今年の春だけでシュタイヤーマルクドルフ、桜の森祭り、ケルトのお祭り、
Genuss Festival、StammersdorfのMailüfterlなどを話題にしましたが、今日も毎年恒例のイヴェントの雰囲気です。
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"Steffl-Kirtag" というシュテファン大聖堂前の広場でこの時期恒例のお祭りが開かれています。
このSteffl-Kirtagは2002年から毎年行われていて、今年で15回目ということになります。
このお祭りは聖霊降臨祭の前に開かれ、
今年は復活祭が3月27日と早かったのでこのSteffl-Kirtagも5月5日から始まりました。
開かれる期間はだいたい12日間なので
5月16日が千秋楽です。
地元ウィーンではシュテファン大聖堂を愛称でSteffl (シュテッフル)と呼んでいます。
シュテファン大聖堂は、キリスト教の一番最初の殉教者であるシュテファヌスに捧げられている・・・ということでそこから愛称がStefflです。
Kirtagとは、Kirchweihで、いわゆる教会堂開基祭です。
一般的に開基祭とは、中世以来の教会奉納祭が地元の祭りに変わったものです。
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クリスマス市のような屋台が多く出され、座るコーナーもあって、地元の人達はワインやビールなどを飲みながら、のんびりしていました。
基本的にはフード系の屋台に多くの人が集まる傾向があるので花よりだんごでしょうか。開基祭という宗教的なお祭りですが、そのような雰囲気はあまり感じません。
写真を見るとわかりますが、半袖を着ている人もいれば上着を着ている人もいます。
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もともとこのウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂は、1945年4月11日から12日にかけての第2次世界大戦の末期には大きな被害を受け、屋根が焼け落ちました。
これはウィーン市民にとってはとても悲しい出来事でした。
そこからできるだけ早く再建を・・・ということで、1948年にはもう再建された大聖堂で戦後最初のミサが行われています。
そして1952年4月26日には新たなオープニングが厳かに催され、その同じ日に
新しいプンメリンがウィーンに運ばれてきました。
つまりSteffl-Kirtagは1952年からの50周年記念ということで、2002年から毎年行われているというわけです。