今日11月4日のウィーンは今年初めてマイナスになった寒い朝でした。ウィーンも広い街ですから場所によって気温の違いが生じますが、私の住んでいる所ではマイナス1.5℃となり、庭の芝生などは霜が降りているように少し白くなっています。日中の気温も10℃は超えないようで、昨日から寒くなり始めました。毎年必ず11月のどこかの時期で一回寒さがやって来ますが、その後クリスマスまでは10℃前後とそんない冷え込みません。今年は夏がいつもよりも暑くなかったのでどんな冬になるのでしょうか。
さて、昨日はケルントナー通りのイルミネーションの話題や市庁舎にクリスマスツリーが立てられたことについて少し紹介しましたが、シェーンブルン宮殿にももちろんクリスマスツリーが立てられました。
一昨日紹介したシェーンブルン宮殿の大混雑ではクリスマスツリーはまだ立てられてはいませんでしたが、市庁舎同様にシェーンブルン宮殿もこの時期にクリスマスツリーが立てられました。
右の写真は昨日11月3日の午前10:00頃です。宮殿の内部見学が終わって出て来る時に宮殿2階部分から眺めた光景です。市庁舎のような高いクリスマスツリーではありませんが、宮殿正面の真ん中部分に立てられています。昨日は朝早くから傘なしではちょっときついぐらいの雨が降って来ました。昨日はその前日（つまり一昨日）にウィーン空港からお迎えしてそのまま市内観光をした同じ団体ツアーの皆さんとの半日市内観光でした。皆さんがウィーンについた一昨日は小雨で雲が多いグレーの空しか見られませんでしたが、昨日は早朝に雨が降ったにも関わらずこの時間頃から空が晴れて来て青空が広がって来ました。やっぱり青空が広がるウィーンの街は曇りとは比較にならない美しさと開放感がありますから、それを少しでもお客様に見て頂けたことはうれしいことでした。シェーンブルン宮殿を出た後は天気が回復し、昼にかけて青空がもっとひろがりいい天気になりました。
ツリーのうえの方で係がクレーンに乗って装飾をしていることがわかります。周りにはクリスマス市の屋台の準備がされていますね。
早朝とは違って青空が広がっています。地面を見て下さい。まだかなり濡れていることがわかり、水たまりも所々に残っています。シェーンブルン宮殿のクリスマス市は今年11月19日が初日ですからちょっと遅めです。
ここは市庁舎のような派手さはない地味な雰囲気がありませすが、地元人では人気があり、他のクリスマス市以上に観光客で賑わいます。
