ウィーンによく見られるこの時期の花 364(キバナセツブンソウ)

一昨日と昨日は冬の青空が広がるいい天気でした。

気温も12℃ぐらいで日中はとても気持ち良かったですね。

昨日もライブオンラインツアーをやりましたが、街中は多くの人がカフェのテラスやベンチなどに座っていました。

しかし今日は予報では雨(この記事を書いている朝の時点ではまだ曇りですが)で気温も数度下がっています。

 

さて、今日は今年最初の花をお届けします。

 

これはドイツ語で

Winterling(ヴィンターリング)、

学名でEranthis hyemalis、

日本語ではキバナセツブンソウで

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

オオバナキバナセツブンソウと呼ばれるかもしれません。

小さな花なのですが、黄色であちこに、そして場所によっては密集して咲いているので遠くからでもよく目立ちます。

キバナセツブンソウは冬の時期でも一番最初に咲く春を感じさせる花で、1月半ばには咲いていることもあります。

今年はちょうど今頃から咲き始めています。

 

 

キバナセツブンソウは多年草で、高さ5cm~15cmぐらい、開花時期は2月~3月です。

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で葉が出て来ます。

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前はコップのような形をしています。

原産は南東ヨーロッパで、茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半にはすでに薬草の本に登場しています。

 

 

 

 

2022年2月9日14:25頃、Alte DonauのWasserparkで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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