ウィーンによく見られるこの時期の花 326(ニオイガマズミ)

コロナ禍のウィーンの今年の冬も以前と比べればかなり暖かいですね。

日中の気温がマイナスだったのは今年は現時点で9日ありましたがまだ寒くなるのでしょうか。

今日は朝4:00の時点で2.2℃でした。

 

さて、昨日はこの時期のBotaniacher Gartenを話題にしました。

多くの花が咲き始めていて、春を感じることができました。

今年はすでにプリムラターキッシュヘーゼルマツユキソウを話題にしましたが、今日のこの花も現在多く見られます。

 

こちらはドイツ語でDuftschneeball (ドゥフトシュネーバル)とかWinterschneeball (ヴィンターシュネーバル)と呼ばれています。

学名ではViburnum × bodnantenseです.

 

Viburnum × bodnantenseは、Viburnum farreriViburnum grandiflorumを掛け合わせた品種です。

 

日本語ではニオイガマズミと呼ばれているでしょうか。

 

スイカズラ科ガマズミ属で、落葉低木です。

花が小さいので、写真では見にくいですが、実際は遠くからでも結構目立ちます。

近くから見ると全く違いますが、かなり遠い所から見るとサクラっぽく見えます。

 

 

原産はヨーロッパで、高さ2.5~4mぐらいになり、幹から1mぐらいの長さでたくさんに枝分かれをしています。
開花時期は3月~4月で、ドイツ語の名前の通り雪のボールのようなかたまりにたくさんの花が咲いています。

つぼみは濃いピンクで、花が咲くにつれて白や種類によっては薄いピンクになり、とてもいい香りがします。

近くで匂いを嗅いでみて下さい。

 

Zierpflanze(観賞用植物)として、公園や特に庭に好んで植えられています。

 

 

 

 

2021年2月27日15:40頃、家の近所で撮影したものです。

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村