ウィーンによく見られるこの時期の花 143 (ライラック)

日中は半袖でも過ごせる暖かい日が続きましたが、4月24日から気温が下がり朝方は4℃、

日中も10℃前後となる冬がぶり返したような陽気になりました。

昨日は晴れたり、雨が降ったり、また雹が降ったりと変な天気で雲の動きが複雑となっています。

昨日御一緒したお客様から「花がたくさん咲いているのにいつもこんなに寒いのですか」という質問がありました。

 

さて、今日は毎年この時期にここで紹介しているライラックです。

毎年内容は似ていても、花の写真が違いますし、撮影した場所も違います。

 


 

ドイツ語ではFlieder (フリーダー)、学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

 

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

写真は紫のライラックと白のライラックです。

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られます。

 

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、

濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

天気が非常にいい日なので、紫というより濃いピンクのように見えますね。

かなりまとまって咲いているのを近くで撮影したためにライラック特有のフォームがここではあまりわかりません。

 

こちらは白のライラックです。

白のライラックも素敵ですね。

 

ライラックは高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

こちらでは特に庭の垣根や公園、通り沿いなど至る所で見られ、街に春を感じさせた大活躍をしています。

 

写真は全て2016年4月20日11:00頃、市立公園で撮影したものです。

 


 

こちらはうちの庭に咲いているライラックです。

今日2016年4月26日11:30頃 撮影したものです。

 

 

 

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