ウィーンによく見られるこの時期の花 57 (ラムソン)

リンク道路も緑の並木で、街中はウィーンらしく緑と花がますます多くなっています。

今日はちょっと違うタイプの花で、しかし街中では見ることがないものです。

 

 

地元では有名なBärlauch

(ベアラウホ)、学名では

Allium ursinum,

日本語ではラムソンです。

 

通常はこの写真のように密集して

生育していて、周辺にはすぐそれとわかるニンニクのような強い香りを放ちます。

 

ギョウジャニンニクに似ていますが別物です。

 

 

高さ20~50cmぐらい、開花時期は4~6月で、1~2cmぐらいの白い花を垂直に咲かせます。

 

葉はスズランに似ていて、濃い緑で、薄くまっすぐです。

 

周辺はニンニクの

匂いが漂い、葉をちぎってみるとすぐわかります。

 

ラムソンは中石器時代からすでに葉の重要性を知って、人類が使っていたことがわかっていています。

 

サラダにしたり、茹でたり、またスープにするのはこちらの定番です。

この時期にはよくBärlauchsuppeが登場します。

 

ラムソンは花を咲かせてしまったら葉を食べるのにはもう遅いです。

そのためかなり早い時期から葉を摘んでる地元の人を多く見かけます。

 

ウィーンの森、川沿い、緑豊かな水郷、茂み、落葉樹林地帯などに多く見られますが、

この2枚の写真はシェーンブルン宮殿のラムソンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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