Blumenkatze(花のねこ)2022年

ウィーンは連日30℃を超える暑さとなっています。

今年30℃を超えた最初の日は5月20日とかなり早かったですね。

その後6月は30℃を超えた日が10日あり、7月に入って今日で9日目です。

こちらは日差しが強いですから、太陽の下にいると20℃ちょっとでもかなり暑く感じます。

30℃を超えると刺すような太陽の光を感じますが、湿気が少ないので日陰に行くとかなり心地いいです。

基本的にカラッとした空気ですが、地球温暖化の影響で以前よりも湿気が多く感じられるようになり、蒸し暑い日も多くなりました。

 

さて、花のねこを紹介します。

 

 

この花のねこはBlumenkatze(ブルーメンカッツェ)と呼ばれていますが、正式にはPRASKATZ (プラスカッツ)といいます。

この素敵な花のねこがある場所は、PRASKAC  Pflanzenland  Tulln(プラスカス プフランツェンラント)地元で有名なガーデンショップです。

場所はウィーンから約40km離れたTulln(トゥルン)にあります。

ちなみにこの街はエゴン・シーレが生まれた街です。

 

植物庭園的なこのショップはTullnの中心から離れた一角にあり、15.000m²の店の広さ、2500以上の様々な植物を栽培し、その場でもちろん購入できますし、カタログ購入も可能です。

植物だけでなく、ガーデニング関係の物や石、灯篭、庭に置く椅子やテーブルなども販売しています。

うちはここの常連で、よく出かけてます。

 

PRASKAC はこの花のねこを最初から作る計画をしていました。

当初は紙でプランを考え、その後に合計12トンにもおよぶ鋼鉄をねこのフォームに組み立てました。

高さ約9mの骨組みに、12.000の花を飾り、猫の形を形成しています。

この猫のデザインに地元子供達の募集が行われ、100のアイデアを参考にして生まれたそうです。

たくさんの花が飾られているわけですが、もちろんその花が必要な水が与えられるように水まわりも中に設置されています。

2008年5月22日に低部オーストリア州の州知事立会いのもと序幕セレモニーが行われ、大変な賑わいでした。

 

この花のねこの骨組みは変わりませんが、ここに飾られる花や色が毎年違います。

こんなに大きな花のねこは他ではまず見ることができません。

 

 

今回の花のねこは2022年7月7日17:00頃に撮影しました。

 

 

 

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