ウィーンによく見られるこの時期の花 122 (クロッカス・スぺキオスス)

前回この秋の時期に野生でもいっぱい見られるイヌサフランについて書きましたが、

今回はそのイヌサフランに結構似ている、でも違うものについて少し紹介します。


こちらはドイツ語で

Pracht-Herbst-Krokus(プラハト・ヘルプスト・クロクス)、

学名でCrocus speciosus、

日本語では学名読みでクロッカス・スぺキオススとかドイツ語読みを日本語にして秋クロッカスと言ってもいいでしょうか。

アヤメ科のクロッカス属で、多年草です。

原産はトルコ中央や北、イラン北西で、球根植物です、

クロッカスの原種のひとつですが、この秋の時期に咲くのが特徴です。



開花時期は10月です。

高さ7cm~20cmぐらい、

花弁は6枚、色は青紫、花に縦のしっかりした線と、斜めに薄い線が多く入っています。

針葉樹林地帯に多く見られ、

標高2850mぐらいまでに野生で生育しています。

このクロッカス・スぺキオススは

鑑賞用として好んで石がある庭や

芝生などに植えられています。



こちらでは1835年ぐらいから園芸品種として存在しています。


写真は2枚共2015年10月2日11:00頃撮影したものです。

ベルヴェデーレ宮殿横にある植物庭園に野生で咲いているものです。







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