmぐらいで、葉は丸くてハート型に近く、根際から生える

 

特徴があります。

 

 

 

古代から存在し、中央ヨーロッパでは遅くても中世初期までには観賞用や薬効として、バラやラヴェンダーと共に香料の原料として利用されてきました。

 

公園や庭など、街中の至る所で見ることができます。

 

写真は2枚共2018年4月7日11:00頃、Botanischergartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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稀な植物の園芸市 2018年(Raritätenbörse)

日中の気温が25℃ぐらいまであるウィーンは春というよりも初夏の陽気です。

こちらは日差しが強いので、20℃ぐらいでも直射日光の下だとかなり暑く感じます。

実際に日向では半袖で過ごしている人も多く見られ、私もここ何日かは上着無しで半袖で仕事をしています。

今年も冬はあまり寒くなかったのですが、10℃を下回る中途半端に寒く感じる日が多かったこともあり、花の咲き始めが若干遅かったように思えます。

でもこの暖かさから一挙に多くの花が咲き始め、新緑がどんどん見られるます。

この時期のウィーンも素敵です。

 

春のこの時期は"花"に関することを多く取り上げていますが、昨日毎年恒例の稀な植物の園芸市に行って来ました。

 


 

稀な植物の園芸市(Raritätenbörse)は植物、園芸に興味がある地元の人達で賑わう有名な園芸市で今年で18回目を迎えました。

Raritäten (ラリテーテン)は、稀な、珍しい、骨とう品とかいう意味があり、Börseは証券取引、金融市場、さいふなどの意味があり、そこで私が勝手にこのタイトルに見られるように稀な植物の園芸市なんて名付けています。

ここでは一般のガーデンショップなどではあまり販売されていない、地元では手に入りにくく、こちらでは珍しく貴重な植物が実際にそれを販売している店舗や園芸の専門業者によって披露され、同時に販売されるという年1度のその世界では大きくポピュラーなイヴェントとなっています。

 


 

これが開かれている場所はベルヴェデーレ宮殿真横にあるBotanischer Gartenです。

この場所は個人的に好きな場所で、ウィーンの街中にもかかわらずウィーンの森にいるような雰囲気にさせてくれます。

去年からこのRaritätenbörseは大人5ユーロの入場料がかかるようになりました。

このBotanischer Gartenを綺麗に使って欲しいという試みだそうです。

それでもたくさんの人が訪れていました。

Botanischergartenは通常は無料で歩くことができます。

 


 

敷地内には様々な店が並び、それぞれの場所には、それぞれの専門とする植物が展示されて、販売されています。

その植物に対しての専門的な話や、育て方などの説明も聞くことができます。隣には有名なベルヴェデーレ宮殿があってたくさんの観光客が訪れているわけですが逆にここはまず地元の人しか来ません。

昨日は天気がよく、日中は十分半袖で過ごせる夏のようでした。

この普段静かなBotanischer Gartenが大変な賑わいを見せています。

 

今年は4月13日~4月15日の3日間です。

 

 

 

こちらはおまけです。

Botanischergartenの一角で美しく咲いているモクレンです。

手前がMagnolia sp.、奥の白いのがMagnolia spec.です。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 208(ヤブイチゲとキバナイチゲ)

復活祭が過ぎ、4月も中旬に入りました。

日中の気温が25℃ぐらいの日もあり、春というよりも初夏の陽気です。

突然春らしくなったかと思えば、夏のように気温が上がり始める・・・ちょっと極端なような気がしますが、ウィーンではよくあることです。

街中の花や木々を見れば新緑、花が咲き始めることで春を感じますが、日差しが強くなり、気温が高くなれば初夏や夏を感じます。

 

さて、今日もこちらでは人気のあるポピュラーな花を2つ話題にしましょう。

 

こちらはドイツ語ではBuschwindrößchen

(ブッシュヴィントレースヒェン)、学名ではAnemone nemorosa,

日本語ではヤブイチゲとか学名通りのアネモネ・ネモロサと呼ばれています。

キンポウゲ科のイチリン草属で多年草です。

ドイツ語の Windrößchenは"風の小さい(可愛らしい)バラ"という直訳ですが、和名ではヤブイチゲというあまり可愛らしくない名前がついています。

青空が広がるいい天気の時に撮影したので、ちょっと逆光ぎみで白い花が光って見えます。

 

開花時期は2月~4月、花の色は白、高さは5cm~20cmぐらいまで、花弁は6~8枚です。

葉は手の平の形のように広がり、ギザギザの特徴的な形をしています。

原産はヨーロッパ、アジア北東部です。

 

学名の"アネモネ"と言うと春に咲く球根や秋植えが知られているようですが、それとは別種です。

アネモネは150種類があり、例えばそのひとつにハナアネモネがあります。

 

 

草地や林や森の中に多く生育、自生していて密集して咲いていることが多いです。

 

写真は2枚共、2018年4月3日15:30頃Hagenbachklammで撮影しました。

 


こちらはドイツ語で

Gelbes Windröschen

(ゲルべス・

ヴィントレースヒェン)、

学名で

Anemone ranunculoides

日本語ではキバナイチゲです。

 

キンポウゲ科のイチリンソウ属

で多年草です。

gelbはドイツ語では黄色という意味です。

原産はヨーロッパです。

最初に紹介したヤブイチゲの黄色バージョンです。

 

開花時期は3月~5月、花の色は濃い黄色、高さは10cm~20cmです。

花が咲いた後に葉が登場します。

葉の先がのこぎりのようにギザギザになっていて、葉は花の下の周りにスカートを広げたように円形になっています。

 

こちらも2018年4月3日16:00頃 Hagenbachklammで撮影しました。

 

 


以下はおまけです。

ヤブイチゲとユキワリソウのコラボレーションです。

2018年4月3日16:50頃 Hagenbachklammで撮影しました。

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 207(ハナアネモネ)

ウィーンは様々な形容をされますがよく"森の都"とも言われます。

ヨーロッパの街の中では、街の広さに対して緑の比率が最も高いということで、緑が至る所に見られます。

しかし、街中の多くの緑をもっと外側から囲んでいるのがウィーンの森で、東京23区の倍以上の広さがあります。

ウィーンの森はヨーロッパアルプスの一番東に位置しています。

 

ウィーンの街は緑だけではなく、もちろんたくさんの花が咲きます。

春の花が多く見られるウィーンの街もこの時期ならではですね。

 

こちらの花はドイツ語では

Balkan-Windröschen

(バルカン・

  ヴィントレースヒェン)とかBerg-Anemone(ベルク・アネモネ)と呼ばれています。

学名ではAnemone blanda、

特にこちらは

Anemone blanda "Blue Shades"

です。

日本語ではハナアネモネとか

学名通りのアネモネ・ブランダ

とも呼ばれています。

キンポウゲ科のイチリンソウ属で多年草です。

 

イチリンソウ属(アネモネ)は150種類ぐらいあるそうです。

ドイツ語のWindröschenがアネモネになるわけですが、"風の小さい(可愛らしい)バラ"という直訳です。

原産は地中海沿岸東部で、バルカン半島やキプロスなどに多く見られ、場所によっては野生化しているものもあります。

 

 

開花時期は3月~4月で、花の色は青紫が一番ポピュラーで、白やピンクもあります。

花の大きさは2cm~4cm、花弁は12枚~20枚、高さは7cm~20cm,

標高150m~1700mぐらいに見られます。

紫の色がとても綺麗ですね。

このハナアネモネは観賞用としてとても人気があります。

 

2018年4月2日16:00頃、ヒルシュシュテッテン花壇庭園で撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 206(ヒメリュウキンカ)

4月に入って陽気も暖かくなって来ました。

今年の冬はあまり寒くありませんでしたが、復活祭ぐらいまでは10℃に達しない中途半端に寒い日が多かったので、花が咲くのが少し遅く感じるのは気のせいでしょうか。

さて今年もキバナセツブンソウマチユキソウクロッカスプリムラユキワリソウラムソンとこの時期によく見られる花を話題にしましたが、今日のこの花もよく見られます。

 

これはドイツ語ではScharbockskraut

(シャルボックスクラウト)、

学名ではRanunculus ficaria,

日本語ではヒメリュウキンカ

(姫立金花)です。

 

キンポウゲ科でキンポウゲ属の多年草で、地面からちょっとの高さで、間隔を空けてとても多く咲いています。

遠くから見ているとキバナセツブンソウのようにも見えるのですが、それよりも開花時期が遅いです。

 

 

 

 

開花時期は3月~5月、高さ5~15cm、光沢のある黄色い花を咲かせます。

花弁は8枚~12枚です。

葉は地面の低い所でかなり密集して見られ、ハート型でちょっとギザギザが入っています。

原産はヨーロッパで、日本では園芸用として入って来たものが野生化したそうです。

ウィーンの街中の公園などには必ずと言っていい程見られ、また標高1400mぐらいまでの山地の林の中や森などにも野生のヒメリュウキンカがたくさん咲いています。

民家の庭などにも多く見られます。

 

写真は2018年3月28日 13:20頃 Währingerparkで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 205(ラムソン)

今年は区切りがよく4月1日が復活祭でした。

去年と比べると暖かい冬でしたが、日中10℃界隈という中途半端に寒い日が多かったため、花の咲き方が若干遅い気がします。

自然を見ると季節を意識でできますね。

このコーナーでは"ウィーンによく見られるこの時期の花"というタイトルで、地元でよく知られていて、その辺に多く咲いている花を話題にしています。

毎年同じ花が多く登場しますが、撮影している時間や場所が違ったりしますし、季節を感じることができるのでいいと思います。

後から振り返ると、この花はこの時期に撮影しているんだな・・・この時にはもう咲いていたのか・・・などと知ることがきますしね。

 

こちらは緑の葉っぱしか見られませんが、ドイツ語では

Bärlauch(ベアラウホ)、

学名ではAllium ursinumです。

日本語ではラムソンです。

クマニラとも呼ばれています。

ヒガンバナ科、ネギ属の多年草です。

 

大量に生育していて、周辺にはすぐそれとわかるニンニクのような強い香りを放ちます。

自然の中を歩いているとそばにいなくても匂いで周辺にあることがすぐにわかります。

 

一見ギョウジャニンニクに似ていますが別物でニラよりも葉の幅は広いです。

 

 

高さ20~50cm、開花時期は4~6月で、1~2cmぐらいの白い花を垂直に咲かせます。

葉はスズランに似ていて、濃い緑で、薄くまっすぐです。

葉をちぎってみるとニンニクの香りがすぐに漂います。

ラムソンは中石器時代からすでに葉の重要性を知って、人類が使っていたことがわかっていています。

ラムソンは花を咲かせてしまったら葉を食べるのにはもう遅いので、かなり早い時期から

葉を摘んでる地元の人を多く見かけます。

 

ウィーンの森、川沿い、緑豊かな水郷、茂み、落葉樹林地帯などに多く見られます。

 

写真は2018年3月26日17:30頃、ウィーン21区マルヒフェルト運河界隈の茂みで撮影しました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 204(ユキワリソウ/ミスミソウ)

今年の冬はあまり寒くなく、日中の気温がマイナスになったのは7日だけでした。

しかし、10℃前後という中途半端な寒さになる日が多く、花などはちょっと遅めに咲き始めているような気がします。

それでも復活祭を迎えて、春の訪れを感じることができるウィーンの街です。

 

さて、キバナセツブンソウマチユキソウクロッカスプリムラとこの時期に見られる花を掲載しましたが、こちらも地元でポピュラーなこの時期の代表的な花です。

 

こちらはドイツ語でLeberblümchen(レバーブリュームヒェン)、

学名ではHepatica nobilis,

日本語ではミスミソウとかユキワリソウとも呼ばれています。

キンポゲ科、ミスミソウ属の多年草です。

高さ10cm~15cmぐらいで、場所によっては多く咲いているので遠くから見ると、一瞬スミレのように見えるのですが、全然違います。

雪がまだ残っていて、そこからユキワリソウが顔を出しているみたいで、まだ咲いていませんね。

 

ユキワリソウは石灰地質の森や山中の林の中や茂みに多く見られ、ヨーロッパ、東アジア、北アメリカなどの北半球の温帯地帯に広く分布しています。

 

日本にも4種が自生しているそうです。

 

開花時期は3月~4月で、花の直径は1.5cm~3cmぐらい、花弁は6枚~9枚で紫や青紫が圧倒的に多く、極稀に白もあるようです。

 

写真は2枚とも2018年3月23日8:50頃にウィーンの森南、リヒテンシュタイン城界隈で撮影しました。

 

 

 

 

 

こちらはうちの庭に咲いているユキワリソウです。

左は上で紹介したこちらに多く見られるユキワリソウですが、右のピンクは日本のユキワリソウで、おそらくHepatica nobilis var. japonica でしょうか。日本では本州の中部以西の山間地に多く生育しているそうです。

こちらではピンクのユキワリソウは野生でまず見ることはありません。

 

2018年 3月29日 14:15頃 撮影しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 203(プリムラ/サクラソウ)

今年の冬は去年と比べると暖かく、2月24日までは日中の気温が一度もマイナスになりませんでした。

しかし、2月25日から1週間は寒い日が続き、日中でもプラスになりませんでした。

寒くなった2月25日は青空が広がるいい天気でしたが、朝は-11℃まで下がっていて、シェーンブルン宮殿に向かう時もいままで暖かったせいもあり、かなり寒く感じました。

冬は天気がいいと気温が下がりますね。

 

さて、キバナセツブンソウマチユキソウクロッカスとこの時期に見られる地元でポピュラーな花を話題にしましたが、今日のプリムラもこの時期人気のある花です。

 

ドイツ語で

Primeln(プリーメルン)、

学名ではPrimula vulgaris,

日本語ではプリムラとかサクラソウと呼ばれています。

 

サクラソウ科でサクラソウ属で、ほとんどが多年草です。

プリムラは栽培種が非常に多く、500種類以上と言われています。

 

原産は西、南ヨーロッパです。

開花時期は3月~4月、花は黄色や薄い黄色で、花の直径は3.5cmぐらいまででしょうか。

全体の高さは10cmぐらいととても低いです。

右の写真では薄紫も見られます。

 

花が美しいので栽培種も多いわけですが、こちらでは標高1500mぐらいまでの自然の中でもたくさん見られます。

 

 

また、植えたものが時と共に自然にどんどん増えていくことが多いので、この時期公園や庭の至る所に準野生化(こういう言葉を使っていいかどうかわかりませんが・・・)したプリムラをたくさん見ることができます。

 

うちの庭にもプリムラが咲いていますが、年々少しづつですが増えている気がします。

 

写真のプリムラは植物庭園の一角に野生で咲いていたもので、2018年2月11日15:00頃の撮影です。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 202 (クロッカス・トムマシニアヌス)

今年の冬は去年と比べると暖かく、朝方はマイナスである日は何日かありましたが、日中は一度もマイナスになっていません。

自然を見れば花の咲き始めが早い気がします。

このまま春がやって来るのでしょうか?

 

さて、今年はキバナセツブンソウマチユキソウと春先の花を話題にしましたが、今日の花もこの時期です。

 

 

こちらはドイツ語ではKrokus、

学名ではCrocus、

日本語ではクロッカスです。

 

クロッカスは秋咲きと春咲きがあり、秋に咲くクロッカス・スぺキオススを話題にしたことがありましたが、こちらは春咲きですが、実際は2月初めに咲いているので、こちらではまだ冬です。

厳密には春になる前ですから、ドイツ語ではVorfrühlingです。アヤメ科のクロッカス属で、多年草です。

 

 

こちらはおそらくドイツ語でElfen-Krokus、学名ではCrocus tommasinianusだと思います。

(自信はありませんが・・・)

 

開花時期は2月~3月で、高さは7cm~17cm、花の色は薄紫で、花弁の外側はもっと色が薄く、線が入っていません。

 

原産は南ハンガリー、クロアチア、ボスニア、セルビア、ブルガリア界隈で、標高1.500mぐらいまでの夏は緑になり、日陰が多い落葉樹林地帯に多く見られます。

 

クロッカスと言えば球根を思い浮かべますが、これは野生で生育していて、年々増えているような気がします。

もっとも最初は人為的に球根が植えられたかもしれませんが、土や環境が適しているとどんどん増えていきます。

これから咲こうとしているクロッカスがたくさんあります。

 

 

写真は2枚共2018年2月4日13:00頃、ベルヴェデーレ宮殿横にある植物庭園で撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 201(マツユキソウ)

今年の冬は現時点までは去年と比べるとかなり暖かいです。

日中の気温は一度もマイナスになっていません。

実際には風が冷たい日も多く、街中を歩くと体感的にはもっと寒く感じることはあります。

私の場合はもう皆さんに案内しながら歩くことが多いですから、あまり寒さは感じません。

しゃべりながら歩くと、無言で歩くよりも体力を使う気がするので、体が温まってきます。

例えば後ろ向きに歩きながらある程度の声の大きさでしゃべってみて下さい。

結構疲れますよ。

 

さて、先日今年最初の花としてキバナセツブンソウを話題にしましたが、今日もこの時期によく見られるポピュラーな花を取り上げます。

 

 

まだ冬を感じる地面にはつくしのように無数の白い花が咲いているのが見えます。

 

これはドイツ語でSchneeglöckchen

(シュネーグレックヒェン)、

学名でGalanthus nivalis,

日本語でマツユキソウ(待雪草)です。

 

ヒガンバナ科でガランサス属(マツユキソウ属)で、スノードロップのひとつです。

Schneeglöckchenは20種類ほど存在します。

 

ここには薄紫のクロッカスも随所に見られます。

 

 

 

マツユキソウは春を告げる花のひとつとして知られる多年草で高さ5cm~20cm,葉は細く10cmぐらいで青っぽい緑です。

 

開花時期は2月~3月で白い花を下向きにぶら下がったようにつけますが、写真に見られるものは花がまだ開ききっていません。

花弁は6枚で、3枚が外側、3枚が内側で、内側の方が短くなっています。

 

遠くから見るとピーナッツのような形をしています。

Glöckchenは小さな鐘という直訳です。

原産は南ヨーロッパということですが、中央ヨーロッパでも多く見られ、ここウィーンではとてもポピュラーなこの時期の花で、公園や庭、茂みなどによく見られます。

 

写真は2018年2月4日13:00頃の撮影で、ベルヴェデーレ宮殿横の植物庭園で自然に咲いていたものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 200(キバナセツブンソウ)

今年の冬は去年と比べると現時点ではかなり暖かいです。

まだ日中一度もマイナスになっていません。

去年の1月は最高気温が0℃でそれもたった1日、後は全日マイナスでとても寒かったです。

マイナス15℃を下回った日もあり、ウィーン川も一部凍りました。

今年の冬は暖かいせいで、すでに多くのつぼみが見られ、去年よりも花の咲き方が早いです。

 

さて、今日は今年最初の花の話題です。

 

冬らしい地面に黄色い小さい花がいっぱい咲いています。

これはドイツ語でWinterling(ヴィンターリング)、

学名でEranthis hyemalis、

日本語ではキバナセツブンソウで

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

オオバナキバナセツブンソウと呼ばれるかもしれません。

 

小さな花なのですが、黄色であちこに、そして場所によっては密集して咲いているので遠くからでもよく目立ちます。

 

 

 

キバナセツブンソウは多年草で、高さ5cm~15cmぐらい、開花時期は2月~3月です。

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で葉が出て来ます。

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前はコップのような形をしています。

原産は南東ヨーロッパで、茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半にはすでに薬草の本に登場しています。

 

このキバナセツブンソウは、2018年2月4日12:40頃,ベルヴェデーレ宮殿の隣にある植物庭園で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 199(リンドウ属)

秋がどんどん深まり、霧が出る日が多くなってきました。

ウィーンの街中はクリスマスのイルミネーションの準備が始まっていて、クリスマスが近づく空気を感じます。

春先に植えられた街中の花も冬が近づくにつれて徐々に掘り起こされて持って行かれています。

 

さて、前回ウィーンによく見られるこの時期の花198からはだいぶ時間が経ってしまいました。

今日は久しぶりに花を話題にしたいと思います。

 

こちらはドイツ語ではEnzian、

学名ではGentiana

和名ではリンドウ属です。

リンドウ属は世界に広く分布していて、500種類ぐらいはあるそうで、日本では13種知られているそうです。

こちらのEnzianは

Österreichische Kranzenzian 、

Gentianella austriaca かもしれません。

開花時期は5月~10月、高さ10cm~20cmぐらいで、薄い紫色の花弁です。

以前ここで紹介したチャボリンドウとはだいぶ違った色です。

 

2017年10月15日 14:45頃、Schneeberg(シュネーベルク)で撮影しました。

 

こちらもEnzianですが、ドイツ語ではおそらくFeld-Kranzenzian、

学名ではGentianella campestris、

和名ではチシマリンドウ属だと思います。

開花時期は同じく5月~10月で、高さ10cm~35cmぐらいになるものもあります。

花の色は紫で花弁の数が4枚です。

こちらはEU諸国のほぼ全域に分布しています。

 

こちらも1枚目同様2017年10月15日14:45頃、Schneeberg(シュネーベルク)で撮影しました。

 

どちらも標高1800mちょっとの場所で野生で咲いていたものですが、多くのEnzianが咲き終わっていたのが見られました。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 198(イヌサフラン)

9月に入り秋の気配を感じるウィーンとなりました。

夏の休暇も終わり、今週の月曜日から学校も始まりました。

またいつものウィーンに戻ったような感じです。

さて、前回ウィーンによく見られるこの時期の花197では野生のシクラメンを紹介しましたが、気付いたらそれからほぼ1ヵ月花の話題になりませんでした。

何をここに書こうかということは基本的に決めているわけではなく、その時の気分で書いていますので、テーマの秩序はありません。

しかし、お陰様で私のこのホームページには毎日何百という方々が訪れて頂いているので、ウィーンやオーストリアの素晴らしさが少しでも伝われば幸いです。

今日は久しぶりに花の話題です。

 

こちらはドイツ語で

Prächtige Herbstzeitlose (プレヒティゲ・ヘルプストツァイトローゼ)、

学名でColchicum spesiosum、

日本語ではイヌサフランとか学名の通りコルチカムとも呼ばれています。

 

Herbstはドイツ語では"秋"という意味です。

ユリ科(イヌサフラン科)でイヌサフラン属の多年草です。

原産は中央ヨーロッパで、ヨーロッパ中南部や北アフリカにも分布しています。

 

コルチカムは全部で約60種類ぐらいある球根植物です。

 

 


 

開花時期は9月~10月で、花の色はピンクが一般的ですが、紫や青紫などもあります。

写真のものは薄い紫ですね。

花の長さは3cm~5cmぐらいで、高さは25cmぐらい、花弁は6枚で、花が咲くころには葉はなくなっています。

遠くから見るとクロッカスのような雰囲気です。

こちらでは湿った草原地帯に多く見ることができます。

 

イヌサフランは猛毒で、食べると呼吸困難となり死に至ることもあります。日本でも2014年、2015年に実際にこれを食べたことで死亡した例があります。

 

こちらでは自然の草原のような緑地帯によく見られ、たいていまとまって咲いています。写真はベルヴェデーレ宮殿横にある植物庭園に野生で咲いているもので、2017年9月2日11:15頃の撮影です。    

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 197(野生のシクラメン)

今年のウィーンは日中30℃を超えた日はすでに32日もあり、暑い日が多いです。

その反面、夕方ぐらいに雨雲が押し寄せて来て、一時的に雷を伴う強い雨が降ることが多くあります。

こちらではGewitter(ゲヴィッター)と呼ばれています。

ウィーンもそれなりに広い街なので、同じウィーンの中でも強い雨が降っている地域もあれば、全く雨が降ってない地域も存在することがよくあります。

また、ウィーン周辺でGewitterがあると、少し冷たい風がウィーンの街を吹き抜けていくので、近くで降っているなということがよくわかります。

少しは雨が降ったとしても今年は全体的に乾燥しているので、自然の中で草木を観察したらかなり乾燥していることがすぐんびわかります。

 

さて、今日はウィーンの街ではあまり見ることができない、でも地元でよく知られている花で、やっぱりこの時期に話題にしたくなる花です。

 

 

こちらは野生のシクラメンです。

ドイツ語でEuropäisches AlpenveilchenとかWildes Alpenveilchenとか、Zyklamen とも呼ばれ、学名はCyclamen purpurascens,シクラメン・プルプラセンスと日本語で呼ばれているでしょうか。

 

 

サクラソウ科のシクラメン属です。

シクラメンと言えば鉢に入った大きいCyclamen persicumが一般的かもしれません。

赤、白、紫、ピンクなどの色があります。

これは高さ40cmぐらいで、この種類の原産は地中海沿岸のトルコ、イスラエル界隈(小アジア)とされていて、ヨーロッパには17世紀頃に入って来ました。それが品種改良されて日本には明治時代末期に入って来たようです。

Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきているそうです。

 

 

この野生のシクラメンの原産はヨーロッパで、南アルプス、オーストリアを含む東アルプスからバルカンまでの石灰質の地質で陰になる所を好み、標高2000mぐらいまで見ることができます。

最もヨーロッパアルプスの大部分は石灰岩アルプスですね。

 

 

高さは5cm~15cmぐらいとかなり小さく、ハート型の葉で、葉の中央は濃い緑、外側に白い斑点模様が見られます。

 

花の色は薄紫からピンクで、開花時期は7月中旬~9月です。

 

オーストリアではこの時期に自然の中で多くのシクラメン見ることができます。

 

写真は全て2017年7月17日 15:15頃 Myrafälleの色々な場所で撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 196(フサフジウツギ)

今日から8月です。

ちょっと涼しい日が続いたかと思えば、先週土曜日から30℃を超え始め、今週は35℃前後と言う日が毎日続く予報となっていて、昨日も一昨日も暑い中での観光となりました。

新聞には"暑さが再び到来"と大きく書かれています。

 

さて、今日は2週間ぶりにこの時期の花を話題にしたいと思います。

この花もウィーンの街中ではよく見られます。

 

こちらはドイツ語で

Sommerflieder (ゾンマーフリーダー) 、Schmetterlingsstrauch (シュメッターリングスシュトラウホ)などと呼ばれています。

学名ではBuddleja davidii 、日本語ではフサフジウツギです。

フジウツギ科でフジウツギ属です。

フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。

"ゾンマーフリーダー"を日本語にして

夏ライラックなんていう名になりそうです。

 

でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。

ウィーンによく見られるこの時期の花181(ライラック)も見て下さい。

 

 


 

原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。

高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。

濃い紫、薄い紫色が非常にポピュラーですが、赤っぽいものやまれに白もあります。

 

ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。

色が綺麗なので遠くからでもすぐにわかります。

こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。

 

写真は2017年7月19日 14:10頃Waidhofen a.d Ybsの Buchenbergで撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 195(モモノハギキョウ)

先週は日中も過ごし易く、朝も涼しくて30℃を超えた時の暑さがうそのようでした。

しかし、また暑さがやって来て30℃を超える日が続いています。

今年は雨が少なく、ウィーンの街中の緑を始め、郊外に出かけても草木などがかなり乾燥していることがわかります。

咲いている花も限られているこの時期ですが、今日話題にするこの花もノウゼンカズラと同様に非常にポピュラーな花で、特に郊外に多く咲いています。

 

ちょっと分かり難いのですがこの紫の花はドイツ語ではWald-Glockenblume

(ヴァルト・グロッケンブルーメ)、

Pfirsichblatt-Glockenblume

(プフィルズィッヒ・グロッケンブルーメ)、学名ではCampanula persicifolia、

日本語ではモモノハギキョウとかモモバギキョウとも呼ばれています。

"Campanula"はこの言葉通り"カンパニュラ"と総称して呼ばれています。

キキョウ科のホタルブクロ属、ほとんどが多年草です。種類が非常に多く300~500種類程と言われています。


 

開花時期は6月~8月で、花の色は紫が圧倒的に多いですが、白やピンクっぽいものもあります。

 

高さは30cm~80cmぐらい、花の大きさは2cm~5cmぐらいでしょうか。

 

カンパニュラ自体は北半球に広く分布していますが、原産はヨーロッパで、日本には大正時代に園芸用として入って来たようです。

このカンパニュラは本当にたくさんの種類があるので細かい所まではわかりませんが、花の形が特徴的ですからすぐにわかります。

草原、森、岩などがある地域など標高2000mぐらいまでに見られますが、観賞用としても人気がありますので、庭や公園などにもたくさん見られます。

 

写真は2017年7月4日 14:30頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 194(ネムノキ)

今年のこの木のウィーンはかなり乾燥しています。

とにかく雨が少なく、街路樹などがかなり乾いていることがわかります。

ウィーン市はこの暑い期間"バーベキュー禁止"を決めました。

6月19日からは10日間連続で日中30℃~35℃、その後少し過ごし易くなった日が数日ありましたが、7月5日からは30℃を超える日が続いていましたが、ここ数日はちょっと爽やかです。

しかし来週からまた30℃を超える予報となっていて、暑く成りそうです。

さて、限られた花しか見られないこの時期ではありますが、今日のこの花もちょっと特徴的でウィーンのリンク道路沿いにも見られます。

 

こちらはドイツ語で

Seidenbaum(ザイデンバウム),

学名ではAlbizia julibrissin、

日本語ではネムノキです。

 

マメ科でネムノキ属の落葉高木です。

 

ヨーロッパには18世紀に、フィレンツェ出身のAlbizziによってもたらされましたので、彼の名が学名になっています。日本では本州から沖縄にかけて見られるそうで、

四国、九州などで自生しているのもあります。

またイランから東中国にかけても広く分布しています。

 
ネムノキ属は熱帯地域に150種類ほど分布しているそうですが、特にこのネムノキは耐寒性があり、温帯地域でも広く栽培され、-15℃ぐらいまで大丈夫だそうです。

高さは6m~10mぐらいになりま、芽吹くのは比較的遅いですが、他の木と比べると成長は速いです。

 

幹はほぼ真っすぐですが、そこから上はかなりランダムに枝分かれして個性あるシルエットになります。そのため葉の部分は広がっているのもあれば狭いものもあります。

日当たりのいい所に多く植えられています。

 

 

開花時期は6月~8月で、薄い紅色の花が枝先に10数個集まって咲きます。長く伸びた糸状のものは雄しべです。

桃のような甘い香りがします。

 

葉は20cm~30cmとかなり長く、オジギソウの葉によく似ています。オジギソウは触ると葉を閉じますが、ネムノキは夜になると自ら葉を閉じます。そこからネムノキと言われています。

花が咲いた後には7cm~12cmぐらいの豆果をつけます。

 

こちらでは観賞用としてよく植えられています。

写真は2017年6月30日 18:00頃、ヒルシュシュテッテン花壇庭園で撮影しました。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 193(ノウゼンカズラ  Indian Summerとマダム・ガレン)

6月19日から10日間連続で30℃を超え、35℃近くになった日も数日ありました。

6月29日からは7月に入った今まで日中の気温が25℃前後と過ごし易くなりました。

こちらは日差しが強いですから、気温が20℃そこそこでもかなり暑く感じます。

日本のように湿気が多くないですし、梅雨がないので日陰に行けば心地いいです。

しかし30℃を超えた時のウィーンの路面電車や地下鉄は冷房がないですから耐え難いものがあります。

ちなみにウィーン市交通局によれば現時点でウィーン全路線の62%が冷房化されています。

 

さて、だいぶ咲いている花が少なくなってきたウィーンですが、この時期多く見かける目立つ花について今年も話題にしたいと思います。

 

こちらはドイツ語でTrompetenblumen (トロンペーテンブルーメン)、またはKlettertrompeteとかTrompetenwindeなどと呼ばれています。

 

日本語ではノウゼンカズラです。

学名ではCampsis 、ノウゼンカズラ科のノウゼンカズラ属で、落葉性でつる性です。

 

ノウゼンカズラというと北アメリカ東部が原産で、日本には大正時代末期、ヨーロッパには観賞用として17世紀に入って来たアメリカノウゼンカズラCampsis radicans、

そして日本へは平安時代に入って来た中国原産のCampsis grandifloraがよく知られていると思います。

ノウゼンカズラ属のほとんどがノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラそしてそれらの交配種からなるようです。

 

ドイツ語のTrompetenはトランペットで、花の形がラッパに似ていることからそう呼ばれています。

 

こちらの写真のノウゼンカズラはCampsis × tagliabuana・・・"Indian Summer"と呼ばれているものです。

ノウゼンカズラアメリカノウゼンカズラの雑種のひとつです。

 

開花時期は7月~9月ですが、6月中旬に咲いているものもあります。

高さは2~5m、場合によってはそれ以上になるものもあり、5cm~8cmぐらいのラッパ状で、オレンジ色から赤までの色がありますが、種類によっては黄色もあり、花びらは5枚です。

こちらは近くで見ると薄い赤とオレンジ色が混ざっているようです。

 

ノウゼンカズラよりも花径は小さいそうですが、筒は長いです。

 

葉は20cmを超えるものもありかなり長めで,マイナス20℃ぐらいまでの耐寒性があります。

 

写真は2枚共 2017年6月30日 17:50頃ヒルシュシュテッテン花壇庭園で撮影したものです。

 

 

 

こちらはうちの庭に咲いているGroße Klettertrompete・・・"Madame Galen"(マダム・ガレン)   (Campsis × tagliabuana) です。

 

こちらもノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの雑種で、原種よりも花が落ちにくく、強くて逞しく、どんどん生育し、花が特に大きいことから人気があります。

 

2017年7月3日 8:40頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 192(モクゲンジ)

今週は毎日30℃を超える暑い日が続いています。

昨日は35℃ぐらいでした。

しかし、予報通り今日の朝方に雷を伴った雨が降り、朝は18℃ぐらいですが日中はまた30℃を超える予報となっています。

このぐらい暑くなると木陰で涼みたいです。

ウィーンは森の都という形容をよくされる通り、緑豊かな街です。

中心のリンク道路の並木も印象的ですが、そのリンク道路沿いには5つもの大きな公園があります。

公園にちょっとでも足を踏み入れてみて下さい。

荘厳な建造物に囲まれた中に安らぎを感じます。

天気のいい時にはたくさんの人がくつろいでいます。

 

ウィーンは色々な花が咲きますが、もうこの時期になると咲いている花は限られています。

毎年同じ花を話題にすることも多いですが、季節を感じるものとして、また同じ花でも撮影している場所や時間が違いますからそれを後から比較してみるのもおもしろいです。

今日はこの時期に多く咲いている黄色い花です。

 

ドイツ語ではBlasenesche(ブラーゼンエッシェ)とかBlasenbaum (ブラーゼンバウム)とも呼ばれ、学名でKoelreuteria paniculata、

日本語ではモクゲンジです。

ムクロジ科のモクゲンジ属で、落葉高木です。

 

原産は南東アジアで、おそらく中国かもしれませんが、日本でも日本海側に見られます。

 

この時期大胆に咲いている花はバラ以外にはあまり見られませんので、このモクゲンジは背丈も高く、黄色い花をたくさん咲かせるので、遠くからでも非常に目立ちます。

 

開花時期は6月中旬~7月で、花は1cmぐらいの幅で50cmぐらいの円錐状に黄色い花を

たくさんつけます。葉は20~35cmぐらいでしょうか。


花が咲いた後には、袋のような実がたくさん見られます。

 


 

モクゲンジは中央ヨーロッパに1750年に原産地から入って来ました。

本来暖かい気候に適しているにも関わらず、こちらヨーロッパの冬にも十分耐えられます。

 

ムクロジ科は2000種類以上あるようですが、このモクゲンジだけが唯一中央ヨーロッパで

観賞用として用いられていて、ウィーンの街中でも多く見ることができます。

 

写真のモクゲンジは2017年6月14日 8:45頃、Karlsplatzで撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 191(アメリカキササゲ)

ウィーンは暑い日が続いています。

今年は30℃を超えた日がまだ2日しかありませんが、日中28℃前後が何日も続く真夏のような陽気で、雨も少なくかなり乾燥しています。

日差しが強いですから太陽の下は暑くても、日陰に行くとかなり涼しく感じます。

湿気が少ないので日本と違ってジト~とした深いな暑さはありません。

街中はその時期の特徴的な花がほとんどの咲き終わった感じですが、今日のこの花は色々な所に見られます。

 

こちらはドイツ語でTrompetenbaum

(トロンペーテンバウム),

学名ではCatalpa bignonioides,

日本ではアメリカキササゲ(アメリカ木大角豆)です。

ノウゼンカズラ科のキササゲ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカの南東で、ヨーロッパには18世紀の前半1726年にイギリスの自然歴史家のMark Catesbyよってもたらされました。

 

日本には明治時代末期に入って来たそうです。

 

乳白色の白い特徴的な形の花をたくさん咲かせ、背丈もかなり高くなることから遠くからでもよく目立ちます。

 

ドイツ語の名前である"Trompeten"はトランペットという意味で、花がラッパの形のような釣鐘状になっています。

また実である細長い莢(さや)がぶら下がっているのも特徴です。

 

開花時期は6月~7月で、何となくマロニエを思わせるかのように、(実際は全く違いますが)垂直上に3cm~5cmぐらいの釣鐘型の白い花をたくさん咲かせます。

でも近くで見るとわかりますが、色合いは白のマロニエのようですが、マロニエとは全く違う形をしています。

近縁種のキササゲよりこちらの方が花が大きく、美しいと思います。

花弁の内側には黄色のすじと紫色の斑点があります。

葉、樹皮、果実は薬用にも利用されます。

 

全体の高さ20mぐらいまでになり、葉は10cm~20cmで幅が広いハート型です。

かなり特徴的ですからすぐに見分けがつきます。

 

 

写真のアメリカキササゲは2017年6月13日 14:00頃家の近所で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 190(マルバウツギ)

6月のこの時期になると多くの花がすでに咲き終わりました。

その分、ウィーンの街はより緑が多くなっていることがわかります。

マロニエもすでに実がつき始めているものもあります。

年間を通して日が一番長い時期で、夏のような日が多くなっています。

さて、今日は地元でよく見られるこの時期の白い花を話題にしましょう。

 


 

こちらはドイツ語ではRaue Deutzie,学名ではDeutzia scabra、日本語ではマルバウツギとかツクシウツギと呼ばれています。

アジサイ科、ウツギ属の落葉低木です。

原産は日本の本州の西側、九州、四国です。

 

開花時期は5月~6月で、白くて細かい特徴的な形をした花が密集して咲きますので、遠くからでもよくわかります。

花の先は細かく立つように咲きます。

日本でのマルバウツギとは学名がいっしょでもちょっと違うように見えます。

 

花の咲く部分は6cm~12cmぐらいでしょうか。

花ひとつは1.5cm~2cmぐらいの幅です。

全体的な高さは2.5m~3mぐらいでしょうか。

学名の"scabra"はドイツ語では"rau"(=rauh)とか"krätzig"で、ザラザラした、ガリガリした・・・なんて意味があります。

 

 

こちらでは観賞用として庭などによく植えられています。

 

写真は2017年6月3日11:30頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 189(アリウム・ギガンチウム / ハナネギ)

5月の終わりは夏のような陽気です。

朝方は涼しさを感じて気持ちがいいのですが、午前中の10時を過ぎて来ると日差しがどんどん強くなっていき、真夏の暑さです。

30℃には達していませんが、街の空気は夏です。

通りに出されているテラスでは多くの人がくつろいでいて、冷たい飲み物を飲んでいます。

でも湿気が日本と比べると少ないですから、暑いですがジト~っとする不快な暑さではありませんし、日陰に行けば涼しいですね。特に風が通り抜ける日陰だと気持ちがいいです。

 

さて、今日はこの時期に見られる花をまたテーマにします。

 

こちらはドイツ語でRiesen-Lauch、

学名ではAllium giganteum,

日本語ではアリウム・ギガンチウムとかハナネギとも一般的に呼ばれています。ユリ科のネギ属で、アリウムは700種類ぐらいあるそうです。

 

学名にある"allium" (アリウム)とはラテン語でニンニクを意味します。

例えばここでも紹介したラムソン(ドイツ語ではBärlauch)だって、学名ではAllium ursinumです。

ネギ臭さの花はたいていAlliumです。

 

 

 

 

開花時期は5月~7月で、全体での花の直径が10cm~20cmぐらいと大きいです。

茎の先はソフトボールのような形で、遠くからでもハッキリと分かります。

高さ80cm~150cmぐらいまでになり、花の色は薄い紫や濃い紫が一般的です。

花ひとつひとつは1cmぐらいで、星型のように見えます。

葉も真っ直ぐに50cmぐらいの長さで、幅が5cm~10cmぐらいと大きいです。

 

アリウムは地中海からオリエント、チベットぐらいまでの地域にほぼ分布しています。

 

アリウムの種類はたくさんありますが、このアリウム・ギガンチウムはひときわ大きく一本でも、まとまっても見ごたえがあり、観賞用としてとても人気があります。

 

写真は2017年5月26日 18:00頃にTulln庭園で撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 188(ヤブウツギ)

ウィーンの街は"森の都"とも形容され、街の至る所に緑が見られます。

リンク道路沿いだけでも大きな公園が5つもあり、そのリンク道路沿いの並木も素敵です。

公園には天気がいい時には多くの人が座ってくつろいでいます。

そんな姿もウィーンらしい日常光景のひとつです。

でもウィーンの街を3方向から大きく取り囲んでいる"ウィーンの森"はその緑が多いウィーン市の3倍の広さがあり、もっと大きな緑があります。

その緑と一緒に多くの花が街を飾ってくれていますが、今日の花もよく見られます。

 

こちらはドイツ語ではReichblütige Weigelie

(ライヒブリューティゲ ヴァイゲリエ)、

学名ではWeigela floribunda、

日本語ではヤブウツギと呼ばれています。

スイカズラ科のタニウツギ属、落葉小高木です。

Weigeliaという名はドイツ=スゥエーデンの植物学者であり医者でもあり、科学者でもあるChristian Ehrenfried Weigelに因んでいます。

原産は東アジアで12種類程あり、日本にも固有種があります。

日本では太平洋側と四国に分布しているようです。

たいていこの写真で見られるようにそれぞれの枝が真っすぐ上に伸びる形で咲いています。

 

 

開花時期は5月~6月で、5枚の花弁を持ち、花の長さは5cm弱ぐらいで赤に近い濃いピンク色をしています。場合によってはもっと赤っぽく見えるものもあります。

高さは1m~2mぐらいですがもっと高くなることもあります。

葉は長めで9cmぐらいでしょうか。

葉の先端は急に細長くなっていて、ふちには細かいギザギザが見られます。

 

こちらでは公園、住宅地の中庭や民家の庭などに多く見られ、純粋なWeigelienではなく、観賞用にアレンジされたWeigelienが多く普及しています。

 

写真は昨日2017年5月25日 16:15頃、Tulln庭園で撮影しました。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 187(コルクウィッチア/ショウキウツギ)

数日間は日中25℃~27℃ぐらいの暑い日が続きましたが、昨日の夜は強い風がひっきりなしに吹き、今日はぐっと気温が下がったウィーンです。

 

この時期のウィーンは色々な花が咲いていて、街路樹の緑と合わせて街並みを演出しています。

ウィーンのリンク道路沿いだけでも5つも大きな公園、庭園があり、外側にも多くの公園があります。

でもその街中の豊かな緑をもっと外側から囲んでいる大きな緑がウィーンの森です。

前回はウィーンで定番なマロニエと赤いベニバナトチノキのコントラストを話題にしました。

今日は小さな花がたくさん咲いているちょっと特徴的な花です。

 

こちらはドイツ語で

Kolkwitzie(コルクヴィッツィエ)、

学名でKolkwitzia amabilis,

日本語ではショウキウツギとかアケボノウツギ、そのまま学名でコルクウィッチア アマビリスとも呼ばれています。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属、落葉小高木です。

 

一属一種で原産は中国で、300m~1300mのかなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

 

 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいで、尖ったギザギザ部分が見られます。

高さは2~3mほどです。

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

見事な花を咲かせること、育てやすいこと、寒さや乾燥にも強いことなどもありこちらでは観賞用として公園や庭などに多く見られます。

 

写真は2017年5月13日 12:30頃市庁舎の公園で撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 186(赤と白のコントラストが素敵なマロニエ)

ウィーンの街は緑が溢れてきました。

"森の都"とも形容されるウィーンの街の至る所に緑が見られ、様々な花を見ることができます。

中心のリンク道路沿いだけでも5つも公園があり、プラター公園の大きな緑、シェーンブルン宮殿など外側にももっと広い緑があります。

ウィーンに初めて来た方はこの街は緑が多いな~ときっと実感されることでしょう。

さて、今日はこの時期最もウィーンらしいマロニエを話題にしましょう。

マロニエは街の至る所に見ることができます。

 

マロニエはドイツ語でGewöhnliche Rosskastanie、

学名ではAesculus hippocastanum、

日本語ではマロニエ、セイヨウトチノキとも言われている大型の落葉樹です。

トチノキ科、トチノキ属です。

 

ウィーンではオーソドックスな白のマロニエもあれば

赤のマロニエも多くあり、この白と赤のコントラストがとても素敵です。

 

こちらはシェーンブルン宮殿の正門近くに咲いている白と赤のマロニエです。

 

 

 

原産はバルカン半島と言われ、中央ヨーロッパに非常に多く分布しています。

ウィーンの街にも至る所に見られ、並木道などでも素敵な演出をしてくれます。

 

開花時期は4月中旬~5月、高さは30mを超えるものもあり、樹齢は300年を超えることもあるそうです。

7cm~20cmぐらい葉柄(ようへい)を持ち、二等辺三角形状に多くの花を咲かせます。

 

花が咲いている部分の長さは10cm~30cmぐらいでしょうか。

花の数は20~50ぐらいで、小花です。

 


 

上の2枚の写真白と赤のマロニエです。

赤のマロニエは学名では、Aesculus x carnea で、北アメリカ原産のアカバナトチノキと通常の白のセイヨウトチノキをかけ合せたもので、ベニバナトチノキとも呼ばれています。

 

白と赤のマロニエを同時に見るとコントラストがとても綺麗で、街の雰囲気も春から初夏です。

 

マロニエの花が咲き始めると花弁には黄色の斑点が見られますが、受粉が終わるとその斑点は赤色に変わります。

 

セイヨウトチノキはウィーンの3大街路樹のひとつです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 185(キバナフジ)

5月に入ってもどうも不安定な天候が多いです。

午前中はいい天気ですが、午後になると暗い雲が現れて雨模様になったり、そうかと思うと青空が出たりと雲の動きが複雑です。

太陽が出て青空の下にいると気温は20℃に達していなくても半袖で歩けるぐらいの暖かさですが、日が陰って来ると寒く感じる時もあります。

そのため、街中を歩いていると厚着をしている人もいれば薄着の人もいて結構バラバラです。

でも観光は気持ちよくできますね。

今年は冬が寒かっただけに、夏の暑さが待ち遠しいです。

さて、春のこの時期に咲く花をどんどん行きましょう。

今日も毎年話題にしているこの時期に多く見られる花です。

 

こちらはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

先日シェーンブルン宮殿のフジのアーチを話題にしましたが、そのフジと同じようにぶら下がって咲いています。

でも花の色は黄色です。

 

マメ科のキングサリ属です。

 

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので 

"黄金の雨"なんていう直訳です。

 

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

 

 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

この写真のキバナフジは2017年5月6日 16:30頃シェーンブルン宮殿のグロリエッテ付近で撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 184(シェーンブルン宮殿のフジのアーチ 2017年)

前回シェーンブルン宮殿のアカバナサンザシについて書きました。

シェーンブルン宮殿のマリア・テレジアイエローと青空、そしてこの濃いピンク色はとても印象的で、年間を通してこの時期だけしか見られません。

そのアカバナサンザシと同様に、やはり毎年話題にしているこの花も話題にしたくなります。

 


 

それはシェーンブルン宮殿のフジのアーチです。

フジはドイツ語で、Blauregen(ブラウレーゲン)とか、Glyzinie(グリツィーニエ)、学名ではWisteria sinensis

もしくはWisteria floribundaで、マメ科のフジ属、つる性の落葉樹です。

 

原産は東アジア(中国)ですが、 Wisteria floribundaは日本固有のものだそうです。

開花時期は4月終わり~5月で、ぶどうのようにぶら下がっていて、紫や明るい紫、ちょっと青っぽい紫色です。

長さは20cm~80cmぐらいで、高さは10mを超えるものもあります。

 

左上の写真は2017年5月2日 11:20頃、右上は2017年4月21日 10:00頃に撮影したものです。

場所は同じシェーンブルン宮殿のフジのアーチです。

 

 

こちらは2017年5月3日 8:30頃の撮影です。

ここは早い時間に来ないと誰もいないこのフジのアーチの写真を撮るのは困難です。

この場所はシェーンブルン宮殿を正面から見て、右側に位置する所で、庭園に行く時の通り道になっています。

そのため庭園に向かう人、庭園から帰って来る人が途切れることなくここで写真を撮っています。

 

 

こちらは2017年4月21日 9:50頃に撮影しました。

フジ属はとても強く、木のようになっていきます。

また1年に2回咲きます。最初は今頃、2回目は7~8月です。

 

観賞用としてこちらではとても人気があり、垣根や壁、このシェーンブルン宮殿のようにアーチ状などにしているのをよく見かけます。

 

おもしろいことに右巻きで伸びるものと左巻きで伸びるものとがあります。

Wisteria sinensisは左巻き、Wisteria floribundaは右巻きです。

右巻きのWisteris floribunda は Japanische Blauregenと呼ばれています。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 183(シェーンブルン宮殿のアカバナサンザシ)

5月に入りますます日が長くなってきました。

今週の5月1日がメーデーのお休みだったので、先週からのいつもより少し長い週末を楽しむ多くの人がウィーンを訪れました。週末のシェーンブルン宮殿はかなりの混雑でした。

そのシェーンブルン宮殿にはこの時期にしか咲かないピンクの濃い美しい色をつけた花が見られます。

毎年この花を話題にしていますが、今年も取り上げます。

 

シェーンブルン宮殿に正門から入ると、正面に素晴らしいマリア・テレジアイエローのバロック様式の宮殿が立っていますが、その前庭(Ehrenhof)の周りには多くの木が植えられていて美しい色の花を咲かせています。

 

この花はドイツ語では、Rotdorn(ロートドルン)、

学名でCrataegus laevigata ‚Paul’s Scarlet‘ + Punicea + Punicea Flore Pleno、

日本語ではセイヨウサンザシとかアカバナサンザシと呼んでいいと思います。

バラ科のサンザシ属です。

 

ヨーロッパから北アフリカにかけての標高1000mぐらいまでの所に見られ、ローム土壌(粘土質の高い土壌)を好みます。

 

セイヨウサンザシはかなり深く根づき、低木もあれば、10mぐらいまでの高い木もあります。

 

自然の中で多く見られるのはたいていWeißdorn (Crataegus laevigata) 、ドイツ語でヴァイスドルン・・・白い花のサンザシです。

 

 

 

開花時期は通常5~6月で、一重咲き、八重咲きで、濃いピンク色ですが、桃色、紅色もあります。

小さいピンク色の花がまとまっていくつも咲いていて、そのかたまりがたくさんあります。

拡大した写真を見るとそのかたまりはアジサイのような雰囲気ですが、アジサイよりも遥かに小さく、それぞれの花が細かいです。

アカバナサンザシの多くはこちらでは観賞用として人気があり、散歩をしていると庭や公園に多く植えられているのがわかります。

 

シェーンブルン宮殿の黄色、空の青、そしてこのアカバナサンザシの濃いピンクの3色はとてもよく調和していてこの時期にしか見ることができないものです。

 

写真は2017年5月1日 10:45頃に撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 182(セイヨウハナズオウ)

早いもので4月ももう今日で終わりです。

日中暖かくなる日と寒い日が交互に来ているようなこの時期です。

今年の冬は例年よりもかなり寒かったので、木々が緑をつけるのが少し遅かったような気がします。

2月や3月などに咲き始める花も遅く咲き始めましたが、もうこの時期は本来見られる花が多く咲いています。

春のこの時期はどうしても花の話題が多くなってしまいますが、季節を感じられていいと思います。

前回は非常にポピュラーなライラックを話題にしました。

今日はちょっと濃いピンク色の花です。

 

私はその場で撮影した画像に手を加えることはほとんどしていないので、右の写真はちょっと暗めで分かり難いかもしれません。

 

こちらはドイツ語でGewöhnlicher Judasbaum、

ラテン語でCercis siliquastrum,

日本語ではセイヨウハナズオウです。

 

マメ科、ハナズオウ属、多年草で、4~8mぐらいの低木もあれば、10mを超える高木まであり、幅も10mぐらいになるものもあります。

今年はちょっと小さめのセイヨウハナズオウをここに紹介します。

濃い桃色の花が幅広くたくさん見られます。

 

 

アドリア海より東側の地中海から西アジアに分布し、

開花時期は3~4月です。

 

花は一箇所から3~8個に広がって咲き、濃いピンクで、太い幹や枝からそのまま咲きます。

花の後に5~9cmぐらいの細いさやに入った豆が

たくさんぶら下がります。

 

ある程度乾いた石灰成分が含まれた標高400m以下の

土壌が好まれます。

 

観賞用としてこちらでは公園、ブドウ畑、一般の庭などに多く植えられています。

 

 

写真は2枚共 2017年4月16日(復活祭当日)の17:45頃、ヒルシュシュテッテンの花壇庭園で撮影したものです。

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 181(ライラック)

4月は春の訪れを感じる一方で、不安定な陽気です。

晴れになって青空が出ていても、雲が押し寄せて雨がぱらついたり・・・なんてことが多いです。

ウィーンもかなり広い街ですから、自分が今いる所が青空で晴れていても、遠くに見えるカーレンベルクやウィーンの森界隈の上空には暗い雲があって、明らかにそこは雨が降っていることが確認できることがよくあります。

まだまだ厚手の上着を着て歩いている人を多く見かけます。

日中の気温が12℃前後である日が多いです。

 

さて、今日は春を感じる花としてやはりウィーンの至る所に見られる毎年この時期に話題にするライラックです。

 

 

ドイツ語ではFlieder (フリーダー)、

学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

 

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

 

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

写真に見られるような濃い紫よりも、もっと薄い紫の方がウィーンでは多く見られます。白のライラックもあります。

 

 

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

 

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

 

ライラックは20~25種類程あるそうです。

 

写真に見られるライラックは2枚共ウィーンの王宮の英雄広場のすぐそばで2017年4月18日 16:30頃に撮影しました。

 

 

 

 

 

 

上のライラックはうちの庭に咲いているもので、2017年4月24日 9:00頃に撮影しました。

 

 

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 180(ヤマブキ)

今年は復活祭が4月16日とかなり遅めでした。しかし春の訪れの時期にはいいタイミングだと思いますが、それとは逆に寒い日が続いています。

4月19日はかなり多くの雪が降りました。 気温も下がって2℃前後で真冬と変わりません。

果物などの収穫に大きな影響を与えそうで、野生で暮らしている動物達も可哀想です。

それでもウィーンの街は緑が多くなりウィーンらしくなり、いつもの時期の花が多く咲き始めています。

今日はやはり地元でも人気のある黄色い花を紹介します。

 

こちらはドイツ語でRanunkenlstrauch、

学名でKerria japonica,

日本語ではヤマブキです。

 

バラ科、ヤマブキ属の落葉低木で遠くから見るとレンギョウの黄色に似てますが花は全く違います。

本種のみの一属一種です。

 

ヤマブキというとこちらでは園芸品種の八重咲き(Kerria japonica f.plena)・・・ヤエヤマブキの方が圧倒的に多く見られますが、こちらは違います。

 

 

 

 

 

原産は東アジア(中国)で、高さ50cm~2mぐらい、開花時期は4月~6月です。

花の直径は3cm~5cmぐらいで、鮮やかな黄色い花が枝先に一つずつ咲きます。

葉は卵型で、ギザギザがあります。

日本では北海道から九州にかけて分布しています。園芸品種のヤマブキは特に日本が有名です。

綺麗な土でなくてもよく育ち、排気ガスなどにも強いことから通り沿いや庭の通り側などによく植えられています。

 

八重咲きのヤマブキの見慣れてしまうと、こちらは新鮮で美しさを感じます。

 

こちらは2017年4月15日 18:20頃、ウィーン23区の一角で撮影したものです。

 

 

 

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 179(ヤブイチゲ / キバナイチゲ)

今年の復活祭は4月16日で去年と比べるとかなり遅かったです。

復活祭はドイツ語ではOSTERN(オステルン)と言い、イエスが復活したことを祝うわけですが、生活をしているとむしろ春の訪れを祝う空気の方を強く感じます。実際"OSTERN"は復活祭という意味ではありません。

春の訪れを感じても、3月終わりの週の初夏の陽気がまるでうそのように春らしくない陽気となりました。

でもこの時期に見られる花はウィーンを始め至る所で見ることができます。

今日も地元で人気のあるこの時期の花を話題にします。