アーチの奥に見える風景

アーチの奥に見える風景 18

ウィーンの街はかつての帝国の都でしたので荘厳で美しい建造物がたくさん立ち並んでいます。

そのような建物の多くにはヨーロッパの色々な建築様式を見ることができますから街も華やかに見えます。

外観にも内部にも美しいアーチ構造を持つ建物が多く、そのようなアーチ構造は独特の美しさがあります。

前回のアーチの奥に見える風景17ではベルヴェデーレ宮殿とウィーン旧市街地のJohannesgasse15番地を話題にしました。

今回は旧市街と郊外からひとつずつ取り上げます。

 

こちらはかなり特徴的なのでウィーンに詳しい方であればここがどこだかすぐに見当がつくと思います。

たくさんのギリシャ神殿的な柱が並んでいます。

ギリシャ神殿スタイルの柱と言えば国会議事堂がすぐに思い浮かびますね。

国会議事堂はリンク道路沿いに1883年にテオフィル・フォン・ハンセンによって建築された荘厳なギリシャ神殿スタイルの建造物です。

国会議事堂の正面部分の空間を横から国立オペラ座方面に向かって眺めていて、奥の方に国会議事堂の一番左の部分が見えています。

柱の上にはよく見ると"Kompositkapitell" (コンポジットカピテル)と呼ばれている装飾があります。

コンポジットカピテルはイオニア式とコリント式を組み合わせたものです。

柱の並びなので"アーチ"ではありませんが、柱の並びがアーチを覗いたような空間を形成していて、回廊的です。

正面から見える決まった姿以外にも見る視点を変えて建造物を観察するのもおもしろいです。

 

 

 

こちらはルネッサンス的アーチが直角に並んでいる空間から外を見ています。つまり正面側と横にもアーチ構造が見られます。どこかの修道院の中庭の回廊を思わせます。同じような構造をしている建物が奥にも見えていますね。アーチを支えている柱も印象的です。

天井からはユーゲントシュティールを思わせるような丸い電気が吊らされています。

奥の方に見えているのはぶどう畑です。

この場所はヴァッハウ渓谷の中間地点にあるSpitz(シュピッツ)の街の一角です。この街もワイン産業が盛んです。ヴァッハウ渓谷の街には歴史を感じる古い建物がたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 17

前回からまた少し時間が経ってしまいましたが、アーチの奥に見える風景シリーズです。

このテーマではアーチ構造を持つ建物などからそのアーチを通して見える奥の景色と共に、アーチ構造の美しさを話題にしていますが、一口にアーチ構造と言っても千差万別です。

前回のアーチの奥に見える風景16ではウィーン大学の中庭を取り上げました。

 

こちらはバロック様式のアーチ構造の奥に、もうひとつの同じアーチがあり、アーチとアーチの間はちょっとした空間になっていて、バロック様式の電灯が吊るされているのが見えます。アーチのずっと奥は最初は平たんな道ですが、その後坂道になっていて、上って行きます。奥の方に建物が見えていますが、これはベルヴェデーレ宮殿の上宮です。つまりこのアーチはベルヴェデーレ宮殿の下宮だったわけです。このアーチを抜けると、ベルヴェデーレ宮殿の美しい庭園が広がっています。

通常は上宮の方からこちら側を見下ろすパターンが圧倒的に多いので、下宮の方から上に向かって見るということは団体ツアーの場合はほとんどありません。個人でここに来られる方も路面電車Dを使うことが多いでしょうから、その時は上宮の横の入口から入ることになるわけです。

こちら側はRennwegという交通量が多い通りですが、このアーチをくぐると美しい庭園が広がっていて外とは遮断された閑静な雰囲気です。

ベルヴェデーレ宮殿の下宮は上宮よりも少し早い1716年に建築されたバロック様式で、プリンツ・オイゲンのプライベートの住居として使用されていました。

Martino Altmonte(マルティーノ・アルトモンテ)の素晴らしいフレスコ画が見られます。

 

 

こちらはウィーンに詳しい方でもすぐにはどこだかわからないと思います。ちょっとした前庭のような通路になっていて、アーチの奥にはさらに中庭空間が広がっているのが見えます。上にはパヴラッチェン的な部分が見えていますね。建物の色も黄色で窓枠が緑ですから何となくシェーンブルン宮殿を思い起こさせます。

この奥に見える中庭は知られざる美しい中庭風景33の1枚目に登場しています。ここのアーチは歩行者のために意図的に作られた廊下のような役割ですね。アーチ部分の通りが少し狭くなっていることもあり、アーチが独立しているように強調されて見えます。

 

ここはウィーン1区 Johannesgasse 15番地にある歴史的に重要なSavoyensches Damenstift(サボイの女性修道会)の建物です。この通りは車も走れますが、交通量は少なく、人通りも多くなく閑静な地域です。

ここは普段扉が閉まっているのでいつでも中に入ることができるというわけではありませんが、かつての修道院を思わせる大きな作りになっています。

このような外からは全く見えない空間にアーチがあるとちょっとホッとした空気に包まれます。

 

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 16

ウィーンの街には美しいアーチ構造を持った建物がたくさんあり、そんなアーチを通して見られる奥の風景は中々情緒あるものだと思います。アーチが建物の外に見られる場合や建物の中に見られる場合などと様々なスタイルが存在していて、アーチ自体が意志を主張しているようにも思えます。

前回からまただいぶ時間が経ってしまいましたが前回のアーチの奥に見える風景15ではケルンテン州の一角にあるHochosterwitz城(ホッホオスターヴィッツ)と世界遺産であるセンメリング鉄道の有名な高架橋を取り上げましたが、今回はウィーン中心部です。

 


 

上の2枚の写真は同じ建物内で撮影したものですが、撮影している場所が違っています。ここはルネッサンス様式の美しいアーチに囲まれたウィーン大学メインキャンパスの中庭です。知られざる美しい中庭風景32を参照して下さい。ウィーン大学は1365年創立ですから一昨年2015年が創立650周年記念という年でした。ウィーン大学のこのメインキャンパスはリンク道路時代に旧市街地からここに移されて新たに建築されたものです。

ここの中庭回廊はぐるりと1周することができるようになっています。ウィーン大学に関係する150人以上の著名人達の記念像や銘板が至る所に置かれていてウィーン大学の歴史を物語っています。上の写真の壁沿いにも多くの記念像が立っていることがわかりますね。2枚の写真はその回廊の一番端から反対側の端の突き当りまでを眺めています。一番手前のアーチと同じ幅の天井も大きなひとつのアーチ構造になっていることがわかります。

右側の写真ではアーチそれぞれを通して光が差し込んでいることが床の反射からわかります。

ルネッサンス様式ですから非常に整ったリズミカルな美しいアーチが見られます。

 

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 15

前回のアーチの奥に見える風景14では、ウィーン3区のSünnhofとシェーンブルン宮殿の庭園にあるアーチを話題にしました。ヨーロッパにはアーチが使われている建物がたくさんあります。アーチは建物の外側に使われていたり、建物の中に使われていたり、アーチ自体が装飾的な建物もたくさんあります。今回はウィーンのずっと外側のアーチです。

 

こちらはアーチの奥に見える風景というよりも知られざる美しい中庭風景に登場させてもよかったのですが、中庭っぽくは見えないことと、2階のアーチが先に目に入りますが、よく見るとずっと手前に見えるアーチから奥を眺めていることがわかりますね。そのためこのタイトルに入れました。このタイプのアーチはオーストリアに至る所に登場します。例えばザルツブルクの中庭にも多く見られます。

ここは知られざる美しい中庭風景31で登場したケルンテン州の一角にあるHochosterwitz城(ホッホオスターヴィッツ)です。

建物が直角の構造になっていて、美しいアーチが施されています。

 

 

こちらは非常に有名なアーチ構造の橋です。ちょっとオーストリアに詳しい人であればわかると思いますがセンメリング鉄道の一番知られた高架橋です。

この高架橋をかなり後ろの方から眺めていて、たくさんのアーチの奥には高い山や緑が見えますね。この地域の地元で有名な"20 -Schilling -Blick"はアーチの向こう側ではなく撮影している手前側の方です。

センメリング鉄道は、1998年に世界遺産に登録されました。このアルプスの自然と技術が反発しないように、むしろお互いが協力して美しいハーモニーを生み出していることが高く評価されました。"Kalte Rinne Viadukt"という名前で、高さ46m、長さが184mです。

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 14

ヨーロッパにはアーチを伴った建造物がたくさんあります。

アーチにも色々な様式があり、建物に素晴らしい演出を添えてくれます。

アーチが強調されている建造物もあれば、逆に建物の中にアーチがあって外からは全く見えないなんてことも多くあります。

このタイトルもシリーズ化してきましたが、前回のアーチの奥に見える風景13ではプラター通り界隈と旧市街一角の地下に行くアーチをテーマにしました。

今回は中心の外側です。

 

こちらはバロック的アーチの奥には美しい緑の空間が見られます。

手前の方にはくつろげる椅子なども置かれていて遊歩道的に歩くことができるようになっています。

バロック的なアーチはかなり幅が広く、建物に組み込まれたようなスタイルになっているので、アーチ自身の柱はほとんど見られません。

 

ここはアーチの奥に見える風景7でや知られざる美しい中庭風景30で登場したウィーン3区のSünnhofで、現在はホテルになっています。

 

 

 

こちらのアーチはいわゆるアーチの正統派的な形ですがよく見ると古典様式的な柱になっています。

アーチや柱に施されているひし形模様もちょっと興味深いものがあります。

アーチの周りは網のような作りになっていて、外からの日差しが地面に美しいシルエットを作っています。

奥に見えるのは人工的に刈り込んだ散策路で、迷路的になっています。

このアーチが見られる場所はシェーンブルン宮殿正面から見て西側に位置する庭園の一角にあります。

このアーチがある所はちょっとしたパヴィリオン的空間になっていて通り抜けられるようになっています。

 

このアーチのそばにはフジのアーチ美しいバラのアーチも見ることができます。

 

アーチそれぞれにも個性があり、アーチの奥の風景も場所によって様々です。

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 13

春になるとイヴェントや花などがテーマになることが多く、今日のこのタイトルも2月以来少し御無沙汰していまいました。

前回のアーチの奥に見える風景12ではプラター通りの一角を話題にしました。

今回もプラター通り界隈を一箇所と旧市街の一角からの光景です。

 

こちらはPraterstraße 56番地のアーチの奥に見える風景です。

大通りのPraterstraße側から奥を見ています。

この界隈はこのような中庭になっていて反対側に通り抜けできるようになっている"DURCHHAUS"がたくさんあります。

アーチの形が前回のような四角ではありません。

ずっと奥にも同じような形のアーチが見えていて、さらにその奥の風景も見えています。

通りは石畳になっていて情緒がありますね。

真ん中に白と赤の棒が立っていますがこれは特定の車しかここに入れないことを意味し、車が入る時には倒されるようなっています。

 

 

こちらはちょっとマニアックだと思います。

アーチがかなり下の方に位置していますね。

これは地上階から地下に行けるようになっている通路です。

手前のアーチを抜けると明かりがついていて、さらにその奥にまだアーチがありますね。

右側を見ると壁に手すりがありますから階段があることがわかります。

街中を歩いている時にはあまり地下に行く扉を見ることはありませんが、逆に中庭空間などにはよく見られます。

ここは知られざる美しい中庭風景29で紹介した中庭に行く途中にある地下に行く通路です。

たいていの集合住宅建物にはKeller (地下)が作られていて住人の物置などに使われていることが多いです。

私が以前15年近く住んでいた19区一角の築100年ぐらいの建物も地下2階まで行けるようになっていて、物置や配電設備などがありました。

一戸建ての家にもKellerが多く作られています。

Kellerを作ると当然コストがさらにかかりますが居住空間などにも有効に利用することができます。

うちも地下を有効に利用したかったので居住空間にしました。

当初はRohbetonというコンクリートがそのままになっていた工事現場のような空間でしたが、階段から地下まで足場を綺麗にしてタイルを張り、壁にも色を塗り、暖房を設置して椅子やテーブルを置いてくつろげる空間と物置に使っています。

 

興味があったのでこの写真の空間にも許可をもらって足を踏み入れてみました。

予想通りの世界が地下にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 12

前回のアーチの奥に見える風景11では中世の住居塔近くとハイリゲンクロイツホーフの一角を紹介しました。

今回は街の中心ではありません。

 

アーチ構造というよりも建物の入り口が普通の四角い長方形で作られているパターンで奥の方にも同じような長方形の通り抜ける空間が見えています。

建物をこのように通り抜けできるようになっている空間は"Durchhaus"と呼ばれています。

アーチの奥に見える風景4で紹介したように中庭が間にあって、さらに同じようなDurchhausが奥に見えます。

ここはしかも車が通れるようになっています。

地面にタイヤの跡が見られますね。

住居の入口も脇に見られます。

この場所はPraterstraße 66番地でウィーン2区の一角です。

この通りは交通量が非常に多く、地下鉄も下を通っていますが、静かな空間がたくさんあります。

 

こちらもDurchhausの長いパターンで細長い長方形の通路がずっと奥まで続いています。

私が立っている所はいわゆるこの建物の正面玄関ですから、右側にたくさんの呼び鈴が見えますね。

多くの住人が生活をしていて、またいくつかの会社も入っています。

上の写真のように車が入れる空間ではありませんが、自転車が通行した跡が見られます。

1枚目の写真の場所も、この2枚目もそうですが、この奥は行き止まりではなく反対側に通り抜けできるようになっています。

ここも実は上と同じPraterstraßeで、60番地の建物です。

 

 

Praterstraßeはドナウ運河があるSchwedenbrückeからPratersternまでの1kmの通りで、19世紀後半はウィーンでも最もエレガントな通りと言われていました。

現在ではそんなことは全くと言って言いほど感じません。

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 11

前回のアーチの奥に見える風景10では、旧市街のプリンツ・オイゲンの冬の宮殿と

シェーンブルン宮殿を紹介しました。

 

今回も旧市街地です。

 

ここはウィーン最古のレストラングリーヒェンバイスルのすぐ近くで、以前ここでも紹介した中世の住居塔が見える建物の中の廊下の部分です。

細長いアーチ構造がずっと奥まで見えています。一番奥は明るくなってますがちょっとした中庭になっています。

天井に見える2つの電灯も印象的で、住居の扉も左に見えます。

廊下の石も建物の古さを感じます。

右側は外からの光が入って来ていることがわかりますが、ここもそれぞれ同じようなアーチ構造になっています。

天井が結構高いですが、"Altbau"(アルトバウ)と言われる100年以上も前の建物は

天井が高いことが多いです。




こちらはアーチの奥に見える風景として

相応しくないと思いますが、住居内の階段

がちょっとしたアーチ構造をしていて珍しいので取り入れました。

アーチの奥に見える風景というタイトル通りではなく、奥には何も見えませんが、

階段が左にカーブしている所の天井がアーチ構造です。

この先はどういう風景だろうか・・・好奇心が湧いてきます。

横に見られるちょっとした手すりを兼ねた柵も素敵で、上の部分と互い違いになっています。

階段のへこみも歴史を感じます。

この場所は旧市街の一角にあるハイリゲンクロイツホーフという大きな中庭に面した

ある建物の中です。

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 10

前回のアーチの奥に見える風景 9では、ウィーン旧市街の一角と国立オペラ座のアーチを

紹介しました。

今回第10弾は旧市街のある建物の中とシェーンブルン宮殿です。


こちらは大きなバロック様式のアーチが手前に見えていて、

その奥に手前の大きなアーチを

もっと小さくしたアーチが、

さらにそのもっと奥にはもっとそれを小さくしたアーチを見ることができます。一番奥は外の

通りです。

ここは建物に入ってすぐの空間から、逆に入口の方に向かって見ています。


これはベルヴェデーレ宮殿

有名なプリンツ・オイゲンの冬の宮殿で、ウィーン旧市街のHimmelpfortgasseにあり、ここのBeletageには1848年~2007年までは財務省が入っていました。

2003年の秋、財務省はここをオーストリアギャラリーに渡しました。




こちらはたくさんのアーチを見ることができます。

"アーチ"としてオーソドックス的な形で

ほのかに照明が灯されています。

ここはシェーンブルン宮殿の正門から

入ってすぐ右の建物と、チケット売り場がある左の建物のアーチを連続して見ています。

ずっと奥に暗くなっている部分が見えますが、正門から入った庭園部分です、

2つの建物のアーチを庭園を挟んで見ているわけで、無数のアーチが連続しているように見えます。


この情緒ある照明が灯されている姿は

もちろん夜なのですが、ここは庭園が閉まった後では、住人以外は入ることができませんので、夜来ればいつでも見られるというわけではありません。

昼間は常に観光客でごった返しているシェーンブルン宮殿ですが、それがうそのような

静かなたたずまいです。






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アーチの奥に見える風景 9

前回のアーチの奥に見える風景 8では、Griechengasseの建物を結ぶアーチと

クロイツェンシュタイン城の大きなアーチを話題にしました。

 

今回はウィーン旧市街からです。

 

こちらはちょっとモダンな雰囲気の

アーチ構造です。

石畳ではなく、モダンなタイルになっていることや、置かれている植物などが

今風なので中世的雰囲気はありません。


Durchhaus(ドゥルヒハウス)という

建物の中をそのまま突き抜けていって

向こう側に出られる構造のスタイルで、

奥にちょっとした中庭空間が見えます。

さらにその中庭空間の奥には、もうひとつ別のアーチが見えていて、そこも奥へ通り抜けできるDurchhausになっています。

2つ目のアーチの奥にも、向こう側の

景色を見ることができます。


ここは旧市街地一角のBäckerstraße

界隈です。



 こちらはウィーンを知っている人であればすぐわかると思います。

御想像通り国立オペラ座です。

以前アーチ構造というタイトルで

書いていますが、そこにもオペラ座の

アーチを掲載しました。

しかし、そのアーチとは違うアーチで

こちらはオペラ座の正面アーチです。

リンク道路に面した2階建て構造の

正面アーチを真横から見ています。

ここは普通に通り抜けることができるようになっています。

奥の方には緑がちらっと見えていますが、リンク道路の並木です。

ここは普段たくさんの人が歩いていたり、階段の所にもたくさんの人が座って休んでいますが、全く人が通ってないこの正面アーチはちょっと新鮮に見えました。








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アーチの奥に見える風景 8

久しぶりにアーチの奥に見える風景シリーズです。

前回のアーチの奥に見える風景 7ではウィーン3区のSünnhofと旧市街のBankgasseの

建物の中のアーチを紹介しました。

 

 

こちらは中世の雰囲気を感じる石畳の道の上にかかっているアーチです。


アーチの奥に見える風景6でメルクの街に見られる似たようなアーチですが、

こちらはもっと高い所で建物と建物を

つないでいます。


下に通行人が見えますが、この道が非常に狭いことがわかります。

そんな狭い空間から限られた風景が奥に見られます。


この場所は有名なレストランGriechenbeisl (グリーヒェンバイスル)があるGriechengasseです。

 こちらはゴシック様式のアーチが

とても印象的で、しかもその奥には、素敵な建築様式を持った

建物が見えています。

アーチの奥に見える建物自身が

アーチ構造をしているという

状況です。


ここはクロイツェンシュタイン城の中庭で、かなり大きなアーチを

見ることができます。






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アーチの奥に見える風景 7

前回のアーチの奥に見える風景6では、メルクの街の風情ある路地のフライングバットレス的なアーチを紹介しました。

 

今回第7弾は再びウィーンです。

こちらはウィーン3区のSünnhofでLandstraßer-Hauptstraße とUngargasseを結ぶとても細長い通りです。

ここは通りと言うよりは細長い中庭と言った方がいいかもしれません。

 

この空間は170mもあり、1837年に両方の通りが結ばれ、典型的なビーダーマイヤー様式の建物の

中を通ることができるとても美しい空間です。

 

 

 

 

 

こちらはウィーン旧市街の一角にあるBankgasse1番地で、かつてのオーストリア国立銀行の建物の中のアーチ構造です。

 

この建物はCharles de Moreauにより1824年に建てられたルネッサンス様式です。

ずっと奥までアーチが綺麗に続いていますね。

 

このBankgasseは13世紀前半にウィーンにミノリーテン修道会が呼ばれたことにより作られ、美しい宮殿が並んでいることでも知られています。

 

このBankgasseからちょっと行った所にミノリーテン教会があります。

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 6

前回のアーチの奥に見える風景5では、メルク修道院界隈の風情あるアーチの小路に触れましたが、今回第6弾もメルクの街です。

 


 

今回は中世の雰囲気がある街の小路に、フライングバットレス的なアーチがいくつもかかっている光景です。

 

石畳の小路にかかったアーチがいくつも見え、その奥に路が延びています。

左の写真をよく見ると、アーチとアーチの隙間にメルクの修道院がチラッと見えています。

アーチの形を見ると、手前は三角ですが、奥は孤のように滑らかになっています。

 

右の写真は大きめの通りからちょっとそれた静かな脇道的な小路で、ちょっと奥まで歩いて行きたくなるような雰囲気です。

小路の右下入り口には古い街によくあるPrellstein(プレルシュタイン・・・縁石)が見られます。

アーチの奥には建物のアーチ構造も見ることができますね。

 

このメルクの街はハプスブルグ家の前の王朝であるバーベンベルク王朝(976~1246)の

最初の居城が置かれた街ですし、さらにローマ時代からちょっとした集落も存在し、

とても歴史ある街です。

 

ちょっと静かな裏側に気付けば、このような中世的空間を見ることができます。

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 5

街中を歩いていると何気ない所にアーチ構造が多く見られます。

そんなアーチはヨーロッパ的雰囲気を十分演出しています。

アーチ構造の回廊、建物に組み込まれたアーチ、小路にあるアーチとかなり様々です。

 

前回のアーチの奥に見える風景4では、ウィーン旧市街のミヒャエル広場界隈と中庭空間にある二重のアーチを紹介しました。

 

第5弾はウィーンではありません。

 

こちらは階段で降りて行く

途中にアーチがあります。

 

そのためアーチを通して下の方に奥の緑が見えますね。

 

階段に使用されている石畳や

手すりがある壁に使われている石にも風情があります。

 

アーチの形もよく見ると

バロック的です。

 

 

こちらは階段ではありませんが

坂道になっています。

写真ではわかりづらいですが

下に向かって傾斜している小路です。

路が狭いので、ずっと奥の細い

部分にこの小路の出口が見えています。

 

こちらは街中にもあるような

飛梁的な要素を持っていますが

装飾的ですね。

 

飛梁はフライングバットレスで

バットレスは建築物の外壁補強で、屋外に張り出す形で使われます。

ゴシック様式の大きな教会によく見られます。

 

今回のアーチは2枚共メルクの街で見ることができます。

 

 

 

 

 

 

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アーチの奥に見える風景 4

"アーチの奥に見える風景"として、街中に見られるアーチ構造を持った景観を紹介していますが、今日は第4弾です。

 

前回の第3弾では旧市街地のアーチの奥に緑が見えるというのがテーマでした。

 

こちらは王宮のすぐそばにある、Habsburgergasse14番地です。

 

アーチの奥に向かって、さらに道が

続いています。

 

ここから入ると、ミヒャエル教会すぐ横を通る素敵な路地空間で、

ミヒャエル広場に通じています。

 

アーチの入り口の上にはバロック様式の素敵な金属装飾が見られます。

 

このアーチ空間は、昼間は公道として利用できますが、夜になると門が閉められます。

 

 

 

 

こちらはコールマルクトに

近い、Wallnerstraßeにある

Palais Esterházy

  (エスターハーズィ宮殿)

の中庭からWallnerstraße

に向かっての眺めです。

 
ここは奥にさらに2つのアーチが見え、手前のアーチの上には絵が掲げられています。
 
 
 
 
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アーチの奥に見える風景 3

前回の第2弾では、ウィーンの中心から離れた19区の一角や、デュルンシュタインの

バロックアーチなどでしたが、今回は旧市街地です。

 


上の左の写真はウィーンの

シュテファン大聖堂に近いBlutgasse界隈です。


Singerstraßeという車が通る

公道からアーチを通した見た

中庭に向けての風景です。

奥の緑が印象的です。

 

その他2枚はウィーンのやはり

旧市街にあるショッテン修道会界隈ですがHelferstorferstraße側から入ると全体的にかなり大きな中庭空間があり、さらにその空間がいくつかに分かれています。それぞれの空間にはこのアーチを通して入ることができます。

上右の写真ではPrellstein・・・縁石を見ることができ、右の写真ではアンティーク的な

外灯がいい雰囲気を醸し出しています。

 

今回の3枚は共にアーチの奥に緑が見えるということで共通しています。

 

 

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アーチの奥に見える風景 2

ウィーンを始めオーストリアにはアーチを伴った建物がとても多いです。

(もっともヨーロッパはそうだと思いますが)

単純にが建物の1階部分がアーチ構造であったり、また中庭にホッとするアーチ空間があったり、または建物と建物を繋げている場合など様々です。

前回 アーチの奥に見える風景1を紹介しましたが今回は第2弾です。

 

 

ここは王宮の帝国官房棟の中庭側から

アーチを通してミヒャエル広場を見ているよく知られた光景です。

 

アーチをくぐった暗い場所には美しい

ドームがあり、その向こうには細かい

バロック様式の装飾が見られ、さらに奥にはミヒャエルハウスの黄色い建物が見えています。
ここは王宮の一番古いスイス宮にある

スイス門を出ると広がる長方形の中庭で、

このアーチは、タクシー、馬車、緊急自動車が通り抜けられるようになっています。

 

このアーチを通り抜けた向こう側の

ミヒャエル広場は重要な建造物がたくさんある美しい広場です。

 

こちらは個人的に好きな光景です。

この場所はウィーン市の郊外にある

ハイリゲンシュタットのプファール広場で現在のウィーン19区の一角です。ここでは見えませんが、このすぐ左はベートーヴェンが1817年に2ヶ月程滞在した場所です。

またここから歩いてすぐの所に有名なベートーヴェンの遺書の家があります。

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アーチの奥に見える風景 1

ウィーンには美しいアーチを持った建物がたくさんあります。

このコーナーでも、「石畳とアーチ」、「アーチ構造」、「美しいアーチ」などと話題にしています。

 

今回はそんな街中にあるアーチを通して見た奥の風景です。

 

何気ない車通りにこのような

アーチが見られます。

この通りは歴史あるBäckerstraßeを中心方向に

向かって見ています。

 

アーチの向こう側が、Dr.Ignaz-Seipel-Platzで、アーチを抜けたすぐ右側にイエズス会教会

建っています。

 

こちらは以前ベートーヴェンの最後の住居を紹介した時に登場したSchwarzspanierstraße 15番地の入口から中庭奥へ向かっての光景です。

 

ここは中庭にもかかわらず、奥まで車が入れるようになっています。

またその奥にも更にアーチの通り

抜けがあり、うっすらですがその

奥も見えています。

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