クリスマス

 

クリスマスの過去記事はこちらからどうぞ

 

                                    → クリスマス 過去の記事 2016年

 

                                    → クリスマス 過去の記事 2015年

 

                                    → クリスマス 過去の記事 2014年

 

                                    → クリスマス 過去の記事 2013年

 

 

 

 

 

 

イルミネーションが取り外されている光景

朝がマイナスであることが多く、昨日も日中は-1℃~-2℃ぐらいとプラスにはなりませんでした。

昨日も午前中は30名様以上の団体ツアーの皆様と市内観光で、午後はオプショナルツアーの徒歩観光でした。

午前中はかなり早くシェーンブルン宮殿に入場しましたが、意外と多くの人がいましたし、大型グループもいくつか見かけました。その後は旧市街を少し歩き、シュテファン大聖堂で午前中の観光が終わり、オプショナルツアーの皆様と昼食のレストランへと行きました。昼ぐらいのシュテファン大聖堂界隈はその時は風も強くて結構寒く感じましたね。昼食後はカプツィーナー教会と行程の地下墓地や王宮を見学しました。

さて、昨日の午前中皆様と旧市街を歩いている時にクリスマス時期を盛り上げたイルミネーションの取り外しが行われていました。

国立オペラ座から王宮のアウグスティーナ教会横を通ってミヒャエル広場からコールマルクトを通ってグラーベンに入りました。

 

 


 

グラーベンの脇にあるペータース教会を過ぎてすぐに上の写真に見られるようにクリスマスのイルミネーションの取り外しがちょうど行われていました。クリスマス時期を盛り上げてくれたイルミネーションもまた来年のクリスマスまで(実際には今年の12月まで)しまわれます。

数人の係が仕事をしていますが、下に降ろされたイルミネーションはかなり大きかったことがわかりますね。

右の写真はグラーベンの真ん中でクレーン車が活躍しています。係がクレーン車に乗っているのが見えます。

こちらではカレンダーのクリスマスが過ぎてもクリスマスツリーは聖三王の日までは飾っておく習慣です。

クリスマスツリーも一緒に年を越して新年を迎えるわけですね。そのためクリスマスのイルミネーションもまだ飾られているわけです。

毎年この時期に街中のイルミネーションが取り外されます。

これが街中から外されるとクリスマスの習慣が本当に終わったんだな・・・という感じになります。

 

クリスマス時期のイルミネーションも見て下さい。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ミノリーテン教会のWeihnachtskrippe(2017年)

先日1月6日は"Heilige Drei Könige"で、ベツレヘムからの星に導かれて3人の学者がイエスを拝みにやって来るという有名な話からの祝日でした。この日まではクリスマスの習慣があり、たいていの家庭ではクリスマスツリーがそれまでは飾られています。

このシーンを表したジオラマが"Weihnachtskrippe"(ヴァイナハツクリッペ)で、アドヴェント時期から教会や

 

クリスマス市、家庭などに多く見られ、クリスマスツリーと一緒に飾ります。

ウィーンの旧市街一角にあるミノリーテン教会のWeihnachtskrippeはよく知られていて、毎年必ず飾られます。

 

この教会の中に入って主祭壇を正面に見て右側に見入ってしまう大きなWeihnachtskrippeがあります。

このWeihnachtskrippeはとても手が込んでいて、登場人物が一部動く演出もされていて、見るものを別世界に誘い込みます。ベツレヘムの生活風景が演出されていて、イエスとマリアは一番左側にいます。

水も流されていて、そのせせらぎの音が心地良さと敬虔さを与えてくれます。

今年は"Opferlicht"がこの前には置かれていませんが、代わりに天使が真ん中に立っています。かなり大きなジオラマなので、それぞれの場所では個別の生活風景の空気が感じられます。

 

 


 

ミノリーテン教会は個人的に好きなゴシック様式の教会で、王宮のそばにあっても閑静な広場の一角にあります。

ここのゴシック様式のアーチも素敵で中世の面影があります。

またこの教会にはレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐のモザイクがあることでも知られています。

この時期ウィーンを旅行されている方は是非、この教会を訪れてみて下さい。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスのイルミネーション 5(2016年)

今日は昨日の夜からの雪で真っ白になりました。雪は今でも降っています。

クリスマスが終わっても1月6日まではクリスマスツリーを飾っておく習慣があります。この日はキリスト教では重要な"聖三王"の日であるからです。この日まではイエスが生まれた物語が続いていますのでカレンダーではクリスマスが過ぎても、年末、年始はクリスマスツリーを始め、街中のクリスマスデコレーションやイルミネーションなどももちろんそのままです。

これは年間で生活の中では一番重要なクリスマスのまさにエピローグです。

街中のクリスマスイルミネーションシリーズは好評だったのでもうちょっとだけ続けます。

前回のクリスマスイルミネーション4では音符のイルミネーションでした。

 

こちらは前回の1枚目の写真に見られるイルミネーションと同じ円柱形で似ていますがもちろん違います。

こちらは前回のイルミネーションよりも円柱形が細長くなく、しかも円柱形イルミネーションの中に5つの星が別の色で光っているのがわかります。この通りの真ん中には暗い空に灯される本来の街灯が光りを放っています。手前の方に駐車している車が見えていますがその奥は歩行者ゾーンとなっています。

この通りはウィーン中心部のKrugerstraßeです。この通りの名前がどこから来ているかは分かっていませんが、この通りの10番地はモーツァルトの奥さんであったコンスタンツェが1791年~1799年まで、また13番地はベートーヴェンが1825年の4月~10月住んでいた記録があります。

 

 

こちらはWollzeileというよく知られたウィーン中心部の一角です。こちらのイルミネーションは何本も細長く垂れ下がったように幅広く設置されています。

それがいくつも連なっていてずっと奥まで続いていることがわかります。右側に有名なカフェDIGLAS (ディグラス)がありますね。中心を背にしてStubentor方面を見ています。この通りは両側にたくさんの店が並んでいるので、ショーウィンドゥの明るさから通り自体がかなり明るく感じます。

一箇所だけ見ているとあまりぱっとしないイルミネーションのような気がしますが、それらがいくつも連なっているので全体的に統一性があって素敵な感じがします。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

"Heilige drei Könige" (聖三王)の祝日(2017年)

今日1月6日は"Heilige drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という表現はもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日と呼んでもでもいいのかなと思います。

heilig・・・聖なる、drei・・・3、Könige・・・王様達という日本語訳ですから"聖三王"となりますが、よく習慣的に東方三博士、東方三賢者とも言われています。

 

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がやって来る・・・というよく知られた話です。

そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して今日までは飾っておく習慣になっています。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

右の写真はアウグスティーナ教会です。

 

 

 

それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物は以下の通りです。この3人は大陸の象徴でもあります。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

 

 

これは12世紀のヨーロッパでは、ヨーロッパとアジアとアフリカの3大陸だけだと信じられていたことも関係があると思います。この東から来た三学者は、ヘロデ大王のもとへ行き「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」について尋ねます。

ヘロデ大王が「幼子を見つけたらここに連れて来るように・・・」と言いましたが、3人は王の所へは戻らず、

そのまま帰って行きました。

 

クリスマスの時期には上の写真で見られるように、イエスを拝みに来るシーンを演出したWeihnachtskrippe (ヴァイナハツクリッペ)というものが多く見られます。

Weihnachtskrippeはクリスマスツリーと一緒に飾る習慣があります。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスのイルミネーション 4 (2016年)

カレンダーではクリスマスが終わっても、実際にはクリスマスの空気はまだまだ残されています。実際にクリスマスツリーだってまだ飾られていますし、街中のイルミネーションだってそのままです。イエス・キリストが生まれた後、東から三聖王(三賢者、三博士)がイエスを拝みにやって来ます。これが1月6日ですから少なくともそれまではクリスマスの空気が続いています。

さて、前回のクリスマスのイルミネーション3 (2016年)も好評を頂いたので今日はクリスマスのイルミネーション4です。

 

ここはグラーベンからコールマルクトが始まる所から右に行ったTuchlaubenです。この地域は数年前からウィーン旧市街の新たなショッピング地区として高級店が並ぶようになりました。

右側に高級時計が多く扱われているWAGNER、左側にはヴィトンが見えていますね。ここはグラーベンのような華やかさはない少し閑静なしかし洗練された空気が感じられる通りで、ここには円柱形のイルミネーションが施されています。

反対側のコールマルクトに設置されている銀河のようなイルミネーションとはちょっと対照的です。

このTuchkaubenは幅が狭い通りですから、横長ではなく縦長を意識したイルミネーションです。

 

 

こちらはTuchlaubenよりももっと閑静な美しい通りのひとつであるAnnagasseです。

ここには美しい天井フレスコ画が見られるアンナ教会があります。

ここのイルミネーションは楽譜になっていて、それがいくつも灯されているのが見えます。

五線紙の上にあるト音記号や音符がおもしろいですね。

この奥にはHaus der Musik(音楽の家)という有名な博物館やこの界隈にはウィーン市立音楽大学やウィーン国立音大などもあるのでその環境に相応しいイルミネーションと言えますね。

ここは前述したTuchlaubenよりも細く、石畳がよく似合う通りです。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスのイルミネーション 3(2016年)

一昨日の12月24日がクリスマス・イヴ、昨日の25日がクリスマス、そして今日12月26日は第2クリスマスクリスマスの日と呼ばれるお休みです。でもウィーンでは今日のこの日を"Stephanitag"(シュテファニーターク)と呼ばれ、今日12月26日が聖シュテファヌス(シュテファン)の日です。聖シュテファヌスはキリスト教の最初の殉教者で、イエスが亡くなった後まもなくの36年/40年に石打ちの刑で亡くなりました。ウィーンにはシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂がありますね。

 

カレンダーではクリスマスの最後の日ですが、街中では今日が終わってもクリスマスの雰囲気は翌年までそのまま残されます。クリスマス市はもちろん終わりましたが、街中のイルミネーションはまだまだ見られます。

この時期に街中を歩く時の楽しみのひとつに主要な通りに飾られているそのイルミネーションがあります。昼間の明るい時には街の美しさを壊してしまうような飾りなのですが、薄暗くなってから灯されるこのイルミネーションは素晴らしい演出をしてくれます。ウィーンの街は毎年同じ場所に、同じお決まりのイルミネーションが施されています。先日のクリスマスのイルミネーション2が思いのほか好評でしたので、その続編です。

 

こちらはウィーンのどこだかすぐに気づく方は多いと思います。

赤の丸いイルミネーションとそのわきには渦巻き模様のイルミネーションが設置されていますね。昼間見るとこの大きな丸はかなり濃い赤で、まるでくす玉のように見えます。実際にこれが初めて設置された時には大晦日のカウントダウンの直後、新年を迎える時にくす玉のように割れると思っていた地元の人が多かったです。渦巻き模様は明らかにウィーンの世紀末時代の画家"クリムト"を意識しているように思われます。

ここはシュテファン大聖堂からは国立オペラ座とは反対方面であるRotenturmstraßeで、ウィーンのイルミネーションの中でもちょっと特殊な雰囲気です。

 

 

 

こちらはいかにもウィーンらしい・・・というかかつての帝国の都を思わせるイルミネーションですね。ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家に詳しい方はこのイルミネーションを見た瞬間にすぐオーストリア帝国の帝冠(ルドルフ2世の帝冠)であることがわかります。そのヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家の下に歴代神聖ローマ帝国の皇帝や王様の称号があったので、このウィーンという街は皇帝の居城として永く君臨してきたわけです。この通りはグラーベンを横切ってペータース教会に通じているHabsbrugergasse(ハプスブルグガーガッセ)です。まさにハプスブルグ家の名前がそのまま通りに名前になっています。

 

ペータース教会を背にしてこの通りを眺めています。

ずっと奥には王宮のスペイン乗馬学校の乗馬ホールがあります。写真ではウィーンの街中を多く走っている馬車がこちらへ向かって来ますね。いかにもウィーンらしい光景です。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマス・イヴはこのように過ごす(2016年)

昨日12月24日はクリスマス・イヴで、年間を通して一番大事な行事でしょうか。宗教的には復活祭が一番重要ですが、生活の中ではクリスマスです。今年はシュテファン大聖堂のクリスマス市市庁舎のクリスマス市が11月11日と去年よりも2日早く始まり、長いアドヴェントでしたが、振り返るとあっという間に過ぎてしまいました。毎日仕事をしていると時の経つのが早いです。今年も日本からの多くのお客様にこちらのクリスマスの様々な習慣を御案内しました。こちらがクリスマスの雰囲気で盛り上がるのは12月23日までです。24日からは今までのクリスマスの雰囲気がまるでうそのように街が静かになります。24日は午前中だけ仕事をする人もいたり、商店街なども14:00ぐらいまで営業していることもありますが、多くの人は24日の午前中にクリスマスツリーを部屋に飾り、装飾をし、夕方から夜にかけてのクリスマスを祝う準備をします。多くのレストランもクローズとなります。

こちらは家族とクリスマスを過ごす・・・というのが一般的です。

ただ今年は市庁舎のクリスマス市は26日まで、シェーンブルン宮殿も例年通り26日までとなっています。

でもこれはこの時期観光でウィーンに来られた方のためのサービス的なイメージです。

 

昨日の午後14:00頃のウィーンの街中はそれでもかなり混んでいましたが、いつもとは違い観光客が多く目立ちました。街中の店はほとんどクローズしていましたので、シュテファン大聖堂のクリスマス市などは逆に混雑していました。

うちは毎年24日の昼過ぎぐらいからクリスマスツリーを飾りますが、今年はちょっとしたハプニングがあったために夕方18:00過ぎから飾り始めました。こんなに遅くにクリスマスツリーを飾ったのは今年初めてです。

 

12月24日のクリスマス・イヴはこちらでは一般的にどのように祝われるのでしょう?

 

 

12月24日は地元ではたいてい家族と共に過ごすクリスマスで、遠くに住んでいる人もこの時期には帰ってきて、家族皆でクリスマスを過ごします。

 

皆さんが家庭でいわゆるクリスマスパーティーを行いますが、実際には"クリスマスパーティー"などという名称はほとんど聞かれません。アドヴェント最中に会社などで開かれる時はクリスマスパーティーという人もいますが、クリスマス・イヴの時にはこの表現は普通は使われません。

家族皆が集まり会話をしながら、プンシュを飲み、夕食をし、そしてプレゼント交換を楽しむわけです。

家族がそれぞれ持ち寄ったプレゼントは、クリスマスツリーの下に置くという習慣になっています。

 

そのためツリーの下にはたくさんのプレゼントが、Christkindによってもたらされたというわけです。

そうです・・・こちらではサンタクロースなんか登場しません。"Christkind"がやって来ます。

小さい子供がいる家庭ではChristkindが実際にプレゼントを持って来るということを信じさせて、夢を持たせて演出します。子供達は時が来るのをそわそわして待つわけです。早くプレゼントをもらいたいですからね。

 

夕食は何を食べるかというと・・・

魚を食べる習慣が現在でも多く見られます。その中でも鯉なども多く食べられ、また鱒やカマスなどを食べる人も多いでしょうか。フライで食べる人もいれば、ソテーにして食べる人もいると思います。

これは「魚」がキリストのシンボルとして古来から使われてきた・・・ということも理由のひとつです。

 

ちなみにチキンを食べることは外から住み着いた人は別として地元人であればまずないでしょう。

当時アメリカに移民したオランダ人達は、慣れない土地で、今までのように家畜を飼うことは最初は難しかったようです。そこでチキンを食べることから、始まったとされています。

 

夕食が終わると、いよいよBescherung(ベシェールング)といわれるプレゼント交換です。

 

この時に歌われるものが、昨日紹介した「きよしこの夜」です。

この曲は地元の人にとっては、特別な曲であり、一般的なクリスマスソングとしては区別されていて、クリスマス時期にひっきりなし聞かれるわけではありません。

この曲はこのプレゼント交換の前だけにこの歌を歌う地元の人が多いと思います。

できればギターの伴奏で歌うべきとされています。

それはオリジナルがギターの伴奏で演奏されたからですね。

この曲が歌われる時はかなり敬虔な雰囲気になりますね。実際には冗談を言い合うような雰囲気ではなく、かなりセレモニー的な空気になります。

 

歌い終わって、皆さんと「Frohe Weihnachten!」(フローエ・ヴァイナハテン・・・クリスマスおめでとう)と言いながら、共に抱き合います。

その後、お互いにプレゼントをその場で開いて皆さんで楽しむわけです。

 

その後は年間と通してこの時だけは夜の教会のミサに行く人も多いと思います。

これは日本で言う初詣のような感覚に近いですね。

今日の12月25日、明日の26日はお休みです。

 

私は今まで多くのオーストリアの家庭のクリスマス・イヴを経験しました。それぞれの家庭の習慣によりますが、多くはこのような流れでクリスマス・イヴが過ぎていきます。
うちも家族と毎年このようにクリスマス・イヴを過ごしています。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

「きよしこの夜」はオーストリアから生まれました

今日12月24日はクリスマスイヴです。今年はクリスマス市が11月11日とかなり早く始まり、当初はアドヴェントの雰囲気を長く楽しめるんだな・・・と思っていましたが今振り返るとあっという間でした。

シェーンブルン宮殿のクリスマス市は毎年12月26日までで、今年から市庁舎のクリスマス市も12月26日まで開かれるようにはなりましたが、基本的にクリスマスの雰囲気で盛り上がるのは12月23日まででしょう。

今日の午前中にクリスマスツリーの飾り付けをする人が多く、午後からは街がとても静かになります。

街中を歩く人が少なくなり、交通量がぐっと減り、お店もいつもよりも早く閉店し、皆がクリスマスイヴに吸い込まれていくような感じです。

こちらは家族とクリスマスを祝うのが一般的です。

地元の人が家族と祝う今日のクリスマスイヴで必ず歌われる歌があります。

毎年12月24日はこの歌をテーマにしていますが、今年も私のこのサイトの伝統としてこの歌を取り上げます。

 

ザルツブルク中心から車で約20kmぐらい走った所にOberndorf(オーベルンドルフ)という人口5600人程の小さい街があります。

その街の一角に、この写真に見られるStille Nacht Kapelle(シュティレ・ナハト・カペレ・・・きよしこの夜礼拝堂)が立っています。

ここにはもともと聖ニコラウス教会が建っていました。

当時そのニコラウス教会で、1818年、ここの教会のオルガンの状態がとても悪く、弾ける状態ではなかったようです。

その年のクリスマスの12月24日にはそのオルガンをミサで使うことができませんでした。

そこでこの教会のヨーゼフ・モール神父が詩を書き、フランツ・グルーバー先生がその詩に曲をつけ、ここの壊れたオルガンの代わりにギターで伴奏されてその時歌われた曲・・・それが「きよしこの夜」(Stille Nacht) だったのです。

 

モール神父とグルーバー先生によって"きよしこの夜"が作られて歌われた当時のニコラウス教会は、19世紀終わりのザルツァッハ川の何回かの水害によって傷んでしまったため、最終的に1913年に取り壊されることになります。

 

その取り壊しから20年以上経った後の1937年8月15日、当時のニコラウス教会と同じこの場所にこの写真に見られるように現在の礼拝堂が奉納されました。

 

ちなみに現在でもこのOberndorfにはこのきよしこの夜記念礼拝堂から1km離れた所に新しいニコラウス教会が立っていて活躍しています。この新しいニコラウス教会は1906年に建築が始まり、1910年に完成しています。

 

 


 

上の2枚の写真は礼拝堂内部に見られるステンドグラスです。

左側がヨーゼフ・モール神父で、神父の下には当時のニコラウス教会も描かれています。

モール神父は詩人ではありませんでしたが、きよしこの夜の詩は、1816年にすでに書かれていたということです。

 

右側はグルーバー先生でギターを持って演奏していて、その下にはやはりニコラウス教会が描かれています。

彼ももちろん知られた作曲家ではありませんでした。

 

こちらは礼拝堂の主祭壇です。

この中はシンプルな小さな礼拝堂で、記念館的な雰囲気が感じられますが、現在でも宗教的に使われています。

 

"きよしこの夜"は、1818年・・・今から200年近く前にここで歌われ、その後「Stille Nacht! Heilige Nacht!」と呼ばれ、チロルの有名なツィラータールを経由し、ヨーロッパ全土に、そしてアメリカに・・・やがて日本にまでと、世界中に知られるようになったのです。

この曲なしのクリスマスは考えられませんね。

 

こちらではプレゼント交換をする前に必ずと言っていいほどこの曲が歌われます。

 

「きよしこの夜」は全世界330の言語で現在でも歌われ、親しまれています。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Freyungのクリスマス市(2016年)

クリスマスがあと何日したら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つこのAdventももう今日で終わりです。

明日が早いものでクリスイヴです。

市庁舎シュテファン大聖堂のクリスマス市が去年よりも早い11月11日に始まった時にはクリスマスはまだまだ先だな・・・という気持ちでした。毎日のようにウィーンのクリスマスの雰囲気をお客様に御案内していましたが、クリスマスが終わることを考えるとちょっと寂しくなります。

ウィーンの地元らしい昔の雰囲気が見られるシュピッテルベルクのクリスマス市は有名ですが、今日話題にするクリスマス市も地元らしいと思います。

 


 

こちらはFreyungのクリスマス市です。"Altwiener Christkindlmarkt"(アルトヴィーナー・クリストキンドルマルクト)という名称でFreyungという旧市街地の広場で開かれています。

このFreyung (フライウング)はハプスブルグ家の前のバーベンベルク王朝時代にウィーンに宮廷を移したハインリヒ2世が、アイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史あるショッテン修道会と付属教会がある美しい広場です。

ここはかつては "Gegend bei den Schotten" (ショッテン修道会わきの地域)と呼ばれていました。

ドイツ語で現在のスコットランドはSchottlandと呼ばれていますが、Schotten は当時はアイルランドを意味していました。

Freyungという名は、このショッテン修道会に属したこの場所は、街からの行政が及ばない治外法権的な場所だったようで、ここに来れば自由になれる・・・ということから由来しています。

1710年からこの場所は「Freyung」と名付けられました。

 


 

このFreyungは二等辺三角形的な広場で、クリスマス市はその一角の前述したショッテン教会前にあります。

その狭い空間に2本の通りがあり、その通りに仕切られて小さな屋台が並んでいる閉ざされた空間です。

私が仕事が終わってここを訪れた時にはちょうど舞台で楽隊が演奏を始める所でしたのでたくさんの人が集まっていました。クリスマスらしい素敵な響きがこの空間にこだましました。

 


 

どのクリスマス市もそうですがプンシュスタンドにはたくさんの人が集まっています。クリスマス時期はやっぱりプンシュですね。

この時も年配の方、仕事帰りの人達、友達同士などたくさんの地元の人で賑わっていました。

 

このFreyungは歴史的な美しい建物に囲まれ、その建物のライトアップも素晴らしい演出をしてくれます。

このようなこじんまりしたクリスマス市の方がより"地元"を感じます。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスツリーを買いました(2016年)

もうクリスマスまで秒読みです。クリスマスツリーが街中に売られ始めるとクリスマスがぐっと近くに感じます。

日本ではちゃんとしたもみの木を飾る習慣はないですから、街中などを徒歩観光すると日本からのお客様は新鮮な光景を目にすることができます。でもこちらでは毎年定番なこの時期の光景です。それぞれのクリスマス市には必ずもみの木が飾られていますね。家庭では市庁舎に飾られているような大きなもみの木(実際にはそれだけ背丈が高いものはもみの木ではなくてヨーロッパトウヒですが)ではありませんが、それでも人間の背丈よりも高いもみの木を買う人も多くいます。うちも毎年もみの木を買いますが、2m30cmぐらいのもみの木を毎年飾っています。 暗くなってしまうとモミの木が見分けにくくなるので明るいうちに買いたいですね。でも毎日仕事で家に帰る頃にはもう暗くなっているので、うちはやっと昨日の午後に買うことができました。


 

もみの木はTannenbaum(タンネンバウム)とドイツ語で呼ばれますが、特にこのクリスマスツリーのもみの木は、ここオーストリアではChristbaum(クリストバウム)と呼ばれています。

クリスマスプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなくChristkind(クリストキント)ですからね。

背丈が高いものから低いもの、全体の形が整っているものなど様々です。

オーストリアは林業も重要な産業であり、計画的な植林をしているため、もみの木がなくなることは絶対にありません。毎年時期になると選ばれたもみの木が切られて売られるために運ばれてきます。

 


 

ツリーはネットに包まれて運ばれ、ネットが外されてKreuzと呼ばれる十字型の木に立てられて売られています。

一番上の右の写真ではKreuzの上に立てられて売られているのがよくわかります。

クリスマスツリーが売られている場所には、左上の写真で見られるように円形の物が必ず置かれています。

 

クリスマスツリー(もみの木)の形はどれも一緒なので適当に大きさと値段で選んですぐに買う・・・ということにはなりません。

実際に飾ることを思い浮かべて、どのくらい緑が密集しているか、真っすぐであるか、均等であるか、ツリーの先が美しいか、全体のシルエットが美しいか・・・などポイントがいくつもありますので選ぶのは結構時間がかかります。

どれを買うか決めたら、Kreuzが欲しいか欲しくないか聞かれますが、どこの家庭にもたいていKreuzの代わりにクリスマスツリーを支える専用のものがあるので普通はKreuzは要りません。

 

このままツリーを運ぶのは不便ですし、しかもクリスマスまではまだ時間がありますから緑が乾いてはいけないのでもう一度ネットに包むわけです。

そこで前述した左上の写真に見られるこの円形の物が大活躍をします。

ツリーの根本部分からこの円形の中にツリーを通していくと、狭くなっていく円形の中を通りながらツリーの葉が折りたたまれて、同時にツリーがネットでくるまる・・・という中々便利な物です。

この状態で持ち帰り、12月24日の午前中に飾り付けをする時までこのまま外に置いておきます。

 

12月24日にもみの木の葉が緑であることが重要ですから、あまり早く飾ってしまうと乾燥してしまいます。

うちも昨日買ったネットで包まれたままのツリーが庭のテラスに立てかけてあります。

 

この時期はクリスマスツリーを持って帰る人の姿が頻繁に見られ、車の上に買ったツリーを乗せて走っている光景もよく見られます。

 


<クリスマスツリーを飾る習慣>

 

 

12月の始めにこのコーナーでクリスマスの習慣について触れています。その時に現在のクリスマスの原型となった3つの習慣を書きましたが、そのひとつである北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭りで使われていたのがもみの木です。冬でも葉を枯らさずにいる・・・これが生命の象徴とされていました。

 

こうした「祭りごとを行う時に、もみの木を飾る」という行為は今のドイツにも伝わり、キリスト教の普及と共にキリスト教でもその習慣を引き継いで行きました。

 

1419年にドイツのフライブルクで、パン職人の信心会が精霊救貧院にツリーを飾ったことが最初の、クリスマスツリーをクリスマスに飾った記録とされています。

常緑樹を飾ったのはなぜでしょうか?

 

日が短い冬の暗い闇と戦い、闇を追い払うために人々はその時日が短い太陽を元気づけるために火を燃やし、大地のなかの生命が生き続けていることを示すために、冬でも葉を枯らさずにいる、生命のシンボルでもある常緑樹を飾ったということです。

 

そのような歴史的背景から現在に見られるクリスマスツリーを飾る習慣があるわけです。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

カールス教会前のERDÄPFELPUFFER(ポテトパンケーキ)

ウィーンの昔らしいクリスマス市と言えばシュピッテルベルクのクリスマス市とかFreyungのクリスマス市が思い浮かびます。私はどちらも好きで、地元の人達で賑わっています。どちらもシェーンブルン宮殿や市庁舎のクリスマス市のように観光的な雰囲気はなく、たくさんの人がいてもうっとうしい雑踏は感じません。

シュピッテルベルクのクリスマス市と言えばSpittelberger Erdäpfelpuffer・・・シュピッテルベルクのポテトパンケーキという名物パンケーキを紹介しましたが、実は似たようなものがカールス教会前のクリスマス市でも売られています。

 

カールス教会前のクリスマス市は意外と規模が大きくてたくさんの屋台が並んでいますが、楽友協会ホールを背にしてカールス教会に向かってクリスマス市の領域に入ると左側数件目の右の写真に見られる屋台で食べられます。写真では電話をしている人が見えますが、ここのオーナーです。ここは暗くなるとシュピッテルベルクのクリスマス市同様に行列がよく出来ている所なので、私は午前中の仕事が終わってここのクリスマス市がオープンするちょうど12:00に立ち寄りました。

この日は私が一番最初のこの屋台のお客さんで、このパンケーキを揚げている間に店の人と世間話をしました。ここにまだ人がいないというのは1日を通してこの時間ぐらいです。ちなみにオーナーにシュピッテルべルクのジャガイモのパンケーキのことを話題にしてみたらもちろん知っていました。でもその後にオーナーが言うには「あちらは自分達のじょうずなコピーだ」と主張していて、「うちは21年前からこのスタイルで作っている」と誇らしげに話されていました。

今まで話題にしませんでしたが、私はプンシュを飲みながらどちらのジャガイモのパンケーキも毎年数回は食べていますので、ここがよく行列ができていることは知っていたので、それを話したらオーナーは喜んでいました。

 

こちらもシュピッテルベルクと同様に

"ERDÄPELPUFFER" という名前で呼ばれています。

見た感じはシュピッテルベルクのよりもちょっと薄目できめ細かな仕上がりになっていて、ジャガイモの細さがわかりますね。外側はカリッとしていますが中はかなり柔らかい仕上がりです。ここはこちらが何も言わなくても塩とニンニクが初めから塗られて渡されますが、希望する人にはケチャップなどのいくつかのソースも準備されています。この屋台の売りは素材がBioであることで,もちろんこのジャガイモのパンケーキもBioです。

すでにお気付きの方も多いと思いますが、先日紹介したちょっとおもしろいプンシュもここの屋台です。

 

 

私個人的にはここの店には申しわけないですがSpittelbergのジャガイモのパンケーキに軍配を上げたいと思いますが、他のクリスマス市では食べることができない話題性があるものとしてはここだってお勧めです。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスのイルミネーション 2 (2016年)

クリスマスがあと何日したら来るんだろうと・・・とわくわくしながら待つ時期をアドヴェントと言いますが、そのアドヴェント時期のウィーンの街は素敵です。クリスマス時期はお店のショーウィンドウもクリスマス風に飾られ、レストランやカフェなどもクリスマスを意識した装飾が施されます。また何と言っても色々な所で開かれているクリスマス市や屋台から漂うプンシュの香り・・・そしてイルミネーションです。

先日ウィーンの三大歩行者天国のクリスマスイルミネーションを話題にしましたが、それ以外にも色々な通りにイルミネーションが飾られています。

今日は別の場所のクリスマスイルミネーションを見てみましょう。

 

ウィーンを知っている方であれば右の写真はどこであるか見当がつくと思います。幅が比較的広い道路の右側に路面電車の線路が見えていますね。ここはリンク道路の一角です。これは王宮庭園を背にして国立オペラ座方面を見ています。ずっと奥の明るくなっている辺りの左側に国立オペラ座が位置しています。ウィーンのリンク道路には去年2015年より細長い白いイルミネーションを何本もリンク道路両側沿いに設置しています。この写真ではたまたま車が通ってないのですが光のトンネルを走っているような演出でしょうか。これは見ているよりも実際に車を運転すると実感できます。両側の並木もイルミネーションが見られますね。

 

 

 

こちらは上の写真とは反対方面を眺めていて、右側には王宮庭園が位置しています。路面電車がちょうど私の目の前を通過しようとしています。別に意図的に特殊効果を期待して撮影したわけではありませんので、偶然こうなりました。上の写真もそうですが光の線がそこらじゅうに見えていますね。もちろんこれも意識したわけではありません。

主要な建造物は年間を通してライトアップされますがリンク道路やその並木のイルミネーションはこの時期だけのものです。

街中の通りには個性的なイルミネーションが多く施されていますが、リンク道路にもこのようなイルミネーションがあったわけです。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ちょっとおもしろいプンシュ

昨日はアドヴェントの第4土曜日で、今日の日曜日にアドヴェントクランツの4本目が灯されますのでクリスマスまではもう秒読み状態です。

昨日のウィーンの街中は先週同様にものすごい人出となりました。私は午前中一般ツアーの皆様との仕事で、午後は個人のお客様と街中を徒歩観光しましたが、朝一番で入場したシェーンブルン宮殿でさえもかなりの人が早くから来ていて、宮殿を離れる時にはもうチケットカウンターには行列ができていました。主要の歩行者天国はたいへんな混雑とんっていました。ウィーンの街はここ何年もアドヴェントの4回の土曜日はバスの通行規制が行われますのでたくさんのウィーン市の職員が街中に出ていて、許可なしで走っていたバスが停められている光景を数回見ました。

クリスマス市ももうすぐフィナーレですね。屋台で働く方々の話では、毎日夜遅くまで営業するのでかなりきついそうです。一昨日SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFERという名物ポテトパンケーキを話題にしましたが、今日はちょっとおもしろプンシュについてです。

 

それぞれのクリスマス市にはそれぞれのカラーと雰囲気があり、それを楽しむのがいいんですね。先日紹介した国立オペラ座のそばにあっても地元の人で賑わうカールス教会前のクリスマス市の一角では右に見られる屋台があり、ここでは"FEUERZANGEN BOWLE"というちょっとおもしろいものが売られています。

"Feuer"は火で、"Zange"はペンチのような意味がありますので、どういうものだろう・・・と思ってしまいますが、基本的にはプンシュです。

クリスマスのこの時期はやっぱりプンシュですね。

どこのクリスマス市でも多くのプンシュが売られていて、プンシュが売られている屋台のそばを通るだけでもいい匂いが漂ってきます。

 

 

 


 

こちらがFEUERZANGEN BOWLEです。ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市で見られるプンシュカップの形ですが、色は黒とちょっと珍しいです。カップには"Feuerzangentasse"という名称が書かれていて、全くクリスマスらしくないカップですね。ここには写真に見られるように金具が取り付けられていて、この上には左の写真に見られるように茶色い塊が載せられています。この茶色い塊はシナモンと砂糖です。これを注文するとお店の人がこれに火をつけて渡してくれます。左の写真は実は燃えている状態なのですが、炎は残念ながら見にくくなっています。

暗くなってからだと素敵な演出となりますね。この塊が徐々に解けていき、下のプンシュの中に落ちていきます。

全部解けたらしっかりかき混ぜて飲むわけですね。右の写真は解け終わった時です。

Feuerzangeは火ばさみとか炉ばしという意味ですが、それがプンシュ名になっているというちょっとユニークなものです。

味はどうかというと、ちょっと濃厚な味で個人的にはくせになるようなものではありませんでした。

でも話題性としてはおもしろいプンシュだと思います。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ヒルシュシュテッテン花壇庭園のクリスマス市

街中ではクリスマスツリーが売られ始め、アドヴェントも徐々に終わりに近づいて来ました。アドヴェントが終わりに近づくということはクリスマスがまもなくやって来るということですね。

今年は例年より早い11月11日に市庁舎シュテファン大聖堂などのクリスマス市が始まったウィーンの街ですが、その時の雰囲気とはまた違っています。もうクリスマス市も終わりに近い・・・今年もクリスマスがやって来るということが街の雰囲気と合わさってもっと現実的になっていきます。

毎日ウィーンの華やかな街並みをクリスマスの雰囲気と共に御案内していると本当に時が経つのが早いですね。

私はこの時期ウィーンに来られたお客様には必ずこちらのクリスマスの習慣や歴史的背景を説明しています。

プライベートでも家族とクリスマス市にも出かけてますが、当たり前ですが仕事で御案内するのとは違います。

先日紹介したSchloss Hofは地元の人で賑わう有名なクリスマス市ですが、もうひとつ地元で賑わうクリスマス市を紹介します。

 

 

それはうちがよく出かけるお気に入りの

Blumengärten Hirschstetten der Stadt Wien

(ブルーメンゲルテン・ヒルシュシュテッテン・デア・シュタットヴィーン)・・・ヒルシュシュテッテン花壇庭園のクリスマス市です。

このコーナーでもよく話題にしているこの花壇庭園は広大な植物園で、広さは60.000m²もあり、24の文化小屋、温室、大きなグラスハウス3つを始め至る所にありとあらゆる植物が植えられています。

 

また子供達のための公園や迷路、動物達も飼育されていて実際は植物園、動物園、公園がいっしょになっているような花壇庭園です。

 

ここはウィーン市のWiener Stadtgärten(MA42)の管轄です。例えな市庁舎のクリスマス市もウィーン市の管轄ですが、市庁舎はとても華やかですが、ここは市庁舎の雰囲気とは全く違います。

右はメインの入口に立てられているクリスマスツリーです。

 


 

クリスマスツリーを見ながら先へ進むとこの花壇庭園の見慣れた正面入り口です。左上の写真は入口がイルミネーションで飾られています。奥に見えるのは温室で、クリスマス市のこの時でも温室は中に入ることができました。

左に見えるイルミネーションはグランドピアノです。メインの入り口から入ると右に進みますが、そこの長い道にはたくさんの屋台が出ています。今年ここの復活祭市にも来ているのでその時の雰囲気とは全然違います。

駐車場が順番待ちだったので相当混んでいるだろうなと思いましたが、案の定たくさんの地元の人が訪れていていとても賑わっていました。至る所からWienerischが聞こえてきます。

 


 

もっと奥に進むと2015年にオープンした8つの個性ある庭がありますが、その手前の広い空間ではたくさんの屋台や観覧車までも作られていました。この観覧車は高さ16mで、私も子供と一緒に乗りました。

ここは広いですから昼間と違ってすべてのスペースがクリスマス市として使われているわけではありませんが、

正門から反対側の門へと庭園内を通り抜けられるようにクリスマス市が演出されています。

 


 

左の写真は観覧車の一番上から下を見ています。結構高く感じました。

右の写真はあるプンシュスタンドです。どこのクリスマス市もそうですがプンシュスタンドが一番混んでいます。

この花壇庭園にも色々なプンシュが売られていました。やっぱり花よりだんごですね。

 


 

花壇庭園内大きな温室の中にはクリスマスに関する様々な展示もあります。

一種のジオラマでとても手が込んでいます。それぞれの場面での物語があります。

 


 

ちょっと変わったイルミネーションも多く演出されていて幻想的なムードが漂います。

このヒルシュシュテッテン花壇庭園のクリスマス市は11月17日~12月18日の木~日、10:00~20:00までです。

ここは100%地元のクリスマス市で、ウィーン市のまた地元人に対しての配慮が感じられる所です。

同じウィーン市の管轄でも市庁舎とは全く対照的なクリスマス市です。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFER・・・シュピッテルベルクの名物  "ポテトパンケーキ"

秋から冬にかけては街中には焼き栗スタンドが登場します。夏のアイスに代わるものとして歩きながら手軽に食べられる暖かい物として地元では人気があり、季節を感じる光景です。そこにはたいてい焼き栗、焼きポテト、ポテトパンケーキの3つが売られています。ウィーンの中心地ではグラーベン、シュテファン大聖堂から運河へ伸びるRotenturmstr.、Schottentorなどに毎年登場し冬の間はずっと営業しています。

このような焼き栗スタンドはどこのクリスマス市にも必ず登場しています。クリスマス市を見ながら食べている人も多く、プンシュを飲みながらつまんでいる人も多く見かけます。

焼き栗スタンドで買えるこの3つのうち、今日紹介するシュピッテルベルクのクリスマス市で売っているポテトパンケーキは地元では有名です。

 

クリスマス市らしいクリスマス市として地元で有名なSpittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市では右の写真に見られるように毎年必ず行列を作るポテトパンケーキの屋台が登場します。

ここのポテトパンケーキは他とは全く違うものでここ独自のものです。そこでこのパンケーキには

"SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFER"(シュピッテルベルガー・エルトエプフェルプッファー)という特別な名称がついています。

"Erdäpfel"はオーストリアでよく聞かれる言葉で

"ジャガイモ"という意味です。

この屋台の前には必ずと言っていい程行列ができていて、15分前後ぐらい(場合によってはそれ以上)待つことが多くあります。焼き栗スタンドのようにすでに焼かれていて暖められているものを売るわけではないこと、多くの量を作れないこともあって供給が追い付かないというわけです。

でもここでは必ず出来立てのものを食べることができます。

 

左の写真がSpittelberger Erdäpfelpufferです。

写真だと残念ながら味をお伝えすることはできませんが、細く切られた繊維のようなジャガイモとジャガイモを潰したものがミックスされてからっと揚げられます。こちらでは"knusprig"という言葉でよく表現されています。大きさは通常の屋台で売っているKartoffelpufferよりも1.5倍ぐらいの大きさで、外側がサクッとした食感でありながらも中身は柔らかさを感じます。自分の番が来たら先にお金を払い、揚げたてのPufferを受け取ったら、その屋台に置かれているニンニクを自分で塗って、塩を少しかけて下さい。これはあくまでも好みですがこの2つがあった方がおいしいですよ。

 

地元では毎年話題になるもので、これを食べながらプンシュを飲んで仲間と語り合うわけです。

暗くなってからはたいてい並ぶので、昼間のうちに行く方が長く並ばずに済みます。

このシュピッテルベルクは昼間来ても閑静ないい雰囲気を見られますが、イルミネーションが灯された時の方がやっぱり綺麗ですね。

 

 

 

 

           

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

オーストリアでのクリスマスあれこれ

アドヴェントの第3日曜日も過ぎ、今週の月曜日からは街中でもクリスマスツリーが売られ始め、いよいよクリスマスがやって来るという実感です。クリスマス市が出始めた11月中頃と比べると人々が忙しなっているのを感じます。時間は取り返しがつかないもの・・・まもなく来るクリスマスの準備に楽しく追われているような空気が街中を歩くと伝わってきます。

今日はこの"クリスマスあれこれ"というタイトルで様々な角度からこのクリスマスの習慣を見てみましょう。

 

 

 

1. クリスマスは何人で過ごす?

 

1人                 4%
2人                 9%
2~3人           19%
4~6人           32%
6人以上          22%
しない            4%

2. 今年のトレンドカラーは?

 

冷たい雰囲気を演出するアイスカラー、青系統、

パステルカラー

 

 

 

3. クリスマスツリーの種類と平均価格

 

Nordmanntanne (コーカサスモミ)

1mで20~22ユーロ

 

 


4. Christkindかサンタクロース?

 

オーストリアは歴史ある国ですからクリスマスにプレゼントを持って来るのは伝統的にサンタクロースではありません。

 

サンタクロースが来るのはわずか3.5%

 

 

 

6. クリスマスに雪が降る確率は?

 

 

インスブルック 標高574m地点 39%

クラーゲンフルト 標高446m地点  39%

ウィーン 標高198m地点 22%

 

 

 

5.クリスマスプレゼントにいくら出す?

 

平均的に1人 395ユーロ

これは去年よりも多い金額です。

 

 

 

 

 

 

7.クリスマスプレゼントは?

 

 

ドローン、i Phone 7、LEGO、テレビ、

フィットネスウォッチ

 

 

 


 

こちらのクリスマスは家族と過ごすというのが主流ですので、この人数は家族と過ごすのが大半でしょう。

オーストリアは当然のことながらサンタクロースがプレゼントを持って来ることはなく、Christkindが持ってきますが、こちらに住んでいる外国人は必ずしもそうではありません。

クリスマスプレゼントもそれぞれに買いますから、安かったとしても数を多く買えばそれなりの金額になります。

今年もホワイトクリスマスはないようですね。ここ何年もクリスマスは比較的暖かいので雪がありませんでした。

 

これは2016年12月14日付の新聞に掲載されていた内容の一部ですが、非常に興味深いものがあります。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Spittelberg (シュピッテルベルク)のクリスマス市(2016年)

今年のAdvent時期は去年の同じ時期よりも寒いウィーンです。日中の気温はマイナスにこそなっていませんが、風が冷たいので体感的には寒く感じます。朝方などは0℃~-5℃ぐらいの日もすでに多くあります。例え外の気温がマイナスでも観光内容が変わることはありませんから寒くても街中を徒歩観光します。でもクリスマスの雰囲気が寒さを和らげてくれますね。もっとも私は皆さんに御案内しながら歩いているので慣れているせいか寒さはあまり感じませんが・・・。

今年もウィーンの定番クリスマス市をいくつか話題にしていますが、ウィーンらしさということでは個人的にも好きなSpittelberg (シュピッテルベルク)のクリスマス市も話題にしたいと思います。

 


 

Spittelbergは1850年までVorstadtのひとつであり、現在ではウィーン7区(Neubau)にあります。

Vorstadt(フォアシュタット)とは、当時帝国の都であったウィーン中心部に城壁があった頃、その外側にGlacisがあり、その外側に広がっていた、2つめの城壁の手前までの集落の総称です。

現在ではMQの奥にある、BurggasseとSiebensterngasseに挟まれた地域です。

ここは1525年にBürgerspitalから得た場所で、もともとはSpitalberg(シュピタールベルク)とも呼ばれていました。

17世紀後半のトルコ軍のウィーン包囲があった時や、1809年ナポレオン戦争の時、ナポレオン軍がこの地域から中心に向けて攻撃をした場所でもあり、少し小高い所にあります。

バロック時代に、現在見られるように建物が密集して建てられました。

 


 

ここには絵になる石畳の小路が数本あって、バロック様式の建物との調和が非常に美しい閑静な界隈です。

中庭を経由する抜け道なども数本あり、センスのいいブティック、画廊、手作りの工芸品店やレストラン的飲み屋さんなどもいくつかあります。

クリスマス市がない時にここを歩いてみて下さい。とても閑静なウィーンらしい雰囲気ですよ。

その石畳の小路に小さな屋台がたくさん並んでいて、昔ならではのクリスマス市の雰囲気が残るこのSpittelbergのクリスマス市は地元ではとても有名です。昨日はカールス教会前のクリスマス市を話題にしたがそことは雰囲気が全く違います。

 


 

このSpittelbergは前述したBurggasseとSiebensterngasseの交通量が多い2つの通りに挟まれた地域ですが、外側からは想像できない静かな美しい界隈です。クリスマス市にはたくさんの人がここを訪れますので、この狭い通りですれ違うことすら難しい時があります。もちろん観光客もうわさを聞いてここを訪れますが、やっぱり地元を感じる場所です。

博物館地区(MQ)の裏側にあるので中心からは離れていますが、絶対に訪れる価値のあるクリスマス市です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

カールス教会前のクリスマス市(2016年)

今年もシェーンブルン宮殿のクリスマス市シュテファン大聖堂のクリスマス市市庁舎のクリスマス市,

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市ミヒャエル広場のクリスマス市などをすでに話題にしていますが、毎年このアドヴェントの時期のウィーンは素敵です。毎年同じ場所ではありますがたくさんのクリスマス市が出ています。

それぞれのクリスマス市はそれぞれの雰囲気と個性があって、それを感じるのも楽しみのひとつです。

実際にクリスマス市には似通った物が多く売られていて、本当に気に入って買うものは僅かでしょう。

そのため地元の人達は何か買うためということではなく、雰囲気を味合うためにクリスマス市に出かけ、プンシュを飲みながら語らいの場所とするわけです。その時に何か見つかれば買う・・・そんな感じではないでしょうか。

今日はカールス教会のクリスマス市です。

 

 


 

このカールス教会前のクリスマス市は美しいバロックのカールス教会を背景に毎年地元の人で賑わいます。

ここは規模も大きく、国立オペラ座からすぐ近くにある割には観光客が少ないクリスマス市です。

特に地元の若者が多く集まったり、また家族連れが多いので子供達がたくさんいます。

 


 

子供達が楽しめる変わったメリーゴーランドやカールス教会前の池のスペースには藁が敷かれ、その上ではたくさんの子供達が遊んでいます。

 


 

一番多く人が集まっているのはたいていプンシュスタンドです。ここにも色々なプンシュが売られています。

クリスマス時期はやっぱりプンシュです。

ここのクリスマス市は売られている物の質が高く、芸術的な物が多いということで毎年評判になっています。

 


 

夜にライトアップされるカールス教会も素敵ですが、反対側には世界一音響がいい楽友協会ホールがあり、こちらも印象的なライトアップが見られます。

ウィーンの街には絵になる場所が数え切れない程ありますが、そのような美しい場所に出ているクリスマス市はまた、この時期ならではの素敵な空間を感じとることができます。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Schloss Hof のクリスマス市(2016年)

今日はアドヴェントの第3日曜日ですね。クリスマスが近づくこの時期は気持ちも高まって、街中を歩くだけでその空気が伝わってきます。多くの地元の人がクリスマスプレゼントを探し歩き、またもちろん観光客も多く、特にAdvent(アドヴェント)の週末は大変な混雑となるウィーンの中心部です。昨日の土曜日もシェーンブルン宮殿や中心部はもの凄い人出でした。夕方16:00頃からイルミネーションが灯され、そこから暗くなっていくウィーンの街はとても素敵です。クリスマス市も昼間とは違った雰囲気になりプンシュを飲みたくなります。

 

ウィーンの街中のクリスマス市もいいですが、郊外にも地元では有名な話題性あるクリスマス市がたくさんあります。これらを全部ここで紹介していたらクリスマス市の話題だけで終わってしまうので、私のこのホームページをウィーンに来る前に、もしくはウィーンに来られても見て頂いている皆様のために毎年街中の定番なクリスマス市だけを話題にしているわけですが、今日はちょっと郊外のクリスマス市を紹介します。

 

 


 

うちの毎年の伝統ともなっているSchloss Hofのクリスマス市に今年も出かけてきました。

ここはウィーンの中心から車でA4高速道路経由で60㎞で1時間弱、Marchfeld経由だ50kmぐらいで1時間ぐらいとちょっと離れた所にあります。

ここは通常の宮殿見学に入場料がかかりますので、このクリスマス市にも入場料がかかります。しかし、規模が非常に大きいことと、クリスマス市以外でも楽しめることと歴史的にも重要な場所であることもあり地元では毎年大変人気のあるクリスマス市となっています。

左上の写真はSchloss Hofのメイン宮殿の中庭です。去年と同じイルミネーションですが今年はAdventkranzが本来どのような形をしていたかということが再現されています。これはいつか時間があったらここに掲載します。

 


 

ここは12,13世紀にすでにVeste Hof と言われ1507年までマルヒ河の洗い越しとしてEckartsauerの所有でした。その後所有者が何度か変わります。この辺りは水害が多くあったことから1620年にHofbergに移されました。そこからこの宮殿の現在の名称が生まれます。

1725年にプリンツ・オイゲンがここを入手し、ベルヴェデーレ宮殿を建築したルーカス・フォン・ヒルデブラントにより、夏の離宮を意図とした現在のバロック様式の宮殿に改築されました。

1736年にオイゲン公が亡くなってから、彼の姪であるAnnna Viktoriaがこの宮殿を相続しましたが1755年にマリア・テレジアが入手し、その後ヨーゼフ2世が宮殿の2階部分を増築させました。

フランツ・ヨーゼフ1世の時代1898年にはここは軍の養成場所となってます。

 

現在はシェーンブルン宮殿やウィーンの王宮と同じImperial Austriaの管轄で、一般公開されていてい当時のたくさんのオリジナルの調度品などが残されています。

 


 

全体の敷地面積が50ha以上もあり、Schloss Hofのメイン宮殿、美しいバロック庭園、Meierhof があります。

Meierhof は当プリンツ・オイゲンが宮殿の敷地に同時に所有していた居住空間、馬小屋、農業場、工房として使われた場所です。

実際このクリスマス市でもたくさんの馬やロバも見られ、いくつもの工房が出されていて体験博物館的です。

子供のためのアトラクションもあります。

右の写真はMeierhofの一角で、ここにもたくさんの出店があります。

 

このSchloss Hofのクリスマス市は"Weihnachtsdorf"と呼ばれ、敷地全体がクリスマス市になっているわけです。ウィーンのクリスマス市のように毎日開いているわけではなく、土曜日、日曜日の週末だけオープンしています。

私が行ったときは12月3日の土曜日で、午前中の仕事が終わってから家族で出かけてきました。

ここに着いたのは16:00頃でしたが、ものすごい混雑で、駐車場は地元の人の車で溢れていました。

 

街中にあるクリスマス市とは全く違ったおもしろさがあります。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

三大歩行者天国のクリスマスイルミネーション(2016年)

クリスマスをわくわくしながら待つこのアドヴェントの時期は街中を普通に歩いているだけでも特別な気持ちになります。クリスマス市やプンシュスタンド、そして通りのイルミネーションなどこの時期ならではのものですね。

クリスマスが近づいて来ると同時に、今年ももうすぐ終わりなんだなぁ~いう気持ちにもなります。

アドヴェントの週末のウィーンはヨーロッパなどからたくさんの観光客が訪れて大変な混雑となります。

ウィーン市は特にアドヴェントの4回の土曜日はここ何年も前から観光バスの規制をしていて、中心の1区を始め、ギュルテルの内側の6区、7区、8区、9区は6:00~20:00までウィーン市が発行する特別な許可証もしくは国家ガイドが所有しているEinfahrtsgenehmigungがなければ走行することができず、それがない場合は罰金を取られるということになっています。罰金はウィーン市の職員によると360ユーロということですから高額です。

シェーンブルン宮殿の混み具合を見ても街中がどのくらい混んでいるか容易に推測することができます。

さらにクリスマスプレゼントを探すたくさんの地元の人も街中を歩いています。

 

ウィーンの中心部には3つの歩行者天国がありますが、アドヴェント最初の週末から準備されたイルミネーションが灯されました。毎年同じイルミネーションですが今年の風景をお届けします。

 

こちらはケルントナー通りです。たいていのガイドブックではウィーンで一番の目抜き通りと書かれています。国立オペラ座とシュテファン大聖堂を結んでいることから分かり易く、また観光の目安にもなる通りです。ここはいつも地元の人から観光客までたくさんの人が歩いています。

ここには右、左と交互にイルミネーションが取り付けられていて、それぞれのイルミネーションにはさらに星が中にも見られます。

この写真ではケルントナー通りをシュテファン大聖堂側から国立オペラ座方面に向かって見ています。

 

 

 

こちらはウィーンでは一番美しい歩行者天国であるグラーベンです。

Graben (グラーベン)はケルントナー通りとシュテファン大聖堂の間にあるStock im Eisen Platzからコールマルクトまでの約300mで、美しい建物に囲まれた広場のような通りです。

 

ローマ時代ヴィンドボナの頃は堀になっていた所なので、堀=Grabenということです。

ここのイルミネーションは大きなシャンデリアで、その両側には鳥が羽ばたくような演出がされています。コールマルクト側からシュテファン大聖堂方面へ向かって見ています。

有名なペスト記念柱も奥に見られます。

 

 

 

こちらはコールマルクトです。3つの歩行者天国では一番短く、200mぐらいの通りで、グラーベンとミヒャエル広場を結んでいます。ここには高級店が多く並んでいることで知られ、有名なDEMELもあります。ここは満点の星のように小さなイルミネーションが無数に灯されていてまるで銀河のようです。写真はグラーベン側からミヒャエル広場に向かっての眺めです。通常は奥の方に王宮のミヒャエル宮が見えるのですが、ここではほとんどわかりません。

 

イルミネーションがなくてもこれらの通りは華があり、歩くだけで楽しくなりますが、このクリスマス時期はまた雰囲気が違います。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

 

ミヒャエル広場のクリスマス市(2016年)

12月4日、5日は早朝 -3℃~ -5℃で今年一番の朝の冷え込みとなりました。でも天気がよく青空が広がっていますのでウィーンの街も寒いですが開放的な気分です。

このぐらい冷え込むとプンシュもよりおいしく感じますね。実際にクリスマス市ではプンシュスタンドが一番の賑わいです。

今日はウィーン旧市街の重要なミヒャエル広場のクリスマス市の雰囲気をお届けします。

 


 

ミヒャエル広場は美しい建物に囲まれ、ローマ時代の遺跡が見られる歴史的に重要な広場です。

ここには広場の由来であるゴシック様式の塔が印象的なミヒャエル教会が立っています。

それ以外にもロースハウスカフェ Griensteidl、歩行者天国のコールマルクトに通じます。

また何と言っても荘厳な建築様式を持つ王宮のミヒャエル宮に面しています。このミヒャエル宮の前の小さなスペースにクリスマス市が出ています。ここのクリスマス市は" k.u.k. Weihnachtsmarkt am Michaelerplatz"と呼ばれていて、かつての帝国時代を思い起させる演出となっています。そのためそれぞれの屋台には帝国時代のワッペンを見ることができます。

 


 

この王宮のライトアップも印象的で、その前に小さな屋台がたくさん並んでいます。屋台の色は白を基調としていて、ミヒャエル宮殿のライトアップにまるで合わせているかのようです。

ここは中心にありながらも市庁舎のような雑踏を感じることがありません。

 


 

ここのプンシュカップにも "k.u.k."のロゴが見られますね。

それぞれのクリスマス市にはそれぞれ独自の雰囲気があります。屋台で売られているものは似通ったものが多く見られるかもしれませんが、地元の人はそれぞれのクリスマス市の雰囲気を楽しみます。

美しい建物に囲まれた歴史あるこの広場で一杯ぐらいプンシュを飲む時間があってもいいと思います。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市(2016年)

昨日12月6日は聖ニコラウスの日でした。"ニコロ"とも愛称で呼ばれ、この時期の大事な習慣です。生活の中では年間を通して一番重要な行事がクリスマスです。今年は11月11日には市庁舎シュテファン大聖堂のクリスマス市がオープンしていますので、ずいぶん長くクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。地元の人が多く集まるクリスマス市や地元の人以外観光客も気軽に寄れるシェーンブルン宮殿のクリスマス市などたくさんのクリスマス市が出ていてそれぞれに個性があってそれぞれの空気を感じます。

この時期観光で街中を歩く時にはお客様にはクリスマスの成り立ちやクリスマスの歴史的背景などをよく御案内しています。

さて、今日は観光の重要スポットのひとつであるベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市の雰囲気です。

 


 

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市は"WEIHNACHTSDORF"というタイトルでマリア・テレジア広場、

ALTES AKH、SCHLOSS HOFを含め計4つの市のひとつです。

ここは今年11月18日が初日,最後が12月23日で、10:00~21:00まで毎日オープンしています。

去年は夜のベルヴェデーレ宮殿でのクリスマス市を紹介していますが、今年は夕方16:30頃です。この時間でももうイルミネーションが灯されています。左はベルヴェデーレ宮殿の上宮ですが、池に反射したライトアップされた宮殿が素敵です。ここはこの上宮の前に40の屋台が囲むようにして立ち並んでいて、シェーンブルン宮殿のような雑踏さはなく、オーストリアで重要なバロック宮殿を背景にしながらという雰囲気がいいクリスマス市です。

中心から少し離れていることが幸いして、あまり混雑しません。

ここは写真ストップだけでも価値がある定番の観光スポットのひとつですが、この時期だと絵画の見学が終わった後、クリスマ市を含めたフリータイムが取れます。

 


 

毎度!プンシュです。カップは去年と同じスタイルで、ちょっと可愛らしい壺のような形をしています。

私は仕事柄ここには、シェーンブルン宮殿と同様に、午前のお客様と、午後はまた別の皆様と1日に2回来ることもよくありますが、この時期にしか見られないクリスマス市をお客様にお見せできることはうれしいことです。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

 

オーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません

オーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません。サンタクロースでなければ誰が持ってくるのでしょうか? それはChristkind (クリストキント)が持ってきます。Christkindは子供のイエス・キリストです。そもそもクリスマスは何を祝うためのものでしょうか?イエス・キリストが生まれてきたことを祝うためのものですね。そのためオーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのは子供のイエスキリストということになっています。サンタクロースがプレゼントを持って来るなんて言うとこちらでは苦笑いをされてしまいます。サンタクロースは聖ニコラウスから生まれたキャラクターであり、今日12月6日はその聖ニコラウスの日で、地元では重要な日のひとつです。

 

 

ニコラウスは小アジア(現在のトルコ)のMyra の司教であり、だいたい350年ぐらいに亡くなったとされている聖人です。

貧しい人達を憐み、助けて、財産を全て貧者に与えたとも言われています。

 

よくある有名な彼のエピソードは、年頃3人の娘を持った、貧しい父親の話です。

お金がなかったので、娘達を嫁がすこともできなかった・・・そこで娘たちが体を売ってお金を作ろうとした時に、ニコラウスが3日3晩現れ、その家の窓から、もしくは煙突から金貨を投げ込んだとされています。

その金貨がそこにぶら下げられていた靴下の中(もしくは置いてあった靴)に投げ込まれた・・・ということです。

もうひとつのエピソードは、航海中嵐によって難破しそうになった船の上で、船乗り達がニコラウスの名前を呼んだら海の上にニコラウスが現れて、命を救った・・・ということです。

 

 

<ニコラウスがサンタクロースへ変化していく>

 

小アジアでは6世紀にすでにニコラウスのお祭りの習慣がありました。

現在でも彼のとても傷んだ棺がMyraの教会の下にあり、特に東方正教会の重要な巡礼教会としても知られています。

1087年にそこからおそらく海賊達によって、ニコラウスの骨が盗まれ、イタリアのBari (バーリ)に持たらされ、そこにニコラウスの教会が作られました。 現在でもそこは有名な巡礼教会です。

その後、ヨーロッパでもニコラウス崇拝がとてもポピュラーになったわけです。

 

やがて新大陸のアメリカが発見され、そこに17世紀にオランダ人達が移民していき、その時にこのニコラウス習慣をアメリカに持って行きました。

St.Nikolaus はドイツ語では、ザンクト・ニコラウス、英語でセント・ニコラウス・・・オランダ語ではSinterklaas・・・これがアメリカから"サンタクロース"というカタカナ書きで日本に入って来たわけです。

 

日本はアメリカナイズされているので、クリスマスもアメリカ的にサンタクロースがプレゼントを持って来るわけですが、こちらオーストリアではサンタクロースがプレゼントを持って来ることはあり得ません。

 

12月6日は良い子にしている子供達にはニコラウスがやって来る・・・こちらでは"ニコロ"とも愛称で呼ばれています。悪い子供にはKramps (クランプス)・・・鬼が来ることになっていて、その日は昨日の12月5日です。

 

今日の12月6日はニコラウスの日、だからクリスマスにはもう登場しません。クリスマスにプレゼントを持って来るのはChristkindです。サンタクロースはドイツ語では"Weihnachtsmann"と呼ばれていて、クリスマス時期のひとつのキャラクターとして、ある意味では装飾として使われるぐらいです。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

市庁舎のクリスマス市(2016年)

このアドヴェントの時期は色々な所でクリスマス市が開かれているウィーンですが、一番華やかなクリスマス市はやっぱり市庁舎ですね。ここは他とは規模が違い、イルミネーションもとても素敵です。ウィーン市のお役所ですからやっぱり華やかに行こうということでしょうか。ここ数年はヨーロッパでも一番華やかなクリスマス市とも言われています。私はこの時期この市庁舎のクリスマス市は頻繁に訪れます。そのほとんどが仕事でグループの皆様とここに立ち寄ります。午前中の観光中でもここに立ち寄ることもありますが、ここは薄暗くなってイルミネーションが灯されてからの方が遥かに盛り上がります。

この市庁舎のクリスマス市は今年が31回目となりました。

 


 

リンク道路に面した所には毎年恒例の"Frohe Weinachten" が見られます。これはクリスマスおめでとう・・・ということですね。こちらではクリスマス市のことを"Christkindlmarkt"と言います。クリスマスプレゼントを持って来るのはChristkind・・・子供のキリストだからです。

サンタクロースは装飾やマスコット以外には絶対に登場しません。

だってクリスマスはイエス・キリストが生まれたことを祝うわけですから、プレゼントを持ってくるのはChristkindです。

 

ウィーンのChristkindlmarktは歴史があって700年以上前に遡ります。

ハプスブルグ家のアルブレヒト1世が1296年に、ウィーンの商人達に"12月市"を開くように特権を与えたことから来ています。

 


 

11月11日が初日であった今年の市庁舎のクリスマス市は12月26日まで毎日開かれています。去年より2日早く始まって2日遅く終わります。今年の市庁舎前のクリスマスツリーは高さ27m、樹齢130年のFichte (ヨーロッパとうひ)で、ウィーンから比較的近いNiederösterreichのSchneeberg-Rax地域からのものです。

 


今年はクリスマス市と同時に4.500m²のスケートリンクも一部に作られています。通常はクリスマス市が終わって1月後半からスケートリンクが登場しますが今年は違います。また、リンク道路側に毎年登場するアドヴェントクランツも今年はデザインが変わってアーチ状のイルミネーションの上の方に4本のロウソクが並べられています。
以下市庁舎を正面から見た光景です。
アドヴェントクランツの2本目と3本目の間にちょうど市庁舎の真ん中の塔が見られます。

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シュテファン大聖堂のクリスマス市(2016年)

街中で見られるクリスマス市の風景がもう定番となりました。市庁舎やシュテファン大聖堂のクリスマス市の初日が今年は11月11日だったので、クリスマスはまだまだ先だな~という感覚がありますが毎年そうですが時が経つに連れてクリスマスまでもう後何日・・・というちょっと残念な気持ちも芽生えてきます。そういう意味ではクリスマス市は早い方がクリスマスの雰囲気を長く味わえますね。

今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市を最初に話題にしましたが、シェーンブルン宮殿の次はシュテファン大聖堂でしょう。今年最初のプンシュもここで飲んでいます。

 


 

シュテファン大聖堂の今年のクリスマス市も去年とほとんど変わりません。大聖堂の一部分に灯された紫色のライトアップ(時間と共に色が変わりますが)も去年と同じです。ここは地下鉄の1号線と3号線が通っていて、ケルントナー通り、グラーベンの交わる所にある街の中心ですからいつも混んでいます。中心にありながらも観光客より地元の人が多く訪れている傾向です。仕事帰りに同僚や友達と語りながらプンシュを飲んでいる人の姿を多く目にします。

 


 

シュテファン大聖堂の前にクリスマスツリーが立てられ、その奥に大聖堂を囲むようにたくさんの屋台が並んでいます。屋台それぞれにゴシック様式のイルミネーションが灯されていますね。

 


 

プンシュスタンドはいつもたくさんの人がいます。暗くなってイルミネーションが灯されている光景は昼間とはやはり違います。ここでちょっと物思いに耽るのもいいでしょう。一人でプンシュを飲んでいる人もたくさんいますよ。そんな時にはほんの一時会話が弾むことがあります。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

"クリスマス"という習慣について

世界の多くの人々がクリスマスを祝います。宗教的には復活祭が一番重要ですが、生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要です。ドイツ語でクリスマスはWeihnachten (ヴァイナハテン)と呼ばれています。ウィーンでは今年11月11日より多くのクリスマス市がオープンし、アドヴェントの第1日曜日の週末よりイルミネーションも灯され始めて街中はクリスマス一色という雰囲気です。クリスマスまでの時間がより長く楽しめるのは経済的にもいいことです。

さて、このクリスマスは昔から現在のように祝われていたのでしょうか?

 

 

以前キリスト教の成り立ちについて書きましたが、313年にキリスト教を公認したコンスタンティヌス帝の時代、おそらく325年のニケーアの公会議で、もしくは336年12月25日にローマ帝国でキリスト降誕祭が行われているのはほぼ確実とされていることもあり・・・あるいは354年とも?・・・いずれにしても325年~354年にイエスの生まれた日が12月25日に定められたようです。

 

聖書の中にはイエスがいつ生まれたかというハッキリした記述はありません。

当時ローマ帝国は多神教で、キリスト教はそのひとつであったわけです。

キリスト教は様々な異教に出会い、その祝祭日をキリストの誕生日にせざるおえなかったわけです。

 

言い方を変えれば、当時ローマ帝国で普及していた太陽神側にもいい顔をし、自ら認めたキリスト教側にもいい顔をして・・・というように帝国をまとめるための苦肉の政策のようにも見えます。

 

 

 

以下3つの大きなお祭りがクリスマスのベースとなっています。

 

 

①その多神教の中での太陽神ミュトラスを信仰するミトラ教はとても重要で、

 太陽神の誕生を祝う冬至祭が12月25日であったこと。

 

 

②農耕の神サトゥルヌスを崇め、豊穣を祈願するお祭りのサトゥルナーリア祭、

 これは紀元前217年頃からあったとされています。

 

 

③北欧のユールの祭りからも影響を受けています。

   北欧においてもケルト、ゲルマンが信仰していた神々やその風習が取り入れられ、

   収穫の感謝と太陽の復活を祝う冬至のお祭りがありました。

 

 

当時のこれらの色々な習慣が時代と共に変化して現在私達の時代のクリスマスになっているわけです。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クレムスの小さなクリスマス市

今年は11月11日に市庁舎やシュテファン大聖堂、ミヒャエル広場,Am Hofなどのクリスマス市がオープンし、12日にはAltes AKH、Spittelberg、16日にはマリア・テレジア広場、18日にはカールス教会前、ベルヴェデーレ宮殿、Freyung、19日にはシェーンブルン宮殿のクリスマス市も始まりクリスマスの色に染まっているウィーンの街です。11月11日にクリスマス市は早いでしょう・・・という意見も聞かれますが経済効果を考えればイヴェントがあまりない時期ではいいのではないかと思います。このコーナーでも毎年いくつかのクリスマス市を話題にしていますが、私は実際にシュテファン大聖堂のクリスマス市初日に足を運び今年最初のプンシュを飲みました。

また、19日もシェーンブルン宮殿のクリスマス市の初日にグループの皆さんと来ていますが今日はウィーンではなくクレムスです。

 


 

先日仕事でヴァッハウ渓谷に行った時にクレムスに寄りました。いつか時間がある時に紹介しますがクレムスとそのすぐ近くにあるシュタイン(デュルンシュタインではありません)は歴史ある古い可愛らしい街で個人的に大好きな街なので、ここに来る機会がある時に時間があればぶらぶら散策をしています。

この日もちょっとクレムスに寄って行きましたが、ちょっとしたクリスマス市に出会いました。

それは"Adventmarkt Schlüssel Amt" (アドヴェントマルクト シュルッセルアムト)です。場所はクレムスの中心DominikanerplatzとSchlüsselamtsgasseの間にある中庭空間にあるいくつかの建物ががくっついた一角で、ここは1378年から1780年まで名前の通りSchlüssel Amtが存在していました。今で言うこの街の財務省的な機能がありました。通りから見える情緒ある中庭入口にランタンが置かれ、ここの入口に誘われます。

中に入ると天井が低いアーチ構造の歴史ある空間にクリスマスに関するたくさんの物が売られています。

 


 

時代を感じさせるフレスコ画や双頭の鷲のワッペンが天井に描かれています。

ウィーンのクリスマス市で見られるものと違って小物が非常に多く、お思わず買いたくなるような物が多くありました。ここは10月中は毎週日曜日の午後13:00~16:30のオープン時間でしたが、11月21日からは毎日17:00までオープンしています。

 

このようなローカルの小さなクリスマス市も情緒があって素敵です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ADVENTの第1日曜日とADVENTKRANZ

ここ数日は霧雨のような天気で、グレーなウィーンの街でしたが、昨日は数日ぶりに青空が見られました。数日前にウィーンに滞在された方は暗めの街並みしか見られませんでしたが、昨日のお客様は青空での街並みを見ることができました。ウィーンの街は青空がでればより美しく見え、楽しくなります。

昨日は団体ツアーの皆様と午前中の市内観光でしたが、まぁ~忙しい中身が詰まった観光でした。シェーンブルン宮殿(入場)、ベルヴェデーレ宮殿(入場)、シュテファン大聖堂、リンク道路でした。これは半日で観光する内容じゃありません。精神的に疲れたので、その後天気がよかったですから街中をゆっくり散策してクリスマスの雰囲気を味わいました。ケルントナー通り、グラーベン、コールマルクトの歩行者天国も一昨日の金曜日からイルミネーションが灯されています。昨日はADVENTの最初の週末の土曜日・・・中心地は地元の人から観光客までもすごい人出でした。

さて、昨日はADVENT(アドヴェント)というクリスマスの習慣について書きましたが、今日11月27日はADVENTの第1日曜日ですね。

 

これからクリスマスまで4回の日曜日を数えて、クリスマスまであと何日だろう・・・とわくわくしながら待つこの時期、地元ではいつかの習慣が見られます。そのひとつとして定番なAVDENTKRANZ (アドヴェントクランツ)について少しまとめておきましょう。

 

ADVENTKRANZ(アドヴェントクランツ)とは一般的にもみの木の葉をこのように円形にし、そこに4本のロウソクが立っているというものです。

 

これはアドヴェント第1日曜日にロウソクを1本灯します。今日うちでも1本目を灯しました

次に来週アドヴェントの第2日曜日に2本目を灯しますが、この時にすでに灯した1本目も同時に灯します。

アドヴェントの第3日曜日に3本目を灯し、すでに灯した2本も同時に灯します。

そしてアドヴェントの第4日曜日に4本目を灯し、すでに灯した3本も同時に灯します。

つまり4本全部灯されて、その週にクリスマスがやって来る・・・というわけです。

 

4本のロウソクを同時に灯さなければならないため、ロウソクを灯し切らないようにする必要があります。

 


もともとAdventkranzは、1839年、プロテスタントの神学者で教育者のJohann Hinrich Wichern (1808–1881) によって導入されました。

 

その理由は、とても貧しい子供達がAdventの時期にしょっちゅう「いつクリスマスが来るの?」と聞いてきました。

 

そこで彼は、20本の赤い小さいロウソクと、4本の白い大きなロウソクでこの現在のAdventkranzの形をしたカレンダーを作ったのです。
毎日赤い小さなロウソクが1本ずつ灯され、日曜日ごとに大きな白のロウソクが灯されました。

 

これによって子供たちがクリスマスまでの日数を数えることができたのです。 カトリックにこのAdventkranzが登場するのは1925年ということです。

 


Adventkranzは街中の色々な所で見られます。オーソドックスな形は上の写真のように円形ですが、ロウソクが横1列に4本並んでいるものや、4つのロウソクの大きさが初めから違っているものなどそれなりにバリエーションがあります。

クリスマスがいつ来るのかわくわくしながら待つこちらの子供達は文字通りアドヴェントカレンダーをもらう習慣もあります。カレンダーと言っても紙をめくっていくものではなく、12月1日から12月24日までの数字がランダムに配置され、該当の日の数字をやぶると中からチョコレートなどが出て来るというものです。

うちの場合は何年もレゴのアドヴェントカレンダーを子供にプレゼントしました。毎日違った形ができるブロックが中から登場するというものです。おもちゃ屋さんなんかに行くと、趣向を凝らした子供向けのアドヴェントカレンダーがたくさん売られていますよ。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ADVENT (アドヴェント)2016年

オーストリアは今でこそヨーロッパの小国かもしれませんが、この国がヨーロッパに与えた、そして残した歴史的、文化的な影響は計り知れないものがあります。国は小さくても奥が深いのはそのためで、特に首都ウィーンはかつての帝国の都であり、現在でもその空気を十分感じとることができる"ヨーロッパ文化が凝縮した街"と私はよく表現しています。歴史あるオーストリアは四季を通じて伝統や習慣がそこらじゅうに見られます。

この時期の"クリスマス"は年間を通して人々の生活の中では一番重要なものであり、毎年ウィーンのクリスマスは素敵です。(宗教的には復活祭が一番重要です)

今年は去年よりも2日早い11月11日から市庁舎やシュテファン大聖堂などの多くのクリスマス市がオープンし、それと並んで街中のイルミネーションやお店のデコレーションなどもこの時期を素晴らしく演出してくれています。

このクリスマスにはADVENT (アドヴェント)という重要な習慣があります。

 

クリスマスがあとどのくらいしたら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことをADVENT (アドヴェント)と呼んでいます。

日本語でアドヴェントでもいいと思いますが、

待降節とか降臨節とも呼ばれています。

ADVENTはラテン語のadventusから来ていて、「到着/到来」を意味します。

もともとAdventus Domini(ドイツ語でAnkunft des Herren)で直訳すると主の到着、そこから人間世界へのキリストの到来・・・という意味です。

 

このアドヴェントはローマカトリックの習慣で、正教会にはそこまで普及していません。

 

アドヴェントはクリスマスイヴから遡って約4週間の期間で、厳密には、クリスマスイヴに一番近い日曜日から遡って4回の日曜日を数えます。

 

そのため明日の11月27日はADVENTの第1日曜日です。もし12月24日が(過去にもありましたが)たまたま日曜日であればそのイヴの日が4回目の日曜日となります。

 

アドヴェントの第1日曜日は一番早くて11月27日、一番遅くて12月3日となりますから今年は一番早いADVENTの第1日曜日ということになります。

 

ローマカトリックやプロテスタントではこのアドヴェントの第1日曜日から新しい年が始まりますので、教会的には"元旦"ということになりとても重要な日です。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シェーンブルン宮殿のクリスマス市(2016年)

個人で旅行される方はこの時期自分の好きなクリスマス市に行けると思いますが、団体ツアーの場合は主要な街でそれぞれのローカルガイドが案内しますので観光内容は非常に高いものになりますが、その反面どうしても時間が限られています。そのため好きな場所に好きなだけ滞在することは不可能です。それでもシェーンブルン宮殿のような重要な観光スポットにも毎年クリスマス市がでますので、宮殿内部見学後の限られた時間でもちょっと雰囲気を感じ取ることができます。

すでにシュテファン大聖堂で今年最初のプンシュに触れましたが、"クリスマス市"としては今年最初に登場するのはシェーンブルン宮殿です。

 


 

去年2015年のシェーンブルン宮殿のクリスマス市は暗くなってからライトアップやイルミネーションで演出された光景でしたが、今年は昼間のクリスマス市です。シェーンブルン宮殿のクリスマス市は去年より2日早い11月19日が初日でした。クリスマスツリーが宮殿前庭中央に立てられて、それを囲むように楕円形的に屋台が並びます。

私はこのシェーンブルン宮殿のクリスマス市のオープン初日の19日にもここにいましたが、今日の写真は初日のものではありません。

 


ライトアップされた宮殿も素敵ですが青空の中のマリアテレジアイエローも綺麗ですね。写真だと寒いイメージがありますが、この時は日中18度ぐらいと心地いい陽気です。
ここのプンシュカップは何年も変わらずシンプルな白黒で、シェーンブルン宮殿が表されていましたが、今年は同じ白黒でもマリアテレジア一家の有名な肖像画が描かれてます。このモデルになっている絵はシェーンブルン宮殿の内部観光で最後の方で見られます。
以下シェーンブルン宮殿の今年のプンシュカップです。
こちらの方がシェーンブルン宮殿らしいと思います。

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今年最初のプンシュ(2016年)

昨日の11月11日からウィーンでは市庁舎を始めシュテファン大聖堂、Am Hof、ミヒャエル広場、ラントシュトラッセ、マリアヒルファー教会、Franz-Jonas-Platzなどのクリスマス市がオープンしました。

ちなみに去年は市庁舎のクリスマス市は11月13日が初日でしたから今年は2日早いことになります。

10月でも街中を歩けばクリスマス関係の物が多く売られていたり、またクリスマスのイルミネーションが街中に設置されたりしているのを見るとクリスマスが近づいているんだなぁ~・・・ということを意識しました。

しかし、実際にクリスマス市が始まるとその雰囲気は一挙に高まっていきますね。

昨日は団体ツアーの皆様とリンク道路を走って、シェーンブルン宮殿を全室見学した後、中心に戻って来てシュテファン大聖堂からグラーベンやケルントナー通りを歩きながら国立オペラ座界隈で終わりました。

シュテファン大聖堂前にはその初日オープンしたばかりのクリスマス市があって、仕事の後に早速今年初めてのプンシュを飲んできました。

 

 

こちらが昨日シュテファン大聖堂のクリスマス市で飲んだ今年最初のプンシュです。そう言えば全くの偶然ですが、去年も最初に飲んだプンシュはこのシュテファン大聖堂のプンシュでした。

 

このクリスマスの時期に湯気を出しながら飲んでいるのを見ると多くの方がGlühwein (グリューヴァイン・・・いわゆるホットワイン)だと思われるかもしれませんが、そうではなく"PUNSCH"(プンシュ)です。

Glühweinは冬の時期に好まれて飲まれますが、クリスマス時期は絶対プンシュです。

 

Punschには様々な種類がありますが、グリューワインと違い、多くはラム酒が入っています。

アルコール度はこれに関しては7.5%です。

 

昨日飲んだこの今年最初のプンシュは"オレンジプンシュ"というオーソドックスなプンシュで、今年は3.70ユーロでしたから去年よりも少し高くなっています。

 

 

ここシュテファン大聖堂のプンシュカップは去年と全く同じデザインで同じ色の靴型タイプです。

昨日は曇りで青空が見られなかったウィーンの街でしたが、初日のシュテファン大聖堂前のクリスマス市はかなりの人が楽しんでいました。

プンシュが出るとクリスマスがもうそこまで来ているんだなぁ~ともっと強く感じます。

 

毎年のことですがウィーンを始め、地元の色々なクリスマス市やクリスマスの習慣などについて今年もこのコーナーで取り上げようと思います。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスイルミネーションの準備

11月始めにも関わらずウィーンの街はクリスマスの空気が漂っています。街中を歩けば様々なクリスマスに関する物が売られています。年々、クリスマスの空気が早くやって来るのは経済的効果も狙っています。市庁舎や美術史博物館があるマリア・テレジア広場にはもうクリスマス市の屋台が立っています。昨日の観光ではお客様とリンク道路をバスで走りましたが、市庁舎にはクリスマスツリーがちょうど立てられた所でした。今年の市庁舎のクリスマスツリーは樹齢130年、高さ27mのSchneeberg(シュネーベルク)から切り出されたトウヒです。

まだツリー自体にはイルミネーションは施されてはいませんでしたが、市庁舎広場には定番のイルミネーションが設置されていました。イルミネーションと言えばケルントナー通りやグラーベンでももう設置が始まっています。

 

こちらはケルントナー通りに設置されたここの毎年定番のクリスマスのイルミネーションです。この写真は10月27日11:30頃に撮影したもので、この時団体ツアーの皆様にシュテファン大聖堂を御案内した後、バスに戻るためケルントナー通りを歩いている最中でした。イルミネーションを取り付けている時にちょうどここを通りかかりました。写真には国立オペラ座方面に向かって3つのイルミネーションが見えていますが、これらはこの日の午前中にすでに取り付けられました。市庁舎のクリスマス市が今年は11月11日から始まりますが、それよりも早いMQのクリスマス市は何と今日が初日です!そのため準備も早くから始まるわけですね。

 

 

こちらがシュテファン大聖堂に一番近いケルントナー通りのイルミネーションで、ちょうど係がこのイルミネーションを上に取り付けよう・・・としている光景です。人間の大きさを見ると、このイルミネーションは意外と大きかったことがわかりますね。

   2015年のケルントナー通りのイルミネーションはこちら

 

 

昨日の午後も団体ツアーの皆様にシュテファン大聖堂を御案内した後、ケルントナー通りを歩いていたら、すでにプンシュが売られていました。

 

クリスマスはもうすぐそこまで来ています。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Weihnachtskrippe 3 (2016年)

1月6日の聖三王の祝日が過ぎるとクリスマスが終わったな・・・という気持ちになります。

実際にこの日を過ぎるとクリスマスツリーを捨てる習慣があり、街中にはクリスマスツリーを捨てる場所が確保され、そこにはたくさんの活躍したツリーが捨てられています。

市庁舎やシェーンブルン宮殿のクリスマスツリーも外されました。

 

今年もミノリーテン教会のWeihnahctskrippeWeihnahctskrippe 2といくつかWeihnachtskrippeを取り上げましたが、今日はクリスマスの最後の話題としてWeihanctskrippe 3を紹介します。

 

 

こちらはアルプス地方のような雰囲気で山小屋的です。

バックの風景もアルプスの谷のようです。

登場人物が多いのでイエスがどこにいるか分かりにくいのですが、画面中央奥です。

そのすぐ手前に聖三王がいます。

 

 

 

こちらはオーソドックスなものでイエス、マリア、ヨゼフの3人だけで聖三王は登場していません。

これは本物のほし草が使用されていて、写真ではわかりませんが人物も等身大とかなり大きいものです。

"東からの星"ということで、上には流れ星のようにイルミネーションの星がデザインされています。

 

毎年クリスマスの時期になるとWeihnahctskrippeが教会を始めとして様々な場所で見ることができます。

こちらでは当たり前ですがキリスト教文化の重要な習慣です。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

 

Weihnachtskrippe 2(2016年)

クリスマス時期には"Weihnachtskrippe"を飾る習慣があることにはすでに触れました。

ベツレヘムからの星に導かれて3人の王様(賢者、学者、博士)がイエスを拝みにやって来るという有名な話は1月6日の聖三王の祝日になっています。

ミノリーテン教会のWeihnachtskrippeをこの前話題にしましたが、今日はいくつかのWeihnachtskrippeを見てみましょう。

 

 

こちらは廃墟的な感じがするWeihnachtskrippeです。

建物のアーチが印象的で、真ん中には塔のようなものが作られています。

もちろんベツレヘムをイメージしているのですが、イタリアの島の歴史ある街の一角のような感じがします。

画面の左にイエスがいて、聖三王がよく見えます。

 

 

こちらはどこか農家の住まいのように見えます。

上のWeihnachtskrippeとは違って平屋で、画面の一番右にイエスがいます。

そのため人の流れは左から右に動いています。

人物の人形も特徴があって、童話的です。

 

色々なWeihnachtskrippeを見ていると、絵画と同様に目が肥えてきます。

そのちょっとした小さな空間に漂う敬虔な空気がいいですね。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ミノリーテン教会のWeihnachtskrippe (2016年)

先日1月6日は"Heilige Drei Könige(ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)祝日でした。

イエスが生まれたのでイエスを拝むために東からの星に導かれてやってきた3人の王様

(三学者、三賢者、三博士)の日です。

そのため地元ではこの日まではクリスマスツリーを飾っておく習慣があります。

 

このイエスを拝みにやって来る有名なシーンを表すジオラマは"Weihnahctskrippe"(ヴァイナハツクリッペ)と呼ばれ、アドヴェント時期に教会を初めとして色々な所で見ることができます。

うちもクリスマスツリーの下に毎年Weihnachtskrippeを飾ります。

 

今年も毎度!タイトルにある通りミノリーテン教会のWeihnachtskrippeをこのコーナーに取り上げたいと思います。

 

 

ここのWeihnachtskrippeは毎年必ず見たくなります。

"Opferlicht"というたくさんのロウソクが灯されている前に置かれています。

このロウソクとの雰囲気も素敵です。

ベツレヘムの生活の雰囲気が演出されていて、一番左側のシーンがマリアとヨゼフです。

ここでは登場人物が一部動く演出もされていて、水が流れる音も聞こえ、見るものを別世界に誘い込みます。

しばらくここにたたずんでしまいます。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Sternsinger(シュテルンジンガー)

ここ数日はとても寒い日が続いています。

日中は-3℃~-5℃ぐらいで、風も強くて体感的にはもっと寒く感じます。

私は仕事は大好きですが、風が強いマイナス気温の中での徒歩観光は正直辛いものがありますね。

昨日は日中は-1℃だったものの、それ以前よりは少し暖かく感じました。

でもこの寒さが冬の間ずっと続くわけではなく、数日後には少し暖かくなります。

この寒さの中で徒歩観光をしている時に街中で"Sternsinger"に数回出会いました。

 

1月6日は"Heilige Drei Könige"でした。

Sternsinger(シュテルンジンガー)とは

12月25日~1月6日までこの聖三王(三賢者、三学者)であるカスパール、メルキオール、バルタザールの3人に変装した子供達が街中を歩き、色々な人々を訪れてちょっとした歌を歌い、その後に彼らに少しの献金をするという習慣です。

 

ドイツ語で"Stern"は星、"Singer"は歌う人で、東から星に導かれてイエスを拝みに来るという話から来ています。

これはカトリック教会では伝統的な習慣で、たいてい教会がオルガナイズした子供達が変装しています。

街中だけではなく、彼らは家にもやって来るんです。

その時には家の呼び鈴を押して、家主が出て来るとそこで歌を歌ってくれます。

うちにも毎年近くの教会で組織されたSternsingerがやって来ます。

 

 

こちらはウィーンで観光中頻繁に立ち寄る日本人経営のギフトショップです。

ここに皆様と入った瞬間に偶然にもSrternsingerが店の中にいました。

彼らはもう帰る所だったので、私が日本からのお客様に習慣を見せてあげたいから是非もう一曲歌ってくれと頼みました。

彼らは大変に喜んで数曲歌ってくれました。

 

日本の皆様に習慣を説明し、皆さん喜んで献金してくれました。

観光中にHeilige Drei Königeの話をしたので、これは最高のタイミングでした。

まさか、この店の中にSternsingerがいるとは思いもしませんでした。

 


 

Sternsingerはいつぐらいからあるかというと、例えばザルツブルクのペーター修道院の記録によれば1541年となっています。

それを初めとして1560年よりヨーロッパには急速に普及していったようです。

20世紀半ばから教会などが本格的に組織して、献金で集まったお金は世界の貧しい子供達に送られます。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

聖三王の祝日(2016年)

今日1月6日は"Heilige Drei Könige"(ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)の日で祭日です。

"祭日"という表現は日本ではもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日でもいいのかなと思います。

 

このドイツ語を直訳すると。「聖なる三王」となるでしょうか。

 

日本語では、東方三博士、東方三賢者とも言われています。

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がやって来る・・・というよく知られた話です。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

以下、それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物です。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

 

これは12世紀のヨーロッパでは、ヨーロッパとアジアとアフリカの3大陸だけだと信じられていたことも関係があると思います。

 

この東から来た三学者は、ヘロデ大王のもとへ行き「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」について尋ねます。

ヘロデ大王が「幼子を見つけたらここに連れて来るように・・・」と言いましたが、

3人は王の所へは戻らず、そのまま帰って行きました。

 

 

クリスマスの時期には上の写真で見られるように、イエスを拝みに来るシーンを演出したWeihnachtskrippe (ヴァイナハツクリッペ)というものが多く見られます。

写真奥には赤い服を着たマリアとヨゼフの間にイエスが見られます。

ヨゼフの前には跪いている人とその右に2人の人物が立っていますが、彼らが三王です。

 

Weihnachtskrippeはクリスマスツリーと一緒に飾る習慣があり、クリスマスツリーもクリスマスが終わったら片づけることはせず、1月6日までは飾っておく習慣があります。

写真のWeihnachtskrippe (ヴァイナハツクリッペ)はSchloß Hofにあったものです。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今年最後のプンシュ

クリスマス休暇も終わり、今日からは普通の日が続きます。

昨日27日は日曜日だったので、今年は24日に休みを取った人は4連休でした。

でも街中にはクリスマスの空気はそのまま残されていて、クリスマスツリーなどもまだ飾られています。

クリスマスツリーは来年1月6日の"聖三王"の祝日(祭日)までは飾っておく習慣があり、

それを過ぎるとウィーン市が指定した場所にツリーを捨てます。

 

私は毎年クリスマス休暇を取るので、昨日からまた皆様を御案内しています。

クリスマス休暇に入る前の最後の仕事が終わった後、プンシュをちょっと飲んでから家に帰りました。

そのプンシュが今年のクリスマスシーズン最後のプンシュとなりました。

 

今年2015年のクリスマスの話題として一番最初に"今年最初のプンシュ"から始まりました。

その時にシュテファン大聖堂前のクリスマス市で飲んだプンシュの

Pfirsich-Marille-Punschを話題にしました。

最後のプンシュも偶然にもシュテファン大聖堂前で飲むこととなりました。

もう冬至を過ぎたばかりですから一日の仕事が終わった16:30頃でももう真っ暗です。

後ろにライトアップされているシュテファン大聖堂が見えていますね。

 

この時飲んだのはオレンジプンシュでした。

毎度のプンシュカップです。

クリスマス時期のウィーンはここ何年も有り難いことに大変な混雑となります。

特にクリスマス時期の週末はそれがピークに達し、日本からの皆様も毎年多くいらして頂けますが、ヨーロッパからの観光客がものすごく、歩行者天国も

ものすごい人でした。

 

ウィーン市はアドヴェントの週末(4回)に観光バスの規制をここ何年も前から行っていて、旧市街がある1区を始め、6区、7区、8区、9区を走る場合には事前にウィーン市が発行する許可証(もしくは私国家公認ガイドが常に所有しているEinfahrtsgenehmigung)が必要となります。

 

ずっと忙しい日が続いていて、なおかつクリスマス時期も時間的にきついツアーも多くあったこともあり、ちょっと静かになるひと時が必要でした。

クリスマス休暇になる前の最後のこの日は家に帰る前、ちょっと落ち着いてこのシュテファン大聖堂のライトアップとクリスマスの最後の雰囲気を楽しみながらプンシュを飲んだわけです。

その時に家族のことや仕事のこと、そして自分がウィーンというヨーロッパ文化が凝縮したこの歴史ある奥が深い街にいる喜びを新たに感じました。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ウィーン歩行者天国のイルミネーション(2015年)

クリスマスは年間を通して生活の中で一番重要な習慣なのでこのコーナーでも毎年、様々なクリスマス市やこちらのクリスマスの習慣を話題にしています。

 

今日12月26日は第2クリスマスの日であり、オーストリアでは"Stefanitag"と特に呼ばれています。

"Stefanitag"はウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂に捧げられている聖人シュテファヌスの日です。

こちらは24日に多くの人が休みを取り、また仕事をする人も午前中で終わり、25日、26日はお休みです。

今年は27日が日曜日なでの、多くの人が4連休です。

 

今日でクリスマスが終わりますが、クリスマスツリーは来年の1月6日までは飾っておき、

それ以降に捨てる習慣があります。

 

さて、今日は毎年この時期に話題にしている歩行者天国のイルミネーションを紹介します。

ウィーンの3大歩行者天国の言えばケルントナー通り、グラーベン、コールマルクトです。

クリスマス時期しか見ることができない街中のイルミネーションはウィーンの生活にしっかりと浸透していて、この時期に来たお客様はいつも以上にカメラを向けています。

 

こちらはケルントナー通りです。

たいていのガイドブックではウィーンで一番の目抜き通りと言われています。

国立オペラ座~シュテファン大聖堂を結ぶ目安になる通りです。

星がイルミネーションの中に輝いています。

こちらは片側と反対側とで互い違いになるようにイルミネーションが配置されています。

写真はシュテファン大聖堂方面に向かって撮影したものです。

 

こちらはグラーベンです。

ウィーンでは一番美しく、そして歩行者天国としては一番古いです。

今年も日本からのお客様と数えきれない程ここを歩きました。

ここは大きなシャンデリアがいくつもぶら下がっていて、両端に向かって鳥の羽のような演出です。

シュテファン大聖堂からペスト記念中方面に向かって撮影しています。

 

こちらはコールマルクトです。

ここは上の方から無数の星が降り注いでくるような演出です。

王宮のミヒャエル広場に向かっての光景ですが、王宮のドームは全く見えません。

3つの歩行者天国の中ではここが一番短いですが、ブランド街としても知られています。

グラーベンのように道幅は広くありませんが、洗練された雰囲気が漂っています。

 


 

この歩行者天国のイルミネーションは毎年同じですが、ウィーンに20年以上住んでいて、年間を通して数えきれないぐらい仕事でもプライベートでもここを通る私でも、イルミネーションは素敵で、この時期の楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスツリーを飾る習慣

昨日はクリスマスイヴでした。

うちにも"Christkind"が来てくれたようでたくさんのプレゼントがもみの木の下にたくさん置かれていました。

 

クリスマスツリーのもみの木はこちらでは"Christbaum" (クリストバウム)と呼ばれていて、本物のもみの木にちゃんと装飾をして飾る習慣があります。

そもそも、"本物のもみの木"という表現がこちらの人からすると滑稽だと思います。

おもちゃのツリーを飾る習慣はないからです。

生活の中では年間を通して一番重要な行事がクリスマスです。

(宗教的には復活祭ですが)

うちも毎年もみの木を飾っていて今年はちょっと早めに買い、昨日の午後4に家族皆で装飾をしました。

 

日常生活の中では"重要な習慣"として当たり前のように毎年この時期になればもみの木を飾ります。

ところでなぜクリスマスにもみの木を飾るのでしょうか?

 

これはクリスマスの習慣とキリスト教に大きな関係があります。

キリスト教の成り立ちで書いていますが、313年にキリスト教を公認したコンスタンティヌス帝の時代、おそらく325年のニケーアの公会議で、もしくは336年12月25 日にローマ帝国でキリスト降誕祭が行われているのはほぼ確実とされていることもあり・・・あるいは354年とも?・・・いずれにしても325年~354年 にイエスの生まれた日が12月25日に定められたようです。

 

聖書の中にはイエスがいつ生まれたかというハッキリした記述はありません。

 

当時ローマ帝国は多神教で、キリスト教はそのひとつであったわけです。

キリスト教は様々な異教に出会い、その祝祭日をキリストの誕生日にせざるおえなかった

わけです。

言い方を変えれば、当時ローマ帝国で普及していた太陽神側にもいい顔をし、

自ら認めたキリスト教側にもいい顔をして・・・というように帝国をまとめるための苦肉の政策のようにも見えます。

 

そのような背景から以下3つの大きなお祭りがクリスマスのベースとなっています。

 

①その多神教の中での太陽神ミュトラスを信仰するミトラ教はとても重要で、

 太陽神の誕生を祝う冬至祭が12月25日であったこと。

 

 

②農耕の神サトゥルヌスを崇め、豊穣を祈願するお祭りのサトゥルナーリア祭、

 これは紀元前217年頃からあったとされています。

 

 

③北欧のユールの祭りからも影響を受けています。

   北欧においてもケルト、ゲルマンが信仰していた神々やその風習が取り入れられ、

   収穫の感謝と太陽の復活を祝う冬至のお祭りがありました。

 

さて、クリスマスツリーの

原型は、上述した③の北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭りで使われていたのがもみの木です。冬でも葉を枯らさずにいる・・・これが生命の象徴とされていました。

 

こうした「祭りごとを行う時に、もみの木を飾る」という行為は今のドイツにも伝わり、キリスト教の普及と共にキリスト教でもその習慣を引き継いで行きました。

 

1419年にドイツのフライブルクで、パン職人の信心会が精霊救貧院にツリーを飾ったことが最初の、クリスマスツリーをクリスマスに飾った記録とされています。

常緑樹を飾ったのはなぜでしょうか?

 

日が短い冬の暗い闇と戦い、闇を追い払うために人々はその時日が短い太陽を元気づけるために火を燃やし、大地のなかの生命が生き続けていることを示すために、冬でも葉を枯らさずにいる、生命のシンボルでもある常緑樹を飾ったということです。

 

そのような歴史的背景から現在に見られるクリスマスツリーを飾る習慣があるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

オーストリアから生まれた"きよしこの夜"

今日12月24日はクリスマスイヴです。

11月半ばから街を盛り上げたクリスマス市も一部を除いて昨日で終わり、今までの盛り上がりがまるでうそのような静かな時がやってきます。

今日の午前中にクリスマスツリーの飾り付けをする人が多く、仕事をしている人がいても一部の業界を除いてたいてい昨日までか今日の午前中までです。

 

毎年12月24日と言えば"きよしこの夜"をテーマにしたくなります。

この名曲はこのオーストリアから生まれた曲だからです。

 

ザルツブルク中心から車で約20kmぐらい走った所にOberndorf(オーベルンドルフ)という人口5600人程の小さい街があります。

その街の一角に、この写真に見られるStille Nacht Kapelle

(シュティレ・ナハト・カペレ・・・きよしこの夜礼拝堂)が立っています。

ここにはもともと聖ニコラウス教会が建っていました。

 

当時そのニコラウス教会で、1818年、ここの教会のオルガンの状態がとても悪く、弾ける状態ではなかったようです。

その年のクリスマスの12月24日にはそのオルガンをミサで使うことができませんでした。

そこでこの教会のヨーゼフ・モール神父が詩を書き、フランツ・グルーバー先生がその詩に曲をつけ、ここの壊れたオルガンの代わりにギターで伴奏されてその時歌われた曲・・・

それが「きよしこの夜」(Stille Nacht) だったのです。

 

モール神父とグルーバー先生によって"きよしこの夜"が作られて歌われた当時のニコラウス教会は、19世紀終わりのザルツァッハ川の何回かの水害によって傷んでしまったため、最終的に1913年に取り壊されることになります。

 

その取り壊しから20年以上経った後の1937年8月15日、当時のニコラウス教会と同じこの場所にこの写真に見られるように現在の礼拝堂が奉納されました。

 


 

上の2枚の写真は礼拝堂内部に見られるステンドグラスです。

 

左側がヨーゼフ・モール神父で、神父の下には当時のニコラウス教会も描かれています。

モール神父は詩人ではありませんでしたが、このきよしこの夜の詩は、1816年にすでに

書かれていたということです。

 

右側はグルーバー先生でギターを持って演奏していて、その下にはやはりニコラウス教会が描かれています。

彼ももちろん知られた作曲家ではありませんでした。

 

こちらは礼拝堂の主祭壇です。

この中はシンプルな小さな礼拝堂で、記念館的な雰囲気が感じられますが、もちろん宗教的にも使われています。

 

"きよしこの夜"は、1818年・・・今から200年近く前にここで歌われ、その後

「Stille Nacht! Heilige Nacht!」と呼ばれ、チロルの有名なツィラータールを経由し、ヨーロッパ全土に、そしてアメリカに・・・やがて日本にまでと、世界中に知られるようになったのです。

この曲なしのクリスマスは考えられませんね。

こちらではプレゼント交換をする前に必ずと言っていいほどこの曲が歌われます。

 

「きよしこの夜」は全世界330の言語で現在でも歌われ、親しまれています。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シュピッテルベルクのクリスマス市(2015年)

いよいよ明日24日がクリスマスイヴとなります。

振り返ればあっという間にこのアドヴェントが過ぎてしまいました。

この時期にウィーンに来られたお客様にはオーストリアにはサンタクロースが登場しないことや、こちらのクリスマスの習慣などを毎回御案内してきました。

今年2015年のクリスマス市シリーズ最後に登場するのはシュピッテルベルクのクリスマス市です。

Spittelbergは1850年までVorstadtのひとつであり、現在ではウィーン7区(Neubau)にあります。

 

ここは1525年にBürgerspitalから得た場所で、もともとSpitalberg(シュピタールベルク)とも呼ばれていました。

17世紀後半のトルコ軍のウィーン包囲があった時や、1809年ナポレオン軍がこの地域から中心に向けて攻撃をした場所でもあり、小高い所にあります。

バロック時代に、現在見られるように建物が密集して建てられました。

ここには絵になる石畳の小路が数本あって、バロック様式の建物との調和が非常に美しい閑静な界隈です。

その石畳の小路に小さな屋台がたくさん並んでいて、昔ならではのクリスマス市の雰囲気が残る地元では有名なクリスマス市です。

市庁舎シェーンブルン宮殿シュテファン大聖堂カールス教会前ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市も素敵ですが、ここは大きなクリスマス市とは全く違った地元の方が多く集まるクリスマス市です。

閑静なクリスマス市ではありますが、非常に有名で、FreyungAm Hofのクリスマス市とはまた違った地元人の空気を感じることができます。

 

 



 

この閑静な界隈に立つバロック様式の家並みと街灯とクリスマスのイルミネーションが雰囲気を盛り上げます。

たくさんの人がこのシュピッテルベルクのクリスマス市を訪れます。

石畳の小路が本当に狭いので、場所によってすれ違うことも難しい時があります。

プンシュを飲んでいる人が小路に溢れています。

 


 

この狭い小路に抜け道もあり、その途中の中庭で楽しんでいる人も多いです。

ここは中心から少し離れているので多少行きづらい所にありますが、ウィーンでは絶対に訪れたいクリスマス市です。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

MQのクリスマス市(2015年)

あと数日でクリスマスがやって来ます。

ウィーンの街中はクリスマスの雰囲気がフィナーレに近づいて来ました。

今年もたくさんのお客様にクリスマス市を御案内しましたし、個人的にもよく行きました。

あと2つだけクリスマス市を紹介しますが、今日はMQのクリスマス市です。

 

美術史博物館自然史博物館の間にはマリア・テレジアの像があるマリア・テレジア広場があり、そのマリア・テレジア像の反対側の通りには、横長の建物があります。

 

これがMQで正確にはMuseumsQuartier という博物館地区があります。

これは1725年馬小屋として建てられたバロック建築です。

 

1922年からは見本市会場として使われ、2001年にこの建物を残し、その中庭空間を大きく改築し、博物館地区としてモダンなスポットに生まれ変わりました。

 

ここにはレオポルド美術館、現代美術館、建築博物館、子供博物館、Kunsthalleなどや、

おもしろい店やレストランなどが多く入っています。

 


 

その細長い建物はいくつか入口があり、建物の中を通り抜けていくと中庭空間があります。

この博物館地区は、バロック様式や歴史主義、現代建築があり、独特の中庭空間です。

その中庭で開かれているクリスマス市は" Winter im MQ"というタイトルでウィーンでは今年一番早いクリスマス市で11月5日からオープンしています。

1枚目の写真にはMQの正面入り口に照らし出されたそのロゴが見られます。

 

クリスマス市といってもここは他のクリスマス市とは全く違う、小学校の体育館のような形をしたモダンな屋台がいくつか並んでいます。

この中庭に入った習慣にちょっと幻想的な気分になります。

レオポルド美術館や現代美術館といったモダンなアートが多く展示されている博物館もあることからそれに合わせた演出ということでしょうか。

 

 


 

そのせいかここには地元の若者が多く集まっています。

屋台の中には入ることができ、中でプンシュを飲んでいる人達がたくさんいます。

右上の写真は屋台の中ですが、かまぼこ型をしています。

 

このMQのクリスマス市は他とはかなりう違うのでちょっと寄ってみる価値はあります。

でもここの始まりは遅くて、平日は16:00から、土、日、祝日は14:00からで、

夜23:00までやっています。

最後の日は12月23日です。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Am Hof のクリスマス市(2015年)

Freyungのクリスマス市からもう少しシュテファン大聖堂方面に行くと、ウィーン旧市街地では一番大きな"Am Hof" (アム・ホーフ)という有名な広場があります。

ここでも毎年クリスマス市が開かれていて地元との方が多く訪れます。

Am Hofのクリスマス市は

"Weihnachts Markt

Am Hof"と呼ばれています。

 

Am Hof は歴史的にとても重要な場所で、ウィーンがローマ時代にヴィンドボナと呼ばれていた頃から存在していた部分で、中世のバーベンベルク王朝時代1155年~1156年にウィーンに宮廷を移したハインリヒ2世がここに居城を建設させています。

 

 

ここは広場の歴史だけではなく、歴史的に重要な建物がたくさんあります。

左の写真はAm Hof教会で、

14世紀終わりの1386年から15世紀初頭の1403年にカルメル会によって建てられた3層のゴシック様式の教会ですが、その後イエズス会によりバロック化されました。

正面の堂々としたスタイルは

初期バロック様式です。

 

この教会で神聖ローマ帝国の崩壊宣言があった場所でもあり、またこの広場は映画「第三の男」でも登場し、広場の真ん中には黒のマリア像が立っています。

 

 


 

この教会のライトアップが素敵で、広場の真ん中を囲むかのようにたくさんの屋台が並んでいます。

右上の写真には黒のマリア像が立っているのがわかります。

マリア像の下にも簡易テーブルが出されていて賑わっています。

 


 

教会のライトアップに合わせるかのようなイルミネーションが演出されていて、全体的に白く光った印象を受けます。

たくさんの人がプンシュを飲んでいます。

 

それぞれのクリスマス市にはそれぞれの雰囲気が存在します。

クリスマス市に行って何かを買うというよりも、その場所の雰囲気を楽しみながらプンシュを飲んでいる地元人がとても多いです。

じゃぁ今日はここのクリスマス市に行ってプンシュを飲みながら雰囲気を楽しもう・・・

たくさんの屋台に売られているものを見るだけでも十分目を楽しませてくれます。

そこで偶然何か目に留まるものがあれば買えばいい・・・というのんびりした空気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

マリア・テレジア広場のクリスマス市(2015年)

国立オペラ座から近い場所に毎年地元でも評判がいいカールス教会前のクリスマス市があります。

ここは中心にありながらも意外と観光客が少なくて、地元人が多く集まります。

逆に国立オペラ座からリンク道路をちょっと先に行くとヨーロッパ三大美術館のひとつにも数えられている美術史博物館があるマリア・テレジア広場は観光客がとても多く集まるクリスマス市となっています。

 

昨日もFreyungのクリスマス市を話題にし、クリスマス市のテーマが多くなりますが、

内容はたいしたことがないので画像を見て雰囲気を味わって下さい。

 

ここには美術史博物館に向かい合って自然史博物館という荘厳な建造物があり、美術史博物館との間に広場の由来になっているマリア・テレジア女帝の像が立っています。

そこで開かれているクリスマス市もそれなりに賑わいを見せています。

この写真の奥に見えているのは自然史博物館で、ライトアップしているマリア・テレジア像が見られます。

この角度からですと女帝は右側を向いています。

このアングルは美術史博物館の中から見たものです。

 

マリア・テレジア像を中心として

たくさんの屋台が並んでいます。

ここは2つの荘厳な建造物に挟まれ、また女帝が見ている方向にはリンク道路を挟んで王宮もあり、女帝の反対側には博物館地区もあるという素敵な空間です。

普段の観光でもこの広場で写真ストップすることも多くあり、

もちろん美術史博物館は頻繁に

御案内しています。

 


 

左上の写真は自然史博物館です。

暗闇でのライトアップが素敵です。

右上の写真はプンシュスタンドですが、やっぱりここが一番混んでいます。

花よりだんごですね。

 


 

今年のここのプンシュカップは去年と同じ靴型で、シュテファン大聖堂のクリスマス市と同じです。

市庁舎のクリスマス市と比べると地味に感じるかもしれませんが、その分周りの建造物が雰囲気を盛り上げています。

軽くプンシュを飲みに行きましょう!

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Freyungのクリスマス市(2015年)

Advent(アドヴェント)もまもなく終わろうとしていて、今週の日曜日はAdventkranz

4本目のロウソクが灯されます。

この時期の主役となるクリスマス市も残念ながらあと数日となりました。

 

このAdvent時期にウィーンに来られたお客様に毎日のようにこちらのクリスマスの習慣オーストリアではサンタクロースが登場しないこと、クリスマスツリーなどの背景を御案内していると、あっという間に時間が経っていて、もうクリスマスはすぐそこです。

 

今年も例年通り地元の話題性があるクリスマス市をいくつか取り上げましたが、今日話題にするクリスマス市も地元では有名です。

 

毎年この時期になれば同じ場所の話題も多く登場しますが、掲載している写真はいつも違っていて、その年に実際にその場で撮影したものをアップしています。

 

こちらはFreyungのクリスマス市です。

"Altwiener

      Christkindlmarkt"

(アルトヴィーナー・クリストキンドルマルクト)という名称でFreyungという名の広場で開かれています。

 

このFreyung (フライウング)はハプスブルグ家の前のバーベンベルク王朝時代にウィーンに宮廷を移したハインリヒ2世が、アイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史あるショッテン修道会と付属教会がある美しい広場です。

 

ここはかつては "Gegend bei den Schotten" (ショッテン修道会わきの地域)と呼ばれていました。

ドイツ語で現在のスコットランドはSchottlandと呼ばれていますが、Schotten は当時はアイルランドを意味していました。

 

Freyungという名は、このショッテン修道会に属したこの場所は、

街からの行政が及ばない治外法権的な場所だったようで、ここに来れば自由になれる・・・ということから由来しています。

1710年からこの場所は「Freyung」と名付けられました。

 


 

この狭い二等辺三角形的な広場の教会がある片側に閉ざされたようにぎっしりと小さな屋台が並んでいます。

基本的に2本の通りが中に作られていて、このクリスマス市を通り抜けられるようになっています。

左上の写真の奥に見えているのがショッテン教会です。

 

 

 

 


 

やっぱり混んでいるのはプンシュスタンドですね。

狭いこの空間にはいくつかの簡易テーブルが置かれていて、地元の人で賑わっています。

小さな舞台も設置されていて、私が行った時にはちょうど民族音楽の演奏をしていました。

 

ここはウィーン中心部にありますが、圧倒的に地元に人が多く集まるクリスマス市で、

そこらじゅうからオーストリアのドイツ語が聞こえてきます。

 

ここは12月23日までの毎日 10:00~21:00まで開いています。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

ミヒャエル広場のクリスマス市

アドヴェントも今日を含めてあと1週間となりました。

お店のクリスマスデコレーションや街中のイルミネーションが雰囲気を盛り上げます。

毎年定番な場所に出ているクリスマス市やプンシュスタンドもそれぞれその場所でたくさんの人がプンシュを飲んでいます。

シュテファン大聖堂のクリスマス市シェーンブルン宮殿のクリスマス市市庁舎のクリスマス市といった有名所以外のクリスマス市としてベルヴェデーレ宮殿カールス教会Schloß Hof中世のクリスマス市などと結構話題に取り上げました。

 

今日はミヒャエル広場のクリスマス市について少し紹介します。

 

ミヒャエル広場はローマー時代からの道が交差していたウィーンでも歴史的に重要な場所で、

広場の名前の由来であるミヒャエル教会が立っています。


その他にもカフェGriensteidl

ロースハウス、そして王宮の荘厳なミヒャエル宮があります。

この広場のローマ時代の遺跡とミヒャエル宮の間にクリスマス市が出ています。


ウィーンの有名な歩行者天国のひとつであるコールマルクトの延長上です。

ここはこの写真に見られるように王宮のミヒャエル宮の静かなライトアップが幻想的で、

屋台の色も白で、そのライトアップに合わせるかのようです。


こちらはミヒャエル宮を背にした光景です。

奥に2つの建物が見えますが、

左がカフェGriensteidlで右がロースハウスです。

ここのクリスマス市の規模はとても小さく、こじんまりしていますが、周りの建造物が美しいのでちょっとここで足を止めてプンシュを飲んでいこうかなという気持ちにさせられます。




どこのクリスマス市にも売っているようなものがもちろんここでも見られます。

右の写真はここのプンシュカップです。

このカップをには"k.k.Weihnachtsmarkt"と書かれています。

k.k.はk.u.k、カー・ウント・カーと呼ばれ、これはkaiserlich und königlichの略です。

帝国の、そして王国のということで、オーストリア=ハンガリー帝国(1867年から)時代に使われた名称で、現在でも色々な場所で見ることができます。

ここは王宮ですから、そこでこのクリスマス市もk.k.Weihnachtsmarktというわけです。


そのためここにはシシィプンシュとか、フランツ・ヨーゼフプンシュなどがあります。









にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

中世のクリスマス市

オーストリアではサンタクロースがプレゼントを持ってくることはありません。

Christkind (クリストキント)・・・子供のキリストが持ってきます。

サンタクロースは聖人のニコラウスから生まれたもので、聖ニコラウスの日は12月6日で、

それはもう終わりました。

一昨日の12月13日はAdventの第3日曜日でしたので、うちでもAdventkranzに3本目のロウソクを灯しました。

 

さて、ウィーンには色々なクリスマス市がありこの時期の楽しみのひとつとなっていますが

今日ここで紹介するクリスマス市はちょっと変わった中世のクリスマス市です。

 

"Mittelalterlicher Adventmarkt"

・・・中世のクリスマス市は

12月4日~12月8日のたった5日間だけ軍事史博物館の前で開かれました。

文字通り中世の演出で屋台も街中のクリスマス市とは違い質素で、しかも店の人も中世の衣装を着ていました。

クリスマスツリーは写真で見られるように立てられていますが、それ以外はイルミネーションはなく、そこらじゅうに松明が灯されていてムード満点でした。




中世の職人を再現した屋台も多くありました。

写真左は靴屋さんで、実際にその場で制作しているのを見ることができました。

売られているのも中世風の物が多く、普通のクリスマス市とは全然違います。




食べ物や飲み物を提供する屋台も多くあり、肉も炭火で大胆に焼かれています。

当然プンシュスタンドもあり、当時のレシピを再現している店もありました。

右上はプンシュスタンドですが、酒場のような雰囲気です。



 

ウィーンではちょっと趣向を変えたクリスマス市であることと、5日間しか開かれていないこともありめちゃくちゃ混んでいました。

通常のクリスマス市とは違うものが食べられることもあり、フード系屋台とプンシュ屋台には特に多くの人が集まっていて、先に行く場所がないほど混み合っていました。

 

的に矢を放つコーナーやアーチェリーのようなコーナーもあって、子供たちが実際に楽しめるような場所もありました。

 

この中世のクリスマス市は他とは違っておもしろく、とても新鮮でした。

ウィーンの街の歴史を考えると、ハプスブルグ家の前のバーベンベルク王朝時代の12世紀半ばに彼らの宮廷が置かれ、12世紀終わりに現在の中心地の基本ができました。

その後の14世紀~15世紀ぐらいはこのような屋台が実際に出ていたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Schloß Hof のWeihnachtsdorf(2015年)

地元で非常に有名なクリスマス市のひとつに"Schloß Hof" (シュロスホーフ)のWeihnachtsdorfがあります。

Schloß Hofはベルヴェデーレ宮殿を建てさせたプリンツ・オイゲンが所有していたバロック宮殿で、NiederösterreichのMarchfeldというウィーンから離れた所にあります。

ちなみにベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市も地元ではすっかり定着しました。

今日のタイトルにある"Weihnachtsdorf"はクリスマス村みたいな訳になります。

 

うちは毎年必ずこのSchloß Hofのクリスマス市に出かける習慣になっていて、今年も行ってきました。

 

ここは12,13世紀にすでに

Veste Hof と言われ、

1507年まで、マルヒ河の洗い越しとしてEckartsauerの所有でした。

その後所有者が何度か変わります。

この辺りは水害が多くあったことから1620年にHofbergに移されました。そこからこの宮殿の現在の名称が生まれます。

 

1725年にプリンツ・オイゲンがここを入手し、ベルヴェデーレ宮殿を建築したルーカス・フォン・ヒルデブラントにより、夏の離宮を意図とした現在のバロック様式の宮殿に改築されました。

1736年にオイゲン公が亡くなってから、彼の姪であるAnnna Viktoriaがこの宮殿を相続しましたが1755年にマリア・テレジアが入手し、その後ヨーゼフ2世が宮殿の2階部分を増築させました。

フランツ・ヨーゼフ1世の時代1898年にはここは軍の養成場所となってます。


現在はシェーンブルン宮殿やウィーンの王宮と同じImperial Austriaの管轄で、一般公開されていてい当時のたくさんのオリジナルの調度品などが残されています。


上の写真はメイン宮殿中庭です。



全体の敷地面積が50ha以上もあり、Schloss Hofのメイン宮殿、美しいバロック庭園、Meierhof があります。

Meierhof は当プリンツ・オイゲンが宮殿の敷地に同時に所有していた居住空間、馬小屋、農業場、工房として使われた場所です。

この敷地全体がWeihnachtsdorfになっているわけです。

 

入口から入って行くとメイン宮殿とMeierhofの間にもたくさんの屋台が並び、イルミネーションがさらに雰囲気を盛り上げます。

 



屋台の数は100以上もあり、子供たちのためのアトラクションや馬小屋も見学できます。

建物内部にもたくさんの店が並び、またメイン宮殿内部もクリスマスをテーマにした特別展示などを見ることができます。



 

毎度! プンシュももちろん飲みました。

Meierhofの中にもプンシュスタンドがあり、ここでは座ってくつろぐことができます。

 

ここはウィーンの中心から車でA4高速道路経由で60㎞で1時間弱、Marchfeld経由だ50kmぐらいで1時間ぐらいとちょっと離れた所にあります。

しかも、ここは通常の宮殿見学に入場料がかかりますので、このWeihnachtsdorfにももちろん入場料がかかります。

しかし、規模が非常に大きいことと、クリスマス市以外でも楽しめることと歴史的にも重要な場所であることもあり地元では大変人気のあるクリスマス市です。

 

ウィーンのクリスマス市のように毎日開いているわけではなく、土曜日、日曜日の週末だけやってます。

今年は8日がMariaempfängnisの祝日だったので、7日の月曜日も学校が休み、そして多くの人が5,6,7,8の4連休をとったこともあり、7,8日もやっていました。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

クリスマスツリーを買った (2015年)

早いもので12月も2週目に入り、明日の日曜日にはAdventkranzには3本目のロウソクが灯されます。

2週目の半ばからウィーンの街中には例年通りクリスマスツリーが売られ始めました。

街の中心を始め、地下鉄の駅やスーパーの駐車場など色々な場所に地元の業者が現れクリスマスツリーを売っています。

クリスマス市が出始めるだけでクリスマスを意識しますが、クリスマスツリーを売る業者が街中に出始めるとクリスマスの雰囲気も徐々に終わりに近づいていて、まもなくクリスマスが来るんだな~と思います。

 

こちらでは必ず本物のもみの木を毎年買って飾ります。

そもそも、"本物の"もみの木という表現はこちらでは滑稽かもしれません。

 

日本でよくあるおもちゃのツリーを飾る習慣はこちらではまずありません。

 

もみの木はTannenbaum(タンネンバウム)とドイツ語で呼ばれますが、特にこのクリスマスツリーのもみの木は、ここオーストリアではChristbaum(クリストバウム)と呼ばれています。

背丈が高いものから低いもの、全体の形が整っているものなど様々です。

オーストリアは林業も重要な産業であり、計画的な植林をしているため、もみの木がなくなることは絶対にありません。

 

ツリーを売る業者によってはもみの木の他にFichte (トウヒ)も売られます。

シェーンブルン宮殿市庁舎に見られるような大きなツリーが必要な時には、もみの木ではなくトウヒが飾られます。30mを超えるもみの木はそのこまで成長する時間もかかります。

20m~30mを超えるもみの木はあまり見ません。


重要なことは常緑樹であるということで、この時期に緑であることが大事です。

 

 


ツリーはネットに包まれて運ばれ、ネットが外されてKreuzと呼ばれる十字型の木に立てられて売られています。

1枚目の写真ではKreuzの上に立てられているのがよくわかります。


左上の写真ではまだ広げられていないクリスマスツリーがネットに包まれてたくさん立てかけられているのが見えます。


クリスマスツリーが売られている場所には、右上の写真で見られるように円形の物が必ず置かれています。


クリスマスツリー(もみの木)の形はどれも一緒なので適当に大きさと値段で選んですぐに買う・・・ということにはなりません。

実際に飾ることを思い浮かべて、どのくらい緑が密集しているか、真っすぐであるか、均等であるか、ツリーの先が美しいか・・・などポイントがいくつもありますので選ぶのは結構時間がかかります。

どれを買うか決めたら、Kreuzが欲しいか欲しくないか聞かれますが、どこの家庭にもたいていKreuzの代わりにクリスマスツリーを支える専用のものがあるので普通はKreuzは要りません。


このままツリーを運ぶのは不便ですし、しかもクリスマスまではまだ時間がありますから緑が乾いてはいけないのでもう一度ネットに包むわけです。

そこでこの円形の物が大活躍をします。


ツリーの根本部分からこの円形の中にツリーを通していくと、狭くなっていく円形の中を通りながらツリーの葉が折りたたまれて、同時にツリーがネットでくるまる・・・という中々便利な物です。

この状態で持ち帰り、12月24日の午前中に飾り付けをする時までこのまま外に置いておきます。

12月24日にもみの木の葉が緑であることが重要ですから、あまり早く飾ってしまうと乾燥してしまいます。

うちもネットで包まれたままのツリーが庭のテラスに立てかけてあります。


この時期はクリスマスツリーを持って帰る人の姿が頻繁に見られ、車の上に買ったツリーを乗せて走っている光景もこの時期ならではです。







にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

カールス教会前のクリスマス市 (2015年)

シュテファン大聖堂のクリスマス市シェーンブルン宮殿のクリスマス市市庁舎のクリスマス市と主要なクリスマス市をすでに話題にしました。

このADVENT(アドヴェント)時期のウィーンはクリスマスの雰囲気が至る所に見られますから、街中をぶらぶら歩いているだけでも楽しいですね。

歩き疲れたらちょっと屋台によってお茶感覚でプンシュを飲みたいです。

 

さて、今日話題にするカールス教会前のクリスマス市も毎年この時期に紹介していますが、

地元では非常に評判がいいクリスマス市です。

 

バロックの重要な建築のひとつであるカールス教会はウィーンの風景にはなくてはならないもののひとつです。

大きなドームと2本の柱が印象的なカールス教会は夜も堂々とライトアップされています。

このカールス教会前には、シーズン中は噴水になっている空間を含めて、たくさんの屋台が並んでいて、無数のライトが灯されています。




教会前の噴水はもちろん水が止められていて、そこにはたくさんのわらが置かれています。

子供達がこのわらではしゃいでいます。

どこのクリスマス市もそうですが、たくさんの人が集まっているのはたいていプンシュスタンドです。

右の写真は簡易テーブルの前は地元の人々で埋め尽くされています。




毎年このカールス教会前のクリスマス市は屋台で売られている物の質が高いこととオリジナリティーがあることで有名です。

物だけではなく、食べ物もおいしいものが多く売られています。

屋台の数もかなり多く、また子供達が楽しめるカルーセルもあります。

右上の写真はウィーンフィルのニューイヤーコンサートが行われる楽友協会ホールです。

ここのライトアップも素敵です。




とても背の高いLEDで灯されたドレスを着ている女性2人も演出として登場していて、

たくさんの人がカメラを向けていました。


このカールス教会前のクリスマス市は、市庁舎やシェーンブルン宮殿のクリスマス市とは違い、観光客の数はぐっと少なくなり、多くの地元人で賑わっています。








にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

アウグスティーナ教会のAdventmarkt

この時期はクリスマスが待ち遠しいな~・・・とわくわくしながら待つアドヴェントと呼ばれている時期です。

街中にはクリスマス市が例年通り多く並んでいて、地元の方がスタンドでプンシュを飲んでいる姿をよく見かけます。

クリスマス市のことをこちらでは一般的にChristkindlmarkt(クリストキンドルマルクト)と呼ぶことはここでもよく書いていますが、その他の呼び名としてはWeihnachtsmarkt

(ヴァイナハツマルクト)とかAdventmarkt(アドヴェントマルクト)といった呼び方で呼ばれることも多いです。

Weihnachtsmarktが"クリスマス市"という訳になります。

Adventmarktというと市庁舎シェーンブルン宮殿のような大きなクリスマス市とは違い、こじんまりしていて、しかも毎日開かれているわけではなく、週末だけとか、また日にち限定で開かれていることが多いです。

 

そんなAdventmarktのひとつで、知る人ぞ知るAdmentmarktをひとつ話題にします。

 


 

こちらはウィーンの王宮の一角にあるハプスブルグ家ゆかりある教会のひとつで有名な

アウグスティーナ教会です。

先日ここのAdventkranzを紹介しましたが、左上の写真が教会内部でずっと奥の右側に

そのAdventkranzを見ることができます。

普段はこの教会はいつでも入れるようになっていますが、この教会からさらに奥に入った所で11月27日~11月29日3日間だけのAdventmarktがありました。

 

教会内部でのAdventmarktですから一般的な外でのクリスマス市とは全く違います。

右上の写真はそのAdventmarktの風景です。

このAdventmarktが開かれていた場所は教会の中から、さらに奥に行った"Georgskaplle" (ゲオルグ礼拝堂)です。

 

ゲオルグ礼拝堂はハプスブルグ家のOtto der Fröhlichen(陽気なオットー公爵)によって

1341年に作られたものです。

このオットー公爵はこのアウグスティーナ教会を作らせたFriedrich der Schöne

(フリードリヒ美王・・・1286~1330)の弟になります。

 



ゲオルグ礼拝堂の中だけで開かれているので、何かどこかのバザーのような雰囲気です。

売られているものは宗教関係のものが多く、その他にここのオルガンのCDや、クリスマスのちょっとした装飾品などもありました。


しかもクリスマス市には欠かせないプンシュやソーゼージなども提供されていました。


このような本当にこじんまりしたクリスマス市もいいものです。

しかもこの礼拝堂は通常入ることができませんのでちょっと得した気持ちになりました。









にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

 

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市(2015年)

Adventのこの時期はどうしてもクリスマスの話題を多く紹介したくなります。

ウィーンの街はクリスマスカラーに染まっていて、街中を歩くたびにクリスマスが近づいていることを知らされます。

そして何といってもクリスマス市が色々な所で開かれていますから、それもこの時期の重要なイヴェントのひとつとなっています。

それぞれのクリスマス市にはそれぞれ独自の雰囲気がありますから売っているものが似通っていても、街並みが違いますからクリスマス市の空気が違うわけです。

また、プンシュの味だって違っています。

そのため、色々なクリスマス市に足を延ばしたくなるわけです。


今年もクリスマスの話題として、今年最初のプンシュから始まって、シュテファン大聖堂

シェーンブルン宮殿アドヴェントアドヴェントクランツ市庁舎Stammersdorf,

聖ニコラウスと結構書きました。


今日はベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市です。


ベルヴェデーレ宮殿はシェーンブルン宮殿と並んで重要なバロック建築で、市内観光でも必ずと言っていいほど訪れまし、オーストリアギャラリーという美術館になっていてクリムトの接吻が見られることで知られています。

美しくライトアップした宮殿は昼間の姿とは違い、暗闇から浮かび上がってくるようです。

また池の水にライトアップされた宮殿が反射していてとても幻想的です。

この宮殿の前にクリスマス市が開かれています。

 



宮殿の前には中庭空間を作るように屋台がたくさん並んでいます。

真ん中にテーブルが多く置かれていて、多くの人々が食べたり、プンシュを飲みながら話をしています。

ここは重要なウィーンの観光ポイントということもあり、シェーンブルン宮殿同様、観光客も多く訪れています。

この時もドイツ語以外の言葉が多く聞こえてきました。

近くで見るライトアップされたベルヴェデーレ宮殿は素敵です。

やっぱりクリスマス市は雰囲気を楽しむものですね。




この日は仕事ではなく、家族と出かけました。

この日の昼間はツアーの皆様と観光でここに来て御案内しましたが、残念ながらプンシュを飲む時間はありませんでした。

ここのプンシュカップは去年同様、ちょっと可愛らしい壺のような形をしています。

この時は定番なオレンジプンシュを飲みましたが、結構いい味でした。

売られているものもいい物がありました。


私は仕事柄ここには、シェーンブルン宮殿と同様に、午前のお客様と、午後はまた別の皆様と1日に2回来ることもよくありますが、このようなクリスマス市は個人的にも訪れたいと思っています。







にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

聖ニコラウスの日(2015年)

今日の12月6日は聖ニコラウスの日です。

このニコラウスから現在誰でも知っているサンタクロースが生まれたというのが定説です。

 

ここオーストリアでは「クリスマスにサンタクロースがプレゼントを持って来る・・・」

なんて言うと地元の方に苦笑いされてしまいます。

サンタクロースがクリスマスにプレゼントを持って来ることはオーストリアでは絶対にあり得ないからです。

クリスマスにサンタクロースは登場しません。

 

では誰がプレゼントを持って来るのでしょうか?

それは"Christkind" (クリストキント)・・・つまり子供のキリストが持ってきます。

クリスマスはイエス・キリストが生まれたことを祝うものですね。

だからプレゼントを持って来るのは子供のキリストなんです。

サンタクロースは装飾とマスコット以外には絶対に登場しません!

そのためクリスマス市だって"Christkindlmarkt"とこちらでは呼ばれています。

 

そのサンタクロースの元の人物は聖ニコラウスです。

 

聖ニコラウスはカトリックの有名な聖人です。

 

ニコラウスは小アジア(現在のトルコ)のMyra の司教であり、だいたい350年ぐらいに亡くなったとされている聖人です。

 

貧しい人達を憐み、助けて、財産を全て貧者に与えたとも言われています。

 

 

<ニコラウスのエピソード>

よくある有名な彼のエピソードは、年頃3人の娘を持った、貧しい父親の話です。

お金がなかったので、嫁がすこともできなかた・・・そこで娘たちが体を売ってお金を

作ろうとした時に、ニコラウスが3日3晩現れ、その家の窓から、もしくは煙突から金貨を投げ込んだとされています。

その金貨がそこにぶら下げられていた靴下の中(もしくは置いてあった靴)に

投げ込まれた・・・ということです。


サンタクロースからのプレゼントがどこに入るかという、小さい頃によく聞いた

話に何か思い当りませんか?!

 

もうひとつのエピソードは、航海中嵐によって難破しそうになった船の上で、船乗り達が

ニコラウスの名前を呼んだら海の上にニコラウスが現れて、命を救った・・・

ということです。

 

 

<ニコラウスがサンタクロースへ変化していく>

 

小アジアでは6世紀にすでにニコラウスのお祭りの習慣がありました。

 

現在でも彼のとても傷んだ棺がMyraの教会の下にあり、特に東方正教会の重要な巡礼教会としても知られています。

 

1087年にそこからおそらく海賊達によって、ニコラウスの骨が盗まれ、イタリアの

Bari (バーリ)に持たらされ、そこにニコラウスの教会が作られました。 

現在でもそこは有名な巡礼教会です。

その後、ヨーロッパでもニコラウス崇拝がとてもポピュラーになったわけです。

 

やがて新大陸のアメリカが発見され、そこに17世紀にオランダ人達が移民していき、

その時にこのニコラウス習慣をアメリカに持って行きました。

 

St.Nikolaus はドイツ語では、ザンクト・ニコラウス、英語でセント・ニコラウス・・・

オランダ語ではSinterklaas・・・これがアメリカからサンタクロースというカタカナ書きで、私達日本に入って来たわけです。

 

日本はかなりアメリカナイズされているので、クリスマスもアメリカ的にサンタクロースがプレゼントを持って来るわけです。

 



そのため聖ニコラウスの日が近づくにつれて、街中のスーパーなどには上の写真に見られるように司教姿のニコラウスのチョコレートがたくさん売られています。

これらを日本で言うとバレンタインデーの義理チョコをあげるような感覚でプレゼントする習慣があります。

大きいニコラウスから小さなニコラウスまで、またデザインも様々ですが、基本は司教さんの姿であるということです。

 


 

こちらの子供達のニコラウス習慣はどうかというと・・・

自分の靴をきれいに磨いておいて、12月6日ニコラウスの日の前日の12月5日夜寝る前に、

窓に置いておきます。

そこでニコラウスが良い子の所に現れて、その磨かれた靴の中に、食べ物を入れるという

習慣があります。

その食べ物は落花生、みかん、リンゴ、チョコレートなどで、この冬に食べ物がある・・・

という象徴なんですね。

 

実際に靴を磨いている子供達はそんなに多くないかもしれませんが、この12月6日に食べ物やちょっとした小さな贈り物をもらうことは現在のとてもポピュラーな習慣です。

今日の12月6日は地元ではNikolo(ニコロ)と呼ばれ、この時期の大事な習慣として生活に浸透しています。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

地元人しか来ない小さなChristkindlmarkt

アドヴェントのこの時期は店のショーウィンドゥーを見ているだけで個性あるクリスマスの装飾を見ることができるのでそれだけでも楽しいですね。

クリスマス市も色々な所に出ていて、クリスマスはもうそこまで近づいているんだな・・・という気持ちにさせられます。


ウィーンは415km²とかなり広い街で東京と同じ23区で分かれていますが、それぞれの地域でローカルなクリスマス市が多くあります。

そのひとつを話題にします。


こちらはウィーンの本格的なホイリゲ街であるStammersdorfのChristkindlmarktです。

ここはそのローカルなクリスマス市のひとつです。

11月27日~11月29日までの3日間でしかも午後しか開かれていないChristkindlmarktでした。

初日は17:00からで、後の2日は

14:00から始まり21:00まで、

最終日は20:00まででした。


Stammersdorfはドナウ川を渡った21区で、昔ならではのホイリゲがたくさんあります。

また、近くにはマルヒフェルト運河気持ちのいいサイクリングコースもあります。

秋に話題にした秋を感じるハイキングコースもあります。


Stmmaersdorfの一角の広場にChristkindlmarktが開かれていて、小さな屋台がぐるりと外側に真ん中を囲むように並んでいます。

ここに来る人はほぼ100%地元の人で、ほとんどがこの界隈に住んでいる人だと思います。

簡易テーブルもいくつか出されていて、ここでもやっぱり多くの皆さんがプンシュを飲んでいます。



 

広場にある昔の井戸にロウソクが立てられていました。

ひとつはロウソクが燃え尽きていて、3本が灯されていますがアドヴェントクランツのように見えます。

ちょっとした舞台があり、そこにはクリスマスツリーが飾られていて、子供達がはしゃいでいて、写真を撮ってる方も多くいました。

 

市庁舎シェーンブルン宮殿シュテファン大聖堂などのChristkindmarktとは全く雰囲気が違う、本当にローカルなChristkindlmarktです。

ここのプンシュとソーセージはおいしかったです!



 

ところで今日12月5日はKrampsの日で、悪い子にしていた子供達にはKrampus (鬼)がやって来るということになっています。

             → Krampus (クランプス)について

 

 

明日話題にしますが、次の日の12月6日は"ニコロ"と親しまれているカトリックの聖人ニコラウスの日です。

この聖人ニコラウスからサンタクロースが生まれることになります。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

市庁舎のクリスマス市 (2015年)

ウィーンの街は12月に入り、朝がかなり冷え込んだ11月終わりと比べるとここ数日はちょっと暖かく感じる朝が続いています。

外が寒くなるとプンシュがよりおいしく感じられ、クリスマス市を始め、街中のプンシュスタンドは賑わっています。
クリスマス市と言えば今年はシュテファン大聖堂のクリスマス市を最初に紹介し、その後シェーンブルン宮殿のクリスマス市を話題にしました。
次に登場するのはやっぱり市庁舎のクリスマス市です。


今年でちょうど30回目を迎える市庁舎のクリスマス市は、

ここ数年ヨーロッパで最も有名な、また華やかなクリスマス市ということになっています。

何と言ってもイルミネーションと市庁舎のライトアップが美しく、規模も他のクリスマス市と比べると全然違います。

市庁舎前の広場だけでなく、

公園の木々や歩道にもイルミネーションが灯され、ここを見た瞬間にすぐにクリスマスの雰囲気に引き込まれます。

手前にはAdventkranzという4本のロウソクが立てられています。

 


 

例年通り"Frohe Weihnachten"と書いてありますが、これはクリスマスおめでとう・・・ということですね。

何回も書いてますが、こちらではクリスマス市のことを"Christkindlmarkt"と言います。

クリスマスプレゼントを持って来るのはChristkind・・・子供のキリストだからです。

サンタクロースは装飾やマスコット以外には絶対に登場しません。

 

ウィーンのChristkindlmarktは歴史があって700年以上前に遡ります。

ハプスブルグ家のアルブレヒト1世が1296年に、ウィーンの商人達に"12月市"を開くように特権を与えたことから来ています。

 

御覧のように素敵なイルミネーションです。

フランドル風ゴシック様式の市庁舎のライトアップを背景に、蝶や花の形をしたイルミネーションがさらに演出します。

この蝶はウィーンの市立公園のベンチなどにたくさん見られるウィーンの緑を管理する市役所の部門のシンボルです。

 

 



やっぱりプンシュスタンドが一番混んでいます。

このクリスマス時期はプンシュですね。

フード系も充実しているので、屋台の裏側に置かれた簡易テーブルで飲んだり食べたりしている人がたくさんいます。


今年のクリスマスツリーは110歳で、28mの高さがありチロルから運ばれました。

青、白、赤と1.600個のLEDランプがフランスの国旗を表しています。

当初は例年通りの飾り付けをしましたが、パリのテロ事件に因んで急遽、11月18日~19日に取り換えられました。




ここのプンシュカップも去年同様ハート型です。

"Häferl" (へーフェルル)と言われているプンシュカップのカップ代は3ユーロです。


ここはどんなに早くても薄暗くなってから行きましょう。

昼間行ってもイルミネーションの素晴らしさを見ることができません。



下記は市庁舎のクリスマス市のホームページ(ドイツ語/英語)です。

http://www.christkindlmarkt.at/





にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

アドヴェントクランツ (ADVENTKRANZ)

昨日の11月29日はアドヴェントの第1日曜日でした。

アドヴェントはクリスマスイヴから遡って4回の日曜日を数えるわけで、早くクリスマスが来ないかな~・・・とわくわくしながら待つ時期です。

このアドヴェントの重要な地元での習慣として"ADVENTKARNZ"があります。

 

ADVENTKRANZ

(アドヴェントクランツ)は

一般的にもみの木の葉をこのように円形にし、そこに4本のロウソクが立っているというものです。


これはアドヴェント第1日曜日にロウソクを1本灯します。

今年で言えば昨日です。

うちでも1本目を灯しました。

 

次にアドヴェントの第2日曜日に2本目を灯しますが、この時にすでに灯した1本目も同時に灯します。

 

アドヴェントの第3日曜日に3本目を灯し、すでに灯した2本も同時に灯します。

 

そしてアドヴェントの第4日曜日に4本目を灯し、すでに灯した3本も同時に灯します。

つまり4本全部灯されて、その週にクリスマスがやって来る・・・ということです。

 

4本のロウソクを同時に灯さなければならないため、ロウソクを灯し切らないようにする必要があります。


こちらは毎年お馴染みとなった市庁舎ChristkindlmarktのADVENTKRANZです。

これは今年のADVENT第1日曜日の前に撮影したものですから、ロウソクはまだ灯されていません。

電気のロウソクで、ひとつひとつに蝶がデザインされています。

このADVENTKRANZで待ち合わせをする人も多いです。



 

もともとAdventkranzは、1839年、プロテスタントの神学者で教育者のJohann Hinrich Wichern (1808–1881) によって導入されました。

 

その理由は、とても貧しい子供達がAdventの時期にしょっちゅう「いつクリスマスが来るの?」と聞いてきました。

そこで彼は、20本の赤い小さいロウソクと、4本の白い大きなロウソクでこの現在のAdventkranzの形をしたカレンダーを作ったのです。
毎日赤い小さなロウソクが1本ずつ灯され、日曜日ごとに大きな白のロウソクが

灯されました。

これによって子供たちがクリスマスまでの日数を数えることができたのです。 カトリックにこのAdventkranzが登場するのは1925年ということです。

 


街中を歩くと色々なADVENTKRANZを見ることができます。

オーソドックスでは赤いロウソクですが、それ以外にも様々な色があります。

また、円形でなく、ロウソクが直線的に並んでいるタイプのものもあります。

右に見られるAdventkranzは

アウグスティーナ教会に置かれてるものです。

昨日この教会内部を御案内した時にちょうどここの修道士が1本目のロウソクに火を灯していました。







 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

アドヴェント(2015年)

今月も11月13日から市庁舎やシュテファン大聖堂など,またシェーンブルン宮殿

11月21日にクリスマス市が出始めて、街中はクリスマスの雰囲気で盛り上がっています。


こちらではクリスマス市のことを一般的に"Christkindlmarkt"呼ばれています。

クリスマスはまだ先なのですが、毎年11月の半ば頃から(場所によってはもう少し後)クリスマス市が始まり、あぁ~、クリスマスが近づいているんだな・・・という気持ちにさせられます。

クリスマス市だけでなく、街中の色々なお店もクリスマスのデコレーションで飾られ、また

主要な通りはロマンティックなイルミネーションが灯されます。

 

クリスマスがあとどのくらいしたら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことをADVENT (アドヴェント)と呼んでいます。

今日、11月29日はADVENTの第1日曜日です。

 

日本語でアドヴェントでもいいと思いますが、

待降節とか降臨節とも

呼ばれています。 

 

ADVENTはラテン語のadventusから来ていて、「到着/到来」を意味します。

もともとAdventus Domini(ドイツ語でAnkunft des Herren)で直訳すると主の到着、

そこから人間世界へのキリストの到来・・・という意味です。

 

このアドヴェントはローマカトリックの習慣で、正教会にはそこまで普及していません。

アドヴェントはクリスマスイヴから遡って約4週間の期間で、厳密には、クリスマスイヴに一番近い日曜日から遡って4回の日曜日を数えます。

もし12月24日が(過去にもありましたが)たまたま日曜日であればそのイヴの日が

4回目の日曜日となります。

 

アドヴェントの第1日曜日は一番早くて11月27日、一番遅くて12月3日となります。

今年の場合は11月29日がアドヴェントの第1日曜日となります。

ローマカトリックやプロテスタントではこのアドヴェントの第1日曜日から新しい年が始まりますので、教会的には"元旦"ということになりとても重要な日です。

 



このアドヴェントの約1ヵ月間はクリスマス一色と言っても過言ではないでしょう。

このコーナーでも随時紹介していきますが色々なクリスマス市が街を盛り上げます。


アドヴェント時期のウィーンもとても素敵ですよ!







にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シェーンブルン宮殿のクリスマス市(2015年)

今年の11月は"黄金の秋"と言われ、気温が20℃以上もあり青空といい天気が続いたウィーンでしたが、それでも冬は来ます。

10月の終わりぐらいにも一時的に寒くなったことはありましたが、この11月終わりの時期は気温がぐっと下がり、朝方も0℃を下回る日も出て来ました。

 

でもその寒さを吹き飛ばすように街中はクリスマスの雰囲気で盛り上がります。

プンシュも外が寒い方がプンシュらしいですね。

 

今年最初のクリスマス市はシュテファン大聖堂でしたが、次はやっぱりシェーンブルン宮殿でしょうか。

 

シェーンブルン宮殿のクリスマス市は他の場所と違って毎年ちょっと遅く始まります。

今年は11月21日が初日でした。

その代り、12月26日までと他よりも数日長く開かれています。

ここは午前10時からオープンしますが、絶対に暗くなってからがいいと思います。

昼間見るシェーンブルン宮殿とは違う、ライトアップしたシェーンブルン宮殿を見るだけでも十分

ここに来る価値があります。

シェーンブルン宮殿のライトアップを近くで見られることは年間を通してほとんど機会がないからです。

夏場は遅くまで庭園に入ることができますが、日が長いですからライトアップされる頃には一般は追い出されることになります。

冬場もライトアップされる時には、庭園も閉まるので結果的に離れた所からしか見られないわけです。

夜ここに入れるのは住人と関係者だけということになります。

 

 

宮殿の中央にイルミネーションで飾られたクリスマスツリーが立てられ、ツリーを囲むように宮殿正面の敷地に楕円形的に小さな屋台がたくさん並んでいて、こられの屋台がクリスマス市の空間を自ら作っているという感じです。

外側の屋台の他にも、内側にもいくつかの屋台があります。

また特設ステージも組まれています。

 

 

 

 

 

 



 

やっぱりプンシュスタンドにはたくさんの人が集まっています。

シェーンブルン宮殿のプンシュカップは、他のクリスマス市がカラフルなカップを提供しているにもかかわらず、シェーンブルン宮殿が描かれた白黒のシンプルなカップです。

 

屋台で売られている物もが今年はセンスいいものが多いようです。

マリア・テレジアイエローが印象的な美しいバロック様式の宮殿を目の前に見ながらのプンシュはひときわおいしいです。

 

今日ここに掲載した写真は全てシェーンブルン宮殿のクリスマス市がオープンした今年初日の11月21日のものです。

その日私は運よくシェーンブルン宮殿で仕事が終わりましたので、その後ちょっとここの

初日の雰囲気を味わいました。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シュテファン大聖堂のクリスマス市 (2015年)

シェーンブルン宮殿のクリスマス市も11月21日にオープンし、これでウィーンでの定番クリスマス市が全部オープンしたことになります。

実際クリスマスはちょと先ですが街中を歩けばクリスマスの雰囲気に包まれます。

宗教的には年間を通して復活祭が一番重要ですが、生活の中ではクリスマスが一番重要な行事です。

そのクリスマスがあとどのくらいで来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことをアドヴェントと言いますが、このアドヴェントに関してはまた近いうちに話題にします。

アドヴェント時期と言えばそのクリスマス市ですね。


こちらでは多くの人がクリスマス市のことをChristkindlmarkt と言います。

クリストキント・・・キリストが子供として登場し、クリスマスプレゼントを持って来るからです。

オーストリアではサンタクロースがプレゼントを持って来ることは絶対にありません!


今年最初のクリスマス市としてシュテファン大聖堂のクリスマス市をちょっと紹介します。

 



ウィーンのシンボルのひとつで、街の真ん中に立っているシュテファン大聖堂は暗くなるとほのかにライトアップされ、ゴシック様式の荘厳な教会が暗闇に浮かび上がってくるかのとうに見えます。

この大聖堂の前の広場にはたくさんの屋台が並んでいます。

通常のライトアップの他に、青、赤、緑などのライトアップもされていて時間によって色が変化していきます。

暗くてあまりわかりませんが、クリスマスツリーもちゃんと広場に立っています。






混み合っているのはたいてい大聖堂の南の塔が見える側で、そこがこのクリスマス市の中心的な場所となっています。

その間を奥へ行くと、さらにシュテファン大聖堂の裏側にも屋台が出されています。


いつも混み合っているのはやっぱりプンシュスタンドです。

簡易テーブルも置かれていて、プンシュを飲みながら地元の人達は語り合っています。

数日前に今年最初のプンシュを紹介しましたが、そこで登場したプンシュカップがたくさん並べられています。


地元ではやはり歴史的建造物の前や歴史的空間などで開かれるクリスマス市は人気があるようですね。

プンシュやグリューワインの味はどこのクリスマス市でもそこまで大きな違いはないと思いますが、そのクリスマス市が開かれている場所の街並みとか建物などに調和した"雰囲気"も

重要です。


このシュテファン大聖堂は街の真ん中ですし、地下鉄も目の前に通っているという立地条件から、気軽に寄りたいクリスマス市です。







にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

今年最初のプンシュ

ウィーンではMQのクリスマス市が11月5日とずいぶん早くから始まり、11月13日から市庁舎のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、アム・ホーフのクリスマス市やシュピッテルベルクのクリスマス市、11月20日からフライウング、ベルヴェデーレ宮殿、カールス広場のクリスマス市と続々オープンし始めました。

ウィーンの街はクリスマスの雰囲気一色となります。

 

この時期クリスマス市でたくさんの人が飲んでいるもの・・・それはPUNSCH(プンシュ)です。

Glühwein (グリューワイン)も習慣的に多く飲まれていますが、クリスマスの時期と言えばやっぱりプンシュですね。

 

先日,仕事の帰りに、やっと今年初めてのプンシュを飲むことができました。

Punschには色々な種類がありますが、この時期どこでも飲むことができます。

プンシュはグリューワインと違い、多くはラム酒が入っています。

オレンジプンシュやイチゴプンシュは定番です。

場所によってはターボプンシュとか、フランツ・ヨーゼフプンシュ、シシィプンシュなんていうものもあります。

 

私が今年最初に飲んだプンシュはこの写真に見られるPfirsich-Marille-Punschです。

桃と杏子のプンシュで、ちょっと他にはあまりない組み合わせに惹かれました。

 

 

どこのクリスマス市でもプンシュは必ず提供されていて、最初はカップ代込みでお金を払います。

飲んだ後、そのままカップを持ち帰ることができますが、同じクリスマス市内でプンシュが売られている屋台でカップを返せばカップ代のお金が戻ってきます。

私が飲んだ写真のプンシュは

シュテファン大聖堂のクリスマス市で飲んだものです。

2013年のシュテファン大聖堂のクリスマス市のプンシュカップは同じ靴型ですがえんじに近い色でした。

去年2014年もここは靴型でしたが青紫色でした。

ここはカップ代が3ユーロでプンシュ自体は3.50ユーロです。

カップ代は均一ですがプンシュは種類によって値段が異なります。

 

ちなみにプンシュカップのことをこちらでは"Häferl" (へーフェルル)と言われています。

 

シュテファン大聖堂の目の前で行き交う人々を眺めながらのプンシュは仕事が終わった後のちょっとした安らぎを楽しませてくれました。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Weihnachtskrippe 2

先日のWeihnachtskrippe 1 が結構好評だったので、クリスマス習慣は終わりましたが、

もうひとつWeihnachtskrippe 2を紹介します。

 


こちらは背景があまりヨーロッパ的ではないですね。

主題が分かり易く、画面中央にイエスが見られます。




こちらはアルプスの中のイメージで、雪の中という演出です。

よく見ると屋根にはつららまで描写され、寒さが伝わってきます。

イエス、マリア、ヨゼフの3人に、左側にはカスパール、メルキオール、バルタザールの

3人だけと、他は全く登場していないシンプルでなおかつオリジナリティーを感じます。




こちらは真ん中の大きなアーチの下にイエスが見られます。

岩や木も配置させ、自然の中に作られた神殿的イメージですね。



Weinachtskrippeは、テーマが同じでも作者の感性の違いもあり、自由性があって

創造力の違いを見ることができるので、見比べるととてもおもしろいものですね。





にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Weihnachtskrippe 1

1月6日は"Heilige Drei Könige"で、ベツレヘムからの星に導かれて3人の学者がイエスを

拝みにやって来るという有名な話からの祝日でした。

このシーンを表したジオラマが"Weihnachtskrippe"で、アドヴェント時期から教会や

クリスマス市、家庭などに多く見られます。

 

今日はそのWeihnachtskrippeをいくつか紹介したいと思います。

 

 

こちらはお馴染みミノリーテン教会の素晴らしいWeihnachtskrippeです。

ここでは登場人物が一部動く演出もされていて、見るものを別世界に誘い込みます。

ここのWeihnachtskrippeは絶対に見逃せないですね。

こちらはシュテファン大聖堂のWeihnachtskrippeです。

大聖堂内の、ある祭壇の前にあり、あまり目立たないため、残念ながら気づかない人も多く

います。これはイエス、マリア、ヨゼフが登場していないのでちょっと珍しいですね。

ほのかにライトアップされたこの場所は浮かび上がっています。



こちらはシェーンブルン宮殿のWeihnachtskrippeで、クリスマスツリーの前に置かれていました。クリスマス市の中にあったのでクリスマスの雰囲気をより盛り上げました。

ガラスケースの中に入っていて、全体的にライトで灯されていますが、イエス、マリア、

ヨゼフの部分がより明るくなっています。

 



 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

1月6日は東方三博士の祝日です

元旦の次の祝日は今日1月6日の"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)です。日本語では東方三博士、東方三賢者などとも呼ばれ、イエス・キリストが誕生したので東から星に導かれて三学者がやって来る・・・というよく知られた話です。



こちらではクリスマス時期によく登場するWeihnachtskrippe (ヴァイナハツクリッペ)という、イエスが生まれ、この3人がイエスを拝みにやって来るシーンを表すジオラマが多く見られます。

 

クリスマス時期でなくても美術館に行けばこれをテーマにした絵画がいくつもあります。

 

 

この東から来た三学者は、ヘロデ大王のもとへ行き「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」について尋ねます。

 

ヘロデ大王が「幼子を見つけたらここに連れて来るように・・・」と言いましたが、

3人は王の所へは戻らず、そのまま帰って行きました。

 

彼ら3人には名前があり、それぞれ以下の物をイエスに捧げます。

 

カスパール (アジアを象徴)

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

バルタザール (アフリカを象徴)

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に

導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども細かく描写されていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

ちなみにこの1月6日の"Heilige Drei Könige"が過ぎるまではクリスマスツリーをまだ飾っておく習慣があるので、クリスマスが終わっても、クリスマスツリーも一緒に年を越して新年を迎えるわけです。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

歩行者天国のイルミネーション

今日12月26日は第2クリスマスの日であり、オーストリアではStefanitagと特に呼ばれています。それはシュテファン大聖堂の聖人シュテファヌスの日が今日だからです。


クリスマスのこの時期、ウィーンの街中は個人の家、商店やレストラン、そして街中の通りに至るまで様々なイルミネーションが灯されています。

冬至は過ぎましたが日が短いこの時期、結構早くから薄暗くなり、それと同時にイルミネーションが灯されます。

 

今日はウィーンの街中のイルミネーションについてです。

 

こちらはお馴染みケルントナー通りです。

たいていのガイドブックには一番の目抜き通りと書いてあり、シュテファン大聖堂と国立オペラ座を結んでいます。

 

ここのイルミネーションは時間と共に変化して、星が現れるようになっていてちょっとおもしろいです。

 こちらはグラーベンです。

私はウィーンの歩行者天国ではこのグラーベンが一番素敵だと思います。

 

ここはまるで鳥が羽ばたいているような

雰囲気です。

昼間でもここは美しい通りですが、イルミネーションと共に見るグラーベンはまた違った美しさです。

 こちらはコールマルクトです。

ここは無数の小さな星が降り注ぐような感じで、イルミネーションも少し低い位置に設置されています。

 

そのため普段は見える王宮のドームもイルミネーションのおかげで隠れてしまって見えません。

 

3大歩行者天国以外でも街中の通りには数多くのイルミネーションが見られます。

 

このクリスマス時期ならではの街中のイルミネーションはとても素敵ですね!

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

地元のクリスマスイヴはどんな感じ?

昨日は12月24日クリスマスイヴでした。

オーストリアではChristkindがプレゼントを持ってやって来ます。

うちにもChristkindが夜にやって来ました。


宗教的には復活祭が一番重要ですが、生活の中での年間行事としてはこのクリスマスが

一番重要です。

12月24日は地元ではたいてい家族と共に過ごすクリスマスで、遠くに住んでいる人もこの時期には帰ってきて、家族皆でクリスマスを過ごします。

 それまでのアドヴェントでは、

街中のChristkindlmarktと共に

クリスマスの雰囲気を大いに楽しみながらクリスマスプレゼントは何がいいかを考え、そうこうしているうちにクリスマスツリーが街中に売られと・・・。

週末ウィーンの街は至る所で渋滞し、近隣諸国を始め、外国の観光客でごった返し、

クリスマスイヴに近づくにつれてせわしさが感じられます。

 

そしてこちらでは24日の午後からは、街は徐々に静かになっていきます。

それまでのクリスマスの盛り上がりはまるでうそのようです。

 

お店もレストランもクローズし、このクリスマスイヴに外食をしよう・・・

なんて人は普通はまずいないでしょう。


皆さんが家庭でいわゆるクリスマス

パーティーを行いますが、実際には

パーティーというよりも、家族が集まり会話をしながら、プンシュを飲み、夕食をし、そしてプレゼント交換を楽しむわけです。

 

家族がそれぞれ持ち寄ったプレゼントは、クリスマスツリーの下に置きます。

 

そのためツリーの下にはたくさんのプレゼントが、Christkindによってもたらされたというわけです。

 

夕食は何を食べるかというと・・・

魚を食べる習慣が多く見られます。その中でも鯉なども多く食べられ、また鱒やカマスなどを食べる人も多いでしょうか。

 

フライで食べる人もいれば、ソテーにして食べる人もいると思います。

 

これは「魚」がキリストのシンボルとして古来から使われてきた・・・ということも

理由のひとつです。

 

チキンを食べることはまずないでしょう。

12月6日に「聖ニコラウスがサンタクロースになった」でも書きましたが、

アメリカに移民したオランダ人達は、慣れない土地で、今までのように家畜を飼うことは

最初は難しかったようです。

そこでチキンを食べることから、始まったとされています。

 

夕食が終わると、いよいよBescherung(ベシェールング)といわれる

プレゼント交換です。

 

この時に歌われるものが、昨日紹介した「きよしこの夜」です。

 

この曲は地元の人にとっては、特別な曲であり、クリスマスソングとして、クリスマス時期にひっきりなしかかっているわけではありません。

 

クリスマス時期の、しかもこのプレゼント交換の前だけにこの歌を歌う地元の人が

多いと思います。

 

できればギターの伴奏で歌うべきとされています。

 

ちょっと敬虔な雰囲気になりますね。

 

歌い終わって、皆さんと「Frohe Weihnachten!」

(フローエ・ヴァイナハテン・・・クリスマスおめでとう)と言いながら、

共に抱き合います。

 

その後、お互いにプレゼントをその場で開いて皆さんで楽しむわけです。

 

この時だけは夜の教会のミサに行く人も多いと思います。

 

日本で言う初詣のような感覚でしょうか。

 

今日の12月25日、明日の26日はお休みです。

 
この過ごし方はあくまでも一般的な流れです。
中には友達と過ごす人もいるでしょうし、また家庭によってそれぞれの習慣があることと

思います。


去年うちは夕食の前にBescherungでしたが、今年は夕食の後でした。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

"きよしこの夜"はオーストリアから生まれた

早いもので今日は12月24日のクリスマスイヴです。

こちらの各家庭ではクリスマスツリーが飾られ、そのツリーの下にプレゼントがいっぱい置いてあることと思います。街中は昼過ぎぐらいから人の数がどんどん少なくなっていき、

家に閉じこもり、家族とクリスマスを過ごすわけです。

ずっと続いてきたクリスマスの盛り上がりがうそのような静けさです。

 

うちも先日買って庭に置いてあったクリスマスツリーを慌ただしく飾りました。

夕食が終わった後のプレゼント交換(Bescherung)が待ち遠しいです。

 

イヴと言えばやっぱりこのこの話題にどうしても触れたくなってしまいます。

プレゼント交換の前に敬虔な気持ちで歌われる"きよしこの夜"オーストリアからの世界中に広がって親しまれている歌です。

 

ザルツブルク中心から車で約20kmぐら走った所にOberndorf

     (オーベルンドルフ)という

人口5600人程の小さい街があります。

その街の一角に、この写真に見られるStille Nacht Kapelle

(シュティレ・ナハト・カペレ・・・

きよしこの夜礼拝堂)が立っています。

 

ここはもともと聖ニコラウス教会が建っていました。

 

1818年、当時のニコラウス教会で、ここのオルガンの状態がとても悪く、弾ける状態ではなかったようです。

その年のクリスマスの12月24日にはそのオルガンをミサで使うことができなかった・・・


そこで・・・


この教会のヨーゼフ・モール神父が書いた詩に、ここのオルガンの代わりに、

フランツ・グルーバー先生がその詩に曲をつけ、ギターで伴奏された曲・・・

そしてそこで歌われた曲・・・

それが「きよしこの夜」(Stille Nacht) だったのです。


上の2枚の写真は礼拝堂内部に見られるステンドグラスです。


左側がヨーゼフ・モール神父で、当時のニコラウス教会もガラスに見ることができますね。

モール神父は詩人ではありませんでしたが、このきよしこの夜の詩は、1816年にすでに

書かれていました。

 

右側はグルーバー先生でギターを持って演奏していますね。

やはりニコラウス教会が見えますね。

彼ももちろん知られた作曲家ではありませんでした。

こちらは礼拝堂のメイン祭壇です。

 

モール神父とグルーバー先生によって"きよしこの夜"が作られて歌われた当時のニコラウス教会は、

19世紀終わりのザルツァッハ川の

何回かの水害によって傷んでしまったため、最終的に1913年に

取り壊されることになります。

 

 

 

その取り壊しから20年以上経った後の1937年8月15日、

当時のニコラウス教会と同じこの場所にこの現在の礼拝堂が奉納されました。

 

 


 

"きよしこの夜"は、1818年・・・今から200年近く前にここで歌われ、その後

「Stille Nacht! Heilige Nacht!」と呼ばれ、チロルの有名なツィラータールを経由し、ヨーロッパ全土に、そしてアメリカに・・・やがて日本にまでと、世界中に知られるようになったのです。

この曲なしのクリスマスは考えられませんね。

 

「きよしこの夜」は全世界330の言語で現在でも歌われ、親しまれています。

 

さて、うちにもChristkind(クリストキント)が来てくれたかな・・・。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Christbaum(クリスマスツリー)

先々週からウィーンはクリスマスツリーが街中で売られています。

11月半ばからクリスマス市が出始めてクリスマスの雰囲気が一挙に漂うわけですが、

この時期ツリーが街中に出て来ると、ますますクリスマスが近づいて来るんだな・・・

と思います。

今日は12月23日ですが、今日にツリーを買う地元の方もまだまだ多いんですね。


 

こちらでは毎年もみの木(Tannenbaum)が売られますが、特にこのクリスマスツリーのもみの木は、ここオーストリアではChristbaum(クリストバウム)と呼ばれています。地元では家庭に飾るクリスマスツリーとしてもみの木を毎年買うわけで、ウィーンの街中には至る所でChristbaumが売られています。背丈が高いものから低いもの、全体の形が整っている物など様々です。

オーストリアは林業も重要な産業であり、計画的な植林をしているため、もみの木がなくなることは絶対にありません。ちなみにここオーストリア産の赤松などは日本にも輸出されています。

ツリーを売る業者によってはもみの木の他にFichte (トウヒ)も売られます。

シェーンブルン宮殿市庁舎のように大きなツリーが必要な時には、もみの木ではなくトウヒが飾られます。30mを超えるもみの木はそのこまで成長する時間もかかります。

20m~30mを超えるもみの木はまず見たことがありません。

 

重要なことは常緑樹であるということで、この時期に緑であることが大事です。

 

クリスマスツリーが売っている場所には、このような円形の物が必ず置かれています。ツリーはネットに包まれて運ばれ、ネットが外されてKreuzと呼ばれる十字型の木に立てられて売られています。

 

どれを買うか決めたら、Kreuzが欲しいか欲しくないか聞かれますが、どこの家庭にもたいていはKreuzの代わりにクリスマスツリーを支える物があるので普通はKreuzは要りません。

 

そしてツリーの根本部分からこの円形の中にツリーを通していくと、狭くなっていく円形の中を通りながらツリーの葉が折りたたまれて、同時にツリーがネットでくるまる・・・という中々便利な物です。

 

その方が持ち運びに便利ですね。この時期には仕事帰りにツリーを引きずっている人や、車の上にツリーを乗せている人をよく見かけます。

 

 

さて、買ってきたツリーを部屋に飾って装飾をするのはたいてい12月24日の午前中で、

結構ギリギリなんですね。それまでは庭がある所ではツリーはネットにくるまれたまま外に置いておきます。

部屋の中に早くからだしてしまうと乾燥してしまうからです。

 

うちの今年買ったクリスマスツリーもネットにくるまれたまま庭のテラスに立てかけて置いてあります。

 

 


クリスマスツリーを飾る習慣は、"クリスマスの習慣はどこから来た?"でも書いたように、

以下の3つの習慣が現在のクリスマスの原型で、その時の冬至祭やキリスト教よりもっと

古いサトゥルヌス祭で常緑樹を飾る習慣がありました。

 

①その多神教の中での太陽神ミュトラスを信仰するミトラ教はとても重要で、

 太陽神の誕生を祝う冬至祭が12月25日であったこと。

 

 

②農耕の神サトゥルヌスを崇め、豊穣を祈願するお祭りのサトゥルナーリア祭、

 これは紀元前217年頃からあったとされています。

 

 

③北欧のユールの祭りからも影響を受けています。

   北欧においてもケルト、ゲルマンが信仰していた神々やその風習が取り入れられ、

   収穫の感謝と太陽の復活を祝う冬至のお祭りがありました。

 

 

なぜ、常緑樹を飾ったのでしょうか?

日が短い冬の暗い闇と戦い、闇を追い払うために人々はその時日が短い太陽を元気づけるために火を燃やし、大地のなかの生命が生き続けていることを示すために、冬でも葉を枯らさずにいる、生命のシンボルでもある常緑樹を飾ったということです。


ヨーロッパで最初に
クリスマスツリーが飾られたのは15世紀前半の1419年からと

されています。

 





 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

シュピッテルベルクのクリスマス市

アドヴェントの時期もあっという間に過ぎ、アドヴェントクランツの4本目のロウソクが灯されて、もうクリスマスが目の前です。

このクリスマス時期に今年もウィーンの人気あるクリスマス市を昨年に引き続きいくつか

紹介しましたが、今日が今年最後のクリスマス市の話題です。

市庁舎シェーンブルン宮殿といった地元の方から観光の方まで幅広く訪れるクリスマス市や、Freyungのように地元の方で溢れているクリスマス市などもいいですが、やっぱりこのSpittelberg(シュピッテルベルク)を登場させないわけにはいきません。

 

ここは地元でも特に知られた、しかし逆に外側にはあまり知られてない穴場的な場所で、ここのクリスマス市は狭い石畳の路地に小さな屋台がたくさん並んでいます。

都会のざわめきを避けて、しっとりムードのクリスマス市を楽しむことができるこのSpittelbergは1850年までVorstadtのひとつであり、現在ではウィーン7区(Neubau)にあります。

Vorstadt(フォアシュタット)とは、当時帝国の都であったウィーン中心部に城壁があった頃、その外側にGlacisがあり、その外側に広がっていた、

2つめの城壁の手前までの集落の

総称です。

現在ではMQの奥にある、BurggasseとSiebensterngasseに挟まれた地域です。

 

ここは1525年にBürgerspitalから得た場所で、もともとSpitalberg(シュピタールベルク)とも呼ばれていました。

17世紀後半のトルコ軍のウィーン包囲があった時や、1809年ナポレオン軍がこの地域から中心に向けて攻撃をした場所でもあり、小高い所にあります。

バロック時代に、現在見られるように建物が密集して建てられました。

 

この石畳の路地とバロック様式の建物がマッチして、小さな屋台がたくさん並んでいるSpittelbergは昔ならではのクリスマス市の雰囲気が残る素敵な空間です。

 

こちらの通りから、建物の中庭を通り抜けて、向こう側の通りに行くことができる抜け道も

あるおもしろい界隈です。

 

 

ここは中心から少し離れているので、多少行きづらい所にありますが、クリスマス市がなくてもここは地元で人気あるスポットです。

 

ここは明日の12月23日が最後です。

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

Schloss Hofのクリスマス市(2014年)

今日はアドヴェントの第4日曜日です。

地元ではアドヴェントクランツに4本目のロウソクが灯されます。


今年もSchloss Hof (シュロス・ホーフ)のクリスマス市に昨日行って来ました。

ここはオーストリアでは歴史的に重要な場所で、あのウィーンのベルヴェデーレ宮殿

建築させたプリンツ・オイゲンの宮殿のひとつです。

ここは12,13世紀にすでに

Veste Hof と言われ、

1507年まで、マルヒ河の洗い越しとしてEckartsauerの所有でした。

その後所有者が何度か変わります。

この辺りは水害が多くあったことから1620年にHofbergに移されました。そこからこの宮殿の現在の名称が生まれます。

 

1725年にプリンツ・オイゲンがここを入手し、ベルヴェデーレ宮殿を

建築したルーカス・フォン・ヒルデブラントにより、夏の離宮を意図とした現在のバロック様式の宮殿に改築されました。1736年にオイゲン公が亡くなってから、彼の姪がこの宮殿を相続しましたが、

1755年にマリア・テレジアが入手し、その後ヨーゼフ2世が宮殿の2階部分を増築させました。フランツ・ヨーゼフ1世の時代1898年にはここは軍の養成場所となってます。

 

現在もちろん一般公開されていてい当時のたくさんのオリジナルの調度品などが残されています。ちなみにここはシェーンブルン宮殿やウィーンの王宮と同じImperial Austriaに入っています。

 

写真は宮殿中庭の中に屋台が出ている風景です。

50ha以上もある敷地に

宮殿、美しいバロック庭園、Meierhof があります。

 

Meierhof は当時

プリンツ・オイゲンが宮殿の

敷地に同時に所有していた

居住空間、馬小屋、農業場、工房 として使われた場所です。


こちらの写真はMeierhof側で、

屋台だけでなく子供達のアトラクションや馬小屋なども見ることができます。

外だけでなく建物の中にもたくさんの店が出ています。


ここでもついついプンシュを飲んでしまいました。


プンシュカップは特に新しくなったわけではなく、去年と同じものが提供されていました。

写真はオレンジプンシュです。



このSchloss Hofはもともと宮殿敷地内に入るために入場料がかかるため、

クリスマス市にも残念ながら入場料金がかかります。

今年は大人6ユーロでした。

 

でも広いですし、100以上の屋台が

あり、色々な物が売っているので

入場料を払っても行く価値は十分あります。

 

ただ・・・残念なことに週末しか開かれていません。そして今日が千秋楽です。

土曜日 10:00~20:00    日曜日  10:00~18:00 です。

 

ここはウィーンで見るのとは全く違う大きなChristkindlmarktです。

 

 



 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

カールス教会前のクリスマス市

このブログコーナーではすでにいくつかのウィーンで開かれているクリスマス市を紹介していますが今日はカールス教会前のクリスマス市です。

ウィーンのクリスマス市は市庁舎シェーンブルン宮殿ベルヴェデーレ宮殿美術史博物館といった歴史的に重要な建造物の前に出されていて、地元の人から観光までこの時期多くの方が楽しみます。


このカールス教会(Karlskirche)

とても重要なバロック建築で、ウィーンの街を象徴する建物のひとつです。


昼間見ても荘厳なカールス教会の素敵なライトアップを見ながら、その教会前にはたくさんの屋台が並んでいます。


こちらは去年と同じ角度から撮影した今年の写真を掲載していますが、この世界一音響がいい楽友協会ホールのライトアップもここからよく見えています。

 

クリスマス市はたくさん出ていますが、周りの建造物やウィーン美しい広場と調和してどこのクリスマス市も独自の雰囲気を持っていて、

売られている物ももちろん違っています。

ここも他と同様プンシュスタンドが

一番賑わっていますが、個性的な店がたくさんあります。


毎年このカールス教会前のクリスマス市は売られている物の質が高いこととオリジナリティーがあることで有名です。

そのためここの数多くの屋台は

"写真禁止"を掲げています。

こちら左の写真も写真禁止と何気なく掲げてありますね。

でも私はここで物を買ったので、写真を許可してもらいました(笑)


ここのオープン時間は11月21日~12月23日 12:00~20:00 です。





にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村

プンシュカップを持ち帰る時の小技

今年も何回か書いてますが、このクリスマス時期にクリスマス市で多く飲まれているのは

地元では"PUNSCH" (プンシュ)です。