ウィーンによく見られるこの時期の花 392(アメリカキササゲ)

今日は夏至ですね。

今年も日が長くなるのが今日が最後で、明日から日が短くっていくことを考えると少し寂しい気がします。

 

ウィーンは週末と昨日も日中30℃を越える暑い日が続きましたが、今日と明日は暑さが少し和らぎそうです。

今日の朝は7:00ぐらいの時点で16℃、心地いい風が吹いていて、昨日の湿気が嘘のようです。

 

さて、今日はこの時期よく見られるの花シリーズです。

 

こちらはドイツ語でTrompetenbaum

(トロンペーテンバウム),

学名ではCatalpa bignonioides,

日本ではアメリカキササゲ  (アメリカ木大角豆)です。

ノウゼンカズラ科のキササゲ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカの南東で、ヨーロッパには18世紀の前半1726年にイギリスの自然歴史家のMark Catesbyよってもたらされました。

 

日本には明治時代末期に入って来たそうです。

 

乳白色の白い特徴的な形の花をたくさん咲かせ、背丈もかなり高くなることから遠くからでもよく目立ちます。

 

ドイツ語の名前である"Trompeten"はトランペットという意味で、花がラッパの形のような釣鐘状になっています。

また実である細長い莢(さや)がぶら下がっているのも特徴です。

 

 

 

開花時期は6月~7月で、何となくマロニエを思わせるかのように、(実際は全く違いますが)垂直上に3cm~5cmぐらいの釣鐘型の白い花をたくさん咲かせます。

でも近くで見るとわかりますが、色合いは白のマロニエのようですが、マロニエとは全く違う形をしています。

近縁種のキササゲよりこちらの方が花が大きく、美しいと思います。

花弁の内側には黄色のすじと紫色の斑点があります。

葉、樹皮、果実は薬用にも利用されます。

 

全体の高さ20mぐらいまでになり、葉は10cm~20cmで幅が広いハート型です。

かなり特徴的ですからすぐに見分けがつきます。

 

 

 

 

 

 

写真のアメリカキササゲは2022年6月18日08:30頃 Schillerparkで撮影しました。

 

 

 

 

 

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