昨日からまた太陽と青空が戻って来たウィーンです。
一昨日までは断続的に雨が降っていました。
先週末から今週初めまでウィーンに滞在した方は天気が悪くて残念でした。
青空と曇りや雨の時とは街並みが全く違って見えますね。
さて、この時期ウィーンに咲く花シリーズをどんどん行きましょう。
ウィーンによく見られるこの時期の花としてキバナセツブンソウ、オウバイ、ニオイガマズミ、マツユキソウを掲プリムラ、レンギョウ、ヒメリュウキンカをすでに紹介していますが、今日のこの花も多く見られます。
こちらはドイツ語でSchlehdorn (シュレードルン)とかSchwarzdorn(シュヴァルツドルン)とも言われています。
学名ではPrunus spinosaで、
日本語ではスピノサスモモです。
バラ科のスモモ属で低木もしくは小高木です。
ヨーロッパに多く見られ、北アフリカまでも分布しています。
開花時期は3月~4月で、遠くから見ると桜のような白い花をたくさん咲かせます。
高さは1m~4mぐらいで、花弁は5枚、1.5cmぐらいでしょうか。
秋にはブルーベリーのような濃い紫色の実をつけ、食べられますがそのまま食べるとかなり酸っぱいです。
Schlehdornは日当たりがいい道端とかちょっとした森や岩肌のような所に多く見られ、石灰質の土壌を好みます。