ウィーンによく見られるこの時期の花 408(ベニバスモモ)

今日から4月ですね。

あと1週間で復活祭がやってきます。

昨日で学校も一区切り、今日からイースター休暇に入ります。

キリスト復活ということになっていますが、春の訪れを祝う空気を強く感じます。

その春を感じられるウィーンなのですが、明日から寒くなり気温は日中5℃の予報も出ています。

 

さて、ウィーンのこの時期春の花をどんどん行きましょう。

 

今年最初の花はニオイガマズミ、その後 ユキワリソウマツユキソウレンギョウニオイスミレプリムラヒメリュウキンカを掲載しましたが、今日のこの花もこの時期にウィーンの至る所に見られます。

 

 

 

ちらはドイツ語では一般的にBlutpflaume(ブルートプフラウメ)、

学名でPrunus cerasifera、日本語では紅葉スモモ(ベニバスモモ)です。

バラ科のサクラ属です。

 

BlutpflaumeはKirschpflaume (Prunus cerasifera)の葉が赤いものを指し、Kirschpflaumeとの交配から生まれたもので、Blutpflaumeと呼ばれているほとんどがPrunus cerasifera 'Nigra'に属するそうです。

Kirschpflaume はチェリー・プラムとかミロバランスモモとも呼ばれていて、ケルト人達にすでに知られていました。

Kirschpflaume自体の原産はバルカンや中央アジアで、5~8mぐらいの高さです。

 

日本には古い時代に中国から来たそうですが、日本ではここまでピンク色になるものはおそらくないそうです。

 

 

 

開花時期は3月~4月初めでサクラよりも10日~2週間程早く開花し、サクラよりも小さめの花です。

花の大きさは1cm~2cmぐらいでしょうか。

高さは15mぐらいにまでになるものもあります。

花と一緒に濃い赤い葉が現れますが、最近のウィーンのBlutpflaumeは、緑が赤っぽく見える葉も多くあるような気がします。

ちなみにソメイヨシノは、花が散る頃に緑色の葉が出て来ます。

 

ベニバスモモは街路樹、公園、庭にとにかくよく見られ、こちらでは大変ポピュラーなこの時期の樹木です。

うちの庭にも咲いていて、個人的にも大好きですね。

 

 

 

写真は全て2023年3月22日12:45頃、フロイト公園で撮影しました。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村