ウィーンは100年以上も続いている伝統カフェが多くあります。
"カフェハウス文化"は無形文化遺産にもなっていて、ウィーンの重要な一面で、生活に密着しています。
伝統カフェに入ると、時間の流れ方が違いますね。
ウィーンの伝統カフェに入ってくつろぐのも、ウィーンの観光では外せません。
そう、カフェでゆっくりするのも観光です。
個人的にも仕事でもよくカフェに行きます。
団体ツアーに皆様と観光中にカフェに行くことはオプショナルツアー以外ではまずありませんが、個人のお客様と街中を観光する時にはたいていカフェに入ります。
あらかじめ特定のカフェを決めて入る場合や、その場の雰囲気で近い所に入る場合など様々です。
カフェの入るとスイーツも見逃せません。
それぞれのカフェには独自のスイーツが提供されていて、様々な種類があります。
今日は個人的にこの時期毎年楽しみにしているハイナーのトルテを紹介しましょう。
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L.Heiner (ハイナー)は仕事でも個人的によく行くカフェで、私は常連でもあります。
ケルントナー通りにあるので、観光中にここを通る時にくつろぎませんが御案内することも多く、仕事の合間に個人的に来ることも多く、店員さんとも顔見知りで融通を利かせてくれます。
先日、午前中の仕事が終わって、午後の仕事までの時間があったので、ハイナーに来て少しくつろぎました。
グループの皆さんとその数十分前にここを通っていて、店員さんに後からひとりでこれを食べに来るからと伝えておきました。
テラスに座って、もちろん右の写真に見られるBeeren Omeletteを注文しました。
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おいしい生クリームの中に、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーの3種類が散りばめられていて、それがまるでオムレツのように生地でくるまれています。
でも主役はベリーですから、オムレツのように閉じられるわけではなく、一挙に飛び出しています。
口の中に広がる3種類のベリーの味とクリームの絶妙なハーモニー、そしてスポンジケーキが全体を支えます。
スポンジケーキには薄くオレンジが使われていて、ベリーとの相性もピッタリです。
クリームはしつこくなくあっさりしています。
これを食べながらその時の店員さんと世間話を楽しみました。
このようなちょっとした時間が結構重要です。
精神的なリセットをして、新たな気持ちで次の仕事ができます。
今年は、あと何回ぐらいこれを食べるでしょうか。