アーチの奥に見える風景 13

春になるとイヴェントや花などがテーマになることが多く、今日のこのタイトルも2月以来少し御無沙汰していまいました。

前回のアーチの奥に見える風景12ではプラター通りの一角を話題にしました。

今回もプラター通り界隈を一箇所と旧市街の一角からの光景です。

 

こちらはPraterstraße 56番地のアーチの奥に見える風景です。

大通りのPraterstraße側から奥を見ています。

この界隈はこのような中庭になっていて反対側に通り抜けできるようになっている"DURCHHAUS"がたくさんあります。

アーチの形が前回のような四角ではありません。

ずっと奥にも同じような形のアーチが見えていて、さらにその奥の風景も見えています。

通りは石畳になっていて情緒がありますね。

真ん中に白と赤の棒が立っていますがこれは特定の車しかここに入れないことを意味し、車が入る時には倒されるようなっています。

 

 

こちらはちょっとマニアックだと思います。

アーチがかなり下の方に位置していますね。

これは地上階から地下に行けるようになっている通路です。

手前のアーチを抜けると明かりがついていて、さらにその奥にまだアーチがありますね。

右側を見ると壁に手すりがありますから階段があることがわかります。

街中を歩いている時にはあまり地下に行く扉を見ることはありませんが、逆に中庭空間などにはよく見られます。

ここは知られざる美しい中庭風景29で紹介した中庭に行く途中にある地下に行く通路です。

たいていの集合住宅建物にはKeller (地下)が作られていて住人の物置などに使われていることが多いです。

私が以前15年近く住んでいた19区一角の築100年ぐらいの建物も地下2階まで行けるようになっていて、物置や配電設備などがありました。

一戸建ての家にもKellerが多く作られています。

Kellerを作ると当然コストがさらにかかりますが居住空間などにも有効に利用することができます。

うちも地下を有効に利用したかったので居住空間にしました。

当初はRohbetonというコンクリートがそのままになっていた工事現場のような空間でしたが、階段から地下まで足場を綺麗にしてタイルを張り、壁にも色を塗り、暖房を設置して椅子やテーブルを置いてくつろげる空間と物置に使っています。

 

興味があったのでこの写真の空間にも許可をもらって足を踏み入れてみました。

予想通りの世界が地下にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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