ウィーンによく見られるこの時期の花 371   (セイヨウサンシュユ)

昨日からまたいい天気で、週末から来週にかけて快晴マークが続いています。

火曜日は15℃という予報で、今週以上に暖かくなりそうです。

昨日も散歩に出かけましたが、多くの人が歩いていましたね。

来週の日曜日には夏時間に変わり、より日が長く感じることになるでしょう。

春の訪れ、そして復活祭の空気を感じます。

この時期ウィーンにも個性的な花が多く咲き始めますので、今日もこの時期よく見られる花シリーズです。

今年はキバナセツブンソウニオイガマズミマツユキソウターキッシュヘーゼルクロッカスユキワリソウプリムラをすでにお届していますが、この花も地元で多く見られるものです。

 

 

こちらはドイツ語でKornelkirsche

(コルネルキルシェ)とか

Dirndlstrauch(ディルンドルシュトラウホ)や

Gelber Hartriegel

(ゲルバー ハルトリーゲル)

とも呼ばれています。

学名ではCornus mas、

日本語ではセイヨウサンシュユです。(西洋山茱萸)

ミズキ科のミズキ属の落葉小高木です。

 

ドイツ語のKornelkirscheから想像できますがコーネリアンチェリーとも呼ばれています。

 

原産はヨーロッパ南部ですが、アルメニアやトルコなどにも広がっています。

高さは3m~6mぐらいで、樹齢50年ぐらいのものは8mに達するのもあります。

幹の直径は15cm~20cmぐらいと結構太くなります。

 

 

開花時期は2月~4月です。

2cm~4cmの黄色い小さな花をひとつの場所に10~25個ぐらいまとめて咲かせます。

7月以降に赤い実が熟し、食べることができますがかなり酸味があります。

Kornelkirscheは環境の適応によっては樹齢100年を超えるものもあるそうです。

 

花が咲く部分は小さいので、遠くから見るとかなり地味ですが、近くで観察すると多くの花が咲いているのがわかります。

 

こちらでは公園や庭などに多く見ることができます。

 

 

 

 

 

 

写真は全て2022年3月18日16:30頃、マルヒフェルト運河で撮影したものです。

 

 

 

 

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