ウィーンによく見られるこの時期の花129  (ベニチャワンタケ)

今年は復活祭が3月27日と早く、それにまるで合わせるかのように春の兆しを感じます。

街中の緑は少ないですが、自然を観察すると多くの花が咲き始めていて、つぼみをそこらじゅうに見ることができます。

 

先日家族とウィーンの西の森一角のSophienalpeを散歩していたら、ちょっとおもしろいキノコを見たので、"花"ではありませんがそれを話題にしたいと思います。

 

ドイツ語では

Scharlachrote Kelchbecherling学名ではSarcoscypha coccinea,

日本語ではベニチャワンタケだと思います。(おそらくですが)

ベニチャワンタケ科のベニチャワン属です。

内部は名前の通り濃い赤が特徴で、

直径が平均的に3cm~5cmぐらいで高さが2cmぐらいと低いです。

外側には白っぽいラインがあるのも特徴のひとつです。

 

太平洋岸北西部、中央ヨーロッパに専ら多く見られます。

たいてい雪が解けた冬の終わりから春の始まりにかけて見られます。

 

 

歩いている時に遠くの茂みに何か赤いものが落ちている印象でした。

てっきり実か何かだろうと最初は思ったのですが、近づいてみるとキノコだったんですね。

専門書で調べたら"Becherling"の種類は45.000種ぐらいあるそうですから、厳密に調べたらベニチャワンタケではないかもしれませんが、非常に特徴的です。

特有の香りはしませんし、食用ではないそうです。

 

 

ササクレヒトヨタケカラカサタケも御覧下さい。

 

 

 

 

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