エリザベート・ヘーエにある記念柱(ELISABETHSÄULE)

フランツ・ヨーゼフ1世が一目惚れしたというバイエルンの王女エリザベートは、当時ヨーロッパでは一番美しい女性のひとりとも言われ、今でも世界中に多くのファンがいますし、日本でもエリザベートを好きな方は多いんだな・・・と仕事をしていると実感します。

 

エリザベートは話題性がたっぷりですから、彼女の跡や記念のモニュメントなどを見ようと

すると色々な所に足を伸ばす必要があります。

 

このコーナーでもすでにエリザベートのことは何回か話題にしています。

知られていないエリザベート像国民庭園のエリザベート像シシィ博物館

ウィーン西駅のエリザベート像エリザベート皇后の宮廷車両




さて、今日のエリザベートのテーマに関しては、地元では有名な場所ですが、観光レベルではおそらく全くと言っていいほど知られていないエリザベート・ヘーエです。

 

ELISABETH-HÖHE

    (エリザベート・ヘーエ)は地元で

有名なBisamberg (ビスアムベルク)という標高358mのちょっとした山の頂上にあります。

ウィーンの北の森の定番なカーレンベルクやレオポルズベルクからクロスターノイブルク方面にドナウ河を挟んで反対側に見えるこのBisambergはNiederösterreichにある同じ名前の

Bisamberg、Langenzersdorf, Hagenbrunn、そしてウィーン21区にまたがっています。

つまりここからカーレンベルクや

レオポルズベルクを見渡すことができます。

ここはウィーンの有名なホイリゲ街であるStammersdorfからのハイキングコースとしても人気があります。

 

 

ここに写真に見られる記念柱が立てられています。

1856年に当時26歳だった皇帝フランツヨーゼフ1世が参加した軍事演習がこのBisambergの北側で行われました。

当時19歳のエリザベート皇后がその軍事演習ここから見ていました。

1898年9月10日にエリザベート皇后が殺された後まもなくの1899年に、かつてエリザベート皇后がここに来たことを記念して、この"Elisabethsäule"(エリザベート記念柱)が作られました。

第2次世界大戦でかなり壊されたようですが、1963年には修復されています。

 

ここからのドナウ河やウィーンの森の眺めは非常に印象的です。

 

 

 

 

 

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