ダッハシュタイン巨大な氷の洞窟の入り口からハルシュタットを眺める

オーストリアは国土の63%が山岳地帯で、ヨーロッパアルプスが大きく国内を横たわっています。

アルプスというと高い山をイメージしますが、ウィーンの街を取り囲むウィーンの森だってアルプス山脈に属します。

そのアルプスは北部石灰岩アルプス、中央アルプス、南部石灰岩アルプスと大きく分けることができますが、アルプスそれぞれの地域でローカルの呼び名があります。

私の大好きなザルツカンマーグートもアルプスの北斜面に位置する景勝地で、大小70以上の美しい湖が点在し、その湖畔には魅力的な街が多くあります。

先日話題にした白馬亭はWolfhangseeという湖のほとりにある知られたホテルです。

以前はWolfgangseeのSt.WolfgangやSt.Gilgenなどに寄るツアーが多かったですが、ここ15年ぐらいからはハルシュタットまで足を延ばすツアーも多くなっていますね。

ハルシュタットもSt.Wolfgangとはまた違った落ち着いた良さがありますね。

 

夏休みに白馬亭に宿泊した時にはここを拠点にしてハルシュタットにも久しぶりに行きましたが、コロナ以前には日本隣国からの観光客が占めていて、ハルシュタットのイメージがあまり良くなかった(笑)のですが、この時はハンガリーやスロヴァキアなどからの観光客が溢れていて、駐車場も空きがありませんでした。

かなりカラーが変わっていたハルシュタットでした。

ハルシュタットの岩塩鉱やダッハシュタインの巨大な氷の洞窟なども久しぶりに行ってきました。

先日ハルシュタット湖を掲載しましたが、今日は別の角度からの眺めです。

 

 


 

ハルシュタットを過ぎて、Obertraunに入るとダッハシュタイン山塊に属するKrippenstein(2108m)にアクセスできるロープウェイの乗り場があります。

このロープウェイに乗って最初の山頂駅から20分ぐらい歩くと、上に見られるようにダッハシュタイン巨大な氷の洞窟の入り口に着きます。

ここまではそれなりに急な坂を歩いて行きますが、しっかり舗装されているので問題ありません。

 

ダッハシュタインは北部石灰岩アルプス・・・アルプス全体では東アルプスに属し、DachsteingebirgeとかDachsteinmassiv、Dachsteingruppeなどとも呼ばれ、日本語ではダッハシュタイン山塊とよく言われています。

Oberöstereich、Steiermark、Salzburgの3州に跨り、東西52km、南北23km、全体で772km²の広さです。

この山塊の最高峰がHoher Dachstein(2995m)で、OberösterreichとSteiermark州に跨っているため、同時にそれぞれの州の最高峰でもあるわけです。

「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として1997年に世界遺産に登録されています。

 

 

 

ここからの眺めは素敵です。

奥に見えるのがハルシュタット湖とハルシュタットの街で、そのずっと上にはPlassen(1953m)が印象的にそびえています。

 

ここでは巨大な氷の洞窟を見学して、その後ロープウェイに乗ってさらにKrippensteinまで行きましょう。

 

 

 

 

 

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