ミノリーテン教会のWeihnachtskrippe(2023年)

ここ何年も暖冬なので、数十年前のように日中マイナスになる日が少なくなっています。

それに慣れてしまったせいか、ここ数日のウィーンは朝こそマイナスですが、日中は2℃前後でもかなり寒く感じます。

今日、朝7:00の気温はマイナス0.2℃、夜中に降った雪が積もっているウィーンです。

 

さて、1月6日は"Heilige Drei Könige"で、ベツレヘムからの星に導かれて3人の学者がイエスを拝みにやって来るという有名な話からの祝日でした。

この日まではクリスマスの習慣があり、たいていの家庭ではクリスマスツリーがそれまでは飾られています。

このシーンを表したジオラマが"Weihnachtskrippe"(ヴァイナハツクリッペ)・・・降誕場面で、アドヴェント時期から教会やクリスマス市、家庭などに多く見られ、クリスマスツリーと一緒に飾ります。

ウィーンの旧市街一角にあるミノリーテン教会のWeihnachtskrippeはよく知られていて、毎年必ず飾られます。

私のこのサイトでも毎年ここのWeihnachtskrippeを紹介するのが伝統となっていますが、今年はその時期日本に一時帰国していたので、1月6日に間に合いませんでした。

しかしまだ展示されているので今日は少し遅くなりましたが、今年のを御覧下さい。

 

 

この教会の中に入って主祭壇を正面に見て右側に大きなWeihnachtskrippeが飾られています。

このWeihnachtskrippeはとても手が込んでいて、登場人物が一部動く演出もされていて、見るものを別世界に誘い込みます。

ベツレヘムの生活風景が演出されていて、イエスとマリアは一番左側にいます。

水も流されていて、そのせせらぎの音が心地良さと敬虔さを与えてくれます。

かなり大きなジオラマなので、それぞれの場所では個別の生活風景の空気が感じられます。

 

 

 

Weihnachtskrippeはフランシスコが1223年グレッチョで人間と生きている動物で見せたものが始まりとされ、それが広がり、発展をして1562年プラハのイエズス会が現在のような形にしたということになっています。

 

 

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