ウィーンによく見られるこの時期の花 104 (キバナフジ)

先日シェーンブルン宮殿の素晴らしいフジのアーチについて書きましたが、

街中にはこのフジのように見えて、しかし色が黄色い花も多く見られます。

 

この写真は市庁舎公園に咲いているものですが、よく見ると真ん中から上の方に黄色い花がたくさんぶら下がって咲いているのがわかります。


これはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン)、

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリ

とも呼ばれています。


マメ科のキングサリ属です。

フジがBlauregen・・・"青い雨"という直訳に対して、こちらはGoldregen・・・"黄金の雨"という

直訳です。

しかしフジとは別属です。




 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がって黄色い花をたくさん咲かせます。

ひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後の8月ぐらいにできる実は豆果です。

たいへんな毒性があることで知られています。

 

こちらでは公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにたくさん見られます。


一番上と左上の写真は市庁舎で2015年5月5日12:20頃撮影したもので、

右上は2015年4月30日16:45頃、自宅近くで撮影したものです。



 

 

 

 

 

 

 

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