ウィーンによく見られるこの時期の花 369(ユキワリソウ/ミスミソウ)

オーストリアでは先日ワクチン接種義務が一時中断されることになり、コロナ規制も緩和方向にあるのですが、1日の感染者数が増加していて、一昨昨日はついに5万人を超えました。

子供の学校や知り合いなどでコロナに感染した例を最近よく聞くようになりました。

子供を除きほとんどがワクチン接種済みの人ですが、それでも高熱や呼吸の苦しさなどの症状が出たという話も聞いています。

これはそれぞれ個人の体質や健康状態に影響するので、本当にコロナはこれからどうなっていくのかわからないですね。

 

さて、今日はこの時期よく見られる花シリーズです。

今年はキバナセツブンソウニオイガマズミマツユキソウターキッシュヘーゼルクロッカスをすでに話題にしましたが、この花も地元で人気あるの春先の花です。

 

 

こちらはドイツ語でLeberblümchen(レバーブリュームヒェン)、学名ではHepatica nobilis、

日本語ではユキワリソウとかミスミソウとも呼ばれています。

 

キンポウゲ科、ミスミソウ属の多年草です。

高さ10cm~15cmぐらいで、場所によっては多く咲いているので遠くから見ると、色が似ているので、一瞬ですがスミレのように見えるのですが、全然違います。

色も綺麗で可愛らしくて特徴がありますね。

密集して咲いている場合もあれば、単体で咲いている場合もあります。

その場所の環境も関係しています。

 

 

 

ユキワリソウは石灰地質の森や山中の林の中や茂みに多く見られ、ヨーロッパ、東アジア、北アメリカなどの北半球の温帯地帯に広く分布しています。

日本にも4種が自生しているそうです。

開花時期は3月~4月で、花の直径は1.5cm~3cmぐらい、花弁は6枚~9枚で紫や青紫が圧倒的に多く、極稀に白もあるようです。

写真は2枚共3月9日13:20頃、うちの庭で撮影したものです。


 

こちらのピンクと八重咲は日本種のユキワリソウで、共にうちの庭で咲いています。

こちらでは先に紹介した紫のユキワリソウしか見ることができません。

ピンクの方は2022年3月2日14:50頃、八重咲は2022年3月2日8:50頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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