ウィーンによく見られるこの時期の花 244(ヒメリュウキンカ)

ウィーンは日に日に少しずつではありますが緑が多くなってきました。

朝は10℃を下回るので寒さを感じますが、日中は20℃達しないぐらいの暖かい日が多くなりました。

私はもう半袖で仕事をしています。

こちらは日差しが強いですから直射日光の下だと暑く感じますし、博物館の中でも汗ばむのが大嫌いなので半袖がちょうどいいですね。

 

今年は花の咲き始めが少し早く、この時期に特徴的な多くの花が見られます。

すでにキバナセツブンソウマチユキソウニオイガマズミプリムラユキワリソウニオイスミレなどこの初春を感じさせる花を話題にしましたが、今日のこの花も至る所に見られます。

 

これはドイツ語ではScharbockskraut

(シャルボックスクラウト)、

学名ではRanunculus ficaria,

日本語ではヒメリュウキンカ

(姫立金花)です。

 

キンポウゲ科でキンポウゲ属の多年草で、地面からちょっとの高さで、間隔を空けてとても多く咲いています。

遠くから見ているとキバナセツブンソウやタンポポのようにも見えるのですが近くで見れば違いますね。

 

 

 

 

 

開花時期は3月~5月、高さ5~15cm、光沢のある黄色い花を咲かせます。

花弁は8枚~12枚です。

葉は地面の低い所でかなり密集して見られ、ハート型でちょっとギザギザが入っています。

原産はヨーロッパで、日本では園芸用として入って来たものが野生化したそうです。

ウィーンの街中の公園などには必ずと言っていい程見られ、また標高1400mぐらいまでの山地の林の中や森などにも野生のヒメリュウキンカがたくさん咲いています。

民家の庭などにも非常に多く見られます。

 

写真は2019年3月17日 12:10頃 中央墓地で撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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