ウィーンによく見られるこの時期の花 238(キバナセツブンソウ)

今年の冬は去年と比べると暖かい気がしますが、風が強く中途半端に寒く感じる日が多い印象です。

ここ数日は昨日を除いて日中はずっと+10℃を超えています。

一昨年2017年の冬は寒かったですね。

1月は最高気温が0℃、後はずっとマイナスでしたし、マイナス15℃を下回った日もありました。

 

さて、ベルヴェデーレ宮殿王宮庭園などにも花がまた植えられ、春が日に日に近づいているようです。

今日は今年最初のウィーンの花です。

 

これはドイツ語でWinterling(ヴィンターリング)、

学名でEranthis hyemalis、

日本語ではキバナセツブンソウで

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

オオバナキバナセツブンソウと呼ばれるかもしれません。小さな花なのですが、黄色であちこに、そして場所によっては密集して咲いているので遠くからでもよく目立ちます。

キバナセツブンソウは冬の時期でも一番最初に咲く春を感じさせる花で、2015年の時にはすでに1月半ばには咲いていました。

もう3月に入り、今年はこのキバナセツブンソウはかなりが咲き終わっていますが、それでもまだまだ場所によっては咲いています。

 

 

キバナセツブンソウは多年草で、高さ5cm~15cmぐらい、開花時期は2月~3月です。

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で葉が出て来ます。

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前はコップのような形をしています。

原産は南東ヨーロッパで、茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半にはすでに薬草の本に登場しています。

 

2019年3月2日11:15頃,ベルヴェデーレ宮殿の隣にある植物庭園で撮影したものです。

つまり昨日ですね。

昨日は朝方から雨模様で、降ったり止んだり・・・昼近くから雨が多く降りました。

写真のキバナセツブンソウも濡れていますね。

この花は太陽が出ると、もっとたくさんの花を開かせますので、昨日のこの時にはかなり閉じていました。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村