去年もそうでしたが11月初め頃に朝の気温がその年初めてのマイナスになります。ウィーンも先日11月4日の朝が2016年夏以降の初めてのマイナスの日となりました。地球温暖化の影響で世界的に気候の変化が見られる中、ウィーンも数十年前のようにマイナス15~20℃などになることはありません。気温の変化が激しいため、暖かい日が続いても急に寒くなったりするため、植物などにも影響があります。
さて、今日は"ウィーンによく見られるこの時期の花"というタイトルではありますが、実際には花ではなく実を紹介します。これは咲いている時の花よりも"実"に特徴があるからです。
10月に入り朝は冷え込むようになってきました。今年の夏は猛暑ではありませんでしたが、9月下旬から10月1日までは日中25℃前後と暑い日が続きこの時期にしては記録的でした。9月の終わりにもかかわらずドナウ河で泳いでいる人を多く見かけたぐらいで、水着を着て新ドナウの土手でのんびりしている人の姿を毎日見ました。
さて、今日はこの時期の花としてタイトルに相応しくない花をテーマにします。というのもこの花はウィーンの街中で見たことがないからです。
ウィーンは朝夕と日中の気温の差が大きくなっていて、街中の木々などがさらに秋の雰囲気を演出しています。
あとひと月半もすればクリスマス市が始まり、徐々に冬が近づいてくるのを感じます。街中に出ている焼き栗屋さんに寄って行く人も多く見かけます。
さて、今日はこの時期の花について話題にしましょう。
9月に入って新年度が始まりました。ウィーンは9月5日から学校が始まっていて、国立オペラ座も9月4日プッチーニのトゥーランドットで幕開けとなり、初日から多くの人が訪れました。それぞれが夏休みを楽しんで通常の生活が戻って来たウィーンの街です。観光でもたくさんの方がウィーンに来ています。昨日のシェーンブルン宮殿も例によって長い行列ができていました。この時期でも日中は30℃に達する気温で暑い日が続いていて、街中を歩けば真夏のような雰囲気で多くの人がアイスを食べていたり、日陰でくつろいでいます。
さて、前回野生のシクラメンについて書いてから花の話題が遠ざかっていたので今日はちょっとした花をテーマにしたいと思います。
暑い日もまだまだ多いですが自然を観察すると夏も終わりに近づいていることがわかります。休暇から多くの人が戻って来て、街中は交通量が多くなり普段の生活が始まっていて、新年度の準備をしています。
夏の終わりを告げる花として自然の中で見られるシクラメンを今年も話題にしたいと思います。
今年の夏は去年と比べると猛暑日が少なく、35℃を超えた日はたった一度ありました。暑い日が何日も続いた後は天気が崩れて曇りや雨が降る日が数日続く・・・そんな繰り返しのような気がします。こちらの気候は梅雨がないとはいえ、日差しは日本よりも強いので20℃そこそこでも直射日光の下にいるとかなり暑く感じます。
さて、今日はこの時期よく見られる花を話題にします。
ウィーンの夏は35℃を超える暑い日もあれば、23℃~25℃前後の快適な日もあります。
今年は35℃はまだ超えていませんが30℃を超えた日はすでに 日あります。
暑い日が何日か続くとたいていGewitterという雷を伴った激しい雨が降り、気温が下がります。
暑い日と過ごし易い日が何日か連続で交互にやって来る気がします。
晴天ばかり続くと植物などにも影響がでますので、時には雨だって必要です。
この夏の時期に咲く花は限られていますが、7月の半ばと7月の終わり頃にウィーンによく見られるこの時期の花 160でフサフジウツギを、ウィーンによく見られるこの時期の花 161ではアメリカノウゼンカズラについて書きました。
この2つの花はこの夏の時期非常にポピュラーな花として毎年街中にたくさん見られるわけですが、通勤途中によく通るこの場所にはこの2つが並んでに咲いています。
先日DIE GARTEN TULLNを話題にしましたが、うちはこのTullnという街には年間を通してよく出かけます。
Tulln(トゥルン)はオーストリア郊外によくあるこじんまりとした美しい小さい街で、人口16.000、ドナウ河沿いに位置しています。
このTullnの郊外にはPRASKAC Pflanzenland Tulln (プラスカス プフランツェンラント)という 地元で有名なガーデンショップがあります。
15.000m²の店の広さ、2500以上の様々な植物を栽培し、その場でもちろん購入できますし、カタログ購入も可能です。植物だけでなく、ガーデニング関係の物や石、灯篭、庭に置く椅子やテーブルなども販売しています。
うちはここによく行くのでそのついでにとくTullnの街を楽しんだり、ドナウ河沿いを散策したりしています。
今年もこのPRASKACにある名物"花のねこ"を話題にします。
ウィーンの今年の夏は去年の夏と比べると30℃を超える日が少ないですが、湿気を感じられる日が多く、また一時的な強い雨がよく降ってきます。
暑い晴天が何日か続くと大気のバランスが崩れて必ず雷を伴った強い雨が降り、その後は少し涼しくなって雲が多い日が少し続いたかた思うと、その後また30℃前後という暑くていい天気になることを繰り返しています。
そもそもオーストリアはヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っている国ですから雲の動きも複雑です。
さて、今日は毎年話題にしているこの時期非常にポピュラーな花を今年も取り上げます。
ウィーンは"森の都"ともよく形容される通り、ヨーロッパの街では街の広さに対して緑の比率が最も高い街で、この街に来た方はウィーンは緑が多いことにすぐに気づくはずです。
中心のリンク道路沿いだけでも5つも公園や庭園があり、外側にはシェーンブルン宮殿やプラター公園、多くの公園や街路樹が存在しています。
またここでもよく話題に取り上げるヒルシュシュテッテン花壇庭園や植物庭園など多くの専門的な公園もありますが、その大きなウィーンの街の緑を囲む、もっと大きなウィーンの森があるわけです。
緑が多いということは街も美しく見えますし、空気もきれいで心も落ち着きます。
私は個人的に時間がある時には色々な所に家族と出かけてますが、今日テーマにするここもうちのお気に入りのスポットです。
先週は涼しい日が多く、オーストリアの西側などは雨続きでウィーンも青空はあまり見られませんでした。
でも7月はすでに30℃を超える暑い日も多く、そんな時の徒歩観光はお客様にとってはかなりきつい観光となるようです。
暑いと疲れ方も違いますね。
私は毎日仕事で歩いているので慣れていますが、普段あまり歩かない方にとっては中心部を1時間ぐらい歩くだけで疲れてしまう方も多くいらっしゃいます。
ヨーロッパの都市観光はバスの規制なども多く、歩くことが多いですし、ウィーンだってリンクの内側も徒歩でなければ見られない所ばかりです。
ウィーンの中心部(リンクの内側)はオペラ座裏のアルベルティーナを除きバスが入れません。
ちなみにアルベルティーナに入るためには私、国家ガイドが所有しているEinfahrtsgenehmigungという許可証が必要ですから、これがなければ入ることができません。
このアルベルティーナに入ると前回話題にした黄色いモクゲンジがかなり目立って咲いていますが、今日は紫色のこの時期定番の花です。
7月に入ると咲く花も春と比べるとぐっと少なくなり、限られてきますが、それでも自然を観察すれば色々な花が咲いています。
このウィーンこぼれ話のコーナーでは御存知の通り花の話題も多く登場していますが、四季を感じるものとして、またウィーンは森の都と言われ緑がとても多い街ですから花も話題にしたくなります。
花は開花時期があるので、毎年同じような時期に同じ花が話題になりますが、同じ花でも別の場所に植えられていたり自生したりしているものを撮影しているので毎年異なっています。
前回は黄色いモクゲンジについて書きましたが今日は紫です。
ウィーンは休暇シーズンに入りました。
7月、8月は休暇シーズンで地元の人が多く地元を留守にする時です。
学校も長い夏休みですから、親御さん達もそれに合わせて休暇を取り家族で出かける方が非常に多いです。
ドイツ語で休暇は"Urlaub" (ウアラウプ)と言います。
ウィーンの街は地元の人が少なくなっても、逆にヨーロッパからや日本の皆さん、世界から多くの人が訪れてくれますので観光客の姿が多く目立つ時でもあります。
今日は毎年この時期に話題にしている黄色い花を今年も登場させたいと思います。
早いもので今日から7月です。
昨日も書きましたが今年は6月23日に初めて日中の気温が30℃を超え、続く24日、25日も30℃を超えました。
日差しが日本よりも強いので30℃を超えるとかなりきついです。
湿気が少ないですから不快感を伴う暑さとは違うので、日陰に行くとかなり快適です。
その後Gewitterが来て、雷を伴うものすごい強い雨が26日の1:00頃から降り出しました。
その時オーストリアでは稲光や雷が24時間で40.000回近くも観測されました。
その後また暑くなり、昨日の夜は雨が多く降って来ましたが今日はいい天気な穏やかな青空の朝です。
さて、今日はこちらで大変ポピュラーな、そしてどこにでも見られる街路樹についてです。
ウィーンは今年になって初めて日中30℃を超えました。
例年と比べると遅いと思いますが、冬が寒くなく、夏もそこまで暑くなく・・・というのが今年の気温の傾向のような気がします。
学校も年度末に近づき、まもなく休暇シーズンに入ります。
こちらは日差しが強いので太陽の下にいるとかなり暑く感じますから、半袖で日中過ごせるぐらいの陽気になれば"夏"と言ってもいいでしょうか。
そういう意味ではこちらは夏が長いのではないかと思います。
この時期に咲く花がかなり限られてきていますが、逆に特徴的でもあるわけで、今日はそのひとつです。
年間を通して仕事をしているとお客様から様々な質問を受けます。
その中で街中に咲いている植物の質問をされる方がかなり多いんですね。
ウィーンの緯度は日本よりも高いですから見られる花や木々なども同じものもあれば違っているものもたくさんあるわけです。
また家内も植物に詳しいこともあり、このコーナーに花のテーマも設けています。
個人的に四季を感じるひとつのものとしていいのかなと思っています。
ウィーンによく見られるこの時期の花として最近セイヨウバイカウツギやハシドイなどの白い花を話題にしましたが、もひとつ日本原産の白い花を取り上げたいと思います。
日中の日差しが強いウィーンです。
夏至に向けて日が長くなり、地元の人達は一日を有意義に過ごしています。
先日は梅の花に似たセイヨウバイカウツギという白い花を紹介しましたが、今回は背丈がある白い花です。
ウィーンは今年になって30℃を超えた日はまだありませんが、日中太陽の下にいると日差しが強いのでかなり暑く感じます。
観光バスで前席のガイド席に座っていると日差しが直接当たるので後部座席に避難したくなります。
咲いている花も少しずつ限られてきましたが、前回はヤブウツギという濃いピンク色の花を紹介しましたが今日は白い花です。
ウィーンは日中28℃ぐらいと夏日が続き日差しが強くなってきました。
しかし5月23日の夜から風が冷たくなり、天気がくずれてきました。
それまでは天気が良く気温も高かったのですが、風が強くてかなり乾燥していました。
前回は大きな紫の花"キリ"を話題にしましたが、今日の花はキリと比べるととても小さい花ですがかなり大量に咲いているものです。
ここ数日間は風も強い肌寒い日が続いていました。
5月は毎年必ず不安定な天気になります。
1日に晴れや雨が何回も交互に続くという具合です。
風が強いと植物や緑は乾燥しますので、ある程度雨も必要ですが・・・。
さて、今日はやはりこの時期に見られる印象的な大きな花を紹介します。
いい天気で日中は半袖で過ごせる暖かい日もあれば、上着なしだと寒い日もある5月です。
去年から今年にかけての冬もあまり寒くならなかったので、花が本来よりも早めに咲き始めています。
極端に暑くなる日も今年はまだないため、例えばライラックなどは例年よりも長い期間咲いています。
前回はシェーンブルン宮殿のアカバナサンザシという綺麗な色の花を紹介しましたが、今回は青紫の花です。
ウィーンの春は様々な花が咲いていて、行きかう人々の目を楽しませてくれます。
緑が多いウィーンの街ですから緑だけでも悪くはありませんが、花が多く咲くのはやっぱりこの時期ですね。
数日前にシェーンブルン宮殿のフジのアーチを紹介しましたが、この花もシェーンブルン宮殿で毎年お馴染みにこの時期に登場する花です。
4月終わりは肌寒い日が続いていましたが、5月に入って気温が少し高くはなりましたが、
雲の動きが不安定で昨日は雨でした。
今日は木曜日ですがキリスト昇天祭の休日で、明日の金曜日も休みをとっていつもより長めの週末を楽しむ地元の方が多いです。
一昨日はシェーンブルン宮殿のフジのアーチについて書きましたが。今日は街中でも多く見られるフジに似ている・・・しかし黄色い花です。
日中半袖で過ごせる日があったにもかかわらず、ここ数日の朝方は冷え込んでいて、今日の朝方はマイナスです!
日中も気温が上がらず10℃前後で、春がどこかに行ってしまったようです。
シュタイヤーマルク州では寒さのために果物栽培に大きな影響が出ているようで、収穫時のことが心配されています。
さて、今日は再び花をテーマにします。
日中は半袖でも過ごせる暖かい日が続きましたが、4月24日から気温が下がり朝方は4℃、
日中も10℃前後となる冬がぶり返したような陽気になりました。
昨日は晴れたり、雨が降ったり、また雹が降ったりと変な天気で雲の動きが複雑となっています。
昨日御一緒したお客様から「花がたくさん咲いているのにいつもこんなに寒いのですか」という質問がありました。
さて、今日は毎年この時期にここで紹介しているライラックです。
毎年内容は似ていても、花の写真が違いますし、撮影した場所も違います。
一昨日は桜の森祭り(KIRSCHENHAINFEST)があり、カンザン(セキヤマ)が咲いているのがまだ見られました。
この種の桜はウィーンの色々な場所に植えられているのを見ることができます。
学名でPrunus(サクラ属)では今年ベニバスモモやアーモンドについて書きました。
今日のこの花もこの時期よく見られるPrunusです。
昨日はシェーンブルン宮殿で春を感じたことについて書きましたが、ウィーンの街はかつての帝国の都を今でも十分見ることができ、荘厳な建造物が多く建ち並んでいます。
それらは街中の多くの緑とたくさんの花によってより美しい姿に見えます。
今日のこの黄色い花も街の至る所に咲いています。
この時期日本からのお客様にバスでの移動中、「車窓から白い花が多く見られるのですが何でしょうか?」とよく聞かれることがあります。
ザルツブルクやチェスキークルムロフからウィーンに移動する時、または逆にウィーンからそちら方面に移動する時にA1高速道路を使いますが自然の中で白い花が咲いているのがよく見られ、しかも背丈がかなり高いのでよく目立ちます。
その花はウィーンの街中にもたくさん見られる"サクラ"の一種でお客様にも「それはおそらくサクラだと思いますよ」と言うと、「あ~、やっぱりサクラですか!」ということがよくあります。
緑が溢れ始めているウィーンの街は散歩をするのが楽しい陽気になって来ました。
年間通して仕事をしていて緑や花が多くなると歩いていても気分がいいです。
さて、昨日は毎年この時期恒例の"Raritätenbörse"に行って来ました。
ウィーンの街を始め郊外でも緑がかなり多くなり、ウィーンの森を車で走っている時に高速道路上から新緑が至る所に見られ春のこの時期ならではのすがすがしく爽やかな景色になってきています。
毎年その時期に咲くよく見られる花をこのコーナーでは取り上げているので、同じ花が毎年いくつも登場していますが同じ花でも撮影している場所や時間が違いますし、また季節を意識できるということで話題にしています。
今日のこの花も地元では非常にポピュラーな花です。
ウィーンのリンク道路の並木を始め、公園や街路樹に植えられている木々の緑が多く見られるようになってきました。
街中のカフェテラスにはたくさんの人が座っていて、春を感じるこの時期です。
個人的に植物にも興味があり、季節を感じるものとしてこの時期は花の話題がどうしても多くなってしまいますがこの花もウィーンの至る所に見られるものです。
ウィーンの街は自然を観察していると1月終わりぐらいから少しずつ花が咲き始め、特に3月後半から5月にかけて多くの花が咲き始め、それと共に緑豊かになっていきます。
この春の時期はやっぱりいいですね。
冬から春というのは草木の変化をすぐに感じられますね。
さてこの時期は桜やベニバスモモのように桜に似た花がたくさん街中や自然の中で見られますが、以前はこの木の"実"を紹介したことがありましたが、今日はそれが開花している時を紹介したいと思います。
復活祭の3月27日から夏時間になり、それに合わせるかのようにウィーンの街は春らしくなってきました。
街路樹にも多いマロニエもつぼみが見られリンク道路沿いの並木も緑が徐々に多くなってきています。
春のこの時期は花の話題が多くなりますが、季節を象徴するものですからそれはそれでいいと思います。
今日のこの花も地元ではよく知られた花です。
ウィーンの街は森の都ですから緑が豊かな街です。
3月の半ばからウィーンは日に日に花が咲き始めているのがわかります。
リンク道路沿いの公園などを始め、街中で特徴ある花がたくさん見られます。
やっぱり花が咲いたウィーンの街は冬場とは全然違います。
たいていのガイドブックではウィーンの一番の目抜き通りと書かれているケルントナー通りには白い花が印象的な木が今年何本も植えられました。
今日はそれをテーマにしたいと思います。
復活祭がも終わり昨日から4月に入りました。
街中はだいぶ春らしくなっていて、一昨日は20℃を超えました。
さてこの時期こちらでは多く見られる定番の花を今年も話題にしていますが、今日のこの花も至る所に見られるものです。
復活祭も終わり、そして夏時間にも入り一日の日が長くなりました。
ウィーンの街はこの春の時期に咲く花がたくさんあります。
毎年その時期になるとその時期に咲く花が公園などのその場所を飾ってくれるので、リンク道路などを走っているだけで四季を感じることができ、様々な花の色と緑が混ざって街がより美しく見えます。
さて、今日はウィーンの街中の至る所に見られるピンク色の花を話題にしたいと思います。
今年の冬はやはり暖かったと思います。
数えるぐらいにしか朝方マイナスになりませんでした。
2月の後半には日中20℃を超えた日もあったぐらいです。
今年の復活祭が3月27日とかなり早いので、自然がまるで復活祭に合わせるかのように春の訪れを早くしているような気がします。
去年は4月の半ばに紹介したラムソンが今年は非常に早く登場しました。
やはり暖かい陽気のせいでしょうか。
数日前の3月15日は寒くなり、朝は0.8℃、日中も4℃にも達しませんでした。
雪が降ってきて、冷たい風が強く吹き、とても復活祭なんて雰囲気ではありませんでした。
この時はシェーンブルン宮殿の観光の後に、王宮からシュテファン大聖堂を経由して旧市街を徒歩観光しましたが体感的にはもっと寒く感じました。
そんな中でも自然は着々と春の訪れを示しています。
この時期地元では欠かせない有名な花のひとつにユキワリソウがあります。
ユキワリソウは春の訪れを感じさせるこちらでは大変にポピュラーな花です。
今年は復活祭が早いこともあり、街の空気が春をより強く意識させます。
今年は復活祭が3月27日と早く、それにまるで合わせるかのように春の兆しを感じます。
街中の緑は少ないですが、自然を観察すると多くの花が咲き始めていて、つぼみをそこらじゅうに見ることができます。
先日家族とウィーンの西の森一角のSophienalpeを散歩していたら、ちょっとおもしろいキノコを見たので、"花"ではありませんがそれを話題にしたいと思います。
今年の冬は日中でもマイナス、また朝方-10℃前後という日があったにもかかわらず、全体的に暖かい日が多いです。
自然を観察していると木が徐々に緑の芽をつけ、少しずつ花が咲き始めていることがわかります。
"ウィーンによく見られるこの時期の花"というタイトル上、毎年ほぼ同じ時期に決まって登場する花も多くありますが、それぞれ撮影場所や時間、また花自体も同じものではありませんので、ウィーンの四季を感じるという意味でも意義があると思っています。
前回はWinterling (キバナセツブンソウ)でしたが今日は地元でも有名な花です。
今年の冬は寒い日もあれば暖かい日も多く、気温の差がかなりあります。
でも振り返ってみれば最近の冬は毎年ことような感じです。
ウィーンの街は冬でも有り難いことに多くの皆様が来られます。
四季を知っている私から言わせて頂ければ冬のウィーンだってもちろん素敵ですが、緑が溢れたウィーンの方がウィーンらしいかなと思います。
冬でもなるべく外に出ようと考える方は地元では多く、寒くても天気が良ければたくさんの人が散歩をしています。
うちもよく色々な所に散歩に出かけますが、先日はベートーヴェンの散歩道に行きました。
個人的にここは仕事でしょっちゅう来ますが、皆さんと時間を気にせずにのんびり歩くことは残念ながらありません。
そこで咲いていた花が今年最初のこのコーナーの花として話題にしたいと思います。