早いもので7月も最後の日となりました。
休暇シーズンのが半分終わりですね。
今年のウィーンは6月4日に初めて日中の気温が30℃を超え、7月1日には38℃を超え、今日までに日中30℃を超えた日が21日もあります。
日本と違って湿気が少ないので、日陰に行けばかなり気温の差を感じますが日差しは日本よりも強いですから不快な暑さではありませんが本当に暑いです。
さて、暑い時にはドナウ河で泳いだりプールに行ったりするのもいいですが、自然の森も結構涼しいです。
森と言えばウィーンの森でしょうか。
ウィーンの街を3方向から囲む広大なウィーンの森は東京23区の倍以上の広さがあり、ヨーロッパアルプスの一番東側になります。
その一角にはうちがよく行くお気に入りのHagenbachklamm(ハーゲンバッハクラム)があります。
ホイリゲと言えば必ずガイドブックに紹介されているウィーンやその周辺にあるこちらの文化のひとつで自家製ワインを飲ませる店・・・日本的に言えば居酒屋です。
多くの団体ツアーでも夕食にホイリゲに行くということがよくあります。
ホイリゲはちょっと郊外に行かないとその雰囲気を味わうことができません。
「ホイリゲ」とはドイツ語でheuer (ホイヤー)、heurig (ホイリヒ)「今年、今年の」という意味があり、新種のワインの名称でもあり、それを飲ませるお店もホイリゲと言います。
多くのホイリゲがウィーンや郊外のワイン産業地域にありますが、今年の5月に恒例のウィーンのホイリゲベスト10が発表されました。
この時期は休暇シーズンで、地元の人が色々な所でバカンスを楽しんでいます。
こちらは9月から新年度が始まりますので、今は年度末です。
街中もこの時期ならではの地元の人が少ない印象を受けますが、逆にウィーンには世界からたくさんの方が訪れているので、重要な観光スポットは混雑していますね。
この休暇シーズンは年度末ですから、ウィーンでも待ってましたと言わんばかりに工事が至る所で行われています。
地下鉄4号線のモダン化などは多くの人に影響が出ていますね。
さて、今日は街中の大きな工事現場の様子をお届けします。
ウィーンの街の真ん中にはゴシック様式のシュテファン大聖堂が聳えています。
ウィーンに滞在する方はこのシュテファン大聖堂を何度となく見ることになるでしょう。
バーベンベルク王朝時代の12世紀半ばに建築され、現在までずっと歴史を見続けてきました。
最近シュテファン大聖堂に入った方は気付かれているかもしれませんが、柵の手前にオルガンの鍵盤が置かれています。これはRiesenorgel(リーゼンオルゲル)の鍵盤ですが、これはもともと入口から入ってすぐの真上、西側に設置されていたもので、2017年秋より現在まで修復中となっています。
Riesenorgelに関してはこちらを御覧下さい。
ウィーンは日中の気温が30℃を超える日がまた続いています。
予報では週末も暑かったのですが、ウィーン周辺で昨日の夜は雨が降ったようで、今日の予報は30℃以下という有難い陽気となっています。
7月始めに26年ぶりに日本の7月を経験しましたが、梅雨明けがまだの時、気温は30℃を超えることはほとんどなかったのですが、湿気が強くて、体がついていけませんでした。
ウィーンに戻ってからは気温が日本よりも高い日が多て暑いですが湿気が少なく体が楽です。
さて、前回の知られざる美しい中庭風景69では旧市街一角を話題にしましたが、今回もその近くからです。
いや~、毎日30℃を超える暑い日が続いています。
でも湿気が少ないですから、日本よりは快適だと思いますが、日差しが強いので文字通り暑いです。
ウィーンは100年以上も続いている伝統カフェが多くあります。
"カフェハウス文化"は無形文化遺産にもなっていて、ウィーンの重要な一面で、生活に密着しています。
伝統カフェに入ると、時間の流れ方が違いますね。
ウィーンの伝統カフェに入ってくつろぐのも、ウィーンの観光では外せません。
そう、カフェでゆっくりするのも観光です。
個人的にも仕事でもよくカフェに行きます。
団体ツアーに皆様と観光中にカフェに行くことはオプショナルツアー以外ではまずありませんが、個人のお客様と街中を観光する時にはたいていカフェに入ります。
あらかじめ特定のカフェを決めて入る場合や、その場の雰囲気で近い所に入る場合など様々です。
カフェの入るとスイーツも見逃せません。
それぞれのカフェには独自のスイーツが提供されていて、様々な種類があります。
今日は個人的にこの時期毎年楽しみにしているハイナーのトルテを紹介しましょう。
ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城であり、ハプスブルグ家の下にかなりの時代に渡って神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号があったので、皇帝の居城として他のヨーロッパの街とはやはり歴史的な立場が違うかつての帝国の都です。
様々な物がこの街に集まり、そして洗練されていきました。
食文化もそのひとつでしょうか。
ハプスブルグ家はしっかり組織された大規模な厨房を構え、帝国内の様々な地域からの豊富な食材が集められ、色々な料理が提供されました。
フランツ・ヨーゼフ1世は自ら献立を考えることがよくありました。
さて、そういう意味でウィーンには星の数ほどレストランが存在し、様々な地域の料理が提供されています。
これもウィーンがかつての帝国の都であって、多民族国家の首都であったことを象徴しています。
今日はひとつのレストランを話題にします。
オーストリアはヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っている国で、国土の63%が山岳地帯です。ウィーンは"帝国の都"なのでウィーンの中心にいる限りは、この国にアルプスがあるなんて想像すらできませんが、ウィーンを離れると長閑な美しい風景が広がっています。
ウィーンの森から始まって、山の高さがどんどん高くなっていく・・・これこそオーストリアの地形の特徴です。
オーストリア最高峰は標高3.798mのグロースグロックナーで、富士山よりもちょっと高いぐらいで残念ながらスイスのように4.000mを超える山は存在しません。
しかし、チロル地方はスイス以上にヨーロッパでは人気があり、絵になる美しい風景が広がり、美しい街が多く点在しています。
今日はそのオーストリア最高峰のグロースグロックナーが見られる有名なGroßglockner Hochalpenstraße(グロースグロックナー・ホッホアルペンシュトラッセ)について少し書きます。
1年以上前にベートーヴェンのパスクヴァラティーハウスの展示内容が充実したことについて書きました。
これは去年、2017年11月25日からハイリゲンシュタットにある遺書の家がリニューアルオープンしたことと関係があります。
逆に遺書の家には、パスクヴァラティーハウスに置かれていたベートーヴェンのナネッテ・シュトライヒャー製のピアノが現在は置かれています。
ウィーンにはベートーヴェン愛好家の方も年間を通して多く訪れます。
ベートーヴェンの跡を辿ろうと思うと、時間がいくらあっても足りません。
彼は80回近くの引っ越しをしたおかげで、街中にはベートーヴェンの滞在場所が点在しています。
ウィーンでベートーヴェンの博物館としては、ハイリゲンシュタットの遺書の家、パスクヴァラティハウス、EROICAHAUS(エロイカハウス)の3つが挙げられますが、それ以外でもベートーヴェンが住んでいたことを記した記念プレートがたくさんあります。
記念プレートよりも、ベートーヴェン像に興味を持たれる方も多いです。
ベートーヴェンの記念像と言えば、ウィーンではこちらでしょうか。
実はウィーンで一番古いベートーヴェン像はこのどちらでもありません。
オーストリアにはウィーンを含めて9つの州があり、それぞれに個性があって美しい街や風景が広がっています。
ヨーロッパアルプスが大きく横たわっているという変化に富んだ地形もオーストリアならではですね。
オーストリアの美しい風景を堪能する一番のお勧めは車で走ることです。
電車の旅ももちろんいいですが、もっとローカルを見ることができるのは車でしょう。
郊外にちょっと出かけると美しい自然に出会えます。
今日は私が大好きな白馬亭からの風景をお届けします。
7月6日にウィーンは再び30℃を超えましたが、それ以降は涼しくなり、20℃を下回るひさえあり、雨も多く不安定な天気が続いていましたが、昨日はまた30℃を超える暑い日となりました。
なんて書くとウィーンでいつもの通り生活をしているような雰囲気ですが、7月始めから日本に休暇で帰っていまして、昨日戻って来たばかりです。
今までは4月とか11月などに一時帰国をしていましたので、私にとっては26年ぶりのこの時期の日本でした。
梅雨がまだ明けず、雨模様の不安定で、湿気を強く感じる気候でした。
長くウィーンの気候に体が慣れていることを強く感じましたね。
さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル69では市庁舎を話題にしましたが、今日は教会の塔です。
"ウィーン"という名前は日本語です。
ドイツ語ではWIEN...ヴィーン...この"W"を英語発音のウ...そこから日本語ではウィーンとなったわけです。
ということは"ウィーン"と発音しても日本でしか通じないということになります。
こちらでは誰もがヴィーンと呼んでいます。
さて、"ウィーン"という言葉を使って、ウィーンナーコーヒーとよく言われますが、こちらではそのような名称は存在しません。
ついでに"ウィーンナーソーセージ"だって存在しません。
ソーセージの経緯はまたいつかここで話題にしたいと思いますが、今日は地元で人気のあるシンプルなソーセージを紹介します。
日本でヨーロッパワインと言えば、ドイツ、フランス、イタリア・・・などが一般的でしょうか。
オーストリアワインはまだまだ日本ではマイナーなワインであることが残念です。
でもこの国オーストリアは生産量からすればヨーロッパでは3本指に入るとさえ言われるワイン王国です。
オーストリア国内には45.790haの広大なぶどう畑が存在し、9つ全ての州でワイン生産が行われていますが、主に16の生産地域に分かれています。
州としては、ウィーン、Niederösterreich、Burgenland、Steiermarkの4州が基本で、アルプスの標高が高くない地域を除いてワイン産業が営まれています。
ウィーンのぶどう畑と言えば多くの人が19区のカーレンベルク界隈の裾野やNeustift am Walde、21区のStammersdorfなどを思い浮かべると思いますが、ウィーンの街中にぶどう畑があるのに気付いていましたか?
ウィーンは"森の都"とも形容され、ヨーロッパの街の中で街の広さに対し緑の比率が最も高い街と言われています。
ウィーンの街を歩けば緑が豊かだな~ということを誰もが実感するでしょう。
その街中の豊かな緑をもっと豊かな緑で外側から囲んでいるのがウィーンの森です。
ウィーンの街には至る所に公園や庭園があり、ウィーン市や国がしっかり管理しています。
基本的に公園はStadtgärtenでウィーン市の管理、庭園はBundesgärtenで国が管理します。
今日は観光ではまず知られていない、しかし地元で知られている大きな公園を紹介します。
ウィーンには7つの美術館がありますが、質から言ってヨーロッパ3大美術館のひとつに数えられる美術史博物館は通常の観光内容に含まれていたり、午後のオプショナルツアーなどにもなっていることもあり、また個人旅行のお客様にここだけを2~3時間かけて御案内したりと年間を通して頻繁に訪れます。
またここは去年10月2日からブリューゲル(父)展が開催されていて、大変話題になりました。
その美術史博物館と同じぐらい多く行くのがベルヴェデーレ宮殿のクリムト鑑賞です。
シェーンブルン宮殿の庭園に行けば、丘の上にある堂々としたグロリエッテが見えます。
それを見れば誰もがあそこに行ってみたいなと思うはずです。
一般団体ツアーの場合は決められた時間内で多くの見所が詰め込まれているため、シェーンブルン宮殿の内部見学をしても、庭園でのんびり過ごすというわけにはいきません。
団体ツアーは必ず国家ガイドが案内しますので、観光のクオリティーは高いですね。
逆に個人旅行されている方は、ここまで足を延ばすことが多いでしょうか。
ここからの眺めは素晴らしいですし、有料ですがグロリエッテ自体に上ることもできます。
私は年間を通して個人のお客様と来ることはよくあります。
ここに来たら、下から見る以上に大きなグロリエッテとそこからの眺めを楽しむことがメインとなるため、このそばにちょっと貴重な物が置かれていることに気付く方は少ないようですね。
今日はそれをちょっと紹介しましょう。
ウィーンは "~通り ~番地" というように簡単に住所を探すことができます。
通りには全て名前が付けられていて、建物それぞれに番号が付けられています。
目的の通りがどこにあるかがわかれば、後は建物の番号を辿って行けばいいです。
通りの他にはPlatz(広場)も多く、Allee(並木通り)やZeile (家並み)などもあります。
通りにはStraßeや Gasseが非常に多く使われています。
Gasseは小路でStraßeよりも短いイメージがあります。
ウィーンには6.842の通り(2014年時点)が存在し、全部で2.763kmもあります。
因みにウィーンで一番長い通りはHöhenstraße (14.8km)、一番短い通りはIrisgasse (17m) です。
通りの始まりと終わりの建物の、日本で言う1階と2階の間の辺りに、紺色で白字で通りの名前が書かれた標識が多く掲げられていることがわかります。
旧市街などでは昔風の通りの標識も多く見られます。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録され、100年以上続く伝統カフェが多くあります。
ウィーンに来たら伝統カフェに必ず寄って下さい。
観光で疲れたらカフェで一息する・・・カフェだってウィーンの重要な観光ポイントです。
くつろぎながら、ウィーンのカフェの空気を感じる・・・優雅な観光ですよね。
現在の時の流れとは違った流れを感じるはずです。
カフェはウィーンの生活に完全に密着しています。
観光でカフェと言えばたいてい旧市街にあるカフェに行くことが多いと思いますが、ウィーンも広い街ですので、もちろん中心だけではなく外側にもカフェはたくさんあります。
個人的にSperl(シュペルル)が大好きですが、ケーキがおいしいハイナーも常連となっています。
今日は観光ではまず行くことがない、でも地元では知られているカフェをちょっと話題にしましょう。
ウィーンの街は415km²と、かなり広い街で、Stadt Wienですからウィーン市です。
ウィーン市は東京と同様、23区で成り立っていますが、東京はたくさんの市がありますが、ウィーンはウィーン市ひとつが23区で分けられています。
同時にオーストリアの首都でもありますね。
ウィーンの中心部は世界遺産に登録されていて、荘厳な建造物に囲まれ、かつての帝国の都であったことを偲ばせます。
"森の都"とも形容される通り、ヨーロッパの街では街の広さに対し、緑の比率が最も高いウィーンの街です。
中心部にも緑が多いですが、外側に行くとウィーンの中にいるとは思えない豊かな自然が広がっています。
ウィーンの森などはその一例です。
今日はウィーンの郊外からウィーンらしいひとつの光景をお届けします。
観光でウィーンの街を歩いていると、荘厳な歴史を感じる建造物が多いこともあり、美しい街の景観を意識します。
街並みが主体となるので、地元の生活に普通に使われている案内標識などはあまり意識しないかもしれませんね。
でも街を歩いている時にちょっと注意して見て下さい。
色々なひょうしきが立っていることに気づきます。
車を運転している人であれば、何となくこういう意味だろうな...と分かるものもあれば、これは何を意味しているのだろう...と考え込んでしまうものもあるでしょう。
さらにドイツ語で書かれた多くの補助標識も見られます。
今日はひとつの標識を話題にしてみましょう。
約2年前の2017年5月16日付で電気自動車は普及するか?というタイトルで電気自動車の導入や主要自動車メーカーの電気自動車の種類と価格を紹介しました。
それから約2年が経ち、ウィーンの街中でもより多くの電気自動車が見られるようになり、充電スタンドも色々な所に設置されているので明らかに普及していることがわかります。
オーストリア政府がその当初2017年3月に電気自動車を購入する消費者へ4.000ユーロの援助金(一時的)が支払われるようになったことも急速な普及につながっています。
ヨーロッパ全体的に見ると現時点でオランダの次にオーストリアは第2位の電気自動はの普及率となっています。
シェーンブルン宮殿を観光している時に、お客様から「絵葉書を出したいんですが、どこかで出せますか?」という御質問をよく受けます。
灯台下暗しではありませんが、実はシェーンブルン宮殿にはちゃんと郵便ポストが設置されていて、街中のポストと全く同ようにハガキを出すことができます。
7月に入って休暇シーズンに突入しました。
ウィーンは学校が6月28日に終わったので、その日の午後から休暇に出かける人も多いです。
こちらは9月が新年度ですから、6月は年度末です。
地元ではこの時期の当たり前の光景となった工事が至る所に見られます。
皆さんがバカンスに出かけるので、交通量も少なくなる・・・待っていたかのように道路工事などが多くなります。
道路工事以外でも例えば地下鉄4号線(U4)のモダン化は地元だけでなく、観光客にも大きな影響が出ています。
さて、今日も花をテーマにします。
前回はノウゼンカズラを紹介しましたが、今日の花も多くの所で見ることができます。
ウィーン中心部はかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が建ち並んでいます。
公共的建物以外は宮殿や集合住宅が主流ですので、一戸建ては見られません。
でもちょっと外側に足を延ばすとウィーンでも庭付きの家が多く立っている地域がたくさんあります。
区で言えば12区、15区、20区を除いた2桁台の区ですね。
一戸建ての庭はたいてい手入れが行き届いていて、ガーデニング文化の重要性を感じます。
街中をあるいていてもレストラン、カフェのテラスが至る所に見られますね。
さて"庭"と言えばうちがよく行くお気に入りのスポットのひとつにトゥルン庭園があります。
今年30℃を始めて超えた時のシェーンブルン宮殿や地下鉄4号線(U4)のモダン化工事のためシェーンブルン宮殿へ向かう時の支障がでることについてお知らせしました。
シェーンブルン宮殿は一般団体ツアーでは必ずと言っていい程訪れますし、ウィーンに初めて来た方でシェーンブルン宮殿を見学されない方はまずいないと思いますので私は仕事柄毎日、いや1日に2回行くことも頻繁です。
そのためシェーンブルン宮殿の話題が多くなってしまいますが、今年9月よりシェーンブルン宮殿のチケット売り場(いわゆるInfoセンター)が移動します。
今年の6月は日中の気温が30℃を超える日が13日あり、翌日7月1日は38℃を超えました。
その日の夕方から雲行きが怪しくなり、Gewitter(雷を伴った激しい雨)がやって来て、一時的に20℃ぐらいも気温が下がりました。
翌日7月2日は22℃ぐらいと涼しくて気持ちいい朝となりました。
しかし、予報を見ると週末よりまた30℃を超えそうです。
さて、前回はあまり街中では見られないヒメイワギボウシを話題にしましたが、今回は非常にポピュラーな花をお届けします。
ウィーンの3大名物料理と言えば Wienerscnitzel(ウィーンナーシュニッツェル)、Tafelspitz(ターフェルシュピッツ)、Ziwebelrostbraten(ツヴィーヴェルローストブラーテン)でしょう。
早いもので1年の半分過ぎました。
今年は5月が過去28年間で最も寒くて雨も多く、日中の気温が10℃に達しない日もありましたが、6月から一挙に真夏になり、6月4日には今年初めて30℃を超え、結果的に6月は30℃を超えた日が13日、7月1日には暑さの記録を更新し、38℃を超えました。
その日の夕方18:30頃、雷を伴った激しい雨が降りました。
こちらでは"Gewitter"と呼ばれています。
さて、限られた花が咲くこの時期ですが、前回はポピュラーなフサフジウツギを話題にしましたが、今日は同じ紫の違う花です。
ウィーンにはもう200軒以上の和食系(中華ではなくアジア系)のレストランが存在していると思います。
でも本来の日本の味が楽しめ、実際に日本の方がやっているレストランは数軒しかありません。
つまりほとんどは日本人以外の人が経営しているわけですね。
それでも場所によっては日本語の看板とかが出ているので、外から見たら本当に日本人経営かどうかはわかりません。
ウィーンで和食をお勧めするとなると以前は天満屋さんが最高でしたが、残念ながら5年前の1月に閉店となりました。
現在では日本橋をお勧めします。
ここは日本の方の経営で、厨房にも日本の方が働いていて、天満屋さんで働いていた人もここにいます。
私も仕事でも、個人的にもお世話になっています。
日本食材と言えば、ナッシュマルクト界隈にある日本屋さんが昔から純正日本食材を中心に販売しています。
私もここにもよく行きますが、日本の相場と比べると3~5倍ぐらい高いんですね。
こちらで生活している学生さんなどは日本のスーパー感覚で買い物したら大変です。
日本屋さん以外にはウィーンには多くのアジア食材店があり、場所によってはかなり日本の物もあり、たいてい日本屋さんより安く売られていますので、ウィーンに住んでる日本人はかなり利用しているはずです。
私も家から数キロ離れた所に中国人経営の大きなアジア食材店があり、かなり頻繁に利用しています。
ここは最近、私もプッシュした甲斐があり日本の物が以前よりもかなり充実してきました。
前回に行った時にかゆい所に手が届く物が多くあって、その中に赤いきつねと緑のたぬきがありました。
6月4日にウィーンは今年になって初めて日中の気温が30℃を超え、いきなり真夏が到来したウィーンです。
こちらは9月から新年度が始まりますので、6月は年度末、そして7月、8月は休暇シーズンですね。
ウィーンは学校が6月28日が最後の日でした。
もうその日の午後から休暇に出かける地元の人も多いですね。
実際うちの子供の親友家族もすぐに休暇に出かけました。
休暇シーズンは地元の人がウィーンを離れても、逆にヨーロッパ、世界から多くの人がウィーンに来ますので、地元のカラーが少なくなっても混雑します。
さて、前回はユッカを話題にしましたが、今日の花もこの時期色々な場所で見られます。
先日シェーンブルン宮殿の庭園で開かれたウィーンフィルのSOMMERNACHTSKONZERTを話題にしました。
次の日の朝にはシェーンブルン宮殿で仕事をしましたが、もうステージの解体作業が始められていました。
その時宮殿の中から庭園を御案内している時に、前の日に何が行われたかをお客様に御案内しましたが、皆さんが「あ~、あと1日早ければな~・・・」というリアクションをされました。
改めて録画したこのコンサートを見ると、ニューイヤーコンサートとはもちろん違うのですが、出て来る映像はそれにかなり近い、似たような演出を感じますね。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは世界で最も音響がいいホールのひとつと言われる楽友協会の黄金の間で行われます。
先日、子供と久しぶりにこの黄金の間で行われた有名なピアニストのコンサートに行って来ました。