ウィーンによく見られるこの時期の花 146 (キバナフジ)

4月終わりは肌寒い日が続いていましたが、5月に入って気温が少し高くはなりましたが、

雲の動きが不安定で昨日は雨でした。

今日は木曜日ですがキリスト昇天祭の休日で、明日の金曜日も休みをとっていつもより長めの週末を楽しむ地元の方が多いです。

 

一昨日はシェーンブルン宮殿のフジのアーチについて書きましたが。今日は街中でも多く見られるフジに似ている・・・しかし黄色い花です。

 

黄色い花と言えばレンギョウヤエヤマブキが非常にポピュラーですが、その後に咲くこちらの花はドイツ語でGoldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリ

とも呼ばれています。

マメ科のキングサリ属です。ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので"黄金の雨"なんていう直訳です。

背丈がかなり高く、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

 

よく見るとそれぞれがぶら下がっているように咲いていて、色は全く違いますが形はフジによく似ています。

 

 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

しかし、今年は4月半ばにはここに掲載しているものではなく、別の場所で咲いているキバナフジを見ました。

 

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、

ひとつひとつの花は蝶のような形をしています

花が咲いた後の8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。

こちらでは公園や庭などに多く植えられています。

 

写真は国立オペラ座の裏側に咲いているキバナフジで、2016年4月30日 12:10頃に撮影したものです。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村