ウィーンは年間を通して多くのイヴェントが多くあり、大規模なイヴェントやウィーンでもローカルなイヴェントまで様々です。
ここでも今年の春だけでシュタイヤーマルクドルフ、桜の森祭り、ケルトのお祭り、
Genuss Festivalと話題にしました。
今日はウィーンのローカルなお祭りですが、しかし地元で知られたお祭りの雰囲気を御紹介します。
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ウィーン21区にあStammersdorfは地元で有名な昔ながらのホイリゲ街で、ここでは年3回"Weinfest"(ワインフェスト)というワインのお祭りが開かれています。
3回あるワイン祭りのそれぞれに名称があり、ここで紹介しているお祭りは"Stammersdorfer Mailüfterl"
(シュタンマースドルフ マイリュフテルㇽ)と呼ばれています。
このお祭りはStammersdorfの有名なStammersdorfer Kellergasseで2016年の今年は5月7日と8日の2日間で、14:00~24:00まで行われています。
Stammersdorfer Kellergasseは名前の通り、昔からの歴史あるワインケラーがたくさん並んでいる通りで、とても荘厳な建造物に囲まれたウィーンの街中とは思えないのどかな雰囲気です。
Stammersdorfは観光化されたグリンツィングなどとは比べ物にならない、伝統を守った本来のホイリゲがたくさんあり、このKellergasseにも多くの店が並んでいます。
"Lüfterl"とは空気を意味するLuftをもっと可愛らしく表現したドイツ語ですから5月の空気とか5月の雰囲気なんて日本語訳になるんでしょうか。
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初日のこの日は夕方17:30頃に行きましたが、すごい人で盛り上がっていました。
青空が広がるいい天気でこの時間でも十分半袖で過ごせました。
通りの至る所にテラスが設けられていてワインを飲んだり食事をしたりする人達でどこも満席でした。
至る所からWienerischが飛び交い、完全に地元に根付いたお祭りです。
日本でも地域の様々なお祭りがありますね。
このKellergasseは普段とても情緒ある静かな通りですが、年3回あるWienfestの時は全く違った雰囲気になります。
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このStammersdorfで100年以上の歴史を持つ男声合唱団や吹奏楽団がこの場を盛り上げています。
ワイングラスを傾けながらこの雰囲気を味わっていると時の経つのを忘れます。
ウィーンにはこのような一面も日常生活の中で見ることができます。
ここの次のお祭りは8月27日、28日のWeintageです。