ウィーンによく見られるこの時期の花 389(ニセアカシア)

5月も後半にさしかかり、初夏の空気を感じるウィーンです。

晴天の青空がずっと続いていて、日も長く外に出ている人が多いです。

うちの隣人も昨日庭にプールを設置していましたね。

しかし、天気予報では今日までが晴れ、明日からは雨マークとなっています。

あ、水曜日はライブオンラインツアーを行う予定なのですが、天気は大丈夫でしょうか・・・。

 

さて、今日はウィーンにこの時期至る所に見られる花をお届けします。

 

ちょっと街灯が邪魔してますが、白い花がたくさん咲いているのがわかります。

 

これはドイツ語でGewöhnliche Robinie

(ゲヴェーンリヒェ・ロビーニエ)、

学名でRobinia pseudoacacia

日本語ではニセアカシアです。

ハリエンジュとも呼ばれているでしょうか。

 

マメ科のハリエンジュ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカ東部で、日本には明治5年に渡来しました。

 

ニセアカシアはヨーロッパを始め、色々な所に移植されてオーストリアでも様々な所で見ることができ、街路樹として植えられていたり、山地で野生化しているものもたくさんあります。

 

高さは25mぐらいになり、開花時期は5月~6月です。

白い花がとにかくたくさんぶら下がっていて、フジのように見えます。

最もフジは紫ですが、前々回に話題にしたキバナフジは黄色ですが、共にこのニセアカシアと同じマメ科ですね。

ウィーンの街中の公園に必ずと言っていい程植えられていますし、街路樹としても多くの場所で見られます。

地下鉄なんかに乗っていると、背丈が高いので遠くからでも車内からでもたくさん見ることができます。

 

 

 

 

 

花全体の大きさは15cm~20cmぐらいでしょうか。

ひとつの花は2cmぐらいでいい香りを放ちます。

葉は3cmぐらいの大きさで、楕円形をしていて、鳥の羽のように左右にいくつも並んでいるので、花が咲いてなくてもそれとわかります。

花が咲いた後に、5つぶほどの豆が入った5cm~15cmぐらいの長さの鞘(さや)がぶらさがります。

 

写真は2022年5月16日08:30頃、自宅近所で撮影しました。

 

 

 

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