5月ももうすぐ終わりです。
聖体祭の休日があったため、今週は長い週末を取っている方が多いと思います。
ウィーンの森やヴァッハウ渓谷のなどによく行く時期となっています。
ヴァッハウ渓谷と言えばワインと杏子の名産地で知られていますが、ヴァッハウ産のワインについてはここでも詳細を紹介しました。
杏子と言うとドイツ語では"Aprikose" (アプリコーゼ)と言われますが、ここオーストリアではAprikoseとは絶対に言いません。
"Marille"(マリーレ)と呼ばれています。
ヴァッハウ渓谷にはこのMarilleをベースにした様々な物が売られていますが、 私個人的においしいと思っている杏子のネクターを紹介します。
前からこれを話題にしようしようと思いながら、また今頃になってしまいました。
このブログコーナーでは、これをテーマにしようとか全く決めていないので、その時これを書こうと思っても、次の日になるともう忘れていて別のテーマになってしまうことがしょっちゅうです。(笑)
最近ウィーンの森を御案内することが多くなっています。
団体ツアーの皆様と、個人のお客様やMy Busツアーなどで行きますが観光としてウィーンの森に行く場合は南方面が圧倒的に多いです。
こちらは名所が多くある割には個人的には非常に行きづらい所にあるので、北の森よりも訪れる回数が圧倒的に多くなります。
ウィーンは日中28℃ぐらいと夏日が続き日差しが強くなってきました。
しかし5月23日の夜から風が冷たくなり、天気がくずれてきました。
それまでは天気が良く気温も高かったのですが、風が強くてかなり乾燥していました。
前回は大きな紫の花"キリ"を話題にしましたが、今日の花はキリと比べるととても小さい花ですがかなり大量に咲いているものです。
ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。
絵画、建築、音楽、工芸品、生活習慣、人々の精神構造など全てキリスト教とリンクしています。
しかし地元の人がいつも決められ時間に教会に行っているかというとそのような方々は僅かだと思いますが、キリスト教の習慣から生まれて現在の生活に大きな影響を与えていることはたくさんあります。
ウィーンで生活をしていると様々なキリスト教関係を習慣を見ることができ、しかもそれらが生活の習慣として密着しています。
さて今日5月26日はFronleichnam (フローンライヒナム) というキリスト教の祝日です。
ウィーンは緑が溢れている街ですが、"自然を感じられる"と言えば公園以外では中心部ではほとんど見ることができませんね。
公園だって前からあった木などは残したかもしれませんが人工的に作ったわけですから、そういう意味では自然とは言えないかもしれません。
本当に自然を感じようと思えばやはり郊外に行くことになります。
観光レベルで手っ取り早いのはウィーンの森でしょう。
しかし観光で行くウィーンの森は言われある有名な決められた場所のみで、実際に地元の方々は有名所はさることながら様々な場所で自然を楽しんでいます。
オーストリアはウィーンを離れるとのどかな美しい風景が広がっている国で、ウィーンの郊外を始め、国内には豊かな自然が広がっています。
私も時間がある時には家族とよく色々な所に出かけています。
うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide"(ブロックハイデ)があり、最近もおにぎりを持って出かけてきました。
昨日は500ユーロ紙幣が廃止になることについて書きました。
実際500ユーロ紙幣が廃止になっても何ら変わることがないと思っている人はかなり多いと思います。
ユーロが導入されてからオーストリアは明らかに物価が上がりました。
日常生活の中で以前の通貨"オーストリアシリング"と比較すると食料品がかなり高くなっていることがわかります。
さて、このオーストリアにおいて現金としてのユーロ通貨がどのくらい市場で使用されているかというちょっとおもしろい統計を見てみましょう。
オーストリアはユーロ通貨が2002年のユーロ導入時から使われています。
紙幣が7種類、硬貨が8種類あります。
硬貨はそれぞれのユーロ圏の国によってデザインが違っていることは有名ですね。
紙幣は5ユーロ紙幣から10,20,50,100,200,500ユーロとなっています。
この最高額の500ユーロ紙幣が廃止されることが2016年5月4日に決定しました。
ここ数日間は風も強い肌寒い日が続いていました。
5月は毎年必ず不安定な天気になります。
1日に晴れや雨が何回も交互に続くという具合です。
風が強いと植物や緑は乾燥しますので、ある程度雨も必要ですが・・・。
さて、今日はやはりこの時期に見られる印象的な大きな花を紹介します。
ウィーンはおいしいケーキ屋さん(Kaffeekonditorei)がたくさんありますが、私個人的にはハイナーが一番好きです。
次の仕事までの合間にお茶をしたり、当然ケーキを食べたり、またここのGarniertes Eiはよく食べます。
去年も今ちょっとはまってるケーキとしてBeeren Omeletteを話題にしましたが、これに似たものでやっぱりはまっているケーキを紹介します。
いい天気で日中は半袖で過ごせる暖かい日もあれば、上着なしだと寒い日もある5月です。
去年から今年にかけての冬もあまり寒くならなかったので、花が本来よりも早めに咲き始めています。
極端に暑くなる日も今年はまだないため、例えばライラックなどは例年よりも長い期間咲いています。
前回はシェーンブルン宮殿のアカバナサンザシという綺麗な色の花を紹介しましたが、今回は青紫の花です。
ウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂はゴシック様式の堂々とした教会で
街の真ん中に立っています。
個人旅行される方は何度となくここを行き来することになるでしょう。
団体旅行でもここには以前と違ってバスが入れませんが、観光に組み込まれることが非常に多くなっています。
このシュテファン大聖堂だけをじっくり見ればかなりの時間がかかり多くの見所があるわけですが、その中で未完成の北塔にエレベーターで上るのもおもしろいです。
ここにはオーストリア最大の鐘プンメリンがあり、ここからの眺めはとても印象的で、
ウィーンのちょっと珍しいアングル 4の3枚目の写真や、シュテファン大聖堂の屋根、
ウィーンのちょっと珍しいアングル15で見られるような光景が広がっています。
ここのエレベーターが去年リフォームされて新しくなりました。
緑が多いこの時期は街中を歩くのがより楽しくなります。
この時期はまた同時に色々な花も見られますね。
街中に植えられる花の多くはヒルシュシュテッテン花壇庭園で栽培されています。
今年3月の終わりにこのヒルシュシュテッテン花壇庭園の復活祭市について少し話題にしましたが、この花壇庭園はうちのお気に入りのスポットのひとつでよく出かけます。
今日5月15日は聖霊降臨祭という祭日です。
ドイツ語では"Pfingsten" (プフィングステン)と呼ばれています。
日本では"祭日"という表現はおそらく今でもあると思いますが、昭和23年、1948年に
"国民の祝日に関する法律"が施行されて"祭日"はなくなり全て"祝日"となっていますが、
ここでは宗教的行事ですので祭日と表現したいと思います。
今年の春だけでシュタイヤーマルクドルフ、桜の森祭り、ケルトのお祭り、
Genuss Festival、StammersdorfのMailüfterlなどを話題にしましたが、今日も毎年恒例のイヴェントの雰囲気です。
ウィーンに最も多くの足跡を残した音楽家はベートーヴェンでしょうか。
オーストリア人の3大クラッシックの作曲家ではないにもかかわらず・・・です。
その中でウィーンのリンク道路の内側にありながら、なぜかあまり注目されない、しかし、
重要な作品がたくさん生まれたパスクヴァラティハウスについて少し取りあげます。
"PASQUALATIHAUS"とドイツ語で言われますので、タイトル通りパスクヴァラティが
ドイツ語発音からの日本語読みですが、パスクラティとも多く呼ばれています。
このブログコーナーでもベートーヴェンに関することは結構取り上げています。
ハイリゲンシュタットの遺書の家、ベートーヴェンのデスマスク、第9交響曲の家、
第9交響曲の家 2、第9交響曲の家 3、交響曲第6番田園の小川、ベートーヴェンの記念像、
ヘレーネ渓谷のベートーヴェンの跡、ウィーン21区のベートーヴェンの滞在場所、
ベートーヴェンの最後の住居、中央墓地、ウィーンのベートーヴェンの散歩道にあるベートーヴェン像なども参照して下さい。
ウィーンは年間を通して多くのイヴェントが多くあり、大規模なイヴェントやウィーンでもローカルなイヴェントまで様々です。
ここでも今年の春だけでシュタイヤーマルクドルフ、桜の森祭り、ケルトのお祭り、
Genuss Festivalと話題にしました。
今日はウィーンのローカルなお祭りですが、しかし地元で知られたお祭りの雰囲気を御紹介します。
まだまだ認識不足だと思われますので、今日はオーストリアの旅行業界のことを少し知って頂きたいのでここで取り上げたいと思います。
バルカンルートが難しくなった今、彼らはイタリアへ向かっています。
オーストリアでは去年と比べるとここを通過する難民の数は遥かに減っています。
受入数としては去年の90.000から37.500に制限していますが、しかしSchlepperによる不法入国を完全には排除できない状況のようです。
Schlepperとはお金を払って不法で闇入国を手伝う犯罪者の名称です。
お金を払った難民達はSchlepperによって不法入国をするわけです。
ウィーンの春は様々な花が咲いていて、行きかう人々の目を楽しませてくれます。
緑が多いウィーンの街ですから緑だけでも悪くはありませんが、花が多く咲くのはやっぱりこの時期ですね。
数日前にシェーンブルン宮殿のフジのアーチを紹介しましたが、この花もシェーンブルン宮殿で毎年お馴染みにこの時期に登場する花です。
昨日から日中もまた半袖で過ごせる青空が広がるいい天気となりました。
やっぱりウィーンの街は青空があってこそ緑がより美しく見えます。
今年もこの時期恒例の大きなイヴェントが昨日から開かれていますのでその雰囲気をお届けしましょう。
5月に入り新緑も緑になり、散り始めているライラックやマロニエなどが見られます。
朝方の冷え込みはありませんが、雲の動きが不安定なようで場所によっては雨が一時的に多く降る傾向です。
多くのレストランはこの時期の旬のものとしてアスパラガスをアピールしているのをよく見かけます。
この時期と言えばアスパラガスを忘れてはいけません。
去年はもう終わりの時期にアスパラを食べたので、今年は早めに食べました。
4月終わりは肌寒い日が続いていましたが、5月に入って気温が少し高くはなりましたが、
雲の動きが不安定で昨日は雨でした。
今日は木曜日ですがキリスト昇天祭の休日で、明日の金曜日も休みをとっていつもより長めの週末を楽しむ地元の方が多いです。
一昨日はシェーンブルン宮殿のフジのアーチについて書きましたが。今日は街中でも多く見られるフジに似ている・・・しかし黄色い花です。
ウィーンの街はヨーロッパの街の中でも車の所持率が高いと言われています。
VCÖ (Vehrkehrsclub Österreich)の統計によれば、ウィーンも場所によっては車を利用している人は多いですが、ウィーン全体的には車を利用する人が減少傾向にあり、車ではなくて公共交通機関を利用する人が増えてきているという実情です。
ウィーンの街は23区で成り立っていますが、区によって車の利用率がかなり違っていることがわかります。
ウィーンのそれぞれの区によっての車利用者の比率を見てみましょう。
※VCÖ(Vehrkehrsclub Österreich) より
オーストリアは生産量からすればヨーロッパでは3本指に入るぐらいのワイン王国です。
日本でオーストリアワインというと一部の人にしか知られていないのが本当に残念です。
しかしオーストリアはヨーロッパでも最も複雑と言われるワインの国家規定を厳格に定めている国で、高品質の割にはワインの値段が安いのも特徴です。
地元では気軽に飲まれています。
おっと、ワインの方に話題が行ってしまいそうになりました。
今日はビールがテーマなので軌道修正しましょう。
同時にビールもたくさん飲まれていて、オーストリアには現時点で174の自家製ビールがあります。
ウィーンのOttagringerやザルツブルクのStiegl,OberösterreichのZipfer、シュタイヤーマルクのGösserなどは非常に有名です。
その中で今日話題にするビールは"オーストリアで最も貴重なビール"として売られている"Schlägl" (シュレーグル)についてです。
一昨日まで肌寒い日が何日か続いていましたが、昨日は気温も上がり、日中は太陽の下であれば半袖でも過ごせました。
またいい天気が続きそうです。
"森の都"とも形容されるウィーンの街には緑が溢れています。
先日はシェーンブルン宮殿で春を感じたことについて少し書きましたが、今日はリンク道路沿いにある市立公園の春の雰囲気を少しお届けします。