ウィーンによく見られるこの時期の花 163 (野生のシクラメン)

暑い日もまだまだ多いですが自然を観察すると夏も終わりに近づいていることがわかります。休暇から多くの人が戻って来て、街中は交通量が多くなり普段の生活が始まっていて、新年度の準備をしています。

夏の終わりを告げる花として自然の中で見られるシクラメンを今年も話題にしたいと思います。

 

こちらは今年最初に見た野生で咲いているシクラメンです。

ドイツ語でEuropäisches AlpenveilchenとかWildes Alpenveilchenとか、Zyklamen とも呼ばれ、学名はCyclamen purpurascens,シクラメン・プルプラセンスとかアキザキシクラメンとも日本語で呼ばれているでしょうか。

サクラソウ科のシクラメン属です。

 

シクラメンと言えば鉢に入った大きいCyclamen persicumが一般的かもしれません。赤、白、紫、ピンクなどの色があります。

これは高さ40cmぐらいで、この種類の原産は地中海沿岸のトルコ、イスラエル界隈(小アジア)とされていて、ヨーロッパには17世紀頃に入って来ました。それが品種改良されて日本には明治時代末期に入って来たようです。

Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきているそうです。

 

この写真のシクラメンはHagenbachklammで2016年7月9日 17:00頃撮影したもので、7月の始めでもうシクラメンを見るとは思いませんでした。

 

この野生のシクラメンの原産はヨーロッパで、南アルプス、オーストリアを含む東アルプスからバルカンまでの石灰質の地質で陰になる所を好み、標高2000mぐらいまで見ることができます。

最もヨーロッパアルプスの大部分は石灰岩アルプスですね。

 



 

上の4枚の写真は2016年8月3日 16:45頃、ヴァッハウ渓谷Spitzのヒンターハウスの廃墟のお城に上る途中で撮影したものでもちろん野生で咲いていたものです。

 


 

上の2枚は2016年8月6日 17:35頃の撮影でSchneeberg (シュネーベルク)が間近に見られるPuchbergのLosenheimで野生で咲いていたシクラメンです。

 

 

こちらは2016年8月9日 13:15頃の撮影、FrankenfelsにあるNixhöhleに行く途中に野生で咲いていたものです。

 

 

こちらは2016年8月17日 17:05頃の撮影で、ウィーン23区のMaurer WaldのKalksburg周辺に野生で咲いていたものです。

 

高さは5cm~15cmぐらいとかなり小さく、ハート型の葉で、葉の中央は濃い緑、外側に白い斑点模様が見られ、

花の色は薄紫からピンクで、開花時期は8月中旬~9月です。

 

今日は色々な場所で咲いていた野生のシクラメンを紹介しました。

オーストリアではこの時期に多くのシクラメンを自然の中で見ることができます。

このシクラメンが咲くと、夏の終わりを告げます。

 

 

 

 

 

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