ウィーンによく見られるこの時期の花 378(ヤブイチゲとキバナイチゲ)

今週はOsterferien・・・復活祭休暇で、多くの人が出かけていると思います。

昨日はシェーンブルン宮殿の復活祭市からライブオンラインツアーを行いましたが、結構な人出でした。

今年の復活祭は4月17日なのでもうすぐですね。

復活祭については例年通りまたここで取り上げます。

 

今日はウィーンのこの時期に見られる花シリーズをお届けします。

 

こちらに見られる白い花はドイツ語でBuschwindrößchen

(ブッシュヴィントレースヒェン)、

学名ではAnemone nemorosa,

日本語ではヤブイチゲとか学名通りのアネモネ・ネモロサと呼ばれています。

 

キンポウゲ科のイチリン草属で多年草です。

ドイツ語の Windrößchenは"風の小さい(可愛らしい)バラ"という直訳ですが、和名ではヤブイチゲというあまり可愛らしくない名前がついています。


 

 

 

 

 

開花時期は2月~4月、花の色は白、高さは5cm~20cmぐらいまで、花弁は6~8枚です。

葉は手の平の形のように広がり、ギザギザの特徴的な形をしています。

原産はヨーロッパ、アジア北東部です。

 

学名の"アネモネ"と言うと春に咲く球根や秋植えが知られているようですが、それとは別種です。

アネモネは150種類があり、例えばそのひとつにハナアネモネがあります。

草地や林や森の中に多く生育、自生していて密集して咲いていることが多いです。

 


 

こちらはドイツ語でGelbes Windröschen(ゲルべス・ヴィントレースヒェン)、

学名でAnemone ranunculoides、日本語ではキバナイチゲです。

 

キンポウゲ科のイチリンソウ属で多年草です。

gelbはドイツ語では黄色という意味です。

原産はヨーロッパです。

上で紹介したヤブイチゲの黄色バージョンです。

 

開花時期は3月~5月、花の色は濃い黄色、高さは10cm~20cmです。

花が咲いた後に葉が登場します。

葉の先がのこぎりのようにギザギザになっていて、葉は花の下の周りにスカートを広げたように円形になっています。

 

写真は全て2022年3月27日14:45頃  うちの庭で撮影したものですが、どちらも森や茂みなどにこの時期多く見られます。

 

 

 

 

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