ウィーンによく見られるこの時期の花 239(マツユキソウ)

ウィーンの街中にもテラスが出始め開放的な空気が漂い始めました。

テラスが出始めると冬の終わりを感じますね。

実際にここ何日も日中は10℃~15℃ぐらいという日が続いていますが、風が冷たい日も多く、体感的には少し寒く感じますね。

 

さて、先日今年最初の花としてキバナセツブンソウを話題にしましたが、こちらもこの時期によく見られる地元でポピュラーな花です。

 

 

まだ冬を感じる地面にはつくしのように無数の白い花が咲いているのが見えます。

これはドイツ語でSchneeglöckchen

(シュネーグレックヒェン)、

学名でGalanthus nivalis,

日本語ではマツユキソウ(待雪草)です。

 

ヒガンバナ科でガランサス属(マツユキソウ属)で、スノードロップのひとつです。

Schneeglöckchenは20種類ほど存在します。

 

 

 

マツユキソウは春を告げる花のひとつとして知られる多年草で高さ5cm~20cm,葉は細く10cmぐらいで青っぽい緑です。

開花時期は2月~3月で白い花を下向きにぶら下がったようにつけますが、写真に見られるものは花がまだ開ききっていません。

花弁は6枚で、3枚が外側、3枚が内側で、内側の方が短くなっています。

 

遠くから見るとピーナッツのような形をしています。

Glöckchenは小さな鐘という直訳です。

原産は南ヨーロッパということですが、中央ヨーロッパでも多く見られ、ここウィーンではとてもポピュラーなこの時期の花で、公園や庭、茂みなどによく見られます。

 

写真は2019年3月2日11:00頃の撮影で、ベルヴェデーレ宮殿横の植物庭園で自然に咲いていたものです。

 

 

 

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