ウィーンによく見られるこの時期の花 105 (クサノオウ)

シェーンブルン宮殿のフジのアーチに続いて、キバナフジをテーマにしましたが、

同じ黄色い花でも今度は自然の中にたくさん見られるものを紹介します。

 

 

こちらはドイツ語で

Schöllkraut(シェルクラウト)、

学名では

Chelidonium majus、

日本語ではクサノオウです。

 

ケシ科のクサノオウ属で、

原産はヨーロッパで、暖かい気候地域の地中海界隈を始め、ヨーロッパ全体的に見られ、

また北アメリカにも移植され、

分布しています。

 

開花時期は5月~9月で、

高さは30cm~70cmです。

花弁は4枚で、直径2cmぐらいの黄色い花です。

 

茎や葉を切ると黄色い乳液が

出て来ますが、アルカロイド

成分を含む有毒です。

古くから薬草として用いられて

きました。

また、アリによって増えていきます。

 

こちらでは林の縁や茂み、土手などに多く見られ、かなり密集して咲いています。

 

写真は2枚共2015年4月30日17:00頃、家の近所での撮影です。







 

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