ウィーンによく見られるこの時期の花 377  (スピノサスモモ)

先週よりも春らしい気温に戻ってますが、昨日の夜中から天気が崩れて雨が降りました。

現時点では雨は止んでいますが、地面は濡れていてどんよりとした雲がウィーンの街を覆っています。

今週はずっと雨マークですね。

 

さて、3月の終わりから4月にかけて桜が多く咲く中で、一見桜っぽいこの花についても非常に多くのお客様から御質問があります。

この白い花はバスで移動している時に車窓から頻繁に見られるからです。

 

こちらはドイツ語で

Schlehdorn (シュレードルン)

とかSchwarzdorn(シュヴァルツドルン)とも言われています。

学名ではPrunus spinosaで、

日本語ではスピノサスモモです。

バラ科のスモモ属で低木もしくは小高木です。

ヨーロッパに多く見られ、北アフリカまでも分布しています。

開花時期は3月~4月で、遠くから見ると桜のような白い花をたくさん咲かせます。

高さは1m~4mぐらいで、花弁は5枚、1.5cmぐらいでしょうか。

秋にはブルーベリーのような濃い紫色の実をつけ、食べられますがそのまま食べるとかなり酸っぱいです。

Schlehdornは日当たりがいい道端とかちょっとした森や岩肌のような所に多く見られ、石灰質の土壌を好みます。

 

 

 

 

写真は2022年3月24日の17:10頃、マルヒフェルト運河で撮影しました。

少し時間が経ってしまいましたが、まだ咲いているのが多く見られます。

 

 

 

 

 

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