アーチの奥に見える風景 16

ウィーンの街には美しいアーチ構造を持った建物がたくさんあり、そんなアーチを通して見られる奥の風景は中々情緒あるものだと思います。アーチが建物の外に見られる場合や建物の中に見られる場合などと様々なスタイルが存在していて、アーチ自体が意志を主張しているようにも思えます。

前回からまただいぶ時間が経ってしまいましたが前回のアーチの奥に見える風景15ではケルンテン州の一角にあるHochosterwitz城(ホッホオスターヴィッツ)と世界遺産であるセンメリング鉄道の有名な高架橋を取り上げましたが、今回はウィーン中心部です。

 


 

上の2枚の写真は同じ建物内で撮影したものですが、撮影している場所が違っています。ここはルネッサンス様式の美しいアーチに囲まれたウィーン大学メインキャンパスの中庭です。知られざる美しい中庭風景32を参照して下さい。ウィーン大学は1365年創立ですから一昨年2015年が創立650周年記念という年でした。ウィーン大学のこのメインキャンパスはリンク道路時代に旧市街地からここに移されて新たに建築されたものです。

ここの中庭回廊はぐるりと1周することができるようになっています。ウィーン大学に関係する150人以上の著名人達の記念像や銘板が至る所に置かれていてウィーン大学の歴史を物語っています。上の写真の壁沿いにも多くの記念像が立っていることがわかりますね。2枚の写真はその回廊の一番端から反対側の端の突き当りまでを眺めています。一番手前のアーチと同じ幅の天井も大きなひとつのアーチ構造になっていることがわかります。

右側の写真ではアーチそれぞれを通して光が差し込んでいることが床の反射からわかります。

ルネッサンス様式ですから非常に整ったリズミカルな美しいアーチが見られます。

 

 

 

 

 

 

 

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