ウィーンによく見られるこの時期の花 96   (キケマン属)

3月から4月にかけては街中や、またウィーンの森のような自然の中でも様々な花が咲き始めます。

 

もともと私自身は当初そんなに植物に興味があったわけでなかったのですが、家内が非常に植物に詳しく、うちの庭には数百種類の様々な植物が見られることや、観光中にお客様から「あの花は何ですか?」というたくさんの質問を受けることもあり、今やかなりの興味があり、この時期どうしても花をテーマにした記事が多くなってしまいます。

自然を観察するのは楽しいことです。

 

こちらはドイツ語では

Hohler Lerchensporn

(ホーラー レルヒェンシュポルン)、

学名ではCorydalis cava、

日本語では正確にわかりませんが、キケマン属です。

学名の通りで

"コリダリス カヴァ"でもいいのかなと思います。

ケシ科、ケマンソウ亜科、キケマン属で、多年草です。

 

開花時期は3月~5月です。

高さは20cmぐらいまでで、垂直に花を咲かせます。

花の色は多くは紫ですが、白も多く見られます。

花弁は10~20ぐらいです。

写真を見るとわかりますが、密集して大量に咲いています。

キケマン属は種類が多く、世界400種以上あると言われています。日本では20種類ぐらいはあるらしいです。

 


 

このコリダリス カヴァは中央ヨーロッパや南ヨーロッパに多く分布していて、北へ行く程見られなくなります。

 

これらの写真は2015年4月9日16:30頃、ドナウ河沿いのウィーンの森のTempelberg

付近で撮影したものです。

 

 

 

 

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