ウィーンによく見られるこの時期の花 144 (ハナミズキ)

日中半袖で過ごせる日があったにもかかわらず、ここ数日の朝方は冷え込んでいて、今日の朝方はマイナスです!

日中も気温が上がらず10℃前後で、春がどこかに行ってしまったようです。

シュタイヤーマルク州では寒さのために果物栽培に大きな影響が出ているようで、収穫時のことが心配されています。

 

さて、今日は再び花をテーマにします。

 

写真の左に見える薄いピンク色と右に見える白い花の2つは散策路を挟んで隣同士に咲いています。

ドイツ語ではBlumenhartriegel、

学名ではCornus florida L.

日本語ではハナミズキとか

アメリカヤマボウシです。

ミズキ科のミズキ属で、

薄いピンク色は

Cornus florida L. "Rubra",

白は

Cornus florida L. "Alba"となっています。

 


 

どちらも原産は北アメリカで、開花時期は4月~5月、高さ5m~12mぐらいです。

花の色は薄いピンクや白で、直径12cmぐらいでしょうか。

しかし実際の花は直径5mmぐらいの中心にある部分で、色がついた花弁のように見えるのは苞(ほう)と呼ばれている部分です。

苞(ほう)とはつぼみを包んでいた葉のことです。

 

日本では1912年にソメイヨシノをアメリカに贈り、1915年にその返礼としてアメリカから贈られたことから植栽が始まったようです。

 

 

実際には赤っぽい薄いピンクなのですが、この写真では光線の関係で濃いピンクに見えています。

こちら方はベニバナハナミズキとも呼ばれているようです。

 

 

印象的な花の形からこちらでは観賞用として親しまれています。

 

写真は2016年4月25日 11:30頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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