4月もあっという間に最後の日になってしまいました。
4月の最後なのでもう一度花を話題にしたいと思います。
先日Raritätenbörseに行った時に咲いていたサクラを紹介したいと思います。
サクラと言っても、一般的に思い出されるあの桜とはだいぶ雰囲気が違います。
ウィーンは色々な所に桜が見られます。この時期散っている桜もありますが、まだまだ
たくさん咲いている桜も見られます。
また先日桜の森まつりも少し話題にしました。
一昨日まで日中の気温が25℃を超える夏のようなウィーンでした。
そんな時に日陰に入ると気温がかなり違い、とても気持ちがいいので、公園などでは地元の方から観光の皆さんまでのんびりと横になっている姿を多く見かけました。
しかし、昨日から雨も降って気温が下がり、昨日の夜は7℃でした。
さて、暑かった時にウィーンの街の一角で、皆さんがのんびりと昼寝している場所にはこの時期を代表するポピュラーな花が綺麗に咲いています。
やっぱりこの時期にはライラックも話題にしたいです。
ウィーンは日本と比べるとWiFiが非常に発達していて、レストランやカフェはもちろん、シェーンブルン宮殿や美術史博物館といった有名な観光スポットでも使えます。
また多くの観光バス内でも無料WiFiが提供されています。
そんな状況の中で、Wiener Linien (ヴィーナーリーニエン・・・ウィーン市交通局)が、
4月23日の木曜日から無料でWiFiを提供し始めました。
フリーWiFiが提供されているのは、以下の10か所です。
3月の終わりから4月にかけて桜が多く咲く中で、一見桜っぽいこの花についても非常に多くのお客様から御質問があります。
そこで昨日のマホニア・アクイフォリウムに続いて花の話題です。
この花はバスで移動している時に、車窓から頻繁に見られるからです。
4月の中旬から日中の気温が26℃ぐらいになり、それから少し下がって、ここ数日は日中
また暑い日が続いています。春と言うよりも夏と言った方がいい気候となり、街中の色々な花が咲き始め、人々を楽しませてくれます。
今日のこの花もウィーンの街中にはたくさん見ることができます。
昨日4月23日はKirschenhainfest (キルシェンハインフェスト)・・・桜の森まつりが
開かれました。
この桜の森まつりは今年で14年目を迎え、過去3回雨で中止になっているので、今年は
11回目ということになります。地元でもラジオで宣伝されるぐらいかなり知られた
イヴェントとなっています。
私もこのイヴェントは自分の子供が出演することもあり、毎年楽しみにしています。
今年は開始13時頃に若干雨がぱらつきましたが、その後天気も回復し、太陽も照り付け、
むしろ暑いぐらいでした。
ウィーン市21区、ウィーン市森林局、日本大使館の主催によるもので、ドナウインゼルという人口の島の一角で毎年この時期に行われます。
ウィーンのかなり郊外にAspern (アスペルン)というかつての集落があります。
ここは現在ウィーン22区の一角で、この名前は地元では歴史的にとても有名です。
そこには大きなライオンの像があり、"Löwe von Aspern" (アスペルンのライオン)
と呼ばれています。
ウィーンのリンク道路の並木も日に日に緑をつけています。
日照時間も長くなり、日中は夏の雰囲気です。
このぐらい暖かくなると、あらゆる花がいっせいに咲き始め、街の雰囲気がガラッと変わります。
やっぱりこの市立公園一角にあるモクレンは一見の価値があるので、今年も去年に引き続き取りあげたいと思います。
3月から4月にかけては街中や、またウィーンの森のような自然の中でも様々な花が咲き始めます。
もともと私自身は当初そんなに植物に興味があったわけでなかったのですが、家内が非常に植物に詳しく、うちの庭には数百種類の様々な植物が見られることや、観光中にお客様から「あの花は何ですか?」というたくさんの質問を受けることもあり、今やかなりの興味があり、この時期どうしても花をテーマにした記事が多くなってしまいます。
自然を観察するのは楽しいことです。
ウィーンの街はぶらぶら歩くだけでも十分楽しく、歴史の中での様々な言われある物を見ることができます。
また、街中だけではなく、ウィーンの森が広がっているのでたくさんのハイキングコースがあるわけです。
このコーナーでも、Hagenbachklammや、ウィーンでのお勧めのハイキングコースについても書いています。
そんなハイキングコースの中にも歴史的に興味深いものがたくさんあるわけですが、
ウィーンの森のバーデンとマイヤーリンクを結ぶヘレーネ渓谷も地元では有名です。
そこには、そこを散歩した人でないとまず知られていないベートーヴェンの跡があります。
昨日"Raritätenbörse"に行って来ました。
Raritätenbörse (ラリテーテンベルゼ)は毎年恒例に開かれているもので、今年で
15回目となります。
今年は4月17日~19日の3日間で、
しかも今年2015年はリンク道路沿いにある重要な建造物のひとつであるウィーン大学の創立650周年記念の年にあたり、過去とはちょっと違った内容でした。
Raritätenは、稀な、珍しい、骨とう品とかいう意味があり、Börseは証券取引、
金融市場、さいふなどの意味があります。
ここでは普段あまり見ることができない、
珍しい植物や、こちらでは手に入れにくい
植物を、実際に店を持っている様々な園芸の専門家によって披露され、同時に販売される、年1度の地元では大変賑わい、楽しみにされているその世界では大きなイヴェントとなっています。
去年4月30日付のウィーンによく見られるこの時期の花57で花が咲いているラムソンを
紹介していますが、今年はちょうど食べごろの花が咲く前のラムソンを紹介します。
このラムソンはこの時期ウィーンの森などのちょっとした茂みに無数に見られます。
前回のウィーンによく見られるこの時期の花93では、Balkan-Windröschen、日本語で
ハナアネモネ (アネモネ・ブランダ)を紹介しましたが、今度は野生でたくさん見ることができる、そしてやはり地元ではとてもポピュラーなアネモネを紹介します。
ウィーンの街を歩くと色々な所に記念像といった銅像が立てられていることに気づきます。
基本的には歴史上名を残した重要な人物がテーマとなっています。
このブログコーナーでもいくつか記念像については書いていますので、絵画と彫刻を参照して下さい。
今日は今更ですが、ウィーンを象徴する像のひとつについてです。
ヨーロッパや他の地域からの観光客の中ではかなり有名で、最近日本の皆様からもたまに
質問を受けるようになったParndorf (パルンドルフ)にあるアウトレットについて少し紹介
したいと思います。
ウィーンには、昔からあって地元の人に支えられていながらも、観光の皆さんにも有名になっているお店がたくさんあります。
カフェとかケーキ屋さん、チョコレートの専門店なんかがいい例だと思います。
そんな店のひとつであり、日本でも知られているウエハースのお店についてです。
今日"母国語"という意識は重要で、ユネスコによれば世界中で使われている言語の
半分は絶滅危機にさらされているそうです。
オーストリアは、オーストリア国籍を所有している人の98%はドイツ語を母国語として
話しています。
しかしオーストリアはハプスブルグ帝国時代からの混合民族の習慣や、共和国となって
かつての共産圏にも属すことがなく、それなりの経済大国になったことなどから
現在でも様々な外国人が住んでいます。
そのような両親の家庭に生まれた子供達は、地元の幼稚園や学校に行きながら
ドイツ語を覚えていくことになるわけです。
2年前2013年の7月にドイツ語を母国語としない生徒の割合でウィーンのそれぞれの区の
割合について触れました。
ここでは、ドイツ語以外のどの言葉がオーストリアの生徒達に多く日常会話として話されているかを見てみましょう。
※2015年2月22日 DER STANDARD より
シュテファン大聖堂からすぐの所に、美しい中庭を持ったドイツ騎士団修道会があります。
そこには教会が付属していますが、外からでは小さな塔が見える程度で建物に組み込まれて
いるため教会らしく見えません。
そこを通る人は教会がそこにあることには気づかないかもしれません。
今日はそのドイツ騎士団教会について少しまとめてみようと思います。
去年から今年にかけての冬はそんなに寒くなかったにもかかわらず、4月に入ってもあまり暖かくない日がまだまだ続いています。
1月~3月に咲く時期的に特徴的な花が多く咲くウィーンですが、今日はありふれた、しかし
この時期至る所で見られる花についてです。
今日はOstermontag(オスターモンタック)と言われる復活祭の次の日の月曜日で、
復活祭の日曜日に続いて2つ目の休日です。
クリスマスの12月26日や、聖霊降臨祭の次の日の月曜日も休日となっています。
昨日の土曜日に家族でよく出かけるヒルシュシュテッテンの花壇庭園に行って来ました。
シェーンブルン宮殿のような大きな復活祭市ではありませんが、ここでも恒例の復活祭市が
あります。
今日4月5日は復活祭です。
宗教的には年間を通して一番重要なお祭りです。
しかし生活の中ではクリスマスが年間で一番重要な行事です。
復活祭らしい晴天のいい天気ですが、朝の気温は2℃前後とかなり冷え込んでいます。
ドイツ語で復活祭は"OSTERN"(オステルン)と言います。
イエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されていますが,厳密には
正しい訳ではありません。
キリスト復活はドイツ語ではAuferstehung (アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。
このOSTERNは移動祝日で、今年2015年の復活祭は今日4月5日の日曜日です。
キリストが復活したのが日曜日ですから、復活祭は必ず日曜日になります。
一昨日の午後、家族皆でちょっとした散歩をしようとHagenbachklammに行こうと思ったのですが、連日の雨できっと道がぬかっていると思い、観光でも有名なカーレンベルクに行くことにしました。
こちらはアスファルト化された歩きやすいハイキングコースがあるからです。
カーレンベルクは通常ウィーンの森北方面観光で訪れる定番な観光ポイントで、標高484mの高さからウィーンの街を一望できることで知られています。
ここまでは38Aという路線バスが走っているのですが、うちの場合ここに行く時には車を
グリンツィング界隈に置いて、そこからバスでカーレンベルクに行き、下りのハイキングを
楽しみます。カーレンベルクの頂上に駐車するとまた下からここに戻って来なければいけなくなるからです。
家を出た頃は青空でしたが、車を置いてバスを待っている間にどんどん雲が多くなり、
すぐに空も暗くなってまもなく雨が降り出しました。雲の動きが非常に複雑で、南の空は
青空が見えました。今年のこの時期によくある天候パターンです。
降り出した雨が雹になり、台風のように降り注ぎました。
上に行こうかどうしようか一瞬迷いましたが、経験上すぐ止むだろうと思ったので
吹雪の中バスで約20分かけて上がって行きました。
ウィーンはハプスブルグ帝国時代からの混合民族の習慣で、様々な外国人が住んでいます。ここオーストリアの国籍を取った人、国籍は取らずに永住権を所有して住んでいる人、
留学している学生、短期滞在の社会人、そして数日間滞在の観光客など色々な人が住んでいます。
オーストリアは小国でありながら、それなりの経済国であるので、物価が低い国からの
出稼ぎ労働者や政治事情で亡命(難民)としてやって来る人はここオーストリアの国籍を
取得したいとたいていは思っているでしょう。
ちなみに私は日本国籍のまま永住権を所有していますが、現時点でオーストリアの国籍を
取ることには全く関心がありません。
さて、去年2014年オーストリア国籍を取得した人の数は7.693人だそうです。
ちょっと過去の統計を見てみましょう。
※Statistik Austria より
昨日から4月です。
復活祭までもうすぐですが、ここ数日本当に天気が悪いウィーンです。
雨が多く、時折かなり強く降っています。
毎年クリスマスの方が復活祭よりも気温が高いような気がします。
さて、3月21日付で工事のため路面電車のルート変更というタイトルで、リンク道路の
具体的な変更を書きましたが、実際に工事が始まりました。
ウィーンの花をテーマにした内容ではここ最近、春の訪れを感じるポピュラーな可愛らしい
小さな花を紹介しましたが、今日は木です。
ウィーンの街中にこの時期黄色い小さな花をたくさんつけた、少し背丈が高い木が多く見られます。