前回からまたかなり時間が経ってしましましたが、今日のテーマもこのコーナーではすっかりお馴染みになりました。
ヨーロッパにはアーチを組み込んだ建造物が多く見られますが、ウィーンにも多くのアーチを見ることができます。
アーチが建造物の特徴をアピールしている場合や、入口などの限られた場所に見られる場合、建物の中の構造に使われている場合など様々です。
前回のアーチの奥に見える風景20では、ヴァッハウ渓谷のデュルンシュタインから取り上げましたが、今回はウィーンです。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=357x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/ie39d457bb4343193/version/1520149384/image.jpg)
今回は意図的に2つの異なったアーチを並べて掲載したいと思います。
それはこの2つのアーチはほぼ同じ場所にあるからです。
ここはウィーン19区のKahlenberger Str. 7-9番地とHammerschmidtgasse 33番地で、住所は違うのですが、この2つの通りがほぼ平行になっていて、その間に住居中心の大きな建物がいくつか立っています。
左上はKahlenberger Str.から入ってすぐで、緑豊かな大きな中庭空間を見ることができます。
このアーチは入口としての機能があり、シンプルなアーチで、地面は石畳となっています。
右上もシンプルなアーチ構造で、中庭の終わりからHmmerschmiedtgasseに向かって眺めています。
アーチの奥に見られるのは一般道です。
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上はGoogleマップでこの2つのアーチがある場所を示しています。
このような中庭空間をそれぞれの通りの間に作って、そこを通り抜けられるようになっています。
このような所はウィーンにたくさん見られます。